ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2681−2700


 
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2011年2月18日
No.2681: ラ・カクテル クラシーク スクリュードライバー / 合同酒精
 ら・かくてる くらしーく すくりゅーどらいばー / ごうどうしゅせい
ラ・カクテル クラシーク スクリュードライバー ラ・カクテル クラシーク スクリュードライバー review
 昨日、モスコーミュールを取り上げた、 GODOラ・カクテル「クラシーク」シリーズ。
 既にカシスオレンジジントニックもレビュー済であり、この「スクリュードライバー」で最後となる。
 発売日は、昨年の9月14日であった。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いオレンジ。あるいは、ゴールドというべきか。
 あまり華やかさのない、大人しいオレンジ香。かなり人工的ではある。
 口当たりはほどよくシャープ。オレンジの甘酸っぱさも控えめで、すっきりしている。 アルコール感も強くない。
 アルコール分4%。果汁5%。 原材料:オレンジ果汁、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na、カラメル色素、ベニバナ黄色素。
 オレンジ果汁のほどよい甘味と、爽やかさが心地よい定番カクテルです。
 4種を飲んでみて、改めて上品な味わいのシリーズであると認識した。 私に力があれば、もっと広めたいのだけれど、当サイトのような弱小サイトでは周知にも限界がある。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月19日
No.2682: 金麦 (桜デザイン缶)/ サントリー
 きんむぎ (さくらでざいんかん)/ さんとりー
サントリー 金麦 桜デザイン缶 サントリー 金麦 桜デザイン缶 review
 コンビニで偶然発見。事前に発売情報がなかったので。
 昨年春、桜デザインのものが発売され、美しさのあまり購入したが、 今年もまた出たか?と思い、手に取った。
 よく見ると、ウグイスが書いてあるので、花は桜ではなく、梅なのか? はっきり言ってどっちなのか、よくわからないのだが。
 中身は通常の金麦だが、一応レビュー。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色。泡は新ジャンルのわりにはきめ細かく、 泡持ちもそこそこ。
 臭みは弱く、軽快なホップ香が感じられる。
 味はしっかりとした苦味があり、爽快な飲み口だ。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)、炭酸ガス含有。
 厳選した「旨味麦芽」を主に使用。豊かな麦の旨みをお愉しみください。
 店頭で非常に目をひくパッケージなので、相当売上に貢献することだろう。
種別 新ジャンル
2011年2月20日
No.2683: スタイルフリー (桜デザイン缶)/ アサヒ
 すたいるふりー / あさひ
アサヒ スタイルフリー アサヒ スタイルフリー review
 昨日、サントリー金麦の「梅にウグイス」と思われるデザインの缶(思われる、と書いたのは、 花が梅か桜かよくわからないからだ)を掲載した。
 同じ店でこの商品も売っていたので、同時購入した。こちらは「桜」であろうと思われる。
 中身は普通のスタイルフリーだが、一応レビュー。

 グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。 泡は最初から非常に粗く、最初は高く盛り上がるが、すぐに減衰。
 香りを良く嗅ぐと、ビールではない、発泡酒特有の匂いがあるが、ほとんど気にはならない。優秀である。
 口当たりはスキッとして、非常にクリア。悪く言うと、ほとんど味がない。 だが、この手の製品は、妙に味が強くない方がいい。 最後まで透明感のある味である。
 アルコール分4%。糖質ゼロ。原材料:麦芽、ホップ、糖類、カラメル色素、酵母エキス、 大豆ペプチド。麦芽使用率25%未満。
 昨日も書いたが、この手のデザイン缶は店頭で目をひくので、なかなか良いと思う。 もっとたくさんの製品でやればいいのに、とも思うが、たくさん売れる製品でないとやりにくいだろう。 回転が遅いと、シーズンが過ぎても売れ残ってしまうリスクがあるからだ。
種別 発泡酒
2011年2月21日
No.2684: スパークス レモン / アサヒ
 すぱーくす れもん / あさひ
アサヒ スパークス レモン アサヒ スパークス レモン review
 スパークスは、昨年の7月6日に登場したチューハイブランドだが、 これまでコンビニ限定販売であった。
 今回、中身とパッケージが両方新しくなり、このリニューアルを機に、販路を限定しないこととなった。 発売日は明日2月22日である。

 グラスに注いだ外観は、無色透明。ジュワジュワと大粒の気泡が踊る。
 ほとばしる感じのレモン香。従来品では、もっと内にこもったような印象だったので、 少し華やかになった感じだ。
 味は強い酸味、強い炭酸、強いアルコール感と三拍子揃っている。だが、 単に強いわけではない。ジューシー感があるので、飲みやすい。そして、 気づいたら酔いが回っている。
 果汁1%。アルコール分9%。糖質70%オフ。 原材料:ウオッカ、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 今回のリニューアルについて、ニュースリリースに次のような説明がある。
 アルコール分9%の"ガツン"とした飲みごたえと、糖質70%オフのスッキリドライな後味はそのままに、 レモンの果汁感をアップさせました。爽快なのどごしが楽しめます。
 この製品が登場したとき、コンビニ限定としたことについて、当サイトでは少し否定的な書き方をした。 それは、コンビニでチューハイを買う層と、この製品のメインターゲットとは少しずれているのではないか、 ということだった。
 実際の所は、当初の販売計画を大きく上回る売上を記録したようで、その結果の販路拡大のようである。
 考えてみれば、コンビニでチューハイを買う客は、アルコールに弱い若者や、 小遣いの少ないホワイトカラー・サラリーマンだけではない。夕方に仕事を終えたガテン系の中高年なども、 よくコンビニでチューハイを買っている。何より、手頃な値段設定が、成功の主因だったのではないか。 この点、"とっても高かった"ハイリキ9が失敗したのと好対照である (私自身の不明をお詫びします→アサヒさん)。
 今日、私がスーパーでこの製品を入手した時の価格は、なんと108円。 今の時代、この価格なら、夕食の買い物に来た主婦が、「度数高くてすぐに酔いそうだし、値段も安いし、 旦那に飲ますのにはちょうどいい」と、買ってくれるだろう。

 なお、パッケージデザインが変わったとはいえ、あまりよくわからない。 従来品との違いは、左肩に書かれている文字が「ALC.ガツンと9% 糖質70%オフ」となっているのと、 SPARX の "X" が上下に少し飛び出したような字体になっているところ。 よく見ないとわからない。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月22日
No.2685: 濃い味 糖質ゼロ / キリン
 こいあじ とうしつぜろ / きりん
キリン 濃い味 糖質ゼロ キリン 濃い味 糖質ゼロ review
 明日2月23日発売の新ジャンル。
 「糖質ゼロ」と「濃い味」が普通は結びつかないが、それを実現しようという意欲作。 どんな出来映えだろう?と、好奇心をくすぐられる。

 グラスに注いだ液色は、かなり濃いめの黄金色。泡のきめは粗いが、かなり力強く盛り上がり、持続力もなかなか。
 香りは、ビールとは明らかに違う、新ジャンル特有の臭みがギュッと凝縮されたような感じだが、 適度な清澄感もある。
 やはり香りから濃いな、と思いながら口に運ぶと、 非常に軽やかな口当たりで、そのギャップが面白い。
 しかし、これまでの糖質ゼロみたいに、ただ薄いだけではない。 はっきりとした苦味の押しがある。不思議なバランスである。
 アルコール分2.5%以上3.5%未満。糖質ゼロ。19kcal/100ml。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・糖類・食物繊維・大豆たんぱく・酵母エキス ・甘味料(アセスルファムK))・大麦スピリッツ。
 アルコール度数が極めて低いので、飲みごたえはないが、 これまでの糖質ゼロを味気ないと思っていた人は、一度試してみる価値がある。なかなか面白い商品である。
 但し、「濃い味」と強調して言うほど濃いわけではなく、あくまでも 「糖質ゼロにしては」という注釈がいる。
種別 新ジャンル
2011年2月23日
No.2686: スパークス グレープフルーツ / アサヒ
 すぱーくす ぐれーぷふるーつ / あさひ
アサヒ スパークス グレープフルーツ アサヒ スパークス グレープフルーツ review
 昨日2月22日、リニューアル発売となったアサヒ・スパークス。従来コンビニ限定だったものが、 販路限定を解き、全国発売となったものだ。
 既に一昨日にレモンをレビュー済。今日はもう一方の「グレープフルーツ」。

 グラスに注いだ外観は、ほぼ無色透明。炭酸強めなので、ジュワジュワと大粒の気泡が踊る。
 香りは、よくあるガムのようななグレープフルーツ香。ただ、フレッシュ感があるので、そんなに甘味が強そうでもない。
 口に含むと、炭酸のピリピリした刺激とともに、ふんわり甘味が感じられる。 グレフルらしい苦味も強い。そして、飲み込んだ後には、しっかりとしたアルコール感も。
 従来品は、後味がもっと甘かったような気がするが、 今回の製品は酸味と苦味がしっかり強い。
 果汁3%。アルコール分9%。糖質70%オフ。 原材料:ウオッカ、グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 この製品が最初に登場したとき、私はかなり否定的なコメントを書いた。 コンビニ限定で売っても、この製品のメインターゲットとコンビニの主要客層は異なると考えられるためだ。 そして、次のようにも書いた。

 「アサヒさんに提案だが、早急に販路を拡大して、立ち飲み併設の酒屋(角打ち)に置くべきである(特に関西)。 そのほうが売れると思う。

 発売約8ヶ月にして、今回全国発売と相成ったわけだが、"大人" が買いそうな店に、どんどん広がっていけば、 期待が持てる。
 何せ、近年の風潮では、とにかく「お得感」が重要なのだ。 価格が安いのに度数が高いというのは、大きなアピールポイント。そして、お得を強調するなら、 コンビニよりもスーパーやDSだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月24日
No.2687: 麦とホップ 桜デザイン缶 / サッポロ
 むぎとほっぷ さくらでざいんかん / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ サッポロ 麦とホップ review
 先日、サントリー 金麦アサヒ スタイルフリー のデザイン缶を取り上げたが、 今日はサッポロ「麦とホップ」。桜の花がちりばめられたデザインになっている。
 この製品も、発売の事前告知がなかったばかりか(私が知らなかっただけか?)、未だサイトにも載っていない。 だから私は、店頭で偶然みつけて、慌てて買ったというわけだ。
 麦とホップは、先月に新しくなったばかり。 当然これも中身は同じものだが、一応再度レビューしよう。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡は力強く盛り上がり、きめも細かいので、 見た感じではビールと区別がつかない。
 香りも非常にナチュラル。新ジャンル特有の臭みは、ほとんど感じない。
 味は苦味がしっかりとあって、飲みごたえ十分。 コクや重たさはやや欠けるのだが、ビールでももっと軽やかなものがあることを思えば、 非常に優秀である。最後まで、芳しい香味が残る。
 アルコール分5%。協働契約栽培100%。長期熟成製法。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 新ジャンルは、売り方の上手いところが売上を伸ばしている印象があり、 はっきり言って品質など二の次と思ってしまうわけだが、 サッポロ社については、この製品といい、クリーミーホワイトといい、 クオリティの高さがしっかりと消費者に支持されて、成功しているように思う。
 よく売れているからこそ、こういったデザイン缶を投入することもできるというものだ。
種別 新ジャンル
2011年2月25日
No.2688: キリンラガービール 花見缶 "咲くラガー" / キリン
 きりんらがーびーる はなみかん "さくらがー" / きりん
キリンラガービール 花見缶 キリンラガービール 花見缶 review
 昨日に引き続き、今日も桜をあしらった缶。
 キリンラガービール花見缶 "咲くラガー" と名付けられている。 控えめな桜の花びらが、逆にとても印象的である。
 中身は普通のキリンラガーだが、私自身、飲むのが久しぶりということもあるし、 改めてレビューしよう。

 グラスに注いだ色は、ほどほどの黄金色。泡はきめ細かく、こんもりと盛り上がり、 泡持ちもそこそこ。
 香りに華やかさはないが、しっかりとホップ香もあり、 安心感がある。
 口当たりは、最初すっきりした印象だが、すぐさま口中をギュッと引き締めるような苦味が襲う。 この引き締め具合が、キリンラガーの真骨頂であって、以前、少し弱められていた時期があったのだが、 今はまただいぶ復活している。本格的な苦味、重みは、クラシックラガーには及ばず、 その分、軽さというか、爽快感があるのだが。
 それでも、飲み込んだ後に口中にずしっと苦味を残すのは、さすがである。
 アルコール分5%。 原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 質実剛健な中身に対して、華やかなパッケージはちょっとミスマッチな感じもあるが、 これからの花見シーズンによく映える、明るい缶である。
種別 ビール
2011年2月26日
No.2689: 神戸居留地チューハイ ホワイトサワー / 富永貿易(製造者:アシードブリュー)
 こうべきょりゅうちちゅーはい ほわいとさわー / とみながぼうえき
神戸居留地チューハイ ホワイトサワー 神戸居留地チューハイ ホワイトサワー review
 久しぶりにLAWSON STORE 100 を覗いてみたところ、これをみつけた。
 神戸居留地チューハイは、これまでたくさんの種類を取り上げているが、ホワイトサワーはまったく初めての発見である。

 グラスに注いだ色は、かすかに透過性のある白。薄いカルピスソーダのよう。グラス上方に白い泡が立っている。
 香りは、まさに甘酸っぱい乳酸菌飲料。とてもアルコール飲料には思えない。
 口当たりも甘く、やさしい。大手人気銘柄のカルピスサワーと比べると、もうちょっとだらっと甘い感じだ。 そのチープ感が実にいい。
 アルコール分4%。原材料:醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、脱脂粉乳、酸味料、 安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(アセスルファムK)。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、 栃木県下野市下石橋561。 販売者:富永貿易(株)、 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
 購入店は100均店なので、ほとんどの商品が税込105円なのだが、これは108円であった。
 その3円が利益として非常に大きいのだろう。105円では、確保したい利益率をちょっと割るということなのだろう。
 神戸居留地チューハイは、DSなどで88円の値段設定もあるくらいの激安品なのだが、 LAWSON STORE 100 は仕入れが高いのだろうか? いや、要求利益率水準が高いのに違いない。 ということは、消費者にとってはあまりお得ではないということ。
 だが、それを分かった上で、あえて「高い店」で買おう。 20〜30円といえど多く払うことは、即ち景気浮揚に貢献することなのだから。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月27日
No.2690: 神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ コーラ / 富永貿易(製造者:アシードブリュー)
 こうべきょりゅうちちゅーはい とうるいぜろ こーら / とみながぼうえき
神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ コーラ 神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ コーラ review
 昨日、ホワイトサワーを取り上げた、神戸居留地チューハイ。
 今日は、同時に入手していたこちら「糖類ゼロ コーラ」を。

 グラスに注いだ色は、やや薄いコーラ色。グラスの向こうが見える。
 非常にナチュラルなコーラ香だが、やや甘そうであり、コーラキャンディ的。
 味はほんのり甘く、コクがないので、確かに糖類ゼロという感じだ。飲み込んだ後に、甘味料特有の薄ら甘い感じが、 少し残るが、それほど気にならないレベル。
 アルコール分4%。原材料:醸造アルコール、酸味料、カラメル色素、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場、 栃木県下野市下石橋561。 販売者:富永貿易(株)、 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
 買ったのは LAWSON STORE 100で、入手価格は税込105円ではなく、108円。昨日のホワイトサワーと一緒だ。
 この値段にしては、内容は文句なく、これならキリン コーラショックゼロ と比べても遜色ない。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年2月28日
No.2691: シルクヱビス / サッポロ
 しるくゑびす / さっぽろ
シルクヱビス シルクヱビス review
 シルクヱビスが新しくなった。発売日は2月23日である。
 ちょっと入手が遅くなってしまったのは、近所のコンビニでリニューアル発売日に大量に売り出していたのを 買ってきたところ、それが旧製品であったため。そのうちどこかに入荷するだろうと思いながら待っていたのだが、 今日、別のコンビニに立ち寄った際に、発見した。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
 香りにふんわりと、乳酸っぽい甘酸っぱさを湛えている。ここがまさに、このビールの特徴。
 口当たりはクリアでスムーズ。ヱビスらしいコクや苦味はもちろんあるが、 エレガントなタッチと、小麦麦芽による爽やかな香味がすばらしい。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
 今回のリニューアルは、ニュースリリースの説明によると、 『特徴である絹のように、なめらかな口当たりを強化し、上品でなめらかな味わいを実現しました』 とのことだが、はっきり言ってよく分からない。なぜなら、従来品から既に十分になめらかで、 上品な味わいだったから。
 つまり、大きく造り替える必要がないくらいに、元々完成度の高い製品だった。
 通常のヱビスビールももちろん良い製品だが、少々重く、飲み疲れするところがあるので、 こちらのほうがすいすいと何杯でも飲める軽やかさがある。
種別 ビール
2011年3月1日
No.2692: 一番麦 / アサヒ
 いちばんむぎ / あさひ
アサヒ 一番麦 アサヒ 一番麦 review
 本日3月1日が発売日となっているアサヒの新ジャンル「一番麦」。 今日はまだ置いていないコンビニもあったりして、 この手の新商品にしては、出回り方が遅い。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちもそこそこ。 この外観からは、ビールと区別がつかない。
 香りは、あまり強くは香らない。非常に大人しく、じんわり落ち着いた麦のニュアンス。 新ジャンル特有の臭みはない。
 口に含んだ瞬間、ほんのりとした甘味が感じられるが、 すぐにそれを凌ぐ苦味がくる。この苦味が圧倒的であり、味の骨格をつくっている。 クリーンな感じは最後まで続き、ビールに匹敵する満足感を提供する。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
 麦芽使用率50%未満の発泡酒と大麦由来のスピリッツが原料です。 また、原料の発泡酒の麦汁に「一番麦汁」だけを使用していることから「一番麦」と名付けました。
 缶デザインのコテコテ感は、はっきり言ってアサヒらしくなく、キリン製品のようである。 重厚な苦味が味の中心に据えられている点もそうだし、一番麦汁を使ったから「一番麦」というネーミングも・・。
 色々突っ込みどころ満載な製品だが、内容はすばらしい。 アサヒらしくないやり方には、違和感があるが。
種別 新ジャンル
2011年3月2日
No.2693: −196℃ こだわり果樹園 桜&さくらんぼ <春限定> / サントリー
 まいなす196ど こだわりかじゅえん さくら あんど さくらんぼ <はるげんてい> / さんとりー
サントリー -196℃ 桜&さくらんぼ サントリー -196℃ 桜&さくらんぼ review
 昨日3月1日発売、-196℃の春限定チューハイ「桜&さくらんぼ」。 なんと今年でもう5年目となる。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い桜色。イメージ通りだ。
 香りは、桜餅のような、つまり桜の葉のような、少し青臭い感じ。甘そうではない。
 口当たりは非常に軽やか。青臭い感じがあり、甘酸っぱい。とても春らしい味わいである。
 アルコール分5%。佐藤錦浸漬酒使用。 原材料名:佐藤錦(さくらんぼ)、桜リキュール、スピリッツ、糖類、酸味料、 香料、果実色素。
 山形県水晶果樹園倶楽部で育てられたさくらんぼ(佐藤錦)を使用。 桜とさくらんぼの華やかで甘酸っぱいおいしさです。
 原材料も度数もこれまでと変わっていないし、 味も、私自身の昨年のコメントを見る限り、やっぱり変わっていないみたいだ。
 非常に完成度が高いので、もちろん変える必要はない。
 この美しい缶を持って、早く花見に行きたいものだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年3月3日
No.2694: CALPIS BARTIME ジンジャーオレンジ&カルピス / カルピス
 かるぴすばーたいむ じんじゃーおれんじ あんど かるぴす / かるぴす
CALPIS BARTIME ジンジャーオレンジ&カルピス CALPIS BARTIME ジンジャーオレンジ&カルピス review
 今週月曜2月28日発売のカルピスバータイム「ジンジャーオレンジ&カルピス」。
 毎度のことだが、あまり出回っているとは言えない。価格が高いので、コンビニが中心である。

 グラスに注いだ色は、オレンジというよりパステルイエロー。カルピスにちょっとだけオレンジを入れるとこんな感じになるのか。
 香りは、かなりジンジャー(しょうが)が目立つ。予想以上だ。 オレンジ香は奥に引っ込んでいる。
 味のほうはオレンジが先行し、飲んだ後にジンジャー風味がくる感じ。もちろん、カルピスの甘酸っぱさもあり、 これがオレンジと呼応している。 飲み込んだ後に乳脂肪分が喉に引っかかるような感じは、まさにカルピス。
 無炭酸。果汁0.5%。アルコール分4%。 原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、ジンジャーリキュール、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、オレンジ果汁、糖類、酸味料、 安定剤(大豆多糖類)、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
 「カルピス」にピリッと刺激的なジンジャーリキュールと「カルピス」から生まれたお酒"ミルクスピリッツ"をブレンドし、 爽やかなオレンジを加えたこだわりの味わいです。
 缶の色調が前作「ハニーアップル&カルピス」によく似ていて、 あれっ、これ前に買ったヤツかな?と思ってしまうが、よく見れば黄色だったところが金色になっていたりして、 確かに違う。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年3月4日
No.2695: 氷結ストロング 完熟グレープフルーツ 糖類ゼロ / キリン
 ひょうけつすとろんぐ かんじゅくぐれーぷふるーつ とうるいぜろ / きりん
キリン 氷結ストロング 完熟グレープフルーツ 糖類ゼロ キリン 氷結ストロング 完熟グレープフルーツ 糖類ゼロ review
 氷結ストロングシリーズが新しくなった。発売日は3月2日である。
 この完熟グレープフルーツは、昨年11月に出たばかりだが、もうリニューアルらしい。

 グラスに注いだ色は、かすかに白濁。
 香りは、糖類ゼロとは思えないくらいにジューシー。甘味もしっかりとありそう。
 口に含むと強めの炭酸のピリピリ感と、強い酸味と、アルコール感と、それらに負けない甘さもある。 つまり、全部ストロングである。これで糖類ゼロとは、驚き。
 後味にはグレフルらしい苦味も残るが、甘味料特有のだらっとした甘味も残る。
 アルコール分8%。果汁4.0%。原材料:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・酸味料・香料 ・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。  完熟したルビーと、ホワイトのグレープフルーツの氷結ストレート果汁を使用した、濃いめでガツンとした飲みごたえの氷結。
 度数8%で、確かにしっかりとアルコール感があるが、ジューシー感もしっかりあるので、 それほど粗暴さを感じない。
 ストロング系チューハイのヘビーユーザーにはもちろんのこと、 カロリーを気にする人にも手にとってもらえる。
 従来品との違いがわからなかったが、それだけ完成度の高い製品ということである。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年3月5日
No.2696: 果実のささやき アップル&ピーチ / 麻原酒造
 かじつのささやき あっぷる あんど ぴーち / あさはらしゅぞう
果実のささやき アップル&ピーチ 果実のささやき アップル&ピーチ review
 この「果実のささやき」シリーズは、当サイトでは2年以上前に3種 (温州みかんオレンジ&マンゴーシークヮーサー)掲載している。
 常時置いてある店というのはあまりないのだが、私が巡回している店の中では、 コンビニのミニストップとファミリーマートでよく見かける。販売価格が500円程度と高いので、 そんなに数は出ないと思われる。

 グラスに注いだ色は、黄色とオレンジの間くらいで、かなり濁っている。りんご果汁と桃果汁が混じっていると聞けば、 まさにそんな感じと納得する。
 非常に落ち着いたナチュラルなりんご香。桃はそんなに強くない。
 味のほうはりんごと桃が双方主張し、アルコール感もしっかりとあり、 何より甘味が非常に強い。ザラメのようなコクのある糖分の甘さ。ねっとりと濃厚である。 だから後味もすっきりとしない。しかしこの甘さは糖分の添加によるものではなく、あくまでも果実由来のもの。
 リキュール。アルコール分7%。原材料名:りんご、桃、醸造アルコール。 天然果汁使用。りんご約2個、桃約1個。
 お好みに応じてストレート、ロック、ソーダ割でお楽しみください。 保存料、着色料は一切使用しておりません。
 製造元:麻原酒造(株)、 埼玉県入間郡毛呂山町大字毛呂本郷94。
 私は味を見るためにストレートで飲んでいるが、この濃さなら説明通りソーダ割りにするのもいいだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年3月6日
No.2697: 氷結ストロング シチリア産レモン 糖類ゼロ / キリン
 ひょうけつすとろんぐ しちりあさんれもん とうるいぜろ / きりん
キリン 氷結ストロング レモン キリン 氷結ストロング レモン review
 一昨日、新しい氷結ストロングの「完熟グレープフルーツ・糖類ゼロ」を飲んだ。 今日はもう一方の「シチリア産レモン・糖類ゼロ」を取り上げる。発売日は3月2日であった。
 これの前身は、「氷結 レモンストロング」であり、糖類ゼロではなかった。従って、 味の変化が予想される。

 グラスに注いだ色は、ほぼ透明だが、ほのかに白濁。
 香りは、非常にクリアでジューシーな感じのレモン香。とても度数が強いチューハイとは思えない。
 口当たりも、レモンのすっきりした酸味と強い炭酸のピリピリ感が印象的。 甘味は抑えられており、非常にクリアかつ軽やか。やはり度数の強さを感じない。
 ところが、飲み進めると、やはり胃の中がほっこりと温かくなってくる。 気づいたら酔いが回っている感じ。 飲み込んだ後に、甘味料特有の甘味がほんのりと口中に残るが、それほどくどさもない。
 アルコール分8%。果汁2.7%。原材料:レモン果汁・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 シチリア産レモンの氷結ストレート果汁を使用した、濃いめでガツンとした飲みごたえの氷結。
 従来品との違いは、原材料の中で糖類が甘味料に変更された点である。味の変化は、後味の違いくらいである。
 糖類ゼロで、なおかつこれだけしっかりした味わいがある点は、大きく評価できる。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年3月7日
No.2698: 果実の瞬間 国産 桃とさくらんぼ <春限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん こくさん ももとさくらんぼ <はるげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 桃とさくらんぼ アサヒ 果実の瞬間 桃とさくらんぼ review
 明日3月8日が発売日となっている、アサヒ果実の瞬間の春限定品。
 果実の瞬間は、私にとってはいつも入手しにくいブランドなのだが、 今日は、一番入荷している可能性のあるイオンに立ち寄ることができ、見事発見した。
 2種出たうち、まずは「桃とさくらんぼ」。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りがある。
 香りは、桃の甘さとさくらんぼの酸っぱさがうまく混じり合った感じ。春らしい。
 味はほんのりと甘く、適度に酸味も効いている。ただ、どちらかといえば、甘味が優勢。 ふんわりとした飲み心地。
 果汁0.9%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、もも果汁、さくらんぼ果汁、糖類、酸味料、香料。
 先日、サントリー−196℃の 桜&さくらんぼ をレビューしたが、 こちらは「桃とさくらんぼ」なので、あちらに比べまろやかである。
 パッケージデザインは、全体的にピンク色であり、あまりメリハリがない(「春限定」表記だけ、緑色)。 なんとなく春らしいということだけは伝わるが。
 両方とも女性受けは良さそうなパッケージだが、2つ並んでいたら−196℃のほうが目立つし、 CM露出度の観点からも、ガチンコ勝負ではサントリーに軍配が上がりそう。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年3月8日
No.2699: 果実の瞬間 沖縄産 タンカン <春限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん おきなわさん たんかん <はるげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 沖縄産タンカン アサヒ 果実の瞬間 沖縄産タンカン review
 本日3月8日が発売日となっている、アサヒ果実の瞬間の春限定品。
 2種出たうち、昨日「桃とさくらんぼ」を取り上げた。 今日はもう一方の「沖縄産タンカン」を。

 グラスに注いだ色は、ほんのり淡い黄色。やや濁りがある。
 香りは甘味が強そうで、かつ人工的な感じのオレンジ香。この香りだけでは、 タンカンと特定するのは難しい。
 味は甘味が強く、酸が控えめなので、確かにタンカンっぽい。 果汁分は少なく、はっきり言ってジューシー感は乏しいのだが、 それでも不思議とコクを感じるのは、甘さのゆえだろう。
 果汁0.7%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、タンカン果汁、糖類、酸味料、香料。
 タンカンは個人的に一番好きな柑橘である。ちょうど今が旬で、毎年、屋久島産のタンカンを、 ネットで新年早々予約購入している。
 現物のみずみずしさをチューハイで表現するのは難しいと思うけれど、この商品は、なかなかうまくつくられている。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年3月9日
No.2700: 贅沢ジュレのお酒 マスカット <限定> / サントリー
 ぜいたくじゅれのおさけ ますかっと <げんてい> / サントリー
サントリー 贅沢ジュレのお酒 マスカット サントリー 贅沢ジュレのお酒 マスカット review
 サントリーから昨日3月8日発売の「贅沢ジュレのお酒」。 缶を振って注ぐと、ゼリー状になって出てくるお酒である。
 これまでに2度ほど期間限定で出たことがあり、最初がマンゴー、 2度目が白桃マンゴー。 そして3度目の限定発売となる今回は、白桃とマスカットの2種である。
 まずは新顔の「マスカット」から試そう。

 缶に「5回以上強く振って」と書かれているので、とりあえず5回振って、グラスに注いだ。
 ドロドロっと固形物が出てきて、グラスに盛り上がる。
 色は淡いグリーン。マスカットらしい色。香りも芳醇なマスカット香。実にフルーティである。
 味は甘味がたっぷりとあり、まさにフルーツゼリー。 ぷるぷるとした舌触りが、まるでぶどうの実のようでもあり、味と食感が実に合っている。 なぜこれまでなかったのだろう?と思わせる。
 最後まで甘さが中心で、爽快感とは無縁だが、いわばしっかりとした"食べ応え"で、デザート感覚で楽しめる。
 マスカット果汁20%。アルコール分5%。 原材料名:マスカット、スピリッツ、食物繊維、糖類、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、クエン酸K、香料、 酸化防止剤(ビタミンC)、ベニバナ色素。
 芳醇な香りのマスカットを贅沢に使用した、デザート感覚で楽しめるマスカットゼリーのお酒です。
 開栓前に5回以上強くふってお飲みください。
 前回(マンゴーと白桃)発売時もそうだったが、扱っている販売店が非常に少ない。 私は当然、発売前夜から探していたが、みつからず、今日やっと1軒のスーパーでみつけることができた。
 まあ、マニアックな製品と言えるので、仕入れようと思ってくれるお店がそんなに多くはないのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等

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