2007年9月26日
No.1341: COCKTAILカロリ。マンゴーピーチ / サントリー
かくてるかろり。まんごーぴーち / さんとりー
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昨日9月25日発売、カクテルカロリ。の新フレーバー。
3種出たうち、昨日柚子モスコーミュールを飲んだ。
今日は2種めとして、マンゴーピーチを。
色はごく淡いオレンジ。あるいは、やや白濁した淡い黄色といえるだろうか。
香りは、マンゴーを薄めてそこに桃を混ぜた感じ。
ケーキのように甘い匂い。
口当たりは甘いが、その甘味にコクはない。
やや上滑りした感じの甘味だ。桃の優しい甘さというより、上澄みのような感じ。
その分、後味はくどくない。
果汁1.5%。アルコール分4%。カロリー50%オフ。原材料名:ピーチ、マンゴー、スピリッツ、
糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素、野菜色素。
「マンゴー果汁とピーチ果汁を使用したフルーティでスッキリしたカロリー50%オフのカクテルです。」
今回の新ラインナップは、フルーティさが売りのようだが、
この製品はその狙いどおりで、なおかつ甘すぎないヘルシー感もある。
ただ、相変わらず人工甘味料のダラッとした甘味が、舌の奥に残る。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年9月27日
No.1342: COCKTAILカロリ。ライチグレープフルーツ / サントリー
かくてるかろり。らいちぐれーぷふるーつ / さんとりー
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9月25日発売、カクテルカロリ。の新フレーバー。
3種出たうち、既に柚子モスコーミュール、
マンゴーピーチと飲んだので、今日は最後のライチグレープフルーツを。
色は白濁したごく淡い黄色。ライチの深みある香りが特徴的。
ところが、口に含んだ最初のインパクトは、グレープフルーツの苦味が強い。
甘酸っぱく、ジューシーな味わい。そこにライチの妖艶なニュアンスが溶け込んでいる。
人工甘味料のダラッとした甘味が若干気になるものの、グレープフルーツの酸味が、
その大部分をスカッと切ってくれる。
果汁2%。アルコール分4%。カロリー50%オフ。原材料名:ホワイトグレープフルーツ、ルビーグレープフルーツ、
ライチ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素、野菜色素。
「ライチ果汁と2種類のグレープフルーツ果汁(ホワイト&ルビーグレープフルーツ)を使用したカロリー50%オフのカクテルです。」
今回の新ラインナップ3種の中では、
これが一番カロリ。の弱点を克服できているように思う。
適度なフルーティさも魅力。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年9月28日
No.1343: 旬果搾り とろけるチューハイ ラ・フランス / アサヒ
しゅんかしぼり とろけるちゅーはい ら・ふらんす / あさひ
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ようやく手に入った。
9月11日発売、旬果搾りとろけるシリーズの新顔、ラ・フランスだ。
既にテレビCMも放映されているのだが、数々の酒店のほか、スーパー、コンビニ、
DSなど毎日のように探し回ってみても、これまでまったくみつけることができなかった。
実は今日夕方、電車にタッチの差で乗り遅れて、仕方がないので駅構内にあるコンビニ
に涼みに入ったら、そこにこのチューハイが置いてあった。こんなところに居たのか!という出会い。
まだこれから仕事があるのにもかかわらず、躊躇なく購入した。
グラスに注いだ外観は白濁。繊維のようなものが浮遊している。
香りは、華々しくはないが、どっしりと落ち着いた洋梨香。
口当たりはとろっとして、甘い。生の洋梨をかじった感じとは違うけれど、
洋梨のコンポートのような、加工された梨の甘味。後味にスッキリ感はない。
とろけるチューハイの名のとおり、とろっとした後味が魅力。
果汁3%。アルコール分4%。無炭酸。原材料:アルコール、西洋なし果汁、糖類、酸味料、香料、
増粘材(キタンサン)、酸化防止剤(ビタミンC)。
このシリーズのイメージにぴったりの出来映え。
フルーティというよりは、お菓子チックだが、充実の飲み応え。もっと仕入れてくれる店が増えればいいのに。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年9月29日
No.1344: おいしいチューハイ オレンジ / 宝酒造
おいしいちゅーはい おれんじ / たからしゅぞう
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タカラおいしいチューハイがリニューアルされていた。正式な発売日はわからないのだが、
同社サイトの9月11日付"NEWS"に掲載されている。
私の知る限り、それ以前に告知などは一切なかった。
順次切り替えということなのだろうか。
ともあれ、その"NEWS"を見てから日々探していたわけだが、
ようやく今日、コンビニ(ファミリーマート)で発見することができた。
現在、通年商品として残っているのはオレンジとりんごの2種。今日はまず、オレンジのほうを飲むことにする。
グラスに注いだ色は、まさにオレンジジュース。ただ、当然だが100%ジュースよりは色はやや薄い感じ。
オレンジのさのうというか繊維質がたくさん浮遊している。
香りもオレンジジュースそのもの。アルコール臭はほとんどない。
口に含んだ瞬間の味わいは、みかん缶詰のようだが、
甘味は強くなく、意外とアルコール感がある。微炭酸だが、ピリッとした感じはある。
果汁50%。アルコール分5%。糖類不使用。原材料:オレンジ(果汁、パルプ)、
温州みかん果汁、スピリッツ、香料、酸味料。
「果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。(オレンジ果汁45%、温州みかん果汁5%)」
以前の製品では、オレンジ果汁50%としか記載されていなかったから、
もしかするとすべて輸入オレンジだったのかもしれない。
今回は温州みかん果汁が5%と記載されていることから、
これまで使っていなかった、いわゆるふつうの「みかん」も使うことにしたということか。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年9月30日[1]
No.1345: 焼酎ハイボール ドライ <下町缶> 第1弾 / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる どらい <したまちかん> だい1だん / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールには、以前から地域限定の「下町缶」が存在する。
ドライとレモンの2種である。存在は知っていたものの、
関西在住の私は、基本的に入手できない。そこで、
東京に出向いた折に、何度かコンビニ等を探してはみたが、これまで発見できなかった。
ところが、先日、大阪梅田のスーパー成城石井を何気なく覗いたときに、
これが売られているのを発見。成城石井さんは東京のスーパーなので、
東京で仕入れたものを大阪の店舗にも回しているということなのだろうか。
中身は通常の商品と同じと思われるが、一応レビューしておく。
色は淡いシャンパンゴールド。グラスに注ぐとき、ジュワジュワと音を立て、大粒の気泡が立ち上る。
香りはウイスキーのようなアルコール臭がほんのり。
口あたりはシャープ。炭酸の刺激が強い。ウイスキーのようなアルコールの甘味がある。
アルコール分7%。無果汁。糖質80%オフ。原材料:焼酎、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
下町をイメージしたイラストには、「東京生まれの焼酎ハイボール」との文字もある。
また、チューハイの原点と題した次のような文章も。
『チューハイは戦後まもない昭和20年代の東京下町で「焼酎ハイボール」として生まれたといわれています。
「ハイボール」とはお酒の炭酸割りのこと。焼酎を炭酸で割ったから「焼酎ハイボール」。
これを短くして「酎ハイ」と呼ばれたのが語源のようです。
東京下町の大衆酒場では今でも大変人気の飲み物です。』
ところで、同社サイトの9月11日付"NEWS"によると、この下町缶はリニューアルしている。
今回入手したのが新しいほうかと思ったのだが、サイトの写真を見る限り、
これは古いほうらしい。リニューアル後の製品もできれば入手したい。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年9月30日[2]
No.1346: プライムタイム / アサヒ
ぷらいむたいむ / あさひ
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あまり華々しい話題も聞かないプライムタイムだが、
8月上旬製造分から新しくなっている。ということで、飲んでみた。
パッケージデザインにほとんど変更はないが、以前にはなかった PREMIUM の文字が追加されている。
外観はしっかりめの黄金色。泡持ちはほどほど。
モルトの甘い香りにはどこか乳酸のような香りが伴う。
アタックは柔らかく、口の中でほろっと広がる感じ。苦味はマイルド。
全体的になめらかな点は従来品と何ら変わりはない。どこが変わったのか、
ハッキリ言ってあまり違いがわからない。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、窒素。
サイト情報によれば、
『仕込み時の温度を見直してべたつきのない後味を実現することで、マイルドな口当たりがより際立つ仕上がりとしました。
さらに、ホップの使用量を増やして、プレミアムビールならではの豊かな味わいを実現しています。』
ということらしい。
それから、特許出願済の「泡立ち缶蓋」によって、
グラスに注いだ時の泡立ち量が約2.5倍に高まったという。
それでも泡持ち自体はそんなに良くないし、そこまで技術を投入したことが、
果たしてどれだけ消費者にアピールするだろうか。
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ビール |
2007年10月1日[1]
No.1347: 白麒麟 [冬季限定] / キリン
しろきりん [とうきげんてい] / きりん
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今日は残念なことに、明日発売の新製品が何一つ手に入らなかった。
その代わり、明後日10月3日発売のこれがみつかった。キリンから毎年恒例となっている
冬季限定発泡酒、白麒麟だ。
液色はしっかりめの黄金色。泡は典型的な発泡酒らしく
異様にきめ細かく、チリチリと勢いよく盛り上がるが、泡持ちは悪い。
軽やかなホップ香が心地よく、発泡酒的な雑穀臭は弱い。
味はまずグッと苦味がくるが、その後が続かず、味に芯がない。
喉ごしは軽やかだが、穀物的ニュアンスがあって、やはり発泡酒だなあと思う。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ・糖類。
昨年の製品と同様、缶に"RICH TASTE"と書かれている。
RICHというよりは、ハッキリ言って雑味が目立つ。
パッケージデザインは冬の夜空をイメージしたもので、
とても高級感があっておしゃれだ。
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発泡酒 |
2007年10月1日[2]
No.1348: 焼酎ハイボール レモン <下町缶> 第2弾 / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる れもん <したまちかん> だい2だん / たからしゅぞう
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既に昨日ドライのほうを飲んだ、タカラ焼酎ハイボールの「下町缶」。
下町というのは、東京下町のことで、本来は首都圏地区限定販売のはずなのだが、
大阪梅田のスーパー成城石井で発見したものだ。
中身は通常の商品と同じだが、改めてレビューする。
色は淡いゴールドというか、レモン色。大粒の気泡が立ち上るのが、この焼酎ハイボールの特徴。
香りはスッキリとジューシーな感じのレモン香。
炭酸が強く、口あたりはシャープ。甘さがホントに弱く、薄いともいえる味わい。後味まで、
実にシャープ。
アルコール分7%。果汁1.5%。原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
ドライと同じく、「チューハイの原点」と題した次のような文章が、イラストの下に書かれている。
『チューハイは戦後まもない昭和20年代の東京下町で「焼酎ハイボール」として生まれたといわれています。
「ハイボール」とはお酒の炭酸割りのこと。焼酎を炭酸で割ったから「焼酎ハイボール」。
これを短くして「酎ハイ」と呼ばれたのが語源のようです。
東京下町の大衆酒場では今でも大変人気の飲み物です。』
ところで、昨日のドライのほうは、リニューアル前の製品だったが、
サイト情報を確認したところ、こちらはなんとリニューアル後の製品(第2弾)のようだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月2日
No.1349: −196℃ 日向夏 <限定出荷> / サントリー
まいなす196ど ひゅうがなつ <げんていしゅっか> / さんとりー
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本日10月2日発売、−196℃の限定品。日向夏とは、その名からもわかるとおり、
宮崎(旧日向国)を中心に産出される柑橘である。昨今の宮崎ブームを考えれば、
非常にタイムリーである。ただ、
キリン氷結が、一足先に、7月4日に
日向夏を出しているから、
後発ということになる。
グラスに注いだ色は、ほとんど無色だが、かすかに白濁。最初、グラスの曇りかと思ったが、
拭いても消えないので、濁りだとわかった。そのくらいかすか。
香りは、黄色い皮をキュッと搾ったようなフレッシュな柑橘香がほとばしるように感じられるが、
駄菓子屋に売っている粉末ドリンクみたいに、やや薄っぺらい印象もある。
味はキュンとした酸味が目立つが、その下から甘味が支えている感じ。
みかんのようなコクには乏しいが、これは日向夏の個性だろう。
その分、後味は軽やかで、スッキリしている。
アルコール分5%。日向夏浸漬酒使用。原材料:日向夏、スピリッツ、糖類、酸味料、
香料。「宮崎産日向夏をまるごと瞬間凍結。爽やかでみずみずしいおいしさです。」
当サイトをいつもご覧の方ならば、既によくご存知と思われるけれども、まだ知らない方がいると困るので、
一応説明しておくが、−196℃は「浸漬酒」を使っており、果汁を使っているわけではないので、
果汁分の表示はない。「浸漬酒」といえば、多くの人に最もなじみがあるのは梅酒だと思うが、
つまり果実をアルコールの中に漬け込んで造るお酒のこと。だから、
果汁を搾って混ぜているわけではないけれども、果実の風味はきちんと出るのだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月3日
No.1350: カロリ。地中海オレンジ / サントリー
かろり。ちちゅうかいおれんじ / さんとりー
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昨日10月2日発売、カロリ。地中海オレンジ。
今年2月のリニューアルにより、それまでのレモンは地中海レモンに、
グレープフルーツは地中海グレープフルーツに生まれ変わっているのだが、
それに合わせるように、今回地中海産オレンジの登場である。
グラスに注いだ色は、ほとんど無色だが、かすかに色づいている。
先入観から、どうしても薄いオレンジ色だと思ってしまうのだが、実際には、
オレンジなのか黄色なのか判然としない。もちろん、光の加減に大きく影響されるだろう。
香りは、およそフレッシュなオレンジ香と呼べるものではなく、
ゼリー菓子のオレンジのような匂い。ただ、そのチープ感が私などには妙に心地よく感じられる。
味は、酸がマイルドで、やはり菓子っぽい。人工甘味料特有の甘さは強くなく、
酸がカバー。後味もサッパリとして、飲み飽きない。
アルコール分4%。果汁2%。原材料名:マンダリンオレンジ、スピリッツ、
糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
「地中海産マンダリンオレンジを使用、混じりけの無い水(純水)で仕上げた
フルーティ&スッキリ、そしてカロリー50%オフのチューハイです。」
この商品の発売に合わせて、地中海レモン、地中海グレープフルーツ、地中海オレンジ
の3種が2本ずつ入った「アソート6缶パック<地中海産限定セット>」が売られている。
なかなか巧妙な売り方だと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月4日
No.1351: ぐびなま。冬のやわらかホップ <冬季限定> / アサヒ
ぐびなま。ふゆのやわらかほっぷ <とうきげんてい>/ あさひ
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10月2日発売、ぐびなま。冬の限定品。
今のところCMなどまったくやっていないし、そもそも売っている店が少ない。
ほとんど話題になっていない新製品だ。
グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。もちろんカラメル色素だろう。
泡はきめ細かいが、当然、泡持ちは良くない。
香りは、とても清々しく、クリーンなホップ香が特徴。臭みはほとんどない
(ただ、温度が上がってくると少し出てくる)。
口当たりも極めてピュア。ホップの爽やかな香味。
但し、当然のことながら、深みや重みは皆無。味わいと呼べるものはない。
その分、雑味が徹底的に取り除かれ、炭酸水のように無垢な口当たり。
そこに、アロマホップの清々しさが乗っている。
アルコール分5.5%。原材料:ホップ、糖類、酵母エキス、大豆ペプチド、カラメル色素。
「チェコ産ザーツ種のファインアロマホップを、ホップ使用量の60%以上使用しました。
冬の季節にふさわしい、やわらかな香りが楽しめる特別な「ぐびなま。」です。」
ビールとは別次元の飲物であるということが前提の話だが、
極めて秀逸な製品であると思う。新ジャンルもついにここまで到達したかという、
感慨がある。なのに、今のところ仕入れる販売店が極端に少ないのが解せない。
新ジャンルや発泡酒のリピーターには、このホップ香は受けないと判断する人が多いのだろうか。
私は発売2日前から探し回って、まったくみつからず、たった1軒、ディスカウント店で6本単位でのみ売られているのを発見。
私は気弱なので、大阪のオバチャンみたいな図々しさで「バラ売りして」などとは言い出せず、
律儀に6本購入した。でも、これなら6日連続して飲んでもいい。
臭くないだけでなく、爽やかさを感じる新ジャンルは、初めて。
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新ジャンル |
2007年10月5日[1]
No.1352: ミルミクス 抹茶 / サントリー
みるみくす まっちゃ / さんとりー
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最初にお断りしておくが、当サイトにおける内規として、
「ビール・発泡酒・チューハイの部屋」への掲載酒の守備範囲は、
ビール、発泡酒、缶チューハイ及び缶カクテル(一部びん入り製品も含む)までと決めており、
割る前のリキュール類は、通常掲載対象とはしていない。
だから、いくら売れているといっても、サントリーのマンゴヤンとか、
ヨーグリート、トマトマなどは掲載してこなかった。
このミルミクスは、割って楽しむリキュール。だから、基本的には当コーナーの守備範囲外
ということになるのだが、「牛乳で割っておいしいお酒」という、飲み方の明確な指示があって、
デザート感覚で楽しめる(まるでカルーアリキュールのよう)という面白い試みなので、
取り上げることにした。発売日は、9月25日。
抹茶と胡麻の2種があるが、まずは抹茶から。
薄める前の原液は、かき氷のメロン味シロップのような、濃い緑(右写真)。
指示どおり牛乳で割ったのが、左写真。クリームソーダを思わせる。
特にお茶の香りが強いというわけでもなく、かなり地味な香り。牛乳を混ぜると、
当然のごとく、ミルキーな匂いが。
一口含んで、驚いた。予想はしていたが、甘味がとても強い。確かにデザートのようだ。
とろっとした口当たりで、滑らかな喉ごし。いわゆる「酒飲み」には、
許し難いほどの甘さ。抹茶のシフォンケーキのほうが、もっと引き締まった味ではないかと思う。
でも、このデザート的でふくよかな甘さこそが、この製品の長所というべきであろう。
リキュール。アルコール分16%。香料、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号。
「ほろ苦い抹茶の風味にまろやかな甘味が調和した深みのある味わいです。
牛乳で割って手軽にデザート感覚カクテルがお楽しみいただけます。
牛乳以外にもお好みで豆乳で割ったり、アイスクリームにかけても
抹茶の味わいが引き立ちます。寒い季節にはホットミルク割りもおすすめです。」
おいしい飲み方として、ミルミクス1×牛乳2という比率が勧められている。
300ml入りで入手価格は498円。安いのか、高いのか、微妙なところ。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月5日[2]
No.1353: ラ・カクテル フルーツスパークリング 白桃 / 合同酒精
ら・かくてる ふるーつすぱーくりんぐ はくとう / あさひ
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8月7日に発売され、なかなかみつからなかったラ・カクテル フルーツスパークリング。
2種あるうち、マンゴーは先月発見し、掲載したが、こちらは見あたらなかった。
そのうちどこかに入荷するだろうと、待ち続けていたら、
先日ようやくジャスコ店頭で発見した。
グラスに注いだ色は、透明に近いがほのかに白濁。
白桃の優しい香り。明らかに香料っぽいのだが、
その適度に人工的な感じが、いかにも嗅ぎ慣れた桃の香りなのだ。
炭酸のピリピリ感が強いので、白桃の甘さが引き締められた印象。
べたつかず、爽やかな飲み心地。後味も比較的スッキリ。
アルコール分5%。果汁1%。原材料:白桃果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、
酸味料、香料、クエン酸Na。
「白桃果汁の爽やかな香りとほのかな酸味が心地よいスパークリングカクテルです。」
先日飲んだマンゴーに比べ、こちらのほうが味わいにメリハリがあって、
印象に残る。だが、あまりにも仕入れる店が少なく、
これではほとんど認知されない。不憫な製品。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月6日
No.1354: はすかっぷ酒 ソーダ割り / 北海道麦酒醸造
はすかっぷしゅ そーだわり / ほっかいどうびーるじょうぞう
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先日、LAWSONに「新発売」として並んでいたもの。
北海道麦酒醸造という会社が造る「はすかっぷ酒ソーダ割り」。
グラスに注いだ色は、少しどぎつい感じの赤紫。透明感はある。
香りは、ぶどうとプラムの中間のようで、ブルーベリーにも近い感じ。
味は、引き締まった酸が、例えばぶどうなどよりもシャープな印象を与え、
甘味が適度にあるので、酸っぱすぎるということもない。
ブルーベリーほど味にコクはなく、もう少し繊細。
炭酸と相まって、後味もスッキリ。
アルコール分5%。原材料:はすかっぷ、糖類、スピリッツ、酸味料、香料。
「一粒一粒丁寧に手摘みしたハスカップをじっくり漬け込んだお酒です」
製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市張碓町427-1。
浸漬酒の炭酸割りだが、度数が5%と低いので、チューハイと何ら変わらない。
梅酒ほど甘くもない。
北海道麦酒醸造といえば、以前にLAWSONで北海道フェアをやったときに、
「オタルラガー」などのビールが売られていた。
その関係がまだ続いているということなのだろう。
また、ハスカップといえば、当サイトで以前取り上げた
カルピスフィーズの北海道限定品がある。
本州ではほとんど馴染みがないだけに、余計に北海道を強く印象づけるフレーバーである。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月7日
No.1355: 冬物語 (2007-2008 Limited Edition)/ サッポロ
ふゆものがたり / さっぽろ
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今年の「冬物語」の発売日は、3日後の10月10日。
まだ入手できるとは思っていなかったが、今日、スーパー(カルフール)で偶然みつけた。
泡は力強く盛り上がり、泡持ちも上々。液体はほどほどの黄金色。
軽やかなホップ香はそれほど目立たず、じんわりと落ち着いたモルトのニュアンスが優勢。
最初に口に含んだ印象はそれほど重たくはないのだが、
飲み進めるうちに、渋味や固い苦味が蓄積されてゆく。だが、
適度なフルーティさも伴って、味わい深い。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
今年のパッケージデザインはとてもシンプルだ。
おなじみの紺色がベースだが、大きな雪の結晶が一つ。昨年までの凝ったデザインもよかったが、
これはこれでなかなかいい。
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ビール |
2007年10月8日
No.1356: おいしいチューハイ りんご / 宝酒造
おいしいちゅーはい りんご / たからしゅぞう
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タカラのサイトによると、
9月11日付"NEWS"に、おいしいチューハイのリニューアル発売が告知されている。
正式にいつから発売だったのか定かではないが、当サイトでは既に先日、オレンジのほうを掲載した。
今日は、2種のうちのもう一方のりんごを飲む。
グラスに注いだ色は、やや濁りのある薄黄色。
100%りんごジュースには大きく分けて透明タイプと混濁タイプの2種類があると思うのだが、
このチューハイは、ちょうどその2タイプを混ぜたような感じの外観だ。なお、
この製品の売りである繊維質が、液体中に浮遊し、時間が経つとグラスの底に沈殿する。
香りは、落ち着いたりんご香。あまりジューシー感が強調されていないところが、好印象。
味はやさしい甘味と穏やかな酸味に、しっかりめのアルコール感。炭酸は弱い。
果汁50%。アルコール分5%。糖類不使用。原材料:りんご(果汁、ピューレー)、
スピリッツ、安定剤(ペクチン)、香料、酸味料。「りんご果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。」
前作とどこが変わったのか、あまりよくわからないが、
前作における私自身のコメントを見る限り、色がもう少し白っぽく、もっと濁りがあったように思う。
ということは、リニューアルで、ピュアな感じが高まったということか。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月9日
No.1357: いもです 焼酎水割 / 神楽酒造
いもです しょうちゅうみずわり / かぐらしゅぞう
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先月、九州に出張した際に、駅の売店でみつけたもの。
「いもです」という、そのまんまの名前が印象的なのだが、
実は、「むぎです」というのもあり、そちらももちろん買ってきた。
色はもちろん無色透明。さつまいもの香りは、どちらかといえば線が細く、
くせが弱い。
口に含むと、やさしい甘味が広がるが、なんといってもアルコール感が強い。
日頃缶チューハイを飲み慣れている人には、相当強く感じるに違いない。
ピュアな味わいで、後味も比較的スッキリ。
アルコール分10%。原材料:さつまいも、米こうじ。
「鹿児島県産「紫いも」を使用し、やさしくしっかりとした本格芋焼酎に仕上げました。」
製造者:神楽酒造(株)、宮崎県西臼杵郡高千穂町大字岩戸144番地1。
発売元:ジェイアール九州商事(株)、福岡市博多区博多駅前2丁目17番1号。
JR九州が売っているということは、基本的に駅の KIOSK でしか入手できないということなのだろうか。
私はいつも遠方出張の帰りは、缶ビールを買って新幹線に乗り込むことが多いのだが、
駅売店といえども、こういった出会いがあるから気が抜けない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月10日
No.1358: カロリ。ブルーベリー <限定出荷> / サントリー
かろり。ぶるーべりー <げんていしゅっか> / さんとりー
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10月9日、コンビニのファミリーマート限定で、新しいカロリ。が出た。
ファミマはメーカーとタイアップでこのように限定商品をよく出してくる。
「カロリ。」だけに限っても、今年の5月に、既にサマーオレンジが出ている。
色は極めて淡い赤紫、というか、ピンクに近い。
香りを嗅いだ瞬間、思い出したのは、ロッテガムのブルーベリー。
酸味を伴った軽やかな甘味が想起される。
味も香りのまま。酸がうまく効いているので、
カロリ。特有の薄ら甘い感じは見事にマスクされている。
この酸の使い方は良い。後味も概ね爽やかだ。
ただ、飲み込んだ後に、どうしても人工甘味料の甘味がどんより残る。
これさえなければ言うことないのに。
果汁1%。アルコール分4%。原材料名:ブルーベリー、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、
スクラロース)。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
「カナダ産ブルーベリー果汁、そして混じりけのない水(純水)を使用した、
カロリー50%オフのチューハイです。」
ブルーベリーって初めてかと思ったのだが、実は昨年の1月に限定品として全国発売されており、
私もしっかり飲んでいた。
その時は果汁含有率2%だったのに、今回は1%に下がっている。
実に半減ということなのだが、どうせ生のフルーティさなど端からないわけだし、
味わいのバランスさえ良ければ、ノープロブレムである。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月11日
No.1359: ハートカクテル ジン&レモン / 合同酒精
はーとかくてる じん あんど れもん / ごうどうしゅせい
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発売から1ヵ月。ようやく見つけ出すことができた。
9月11日にGODOから出た、その名も「ハートカクテル」。
若い人は知らないかもしれないが、20年以上前、同名の漫画(その後、短編アニメ化しTV放映された)
が大流行した。その作者わたせせいぞう氏のイラストが缶を飾っている。往年のファンにはなんとも懐かしい画だ。
3種あるうち、まずはジン&レモンを飲む。
グラスに注いだ色は、無色透明。香りは、レモンのフレッシュ感と、
ジンの香りがうまくバランス。思っていた以上に本格的な香りだ。
口に含むと、ジンのいわば薬品っぽい感じの味わいがあり、レモンの酸味がアクセントに効いている。
度数が低いので、アルコール感は弱いが、不思議とカクテルらしい味がする。
この独特の薬臭い味わいは、同社のHi-Boyなどの缶チューハイにも通ずるものがある。
アルコール分5%。果汁2%。原材料:レモン果汁、醸造アルコール、ジン、果糖ぶどう糖液糖、
酸味料、香料、クエン酸Na。
[ハートカクテル] はお酒本来の味わいにこだわった、スパークリングカクテルです。
「ジン&レモン: 鋭い切れ味のジンと、レモン果汁のキリッとした酸味との出会いをお楽しみ下さい。」
やはりGODOのチューハイやカクテルは、基本思想として、しっかりしたお酒の味わいを大切にしているものが多い。
これも、外見とは裏腹に、かなり硬派なつくりになっている。アサヒのカクパーなどとは、
かなりコンセプトが異なるが、私はこちらのほうを高く評価する。
この製品、都市部のコンビニなどに置いたら、かなり売れるのではないかと思うのだが、
残念ながら、これまでまったく見かけたことがない。もしサントリーだったら、今ごろ
相当ヒットしているのではないか?と想像する。業界の力関係というのは、ある意味残酷である。
私はこの製品を入手するために、事あるごとに色々なスーパーやコンビニなどを巡った。
昨日、日中仕事先で立ち寄ったマックスバリュで初対面となったわけだが、
同じイオン系でも、私の巡ったジャスコやカルフールでは扱われていなかった。
発見したときは、喜びと安堵でそのあとの仕事も忘れて購入したわけだが、
平日の昼間からスーパーで缶カクテルを買い込んでいるスーツ姿のオジサンというのは、
傍目からは相当奇異に映るに違いない。競合他店からの敵状視察と思われたかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2007年10月12日[1]
No.1360: ハートカクテル ラム&カシス・オレンジ / 合同酒精
はーとかくてる らむ あんど かしす・おれんじ / ごうどうしゅせい
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9月11日発売ながら、2日ほど前にようやく見つけ出すことに成功した、GODOハートカクテル。
3種のうち、昨日「ジン&レモン」を飲んだ。今日は2つめとして、「ラム&カシス・オレンジ」を。
グラスに注いだ色は、濃いピンクというか、淡い紅というか。とてもヴィヴィッドな色だ。
香りは、しっかりとカシスが感じられるが、かなりフルーティで甘そうな印象。
ところが味わいは、かなり引き締まっている。口の中でカシスの黒っぽいベリー香が広がり、
オレンジとおぼしき丸い柑橘のニュアンスがあるのだが、甘味は抑えられ、
酸が効果的に効いている。
このふんわりやわらかな甘味は、ラム由来だろうか。アルコール感は強くないものの、
しっかりカクテルらしい味わいがある。
アルコール分5%。果汁2%。原材料:カシス果汁、オレンジ果汁、醸造アルコール、ラム、
果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、アントシアニン色素、クエン酸Na、カラメル色素。
[ハートカクテル] はお酒本来の味わいにこだわった、スパークリングカクテルです。
「ラム&カシス・オレンジ: 風味豊かなラムと、爽やかなカシス&オレンジ果汁との出会いをお楽しみ下さい。」
カシスオレンジというカクテルは、通常、カシスリキュールを使うので、かなり甘味が強いのが通例だ。
その点、この製品はラムが使われており、リキュールを使っていないので、スッキリ感がある。
昨日のジン&レモンに続き、こちらも硬派な内容。
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