ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2201〜2220


 
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2009年10月22日
No.2201: COCKTAIL カロリ。レッドグレープカシス / サントリー
 かくてるかろり。れっどぐれーぷかしす / さんとりー
サントリー カロリ。レッドグレープカシス サントリー カロリ。レッドグレープカシス review
 10月20日発売、COCKTAIL カロリ。の新顔。期間限定品ではなく、通年商品らしい。 2種出たうち、既にピンクオレンジフィズはレビュー済。今日はもう一方の「レッドグレープカシス」を。

 グラスに注いだ色は、透明感あるごく淡い紫。いや、紫に近い赤と言った方がいいか。
 香りは、最初カシスが強いと思うのだが、 よく嗅いでみると、カシスとぶどうがうまく拮抗している。 カシスがぶどうのパンチの弱さを補完しているような感じだ。
 味はぶどうが優勢か。渋味がしっかりとあり、甘味は適度に抑え込まれている。 カロリ。のシリーズにありがちな甘味料独特の薄ら甘い感じは、ほとんどない。 カシスとぶどうのタンニン分がうまく引き締め役になってくれているようだ。
 果汁2%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:グレープ、カシス、スピリッツ、 糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、紅花色素。
 アメリカ産レッドグレープを主体とするぶどう果汁にカシス果汁をミックスした、 カロリー50%オフのフルーティーなカクテルです。
 今回の新定番2種は、いずれも飲み飽きしないキャラクターを持っている。 良い意味でありふれた味わいである。 熱狂的なファンを生み出すことはない代わりに、多くの人にほどほどに支持されるであろう。
 今までなぜなかったのだろう?と思ったら、実は以前は「カシスグレープ」 の名で存在していた。ただ、アルコール度数が以前は4%だったから、 今回3%と、さらに軽やかになったわけだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年10月23日
No.2202: BEST TASTE バーカウンターのカクテル カシスオレンジ / 三幸食品工業(徳岡P.B.)
 べすとていすと ばーかうんたーのかくてる かしすおれんじ / さんこうしょくひんこうぎょう(とくおかP.B.)
ベストテイスト バーカウンターのカクテル カシスオレンジ ベストテイスト バーカウンターのカクテル カシスオレンジ review
 ベストテイストカクテルは、関西を中心にSAKE市場グランマルシェ、 ボン・ルパなどの酒販店を展開する徳岡(株) のP.B.商品である。 従前は、ソルティドッグジントニックモスコミュール の3種があったが、その後、新種が加わった。 これまでと異なり、「バーカウンターのカクテル」という文字が 缶に大きく表示されている。
 既にパイナップルフィズを飲んでいるが、今日は「カシスオレンジ」。

 グラスに注いだ色は、チェリー色(濃いピンクと赤の中間)。
 カシスの黒っぽい香りと、柑橘の爽やかな香りが共存。
 口当たりは甘ずっぱく、味わいは軽快。カシスの軽やかな渋味があって、甘味は弱い。 アルコール感は弱く、後味はスッキリ。
 アルコール分5%。果汁6%。 原材料:オレンジ果汁、カシス果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、アントシアニン色素、クエン酸Na、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
 製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。 販売者:セントミハエルワインアンドスピリッツ(株)、大阪市中央区南船場3-5-26。
 カシスとオレンジのフルーティなカクテルです。少し甘味を抑えた本格派。
 カシスを使うと濃厚な味わいになりがちだが、この製品は実に軽やかなタッチで、爽やかに飲める。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年10月24日
No.2203: 生活良好 チューハイ レモン / 富永貿易(AJS P.B.)
 くらしりょうこう ちゅーはい れもん / とみながぼうえき(AJS P.B.)
生活良好 チューハイ レモン 生活良好 チューハイ レモン review
 「生活良好」は、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)のPBである。
 同協会のサイトによれば、 会員企業数58社、総店舗数1125、賛助会員数333社(2009年10月現在)のグループであり、 総売上高は1兆6000億円を超えているという。
 そう聞くと、相当な規模という感じがするが、比べて恐縮だが、たとえばイオンやセブン&アイは、 グループの営業収益はそれぞれ優に5兆円を超えている(2009年2月期)。 この業界の力関係がわかるというものである。
 まあ、それはさておき、このチューハイ。 だいぶ前に、AJSの会員である関西スーパー(本部:兵庫県)にて入手していた。 掲載するタイミングがなく、今日まで来てしまったのだ。

 グラスに注いだ色は、ほとんど透明だが、わずかに白濁。
 香りは、キリッと立つタイプではなく、ふんわりと香ってきて、押しが弱い。 芳香剤的なレモン香である。
 口に含むと、炭酸は弱い感じで、やさしく入ってくる。しかも、 酸味は穏やか。更に甘味はもっと弱い。全般的に「薄い」感じなのだ。 後味にはピュアなアルコール臭が残る。
 アルコール分7%。果汁1.0%。 原材料:レモン果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。 販売者:富永貿易(株)、神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
 この商品はオール日本スーパーマーケット協会グループの共同開発商品です。
 上記で思わず「薄い」と書いたが、ヘルシー指向の浸透した昨今では、 味が濃くないと反射的に「健康的」と思ってしまう。 そんな時代にマッチした商品と言えるかもしれない。 販売価格が確か88円だったと思うので、おサイフにとっても健康的。まさに生活良好。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年10月25日
No.2204: 神戸麦酒物語 / 明石ブルワリー
 こうべびーるものがたり / あかしぶるわりー
神戸麦酒物語 神戸麦酒物語 review
 地元関西の製品でありながら、これまで飲んだことがなかった。 明石ブルワリーというところが造る、ピルスナー。

 グラスに注いだ色は、かすかに濁りのある深い黄金色。 泡はきめ細かく、力強く、泡持ちも良い。
 香りは華やかさと重厚感のバランスがよい。爽快で、かつ、モルトの奥深さを感じさせる。
 口に入れると、アタックは丸い感じなのだが、実はかなり苦味が強く、後からグッと押してくる。 味わいにふくらみがあって、ふくよかな甘味を感じる。だから、トータルバランスはとてもよい。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。非熱処理。
 製造者:明石ブルワリー(株)、兵庫県明石市大久保町西島1194。
 サイト情報によれば、 未濾過とのこと。それで、液体に少々濁りが見られるのだ。
 一見、非常に平凡なビールと映るが、飲みやすいキャラクターでありながら、 実は奥深い味わいがある。なかなか侮れない。330mlびん入りで、入手価格は420円。
種別 ビール
2009年10月26日
No.2205: 一番搾り とれたてホップ生ビール 2009 / キリン
 いちばんしぼり とれたてほっぷなまびーる 2009 / きりん
キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール2009 キリン 一番搾り とれたてホップ生ビール2009 review
 明後日10月28日に発売される、キリン一番搾り・とれたてホップ生ビール。 毎年恒例の製品だ。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色。 泡はきめ細かく、当初勢いがあるが、泡持ちはほどほどである。
 確かに爽やかなホップ香だが、かなり抑制気味で、 そこがキリンらしい。
 口に入れると、スッと入ってくる滑らかさがある。苦味もしっかりあるが広がらず、 むしろバランス的には酸が目立つ。ここは実に一番搾りらしい。 後味にもやや酸味が残る。これまでこんなに酸が強かっただろうか。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。岩手県遠野産ホップ使用。
 昨年の私自身のコメントを見ると、苦くて地味みたいなことが書いてある。 発売当初からこのビールは、ある意味、通年品の一番搾りとは キャラクターがやや異なると思っていたが、 今年のものは、だいぶ通年品に近づいた気がする。
 何気なく原材料を見比べてみたら、昨年までは副原料(米・コーン・スターチ)が使われていたのに、 今年はオールモルトになっている。通年品が今年の春から麦芽100%にリニューアルしているから、 まあ当然と言えば当然。
種別 ビール
2009年10月27日
No.2206: 神戸メリケンビール / 明石ブルワリー
 こうべめりけんびーる / あかしぶるわりー
神戸メリケンビール 神戸メリケンビール review
 一昨日、兵庫県の明石ブルワリーがつくる「神戸麦酒物語」を掲載したが、 今日は同じ醸造所の「神戸メリケンビール」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。 泡はきめ細かいが、泡持ちはほどほど。
 香りに華やかさはなく、干し藁のような落ち着いたニュアンス。
 口に含むと、ギュッと凝縮されたような苦味が感じられる。 ピュアな麦芽の旨味。
 典型的なピルスナーで、国産大手がつくるマス製品とかなり近いのは間違いないが、 この製品はより一層伸びやかで、力強い苦味をストレートに活かしている。 大手製品で似たものを探すと、 ハートランドか、あるいはヱビスといったあたりがあげられる。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。非加熱処理ビール。
 製造者:明石ブルワリー(株)、兵庫県明石市大久保町西島1194。
 ラベルには神戸ポートタワーのイラストが中心に描かれている。 実はそのすぐ横にあるのがメリケンパーク、そしてメリケン波止場だ。
 メリケンとは、ご存知の方も多いと思うが、american の意味。 これをネイティブの方が発音したときに、「ァリヶン」のように聞こえることから、 そう呼ばれるようになったもの。同じ港町の横浜にも、メリケン波止場と呼ばれる場所は存在する。
 なお、製造者は明石市の醸造所であるが、 明石といえば、日本標準時子午線(東経135度)が通っていることでつとに有名な街。 この街を太陽が南中する時がちょうど正午である。 他地域の方には位置関係がわかりにくいと思うが、 明石市は神戸市の西隣で、いわば、政令指定都市・神戸の郊外に位置するのである。
種別 ビール
2009年10月28日[1]
No.2207: COCKTAIL カロリ。マンゴーラッシー <2009 LIMITED MIX> / サントリー
 かくてるかろり。まんごーらっしー <2009 LIMITED MIX> / さんとりー
サントリー カロリ。マンゴーラッシー サントリー カロリ。マンゴーラッシー review
 10月27日に、コンビニのファミリーマート限定で発売されたカクテルカロリ。
 このマンゴーラッシーは、実は昨年6月に一度全国発売されている。 今回はファミマ限定ということで、同社サイト に今週の新製品として掲載されている。

 グラスに注いだ色は、濁りある淡い黄色。もっと濃いかと想像していたが。
 香りは、外観に比べて濃厚な感じ。マンゴーと乳酸飲料がうまく混ざり合っている。
 口に含むと、一瞬濃いかな?と思いきや、意外にスキッとした口当たり。だが、その後から、 マンゴーと乳製品のほのかな甘酸っぱさがくる。そして、カロリ。特有の甘味料のどんよりした甘味が最後に残る。 全体的にはくどくなく、飲みやすい。
 果汁1%。アルコール分4%。カロリー50%オフ。 原材料名:オレンジ、マンゴー、スピリッツ、乳清はっ酵液、 糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素、 (原材料の一部に乳製品を含む)。
 マンゴーのやわらかでやさしい味わいが楽しめる、 カロリー50%オフのフルーティなヨーグルトテイストカクテルです。
 あいかわらずこのような販路限定商品が後を絶たず、フォローもたいへんである。また、出るときには一斉に出るので、 素早く対応するにも限界がある。
 ご存知だろうか。新製品が出るのは、圧倒的に火曜日が多いことを。次に多いのが水曜日である。 そのような傾向に反して、月曜日に出すことが多いのが、カルピス社である。まあ、こんなことを知っていても、 普通の人には何の役にも立たないが。
 ところで(株)ファミリーマートの企業サイトは、www.family.co.jp だが、子会社である(株)ファミマドットコム が運営する会員制ネットショップが、 www.famima.com(ファミマ.com)である。 また同社は、 famima.foodpark.jp(ファミマフードパーク) という食品通販サイトもやっている。
 そして、偶然発見したのだが、今度は www.famima.jp(ファミマ.jp)というサイトが、 11月6日に開設されるらしい。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年10月28日[2]
No.2208: 豊潤辛口 / サッポロ
 ほうじゅんからくち / さっぽろ
サッポロ 豊潤辛口 サッポロ 豊潤辛口 review
 ここのところ、1日に複数本掲載することは控えてきた。まあ、飲み過ぎを気にしてのことである。 ところが、そういうペースでは、未掲載品がどんどん私の部屋の飲料専用冷蔵庫にたまってゆき、あふれそうである。 ということで、今日は久しぶりに2種目を飲むことにした。
 ニチリウグループ がサッポロと共同開発した新ジャンル。正確な発売日はわからないが、 今日チラシに載っているのを見て、急遽同グループに加盟しているスーパー(平和堂)まで行って、買ってきた。

 グラスに注いだ色は、極めて深い黄金色。 泡はきめ細かく、力強く、泡持ちもかなり良い。
 香りは、清々しいホップ香も感じられるが、 米ぬかのような香りも強い。
 口当たりは、強いアルコールのパンチ力がストレートに来て、 そのアルコールのホットな甘味が広がる。 苦味も強く、サッポロらしい、麦を感じさせる飲みごたえがある。 ただ、後味にも甘味が残ってしまう。
 アルコール分7%。超高発酵法。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
 缶には、「シャープなキレの飲みごたえ」という文字もあるが、どうしても度数が強い分だけ、 甘味が感じられ、キレはシャープとまでは言い難い。
 入手価格は103円。ウチの近所にある、同じニチリウグループの別のスーパー・ライフのチラシでは105円 となっていたから、店舗によって違うようである。
種別 新ジャンル
2009年10月29日
No.2209: FRUITS COCKTAIL スクリュードライバー / アシードブリュー(やまやP.B.)
 ふるーつかくてる すくりゅーどらいばー / あしーどぶりゅー(やまやP.B.)
FRUITS COCKTAIL スクリュードライバー FRUITS COCKTAIL スクリュードライバー review
 やまやグループPBと目される「フルーツカクテル」シリーズ。ちょっと前に、 「ソルティードッグ」を掲載したが、今日は「スクリュードライバー」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、やや濁りある淡いオレンジ。濃い黄色といってもいいか。
 香りは、意外にもフレッシュ感のあるオレンジ香。旧タケダ・プラッシー(現在はハウスウェルネスフーズが製造)みたいな感じ。
 味は、果汁感の乏しいオレンジドリンクみたいに、人工的なオレンジ味。 甘酸っぱく、サッパリとした飲み心地。アルコール感は弱い。
 アルコール分4%。果汁5%。 原材料:オレンジ果汁、ウォッカ、食塩、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)、着色料(カラメル、黄色4)。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
 ソルティードッグのほうもそうだったが、 カクテルというよりは、軽やかなチューハイだ。 度数も4%で、お酒の弱い人にも勧められる。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年10月30日
No.2210: 生活良好 チューハイ グレープフルーツ / 富永貿易(AJS P.B.)
 くらしりょうこう ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / とみながぼうえき(AJS P.B.)
生活良好 チューハイ グレープフルーツ 生活良好 チューハイ グレープフルーツ review
 オール日本スーパーマーケット協会(AJS) のPBである「生活良好」チューハイ。
 先日、レモンのほうを掲載したが、グレープフルーツがまだだった。

 グラスに注いだ色は、しっかりと白濁。やや黄色っぽくもある。
 香りは、酸味や甘味よりも苦味が強そうな感じ。引き締まっている。
 ところが味の方は、口に含むと、まず甘味を感じる。そして、飲み込んだ後に、苦味が残る。 微炭酸で、酸味も弱いから、その他の要素が際立っている感じなのだ。 だから、あまりスッキリとはしない。アルコール感は非常に弱い。
 アルコール分4%。果汁7%。 原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。 販売者:富永貿易(株)、神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
 この商品はオール日本スーパーマーケット協会グループの共同開発商品です。
 レモン味のシャープさと比べて、こちらグレフルは少しだらけた感じの味わい。 だが、まあ値段(88円)を考えれば、文句は言えない。
 ところで、「生活良好」は、"せいかつりょうこう"なのかと思っていたのだが、 "くらしりょうこう"と小さくカナが振ってある。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年10月31日
No.2211: サッポロクラシック '09富良野VINTAGE <数量限定> / サッポロ
 さっぽろくらしっく '09ふらのう゛ぃんてーじ <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロクラシック '09富良野VINTAGE サッポロクラシック '09富良野VINTAGE review
 北海道地区限定で10月27日に発売されたサッポロクラシックの数量限定品。
 昨年飲んで、非常に素晴らしい内容だったので、今年もなくならないうちに、ぜひ入手しようということで、 発売日に早速ネットで取り寄せた。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。純白の泡はきめ細かく、泡持ちも良い。
 みずみずしく爽快なホップ香。まるでピチピチと跳ねているかのような若さを感じる。
 口に含むと、非常に滑らかに、すうーっとなじんでくる。 軽やかでありながら、モルトの旨みがギュッと凝縮されている。苦味は最初軽やかだが、 飲み込んだ後にしっかりと存在感が残る。
 とてもピュアで、気高く、この上ない美しさをもったビール。 今、国内大手から発売されている下面発酵ビールの中で、間違いなくトップクラスのクオリティだと思う。 シルクのような喉ごしで、一口飲んだらもう一口と、気づいたらグラスが空になっている。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 やはり今年も買って本当に良かった。箱買いしたので、しばらくは楽しめる。
 購入したのは、昨年に引き続き Yahoo! Shopping 内に出店している いわみざわ農協直営ショップ わくわく情熱市場 というお店。
 なんと、今覗いてみたら、もう在庫切れになっている! 数量限定で、各店とも非常に限られた数しか入ってこないのだろうが、 この製品の人気の凄まじさを垣間見た思いである。改めて、素早く申し込んでおいて良かったと思う。

 私は、Yahoo! Shopping を利用するときは、登録しているポイントサイト Gポイント から入り、Yahoo! Japan ID でログインして店にアクセスし、決済は モバイルSuica で行っている。
 陸マイラーならぬポイントゲッターのご同輩には、同じような方法を取られている方も多いと思われるが、 こうすることで1%のGポイントと、1%のYahoo!ポイントが得られ、モバイルSuicaはVIEWカードからチャージするときに 1.5%のVIEWサンクスポイントがついているから、合計3.5%がポイント還元される。Yahoo!でポイント倍付けなどの キャンペーンをやっているときなら、更にお得である。しかも、Gポイントも、Yahoo!ポイントも、Suicaポイントに 交換してSuicaにチャージできるから、無駄なく使えるのだ。 ただ、Yahoo!ポイントは、Suicaポイントに交換するときに目減りするから、Yahoo! Shoppingでそのまま使った方が良いのだが。
 以上、お得なポイント活用術でした (^o^)
種別 ビール
2009年11月1日
No.2212: FRUITS COCKTAIL カシスオレンジ / アシードブリュー(やまやP.B.)
 ふるーつかくてる かしすおれんじ / あしーどぶりゅー(やまやP.B.)
FRUITS COCKTAIL カシスオレンジ FRUITS COCKTAIL カシスオレンジ review
 やまやグループPBと目される「フルーツカクテル」シリーズ。 既に「ソルティードッグ」と 「スクリュードライバー」を掲載済。
 今日は最後の1本となる「カシスオレンジ」を飲む。

 グラスに注いだ色は、淡いサーモンピンク。写真はほとんどオレンジ色に撮れているが、 実際はもっとピンクに近い。
 香りは、カシスが目立つが、強くはなく、穏やかである。 口に含むと、柑橘の酸味がキュンと感じられる。甘さは適度。 後味もサッパリとしている。
 アルコール分4%。果汁5%。 原材料:オレンジ果汁、グレープフルーツ果汁、ウォッカ、食酢、食塩、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)、着色料(カラメル、赤色40)。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
 カシス果汁は使われていないので、香料だけということになる。そのわりに、かなりリアルである。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年11月2日
No.2213: SUPER PRIME BROWN ROAST(韓国産新ジャンル)/ 川商フーズ(輸入)
 すーぱー・ぷらいむ ぶらうん・ろーすと (かんこくさんしんじゃんる)/ かわしょうふーず(ゆにゅう)
SUPER PRIME BROWN ROAST SUPER PRIME BROWN ROAST review
 いつ買ったのかさえ忘れてしまった。そのくらい我が家の冷蔵庫に眠っていたものだが、 なんと賞味期限が09/11(今月!)となっていた。製造日が08/11/25。購入日はわからないが、 1年近く眠っていたのか・・。

 このシリーズはこれまで、SUPER PRIME、SUPER PRIME GREEN、SUPER PRIME SPECIALとレビューしてきたが、 ついに濃色である。

 グラスに注いだ液色は、コーラよりちょっと薄いか、 麦茶よりちょっと濃いかといったくらい。 泡にはあまり力がなく、密度も粗く、持続もしない。
 香りは、かなりちゃんとロースト香があって、香ばしい。もちろん、下支えするホップやモルトは弱い。
 口に含むと、なぜか最初に軽い酸味が感じられるものの、ロースティな味わいもちゃんとある。 ただ、濃密さには欠け、ハッキリ言ってスカスカな印象。その分、後味はスッキリ軽やかである。
 アルコール分約5%。原材料:発泡酒・スピリッツ(大麦)。原産国:韓国。 輸入者及び引取先:川商フーズ株式会社。
 上記でちょっと否定的な書き方をしてしまったが、 ロースト麦芽の焙煎香がちゃんと感じられ、新ジャンル特有の臭みが軽減されている点は、評価できる。 飲みやすく、後味も悪くない。
 入手価格は確か100円程度なので、十分な内容。
種別 新ジャンル
2009年11月3日
No.2214: JAよいち認定 余市りんごカクテル / 北海道麦酒醸造
 JAよいちにんてい よいちりんごかくてる / ほっかいどうびーるじょうぞう
JAよいち認定 余市りんごカクテル JAよいち認定 余市りんごカクテル review
 サークルKサンクス限定で、本日11月3日発売の「余市りんごカクテル」。
 9月15日に出た「富良野メロンチューハイ」に続き、 北海道産の素材を使った低アルコール飲料のいわば第2弾である。製造も同じ北海道麦酒醸造だ。

 グラスに注いだ色は、濁りのある薄黄色で、りんごジュース(混濁タイプ)のようである。
 穏やかなりんご香がベースだが、添えられたはちみつの香りの方がむしろ強く、甘そうである。
 微炭酸で口当たりはやさしく、はちみつの甘さがかなり効いている。 もちろんりんごの酸味や果汁感もある。
 見た目以上に濃密な味わいで、フルーティな飲み心地。
 余市産りんご果汁20%。アルコール分5%。北海道産はちみつ入り。 原材料名:余市産りんご、スピリッツ、糖類、 香料、酸味料、安定剤(ペクチン、大豆多糖類)、ビタミンC。 製造者:北海道麦酒醸造株式会社、北海道小樽市張碓町427-1。
 「余市りんごカクテル」は、果実の美味しさをそのままにをコンセプトに、 JAよいちと共同開発したフルーティ&ハニーなプレミアムカクテルです。
 私が買いに行ったサンクスでは、富良野メロンチューハイとともに、 かなりの数量が陳列され、売られていた。限定商品だから強力プッシュといったところだろうが、 実際、たくさん売れるのだろう。
 若い女性を中心に、リピートする客も多いに違いない。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年11月4日
No.2215: カクテルパートナー ピーチマティーニ <冬限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ぴーちまてぃーに <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ピーチマティーニ アサヒ カクテルパートナー ピーチマティーニ review
 本日11月4日が発売日となっているカクテルパートナーの冬限定缶。
 2種発売されたが、まずは深いブルーの缶デザインが印象的な「ピーチマティーニ」のほうから飲む。

 グラスに注いだ色は、透明感ある黄金色。輝きがあって、黄色みが強い。
 ほのかにピーチが香る。それも、かなりリアルな感じだ。
 口当たりはかなりスッキリしている。桃の味がするものの、甘味が抑えられている。 ハーブがいくつか使われていて、特にカモミールやペパーミントといったあたりが、 すうーっとした爽やかさを与えているようだ。
 炭酸がそれほど強いわけではないのに、後味もキリッとしている。
 果汁1%。アルコール分5%。 原材料:ウオッカ、白ワイン、もも果汁、 ハーブエキス(オレガノ、カモミール、セージ、ペパーミント、 ローズマリー)、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、ベニバナ色素。
 ニューヨークで人気のあるウオッカベースの飲みやすいフルーツマティーニです。
 他社製品などでも感じることだが、ピーチを使ったカクテルやチューハイは、 以前はこってり系の味わいが主流だったのに、最近はこのようにサッパリ系が増えてきた。 飲み飽きしないという点では、サッパリ系のほうがいいかもしれない。
 また、この製品はちゃんと糖類を使用していて、最近流行りの甘味料(アセスルファムカリウムなどの) 使用製品に比べると、後味のスッキリ感が格段に良い。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年11月5日
No.2216: −196℃ 巨峰ヌーヴォー <2009収穫> / サントリー
 まいなす196ど きょほうぬーう゛ぉー <2009しゅうかく> / さんとりー
サントリー -196℃ 巨峰ヌーヴォー 2009 サントリー -196℃ 巨峰ヌーヴォー 2009 review
 コンビニ限定商品と思われる-196℃巨峰ヌーヴォー。
 "思われる"と書いたのは、これを入手したのがサンクス(一昨日に入手)で、 次の日に覗いたファミリーマートでも大量に売られていたのだが、コンビニ以外のスーパー等では 今のところ見ないからである。また、昨年は確かLAWSON限定だったはずだ。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い紫で、ほとんどピンク色と言ってもいい。
 丸みのある、キャンディのような巨峰香。かなり甘そうである。
 口当たりもかなり甘いが、ぶどうらしい渋味も強いので、決してくどくはない。 後味もクリアである。
 アルコール分5%。巨峰浸漬酒使用。 原材料:巨峰、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
 山梨県古屋農園で2009年に収穫された巨峰を使用。フルーティーでみずみずしいおいしさです。
 11月はボージョレ・ヌーヴォー解禁月なので、この時期にぶどうを出すのはタイムリーといえる。 多くの人に好まれるであろう親しみやすいキャラクター。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年11月6日
No.2217: カクテルパートナー クランベリーマティーニ <冬限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー くらんべりーまてぃーに <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー クランベリーマティーニ アサヒ カクテルパートナー クランベリーマティーニ review
 11月4日発売、カクテルパートナーの冬限定缶2種。
 既に「ピーチマティーニ」はレビュー済だが、今日はもう一方の「クランベリーマティーニ」を飲む。

 グラスに注いだ色は、透き通った淡い赤色。
 缶を開けた瞬間から、酸っぱそうなベリー香が広がる。 赤色系ベリーは、クランベリーでも、ラズベリーでも、アセロラでも、非常に似た香りなので、 区別が付かない。
 味は香りの印象どおり、キュンと引き締まった口当たりで、甘味は弱い。 濃密な味わいではなく、軽やかにつくられているので、酸が強すぎることもなく、あっさり、さっぱりしている。
 果汁0.3%。アルコール分5%。 原材料:ウオッカ、白ワイン、クランベリー果汁、 ハーブエキス(オレガノ、カモミール、セージ、ペパーミント、 ローズマリー)、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。
 ニューヨークで人気のあるウオッカベースの飲みやすいフルーツマティーニです。
 クランベリーの鮮やかな赤は、これからのクリスマスシーズンにもぴったり。 今回の冬限定2種は、ふだんはカクパーを扱っていないようなコンビニでも発見できた。 缶も目立つし、それなりに売れると踏んで仕入れたのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年11月7日
No.2218: チューハイ 静岡割り / 木村飲料
 ちゅーはい しずおかわり / きむらいんりょう
木村飲料 チューハイ静岡割り 木村飲料 チューハイ静岡割り review
 以前に、Shop 99(現、LAWSON STORE 100)でみつけた、 同じ木村飲料の「チューハイ烏龍割り」を 取り上げたことがあるが、こちらは「静岡割り」という名の緑茶割り。 同社は静岡県のメーカーであるから、必然性はある。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄緑色で、やや濁りがある。 当然のことながら、ペットボトルの緑茶飲料に似ているわけだが、 そもそも緑茶飲料とて、製品によって色合いは違う。これはどちらかといえば薄い方で、 濁りがあるからコカコーラ社の綾鷹に近いか。
 香りはお茶の丸みとアルコールの丸みが渾然一体となった感じで、非常に自然である。 口当たりも柔らかく、極めてスムーズな飲み心地。 お茶のコクやパンチ力が適度にあって、アルコール感もしっかりあるから、 スッキリしているのに飲みごたえがある。 無炭酸だから、普通のチューハイのような爽快感はない。
 アルコール分6%。無炭酸。無糖。香料、着色料不使用。
 原材料:焼酎甲類、緑茶(静岡産)、ビタミンC。 製造者:木村飲料(株)、静岡県島田市宮川町2429番地。
 静岡県産茶葉使用。健康的なお茶に焼酎を加え、美味しく仕上げた香りの良い酎ハイです。
 安物と侮れない内容。ちゃんと造られていて、非常に好感が持てる。 缶には茶畑と思われるイラストとともに、右下方に雪をかぶった富士山が描かれており、芸が細かい。
 ネーミングもストレートで、「静岡割り」と聞いたら誰でもが緑茶割りだとわかるだろう。 聞いただけですぐ緑茶とわかる地名なんて、静岡と宇治くらいしかないだろうから。 あと私が思いつくのは、八女茶と狭山茶くらいかな・・ (他の茶産地の皆さん、ごめんなさい)。
種別 チューハイ・カクテル等
2009年11月8日
No.2219: ゼロライフ / オリオン
 ぜろらいふ / おりおん
オリオン ゼロライフ オリオン ゼロライフ review
 9月8日にオリオンビールから出た新ジャンル「ゼロライフ」をようやく入手した。
 ご承知のとおりオリオン社製品の販売地域は、基本的に沖縄県及び奄美群島地区である。 一部、アサヒビールがアサヒブランドを冠して、全国に流通させているもの (例えば、アサヒオリオンドラフトなど)もあるが、これは違う。
 入手場所は、(株)沖縄県物産公社の運営する銀座わしたショップである。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡には力がなく、すぐに減衰する。
 香りに臭みはほとんどなく、ホップ香がほのかにする。新ジャンルにありがちな、 焼酎みたいなアルコール臭が微かにあるが、ほとんど気にならない。
 口当たりも非常にクリア。妙な甘さなど微塵もなく、ピュアで透き通っている。 もちろん、麦らしい味わいなどもなく、ひたすら透明な味。 後味もきれい。
 アルコール分3%以上4%未満。糖質ゼロ。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・糖類・カラメル色素・食物繊維・酵母エキス・大豆ペプチド)、 スピリッツ(大麦)。
 さすがにオリオン製品は、優秀である。
 糖質ゼロ製品はそもそも味を追求できるようなものではないから、 このようにひたすらピュアで、炭酸水のようなスッキリ感を追求する方法論で正解である。 だから、「味がない」と怒ってはいけない。味がないのが、最大の長所なのである。
種別 新ジャンル
2009年11月9日
No.2220: 琥珀の贅沢 <冬限定> / サントリー
 こはくのぜいたく <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー 琥珀の贅沢 サントリー 琥珀の贅沢 review
 明日11月10日発売の新ジャンル「琥珀の贅沢」。
 熟成期間を通常の1.5倍に伸ばし、深みのある重厚な味わいに仕上げたとのことである。

 グラスに注いだ色は、しっかりと琥珀色。 烏龍茶くらいの色である。泡は淡いベージュ。
 焙煎麦芽を使用しているので、もちろんロースト香もあるが、 アロマホップの清々しい香りが印象的。新ジャンル特有の臭みなど、感じない。
 口当たりは、苦味が強く、引き締まっている。 ローストフレーバーがふんわりと広がる。 コクはやっぱり濃色ビールとは違うけれども、それなりに飲みごたえがある。 妙な甘味などは一切残らない。最後まで、苦味が引き締めてくれる。
 アルコール6%。贅沢長期熟成・アロマホップ100%。 原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。
 当社主要新ジャンルの原材料に比べ、熟成期間の基準を5割長くしています。
 1缶の容量は330mlと、通常のレギュラー缶よりも20mlほど少ない。
 あえて内容量を通常品よりも少なくするという戦略は、見事である。 中身の原価が高いからという理由はもちろんあるのだろうが、 このようにして高級感を出そうという戦略は、実に巧みで、さすがはサントリーと、うならされる。
 実際、クオリティは高いので、飲めば納得する製品に仕上がっている。 入手価格は120円。缶コーヒーと同じ値段でこの内容なのだから、驚異的である。
種別 新ジャンル

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