ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3281−3300


 
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2012年8月1日
No.3281: ヱビス スタウト クリーミートップ <限定醸造> / サッポロ
 ゑびす すたうと くりーみーとっぷ <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ ヱビススタウト クリーミートップ サッポロ ヱビススタウト クリーミートップ review
 本日8月1日にコンビニエンスストアで先行発売となった「ヱビススタウト クリーミートップ」。
 2009年7月から業務用限定で出されていたものが、今回、家庭用にコンビニで一般販売されることとなった。 なお、今年の9月5日からは、コンビニだけでなく全国で販売される予定である。

 グラスに注いだ液色は、しっかりした黒だが、やや透過性あり。泡はベージュ色で当初盛り上がるが、 泡持ちはほどほど。
 非常にストイックなスモーキーフレーバー。タバコのニュアンスに近く、 エスプレッソやチョコレートなどの要素は弱い。
 口に含むと、まずは柔らかい苦味が煙っぽさの中にあり、甘味は非常に弱い。むしろ酸のほうが目立っているくらいだ。 非常に繊細でスムーズな喉越し。押しの強くない、日本人そのもののようなキャラクターであり、 何杯飲んでも飲み疲れしない印象。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・窒素。
 原材料に窒素と書かれているが、これはグラスに注いだときにクリーミーな泡を実現するために窒素が充填されているのだろう。 缶を開けたときに、普通の缶ビールとは異なる「プシュウーーー」と気体が出てくる独特の音がする。
**********
 さて、ここからは苦言。
 この製品、スタウトとうたっているが、上面発酵ではなく下面発酵であり、一般的なビアスタイルの定義では、 シュバルツになろうかと思う。
 サイトではわざわざ 『※スタウトとは「濃色の麦芽を原料の一部に用い、色が濃く、香味の特に強いビール」のことを言います。公正競争規約より 』 という注意書きがあるのだが、これは、 キリン 一番搾りスタウトと同じ"手口"(あえて手口と書かせて頂く)である。
 日本の公正競争規約では、上面発酵でなくてもスタウトと名乗ることが許されている。 国内ルールではそうかもしれないが、国際的にはスタウトといえば上面発酵の濃色エールというのが常識のはずである。
 多くの消費者の"無知"をいいことに、ギネスなどの優秀な製品を連想させるスタウトの語を意図的に用いることは、 決して褒められたことではないように思う。
 製品の品質が確かなものであるだけに、非常に残念である。「ジャパニーズスタウト」などという言葉まで使って 宣伝しているようだが、大手メーカーさんのこういった売り方が、 いつまでも日本を"ビール後進国"のままにさせている遠因のような気がしてならない。
 繰り返し言うが、中身は素晴らしいのに、本当に残念である。ヱビスファンの一人として、申し上げる。
種別 ビール
2012年8月2日
No.3282: 銀河高原ビール ピルスナー / 銀河高原ビール
 ぎんがこうげんびーる ぴるすなー / ぎんがこうげんびーる
銀河高原ビール ピルスナー 銀河高原ビール ピルスナー review
 先日、コンビニのサンクスに立ち寄った時、この見慣れない缶を発見。
 見慣れないと言っても、銀河高原ビールの文字とロゴがあるので、一目で正体はわかるのだが。
 調べてみたら、なんと発売日は7月3日で、サークルKサンクス限定とのこと。なぜもっと早くに気づかなかったのかと、 反省しきり。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのあるオレンジ。泡にはあまり力がなく、泡持ちはほどほど。
 香りを嗅ぐと、なぜかオレンジやヨーグルトのような甘酸っぱいニュアンスがある。 同社のヴァイツェンを彷彿とさせるのだが、こちらはエールではなく、れっきとしたラガー(下面発酵)。
 口当たりもどこかキュンと甘酸っぱいところがあるが、口中でモルトの穀物っぽい風味と、 極めて強い苦味が広がる。この苦味が、それまでの軽やかなタッチをすべて押さえ込み、引き締まった後味へと変える。
 アルコール分5.0%。原材料:麦芽100%・ホップ。ザーツホップ100%使用。無ろ過。
 複雑な味わいが時間と共に展開される、小悪魔的キャラクターのピルスナーだ。
 350ml缶入りで販売価格は260円。しっかりプレミアム価格ではあるけれど、内容を考えると申し訳ないくらいに安い。
 銀河高原のピルスナーと言えば、かなり以前に ドイツクラシック という製品があり、 当サイトで11年前(2001年)に取り上げている。それがなんと、 当「ビール・発泡酒・チューハイの部屋」で製品写真を掲載した最初の銘柄であった。 それを契機として、今のような写真付きレビュースタイルが確立されたと言っていい。 当サイトと銀河高原ビールとのつきあいは長い。

 銀河高原さんは、実直なメーカーだ。この資本主義社会では、大企業はともすれば「売るためには何でもあり」 みたいなやり方をすることが多々あるが、そういう姿勢とは対極にある。 どの製品を飲んでも、ここまでこだわるのか?と思わされてしまう。
 過去の一時期、急拡大を図って、行き詰まって・・という負の歴史を背負っているからこそ、 ものづくりの原点に立ち帰って、妥協のない製品を生み出しているのだと思う。
 店舗限定、数量限定でもかまわないから、これからも時々こういった目新しい製品で、 我々ファンを喜ばせて欲しいと思う。
種別 ビール
2012年8月3日
No.3283: プライムドラフト グリーン / THE HITE(韓国産新ジャンル/輸入者:眞露ジャパン)
 ぷらいむどらふと ぐりーん / ざ・はいと
PRIME DRAFT GREEN PRIME DRAFT GREEN review
 プライムドラフトは、イオングループのお店でよく見かける新ジャンルである。
 当サイトでは3年ほど前にレビューしているが、 缶デザインが当時とは変わっているので、 今回新たに取り上げることとした。といっても最近入手したものではない。 もう何ヶ月も私の部屋の冷蔵庫の奥で、眠っていたものだ。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡は見るからに粗く、当然、泡持ちも悪い。
 香りに臭みは少なく、柔らかなホップ香を感じるが、昔の発泡酒みたいな雑穀臭も少しある。
 口当たりもスッキリと澄んでいる。やや甘いニュアンスはあるものの、 概ね最後までクリアで、悪くいうと水っぽい味わい。 この薄い感じが持ち味なのだろう。
 アルコール分4.5%。糖質50%オフ。 原材料:発泡酒・スピリッツ(大麦)。 原産国:韓国。輸入者及び引取先:眞露ジャパン(株)。販売者:川商フーズ(株)。
 以前に飲んだ時の印象よりは、少しくせがあるように感じたのだが、それはおそらく鮮度が落ちてしまったためであろう。
種別 新ジャンル
2012年8月5日
No.3284: チューハイ ラムネ / サンガリア
 ちゅーはい らむね / さんがりあ
サンガリア チューハイ ラムネ サンガリア チューハイ ラムネ review
 少し前に確かコンビニでみつけて入手しておいたもの。
 サンガリアがつくる「チューハイ ラムネ」という単純な名前の製品だが、 シリーズものではなさそうだし、店舗限定などでもなさそう。
 とにかく飲んでみよう。

 グラスに注いだ色は、無色透明。炭酸がジュワジュワ音を立て、大粒の気泡が踊る。
 香りは実にラムネらしい。昔懐かしい感じ。
 味も非常にラムネに近いのだが、 口中でピュアなウォッカのようなアルコール風味が広がり、確かにお酒なんだと実感。
 アルコール分6%。 原材料:醸造アルコール、糖類、酸味料、香料。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。
 サンガリア製品では、これまで チューハイタイム ラムネチューハイ気分 ラムネ や、 びん入りの ラムネのチューハイ、 小缶入りの ちょっぴりラムネ なんて製品も出ている。
 度数と原材料名をみる限り、どうやらチューハイタイムラムネと中身が同じように思える。 私自身のレビューコメントを見ても、ほとんど同じ。真相はわからないのだが。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月6日[1]
No.3285: おいしいチューハイ 白ぶどう <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい しろぶどう <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ 白ぶどう タカラ おいしいチューハイ 白ぶどう review
 毎度こっそりと出ることが多い、おいしいチューハイの期間限定品だが、 今回も私は発売情報をつかんでいなかった。偶然コンビニ店頭でみつけ、あれ?また出たのかと思い 購入した。
 この「白ぶどう」は、私の知るかぎり2010年から毎年7月に出ているもの。 調べると、今年の発売日は7月10日だったようなので、もう1ヶ月近く経ってしまっている。

 グラスに注いだ色は、淡いグリーン。わずかに濁りあり。
 とても甘そうな白ぶどうの香りだが、このシリーズらしく、あまり強くは香り立たないところがナチュラルである。
 味はふんわり甘いのに、酸味もしっかり効いていて、バランスはよい。 後味もすっきり。
 果汁50%。アルコール分4%。糖類不使用。原材料:ぶどう果汁、スピリッツ、香料、酸味料。
 果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。
 中身は昨年までと変わっていないようである。甘いのに甘ったるくない仕上げ方は、さすがである。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月6日[2]
No.3286: 極搾り ピーチチューハイ / 三幸食品工業
 きわしぼり ぴーちちゅーはい / さんこうしょくひんこうぎょう
三幸食品 極搾り ピーチ 三幸食品 極搾り ピーチ review
 百均店 LAWSON STORE 100 で入手したチューハイ「極搾り」。
 全部で何種類出ているのか、詳細はわからないのだが、 当サイトではこれまで グレープフルーツオレンジ を取り上げており、今回の「ピーチ」 で3種めということになる。

 グラスに注いだ色は、深く濁った黄色。まさに白桃のイメージ。
 香りもたっぷりと甘そうな白桃香。とろんとした口当たりが想像される。
 味は予想通り甘味が極めて強い。白桃チューハイはどこのメーカーも甘味が強く、こってり系が多いのだが、 その中にあっても、これは最上級の甘さではないかと思う。だから、もちろん後味もすっきりはしない。
 アルコール分3%。果汁10%。原材料:ピーチ果汁、バナナピューレ、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、食塩、酸味料、香料、 増粘剤(ペクチン)、甘味料(アセスルファムK)。
 こってりした口当たりは、バナナピューレとペクチンによるものだろう。 桃好き、ネクター好きには試していただきたい。これが105円とは、ちょっとお得感がある。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月7日[1]
No.3287: カルピスサワー ストロングエナジー / カルピス
 かるぴすさわー すとろんぐえなじー ぴーちちゅーはい / かるぴす
カルピスサワー ストロングエナジー カルピスサワー ストロングエナジー review
 昨日8月6日が発売日だったカルピスサワー「ストロングエナジー」。
 入手が1日遅れてしまったが、レビューしたい。

 グラスに注いだ色は、やや暗いパステルイエロー。 カルピスにパインを入れたような色。
 香りを嗅ぐと、バナナのようなパインのような甘い香りがするが、 何だかよくわからない。実際は、何も果汁は入っておらず、 この甘い香りは、カルピスにいわゆるエナジードリンク(オロナミンのような)が混じったものが 正体である。
 口にした瞬間、そのかなりの濃厚さに驚く。甘味が強く、アルコール感が強く、 カルピスのエキス感というか、濃く作ってしまったカルピスのようなしつこさがある。
 飲み込んだ後にも、甘さと芳醇なアルコール感が残る。
 アルコール分7%。原材料名:乳酸菌飲料、脱脂粉乳、ウォッカ、ローヤルゼリー、糖類、 酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、ビタミンC、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、 アセスルファムカリウム)、アルギニン、カロチン色素、ベニバナ黄色素。
 選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」に元気成分(アルギニン、ローヤルゼリー、ビタミンC) を加えたストロングな味わいのお酒です。
 最近、チューハイの世界は、お酒に強くない若者向けに、度数3%程度の軽やか&ジューシーなものと、 ガツンとした飲み応えを求める層向けに、度数7%以上のストロングな味わいのものが市場を分ける形 (比率としては前者がかなり大きいが)で共存している。その流れに、 遅まきながら参戦してきた格好だ。この緩さがカルピス社らしいといえば、らしい。
 だが、カルピスサワーにこのタイプは必要だろうか。 甘くて飲みやすいイメージが定着しているカルピスサワーの主要ファン層に、この製品はアピールしないだろう。 一方、これまでカルピスサワーを手に取ることのなかった層に、ストロングというだけで選んでもらえるだろうか。
 結局、どちらの支持も得られないのではないか。 私のようなキワモノ好きが面白がって買うだけならば、そんなに数は出ないだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月7日[2]
No.3288: CAINS LAGER ケインズ・ラガー
 けいんず・らがー
CAINS LAGER CAINS LAGER review
 コンビニで偶然発見し、購入。現在オリンピックで盛り上がっているイギリス産のビール。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡はややきめが粗く、泡持ちもあまり良くない。 だがこれは、輸入物であるがゆえ、鮮度が劣るためであろう。
 香りは軽妙なホップ香と、やや甘いニュアンス。爽やかな味が想像される。
 実際、口当たりは軽く、苦味は弱い。香りにも感じた、ほんのりとした甘さがあるが、 後キレは良く、すっきりとクリア。
 アルコール分4%。原材料:大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ。 原産国:イギリス。輸入者及び引取先:日本ビール(株)。
 やや甘いニュアンスがあったのは、小麦麦芽のなせる技であろう。ラガー(下面発酵)ビールなのに、 ふんわりやさしい口当たりと、後キレの良さが共存している。 飲みやすいのに、軽すぎない。
種別 ビール
2012年8月8日
No.3289: のんある気分 ビアテイスト&ジンジャー <期間限定> / サントリー
 のんあるきぶん びあていすと あんど じんじゃー <きかんげんてい> / さんとりー
サントリー のんある気分 ビアテイスト&ジンジャー サントリー のんある気分 ビアテイスト&ジンジャー review
 昨日8月7日発売、のんある気分「ビアテイスト&ジンジャー」。期間限定品だ。
 ついにノンアルコールカクテルにもビアテイストが登場ということで、 ノンアルコールビールとの垣根も低くなってきた。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。まさにビールを薄めた色。 泡も当初ビールのようにきめ細かく盛り上がり、しばし持続。もちろん、ビールのようには長続きはしないが。
 香りは生姜がまず前に出て来て、その後ろにビールっぽさがある。
 口当たりはすっきりとし、甘味は強くない。 ほのかにビールっぽい味わいと、甘くないジンジャーエールのような味が混じり合う。 辛みはそんなに強くない。
 後味は非常にすっきり、さっぱりしている。
 アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:食物繊維、麦芽、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、 甘味料(アセスルファムK)、安定剤(アルギン酸エステル)、苦味料。
 ビアテイストとジンジャーの爽やかな味わいが楽しめる、新感覚 "シャンディーガフ"テイスト
 シャンディーガフは、ビールをジンジャーエールで割ったカクテルだが、 その雰囲気を出しつつ、アルコール感や深い味わいをスパッと切り取ったような、軽快な味になっている。
種別 ノンアルコール飲料
2012年8月9日
No.3290: 博多あまおう いちごの果実宴 / ふくれん
 はかたあまおう いちごのかじつえん / ふくれん
ふくれん 博多あまおう いちごの果実宴 ふくれん 博多あまおう いちごの果実宴 review
 何週間か前に、スーパーで偶然発見して入手しておいたもの。 以前からある製品なのかどうか、わからない。

 グラスに注いだ色は、くすんだ感じの淡い朱色。鮮やかすぎないところが、むしろリアルな感じ。
 非常に甘いいちごの香りが、グラスに注いでいる時からまき散らされている。
 味も十分甘いが、キュッとした酸も効いているし、 濃厚さもそれほどでもない。意外とあっさり感がある。
 果汁10%。アルコール分4%。いちご果汁、醸造用アルコール、果糖ぶどう糖液糖、香料、酸味料。 製造者:(株)ふくれん 甘木工場、福岡県朝倉市柿原223番地。
 福岡で生まれ育った真っ赤ないちご「あまおう」を"ぎゅっ"と搾りました。芳醇な香り・ 爽やかなのどごしをお楽しみください。
 製造者の (株)ふくれん とは、 福岡県農業協同組合連合会(JAふくれん)を母体として作られた会社。
 この製品はいちご果汁がなんと10%も使われているため、フルーティさは抜群である。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月10日[1]
No.3291: おいしいチューハイ フルーツミックス <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい ふるーつみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ フルーツミックス タカラ おいしいチューハイ フルーツミックス review
 今週火曜の8月7日、ファミリーマート限定で発売された、おいしいチューハイ「フルーツミックス」。
 これまでにも何度か出ているものだが、中身は変わっているのか、いないのか。早速飲んでみよう。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡い黄色。
 香りは、まずバナナが強く、かなり甘味が強そうだが、 バナナだけでは濃厚になるところを、おそらくリンゴが薄く伸ばしているような感じ。
 味は意外と軽快だが、やはりバナナの甘さがある。パインの味もあるが、 リンゴの軽快な酸味もある。
 果汁50%。糖類不使用。アルコール分4%。 原材料:果汁(りんご、ぶどう、もも、バナナ、グレープフルーツ、パイナップル)、 スピリッツ、香料、酸味料。
 6種類のフルーツ果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。
 昨年の製品 と原材料は同じであるし、 味わった私自身のコメントもほぼ変わっていない。缶デザインも一緒。
 これだけ多種の果汁を豊富に使った贅沢なチューハイが、コンビニで168円。 実にお得である。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月10日[2]
No.3292: チューハイレモン / チェリオ
 ちゅーはいれもん / ちぇりお
チェリオ チューハイレモン チェリオ チューハイレモン review
 毎年お盆休みの頃というのは、新製品が出ない時期である。 今年も、私が情報をつかんでいるかぎり、今週火・水のあと、来週は大手メーカーからの新製品発売予定はない。
 しかし、毎年この時期、LAWSONで密かに限定品が出ることがある。事前に何のアナウンスもなく、 お店に行ったら突如並んでいるということが。
 今年もそんなことがあるかもしれない。そういえば今週はまだローソンに立ち寄ってないな。 念のために覗いておこう。そう思い、今日立ち寄ったところ、 なんとたくさん発見。
 その中から、まずは「チェリオチューハイ」である。
 大阪のソフトドリンクメーカー・チェリオのつくるチューハイというのは、 これまでにもたくさん見かけ、当サイトでもレビューしているので珍しくはないが、 見かけるのはディスカウントショップなどが多く、大手コンビニに並ぶことは、あまり多くないのだ。

 グラスに注いだ色は、無色透明。 香りは、レモンスカッシュのようなフレッシュなレモン香。
 口当たりも非常に酸が強く、すっきり。 アルコール感は強くない。ひたすら透明な味。 だが、飲んでいるうち、アルコールの味わいがだんだん広がってくる。 飲み込んだ後味にも、強めの酸味が残る。
 果汁3%.アルコール分5%。原材料名:レモン果汁、醸造用アルコール、 果糖ぶどう糖液糖、香料、酸味料。
アルコール分5%、レモン果汁3%入りの酎ハイ(リキュール)です。
 製造者:(株)チェリオコーポレーション、大阪府高槻市辻子3-25-1。
 アルコール分5%というのは、昔は普通だったが、最近のチューハイとしては、かなりしっかり感がある。 3%程度のものが普及しているからだ。
 販売価格は118円。まあ、スーパーのPBよりは高いけれども、コンビニで入手できるものとしては、 お手軽。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月11日[1]
No.3293: 軽井沢高原ビール 2012年 夏季限定ビール ESB / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわこうげんびーる 2012ねんかきげんていびーる ESB / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢高原ビール 2012夏 ESB 軽井沢高原ビール 2012夏 ESB review
 軽井沢高原ビールは毎年限定商品を「シーズナル」として出しているが、 2008年2009年に好評を博したESB(エキストラ・スペシャル・ビター)が、 夏季限定ビールとして帰ってきた (今年のシーズナルは ベルジャンホワイト で、当サイトでもレビュー済)。
 この製品、既に出ているのは知っていたが、なかなか出会えなかった。 ネット注文するしかないか、と思っていたところ、スーパー成城石井さんが仕入れてくれていた。喜び勇んで購入。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いアンバー。泡は淡いベージュ色で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
 カラメルの奥にバナナのようなフルーティで甘い香り。
 味も甘さが強く、深いコクとしっかりとした苦味がベースにある。各要素が強いのに、 高い次元でバランスが取られており、不思議とまろやかな味わいになっている。 和三盆のような上品で深い甘味の余韻が長く続くが、苦味がそれを引き締めている。
 アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:(株)ヤッホー・ブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
 2008年度版シーズナルでご好評を頂きました『エキストラ・スペシャル・ビター(ESB)』を2012年夏季限定ビール として復刻しました。英国紳士の集うパブ(酒場)で、ビールと言えば「ビター」が出てくるほど多くの人に 愛されているビールです。そのビターの中でも、新鮮なホップの香りとキャラメルモルトのしっかりとした甘みが、 非常に良いバランスを保ち、まろやかな味わいが印象的な琥珀色のビールです。 2012年夏、ロンドンの熱狂を限定ビールとともにお楽しみください。
 五輪に便乗したような商品説明は感心しないが、そんな売り方をしなくても、 この確かな品質は、ビール好きを十分満足させてくれる。
 ゆっくりと時間を掛けて、温度上昇による味わいの変化をも楽しむべきビールだ。
種別 ビール
2012年8月11日[2]
No.3294: チューハイグレープフルーツ / チェリオ
 ちゅーはいぐれーぷふるーつ / ちぇりお
チェリオ チューハイグレープフルーツ チェリオ チューハイグレープフルーツ review
 昨日 レモン を飲んだ、チェリオチューハイ。コンビニのLAWSONで発見したものだ。
 今日は一緒に入手したグレープフルーツを取り上げたい。

 グラスに注いだ色は、無色透明。 香りはかなり引き締まっており、甘いニュアンスを持ちつつも、苦そうな感じも湛えている。
 口当たりはふんわりと甘いものの、苦味が効いている。 すっきりとした中に、適度なジューシー感。渋味のようなものも感じられる。
 果汁3%.アルコール分5%。原材料名:グレープフルーツ果汁、醸造用アルコール、 果糖ぶどう糖液糖、香料、酸味料。
アルコール分5%、グレープフルーツ果汁3%入りの酎ハイ(リキュール)です。
 製造者:(株)チェリオコーポレーション、大阪府高槻市辻子3-25-1。
 このチェリオチューハイだが、2種とも無難といえば無難。突出したところがない分、 毎日飲んでも飲み飽きないキャラクターだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月12日[1]
No.3295: ごろごろ果肉 パインチューハイ / サンガリア
 ごろごろかにく ぱいんちゅーはい / さんがりあ
サンガリア ごろごろ果肉パインチューハイ サンガリア ごろごろ果肉パインチューハイ review
 先日からLAWSONに置かれているサンガリア「ごろごろ果肉 パインチューハイ」。 既にレビュー済のチェリオ社のチューハイと同時に入手したもの。
 チェリオもサンガリアも大阪のメーカーであるからして、これらはもしかすると関西地区 だけの発売なのだろうか。どこにも情報がないため、真相はわからない。

 グラスに注ぐと、角切りパイン果肉が商品名のとおりごろごろ出てきて、グラスの中を浮遊。 液色は白く濁りあり。
 香りは、非常に生っぽいパイン香。甘味が強そう。やはり果肉のお陰か。
 口に含んだ瞬間、その甘みの強さに圧倒される思い。パイン缶のシロップを飲んでいるかのよう。 極めてジューシーだが、ほんのりとアルコール感もあり、飲み応えはバッチリ。
 アルコール分3%。果汁1%。カッティングパイン果肉使用。 原材料:果粒、パインアップル果汁、醸造アルコール、糖類、酸味料、安定剤(増粘多糖類)香料。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
 なかなか大胆であり、ターゲットを明確にしぼった製品といえる。パイン好きならきっと満足できる内容。 一方、甘いチューハイが苦手な方には、お薦めしない。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月12日[2]
No.3296: 梅香 百年梅酒 炭酸入 / 明利酒類
 ばいこう ひゃくねんうめしゅ たんさんいり / めいりしゅるい
梅香 百年梅酒 炭酸入 梅香 百年梅酒 炭酸入 review
 ちょっと前にスーパー成城石井店頭で発見して入手しておいたもの。 現物を見るまで、私はこの梅酒の存在を知らなかった。

 グラスに注いだ色は、深い黄金色というか、淡い琥珀。炭酸の気泡はわずか。
 香りは落ち着いており、甘さよりはむしろ渋さを想起させる。うめのたっぷり感、深みがある。
 味は甘みが深いものの、酸味、渋味のバランスもよい。適度なコクがあって、後味もくどくない。 非常にバランスがよい。炭酸は弱く、あまり刺激はない。
 アルコール分5%。ブランデー、蜂蜜入り。国内産青梅100%使用。浸漬酒。 原材料名:梅(国産)、糖類、醸造アルコール、ブランデー、蜂蜜、酸味料。
 製造元:明利酒類(株)、水戸市元吉田町338。
 ブランデーと蜂蜜まで入っているのに、それほどくどさを感じないところが、 製品のクオリティの高さを物語っている。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月13日[1]
No.3297: ラムネサワー / 合同酒精
 らむねさわー / ごうどうしゅせい
GODO ラムネサワー GODO ラムネサワー review
 毎年この時期に、LAWSON限定で売られているGODOのラムネサワー。 今年もまた売り出されていた。

 グラスに注いだ色は、無色透明。気泡は細かく、あまり炭酸は強くなさそう。
 香りは昔ながらのラムネで、あまり強くは香らない。甘さがやや強そうな印象。
 口当たりはマイルド。炭酸が強くないので、刺激は弱い。甘さは強いものの、べたつく甘さではなく、 夏にぴったり。ただ、もう少し刺激が強くても良いようには思う。
 アルコール分5%。原材料:醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、 香料、クエン酸Na。
 爽やかなラムネの味が心地よいサワーです。
 昨年までと中身は変わっていないようである。 缶デザインは、昨年とは違うが、2010年のものと一緒。
 この製品、当サイトでフォローしているかぎりでは、 2007年から毎年出ている。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月13日[2]
No.3298: TOPVALU 3%のサワー ハチミツレモン / 合同酒精
 とっぷばりゅ 3ぱーせんとのさわー はちみつれもん / ごうどうしゅせい
TOPVALU 3%のサワー ハチミツレモン TOPVALU 3%のサワー ハチミツレモン review
 発売は6月1日。入手したのも当然その頃なのだが、ずっと後回しになっていた。
 イオングループPBであるTOPVALUのチューハイからアルコール度数3%のシリーズが登場。
 3種あるうち、まずは「ハチミツレモン」からレビューしたい。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは、キュンとシャープなレモン香が目立ち、はちみつはあまり感じない。
 だが、口に含むと、はちみつの甘さがまず広がり、レモンの酸味は少し奥に追いやられている。 度数が低いので軽快で、夏にぴったりの爽やかな味わい。
 レモン果汁1%。アルコール分3%。 原材料:醸造用アルコール、レモン浸漬酒、レモン蒸留酒、レモン果汁、果糖ぶとう糖液糖、ハチミツ、 酸味料、香料、クエン酸Na。
製造者:合同酒精(株)。販売者:イオン(株)。
 原材料に、レモン浸漬酒、レモン蒸留酒、レモン果汁が使われ、かなり手が込んでいる。 爽やかさと適度な深みが両立しているのは、そのお陰か。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月14日
No.3299: 北海道ハイボール オホーツク塩 / 北海道麦酒醸造
 ほっかいどうはいぼーる おほーつくしお / ほっかいどうびーるじょうぞう
北海道ハイボール オホーツク塩 北海道ハイボール オホーツク塩 review
 北海道麦酒醸造がつくる「北海道ハイボール」は、これまで ハッカハスカップメロンアップルさくらんぼ と5種取り上げている。
 今回(といってももう数週間前のことになるが)スーパーで偶然これを発見した。

 グラスに注いだ色は、透明感あるきれいなマリンブルー。まさしく海をイメージしたものだろう。 炭酸の気泡は細かく、少ない。
 香りは、サイダーというかソーダ。あまり強くは香らない。
 味は非常に甘味が強い。普通のサイダーよりも甘いのではないか。 そのため、爽快感は乏しい。意外に、アルコール感もちゃんと感じられる。
 アルコール分5%。原材料:糖類、スピリッツ、酸味料、ビタミンC、香料。知床海洋深層水使用。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、 北海道小樽市高島1丁目8番16。
 オホーツク海の塩が使われているということで、その塩の甘さとコクなのかもしれない。 そういえば、スイカに掛けた塩のような、甘塩っぱい後味が感じられる。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年8月15日
No.3300: CALPIS BARTIME ライチローズ&カルピス / カルピス
 かるぴすばーたいむ らいちろーず あんど かるぴす / かるぴす
CALPIS BARTIME ライチローズ&カルピス CALPIS BARTIME ライチローズ&カルピス review
 今週月曜の8月13日に発売されたカルピスバータイム「ライチローズ&カルピス」。
 入手が2日ほど遅れてしまったが、レビューしたい。

 グラスに注いだ色は、濃いピンクと淡い紫の中間。
 香りは当初バラが目立つが、確かにライチがベースにある。
 味はかなりフラワリー。 口に含んだ瞬間、確かにバラの風味がし、豊かな甘みが広がる。ライチの味わいもちゃんとあって、 カルピスのミルキー感も満載。こってり系のカクテル。
 無炭酸。果汁0.5%。アルコール分4%。 原材料名:乳酸菌飲料、脱脂粉乳、ライチ果汁、 ローズリキュール、ウォッカ、ミルクスピリッツ、糖類、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、野菜色素。
 選び抜かれた乳酸菌から生まれた「カルピス」に「カルピス」からできたお酒"ミルクスピリッツ"、 ライチ、ローズリキュールをブレンドしました。 ライチとローズが生み出す優雅な香りが楽しめるオリジナルカクテルです。
 毎回思うが、カルピスバータイムは、他社には真似のできないカルピス社らしさ満載の製品群であり、 競合品のない特異な缶カクテルである。
種別 チューハイ・カクテル等

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