ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3501−3520


 
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2013年1月9日
No.3501: 金麦 / サントリー
 きんむぎ / さんとりー
サントリー 金麦 サントリー 金麦 review
 サントリー金麦が、12月上旬製造分から新しくなっている。
 当サイトで把握している限り、2007年の発売以来、毎年必ずリニューアルを 続け、これが6代目と思われる。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡は力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りを嗅ぐと、かなりビールに近い。軽快なホップ香があり、 新ジャンル特有の臭みはかなり弱い(皆無ではない)。 感じられる。
 口当たりも非常にクリア。じゃあ、味はスカスカなのか?と思いきや、 苦味がしっかりあるので、とても引き締まっている。 臭みが一層引きはがされ、シェイプアップした感じだ。その結果、苦味がより前に出て来た。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 厳選した「旨味麦芽」を主に使用。豊かな麦の旨みをお愉しみください。
 今回のリニューアルについて、ニュースリリースでは次のように説明されている。
 ご好評いただいている“まろやかな飲みやすさ”はそのままに、 従来から使用している「旨味麦芽」を1割程度増量し、 麦のうまみと口当たりの良さをいっそう楽しめる味わいに仕上げました。
 実際、麦のうまみというほどのコクは感じないが、力強く、シャープな味わいになったように思う。
 ライバル社の製品と比べると、サッポロ麦とホップが女性的な味わいだとすると、 こちらはかなり男性的な味わいになってきたようだ。 
 ところで、缶デザインは 従来品 とどこが変わったのかと、詳細に見てみたのだが、 どうやらパッケージは何も変わっていないみたいだ。
 新製品かどうか確認するすべは、缶底の製造時期を見て、 「2012.12上旬」以降の製造であるかどうかで判別するしかなさそうだ。
 ちなみに私が今日飲んだものは2012.12中旬製造品だったので、 もうかなりの割合で切り替わっているに違いない。
種別 新ジャンル
2013年1月10日
No.3502: VIRU VALGE COOLER PINK / 日本酒類販売(輸入)
 う゛ぃる・う゛ぁるげ くーらー ぴんく / にほんしゅるいはんばい(ゆにゅう)
VIRU VALGE COOLER PINK VIRU VALGE COOLER PINK review
 何気なく立ち寄った近所のスーパーで偶然発見。 エストニアの VIRU VALGE(ヴィル・ヴァルゲ)というウォッカをベースにつくられた 壜入りカクテル。
 2種入手したうち、今日は「ピンク」のほうを。

 グラスに注いだ外観は、ピンクといってもかなりオレンジに近いしっかりした色。 炭酸入りだが、気泡はそんなに多くない。
 香りは、ブラッドオレンジとグレープフルーツの間みたいな穏やかな柑橘香(実際は、 ピンクグレープフルーツフレーバーだそうだ)に、トニックウォーターみたいな薬草っぽい 匂いが加わっている。
 味は酸がマイルドで、かなり甘味が強い。だが、重さはなく、軽快な飲み口。 後味には少し苦味が残る。
 アルコール分5%。原材料:りんご果汁、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、着色料(赤40)。 原産国:エストニア。輸入者及び引取先: 日本酒類販売(株)
 エストニアで100年以上の歴史を誇る蒸留所から生まれた「ヴィルヴァルゲ」。 このプレミアムウォッカをベースに、ピンクグレープフルーツテイスト(無果汁)と 清冽なナチュラルウォーターを加えた、微炭酸入り低アルコールカクテル「クーラー」。 爽やかなピンクグレープフルーツの味と香りがお楽しみいただけます。
 びんには肩のところに商品名 Cooler の文字のレリーフがあり、なかなか凝っている。 また、鮮やかな液色は、パーティーシーズンにはふさわしい。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月11日
No.3503: VIRU VALGE COOLER GREEN / 日本酒類販売(輸入)
 う゛ぃる・う゛ぁるげ くーらー ぐりーん / にほんしゅるいはんばい(ゆにゅう)
VIRU VALGE COOLER GREEN VIRU VALGE COOLER GREEN review
 エストニアの VIRU VALGE(ヴィル・ヴァルゲ)というウォッカをベースにつくられた 壜入りカクテル「クーラー」。
 2種入手したうち、昨日 ピンク を飲んだので、今日はもう一方の「グリーン」。

 グラスに注いだ外観は、透明感のある淡い黄緑。かなり人工的な感じがする色。 炭酸入りだが、気泡はそんなに多くない。
 香りは、キウイか?と思うくらいちょっと生臭い印象があるが、よく嗅ぐと青りんご。
 味も最初キウイっぽい。酸味がきいているが、甘味も強い。少し薬臭い感じのりんご風味が、 見た目以上に濃厚。
 アルコール分5%。原材料:りんご果汁、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、着色料(青1、黄4)。 原産国:エストニア。輸入者及び引取先: 日本酒類販売(株)
 エストニアで100年以上の歴史を誇る蒸留所から生まれた「ヴィルヴァルゲ」。 このプレミアムウォッカをベースに、青りんごテイストと 清冽なナチュラルウォーターを加えた、微炭酸入り低アルコールカクテル「クーラー」。 爽やかな青りんごの味と香りがお楽しみいただけます。
 見た目が鮮やかなので、昨日の ピンク とともに、パーティーにはぴったり。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月12日
No.3504: 道産素材 北海道メロン / 北海道麦酒醸造
 どうさんそざい ほっかいどうめろん / ほっかいどうびーるじょうぞう
道産素材 北海道メロン 道産素材 北海道メロン review
 北海道麦酒醸造がつくる「道産素材」というチューハイ。 先月、洋なしはすかっぷ を 飲んだが、今回「メロン」を入手したので紹介したい。

 グラスに注いだ瞬間、驚いた。かなり毒々しいオレンジ色。確かに、北海道のメロンと言えば赤肉が 有名だから、オレンジ色自体に違和感はないが、こんなに濃いのは珍しい。
 香りも濃厚なメロン香。
 口当たりはたっぷり甘く、濃い。でも、マスクメロンみたいな青肉の濃厚さではなく、 もうちょっと深みのない甘さ。 スッキリ感はなく、飲み込んだ後にもだらっと甘さが残る。
 アルコール分4%。果汁10%。 原材料:メロン果汁、果糖ぶどう糖液糖、はちみつ、スピリッツ、酸味料、香料、ビタミンC。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、北海道小樽市高島1丁目8番16。
 メロン果汁が10%も使われているチューハイなんて、貴重だ。 かなり原価が高そう。
 ちなみにパッケージは先日の洋なしやはすかっぷ等と同じく、缶にラベルがぐるっと貼り付けられている。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年1月13日
No.3505: 道産素材 北海道産ぶどう&はちみつ / 北海道麦酒醸造
 どうさんそざい ほっかいどうさんぶどう あんど はちみつ / ほっかいどうびーるじょうぞう
道産素材 北海道産ぶどう&はちみつ 道産素材 北海道産ぶどう&はちみつ review
 昨日の続き。
 北海道麦酒醸造がつくる道産素材というチューハイの今度は「北海道ぶどう&はちみつ」。 これは、以前に当サイトで取り上げている 仁木ぶどう&北海道はちみつ の リニューアル版と思われる。

 グラスに注いだ色は、かなり深い紫。赤みが強く、毒々しいくらいに濃い。
 香りも甘さの強そうな深いぶどう香。 ブルーベリーやハスカップにも近い。
 味は、香りの印象ほど重たくはない。甘さはもちろん強いのだが、 渋味も効いている。巨峰などよりはコクが弱いようにも思う。
 アルコール分4%。果汁10%。 原材料:ぶどう果汁、果糖ぶどう糖液糖、はちみつ、スピリッツ、酸味料、香料、ビタミンC。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、北海道小樽市高島1丁目8番16。
 以前に掲載したものは、「仁木産ぶどう(キャンベル種)ストレート果汁使用」ということだったが、 明らかに改悪というか、グレードダウンしている。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月14日
No.3506: 氷結 ストロベリー <期間限定> / キリン
 ひょうけつ すとろべりー <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結 ストロベリー キリン 氷結 ストロベリー review
 キリン氷結から期間限定「ストロベリー」が登場。 発売日は、明後日1月16日となっている。

 グラスに注いだ外観は、極めて淡いピンク。透明感があるが、やや朱色っぽい。
 香りは非常に甘いいちご香。各社ともいちご味チューハイはこんなものだろう。
 口当たりもふんわりと甘いが、酸味が効いているので、 くどさはない。みずみずしさがあり、さっぱりと飲める。そのあたりが実に氷結らしい。
 飲み込んだ後味にも、軽快な甘酸っぱさが残る。
 アルコール分4%。果汁3.2%。 原材料:いちご果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
 ストロベリーの氷結ストレート果汁を使用した、爽やかでみずみずしいおいしさ。
 適度なジューシー感、軽快さ。この絶妙な味わいのバランスは、さすが氷結と思わせてくれる。
 氷結では初のいちごだと思われるが、缶デザインといい、味わいといい、 昔からあったかのような安定感。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月15日
No.3507: COCKTAILカロリ。カクテルスムージー とろとろバナナ [ショコラ仕立て] <2013限定> / サントリー
 かくてるかろり。かくてるすむーじー とろとろばなな [しょこらじたて] <2013げんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。カクテルスムージー とろとろバナナ サントリー COCKTAILカロリ。カクテルスムージー とろとろバナナ review
 カクテルカロリ。カクテルスムージーの新製品「とろとろバナナ」。 発売日は、本日1月15日である。

 液体にはどろっととろみがある。液色は黄色だが、かなり黒っぽい。表現は悪いが、変色しかけのバナナみたい。
 香りはまさにバナナ。そこにほんのりとチョコレートの香りが乗っかっている。 くどいのか?と想像していたが、そんなに甘味の強そうな香りでもない。
 実際の味も、そんなに甘くない。チョコはビターチョコといった感じである。 バナナのとろとろ感はあるけれども、甘さが意外と抑えられている。 いわゆるチョコバナナを想像して飲むと、期待はずれかもしれない。 だが、缶カクテルとしての味わいのバランスは、これで良いと思う。
 果汁10%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:バナナ、カカオ、スピリッツ、増粘多糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 果実をすりつぶした豊かなとろみのバナナピューレに、ほんのりショコラの味わいをお楽しみいただける 限定カクテルスムージーです。カロリー50%オフ。
 このシリーズにぴったりの味わいで、人気が出そうである。甘さもこの程度に抑えられているほうが、 頻繁に飲もうという気になる。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月16日
No.3508: すらっと 桜ふわりサワー & つぶつぶグレープフルーツ <期間限定> / アサヒ
 すらっと さくらふわりさわー あんど つぶつぶぐれーぷふるーつ <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ すらっと 桜ふわりサワー&つぶつぶグレープフルーツ アサヒ すらっと 桜ふわりサワー&つぶつぶグレープフルーツ review
 アサヒ すらっと から期間限定「桜ふわりサワー&つぶつぶグレープフルーツ」が登場。 発売日は本日1月16日。
 まだ年が明けて間もないというのに、もう春向け商品の到来である。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いピンクで、果粒が少し浮いている。
 香りはまさに、さくらんぼ。爽やかで、酸味が強そうである。
 口当たりは甘酸っぱく、さくらんぼの風味が口中に広がる。 甘さも決して弱くはないのだが、グレープフルーツ果肉が浮遊していることから、 酸味がのほうが勝っている印象。
 果汁0.1%。アルコール分3%。 原材料:アルコール、果粒、さくらんぼ果汁、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、野菜色素。
 さくらんぼ果汁にグレープフルーツのつぶつぶ果肉を加えた、甘酸っぱくてさわやかな味わいです。 果肉が沈殿しておりますので一度缶を逆さにしてから開栓いただくと、よりおいしくお飲みいただけます。 糖質70%オフ(当社フルーツチューハイ平均値比)
 果実由来の成分によって果肉が着色することがありますが、品質には問題ありません。
 2013年1月〜3月までの出荷予定とのことなので、最後のほうは何とか花見シーズンまで残っていてくれるだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月17日
No.3509: いちばん桜 / オリオン
 いちばんざくら / おりおん
オリオン いちばん桜 オリオン いちばん桜 review
 昨日、もう春向けの製品が到来したと書いたが、こちらもそう。 毎年出ているオリオン「いちばん桜」。もう今年で12年目とのこと。
 発売日は11月27日。だいぶ経っているが、やっと入手できた。
 この製品、今ではアサヒビールを通じて、アサヒオリオンいちばん桜として全国で発売されるようになったが、 これは沖縄・奄美群島地区限定の本家オリオンのもの。
 ちなみにアサヒブランドのものは、1月29日に発売予定である。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡はきめ細かく、中程度の勢い。泡持ちもそこそこ良い。
 香りを嗅ぐと、軽快なホップ香があるが、あまり強く香るタイプではない。
 口当たりも軽やかだが、オリオンドラフトと比べると、 やや苦味は強いか。じんわりとした旨みの余韻が残る。。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 早春の風物詩として、当サイトでは入手できるかぎり毎年取り上げることにしているのだが、 今年は昨年と比べると、より軽やかになったような印象を受けた。気のせいだろうか。
種別 ビール
2013年1月18日
No.3510: 麦の雫 / オリオン
 むぎのしずく / おりおん
オリオン 麦の雫 オリオン 麦の雫 review
 昨日に引き続き、オリオン製品。「麦の雫」という名の新ジャンルで、発売日は昨年の10月30日。
 入手したのは、2本とも(株)沖縄県物産公社の特約店、わした神戸三宮店 である。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 純白の泡はきめ細かく、泡持ちもそこそこ良い。
 香りは新ジャンル特有の少し甘いニュアンスをまといながらも、非常にナチュラルなホップ香がある。
 口当たりはとてもクリア。香りには少しファットな印象もあったが、 味は極めてスリム。甘さがなく、もちろん重たさもないのだが、軽妙な苦味と共にスムーズに入ってくる。 そして特筆すべきは、単に軽やかなだけでなく、飲み込んだ後にしっかり麦らしい香味の余韻が残るところ。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。
 缶には"PURE TASTE"の文字と、"芳醇仕込"の文字がある。
 一見、相反するような2つのキャッチフレーズだが、飲んでみて、見事に両方実現されていることがわかった。 妙な甘さがなく非常にピュアな口当たりと喉越しなのに、じんわりと芳醇な味わいを伴っている。 ここまで来ると、ビールとの違いは、最初の匂いと、ガツンとくるコク深さがないことくらいではないかと思う。
 ご承知の通り、オリオン社は5番手の国産ビールメーカーだが、それはまあ単純に出荷量で比べただけのこと。 新ジャンルのクオリティは、大手4社を凌駕していると思う。辛口の Special X も非常に高品質。
 但し、新ジャンルが売れる要素は、品質よりも売り方やイメージ戦略だったりするので、 もしこれが大々的に全国発売されたとしても、人気爆発するかどうかはわからない (非常に失礼な言い方で恐縮だが、新ジャンルのヘビーユーザーには、味を利き分けられる人が少ないので)。
 私はこの製品を、高く評価したい。
種別 新ジャンル
2013年1月19日
No.3511: 札幌すすきのビール / 薄野地麦酒
 さっぽろすすきのびーる / すすきのじびーる
札幌すすきのビール 札幌すすきのビール review
 昨日の沖縄から打って変わって、今日は北海道の製品。
 実は4年ほど前に一度レビューしている「札幌すすきのビール」だが、 パッケージが新しくなっていたので購入した。何年か前から北海道フェアなどでこの缶を見ていたから、 もう変わってからかなり時間が経つのかもしれない。もう入手していたはずだと思っていたのに、 まだ買っていなかったのだ。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色で、やや濁りが見られる。 泡にあまり力がなく、泡持ちもほどほど。
 香りは、落ち着いている。モルトのじんわりした感じ。
 口当たりはやさしく、すっきりしている。決して苦味が弱いわけではないのだが、 滑らか、伸びやかな味わい。後味もクリア。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽・ホップ。北海道海洋深層水仕込み。 製造者:薄野地麦酒(株)、 札幌市中央区南6条西4丁目1-5。
 入手価格は380円。大手メーカーの大量生産プレミアムクラス(ヱビスなど) と比べれば、まあオリジナリティは感じられる。
種別 ビール
2013年1月20日
No.3512: オタルダーク / 北海道麦酒醸造
 おたるだーく / ほっかいどうびーるじょうぞう
小樽ダーク 小樽エール review
 昨日に引き続き、北海道のビール。
 北海道麦酒醸造の製品は、当サイトではかなりたくさん取り上げているのだが、 この「オタルダーク」は未掲載だった。 同じシリーズの オタルラガーオタルエール は掲載済なのに。

 グラスに注いだ色は、アイスコーヒー程度。グラスの向こう側が見える。 泡はカフェオレ色できめ細かいが、泡持ちはほどほど(写真は勢いよく注いだ直後のものなので、 かなり泡が多い)。
 香りはどっしり落ち着いている。炭のような焦げ臭は、少し酸のニュアンスをまとい、 焦げたしょうゆのようでもある。
 口当たりはわりと軽快。苦味がぐっとくるのと同じくらい、キュッとした酸味が感じられる。 だから全体的に重さがないのだ。ただ、甘味もないので、苦味と酸味の両極端に引っ張られた中抜けのような味。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市高島1丁目8番16。
 同じシリーズの オタルエール よりもむしろ重たさがない。 もちろんこちらはビアスタイルでいうと濃色ラガー(デュンケル?)と思われるので、 華やかさがないのは当然だが、軽妙で万人受けする味わいに仕上がっている。
種別 ビール
2013年1月21日
No.3513: 焼酎ハイボール すだち <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる すだち <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール すだち タカラ 焼酎ハイボール すだち review
タカラ 焼酎ハイボール すだち  毎年この時期に出ている焼酎ハイボール「すだち」。 2008年から続いていて、今年で6年目となる。今年の発売日は、明日1月22日。

 グラスに注いだ色は、ほんのり淡いイエローグリーン。炭酸がジュワジュワと音を立て、グラスの中で踊る。
 香りは大人しく、グリーンな感じの柑橘香。あまり酸っぱそうではない。
 口当たりは炭酸のピリピリした押しが強く、反面、味は大人しい。 甘味はもちろん抑制的だが、酸味も適度。スッキリした仕上がり。
 アルコール分7%。果汁0.5%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、すだち果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、 カラメル色素。
 昨年の製品と、中身は変わっていないようだが、 パッケージが変わっている。
 最近、焼酎ハイボールの期間限定品には、缶裏に左写真のようなイラストがつくようになった。 以前は、イラストつきは 下町缶 などのご当地缶だけだったのだが。
 なお、イラストと共に、下記のような説明文がある。
限定生産【すだち】
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「すだち」は古来、果汁を食酢として利用したことから、その名の「酢橘」が付いたと言われています。 「すだち」ならではの爽やかな香りと豊かな酸味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 このイラストは目立つので、こちらを前にして陳列している店も多い。それで正解だろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月22日
No.3514: ウイニングブリュー <メモリアル限定醸造> / アサヒ
 ういにんぐぶりゅー <めもりあるげんていじょうぞう> / あさひ
アサヒ ウイニングブリュー アサヒ ウイニングブリュー review
 本日1月22日が発売日となっているアサヒ「ウイニングブリュー」。
 これは、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)開催に向けた応援プロモーション 「Go for V3!」の一環として発売されるもので、本日から3月中旬までの出荷が予定されている。
 野球の応援缶らしく、缶デザインは野球ボールをイメージしたものとなっている。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。 泡にはあまり力がなく、泡持ちはほどほど。
 香りを嗅ぐと、極めてクリアであることに驚く。 新ジャンル特有の臭みは弱く、軽快なホップ香が実に清々しい。
 口当たりも軽快でクリア。妙な甘さはなく、キリッと苦味が効いている。 決してコク深くはないものの、しっかりと旨みが感じられる。 スッキリした味わいは最後まで続き、後味もクリア。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ、糖類、酵母エキス、香料)、スピリッツ(大麦)。
 アメリカ産「ナゲットホップ」使用。野球観戦にピッタリ、スカッと爽快な味わい。  華やかな香り・豊潤な味わい
 昨年出たオリンピック応援商品 ジャパンゴールド もそうだったが、 最近このような企画ものの出来映えが素晴らしい。重みがない点を除けば、ビールとの違いはわずかといえる。
 ちなみに今日私はこの製品を入手するのにお金を払っていない。 LAWSONのお試し引換券(PONTA 60ポイント)で入手したのだ。しかも2本。
種別 新ジャンル
2013年1月23日
No.3515: カロリ。地中海レモン / サントリー
 かろり。ちちゅうかいれもん / さんとりー
サントリー カロリ。地中海レモン サントリー カロリ。地中海レモン review
 カロリ。の柑橘系3種(レモン、グレープフルーツ、柚子)がリニューアル。
 発売日は1月29日の予定だが、私がこのレモンとグレープフルーツを入手したのは、 なんと年明け早々の今月5日。スーパー店頭に、特売品ではなく通常商品の棚に、 まるで以前からずっとそこにあったかのように置かれていた。 あまり早く取り上げるのも・・と思い、今日まで持ち越してきた。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りがある。
 香りは、キュンと酸っぱそうで、はじけるようにジューシーなレモン香。
 口当たりも軽妙。甘さは抑えられ、すっきりと酸っぱい。 アルコール感は極めて弱い。
 アルコール分3%。果汁3.3%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:レモン、ウオツカ、糖類、酸味料、香料、ビタミンC、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 レモンのおいしさを純水で仕上げた、すっきり爽やかなチューハイです。 地中海産レモンをメインに使用。
 缶には「爽やかカロリ。」と書いてあり、これが製品名か?と思わせるが、 あくまでも製品名は「カロリ。」であり、「爽やか」は接頭辞みたいなものらしい。 以前の製品 は「ぎゅっと搾りチューハイ」と書いてあった。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月24日
No.3516: カロリ。グレープフルーツ / サントリー
 かろり。ぐれーぷふるーつ / さんとりー
サントリー カロリ。グレープフルーツ サントリー カロリ。グレープフルーツ review
 昨日に引き続きリニューアルしたカロリ。2種めはグレープフルーツである。これも発見したのは 1月5日であった。

 グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。いかにもグレフルチューハイらしい。
 香りは、よくありがちなガムのようなグレフル香だが、 そんなに甘そうではなく、苦味が強そう。
 味は確かにシャープで、甘味は抑えられ、苦味が強調されている。 みずみずしさがあり、飲み飽きしないキャラクター。
 アルコール分3%。果汁6%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:グレープフルーツ、ウオツカ、糖類、酸味料、香料、苦味料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 グレープフルーツのおいしさを純水で仕上げた、すっきり爽やかなチューハイです。
 昨日のレモンと同じく、こちらも缶には「爽やかカロリ。」と書かれているが、 製品名はあくまでも「カロリ。」のようである。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月25日
No.3517: カロリ。柚子 / サントリー
 かろり。ゆず / さんとりー
サントリー カロリ。柚子 サントリー カロリ。柚子 review
 一昨日からリニューアルしたカロリ。を、 レモングレープフルーツ と続けて掲載した。 発売日は1月29日のはずなのだが、購入したのは1月5日であった。
 その後、この「柚子」も発見し、結局リニューアル3種とも、発売日よりもだいぶ早くに 入手することとなった。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明。かすかに黄色っぽいようにも見える。
 香りは、柚子にしてはかなりジューシーな感じ。緑っぽいものの、尖った酸も感じさせ、 まるでレモンでも混じっているかのよう(実際は柚子単体だが)。
 口当たりはとてもシャープ。酸味が強く、味わいは非常にシンプル。 甘さは抑えられ、後味はすっきり。飲み込んだ後にも、口中には酸っぱさが残っている。
 アルコール分3%。果汁0.1%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:ゆず、スピリッツ、柑橘抽出物、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 柚子のおいしさを純水で仕上げた、すっきり爽やかなチューハイです。
 原材料中の柑橘抽出物というのが、鋭い酸味の正体だろうか。味に厚みが出ているのは確か。
 ところで、缶のイラストを見ると、柚子というよりはだいだい(橙)のように見える。 店頭でパッと見て、これが柚子味チューハイとはわかりにくいかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月26日
No.3518: 直搾り 高知産ゆず / 宝酒造
 じかしぼり こうちさんゆず / たからしゅぞう
タカラ 直搾り ゆず タカラ 直搾り ゆず review
 昨年9月25日に全種リニューアルした直搾り。
 これまでレモンシークァーサーグレープフルーツももりんご と5種レビュー済。 だいぶ間隔が空いてしまったが、今日は、6種めとして「高知産ゆず」を取り上げる。

 グラスに注いだ外観は、ほんのり黄色っぽく濁っている。
 香りは非常にジューシーで柔らかなゆず香。フレッシュ感がある。
 口当たりは、甘さが極力抑え込まれてシャープ。ただ、柑橘特有の酸味も そんなに鋭いわけではないため、非常にすっきり軽い。 口中にゆずらしいグリーンな味わいが広がる。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:ゆず果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 高知産ゆずを収穫した産地で、まるごと贅沢に搾った"産地直搾り果汁"使用。 産地と果汁の造り方を厳選したゆずのみずみずしい味わいをお楽しみください。
 果汁分が従来品の0.6%から1.0%に増えた。それで、液色の濁りも増したのだろうか。
 昨日 サントリー カロリ。の柚子を飲んだが、比べてみると、 こちらのほうがより抑制的な味わいなのに、香りのフレッシュ感、揮発成分の多さなどは優っているように思う。 もちろん果汁が10倍(0.1%vs1.0%)ということもあるのだろうけれど。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月27日
No.3519: 直搾り 山形産ぶどう / 宝酒造
 じかしぼり やまがたさんぶどう / たからしゅぞう
タカラ 直搾り ぶどう タカラ 直搾り ぶどう review
 昨年9月25日に全種リニューアルした直搾り。
 これまでレモンシークァーサーグレープフルーツももりんごゆず と6種レビュー済。 今日は、7種めとして「山形産ぶどう」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、透明感のある淡い赤紫。
 香りは直搾りにしては珍しく、甘そうなぶどう香。
 口当たりは、確かにふんわりと甘い感じだが、 良く味わえば、やはり甘味が非常に抑えられているのがわかる。 それでもぶどうらしい味わいがあり、渋味も感じられる。 後味はすっきり。
 アルコール分4%。果汁1.2%。 原材料:ぶどう果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、アントシアニン色素、ぶどう種子抽出物。
 手摘みした山形産ぶどうを収穫した産地で、果粒をまるごと搾った"産地直搾り果汁"使用。 産地と果汁の造り方を厳選したぶどうのみずみずしい味わいをお楽しみください。
 従来品 と原材料、アルコール度数、果汁含有率などすべて同じ。 つまり、中身は変わっていないということか。
 なお、あと1種、紀州産うめ も出ているはずなのだが、 まだ発見できていない。探索を続けたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年1月28日
No.3520: カクテルパートナー フワリッチ オレンジハート <春限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ふわりっち おれんじはーと <はるげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー フワリッチ オレンジハート アサヒ カクテルパートナー フワリッチ オレンジハート review
 今週からついに年明けの新製品ラッシュが始まる。各社とも春を意識した製品が多い。
 今日一気に何本かは入手したのだが、 まず最初に取り上げるのはこれ。 明日1月29日が発売日となっているアサヒ・カクテルパートナーの春限定缶。
 2種あるうち、まずは「オレンジハート」を試してみたい。

 グラスに注いだ色は、しっかりめのピンク色。 炭酸の気泡が多く、液中には少しだが果粒が浮遊している。
 前知識なく香りを嗅ぐと、オレンジとグレープフルーツが混じり合ったような感じ。 さらに芯の太い香りも感じられるが、それが何なのか、にわかにはわからない。
 実際、オレンジ果汁とグレープフルーツパルプが使われているので、その通りの香りと言えるが、 芯の太い香りの正体はアップルリキュールであった。柑橘だけでは尖った味わいになりがちなところに、 適度な力を与えている。
 味は丸みを帯びた酸に、ジューシーな甘味。ブラッドオレンジらしい、ややチープで人工的なオレンジフレーバーが 口中に広がる。アルコール感は極めて弱い。
 果汁2%、アルコール分3%。原材料:アップルリキュール、オレンジ果汁、りんご果汁、グレープフルーツパルプ、 糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。
 果実パルプを加えて、ジューシーな味わいが楽しめるカクテルに仕上げました。
 缶に描かれたカクテルのイラストも非常にチープな感じで、ダサおしゃれ感を狙っているよう。
 とても飲みやすい反面、あまり記憶に残りにくい味かもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等

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