ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2021〜2040


 
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2009年5月1日
No.2021: 彩爽美酒 レッド スパークリング / 合同酒精
 さいそうびしゅ れっど すぱーくりんぐ / ごうどうしゅせい
GODO 彩爽美酒 レッドスパークリング GODO 彩爽美酒 レッドスパークリング review
 GODOの新製品は、探しても探してもみつからないことが多いので、 今回もまた半ばあきらめていた。そのうちどこかで遭遇するかもしれないと、 もう積極的に探索することすら止めていた。
 今日、時々立ち寄るイオン系スーパー(ジャスコ)を覗いたところ、なんと売られていた。 発売日は2月24日であった。
 Red、Green、Yellow と全3種あるのだが、まずは Red を。

 グラスに注いだ色は、淡いがややくすんだ感じの赤。 カンパリソーダのような感じだから、ザクロ色と表現すべきだろうか。
 香りは、ひとことで何と言い難いが、赤系果実が強くツンと香る。 アセロラの酸っぱい感じと、ザクロの甘い香りか。 キャンディっぽい香りだ。
 味は軽やかな酸と、しっかりした甘味。少し薬っぽい感じがあるので、 病院で処方される子供用飲み薬(赤色)に似ている。しっかりとコクがある。 最近は薄味のチューハイが増えているので、このようにしっかりした味わいは、 ちょっと珍しい。
 アルコール分5%。果汁3.4%。 原材料:ブラッドレンジ果汁、 ザクロ果汁、アセロラ果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、アントシアニン色素、クエン酸Na、カラメル色素。
 ブラッドオレンジ、ザクロ、アセロラの爽やかな香りと、ほどよい酸味が心地よく感じられる スパークリングカクテルです。
 彩爽美酒といえば、これまでびん入りの 白ワイン&マンゴー と、 赤ワイン&カシス の2種があったが、今回は缶入りでの登場。 これを機にポピュラーになって欲しいが、いかんせん取扱店舗が少なすぎる。残念だ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月2日
No.2022: サザンスター / オリオン
 さざんすたー / おりおん
オリオン サザンスター オリオン サザンスター review
 オリオンの新ジャンル、サザンスターが3月下旬製造品から"ブラッシュアップ"(同社サイトによる表現) している。販売地域はもちろん沖縄県及び奄美群島地区ということになっているが、 今回も例によって、沖縄県物産公社の運営する「わしたショップ」にて入手。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡には力がなく、すぐに減衰する。
 香りは、昔の発泡酒みたいに、若干穀物臭い感じがあるが、それほど気にはならない。
 口当たりは概ねスッキリしていて、軽やかな苦味がアクセントになっている。 もちろん、コクとか味わいのようなものを期待できないのだが、このクリアさが持ち味と言える。
 残念なのは、飲み込んだあとに残る後味に、若干甘いニュアンスがあること。 この微妙な甘味が気にならなければ、軽やかに飲める夏向きの製品と言える。
 アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、 コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
 サイト情報によると、 『今回のブラッシュアップでは、仕込時間と原料配合のベストマッチングにより商品特性である 「スッキリ感」を更に向上させました。 また、最終発酵度を高めることで「キレのある味わい」を実現しております。』となっている。
 従来品と並べて比較したわけではないから詳細は不明だが、 私の記憶では従来品のほうがむしろスッキリ感があったのではないか?と思ってしまった。
 もちろん、今回の製品がスッキリしてないとか、キレがないというわけではない。 本土の大手メーカーが出す新ジャンルに比べれば、圧倒的に透明感のある味に仕上がっていると思う。
種別 新ジャンル
2009年5月3日
No.2023: 彩爽美酒 イエロー スパークリング / 合同酒精
 さいそうびしゅ いえろー すぱーくりんぐ / ごうどうしゅせい
GODO 彩爽美酒 イエロースパークリング GODO 彩爽美酒 イエロースパークリング review
 先日レッドスパークリングを飲んだ、GODOの彩爽美酒シリーズ。 今日は2本目として、イエローを。

 グラスに注いだ色は、極めて薄い黄色。
 香りは最初パインが目立つが、どうにも薬っぽい感じがあり、 それはマンゴーであることがすぐわかる。1+1が0.5になっているような、 負の相乗効果を生んでいるような組合せだ。レモンも使っているようだが、 それらしい香りは感じ取れなかった。
 味は酸が効いていて、甘味はそれほど強くはない。 この強めの酸は、レモンなのかと気づく。
 アルコール分5%。果汁1%。 原材料:レモン果汁、パインアップル果汁、マンゴー果汁、 醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、クエン酸Na、カラメル色素。
 レモン、パインアップル、マンゴーの華やかな香りと、爽やかな果実味が心地よく感じられる スパークリングカクテルです。
 香りも味もなんだか分裂気味で、取って付けたような味わいだから、 好みは分かれると思う。通常、果物にしても野菜にしても、色で統一すれば、 それぞれの味にも親和性があるものだが、黄色の果実同士でここまで違和感があるというのも、 ある意味珍しい。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月4日
No.2024: 彩爽美酒 グリーン スパークリング / 合同酒精
 さいそうびしゅ ぐりーん すぱーくりんぐ / ごうどうしゅせい
GODO 彩爽美酒 グリーンスパークリング GODO 彩爽美酒 グリーンスパークリング review
 今年2月24日発売の彩爽美酒スパークリング。 既にレッドスパークリングイエロースパークリング と掲載したが、残るはこちら。

 グラスに注いだ色は、ほとんど無色。 これまでの2種から想像して、相当に毒々しい緑色ではないかと思っていたので、 ちょっと意外。
 その代わりに、香りはとってもグリーンな感じ。 キウイがとても強く、そこに緑色の柑橘香がプラス。これはライムだろうか。
 味わいもとにかくキウイが強い。味のバランスとしては、かなり酸味が優勢。 スウィーティーを使っているとのことだが、 このやわらかな緑っぽい酸味がそれだろうか。 しかし、なんといっても生臭いキウイフレーバーが特徴の製品である。
 アルコール分5%。果汁1%。 原材料:スウィーティー果汁、キウイフルーツ果汁、ライム果汁、 醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、クエン酸Na。
 スウィーティー、キウイフルーツ、ライムの爽やかな香りと、 ほどよい酸味が心地よく感じられるスパークリングカクテルです。
 オリジナリティあふれる製品だが、万人受けはしないだろう。 たいへん気に入る人と、受けつけない人に分かれるのではないか。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月5日
No.2025: レモンサワー / 合同酒精
 れもんさわー / ごうどうしゅせい
GODO レモンサワー GODO レモンサワー review
 もう何ヶ月も前のことになるが、当サイトの元祖救世主である 「回転寿司は永遠に不滅です」 主宰・お寿司MAX副会長氏から寄贈されたもの。飲む機会がなく、今日まで来てしまった。
 たぶん今ではもう売っていないと思うが、GODO製のデイリーヤマザキ限定商品。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは、ジューシーでやわらかなレモン香。刺激は少ない。
 口当たりもやわらかく、レモンスカッシュのよう。 ただ、アルコール感はきちんとあるので、飲みごたえはある。このあたりは、実にGODOらしいつくりだ。
 アルコール分6%。果汁2.5%。 原材料:レモン果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料。
 すっきりとしたレモンの果汁を使用した、爽やかな味わいのチューハイです。
 GODOはこのようにコンビニとのタイアップや、 大手GMS等のPB商品の作り手として存在感を示しているが、 これは裏を返せば、オリジナルブランド商品をなかなか取り扱ってもらえない という立ち位置をも示している。チューハイ事業でちゃんと利益が出せているのか、 余計なお世話ながら気になってしまう。

 ・・と、気になったので、オエノングループHP に掲載されているインベスターズガイド(2008年12月期)を見てみた。
 セグメント別売上高では、チューハイ(RTD)事業は6,939百万円と、 前年度(2007年度)の2,716百万円から2.5倍以上に売上が伸びている。 スプラッシュタイムやラ・カクテルシリーズの伸張によるものと説明されている。 だが、肝心の利益については、記載がないのでわからない。
 「酒類」全般の営業利益は、なんと▲81百万円となっている。 全体の営業利益が1,479百万円あるから立派な黒字企業だが、 焼酎、清酒、ワイン等、有名ブランドを数多く有するのにもかかわらず、 それらを包括した酒類事業で8千万円の赤字とは、哀しくなってしまう。 我々チューハイファンがもっと買って、応援しようではないか。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月6日
No.2026: 焼酎ハイボール ライム / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる らいむ / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール ライム タカラ 焼酎ハイボール ライム review
 3月3日から順次リニューアルしている焼酎ハイボール。 既にレモンドライを掲載済で、今日は3種めとしてライムを。

 液色はごく淡いゴールド。ジュワジュワと音を立て、大粒の気泡が立ちのぼる。
 香りは、ライムなのか何なのかはよくわからないが、グリーンな感じの柑橘香がほのかにする。 じっくり香りを嗅げば、確かにライムだなあということが、わかる程度である。
 味はシャープで強い炭酸が効いている。甘味は抑え込まれている。アルコール感は豊か。
 アルコール分7%。果汁1%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、ライム果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)。

 チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。 TAKARA「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、 キレ味爽快な辛口チューハイです。
 他のフレーバー同様、従来品との見分け方は、缶の下の方に以前は "タカラチューハイ" と書かれていたところに、 "辛口チューハイ" と書かれていることである。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月7日
No.2027: 麒麟ZERO / キリン
 きりんぜろ / きりん
キリン ゼロ キリン ゼロ review
 3月中旬製造品からリニューアルしている麒麟ZERO。糖質ゼロの発泡酒だ。
 私の行動範囲内では、どうも出回り方が遅いようで、最近ようやく目にするようになった。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色。カラメル色素などは使っていないようだから、 これは天然の色ということだろう。
 泡はきめが粗く、泡持ちもよくない。
 香りにビール的な深みがないので、 やはりビールではないなということが、すぐにわかるのだが、 発泡酒特有の臭みは極めて弱い。
 口に含むと、およそ味わいらしきものはなく、ひたすら透明感あるクリアな口当たり。 苦味も強くなく、炭酸水のようにニュートラルな味である。
 アルコール分3%。麦芽使用率25%未満。 原材料:麦芽・ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
※「糖質ゼロ」は100ml当たり糖質0.5mg未満のもの、 「カロリーオフ」は100ml当たり20キロカロリー以下のもの、 に表示可能です。(栄養表示基準による)
 味がないのがこの製品の味だといえる潔い出来映え。同社サイトでは、今回のリニューアルについて、 次のように説明している。
 リニューアルにあたっては、うまみ・コク味・複雑さを与える副原料の使用量をアップすることで、 "香り" "うまみ" を一層引き出すことに成功しました。 これにより、"キリッと爽やかな飲み口" は維持しつつ、 "飲みごたえ" "キレ" "のどごし" がさらに向上しています。
 従来品に比べ、香りやうまみが一層向上したというふうには、私には感じられなかったが、 よくキリン製品は、味わいを出そうとするあまり、雑味やえぐみが鼻につく仕上がりになっていることがあるので、 それに比べればこんなふうに潔く水っぽいほうが、よほどましである。
 これなら、スポーツの後などにゴクゴク飲むのに適している。
種別 発泡酒
2009年5月8日
No.2028: 焼酎ハイボール シークァーサー / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる しーくぁーさー / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール シークァーサー タカラ 焼酎ハイボール シークァーサー review
 3月3日から順次リニューアルしている焼酎ハイボール。 既にレモンドライライムと掲載済で、残るはこちらのみとなった。

 色はごく淡いゴールドで、やや緑がかっている。
 香りは、微かに緑っぽい柑橘香だが、それが何なのか香りだけで判別するのは難しい。
 味はとてもシャープ。 焼酎のアルコール感があり、柑橘フレーバーはかすかについている程度。 酸味は弱く、とにかくすっきり、繊細な味わいだ。
 アルコール分7%。果汁1%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、シークァーサー果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。

 チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。 TAKARA「焼酎ハイボール」は、その元祖チューハイの味わいを追求した、 キレ味爽快な辛口チューハイです。
 他のフレーバー同様、従来品との見分け方は、缶の下の方に以前は "タカラチューハイ" と書かれていたところに、 "辛口チューハイ" と書かれていることである。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月9日
No.2029: DFL COCKTAIL TASTE ソルティードッグ風 [糖類ゼロ] / ドウシシャ
 DFL かくてるていすと そるてぃーどっぐふう [とうるいぜろ] / どうししゃ
DFL COCKTAIL TASTE ソルティードッグ風 DFL COCKTAIL TASTE ソルティードッグ風 review
 DFLは(株)ドウシシャが展開する飲料のブランドで、 チューハイ等のアルコール飲料のほか、コーヒー、紅茶等もある。
 先日、DFLカクテルテイストのカシスオレンジ風をレビューしたが、 そのとき一緒に入手していたのが、これである。

 グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。細かい炭酸の気泡が見える。
 香りを嗅ぐと、あー確かにソルティードッグだ、という香り。もちろん、 本格的なそれではなく、他社の缶入りソルティードッグによくありがちな、 グレープフルーツ香を中心とした、少し苦そうでフルーティな香りだ。ただ、 やはりコクはなさそう。
 口に含むと、やっぱりというか、甘味も酸味も弱く、ふぬけた感じなのだが、 糖類ゼロのため仕方ない。むしろ味わいを弱くしているために、 ジュースっぽくならずに済んでいる。
 アルコール分0.9%以下。果汁1%。 原材料:グレープフルーツ果汁、 酒精、香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、グルタミン酸Na、乳化剤。 販売者:(株)ドウシシャ、大阪市中央区東心斎橋1-5-5。
 カクテルではありませんよという意味合いで、ソルティードッグ風という名前なのだが、 アルコールは0.9%以下といえども、一応入っている。 だから、自動車等の運転をする前に飲んではいけない。
種別 低アルコール飲料
2009年5月10日
No.2030: ほろよい もも / サントリー
 ほろよい もも / さんとりー
サントリー ほろよい もも サントリー ほろよい もも review
 明後日5月12日が発売日となっているサントリーほろよいの新フレーバー、もも。 入手したので、早速試してみたい。

 グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。炭酸の気泡は少ない。
 まるで桃の缶詰のような香り。それも白桃ではなく、黄桃に近い濃厚さがある (実際に使われているのは白桃だが)。
 味は濃厚すぎず、やさしい口当たり。やや単調なきらいもあるが、 このシリーズは低アルコールで柔らかいのが持ち味だと思うので、 そのコンセプトには合っている。
 アルコール分3%。桃果汁1%。桃浸漬酒使用。国産ホワイトピーチ果汁使用。 原材料:桃、スピリッツ、桃浸漬酒、糖類、酸味料、香料。
 白桃のみずみずしい甘味とやわらかな香りがとけあった、やさしい味わいです。
 フルーティでやわらかで、お酒が強くないという人にも飲みやすいチューハイだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月11日
No.2031: 旬果搾り 和歌山産南高梅 <夏限定> / アサヒ
 しゅんかしぼり わかやまさんなんこうばい <なつげんてい> / あさひ
アサヒ 旬果搾り 和歌山産南高梅 アサヒ 旬果搾り 和歌山産南高梅 review
 明日5月12日発売の旬果搾り夏限定品。 今回は、和歌山産南高梅と沖縄産シークァーサーの2種である。
 今日はまず、和歌山産南高梅を飲んでみる。

 グラスに注いだ色は、しっかりしたゴールド。炭酸の気泡はそれほど多くない。
 香りは甘そうだが、それほど濃い感じはしない。 梅味のキャンディのような感じである。
 味もどちらかといえばサッパリ系。梅味チューハイでも、梅酒を使ったものだと、 甘味にコクがあり、ともするとくどい感じになりがちだが、 これは梅酒ではなく梅果汁使用だから、甘味は適度で、軽快である。
 果汁1.2%。アルコール分4%。和歌山県産南高梅果汁使用。 原材料:アルコール、うめ果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 旬果搾りには、通期商品に「うめ」があるが、 あちらはふだんあまり見なくなった。もちろん生産は続けているのだろうが、 扱っている店は限られている。
 通期商品の果汁10%に比べ、限定品でありながらこちらはあまりにも少なすぎる。 でも、それなりにナチュラルな風味に仕上がっているところはすごい。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月12日
No.2032: 焙煎 生ビール <限定醸造> / サッポロ
 ばいせん なまびーる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 焙煎生ビール サッポロ 焙煎生ビール review
 本日5月12日、コンビニ限定で発売された、サッポロ焙煎生ビール。 実は昔(1992年)発売され、人気を博した商品で、いわば復刻版である。

 グラスに注いだ色は、深い黄金色と淡い琥珀の中間色といった色味。 泡も心なしかベージュっぽい。泡持ちはほどほどである。
 はっきりと香ばしいというほどではないが、ほのかな焙煎香がある。 サッポロラガーに似たところがあり、いかにも同社のビールらしい、 男性的なキャラクターである。
 味は適度に香ばしく、やわらかいタッチ。苦味が弱いわけではないが、 口中で甘いと感じてしまうほどのコクが印象的である。
 アルコール分5%。 原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 どこかで見たことのあるパッケージデザインだと思ったら、 以前に出ていたときと基本的に同じデザインのようである。 質実剛健さが伝わってくるが、反面、コンビニでは目立ちにくい。
 もっとも、これは物珍しさで不特定多数に買ってもらうというより、 この味に惚れ込んだ人にリピートしてもらいたい。そういった製品だろう。
種別 ビール
2009年5月13日
No.2033: 旬果搾り 沖縄産シークァーサー <夏限定> / アサヒ
 しゅんかしぼり おきなわさんしーくぁーさー <なつげんてい> / あさひ
アサヒ 旬果搾り 沖縄産シークァーサー アサヒ 旬果搾り 沖縄産シークァーサー review
 昨日5月12日発売の旬果搾り夏限定品。 今回は、和歌山産南高梅と沖縄産シークァーサーの2種である。
 一昨日、既に和歌山産南高梅を飲んでいるので、今日はもう一方のこちら。

 グラスに注いだ色は、無色透明。炭酸の気泡はそれほど多くない。
 香りは緑っぽい柑橘香で、もしシークァーサーと言われなければ、 ゆずかな?かぼすかな?とも思う。
 味は酸も甘味もマイルドで、刺激は少ない。 ジューシーさと適度なシャープさを兼ね備えている。 飲み込んだ後、口中には苦味と酸味が残る。
 果汁0.1%。アルコール分4%。沖縄県産シークァーサー果汁使用。 原材料:アルコール、シークァーサースピリッツ、シークァーサー果汁、 糖類、酸味料、香料。
 シークァーサーは元々非常に酸味の強い柑橘だから、 チューハイ等に用いられるときには、妙に甘味を強くしたり、 何か別のフレーバーと混ぜたりすることが多いが、 単品でここまでシンプルな製品は貴重である。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月14日
No.2034: BAR BEER / KIRIN
 麒麟霸啤酒
KIRIN BAR BEER KIRIN BAR BEER review
 ちょっと前に、知人から台湾土産として戴いた台灣龍泉啤酒を飲んだ。 実はその時、これも一緒に戴いたのだ。なんとブランドは日本のキリンである。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡にはほどほどに力があり、 泡持ちも悪くない。
 ホップ香が爽やかで、軽やかな印象。甘い香りもある。
 口に含んだ瞬間、ふんわり甘い味わいと、適度な苦味が感じられる。 ボディは細身で、後味はスッキリ。
 酒精成分4.5度。主要原料:麥芽、穀類、啤酒花。
 製造廠商:KIRIN BREWERY (ZHUHAI) CO.,LTD
 進口商:
台灣麒麟啤酒股份有限公司
 先日飲んだ台灣龍泉啤酒よりは、コクがある。
種別 ビール
2009年5月15日
No.2035: スプラッシュタイム マスカット / 合同酒精
 すぷらっしゅたいむ ますかっと / ごうどうしゅせい
GODO スプラッシュタイム マスカット GODO スプラッシュタイム マスカット review
 今年3月17日が発売日だったスプラッシュタイムの新製品。 例によって、ずっとみつからなかった。以前、ディスカウントショップでみつけた経験から、 今回もディスカウントを中心ターゲットにしてずっと探してきたところ、 ようやく先日、発見。
 同日に発売されたのが、このマスカットのほか、パイナップル、糖質ゼロ巨峰、 糖質ゼロウメの4種。これらのうち、パイナップル以外の3種を今回入手したので、 順次掲載してゆく。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは、実にフルーティで甘いニュアンスをたたえたマスカット香。
 味も香りの印象通りわかりやすく、白ぶどうの甘味と適度な渋味が混じり合っている。 決して甘すぎず、スッキリ感も持ち合わせている。
 アルコール分5%。果汁1.2%。 原材料:マスカット果汁、醸造アルコール、 果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na。 「みずみずしいマスカットの華やかな香りがうれしいチューハイです。」
 このシリーズは概して味がシンプルでわかりやすく、 毎日飲んでも飲み飽きないキャラクターを持っている。 缶デザインもシンプルでありながら非常に秀逸。
 ラインナップは、 レモングレープフルーツウメ巨峰あんずレモン&ライムライチ糖質ゼロレモン糖質ゼログレープフルーツとこれまで9種が出ており、 当サイトではすべてレビュー済。
 新製品のうち、まだ入手できていない「パイナップル」は今後も探索を続けるが、 大阪近郊で売っている店を知っているという方は、ぜひ教えてください。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月16日
No.2036: スプラッシュタイム ウメ 糖質ゼロ / 合同酒精
 すぷらっしゅたいむ うめ とうしつぜろ / ごうどうしゅせい
GODO スプラッシュタイム ウメ 糖質ゼロ GODO スプラッシュタイム ウメ 糖質ゼロ review
 今年3月17日が発売日だったスプラッシュタイムの新顔。
 昨日マスカットを飲んだが、発売されたのは他にパイナップルと、 糖質ゼロシリーズとしてこのウメと巨峰の計4種である。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いシャンパンゴールド。ややグリーンがかっている。 梅酒入りチューハイとしては、かなり薄い部類。
 香りには梅酒っぽいコクも感じられるが、甘さは強そうではない。
 実際に飲んでみると、確かに梅らしい酸はあるが、 梅酒特有のコクには乏しい。その代わりに、甘味料の不自然な甘さが少し口中にまとわりつく。 
 アルコール分4%。梅酒入り。 原材料:醸造アルコール、梅酒、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)、カラメル色素。
 昨年出た レモン でも少し不自然な甘さを感じたが、こちらはそれ以上に甘味がどんより残る感じ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月17日
No.2037: スプラッシュタイム 巨峰 糖質ゼロ / 合同酒精
 すぷらっしゅたいむ きょほう とうしつぜろ / ごうどうしゅせい
GODO スプラッシュタイム 巨峰 糖質ゼロ GODO スプラッシュタイム 巨峰 糖質ゼロ review
 今年3月17日が発売日だったスプラッシュタイムの新顔。
 4種新登場したうち、マスカットウメ糖質ゼロ とこの巨峰糖質ゼロを入手。 前2者はレビュー済なので、今回入手分では、これが最後となった。

 グラスに注いだ色は、透明感ある淡い紫。ピンク色に近い。
 かなりしっかりしたぶどうの香り。これで本当に糖質ゼロなんだろうか? と感じてしまうほど、甘そうな香り。
 味のほうは、やはり軽やかで、甘味にコクはない。 ぶどうらしい味わいや、渋味はあるものの、やっぱりちょっとパンチに欠ける。 飲み込んだ後には、甘味料の不自然な感じの甘味が少しだけ口中に残るのだが、 それほど気になるレベルではない。味のトータルバランスも決して悪くはない。
 アルコール分4%。果汁0.5%。 原材料:巨峰果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)、 アントシアニン色素、カラメル色素。
 巨峰味チューハイといえば、通常もっと濃厚な味わいのものが多いのだが、 これはさすがに糖質ゼロだけあって、軽やかな味に仕上がっている。
 甘い感じなのにコクがなく、味がどっちつかずだと評する人も多いかもしれない。 だが、軽やかさとジューシー感をうまく調和させた良いとこ取りのチューハイ だと私は思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月18日
No.2038: トマーテ 完熟トマトのフルーティカクテル / アサヒ
 とまーて かんじゅくとまとのふるーてぃかくてる / あさひ
アサヒ トマーテ アサヒ トマーテ review
 アサヒ&カゴメの「トマーテ」が新しくなった。発売日は、明日5月19日となっている。

 グラスに注いだ色は、ややくすんだ感じの濃い朱色。 トマトジュースの赤というより、野菜ジュースっぽい。
 香りは青臭い感じで、やはりかなり野菜的。
 見た目はドロッとした感じなのに、口当たりは非常にサラサラとして飲みやすく、 軽く酸が効いている。トマトジュースの濃厚さとはちょっと違う。 甘味がほんのりとあり、くどさはない。
 アルコール分4%。トマト果汁45%+レモン果汁5%。無炭酸。 原材料:アルコール、トマト果汁、レモン果汁、糖類、乳化剤、野菜色素。
 容器がアルミではなくスチール缶というところは、従来品と同じである。 トマト果汁がこれだけ多いと、アルミにはできないのだろう。 缶上部に黄色い帯があって、赤文字で「おいしくなって 新登場!」と書かれているが、 ここはおそらく最初だけで、しばらくたったらこの表記のない缶が出回るに違いない。
 従来品はアルコール分が5%だったから、今回弱くなったということだ。 消費者の意見などをもとに見直したのだと思う。
 アサヒのサイトには、「トマトのうまみが食事にぴったり」 ということで、トマトソースのパスタと、エビチリの写真がある。 それはもうドンピシャなんだろうな、と思う。
 休日のランチにお酒を飲むというと、軽い罪悪感のようなものがあるが、 トマーテがお供なら、非常に健康的ではないだろうか。
 ・・でも個人的には、日曜のランチはゴロッとしたパンチェッタの入ったアマトリチャーナスパゲティにハイネケンとか、 ソーセージとタマネギとピーマンの入ったレトロな感じのケチャップ味ナポリタンスパゲティにオリオンビールという 組合せが好きです。家の近所のパスタ屋さんで食べるペスカトーレとプレミアムモルツの組合せも絶品。 すみません、話が変わってますね。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月19日
No.2039: 氷結 パイナップルクーラー <期間限定> / キリン
 ひょうけつ ぱいなっぷるくーらー <きかんげんてい> / きりん
氷結 パイナップルクーラー 氷結 パイナップルクーラー review
 明日5月20日発売の氷結パイナップルクーラー。毎年出ているものだが、 昨年の発売日は7月9日。 2007年は6月13日。それ以前も6月だったから、 今年は例年になく早い発売といえる。毎年よく売れるから、前倒ししたのかもしれない。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、かすかに色づいている。 気泡は細かく、スパークリングワインのようにも見える。
 甘さに満ち、ツンと香り立つパイン香。 明らかに作り物っぽいが、非常にきれいにつくられた香りといった感じだ。
 口当たりは軽やか。スキッとしていて、酸も効いているから、 香りの印象よりはずっとシャープだ。 後味もスッキリ。
 果汁3.0%。アルコール分5%。原材料:パインアップル果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。 「パイナップルの氷結ストレート果汁を使用した、はじける香りと爽快な酸味の夏限定チューハイ。」
 中身はたぶん昨年までと変わっていないだろう。 どこも手直しする必要がないくらいに、完成されているチューハイだ。
 ジューシーで、それでいてスッキリ感があり、決してナチュラルというのとは違うけれど、 美しく作り込んだチューハイ。取り立ててどこが素晴らしいという突出した部分がないからこそ 万人受けするキャラクター。このパイナップルクーラーも、 そんな氷結ワールドを体現する1本だ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年5月20日
No.2040: おいしいチューハイ マンゴーミックス <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい まんごーみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ マンゴーミックス タカラ おいしいチューハイ マンゴーミックス review
 昨日5月19日発売、タカラおいしいチューハイの期間限定マンゴーミックス。 いつも入手に比較的苦労するこのシリーズだが、今回は発売日である昨日、 コンビニ(ファミマ)で発見した。

 グラスに注いだ色は、薄黄色。マンゴーと思って見ると、随分薄いなと感じる。
 香りは、え?これがマンゴー?というくらい控えめで、 かなりりんごが目立っている。いや、もちろんマンゴーだとすぐに分かる香りだけれども、 濃厚な感じがまったくないのだ。カルピスかヤクルトみたいな甘酸っぱい感じがする。
 味も軽やか。マンゴーをその他の果汁で希釈したような感じで、 濃厚さはない。だから、すっきりとした味わいで、後味も爽やか。 甘いニュアンスは確かにあるが、決して甘ったるくはない。
 果汁50%。アルコール分4%。糖類不使用。原材料:果汁(マンゴー、ぶどう、りんご)、 マンゴーピューレー、スピリッツ、安定剤(ペクチン)、香料、酸味料。 「果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。(マンゴー果汁17%)」
 この製品、最初に登場したのは2007年11月であったが、 その時の製品はマンゴーのほか、りんごと洋梨の果汁が使われていた。 ところが今回は、洋梨に代わってぶどうが採用された。その分、より一層スッキリ感が増したようである。
種別 チューハイ・カクテル等

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