ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2421〜2440


 
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2010年6月4日
No.2421: ヱビス 超長期熟成 <120年記念限定品> / サッポロ
 ゑびす ちょうちょうきじゅくせい <120ねんきねんげんていひん> / さっぽろ
サッポロ ヱビス 超長期熟成 サッポロ ヱビス 超長期熟成 review
 6月2日発売の「ヱビス超長期熟成」。
 昨年6月と11月の2度にわたって限定発売されたものだが、約半年ぶりに帰ってきたことになる。
 今回は、缶下部に「120年記念限定品」の文字があるが、これは、エビスビールが誕生して 今年で120周年を迎えるので、その記念商品として発売されたことを表す。

 グラスに注いだ色は、深い黄金色、あるいはごくごく淡いアンバーとも言える。 あれ、こんなに色薄かったかな? 昨年と変わったのかな? 私の記憶違いかな? 真相は分からない。 泡は非常にきめ細かく、密度があり、泡持ちも良い。
 香りはどっしりと重厚。乾いた藁や土と、少し鉄分系の匂いがする。
 アタックは意外にまろやかなのに、後に残る苦味が強い。 非常にボディの厚みを感じる。重たいのに柔らかい、 魅惑の味わい。余韻もとても長い。
 アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。
熟成にこだわった限定醸造のエビスです。
 @エビスビールの約2倍の熟成期間
 Aアルコール分やや高めの6%
 B深みとコクのあるまろやかな味わい
 どうも昨年までの製品とちょっと違うような気がするので、 サッポロ社のサイトを見てみたが、それらしき説明はない。やっぱり私の記憶違いだろうか。 今年の製品の方が少し軽く感じてしまうのは、この深い味わいに私が慣れてしまったからだろうか。 前回の発売時同様、今回もまた、しばらくの間は我が家の定番ビールとなりそうだ。
種別 ビール
2010年6月5日
No.2422: アサヒ オリオンサザンスター / アサヒ(オリオン)
 あさひ おりおんさざんすたー / あさひ(おりおん)
アサヒ オリオンサザンスター アサヒ オリオンサザンスター review
 サザンスターは、沖縄のオリオンビールが以前から出している新ジャンルであるが、 今回、アサヒの名を冠して、全国発売されることになった。発売日は、5月25日である。 缶の左下方に小さく Asahi の文字があることで、わかる。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は当初盛り上がるが(写真はそのタイミングで撮ったもの)、ほどなく減衰。
 香りに臭みは弱く、確かにビールではないなと感じるものの、非常にクリアな印象である。
 軽快な口当たりで、味わいはすっきりしている。アルコール分が後から添加されている新ジャンルは、 多かれ少なかれ、変な甘味を感じるものだが、この製品はそれが微かに感じられる程度である。 他社の新ジャンルに比べると、圧倒的に妙な甘味が弱い。軽やかで爽快な味わいである。
 アルコール分4.5%以上5.5%未満。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、米、 コーン、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。製造者:オリオンビール(株)。 販売元:アサヒビール(株)。
 この製品、今のところ売られているのをほとんど見ない。 これを入手したスーパーでは、6本パックのみの販売だったので、私は6本買ってきたわけだが、 今日、ようやく別の店でバラ売りを発見した。その他の店では、まったくお目にかかれないから、 相当流通量が限られているようだ。
 実はこの製品と同じ発売日で、アサヒオリオンリッチ(昨年も全国販売されたもの) が出ているはずなのだが、まったく遭遇しない。まあ、中身は変わっていないだろうけれど。  中身がどうやら変わっているようなので、できれば見つけ出したい。
種別 新ジャンル
2010年6月6日
No.2423: 北海道生搾り / サッポロ
 ほっかいどうなましぼり / さっぽろ
サッポロ 北海道生搾り サッポロ 北海道生搾り review
 4月中旬製造品からリニューアルした北海道生搾り。
 積極的に探し回っていたのではないとはいえ、最近、この製品をあまり見かけなくなった。 私が普段よく利用しているスーパーやコンビニでは、まったく見ない。 昨日、ディスカウントストアへ行ったら、偶然遭遇したので、入手したのだ。
 従来品(2007年2008年のリニューアル)は、 「北海道生搾り みがき麦」という名前だったが、今回また原点回帰なのか、みがき麦がとれた。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡にはかなり力があり、密度も高く、泡持ちが良い。
 香りを嗅ぐと、確かにビールではなく発泡酒だとわかるのだが、 それでも臭みは極めて弱く、軽やかなホップ香が心地よい。
 口当たりもクリアで、雑味が少ない。苦味が結構強く、飲み応えもそれなりにある。 後味はすっきり軽快。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・糖類。
 缶にも書かれているが「澄みきり搾り製法」というらしい。 その名のとおり、澄みきった味わいで、発泡酒としては非常に優秀。
 息の長い製品だから、それなりに数量は出ているのだろうが、 華々しくヒットしているようにも見えない。 もっと売れていい製品。
種別 発泡酒
2010年6月7日
No.2424: 果実の瞬間 マスカット オブ アレキサンドリア <夏限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん ますかっと おぶ あれきさんどりあ <なつげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 マスカット オブ アレキサンドリア アサヒ 果実の瞬間 マスカット オブ アレキサンドリア review
 明日6月8日が発売日となっているアサヒ・果実の瞬間、夏限定品。
 2種あるうち、今日はマスカットのほうから。

 グラスに注いだ外観は、透明でほぼ無色だが、ほんのり黄色っぽい。
 甘いマスカット香は、これまでのアサヒのチューハイ(例えば旬果搾り)と変わらぬ特徴だ。 ただ、香りが単一なだけに、くどそうな感じはない。
 味わいはふんわり甘いが、やはり重みはない。炭酸の刺激がアクセントになって、さらっとした飲み口。 飲み込んだ後にも、優しい甘さが残る。
 果汁0.3%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、ぶどう果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 このシリーズでこうやって季節限定品を出すということは、 もう旬果搾りはあきらめてしまったのだろうか。サイトの商品情報を見ると、 既に同社のチューハイブランドの中で、旬果搾りは一番最後の扱いになっているし、アイテム数もだいぶ少なくなっている。
 確かにフルーティで甘味がしっかりしたチューハイというのは、今の主流ではないのかもしれない。 だが、せっかく長く続いてきたブランドを引っ込め、世代交代を目論んだとしても、 共倒れになってしまう危険もある。そのリスクをちゃんと認識した上での方針なのだろうか。 いや、そんなことすら言っていられない、とにかく新しい何かをやるしかない窮状に、既に追い込まれているのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月8日
No.2425: COCKTAILカロリ。ブルーハワイ <夏限定> / サントリー
 かくてるかろり。ぶるーはわい <なつげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ブルーハワイ サントリー COCKTAILカロリ。ブルーハワイ review
 本日6月8日発売のカクテルカロリ。夏限定品。
 2種あるうち、今日は「ブルーハワイ」のほうを。

 グラスに注いだ色は、くすんだ感じの淡い空色。
 香りは、パインが目立って、とても華やか。
 口に含むと、香りの印象どおりパインの味わいが強く、そこにココナツフレーバーが寄り添い、酸もキリリと効いている。 甘味料の使い方も適度で、後味はサッパリ。
 果汁2%。アルコール分3%。原材料:パイナップル、レモン、 スピリッツ、ラム、オレンジ蒸留酒、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 クチナシ色素、紅花色素。カロリー50%オフ。
 パイナップルとレモンをミックスした、ほんのりココナツが香るカロリー50%オフの トロピカルカクテルです。
 実はこの製品、2007年から始まって、今年で4年目となる。 昨年までの印象では、もっと甘味料特有の薄ら甘い感じが口中に引っかかるように記憶していたが、 今日飲んだ限りでは、甘さがすっきりしたように感じた。そして何より、 昨年まではアルコール分4%だったのが、今年初めて3%になった。 とても軽やかになったので、これで正解だと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月9日
No.2426: 果実の瞬間 甘夏 <夏限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん あまなつ <なつげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 甘夏 アサヒ 果実の瞬間 甘夏 review
 昨日6月8日発売、アサヒ・果実の瞬間の夏限定品。
 2種あるうち、一昨日既に「マスカット オブ アレキサンドリア」をレビュー済。 今日はもう一方の「甘夏」を。

 グラスに注いだ外観は、ほぼ無色に近いが、かすかに黄色っぽく色づいている。
 ほんのりと、あまり甘味が強くなさそうなオレンジ香が立つ。
 味は、香りで感じた印象よりは甘いが、酸味と苦味が強いので、引き締まっている。 この酸味のきかせ方が、みずみずしい印象を作り出している。
 ブラインドで飲んで甘夏と分かるか?と言われれば難しいが、爽やかさはうまく表現されている。
 果汁1%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、なつみかん果汁、糖類、酸味料、香料。
 今回の夏限定2種は、いずれもシリーズのイメージを壊すことのない、 無難な仕上がりだが、特に感動的という内容でもない。 キリン氷結シリーズほど "お化粧" が過ぎることはないが、冒険心の感じられない内容だ。
 アサヒさんには、もっと粗野であることを恐れないで、羽目を外す勇気を持ってもらいたい。 その辺の思い切りの良さを持っているのが、タカラさんであり、サッポロさんだと私は思う。 格が違うから相撲の取り方が違うのだなんて驕りは、まさかないでしょうけれど・・。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月10日
No.2427: COCKTAILカロリ。ピンクサンセット <夏限定> / サントリー
 かくてるかろり。ぴんくさんせっと <なつげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ピンクサンセット サントリー COCKTAILカロリ。ピンクサンセット review
 6月8日発売のカクテルカロリ。夏限定品。
 2種あるうち、既にブルーハワイはレビュー済。 今日はもう一方の「ピンクサンセット」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い、そしてどこか青色が微かに入ったようなピンク色。
 香りが漂ってきたとき、一瞬、カシスかと思った。 そのくらいに、コクのある香り。しかし、よく嗅いでみると、それはグァバとピーチが混ざった結果であることがわかる。
 口に含むと、華やかなグァバの香味が広がる。但し、甘味は抑えられているので、非常にすっきり感がある。 どこに桃が使われているのか?と思うくらいに、ピーチらしい甘さとかコクは感じられない。
 果汁1%。アルコール分3%。原材料:ピーチ、グァバ、 スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 野菜色素、紅花色素。カロリー50%オフ。
 ピーチとピンクグァバををミックス、トロピカルフルーツの華やかで甘い香りが楽しめるカロリー50%オフの カクテルです。
 今回発売のブルーハワイのほうは、もう既に4年続いている商品だが、 こちらは今回初登場。華やかなようでいて、甘味は抑えられている。 甘味料特有のどんよりした甘さが口中に少しは残るものの、比較的うまくコントロールされている。 「甘味がくどい」と、当サイトでしつこく主張してきたからそれを見てくださった、なんてことはないと思うけれど、 この程度の甘味料の使い方なら、気にならない。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月11日
No.2428: −196℃ 佐藤錦 <2010限定> 山形県 水晶果樹倶楽部 さくらんぼ / サントリー
 まいなす196ど さとうにしき <2010げんてい> やまがたけん すいしょうかじゅくらぶ さくらんぼ / さんとりー
サントリー -196℃ 佐藤錦 サントリー -196℃ 佐藤錦 review
 また発売を知らずに店頭で偶然発見した。昨年も出ていた「−196℃ 佐藤錦」。イオングループ限定である。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い桜色。
 香りは、例えばガムとかキャンディとかのチェリー味を連想させる。 これをナチュラルというべきか迷うが、過度に人工的な感じはない。 他の匂いが混じっていないので、ピュアである。
 キュートな酸味が感じられ、味も香りの印象どおり非常にシンプル。 適度に甘いが、決して甘ったるい感じはない。
 アルコール分5%。佐藤錦浸漬酒使用。 原材料名:さくらんぼ(佐藤錦)、スピリッツ、糖類、酸味料、 香料、果実色素。
 山形県水晶果樹園倶楽部で育てられた佐藤錦を使用。 華やかな香りとしっかりとした甘さが心地よい味わい。
 昨年同様5月中旬の発売ならば(発売日不明)、もう1ヶ月近くたっていることになる。 ここまで気づかなかったとは、不覚である。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月12日
No.2429: 焼酎ハイボール ゆず <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる ゆず <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール ゆず タカラ 焼酎ハイボール ゆず review
 6月8日発売の焼酎ハイボール「ゆず」。
 毎回毎回新製品として出ているが、当サイトで把握している限り、今回が4回目の発売だ。 2007年6月2008年6月2009年6月と、毎年同じ時期に出ている。

 グラスに注いだ色は、微かに濁りの認められる淡いレモンイエロー。 注いでいるとき大きな気泡が踊るのは、このシリーズの特徴。
 香りは、緑っぽく、かつジューシーな感じ。焼酎ハイボールにしては、しっかりとしているほう。
 だがやはり味わいはストイック。甘味は極度に抑えられ、 柑橘らしい酸味が感じられるものの、焼酎のアルコール感がはっきりとある。 後味も酸が効いてサッパリ。
 アルコール分7%。果汁0.5%。糖質80%オフ。甘味料不使用。 原材料:焼酎、ゆず果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 昨年と何も変わっていないようである。もちろん、もう手を加える必要はないだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月13日
No.2430: 本生 ドラフト / アサヒ
 ほんなま どらふと / あさひ
アサヒ 本生 ドラフト アサヒ 本生 ドラフト review
 いつの間にか新しくなっていた「本生ドラフト」。 当サイトでは1ヶ月ほど前に「本生アクアブルー」のリニューアル版を取り上げているのだが、 こちらの掲載はずっと延び延びになっていた。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡の密度はかなりしっかりしているが、泡持ちはあまりよくない。
 軽やかなホップ香がすがすがしい印象を与えるが、やはり発泡酒特有の臭みも少し感じられる。
 口当たりは非常にクリアで、軽やか。臭みが弱い点はいいが、 やはり味わいにパンチがないので、すぐに発泡酒と分かる。反面、苦味はとてもしっかりしていて、 それなりに飲み応えは感じる。 後味もクリアであり、昔の発泡酒に比べると、ずいぶん進化したなという感想。
 アルコール分5.5%。麦芽使用25%未満。原材料:麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、米、コーン、スターチ、糖類。
 それにしてもこの製品、最近探すのがとても大変。私の生活圏内では、ほとんど売っていない。 現存する発泡酒の中では、トップクラスのクオリティなのに。
種別 発泡酒
2010年6月14日
No.2431: カルピスサワー 味わう果実 あんず <期間限定> / カルピス
 かるぴすさわー あじわうかじつ あんず <きかんげんてい> / かるぴす
カルピスサワー あんず カルピスサワー あんず review
 本日6月14日発売、カルピスサワー味わう果実シリーズ「あんず」。
 カルピス社の製品は、いつも簡単には見つからないのだが、今回はあっさり発見。 他社製品のように発売前日ではなく、発売日当日であったわけだが。
 同社製品は月曜発売であることが多く、どのメーカーも新製品といえば火・水曜発売が多いという 一般的なしきたりには従っていないのも面白い。

 グラスに注いだ色は、白が混ざった淡い山吹色。
 香りは、あんずというよりは、プラムか梅のような感じで、酸味が強そう。 いや、杏仁豆腐と言うべきか。カルピスとあんずの相乗効果なのだろう。
 口当たりは甘くミルキー(注:ミルキーって言っても不二家のじゃないですよ。当たり前だけど。 形容詞としてのmilkyだからね)。やっぱりあんずなんだとわかる。 酸はオレンジなどよりももっと丸く、極めて優しい口当たり。飲み込んだ後にも、杏仁豆腐のような後味が残る。
 アルコール分4%。果汁1%。長野産完熟あんず果汁使用。 原材料名:あんず果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、 安定剤(大豆多糖類)、カロチノイド色素、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、 アセスルファムカリウム)、酸化防止剤(ビタミンC)。
 完熟あんず果汁、完熟あんず果汁、完熟あんず果汁って、3回繰り返したら、舌を噛みそう。 そんなバカなことを言っているうちに、あっという間に飲み干せてしまう飲みやすさ。 あんず味のチューハイは一般的に甘さが引っかかるものが多いが、この製品はカルピスの酸味が引き締めてくれている。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月15日
No.2432: 直搾り バレンシアオレンジ <期間限定> / 宝酒造
 じかしぼり ばれんしあおれんじ <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り バレンシアオレンジ タカラ 直搾り バレンシアオレンジ review
 本日5月15日が発売日となっている直搾りの期間限定「バレンシアオレンジ」。 これまでにもあったような気がしていたが、今回が初登場である。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡黄色。
 粉末オレンジドリンクのような香り。この香りだけでは、バレンシアオレンジなのか、 ネーブルオレンジなのかよくわからない。
 味はやっぱり直搾りらしく"薄い"と感じる。もちろんこれは褒め言葉である。 酸が効いてすっきりとし、甘さが引っかかることはない。 フレッシュなオレンジフレーバーが心地よく口中に残る。
 アルコール分5%。果汁3.5%。原材料:オレンジ果汁、焼酎、 糖類、酸味料、香料。
 フロリダ産バレンシアオレンジの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。 産地と果汁の造り方を厳選したバレンシアオレンジの味わいをお楽しみください。
 味が薄いといってもカロリーオフ製品のような不自然さはない。 このシリーズの、いや、タカラさんの思想が体現されたピュアな味わいだ。 期待を裏切らない仕上がり。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月16日
No.2433: アサヒゴールド 復刻版 / アサヒ
 あさひごーるど ふっこくばん / あさひ
アサヒゴールド 復刻版 アサヒゴールド 復刻版 review
 昨年9月にコンビニ限定で販売された「アサヒゴールド復刻版」が、再登場。 今回は店舗限定はなく、全国発売である。発売日は昨日6月15日。
 見るところパッケージデザインにも何ら変更はなく、もちろん中身も同じだろうから、 取り上げるべきか否か迷った。だが、発売されていることを告知することも当サイトの使命だから、 掲載することにした。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色で、もちろん現在の国産ピルスナーと変わるところはない。泡持ちはほどほどである。
 ホップが清々しく、清らかな香りだが、穀物的ニュアンスを含む。これも今の代表的国産ビールに近い。
 味わいは苦味がしっかりと強く、旨みがある。飲み飽きないキャラクター。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米。
 ※当時は熱処理を実施しておりましたが、現代の技術を駆使し生ビール(非熱処理) として提供しております。
 また缶裏に、次のような説明文がある。
 昭和33年(1958年)、日本で初めての缶入りビール「アサヒゴールド」 が発売され、その後缶ビールがお茶の間に普及していくきっかけとなりました。 当時の資料を基に再現した味わいは、麦芽の芳醇なうまみを引き出した、 マイルドな飲みやすさが特徴です。昭和の古き良き時代を感じながらお楽しみください。
 通年販売するのは厳しいとしても、こうやって毎年期間限定で出してくれたら、 毎回人気を博しそうである。
種別 ビール
2010年6月17日
No.2434: SPARKLING JINRO 80 / 眞露ジャパン
 すぱーくりんぐ じんろ 80 / じんろじゃぱん
スパークリング眞露80 スパークリング眞露80 review
 昨日6月16日発売の「スパークリング眞露80」。
 既存製品、スパークリング眞露を低カロリー(80kcal)に仕上げたものである。 その既存品と同じく、製造はOEM供給元としてよく見かける広島の三幸食品工業である。

 グラスに注いだ色は、しっかりめのシャンパンゴールド。
 軽やかなグレープフルーツ香だが、そこに微かにミントが混じっている(そうと言われなければ分からない程度) ので、悪く言うと洗剤(食器洗い)とか、塩素消毒したプールの水みたいな匂いに少し似ている。 いや、それはあくまで微かに感じる程度であり、べつに悪い匂いなのではない。
 味わいは酸が効き、甘味は抑えられている。だが、他社の低カロリー製品にもありがちな、 甘味料の不自然な甘さが口中に残る。ほとんど気にならないレベルではあるが。
 アルコール分3%。グレープフルーツ果汁5%。 原材料:グレープフルーツ果汁、ウォッカ、食塩、酸味料、 香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 製造者:三幸食品工業(株)、広島県東広島市安芸津町三津4215-3。 販売者:眞露ジャパン(株)、東京都港区六本木4-4-8。
 眞露の新製品情報など、つい見落としてしまいがちなのだが、 今回は発売前からチェックしていた。それは、コンビニLAWSONの Pontaカード会員向け 「お試し引換券」の対象(30ポイントで交換可)になっていたからだ。しかしその配布初日であった昨日は、私は事情により帰宅が極めて遅かったので (まあ、ぶっちゃけて言えば丑三つ時まで遊んでただけ)、コンビニに寄らず仕舞であった。
 本日17日18時にLAWSONに行ってみたら、既に「予定数12,000本終了」となっていて、GETできず。 仕方なく普通にお金を払って買ってきたのだ。Ponta会員は何千万人もいるわけだから、12,000本なんて、 あっという間に捌けてしまうわけですな。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月18日
No.2435: 麦と太陽(ベトナム産新ジャンル / 輸入:玉扇酒造)
 むぎとたいよう(べとなむさんしんじゃんる / ゆにゅう:たまおうぎしゅぞう)
麦と太陽 麦と太陽 review
 もう半年以上前になるが、当サイトの元祖救世主である 「回転寿司は永遠に不滅です」 主宰・お寿司MAX副会長氏からご提供頂いたもの。 今日まで冷蔵庫にずっと眠ったままであった。無論、当サイトでは新製品を優先しているからだが、 事ほど左様に、私のもとには掲載すべき商品が溢れかえっている。
 新ジャンルを韓国や中国で安く製造するという方法は各社で行われてきたが、 これはなんとベトナムでの製造である。初めて見た。330ml入りのため、 通常のレギュラー缶(350ml)よりちょっと身長が低い。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。特に変わったところはなし。泡持ちはそんなに悪くない。
 香りは非常にピュアであり、臭みは弱い。ビールに比べ、確かに芳しさはないが、臭くないのは大いに評価できる。
 口当たりは非常にすっきり。雑穀臭は極めて弱い。苦味は適度。飲み込んだ後にほんのりと甘味が残るが、 これは新ジャンルとして致し方ないところ。 全般的にはバランスがよく、失礼ながら期待していなかっただけに、驚いた。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒、スピリッツ(大麦)。
 原産国:ベトナム。輸入者及び引取先:玉扇酒造(株)、広島県広島市安佐北区安佐町大字久地1624-1。
 この製品、売られているのをまったく見たことがないので、特定ルートでのみ販売されているこのような製品は、 まだまだ世の中にはたくさんありそうだ。その全部を網羅することなど、ほとんど不可能なのだけれど、 だからこそ少しでも多くのものを探し出して掲載するのが、当サイトの使命であり、私の最上の楽しみなのだ。 大袈裟かな?
種別 新ジャンル
2010年6月19日
No.2436: セブンプレミアム チューハイ レモン / アシードブリュー
 せぶんぷれみあむ ちゅーはい れもん / あしーどぶりゅー
セブンプレミアム チューハイレモン セブンプレミアム チューハイレモン review
 セブンプレミアムは、セブン&アイ(セブンイレブン、イトーヨーカドーを擁するグループ)のPBで、 様々な商品が展開されている。アイテム数は、もう相当なものになるだろう。
 昨日も書いたが、当サイトではまだ未掲載の商品がたくさんあり、入手済なのに掲載できていないものも多数。 この製品も存在を知ってからもう3ヶ月以上がたち、冷蔵庫で眠らせていた。
 当サイトの訪問者の方から情報をいただき、たまたまイトーヨーカドーに行ったときに、購入してきたのだ。 情報をくださった方には、こんなに長い間放置していて、たいへん申し訳なく思っております。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 キュンと酸が立つすっきりとしたレモン香で、混じりけを感じさせない。
 味も香りの印象どおり、すっきりとクリア。度数が高いはずなのに、アルコール臭も鼻につかない。 ただ、飲み進めていくうちに、確かに胃の中がホットになってくる。 酸味が強いので、後味にも酸っぱさが残る。非常に爽やかな仕上がり。
 アルコール分7%。果汁3%。原材料:レモン果汁、醸造アルコール、 果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。
 製造元はOEM供給元として当サイトでも有名なアシードブリュー。 非常にそつのないつくりになっていて、毎日飲んでも飲み飽きない。
 私の探索した限り、セブンイレブンでは扱っていないようだが、もったいない。 置けばかなりの数は出るだろうに。いや、儲けが薄いから、コンビニ向きではないということか。
 このシリーズはチューハイ3種と、カクテル3種があり、1種だけ手違いで未購入。つまり、あと4種入手済。 だが、明日以降またおそらく大手メーカーの新製品が入ってくるので、連続掲載はできないであろうことを、 先にお断りしておく。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月20日
No.2437: TOPVALU チューハイ レモン 75kcal / 合同酒精
 とっぷばりゅ ちゅーはい れもん 75きろかろりー / ごうどうしゅせい
TOPVALU チューハイ カロリー75 レモン TOPVALU チューハイ カロリー75 レモン review
 昨日はセブン&アイHLDSのPBを取り上げたが、今日はイオングループのPB、"TOPVALU"だ。
 以前は「カロリー1/2」という商品だったが、最近出回るようになったこの製品は、1缶当たりの熱量を わかりやすく前面に出し、「75kcal」という具体的表記だ。当然、500ml入りロング缶は、 107kcal(レモンの場合)となっているのだが、中身は同じだから、当サイトではレギュラー缶を掲載する。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 すっきりと澄みきったタイプのレモン香。ジューシーだが、やや人工的。
 口当たりはキリッと酸が効いているが、意外に甘味もある。甘味料のためだろう。 アルコール感は弱く、ぐいぐい飲める。
 アルコール分3%。レモン果汁3.6%。原材料:醸造用アルコール、スピリッツ、レモン果汁、 酸味料、香料、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
 以前の製品は、アルコール分4%だったようなので、 今回から下がったことになる。労せずしてカロリーを下げる方法は、度数を落とすことだが、 そうすれば、味わいを犠牲にしなくても済むという長所もある。強いお酒が欲しい人には向かないが。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月21日
No.2438: カロリ。南国フルーツ マンゴー <夏限定> / サントリー
 かろり。なんごくふるーつ まんごー <なつげんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。南国フルーツ マンゴー サントリー カロリ。南国フルーツ マンゴー review
 明日6月22日発売の「カロリ。南国フルーツ」シリーズ。
 2種あるうち、今日は「マンゴー」を選んだ。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明。
 非常にシンプルではっきりとしたマンゴーの香り。
 味わいも直球勝負のマンゴーだが、 もちろんカロリ。である以上は、こってり系ではない。 上滑りするような甘味がだらだら続く。だから、濃厚さはないのに、すっきりもしない。
 アルコール分3%。果汁1.0%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:マンゴー、スピリッツ、食物繊維、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 インド産アルフォンソマンゴー果汁を使用。 果実のみずみずしいおいしさを純水で仕上げた フルーティ&スッキリのチューハイです。カロリー50%オフ・糖質80%オフ。
 上記でちょっと印象の悪い書き方をしてしまったが、 甘いチューハイが好きで、だけどカロリーは気になるという人には、ぴったりの製品ではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月22日
No.2439: カクテルパートナー オレンジサマーカクテル <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー おれんじさまーかくてる <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー オレンジサマーカクテル アサヒ カクテルパートナー オレンジサマーカクテル review
 本日6月22日発売、カクテルパートナーの夏限定2種。 今日飲むのは、「オレンジサマーカクテル」。

 グラスに注いだ色は、ごく薄い黄色で透明感がある。
 香りは、果汁感の乏しい人工的なオレンジ香が中心。よくあるブラッドオレンジチューハイのよう。
 すっきりしたオレンジ味で、甘味は弱く、軽い苦味がある。ミントが使われているようだが、 ほとんどわからない。飲み込んだ後に、ラムらしき風味が感じられる。
 果汁1.4%。アルコール分4%。 原材料:ラム、オレンジ果汁、ペパーミントエキス、糖類、酸味料、香料、 カラメル色素、ベニバナ色素。
 みんなで乾杯!楽しい気分を盛り上げる夏限定カクテルです。
 缶上部には、都会の空に打ち上げられたたくさんの花火が描かれている。これまでの夏限定カクパー (海外のリゾート地を思わせる)とはイメージが異なるが、 これはこれできれいなデザインだと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2010年6月23日
No.2440: アイスラガー <限定製造> / サッポロ
 あいすらがー <げんていせいぞう> / さっぽろ
サッポロ アイスラガー サッポロ アイスラガー review
 本日6月23日、サッポロから発売された新ジャンル「アイスラガー」。 白クマを使ったCMも既に放映されている。
 昨日と今日は実に新製品ラッシュで、レビューすべき製品がまだいくつか残っている。 当サイトでは、以前なら1日で複数取り上げていたのだが、主宰者高齢化に伴い(笑)、 最近では基本的に1日1種である。悩んだ末に、今日はこれを選んだ。

 グラスに注いだ色は、新ジャンルにしてはしっかりめの黄金色。
 香りを嗅いだ瞬間、ビールではないことがわかる。だが、同社のドラフトワンなどと同じように、 深みはないが臭みもない、すっきりした印象。
 あまり期待もせず味をみると、ちょっと意表を突かれた感じで、 ギュッと凝縮した苦味と、クリアな香味が口中に広がる。適度な酸もアクセントになっている。 そして何より、新ジャンルではどうしても避けては通れないと思われていた妙な甘味(後からエタノールを添加したような) が、ほとんどない。これは驚きである。だから口中がしつこくなることもなく、 最後まで爽やかに飲める。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
 新ジャンルの更なるイノベーションなど、まったく期待していなかったが、 3月に近畿地区限定で発売されたクリーミーホワイトに続き、 実にサッポロさんらしい品質本位の"地味な"製品である。缶デザインもそうだが、その地味さ加減が マニア心をくすぐる。
 これに敵う新ジャンルなど、今いったい何銘柄あるだろうか。
種別 新ジャンル

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