ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2881−2900


 
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2011年9月6日
No.2881: カクテルパートナー フワリッチ 白ぶどうのカクテル <秋限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー しろぶどうのかくてる <あきげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー  フワリッチ 白ぶどうのカクテル アサヒ カクテルパートナー  フワリッチ 白ぶどうのカクテル review
 本日9月6日、カクテルパートナー(通称カクパー)の秋限定2種が出た。
 カクパーは、今年初頭のリニューアルから「フワリッチ」という副題のようなものが つけられており、この製品もカクパー・フワリッチシリーズの季節限定品という位置づけとなっている。
 今回出た2種は、「白ぶどうのカクテル」と「ピンクグレープフルーツのカクテル」だが、 面白いのは、昨年はこの白ぶどうは冬限定品だったこと。 もう一方のピングレは昨年も秋限定だった。

 閑話休題。中身をレビューしよう。
 グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。わずかだが、果肉(パルプ)が浮遊している。
 香りは、実にきっちりと甘そうなぶどう香。人工的な感じではあるが、品がある。
 口当たりはほんのり甘く、そして少しだけ酸味がきいている。 バランスが良く、引き締まった味わいに仕上がっている。
 果汁0.4%。アルコール分4%。 原材料:グレープフルーツリキュール、ぶどう果汁、グレープフルーツパルプ、グレープフルーツ果汁、 糖類、酸味料、香料。
 まるごと搾った果汁にグレープフルーツパルプを加えることにより、 フルーティーなジューシーカクテルに仕上げました。
 昨年の製品と明確に変わった点は、グレープフルーツパルプが加わり、見た目が濁ったこと。 それにより、おそらくフルーティーさが増したのであろう。昨年の味を覚えているわけではないので、 自信を持って断言できるわけではないが。
 ただ、果汁分が減った(1%から0.4%へ)ことは指摘しておきたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月7日
No.2882: 麦と東北ホップ <限定醸造> / サッポロ
 むぎととうほくほっぷ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ 麦と東北ホップ サッポロ 麦と東北ホップ review
 本日9月7日に全国発売となった、その名も「麦と東北ホップ」。
 100%東北産ホップを使った、特別な「麦とホップ」である。実は昨年7月に 東北地方限定で発売されたのだが、 今回、東北地方の復興のお手伝いという主旨もあり、全国で発売されることになったものだ。
 発売日である今日、多くのスーパーやコンビニ店頭で、大量に並べられていた。
 通常の麦とホップとどう違うのか、試してみたい。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡は当初力強く盛り上がり、きめ細かく、泡持ちも悪くない。
 甘く、清々しいホップ香は、通常品とあまり変わらないような気もする。新ジャンル特有の臭みなどは感じない。
 味わいはみずみずしく、澄んだ口当たりだが、舌の根にギュッと凝縮した苦味が感じられる。 口中に広がる爽やかな香味と、しっかりしたコクは、新ジャンルの域を超えている。 まさにビールと間違える味わいである。
 アルコール分5%。東北産ホップ100%。長期熟成製法。協働契約栽培100%。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 通常品は、飲み込んだ後に、甘いアルコール臭のような、わずかに薬臭いような後味が残るのだが、 この製品はその短所が軽減されているように感じた。 通常品と並べて比べたわけではないから、定かではないが、たぶん、より強い苦味のお陰なのではと思う。
 なお、商品の売上金の一部は、「JA全農を通して、被災された生産者の方々の農場や農業関連施設の修復等、 被災地域の農業復旧支援活動に役立てていただく予定」とのことなので、 皆さんどしどし購入して、味わってみてほしい。私も今日からしばらくの間、毎日の晩酌は これにしようと決めた。
種別 新ジャンル
2011年9月8日
No.2883: スーパーブルー エクストラクリア / サントリー
 すーぱーぶるー えくすとらくりあ / さんとりー
サントリー スーパーブルー エクストラクリア サントリー スーパーブルー エクストラクリア review
 一昨日9月6日に、近畿地区限定で発売された、サントリーの新ジャンル。
 スーパーブルーといえば、最初にオリジナルが出たのが2004年で、 私の知るかぎり、最後は2008年にイオン限定で出た「スーパーブルー ダイナミック」。
 あれから3年。今回はエリア限定での発売。おそらく今回試験的に投入し、売れ行きによって全国展開するか どうか決めるのかもしれない。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。いや、金というのはふさわしくなく、とっても薄い黄色だ。
 泡は当初盛り上がるが、すぐに減衰。
 香りを嗅ぐと、新ジャンル特有の臭みこそ弱いものの、水っぽいというか、とても金属的な感じがする。 何かに似ていると思ったが、それが何かはわからない。ジョッキ生ではないし、ドラフトワンとかのどごし生でもない。 もっともっと無臭だ。強いていえば、スタイルフリーかな。あるいはどこかのスーパーのP.B.かな。
 味も非常に金属的。エクストラクリアの名にふさわしく、透明感がある。 味わいらしいものはないが、ひたすらすっきりしているので、飲んだ後に爽快感はある。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ)、スピリッツ(大麦、米)。 原産国:大韓民国。輸入者氏名:サントリー酒類(株)。
 ニュースリリースによれば、韓国大手のOBビール社に製造を委託し、サントリーが輸入販売するものだという。 確かに缶には、サントリーの文字は目立つようには書かれておらず、小さく"SUNTORY WORLD BREW"の表記がある。

 ところでこの製品、発売前夜からずっと探し回っていたが、いつも巡回するスーパー、コンビニ等のどこにもなかった。 今日、まったく期待してなかった百均店 LAWSON STORE 100 に置いてあるのを発見した。 価格は128円であった(原則105円均一の店だが、例外商品も多いのだ)。スーパーで仕入れてくれれば、 もうちょっと安い値段設定になるのではないか。
種別 新ジャンル
2011年9月9日
No.2884: カクテルパートナー フワリッチ ピンクグレープフルーツのカクテル <秋限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ふわりっち ぴんくぐれーぷふるーつのかくてる <あきげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ピンクグレープフルーツのカクテル アサヒ カクテルパートナー ピンクグレープフルーツのカクテル review
 9月6日発売、カクパーの秋限定缶。
 2種で出たうち、既に 白ぶどうのカクテル をレビュー済。 今日はもう一方の「ピンクグレープフルーツのカクテル」を。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのあるごく淡いピンク。ピンクグレープフルーツだからといって、 果汁までピンク色というのはおかしいが、イメージ優先でこの色にしたのは頷ける。
 香りは、みずみずしく、遠くまで香る揮発成分の多そうなグレフル香。 引き締まった酸味や苦味を感じさせる。
 実際の味は、その香りの印象と大きく異なることはなく、キュンと酸っぱい口当たりに、 その後、適度な甘さを伴う。飲み込んだ後には、軽快な苦味が残る。
 果汁2%。アルコール分4%。 原材料:クランベリーリキュール、グレープフルーツ果汁、クランベリー果汁、 グレープフルーツパルプ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。
 まるごと搾った果汁にグレープフルーツパルプを加えることにより、 フルーティーなジューシーカクテルに仕上げました。
 昨年の製品と違うところは、グレープフルーツパルプが入っていること。これが「フワリッチ」の特徴でもあるのだが、 確かにジューシー感は増したのではないかと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月10日
No.2885: ダイヴィエット DaiViet EXPORT BEER
 だいう゛ぃえっと
DaiViet EXPORT BEER DaiViet EXPORT BEER review
 先月くらいからコンビニ(セブンイレブン)店頭に突如として登場したベトナム産のビール。
 入手してずっと保管してあったが、そろそろ飲もう。

 グラスに注いだ外観は、しっかりめの黄金色。泡は当初、力強く盛り上がるが、きめは粗く、 程なくして減衰。
 香りを嗅ぐと、なんかおかしい。製造からやや時間が経っているからか、あるいは、 輸送途中の温度管理の問題なのか、わずかに酸化しているかのような香り。 国産新ジャンルのように、穀物的臭みが感じられる。
 味わってみても、確かに鮮度が落ちているかのよう。 いや、変質しているとまでは言えないし、この程度ならまったく気づかない人も多いだろう。 味わいにコクはなく、苦味も弱く、飲みごたえにも乏しい。
 アルコール分5.0%。原材料:麦芽、ホップ、米。
 原産国:ベトナム。輸入者及び引取先:三井食品(株)。
 330ml缶入りで、入手価格158円。ビールにしては安い!と思ったが、値段なりの内容であった。 これなら、イオンP.B.のバーリアルラガービールのほうが、中身は格段に上。
種別 ビール
2011年9月11日
No.2886: ダイヴィエット・スーパー DaiViet Super
 だいう゛ぃえっと・すーぱー
DaiViet Super DaiViet Super review
 コンビニ(セブンイレブン)店頭に突如として登場したベトナム産のビール。
 2種入手したうち、既に淡色ラガーのほうはレビュー済。今日はもう一方の「DaiViet Super」なる濃色ラガーを飲む。

 グラスに注いだ外観は、濃いめのアイスコーヒー程度。 泡はベージュ色で当初力があり、盛り上がる。泡持ちはほどほど。
 甘いカラメル香が少しあるが、エスプレッソ的なシャープでスモーキーな香りが強い。
 口当たりは意外に軽やか。ロースティな風味はしっかりあるが、コクは少し弱い。 ラガーだから甘味に力がないのは当然だが、さりとて苦味にパンチがあるわけではない。
 アルコール分6.0%。原材料:麦芽、ホップ。 原産国:ベトナム。輸入者及び引取先:三井食品(株)。
 330ml缶入りで、入手価格158円。
 最近、ロースト麦芽を使った発泡酒や新ジャンルでもかなりクオリティの高い商品もあるから、 これがビールですと言われても、ちょっと物足りない気がする。やはり値段なりだ。
種別 ビール
2011年9月12日
No.2887: 果実の瞬間 贅沢みかんテイスト / アサヒ
 かじつのしゅんかん ぜいたくみかんていすと / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 贅沢みかんテイスト アサヒ 果実の瞬間 贅沢みかんテイスト review
 明日9月13日発売、果実の瞬間「贅沢みかんテイスト」。
 いくつかある今週の新製品の中でも、私が一番楽しみにしていたもの。 愛媛のポンジュースとコラボした製品で、なんと果汁は30%という。
 果汁含有量の多い缶チューハイは、既に他社にはあるが、 ポンジュースのようなビッグネームとのタイアップは珍しい。

 グラスに注いだ外観は、まさにみかんジュース。いや、みかんジュースをかなり薄めた感じか。 炭酸入りなので、もちろん小さな気泡が見える。
 香りもまさにみかん。非常にナチュラルであり、ポンジュースそのものの香りと言っていい。
 味はかなり酸味が強く、炭酸もピリッとして引き締まっている。 甘味は強すぎない。酸味料や香料をうまく使って、それでも自然な感じに仕上げている。
 果汁30%。アルコール分3%。原材料:アルコール、オレンジ果汁、うんしゅうみかん果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、ベニバナ色素。
 こだわりの果汁を30%使った、みずみずしい味わいの「みかんテイスト」チューハイです。 しっかりとした果汁感と、さっぱりとした口当たりをお楽しみください。
 缶裏下の方に、「お子様の手の届くところに置かないでください。」との注意書きがある。 そのくらい、缶デザインはポンジュースっぽい見た目になっている。
 これはなかなかのインパクトで、店頭でも非常に目を引く。内容も期待を裏切らない。
 タカラ「おいしいチューハイ」への挑戦状とも受け取れるが、むしろ衝撃度はこちらのほうが上回る。 何せ、誰もが知ってるポンジュースを味方につけたのだから。
 缶には、期間限定等の文字はないが、ニュースリリースによれば、「スペシャルセレクションシリーズ第一弾」とのことなので、 無くなり次第終了なのだろうか。
 利益率の問題もあるのかもしれないが、こんなに素晴らしい製品なら、ぜひ通年販売していただきたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月13日
No.2888: ネクターサワー スパークリング ラ・フランス <限定販売> / サッポロ
 ねくたーさわー すぱーくりんぐ ら・ふらんす <げんていはんばい> / さっぽろ
サッポロ ネクターサワー スパークリング ラ・フランス サッポロ ネクターサワー スパークリング ラ・フランス review
 サッポロと不二家のコラボで生まれた「ネクターサワー」から、 また新顔が登場。明日9月14日発売の「ラ・フランス」。
 ネクターサワー、ネクターカクテル両シリーズをあわせると、 スパークリングピーチとろとろピーチクリーミーピーチスパークリングマンゴー に続く第5作ということになる。

 グラスに注いだ外観は、濁りのある薄クリーム色。小さな気泡が見える。
 かなり豊かな洋なし香が、缶を開けた時から漂ってくる。洋なしの少しねっとりとし、 ざらついた感じの舌触りが想像できる香りだ。
 味はその香りのイメージのまま、かなり甘味が強いのだが、炭酸のビリビリ感が、 全体をシャープに引き締めている。だから、とろっとした舌触りや、濃厚な味わいでありながら、 後味はそんなにくどくない。
 果汁10%。アルコール分4%。 原材料:西洋なし・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・ビタミンC。
 ラ・フランスの上品な味わいをを、シュワっとはじける微炭酸で仕上げました。
 今回もネクターらしい濃厚さが楽しめる製品に仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月14日
No.2889: おいしいチューハイ 赤ぶどう <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい あかぶどう <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ 赤ぶどう タカラ おいしいチューハイ 赤ぶどう review
 昨日9月13日発売、おいしいチューハイの期間限定「赤ぶどう」。
 2009年2010年に続いて、 今年が3度目の発売となる。

 グラスに注いだ色は、黒にも近い、濁りある濃い紫。
 香りにもとても深みがあるが、落ち着き払った印象で、華やかさはない。どっしりとしている。
 味はその香りのイメージそのままに、落ち着いてはいるが、そんなにくどくはない。 濃厚なようでいて、さらっとした口当たり。 ぶどうらしい渋味がしっかりある。
 果汁50%。アルコール分4%。糖類不使用。原材料:ぶどう果汁、スピリッツ、香料、酸味料。
 果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。
 昨年の製品と味わいは変わっていないようである。適度に濃厚で、しつこさのない、 上手なまとめ方。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月15日
No.2890: 焼酎ハイボール かぼす <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる かぼす <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール かぼす タカラ 焼酎ハイボール かぼす review
 一昨日9月13日発売、焼酎ハイボールの限定品「かぼす」。 毎年この時期に出ているものである。

 グラスに注いだ色は、ほんのり淡い黄色。強い炭酸を象徴する大きな気泡がグラスの中で踊る。
 フレッシュな柑橘香。だが、その正体が何なのかは、瞬時に判別はできない。ゆずほどはシャープでなく、 レモンほどジューシーでもない。
 口当たりは非常にシャープ。甘味はほのか。実に焼酎ハイボールらしく、 薄いとも言える徹底したドライな味わい。後味に鋭い酸味も残る。
 アルコール分7%。果汁1%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、かぼす果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 昨年の製品と中身はまったく同じようである。 安定感ある味わいで、これ以上改善の余地もないように思える。
 昨日、本日と続けて、タカラ社の新製品をレビューしたが、いつも入手はそれほど簡単ではない。 今回も、スーパーやコンビニ数店を回り、おいしいチューハイ赤ぶどうはLAWSONで、 この焼酎ハイボールかぼすはampmで、それぞれ発見。一ヶ所で買えればどんなに良いだろうと 考えることもしばしば。
 ポイント収集マニアである私は、LAWSONではPONTAカードを提示してQUOカード (チケット屋で9900円で購入した10180円券)で決済してトータル3.75%のお得。 独自ポイントシステムのないampmではedyで決済して1.1%のお得(チャージしているクレジットのポイント+edy de ポイント)。
 そうやって数店買い回りをしている時間と労力をお金に換算したら、ポイント分など吹っ飛んでしまうのではないか? との指摘を受けそうだが、確かに自営業の私にとって時間は貴重なものではあるけれども、趣味として自由時間を買い物に当てていると考えれば、 機会費用はゼロであるからポイント分が純粋なプラスになるのだ。いやそもそもこんな趣味をやっていること自体が 金と時間の無駄だと言われれば、まったくその通りなのだが、おいしく飲んで記事にして、それをたくさんの方に見てもらって、 達成感を得られるのだから、趣味としては非常に安上がりである。ゴルフとか麻雀とか賭け事にも一切興味が無く、夜の盛り場に通うこともなく、 車もバイクも持たず、ゲームもせず映画すら見ない私であるから。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月16日
No.2891: スパークス 刺激的レモン / アサヒ
 すぱーくす しげきてきれもん / あさひ
アサヒ スパークス 刺激的レモン アサヒ スパークス 刺激的レモン review
 度数9%で飲みごたえのあるチューハイとして、昨年7月に登場したアサヒ・スパークス。
 今年2月にリニューアルしたばかりだが、8月製造品からまた新しくなった。 缶の色が黒ベースになったので、今回の変化は一目でわかる。

 グラスに注いだ外観は、無色透明。炭酸が強いので、注ぐとジュワジュワ音を立て、グラス内で大粒の気泡が踊っている。 但し、タカラ焼酎ハイボールに比べれば、炭酸は強くないように思う。
 香りはすっきりしたレモン香。やや単調か。
 口当たりは酸味が強く、炭酸の刺激も強い。 爽快な飲み口だが、度数の高さで、舌にビリビリ来る感じ。ただ、ジューシーなので、 飲みにくくはない。
 果汁1%。アルコール分9%。糖質70%オフ。 原材料:ウオッカ、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 今回「刺激的・爽快系チューハイ」としてリニューアルしたとのことで、パッケージデザインはまさにストロングさを暗示する黒基調なのだが、 肝心の中身については、変わったのはグレフルだけで、このレモンは変わっていないようだ。
 私個人的にはこの缶デザインは好きだが、黒色というと、コケたハイリキ9を思い出してしまう・・。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月17日
No.2892: スパークス 爽快系グレープフルーツ / アサヒ
 すぱーくす そうかいけいぐれーぷふるーつ / あさひ
アサヒ スパークス 爽快系グレープフルーツ アサヒ スパークス 爽快系グレープフルーツ review
 昨日レモンのほうを飲んだ、アサヒ・スパークス。8月製造品からリニューアルしたものだ。
 今日はもう一方のグレープフルーツを飲むこととする。

 グラスに注いだ外観は、無色透明。炭酸が強いので、注ぐとジュワジュワ音を立て、グラス内で大粒の気泡が踊る様子は、レモンと同じ。
 香りは、少し甘そうで、グレフルチューハイによくありがちな、ガムのような匂いである。
 口に含むと、香りの印象ほど甘味が強くなく、意外とすっきりしている。 リニューアル前よりも、シャープになった感じ。 炭酸の刺激もあって、爽快。飲み込んだ後に、若干苦味が残るが、同時に 薬品的というか、ビニールのような人工的な味が残る。 まあ、甘ったるいよりはマシだろうか。
 果汁3%。アルコール分9%。糖質70%オフ。 原材料:ウオッカ、グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース、 アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
 レモンの方は缶デザインだけの変更だったが、こちらは中身も変わったようだ。 この甘味の抑え方は、前作よりも良いと思う。
 甘味料として、アセスルファムK、スクラロースだけでなく、より自然な甘味が期待できるアスパルテームを併せて使ったことが、 功を奏したのか。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月18日[1]
No.2893: VALUE LINE チューハイグレープフルーツ・エイト / チェリオ(LAWSON P.B.)
 う゛ぁりゅー・らいん ちゅーはいぐれーぷふるーつ・えいと / ちぇりお(ろーそんP.B.)
チェリオ チューハイグレープフルーツ・エイト チェリオ チューハイグレープフルーツ・エイト review
 百均店 LAWSON STORE 100 で、もう相当前に買ったもの。ずっと冷蔵庫の奥に眠り続けていたものだが、 一応まだ賞味期限は切れていない。
 同じ店で買った、チェリオ製のチューハイレモン・エイトを 2年近く前に、同じくチューハイウメ・エイトを今年の7月に、それぞれ取り上げている。 これはそのグレープフルーツである。
 LAWSON の P.B.である「VALUE LAWSON」ブランドの商品として売られている。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは穏やかで、あまり強くは香らない。 苦味の強そうなグレフル香。ストロングな印象もない。
 口当たりも、比較的穏やか。 なんだ、強くないな・・と思いきや、飲み込むと、喉や胃の中が少し熱い感じ。 やっぱりストロングだ。
 度数の高いチューハイは、味付けも派手なものが多いが、これは控えめの味わいであり、 その分、余計にアルコールを感じさせ、飲みごたえは十分。
 アルコール分8%。果汁3%。原材料名:グレープフルーツ果汁、醸造用アルコール、 果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 アルコール分8%、グレープフルーツ果汁3%入りの酎ハイ(リキュール)です。 果実感のある爽快な飲み口です。
 製造者:(株)チェリオコーポレーション、大阪府高槻市辻子3-25-1。
 税込105円は、今や安い感じがしないが、この内容を考えれば、十分に安い。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月18日[2]
No.2894: 淡麗 <生> サッカー日本代表応援缶 2011 / キリン
 たんれい <なま> さっかーにっぽんだいひょうおうえんかん 2011 / きりん
キリン 淡麗 日本代表応援缶2011 キリン 淡麗 日本代表応援缶2011 review
キリン 淡麗 日本代表応援缶2011  昨年も取り上げている、キリン淡麗の「サッカー日本代表応援缶」。
 私は野球ファンであり、サッカーにはこれっぽっちも興味はない。 世間でどんなに盛り上がっていても、サッカーの試合など、女子も男子もまったく見ないし、 選手のこともまったく知らない。
 ということで、この製品も特に購入する予定はなかったのだが、 市販のアルコール飲料はとにかく網羅したいという情熱だけはあるので、 缶デザインがどんなものであろうが、サイト未掲載のものを店頭でみつけてしまったからには、 入手せざるを得ない。入手したからには、掲載せざるを得ない。ということで、 ここでご紹介する。

 但し、中身は普通の淡麗であり、中身のレビューは割愛する。

 今年の缶の特色は、選手たち(2011年6月7日 対チェコ代表戦先発メンバー)の顔が写されているのと、 缶裏側には、同じ選手たちの後ろ姿が写っていること。
 また、缶下方には、 「キリンビールは、サッカー日本代表とともに日本の震災復興を応援します。」との文字が入っている。  
種別 発泡酒
2011年9月19日
No.2895: チューハイ巨峰・エイト <数量限定> / チェリオ
 ちゅーはいきょほう・えいと <すうりょうげんてい> / ちぇりお
チェリオ チューハイ巨峰・エイト チェリオ チューハイ巨峰・エイト review
 昨日、LAWSON STORE 100 で購入した、同社P.B.であるVALUE LINEブランドの チューハイグレープフルーツ・エイトを掲載した。
 今日取り上げるのは、同店で最近発見した、同シリーズの「巨峰エイト」である。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いピンク色で、透明感がある。
 香りは、ちょっと不自然なくらいに甘いぶどう香。この不自然さは、 もしかしたら高いアルコール度数からくるものかもしれない。
 味もかなり不自然に甘味が強い。巨峰味チューハイと言えば、 確かにキャンディのような甘さを持つものが多いが、 このチューハイの甘さは、ややコクがなく、取って付けたような印象である。
 アルコール分8%。果汁3%。原材料名:ぶどう果汁、醸造用アルコール、 果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
 アルコール分8%、グレープフルーツ果汁3%入りの酎ハイ(リキュール)です。 果実感のある爽快な飲み口です。
 製造者:(株)チェリオコーポレーション、大阪府高槻市辻子3-25-1。
 昨日の商品と同じ LAWSON STORE 100 で購入した物だが、こちらは VALUE LINE のブランド表記がない。 缶デザインは基本的に同じなのに、どうしてなのか、理由はわからない。 企画がLAWSON側の持ち込みではなく、メーカー側からの提案で、他店にも卸したいとか、 そういった背景があったりするのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月20日[1]
No.2896: 直搾り [日本の農園から] 宮崎産完熟マンゴー <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] みやざきさんかんじゅくまんごー <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 完熟マンゴー タカラ 直搾り 日本の農園から 完熟マンゴー review
 直搾り [日本の農園から] シリーズに新製品が2種登場。発売日は、本日9月20日である。
 まず今日は「宮崎産完熟マンゴー」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、やや濁りがあり、かすかに黄色っぽく色づいている。
 香りを嗅ぐと、完熟マンゴーの名にふさわしく、豊潤で甘そうなマンゴー香。 この香りで、味は一体どんな感じなのだろう。 直搾りは、すっきり感が特徴だから、この香りからは味が想像しにくい。
 そして実際に味わってみると、やはり口当たりはすっきりとしている。 それなりにマンゴーの甘味があるのだが、うまく抑制されていて、 苦味すら伴う感じ。従って、後味もくどくはない。
 アルコール分4%。果汁0.3%。 原材料:マンゴー果汁、焼酎、糖類、香料、安定剤(ペクチン)、酸味料。JA西都ハウスマンゴー部会推奨。
 宮崎マンゴー発祥の地とされる西都産のマンゴーを使用。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 宮崎産完熟マンゴーの種をとり除いてから、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
 直搾りにしては十分甘味のあるほうだが、一般的なマンゴーチューハイに比べれば、 相当にあっさりした味わいである。この個性は素晴らしいが、好き嫌いはハッキリと分かれるだろう。

 ところで、今日と明日、大手各社から発売される新製品は合計8種あるが、 私は今日、そのすべてを1店で入手した。本当は昨日探しに行かなければいけなかったが、 事情により店回りができなかった。まあ、発売日が火・水曜だから、全部を揃えるなら今日の方が良い との考えもあったわけだが。
 今回みたいに全部を同じ店で入手できるのは、ごくまれなこと。 たいへん助かりました(→関西スーパーさん)。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月20日[2]
No.2897: 麦とホップ 紅葉デザイン缶 / サッポロ
 むぎとほっぷ こうようでざいんかん / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 紅葉デザイン サッポロ 麦とホップ 紅葉デザイン review
 新製品ではないが、店頭で目立っていたので、購入した。
 時々出ている麦とホップのデザイン缶だが、今回は秋らしい紅葉が描かれたもの。

 中身は通常の麦とホップなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。協働契約栽培100%。長期熟成製法。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 昨年の今頃にも、同じように紅葉デザインの缶が発売されていた。 その昨年の製品と同じか?と思いきや、実はかなり違う。
 麦とホップは、最近、東北産ホップを使った「麦と東北ホップ」がスーパーなどでも大々的に売られ、 通常商品とともに、2種が出回っている。
 並べて置いたら、たぶん、通常商品のほうが不利なように思う。だから、同時期に このようなデザイン缶を投入することは、十分に意味があることである。
種別 新ジャンル
2011年9月21日
No.2898: 金のオフ / サッポロ
 きんのおふ / さっぽろ
サッポロ 金のオフ サッポロ 金のオフ review
 もうCMも頻繁にやっているから多くの人が知っていると思うが、 サッポロから新しい糖質オフの新ジャンルが出た。発売日は、本日9月21日である。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡は密度が少々粗いものの、力があり、盛り上がる。 泡持ちもほどほど。
 香りを嗅ぐと、新ジャンル特有の臭みは弱い。系統としては、同社のドラフトワンに近く、 軽快なホップ香がある。
 クリアな口当たりだが、苦味がぐっとくる。だが、糖質オフのご多分に漏れず、 味の真ん中がスパッと切り取られた感じなので、さらっと喉を過ぎてゆく。 しかし、苦味と、ふんわり麦らしい香味が残るので、飲みごたえはある。
 アルコール分4%。糖質70オフ。プリン体50%オフ。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・糖類・水溶性食物繊維・エンドウたんぱく)・スピリッツ(大麦)。
 何も考えずに飲めば、重みもなくさらっと入っていくので、やっぱり糖質オフかと思うだけだが、 最初から糖質オフと意識して飲めば、糖質オフにしては、こんなにしっかりと力があるのは、 珍しいと気づく。
 健康を考え、これまで渋々糖質オフを飲んでいた人なら、これに変えてみることをお薦めする。 かなり飲みごたえが向上したと気づくだろう。一方、これまで普通の新ジャンルやビールを飲み慣れた人が、 これを機に糖質オフに鞍替えしようと思うと、やはり味が薄いなあと失望するかもしれない。
 だから、「やっぱり糖質オフは軽い」などと批判すべきではない。軽いのはどうしようもないこと。 その軽さの中で、どれだけ味わいを出すか。そこに力を入れた製品として、 この成果は高く評価されてよい。
種別 新ジャンル
2011年9月22日
No.2899: 香りまっこい梅酒 ソーダ割り / キリン
 かおりまっこいうめしゅ そーだわり / きりん
キリン 香りまっこい梅酒 ソーダ割り キリン 香りまっこい梅酒 ソーダ割り review
 この製品も、既にCMがたくさん流れている。
 昨日9月21日発売の「香りまっこい梅酒」ソーダ割り。もう一種「ゆず仕立て」というのも出たのだが、 今日はまずプレーンなソーダ割りの方から。

 グラスに注いだ色は、しっかり濃い黄金色。
 香りは、注いでいる時から遠くまで香ってくるのだが、りんごのような甘酸っぱく、かつジューシーな感じだ。 梅酒にしては軽快で、エレガントな印象。
 味は酸味がかなり効いて、コクが強すぎない。香りの印象どおり、ジューシー。 梅味ガムみたいな感じで、非常に良くバランスが取れている。 甘味が強すぎないから、後味もスキッとしている。
 果汁0.1%。アルコール分4%。 原材料:スピリッツ、梅酒、ウメ果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。 販売者:麒麟麦酒(株)。製造者:キリンディスティラリー(株)。
 スピリッツと、甘い香りが特徴の「まっこい梅酒」を配合した原酒に、 ソーダを加えて仕上げました。
 缶にも書かれているが、「まっこい」とは、「真っ濃い」だそうである。
 キリンらしく味わいのトータルバランスが取れており、実に計算され尽くした味の設計と言える。 万人受けする味に仕上がっている。
 ただ、梅酒の雄・チョーヤ社製品と比べると、不自然に整えた味のように思える。
 チューハイ氷結などでも感じる妙なバランスの良さ、「きれいに仕上がった感」が、この製品にもある。 バッチリとメイクされた美人のようであり、決して不愉快ではないものの、 完璧に手を入れているが故に、空々しい感じがしてしまう。いや、それは悪いことではないのだが、 人心をつかむ如才ない人たらしのようなキャラであり、たぶん私が、 そういうキャラの人間が嫌いだから感じてしまう胡散臭さなのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年9月23日
No.2900: カルピスのやさしいお酒 青りんご / カルピス
 かるぴすのやさしいおさけ あおりんご / かるぴす
カルピスのやさしいお酒 青りんご カルピスのやさしいお酒 青りんご review
 9月20日発売、カルピスのやさしいお酒「青りんご」。
 シリーズとしては、今年の3月に出た もも に引き続いて、2作目ということになる。

 グラスに注いだ色は、通常のカルピスサワーよりも薄い感じの白。絵の具の白を水で溶いた感じ。
 香りは、まさに青臭い感じのりんご香が強く、カルピスの香りはほのかである。
 口当たりは、想像以上にすっきり軽やか。甘さとコクが非常に抑えられているから、 炭酸の刺激が際立っている。口中で、青りんごの若々しい風味が広がる。
 甘さがぐっと抑えられているがゆえに、甘味料の不自然な後味が、少し気になる。
 アルコール分2%。果汁0.5%。糖類ゼロ。微炭酸。 原材料名:りんご果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、酸味料、香料、 安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、 アセスルファムカリウム、スクラロース)。
 この軽やかさに、青りんごの清々しさはぴったり。カルピスを使ったお酒の中では、 ダントツのすっきり感、爽快感である。
種別 チューハイ・カクテル等

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