ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3221−3240


 
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2012年6月23日
No.3221: ストーンズバー ローリングゴールド / サントリー
 すとーんずばー ろーりんぐごーるど / さんとりー
サントリー STONES BAR ローリングゴールド サントリー STONES BAR ローリングゴールド review
 サントリーから出た新シリーズ「ストーンズバー」。発売日は6月19日で、3種が出た。
 既にビール系飲料 ローリングホップ、 ウイスキーベースの シトラスハイボール をレビュー済。
 この「ローリングゴールド」が3種めである。

 グラスに注いだ液色は、ややどぎつい感じの黄色。オロナミン的とでも言おうか。
 香りはいわゆるエナジードリンクだが、オロナミンCなどよりもう少し化粧品っぽい。甘味は強そうである。
 味はローヤルゼリーのような甘さが効いていて、力がみなぎるような感じがしてくる味わい。 悪く言うと薬臭い感じが強いので、好みは分かれるかも。
 アルコール分5%。原材料名:スピリッツ、ジン、ローヤルゼリーエキス、マカエキス、 糖類、酸味料、香料、紅花色素、アルギニン。
 ローリングゴールドは、爽快な炭酸感とジンのすっきりとした後口が楽しめる、 エナジーテイストのアルコール飲料です。
 燃え上がる炎のようなイラストとともにエナジーテイストの文字もあり、非常にワイルドなパッケージ。 どういうシーンで飲むべき製品なのかはよくわからないが。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年6月24日
No.3222: カクテルパートナー SUMMER SELECTION 魅惑のオレンジカクテル <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー さまーせれくしょん みわくのおれんじかくてる <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー SUMMER SELECTION 魅惑のオレンジカクテル アサヒ カクテルパートナー SUMMER SELECTION 魅惑のオレンジカクテル review
 事前に発売情報を知らず、イオン店頭で現物を発見した。購入したのは20日であった。
 それ以後、他店では見ないので、おそらくイオングループの限定発売ではないかと推測される。
 カクテルパートナーの"SUMMER SELECTION"と書いてある。目下全国販売品でそのようなものはないので、 オリジナルだろう。

 グラスに注いだ色は、人工的な感じの黄色。果汁の少ないオレンジドリンクみたい。
 香りは意外にフレッシュ感のあるオレンジ香だが、やはり薄っぺらい。 アルコール臭はほとんどない。
 口当たりは、炭酸の刺激もあって爽快。甘さは弱く、オレンジの酸が効いている。 ラムが使われているらしいが、言われてみればそんな味が奥の方にある。 後味もキュンと酸っぱい。
 果汁1%、アルコール分4%。原材料名:ラム、オレンジスピリッツ、オレンジ果汁、オレンジパルプ、 ペパーミントエキス、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、ベニバナ色素。
 果実パルプを加えて、ジューシーな果汁感が楽しめるカクテルに仕上げました。
 そういえば、ミントの風味もほとんどしない。ただ、爽やかに仕上がっているから、 確かに夏向きと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年6月25日
No.3223: カロリ。サイダークリア <2012夏限定> / サントリー
 かろり。さいだーくりあ <2012なつげんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。サイダークリア サントリー カロリ。サイダークリア review
 6月19日に発売されたカロリ。「サイダークリア」。
 昨年 も出ていたもので、今年もこの時期に登場というわけだが、 ご丁寧に"2012夏限定"と書かれている。

 グラスに注いだ色は、無色透明。あまり気泡が目立たず、炭酸は強くなさそうだ。
 爽快なサイダーの香り。アルコール臭はほとんどないと言っていい。
 味も爽やかで軽快。サイダーほど甘味は強くなく、すっきりとしている。 氷を入れてゴクゴク飲みたい。
 アルコール分3%。 原材料名:スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 しゅわしゅわと心地良い炭酸と爽やかな甘さをお楽しみいただけます。
 このガス圧の設定は、もしかすると缶のまま直接飲むことを想定したものだろうか。 そうであるなら、グラスに注いだとき、ちょっと気が抜けたような感じになってしまうのは致し方ない。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年6月26日[1]
No.3224: 直搾り ひんやり涼感 冷やしレモン <期間限定> / 宝酒造
 じかしぼり ひんやりりょうかん ひやしれもん <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り ひんやり涼感 冷やしレモン タカラ 直搾り ひんやり涼感 冷やしレモン review
 本日6月26日発売、直搾り ひんやり涼感 シリーズ。暑い時期の限定商品ということらしい。
 2種出たうち、今日は「冷やしレモン」のほうを。

 グラスに注いだ色は、ほぼ透明だが、かすかに濁りあり。
 香りは軽快、ジューシーなレモン香。あまり強くは香らない。
 口当たりは非常にさっぱり。タカラさんお得意の、薄いと言われてしまいそうなあっさり感。 飲み込んだ後、確かにすうーっとしたミントのような後味が残る。
 アルコール分3%。果汁1%。 原材料:レモン果汁、焼酎、エリスリトール、糖類、香料、酸味料。
 後口冷たいクールフレーバーを使用した「直搾り」ひんやり涼感シリーズ。レモンのすっきりした 爽快感とひんやりとした涼感をお楽しみください。
 なかなか面白い製品。海の家とかで売ったら良さそう。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年6月26日[2]
No.3225: いちばん桜 / オリオン
 いちばんざくら / おりおん
オリオン いちばん桜 オリオン いちばん桜 review
 オリオンいちばん桜は、今やアサヒビールを通じて、アサヒオリオンいちばん桜 として全国発売されている。 当サイトでも既にレビュー済。
 これはアサヒさんが売っている全国向け製品ではなく、本家が通常の販売エリアである沖縄及び奄美群島地区に向けて 売っているもの。発売は昨年末頃だったと思うから、もう半年経っている。 ようやく入手したので取り上げる次第。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色。泡持ちもそこそこ良い。
 軽快なホップ香だが、華やかさはなく、じんわり落ち着いている。
 口当たりも軽やかながら、飲み応えはしっかり。オリオンビールにしては、苦味も強い。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。 ドイツ産厳選アロマホップ使用。
 実は中身はアサヒビールの出しているものと基本的に同じ。それでもわざわざ探し当てて掲載するのは、 ひとえに私自身のこだわり。実は昨年はこのオリジナル「いちばん桜」を掲載していない。つまり昨年は入手できなかった ということだ。だからこそ手に入ったら、記録に残しておこうと。
種別 ビール
2012年6月27日
No.3226: 直搾り ひんやり涼感 冷やしうめ <期間限定> / 宝酒造
 じかしぼり ひんやりりょうかん ひやしうめ <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り ひんやり涼感 冷やしうめ タカラ 直搾り ひんやり涼感 冷やしうめ review
 昨日6月26日発売、直搾り ひんやり涼感 シリーズ。
 2種出たうち、昨日既に 冷やしレモン をレビュー済。 今日はもう一方の「冷やしうめ」を。

 グラスに注いだ色は、ほぼ透明だが、かすかに黄色っぽい。
 香りは非常に軽快でフレッシュ感のある梅。シンプルで、酸味が強そう。
 口当たりは非常にさっぱり。炭酸が強くて爽快、甘さは徹底的に抑え込まれている。味気ないほどのあっさり感。 飲み込んだ後、すうーっとしたミントのような後味が残る。
 アルコール分3%。果汁1%。 原材料:梅果汁、焼酎、エリスリトール、梅酢、糖類、香料、酸味料。
 後口冷たいクールフレーバーを使用した「直搾り」ひんやり涼感シリーズ。 うめのほどよい甘酸っぱさとひんやりとした涼感をお楽しみください。
 昨日飲んだレモンのあっさり感にも驚いたが、うめのほうはさらにすごい。 ここまで徹底して"味気ない"チューハイを製品化する度胸を持ち合わせているのは、 タカラさん以外にはないと思う。拍手を贈りたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年6月28日
No.3227: ネクターサワー バレンシアオレンジ&ピーチ <限定販売> / サッポロ
 ねくたーさわー ばれんしあおれんじ あんど ぴーち <げんていはんばい> / さっぽろ
サッポロ ネクターサワー バレンシアオレンジ&ピーチ サッポロ ネクターサワー バレンシアオレンジ&ピーチ review
 昨日6月27日発売のネクターサワー「バレンシアオレンジ&ピーチ」。
 このシリーズも既にたくさんの製品が出ていて、だいぶ見慣れた感があるが、 今回はオレンジを前面に出したもの。どんな仕上がりだろうか。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色。もちろん濁りはあるが、 ネクター特有のとろみようなものは見えない。
 香りはオレンジの酸がシャープで、あまり甘そうではない。
 口当たりもさらっとしている。やはりオレンジの酸味が効いていて、 ピーチはその陰にひっそりと隠れている感じ。ネクターらしいねっとり感は乏しく、 爽快な後口。
 果汁20%。アルコール分3%。 原材料:バレンシアオレンジ・もも・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・安定剤(ペクチン)・ビタミンC。
 果実を裏ごししたフルーティーなおいしさを、シュワっとはじける微炭酸で仕上げました。
 果汁分が多いから味わいはリッチだが、ネクターの名を冠するにはちょっとあっさりし過ぎている感じがする。
 バリエーションを増やしすぎて、個性がなくなってきてしまっているようだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年6月29日
No.3228: −196℃ ストロングゼロ 甘夏ストロング <夏限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ あまなつすとろんぐ <なつげんてい> / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ 甘夏ストロング -196℃ ストロングゼロ 甘夏ストロング review
 6月26日発売、−196℃ストロングゼロ「甘夏ストロング」。この時期の限定品だ。

 グラスに注いだ色は、ほんのりとした黄緑で、濁りはない。
 香りは、柑橘の皮のような苦そうな感じ。甘さは強そうではない。
 実際の味もキュッとした酸味と、強めの苦味が特長。甘さは抑えられている。 通常、このストロングゼロシリーズは、甘味の強いものが多いのだが、これは例外と言える。
 飲み込んだ後にも、苦味の後味が残る。
 あまり甘くないがゆえに、強いアルコール感も当初は感じないのだが、飲んでいるうちに、やはりはっきりと アルコールを感じてくる。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。オレンジ果汁3%。甘夏浸漬酒使用。 原材料:オレンジ、甘夏、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素。
 甘夏浸漬酒とオレンジ果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
 196ブランドも、今やこのストロングゼロが稼ぎ頭となっているのではないか。度数の低い通常シリーズはあまり見なくなった。 低度数のカテゴリーでは氷結に勝てないとしても、ストロング分野では196ブランドが存在感を見せている。
 缶チューハイ市場は過当競争だから、いち早くニッチを見つけ出して、強力な個性を押し込まないと、 ヒットは難しいし、たとえ一旦ヒットしても、消費者に目移りさせずにリピートさせることは、相当に難しいと思われる。
 かくいう私も、自宅で愛飲を続けている定番品は、タカラCANチューハイレモン、同焼酎ハイボールドライ、キリン本搾りレモン くらいのものである。いずれも食事の邪魔をしないし、風呂上がりに飲んでも爽やかだから、といった理由である。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年6月30日
No.3229: コーラショック <期間限定> / キリン
 こーらしょっく <きかんげんてい> / きりん
キリン コーラショック キリン コーラショック review
 通年商品だったはずのキリン・コーラショックが、今回のリニューアルから期間限定品に変わったもよう。 発売日は6月13日。掲載を後回しにしているうちに、半月過ぎてしまった。

 グラスに注ぐと、ジュワジュワ大きな音を立て、泡の立ち方、消え方も、液色もまさにコーラそのものと言える。
 香りもまさにコーラ。アルコール臭はほとんど感じない。
 口当たりは炭酸のピリピリ感が強く、爽快。甘さもしっかりとあり、コーラらしい飲み応え。
 アルコール分5%。 原材料:ウォッカ・糖類・酸味料・カラメル色素・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 ニュースリリースでは、次のように中身を説明している。
 強炭酸で後味のキレが楽しめるコーラのお酒「キリン コーラショック<期間限定>」は、 従来の当社RTD商品の中で最も高い炭酸ガス圧と「キレ爽快製法」に加えて、この夏さらに、 より強くシャープなコーラ感を実感できる香味調整を行うことで、 「刺激感」「炭酸感」「キレ」の強化を実現しました。
 従来品も十分強刺激であったが、一層強化されたとのこと。 これからの季節にぴったりな内容だ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月1日
No.3230: 青い空と海のビール / ヘリオスビール
 あおいそらとうみのびーる / へりおすびーる
青い空と海のビール 青い空と海のビール review
 当サイトでは5年前に取り上げている沖縄ヘリオスビールがつくる「青い空と海のビール」。
 5年前掲載したのはびん入りで、今回は缶入り。中身は多分同じだと思うが、 再度レビューしたい。

 グラスに注いだ色は、濁りのある黄金色。泡は純白で、やや粗く、泡持ちはあまり良くない。
 ヴァイツェンらしく、バナナやヨーグルトのような甘酸っぱい香りだが、 やや線が細い。あまり強くは香らない。
 味も甘酸っぱさだけでなく、苦味も拮抗している。 さらっとした飲み口。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、糖類。 製造者:ヘリオス酒造(株)、 沖縄県名護市字許田405。ヘリオスブルワリー、沖縄県島尻郡八重瀬町字仲座420-1。
 熟したフルーツ香が特徴の白生ビール。"ビールは苦い"のイメージを変えるフルーティな味と香りが特徴の 小麦ビールです。
 沖縄の気候風土、料理のキャラクターなどとの相性が考えられているのだろうか。 非常にあっさりしたヴァイツェンだ。
種別 ビール
2012年7月2日[1]
No.3231: ジャパンゴールド <2012夏季期間限定> / アサヒ
 じゃぱんごーるど <2012かききかんげんてい> / あさひ
アサヒ ジャパンゴールド アサヒ ジャパンゴールド review
 今週はまた火・水とたくさんの新製品が発売されるのだが、 その中で最も話題性があるのが、これだろう。
 明日7月3日発売、アサヒ・ジャパンゴールド。 ロンドンオリンピック日本代表応援商品(JOC公式ライセンス商品)ということで、 缶には五輪マークも描かれている。
 缶は金色をベースとして、日の丸を思わせる赤い丸があしらわれている。 店頭で非常に目立つデザイン。ビールみたいだが、中身は新ジャンルだ。

 グラスに注いだ液色は、濃いブロンドというより、もはや淡いアンバー。しっかり深い色といえる。 泡もほんのりとベージュに色づいている。泡のきめはやや粗く、泡持ちもほどほど。
 非常に豊かなホップ香があり、新ジャンル特有の臭みはほとんどない。
 口に含むと、苦味がズシッと重いのが特徴。それと同時に、ふんわりと甘味が感じられる点が、 新ジャンルらしいところなのだが、苦味がそれを上回っているため、すぐに甘さを制して、苦味が口中を支配する。 コクは足りないが、苦味の押しが、それを補って余りある。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦)、スピリッツ(大麦)。
 英国産ホップ「ケント・ゴールディング」一部使用  華やかな香り・豊潤な味わい
 最近の新ジャンルの中では、一番ビールに近いのではないだろうか。 たとえば 麦とホップ のようなコクはないけれども雑味はこちらのほうが少ないし、 クリアアサヒ のようなみずみずしさはないけれどもその分こちらのほうがズシッと重みがある。
 しっかりしたビールの代用品として飲むのなら、大いにお薦めできる。一方、 「発泡酒や新ジャンルは軽くて飲みやすいから好き」という人には、お薦めしない。
種別 新ジャンル
2012年7月2日[2]
No.3232: 淡麗 <生> 花火デザイン缶 / キリン
 たんれい <なま> はなびでざいんかん / きりん
キリン 淡麗 花火デザイン缶 キリン 淡麗 花火デザイン缶 review
 6月上旬製造分から季節限定で発売されている淡麗「花火デザイン缶」。 私が生活圏内で見る限り、最近だいぶ出回ってきているようだ。
 中身はおなじみ淡麗だが、簡単にレビュー。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。 泡は当初勢いがあるが、泡持ちはほどほど。
 香りに臭みが少ない。クリアなホップ香だが、発泡酒らしい雑穀臭のようなものを少し感じる。
 口当たりは概ねすっきりしているが、しっかりした苦味がある。 適度なコク。とてもバランスがよい。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ・糖類。
 さすが売れ続けている発泡酒である。改めて味わってみると、そのバランスの良さ、深さ、 ビールっぽいコクはトップクラス。安心して飲める1本。
種別 発泡酒
2012年7月3日[1]
No.3233: カクテルパートナー フワリッチ 金のリンゴカクテル <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ふわりっち きんのりんごかくてる <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー フワリッチ 金のリンゴカクテル アサヒ カクテルパートナー フワリッチ 金のリンゴカクテル review
 本日7月3日発売、カクテルパートナーの夏限定缶。2種あるが、 今日は「金のリンゴカクテル」のほうから。
 昨日紹介したビール系飲料ジャパンゴールドと同じくJOC公式ライセンス商品で、 缶デザインも同様にゴールドベースの派手な外観になっている。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いゴールド。白ワイン的。
 香りはシャキッと新鮮なりんご香。とてもシンプル。
 味は酸味が効き爽やか。甘味も決して弱いわけではないのだが、 酸が勝っている。白ワイン風味がほんのりとあるが、あまり目立たない。 後味も爽やか。
 果汁1.1%、アルコール分3%。原材料名:アップルリキュール、白ワイン、りんご果汁、ぶどう果汁、 グレープフルーツパルプ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 果実パルプを加えて、ジューシーな味わいが楽しめるカクテルに仕上げました。
 グレープフルーツパルプが入っているが、申し訳程度であり、缶の底に沈んでいるため、最後のほうでやっと出てくる感じ。 こんなに少ないんだったら別に入れなくてもいいのにと思ってしまう。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月3日[2]
No.3234: 金麦 (朝顔デザイン缶)/ サントリー
 きんむぎ (あさがおでざいんかん)/ さんとりー
サントリー 金麦 朝顔デザイン缶 サントリー 金麦 朝顔デザイン缶 review
 よくデザイン缶を出す金麦だが、夏らしい缶が出た。 朝顔の花が描かれている。
 中身はもちろん通常の金麦なので、味のレビューは割愛する。

 今回のデザイン缶は、特に発売が発表されていたわけではないように思う。 いや、私がつかんでいなかっただけなのかもしれないが、 とにかく事前に発売を知らず、店頭で発見して、初めて知った次第。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 厳選した「旨味麦芽」を主に使用。豊かな麦の旨みをお愉しみください。
 朝顔だけかと思ったら、上の方に風鈴の絵もある。これからしばらくは、このデザイン缶が店頭に並ぶのだろう。
種別 新ジャンル
2012年7月4日[1]
No.3235: アイスプラスビール <夏季限定> / キリン
 あいすぷらすびーる <かきげんてい> / きりん
キリン アイスプラスビール キリン アイスプラスビール review
キリン アイスプラスビール キリン アイスプラスビール
 昨年の7月にコンビニ限定で売り出されたキリン「アイスプラスビール」が、 今年もこの時期に帰ってきた。発売日は本日7月4日である。

 濃厚につくられたエール(上面発酵)ということで、 氷を入れて飲むことが推奨されている商品だが、まずは氷を入れず、普通にグラスに注いでみる。
 液色は淡いアンバー。かなり深みがある。ややベージュがかった泡には力があり、かなり持続。
 香りはカラメル香とともに、エールらしい華やかさがある。 苦味、甘味が強く、豊潤な飲み応えあり。
 次に氷を入れてみると、 温度が下がるから当然、香りの華やかさが抑えられ、穏やかになる。 口当たりもすっきりとし、苦味、甘味もマイルドな感じに。 爽快な味わいとなる。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽・ホップ・スターチ・糖類(乳糖)。
 氷は入っておりません。原材料に乳糖を加えて醸造しました。
 昨年飲んだ時、氷を入れないほうがエールらしい味わいが楽しめると思ったので、 今年はまず入れないで飲んでみた。そして次に氷を入れると、かなり薄く感じてしまった。
 キリンさんの提案としては氷を入れておいしいという設定なのかもしれないが、 ビール好きには、むしろ冷やしすぎないで飲んでみることをお薦めする。
種別 ビール
2012年7月4日[2]
No.3236: 琉球ハイボール ハイビスカスレモネードサワー <期間限定> / 宝酒造
 りゅうきゅうはいぼーる はいびすかすれもねーどさわー <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 琉球ハイボール ハイビスカスレモネードサワー タカラ 琉球ハイボール ハイビスカスレモネードサワー review
 タカラ・琉球ハイボール期間限定2種。発売日は、昨日7月3日。
 今日飲むのは「ハイビスカスレモネードサワー」。これは昨年11月 に一度発売されているもので、 今回再登場となった。

 グラスに注いだ色は、鮮やかなピンク。ハイビスカスのイメージとしては、ちょっと薄いかなという気もする (まあこういうピンク色のものもあるか)。
 香りは、確かに花のような華やかな香りがするものの、そんなに強くはなく、 レモンの鋭い香りがその背後にしっかりとある。
 味はまさにハイビスカスを思わせるフラワリーな風味で、レモンの酸がアクセントになっている。 甘味が結構強いので、ただ酸っぱいだけではない。
 アルコール分3%。果汁1%。 原材料名:レモン果汁、ハイビスカスエキス、スピリッツ、泡盛、糖類、香料、酸味料、アントシアニン色素。
 沖縄にぴったりのハイビスカスを使用したピンク色のレモネードサワー。 レモネードの爽快感を泡盛「於茂登 炎」で仕上げた 琉球ハイボール!沖縄ならではの味わいが、まーさっさー(おいしいよ)
 昨年11月に出た時は季節外れの印象だったが、今回はぴったりの時期。 梅雨が明けて本格的な夏を迎えれば、こういったトロピカルなカクテルがより一層おいしくなる。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月5日[1]
No.3237: カクテルパートナー フワリッチ 金のキウイカクテル <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ふわりっち きんのきういかくてる <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー フワリッチ 金のキウイカクテル アサヒ カクテルパートナー フワリッチ 金のキウイカクテル review
 7月3日発売、カクテルパートナーの夏限定缶。
 2種出たうち、既に 金のリンゴカクテル はレビュー済。 今日はもう一方の「金のキウイカクテル」を。

 グラスに注いだ色は、ややくすんだ感じの黄色。
 香りは、キウイ特有の生臭く、しっかりと甘そうな香りがする。
 味も甘味がしっかりとあるが、酸味も適度に効いている。 後味はどこかバナナっぽくもある。
 果汁1%、アルコール分3%。原材料名:ラム、パイナップル果汁、キウイフルーツ果汁、 グレープフルーツパルプ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 果実パルプを加えて、ジューシーな味わいが楽しめるカクテルに仕上げました。
 パイナップルが入っていることで、味わいにコクが生まれているようだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月5日[2]
No.3238: TOPVALU バーリアル(韓国産新ジャンル / 輸入:アイク)
 とっぷばりゅ ばーりある
TOPVALU バーリアル TOPVALU バーリアル review
 イオングループP.B.である"TOPVALU"ブランドの新ジャンル「バーリアル」。
 2010年6月に登場してから2年。今回リニューアルとなった。 発売日は6月1日だったので、もう発売1ヶ月が経つ。
 グラスに注いだ色は、かなりしっかりめの黄金色。
 泡はきめが粗く、泡持ちも良くない。まあこれは致し方ないところだろう。
 香りは非常にクリア。従来品で感じられた独特の臭みがかなり軽減されているようだ。
 味は苦味が結構しっかりあるが、クセはそんなに強くない。新ジャンルにありがちな雑穀臭とか、 変な甘味はあまり感じない。その点もかなり進化を遂げたと言えよう。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、大麦)、スピリッツ。 原産国名:韓国。輸入者:アイク(株)。販売者:イオントップバリュ(株)。
 販売価格は350ml入り88円。ここまで安くする必要があるのか。 いや、安くできるならそれに越したことはないという意見が多数だろうが、 ここまで安くするためには、品質へのこだわりをある程度捨てるだけではなく、きっとどこかに 無理を生じているはずだ。
 大手だからできる下請けへの無理強いなどが前提で成立している低価格は、 健全な経済活動を阻害することにならないか。また、良質な食文化、嗜好品文化を育てるためにも、 常識を超える低価格商品を買い支えることは、個人的にはしたくないと考えている。
 べつにイオンさんだけを責めるつもりはないが、 我々消費者は手頃な販売価格だけを見て、安易に「立派な企業努力」だなどと称賛すべきではなく、 その陰に潜むであろうあまたの歪みにも思いを致す想像力が、是非とも必要なのだ。
 当サイトでくりかえし述べていることだが、主食や生活必需品ならば、このようなことは言わない。 べつに飲まなくても死にはしない、趣味・嗜好品の類であるアルコール飲料だからこそ、 安売り合戦はやめて頂きたいと思うのだ。
種別 新ジャンル
2012年7月6日[1]
No.3239: 琉球ハイボール 沖縄の青いサワー <期間限定> / 宝酒造
 りゅうきゅうはいぼーる おきなわのあおいさわー <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ 琉球ハイボール 沖縄の青いサワー タカラ 琉球ハイボール 沖縄の青いサワー review
 7月3日に発売された琉球ハイボールの期間限定2種。 既に ハイビスカスレモネードサワー はレビュー済。今日はもう一方の「沖縄の青いサワー」。
 この製品も今年が初めてではなく、最初に登場したのは昨年の7月12日。約1年の時を経て帰ってきた。

 グラスに注いだ色は、やや人工的な感じのマリンブルー。 昔流行ったカクテル、ブルーハワイを思い出す。
 香りはソーダのように爽快だが、かなり甘そう。
 味は香りの印象どおり、甘さがしっかり。やはりブルーハワイだ。 アルコール感はとても弱い。
 アルコール分3%。無果汁。 原材料名:スピリッツ、泡盛、糖類、酸味料、香料、着色料(青1)。
 沖縄の青い空と海をイメージさせる青いサワー。夏にぴったりの爽快感を泡盛「於茂登 炎」で仕上げた 琉球ハイボール!沖縄ならではの味わいが、まーさっさー(おいしいよ)
 先日飲んだハイビスカスレモネードサワーのほうもそうだったが、 こちらも昨年の製品と中身は変わっていないようである。というか、パッケージデザインも変わっていない。
 やはり青という色は清涼感があって、暑い季節に飲むのにはぴったり。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年7月6日[2]
No.3240: TOPVALU バーリアルドライビール(韓国産ビール / 輸入:アイク)
 とっぷばりゅ ばーりあるどらいびーる
TOPVALU バーリアル ドライビール TOPVALU バーリアル ドライビール review
 イオングループのP.B."TOPVALU"ブランドから、ドライビールが登場。 発売日は7月1日。
 シリーズでは既に バーリアルラガービール というのが出ているが、 あちらは苦味が重め。同じ売価158円で、今度はドライタイプである。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。ドライにしては濃い。
 泡のきめの細かさはまあまあだが、泡持ちはそれほど良くはない。
 香りを嗅ぐと、まさにアサヒスーパードライのような金属的な感じで引き締まっている。 それほど強くは香らないが、もちろんビールだから発泡酒みたいな雑穀臭はない。
 味は苦味がしっかり強いが、スリムでシャープ。だが、旨み成分もちゃんと感じる。 バランスがよく、後口も爽快。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、スターチ。 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:アイク(株)。
 これならスーパードライの代用品として、十分満足できる。 今回はとりあえず試験販売ということで、販売数量は350万缶限定だそう。 早く買いに行かないと、なくなりそうである。
 ニュースリリースによれば、10月から改良した新商品を本格展開するらしいので、 今回試しに売ってみて、消費者の声を聞いた上で、改良すべき点があれば改良して、 10月からたくさん売るつもりということなのだろう。
 私の意見としては、これ以上特に改良すべき点は見当たらないので、 このまま量産体制に入ってもらっても良いように思う。これはかなり当たるだろう。
種別 ビール

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