ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.1181〜1200


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2007年5月8日
No.1181: カクテルパートナー ブルーハワイ / アサヒ
 かくてるぱーとなー ぶるーはわい / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ブルーハワイ アサヒ カクテルパートナー ブルーハワイ review
 本日5月8日、カクテルパートナーから3種が新登場した。 どれも限定品ではなく、基幹商品つまり通年販売である。
 現時点で既発売の基幹商品は、 シンガポールスリングピーチ&オレンジカシスオレンジソルティドッグスクリュードライバーウオッカモヒートジントニックモスコーミュールメロン&バニラバイオレットフィズライチスプモーニパッションオレンジスパイシーソルティードッグの 13種。今日発売のブルーハワイ、マンゴーオレンジ、ガラナ&コーラを 合わせて、なんと基幹商品は16種のラインナップとなる。
 今日は3種のうち、まずブルーハワイを選んだ。

 色はややくすんだ感じの水色。もっと鮮やかでもいいかな?という気がする。 香りはパインとオレンジが目立つ。
 炭酸のピリッとした口当たりとともに、オレンジやレモンの酸味がキュッと感じられる。 パインの甘さもあるが、酸の後ろに隠れている感じ。後味も比較的スッキリしている。

 果汁3%。アルコール分4%。原材料:オレンジリキュール、ラム、レモン果汁、 パイナップル果汁、糖類、酸味料、香料、クチナシ色素。

 軽やかで、夏向き。カクパーらしい1本と言える。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月9日
No.1182: モルトセレクション 英国産ロースト麦芽使用 / サントリー
 もるとせれくしょん えいこくさんろーすとばくがしよう / さんとりー
サントリー モルトセレクション サントリー モルトセレクション review
 2005年から始まったサントリーのコンビニ限定ビール。 昨年まで、ボンビエールワールドセレクトビアジャーマンパールドライジャポネゴールドと4種出た。 今年は2月にモルトセレクション(カナダ産麦芽使用)が出ている ので、これは今年の第2弾となる。同じモルトセレクションという商品名だが、こちらは英国産ロースト麦芽使用だ。

 液色はアンバーで、泡もほんのりベージュ色。 柔らかなロースト香。決して派手ではない。
 味わいも麦らしい甘味というか分厚さ。適度にロースティ。

 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。「英国産麦芽のきめ細かい口当たりに、 英国産ロースト麦芽の香ばしさが加わった上品な味わいのアンバー(琥珀色)タイプビールです。」

 またもや地味なところを狙ってきた感があるが、コンビニの主要客層にどれだけ受けるだろうか。 厳しいんじゃないだろうか。
種別 ビール
2007年5月10日
No.1183: カクテルパートナー マンゴーオレンジ / アサヒ
 かくてるぱーとなー まんごーおれんじ / あさひ
アサヒ カクテルパートナー マンゴーオレンジ アサヒ カクテルパートナー マンゴーオレンジ review
 5月8日、カクテルパートナー・基幹商品の新顔が、3種発売された。 既に一昨日、ブルーハワイを飲んだ。今日は2種目のマンゴーオレンジ。

 色はやや濁り、極めて淡い黄色。 マンゴーからイメージされる色よりは、かなり薄い。 一方、香りはしっかりマンゴー。ただ、オレンジと混じり、軽やかな印象。
 味はマンゴーの甘味がかなりしっかりあるが、そこに柑橘の酸が加わっているので、 重くはない。カクテルと言うよりはジュースっぽい、まさにカクパーらしい仕上がり。

 果汁3%。アルコール分4%。原材料:マンゴーリキュール、オレンジ果汁、マンゴー果汁、 糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。

 もはや完全にメジャーとなったマンゴーフレーバーだが、 マンゴーといえばこってり系が多い中、これはかなり爽やかに仕上がっている。 マンゴー好きには物足りないかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月11日
No.1184: カクテルパートナー ガラナ&コーラ / アサヒ
 かくてるぱーとなー がらな あんど こーら / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ガラナ&コーラ アサヒ カクテルパートナー ガラナ&コーラ review
 5月8日、カクテルパートナー・基幹商品の新顔が、3種発売された。 既にブルーハワイマンゴーオレンジを飲んだので、 今日は最後の1本、ガラナ&コーラを。

 色はコーラよりは若干薄い感じ。ガラナとコーラはもともと近しいフレーバーなので、 非常に統一感のある香り。そこにレモンの爽やかさが加わる。コーラ単体よりは深みがなく、 軽やかな印象だ。
 味も、かなり軽やかに仕上げたなと思う。特に北海道など、ガラナフレーバーが人気の地域の人には、 これでは物足りないかもしれない。うまくレモンフレーバーをきかせて、炭酸の刺激と共に、 後味もスッキリと仕上げている。

 果汁1%。アルコール分4%。原材料:ウオッカ、レモン果汁、 ガラナエキス、糖類、酸味料、カラメル色素、香料、カフェイン。

 アルコール感には乏しく、ソフトドリンクのよう。夏の暑い時期にゴクゴク飲めるタイプだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月12日[1]
No.1185: タカラCANチューハイ スッキリ果実のお酒 レモン / 宝酒造
 たからかんちゅーはい すっきりかじつのおさけ れもん / たからしゅぞう
タカラ スッキリ果実のお酒 レモン タカラ スッキリ果実のお酒 レモン review
 新製品が入手できなかったので、今日は冷蔵庫の在庫整理のため既存製品を片付けよう。

 以前、タカラCANチューハイサワー・スッキリ果実のお酒という名前のシリーズだったのだが、 昨年リニューアルした。「サワー」の名が取れ、「スッキリ果実のお酒」となったのだが、 ラインナップは以前の8種から5種に減った。
 昨年秋にライチを飲んでからかなりの時間が経過してしまったが、 今日はレモンを飲むことにする。

 外観はほとんど透明だが、かすかに濁りがある。水にレモン果汁を垂らした感じ。 香りは、酸味よりも甘味を感じさせるキャンディのようなレモン香。
 味も甘味が結構強く、キャンディぽいが、後味はスッキリ。 アルコール感はほとんどなく、やさしい味わい。
 アルコール分4%。果汁1.4%。原材料:レモン果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。 「爽やかなレモンの酸味をやさしい甘さで包んですっきり仕上げた、気軽に楽しめるチューハイです。」

 以前に飲んだライチもそうだったが、アルコール分も、果汁含有率も、原材料も、製品説明さえも、 旧製品とまったく同じ。 何も変えていないということなのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月12日[2]
No.1186: よかいち 芋焼酎の純水割り / 宝酒造
 よかいち いもじょうちゅうのじゅんすいわり / たからしゅぞう
よかいち 芋焼酎の純水割り よかいち 芋焼酎の純水割り review
 今日はもう一つ既存製品を飲んでおく。

 焼酎よかいちの水割りが、タカラから出ている。麦と芋の2種があるのだが、 まずは芋を。

 やきいものようなほっこりした香り。やさしい感じだ。 味も甘味がやわらかで、臭みは少なく、スッキリ系。 アルコール感はしっかりある。

 アルコール分10%。原材料:さつまいも、米麹。

 もう購入してから半年以上、冷蔵庫の奥に眠っていたものだが、 実は同じような死蔵品がまだある。賞味期限が切れないうちに、飲まないといけない。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月13日[1]
No.1187: 良質素材 / キリン
 りょうしつそざい / きりん
キリン 良質素材 キリン 良質素材 review
 新製品を探し歩いてもまったく見つからず、落ち込んでいたら、 これに出くわした。5月23日、キリンから発売される予定の新ジャンル、良質素材。 試飲缶を配っていたのだ。早速飲んでみよう。

 泡にはそこそこ力があって、泡持ちもまあまあ。液色はしっかりめの黄金色。
 ホップ香もほどほど。香りに臭みはないが、華やかさも爽やかさもない。地味な印象。
 一口飲んで、かなり苦味がしっかりしているなと思う。通常の発泡酒と比べても、 かなり飲み応えのある部類だ。雑穀臭のようなものも、極力抑えられている。後キレも悪くない。

 アルコール分5%。原材料:発泡酒・大麦スピリッツ。
 次のようなキャッチフレーズや、説明文が缶に書かれている。

 「麦だからできた、この飲みごたえ。」
 「3つの「良質素材」が、新ジャンルを変える。」
 「麦のうまみとクリーミーな泡を引き出すよう麦芽を選定し、 糖化方法を工夫。」
 「麦芽香を引き立てるアロマホップを100%使用。」
 「キレの良い後味を実現する大麦スピリッツ。」

 確かにこれまでにあった小麦スピリッツを混ぜた新ジャンルに比べると、 飲みごたえとキレの良さが向上しているように思う。
 内容だけを取れば、結構イケそうな予感。しかし、このジャンルの消費層に訴求するかどうかはわからない。
[発売日5月23日、再度飲む]
 正式発売後、改めて購入して飲んでみた。
 やはり香りはこれまでの発泡酒、新ジャンルと比べてくせがなく、飲みやすい。 もちろん味に深みはないけれども、麦の旨みがよく出ていて、好感が持てる。 特筆すべきは、これまでの新ジャンルにありがちな変な酸味とか、 発泡酒にありがちな人工的な甘味がほとんどなく、苦味が後を締めてくれるところ。 品質的に明らかに劣る「のどごし生」などやめて、 こっちに一本化すればいいのに。
種別 新ジャンル
2007年5月13日[2]
No.1188: 白角水割 / サントリー
 しろかくみずわり/ さんとりー
サントリー 白角水割 サントリー 白角水割 review
 冷蔵庫の在庫整理のため、既存製品をせっせと飲み進めよう。
 かなり以前からある製品だが、サントリーウイスキー白角の水割り。よく、キオスクなどでお目にかかる。

 グラスに注いだ色は、かなり薄め。ピルスナービール程度の黄金色。 香りは華やかで軽やか。刺激は弱い。
 味わいも軽く、スッキリ。モルトウイスキーの甘さとグレーンウイスキーの優しい華やかさが調和した 白角の魅力が活かされている。

 アルコール分9%。原材料:モルト、グレーン。

 爆発的人気を博することはないだろうが、ロングセラーとして生き残ってゆくであろう定番品だ。 メタリックなシルバーを基調としたパッケージデザインも、渋い存在感を演出している。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月14日[1]
No.1189: サントリーチューハイ 沖縄フルーツチャンプルー <夏限定> / サントリー
 さんとりーちゅーはい おきなわふるーつちゃんぷるー <なつげんてい> / さんとりー
サントリー 沖縄フルーツチャンプルー サントリー 沖縄フルーツチャンプルー review
 明日5月15日が発売日となっているサントリーチューハイ沖縄シリーズの夏限定品、 フルーツチャンプルーだ。私は以前からかなり気になっていて、 今日絶対に入手するつもりで探しに行った。案の定、いくつかのスーパーで既に大々的に売られていた。

 グラスに注いだ外観は無色透明。いろんなフルーツのMIXだから、濁っているんじゃないかと漠然と思っていたが、 そうではなかった。考えてみればこの沖縄シリーズは他も皆、無色だった。
 はっきり感じ取れた香りは、マンゴー、パッションフルーツ、パイナップル。缶の表記を見ると、 パパイヤとバナナも使っているらしいが、私にはよく分からなかった。反対に、使ってはいないけれどグァバみたいな香りが 感じられた。
 この甘そうな香りのわりに、味は酸が強調されている。甘ったるくはない。 炭酸の刺激と相まって、とても爽やかな飲み口。この香りの華やかさと味わいのシャープさとのギャップがとてもいい。 後味もスッキリ。

 果汁0.5%。アルコール分5%。原材料名:パイナップル、パパイヤ、パッションフルーツ、マンゴー、 バナナ、スピリッツ、泡盛、糖類、酸味料、香料。泡盛0.5%使用。
 缶には、次のような文章が。
 「沖縄産の果実いろいろフルーツミックス。沖縄の方言で「チャンプルー」は「混ぜる」 の意味があるさ〜。夏らしく爽やか&フルーティでおいし〜さ〜。」

 ほんとにサントリーさんは、売り方がうまい。近年、全国的な沖縄ブームということもあって、 沖縄言葉も認知度が高くなっている。チャンプルーという言葉は、もちろんゴーヤチャンプルーといった料理名でおなじみ。
 青い空と海のイラストを用いたパッケージデザインも、否応なしに夏の沖縄を想起させる。 こんなにわかりやすい攻めをされたら、店頭で思わず手に取ってしまう人が少なくないだろう。
 かなり売れるのではないだろうか。内容も、決して期待を裏切ってはいない。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月14日[2]
No.1190: 凄味 <生> / サッポロ
 すごみ <なま> / さっぽろ
サッポロ 凄味 サッポロ 凄味 review
 明後日5月16日、サッポロから発売となる発泡酒。
 ホントは今日飲むつもりではなかった。明後日発売だから、明日アップでいいやと思っていたのだが、 入手したからには、いち早く飲んでみたくなった。ということで、レビュー致します。

 泡は当初、力強く盛り上がるものの、やはり持続はしない。 液色は極めて薄いが、べつにこのジャンルではどうでもいいことだろう。
 清々しいホップ香と、いかにもサッポロらしい重みのあるモルト香。ただ、 発泡酒臭さも若干感じる。
 凄味というからにはインパクトが相当強いのか?と思って口に含むと、 ちょっと肩すかしをくらったように感じた。確かに苦味は強いが、 重さがあまりなく、結構カラッとしている。もっと重いものを期待していただけに、 ちょっと残念。
 ただ、発泡酒にありがちな甘味は皆無なので、何杯でも飲めそうなシャープさだ。 後味にも、じんわり苦味が残る。

 アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・糖類。

 サントリーMDゴールデンドライの好敵手として位置づけられると思うのだが、 肝心のその相手が、今ひとつ健闘できていない。
 もしかすると、このアプローチは、発泡酒支持層には嫌われるのかもしれない。 もっと軽いものを、発泡酒支持層は求めているのかもしれない。いや、 ビールの代替品として嫌々発泡酒を飲まされているオトーサンたちには、 熱烈に支持されるかもしれない。
 さて、どっちに転ぶのやら。
種別 発泡酒
2007年5月15日
No.1191: 旬果搾り 富良野メロン <夏限定> / アサヒ
 しゅんかしぼり ふらのめろん <なつげんてい> / あさひ
アサヒ 旬果搾り 富良野メロン アサヒ 旬果搾り 富良野メロン review
 5月8日発売の旬果搾り、夏限定品。
 今回の製品は、私の生活圏内にある酒店、スーパー、コンビニ、DS等には 今のところまったく入荷がなく、入手にたいへん苦労した。 3月にはファミマ限定旬果(青りんご)が出たことから、もしかしてファミマならば仕入れている かもしれないと思い、大阪都心部のお店を覗いたところ、ようやく発見した。
 ただ、2種あるうち、メロンしか置いてなかった。もう1本は引き続き探索を続けることとする。

 色は透明感のあるごく淡い肌色。赤肉メロンのイメージだろうか。 香りもばっちり赤肉メロンの甘さが出ている。クリームソーダのような感じでもある。
 味はやさしい甘味が中心だが、それほど濃くはない。 完熟メロンを食べたときに感じる甘味の上澄み部分だけといった感じの味わいだ。

 果汁0.5%。アルコール分4%。原材料:アルコール、メロン果汁、糖類、酸味料、香料、 カラメル色素、野菜色素。北海道富良野産メロン果汁使用。

 果汁含有率0.5%といったら、350mlに対して1.75mlだから、 形式上入れましたというレベル。それでも香料でここまでリアルに仕上げるのだから、 すごいといえばすごい。
 ところで、以前から旬果の季節限定品は、販売店の食いつきが非常に宜しくない。 毎シーズン2種ずつ出してくる今のスタイルが、いつまで続けられるのだろうか。 一方、プレミアムのほうはウケが良いようなので、今後はプレミアム主体にシフトしていったほうが、 いいのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月16日[1]
No.1192: すっぱチューハイ クエン酸ウメぼし風味 / アサヒ
 すっぱちゅーはい くえんさんうめぼしふうみ / あさひ
アサヒ すっぱチューハイ クエン酸ウメぼし風味 アサヒ すっぱチューハイ クエン酸ウメぼし風味 review
 昨日5月15日、アサヒのチューハイに新しいラインナップが加わった。 すっぱチューハイという、中身が容易に想像できるネーミングだ。 2種あるうち、これまでチューハイでは聞いたことのない「ウメぼし風味」から飲むことにする。

 グラスに注いだ外観はほんのり淡い黄金色で、 梅酒を使ったチューハイに似ている。 香りはまさに梅干しで、ロッテキャンディ小梅ちゃん(正式には「小梅」という商品名らしいが) を思い出させる。かなり酸っぱそうだ。
 口に含んだ瞬間、ふわっと甘さが先に感じられ、「なんだ、それほど酸っぱくないじゃないか」 と思うのだが、飲み込んだ後に、舌の真ん中から根元にかけてギュッと梅干しの酸っぱさが残る。

 果汁1%。アルコール分4%。原材料:アルコール、うめ果汁、糖類、クエン酸、 クエン酸K、香料、カラメル色素。クエン酸2800mg含有。

 最初名前を目にしたとき、こんな商品を投入する意図は何だろう? とても大人気を博するとは思えないのに・・とさえ思った。数打ちゃ当たるとでも考えてるんだろうか? と意地悪く思ったりもした。
 だが、なかなか面白い内容に仕上がっているし、それなりにファンはつくかもしれない。 旬果搾りの売上を凌ぐとは到底思われないけれども。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月16日[2]
No.1193: オタルラガー / 北海道麦酒醸造
 おたるらがー / ほっかいどうびーるじょうぞう
小樽ラガー 小樽ラガー review
 いつものように帰りがけにLAWSONに寄ってみると、 北海道フェアなるものが行われていて、北海道産の様々な商品が期間限定で売られていた。 その中に、ビールもあったので、早速購入してみた。
 北海道麦酒醸造のものはこれまでにもいくつか飲んではいるが、今回入手したものは、 初めてお目にかかった。

 グラスに注いだ外観は、淡い黄金色。ハーブ畑を思わせるような清々しい香りだが、 どこか青りんごみたいな甘い酸っぱいニュアンスも。やはりこれはホップだろうか。
 口当たりは軽快。苦味はマイルドで、適度な酸味も。後キレも良いが、じんわりと 麦の旨みが残る。

 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市有幌町2-1。 「低温で乾燥させた淡色麦芽を使用し、下面発酵(ラガー)酵母で 低温発酵長期熟成させました。黄金色の淡麗なビールです。」

 軽快だが、どこか垢抜けないところがチャーミングなビールだ。
種別 ビール
2007年5月17日
No.1194: すっぱチューハイ ビタミンCレモン / アサヒ
 すっぱちゅーはい びたみんしーれもん / あさひ
アサヒ すっぱチューハイ ビタミンCレモン アサヒ すっぱチューハイ ビタミンCレモン review
 5月15日発売の「すっぱチューハイ」。 2種あるうち、既に昨日、クエン酸ウメぼし風味を飲んだので、 今日はもう一つのビタミンCレモンを。

 グラスに注いだ瞬間、ちょっと驚く。こんなに黄色いとは。まるでサントリーCCレモンだ。
 香りは、CCレモンよりもさらにレモンっぽく、どちらかといえばC1000タケダに近い。
 口当たりは確かに酸っぱいのだが、甘味もあって、ジューシーな味わい。 いかにもビタミンCが強化されていますよという感じ。炭酸の刺激と合わせ、 かなり目の覚める味。飲み干した後にも酸っぱさが口中に残る。

 果汁4%。アルコール分4%。原材料:アルコール、レモン果汁、糖類、ビタミンC、クエン酸、 クエン酸K、香料、ベニバナ色素。ビタミンC1000mg含有。

 こんな味わいのチューハイはこれまでなかったと思う。お酒っぽさは全然なく、 健康ドリンクに近い印象。暑い夏、運動した後に飲むのもいいかもしれない。 これで酔うのが不思議。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月18日
No.1195: カルピスフィーズ ハスカップ <北海道限定> / カルピス
 かるぴすふぃーず はすかっぷ <ほっかいどうげんてい> / かるぴす
カルピスフィーズ ハスカップ カルピスフィーズ ハスカップ review
 カルピスフィーズの北海道限定品。LAWSONで行われている北海道フェアでみつけたものだ。
 以前の北海道限定品はラベンダーだったが、昨年10月30日にこのハスカップに入れ替わった。 以前私は、そのラベンダーをネットで北海道の酒店からわざわざ取り寄せたのだが、 今回は期せずして近所で入手できたのだ。

 色は淡い紫にカルピスの白が混ざったもので、カルピスサワー巨峰に似ている。 香りはチェリーあるいはラズベリーのように甘酸っぱい。
 味も酸味が強く、爽やか。私はハスカップの現物を知らないのだが、 写真等で見る限りでは、プルーンのようでもあり、そのイメージにかなり近い味だと思った。

 アルコール分3%。果汁0.1%。原材料:牛乳、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ハスカップ果汁、 ウォッカ、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、アカキャベツ色素。 「カルピスに北海道産ハスカップ果汁が溶け込んだ爽やかな美味しさを、 北海道牛乳でやさしく仕上げたスイートカクテルです。」

 カルピスの味わいがうまく活かされた、親しみやすいカクテルだと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月19日
No.1196: 富良野ビール pale ale / 北海道麦酒醸造
 ふらのびーる ペール・エール / ほっかいどうびーるじょうぞう
富良野ビール 富良野ビール review
 先日飲んだオタルラガーと一緒に入手したもの。 北海道麦酒醸造が造っている富良野ビール、ペール・エール。

 液色は薄い麦茶程度だが、無濾過と思われ、濁りがある。注ぐ前のびん底には酵母が沈殿していた。 泡はベージュに色づいており、泡持ちはよい。
 香りに華やかさはなく落ち着いている。かすかなカラメル香がある。
 じんわりモルトの旨み。柔らかな渋み。苦味はそれほど強くなく、ローストフレーバーがほのかに残る。 甘味や酸味は弱く、スッキリした後味。

 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。製造者:北海道麦酒醸造(株)。 醸造所:富良野市北の峰。

 生真面目に造られたきれいなビールという印象を持った。
種別 ビール
2007年5月20日
No.1197: 旬果搾り 長野あんず <夏限定> / アサヒ
 しゅんかしぼり ながのあんず <なつげんてい> / あさひ
アサヒ 旬果搾り 長野あんず アサヒ 旬果搾り 長野あんず review
 5月8日発売の旬果搾り、夏限定品。2種あるうち、富良野メロンのほうは コンビニで先にみつけることができたのだが、こちらは探し続けて約2週間。ようやく今日、 スーパー店頭で発見した。

 色は透明感のあるごく淡いオレンジ。というか肌色にも近く、先日の富良野メロンの色あいに似ている。 香りは、確かにあんずではあるが、ものすごく薄めた感じ。オブラートに包まれたゼリー菓子のよう。
 口当たりは甘く、香りの印象よりは濃い感じがする。でもそれは果汁の濃さではなく、 糖分の甘さ。果汁感には乏しく、あんずというよりは、びわみたいな味がする。 後味にも砂糖水のような甘さが。

 果汁1%。アルコール分4%。原材料:アルコール、あんず果汁、糖類、酸味料、香料、 野菜色素、ベニバナ色素。長野県産あんず果汁使用。

 これを探し出すために、私は、普段は行かない街のコンビニなどを巡り歩いてはみたが、 メロンのほうだけ仕入れている店がいくつもあった。メロンとあんずとを比べれば、 確かに消費者へのアピール度が違うからなあ・・と思ってはいたが、 実際こうやって飲み比べてみると、こちらを仕入れなかったお店の気持ちがよくわかった。
 なんだかどっちつかずの感が否めないチューハイだ。甘くするならもっと濃厚な味にすればいいのに。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月21日
No.1198: −196℃ ゴールデンマンゴー <夏限定> / サントリー
 まいなす196ど ごーるでんまんごー <なつげんてい> / さんとりー
-196℃ ゴールデンマンゴー -196℃ ゴールデンマンゴー review
 明日5月22日が発売日となっている−196℃の夏限定品。 昨年出たゴールデンマンゴーが今年も帰ってきたのだ。

 外観は無色透明。サイダーのようだ。 香りは、かなりリアル。甘くみずみずしいマンゴーフレーバーが魅惑的。
 味はスッキリしていて、くどさはない。炭酸の強さと相まって、 爽やかな味わい。スッキリしているのに、マンゴーらしい甘みがあって、不思議。
 アルコール分5%。原材料名:マンゴー、ウオツカ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。マンゴー浸漬酒使用。 「ゴールデンマンゴーをまるご瞬間凍結。すっきりフルーティなおいしさです。」

 以前はそれほどメジャーでもなかったが、最近はすっかりマンゴー味のチューハイも市民権を得た。 その中で、これはかなりスッキリしたタイプだと言える。

 −196℃の最近の味の傾向を見ていると、 かなりキリン氷結に近づいているように思う。
種別 チューハイ
2007年5月22日
No.1199: 旬果搾り PREMIUM SELECTION 山梨産 ピオーネ <限定生産> / アサヒ
 しゅんかしぼり ぷれみあむせれくしょん やまなしさん ぴおーね <げんていせいさん> / あさひ
アサヒ 旬果搾り ピオーネ アサヒ 旬果搾り ピオーネ review
 本日5月22日発売の旬果搾り PREMIUM SELECTION。 昨日どれだけ探し回ってもまったく見つからず、今日も何店も渡り歩いたあげく、 ようやくLAWSONでこのピオーネを発見。2種出ているはずだが、もう一方は未発見。 引き続き探索を続ける。

 グラスに注いだ色は、紫というよりはごく淡い肌色。 香りは、色のイメージよりはかなり強く、甘いぶどうキャンディのよう。
 味もしっかりめ。豊潤な甘さ、しっかりしたジューシー感とともに、 渋みも若干感じられ、ぶどうの魅力満載。

 果汁1%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。

 今年1月に第一弾(あまおう佐藤錦) が出た PREMIUM SELECTION だが、仕入れる店が極めて少ない。希望価格が10円高いので、 「売れない」と判断する販売店が多いということなのだろうか。
 前回も一部のコンビニで2種のうちの一方だけを置いていたり、 発売後しばらく経ってから店頭に並べていた酒店もあった。 値段よりもクオリティで勝負しているスーパーでは2種揃えている店があったが、 安売り系のスーパーではついに最後まで入荷がなかった。
 缶チューハイの主要購入層には、内容よりは値段が10円でも安いもののほうが受けるのだろうか。 この手の商品は、コンビニの目立つところに並んでいれば、結構出るような気もするのだけれど・・。
種別 チューハイ
2007年5月23日
No.1200: 旬果搾り PREMIUM SELECTION 南アルプス産 日川白鳳 <限定生産> / アサヒ
 しゅんかしぼり ぷれみあむせれくしょん みなみあるぷすさん ひかわはくほう <げんていせいさん> / あさひ
アサヒ 旬果搾り 日川白鳳 アサヒ 旬果搾り 日川白鳳 review
 昨日5月22日発売の旬果搾り PREMIUM SELECTION。 昨日、片割れのピオーネだけは入手することができたのだが、 こちらはみつけることができなかった。
 今日も、6店ほど渡り歩いたが巡り会えず、 あきらめモードの中、念のため近所のコンビニ(セブンイレブン)を覗いてみたら、 なんと入荷していた。しかも2種揃って。最初から近所を探せと言われそうだが、 過去の仕入傾向を念頭に店巡りをしているのであり、昨日はなかったのに、 今日入っていたということもある。日々こんなことの繰り返しである。

 グラスに注いだ外観は、ほんのりと白濁し、いかにも白桃。 香りは、桃缶詰のシロップのように甘く、桃の生臭い感じが良く出ている。
 炭酸がきいていることもあって、意外にも透明感のある味わい。 しっかり甘味はあるのに、くどくなりすぎない程度に抑えられている。

 果汁4%。アルコール分4%。原材料名:アルコール、もも果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。

 このシリーズ、どれもなかなか出来が良いし、もっと売れてもいいように思うのだけれど、 位置づけが中途半端なのだろうか。アサヒさんもビール系飲料にばかり力を入れないで、 もう少し旬果搾りにも広宣費を回すことはできないのだろうか。
種別 チューハイ

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