ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3541−3560


 
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2013年2月18日
No.3541: 果実の瞬間 愛媛産 いよかん <春限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん えひめさん いよかん <はるげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 愛媛産いよかん アサヒ 果実の瞬間 愛媛産いよかん review
 明日2月19日が発売日となっている果実の瞬間、春限定2種。
 今日はまず「愛媛産いよかん」のほうから飲む。

 グラスに注いだ色は、濁りのある薄黄色。
 香りは、ジューシーで甘酸っぱそうな柑橘香。 言われたら確かにいよかんっぽい。まあ、甘夏と言われれば、そんな感じもするのだが。
 味は香りの印象どおり、甘酸っぱい。 かなり酸味が効いているのだが、そこはやはり「果実の瞬間」だけに、 しっかりと甘味も感じられる。そして後味には、 少し緑っぽいというか、苦味も残される。
 果汁1.3%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、いよかん果汁、糖類、酸味料、香料。
 いよかんは、果実の瞬間シリーズでは始めてだ。以前の旬果搾り時代には、何度か出ているのだが。
 昨春の 沖縄産タンカン に代わってこれが出たのだが、 今年は気候のせいでタンカンが不作だったようなので、果汁の確保が難しかったのかもしれない。
 今回の缶デザインは、これまでの果実の瞬間とはだいぶ違うので、一見してどこの会社の製品なのか よくわからない。私も売場で見て、あれ?これサントリーかな?と思ってしまったくらいだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年2月19日
No.3542: 薫り華やぐヱビス <限定醸造> / サッポロ
 かおりはなやぐゑびす <げんていじょうぞう> / さっぽろ
薫り華やぐヱビス 薫り華やぐヱビス review
 明日2月20日が発売日となっている「薫り華やぐヱビス」。限定品だ。

 グラスに注ぐと、泡は力強く盛り上がり、泡持ちもとても良い。 液色は淡い黄金色。
 香りを嗅いだ瞬間、ピンときた。 この典型的なマスカット香は、ネルソンソーヴィン(ホップ)だ (これまで同社の製品で既に使われた実績がある)。 ソーヴィニヨン・ブラン(白ぶどう)を使ったロワールの白ワインや、ダージリンティーの香りにも似ている。
 口に含むと、その香りの印象どおりのジューシーな香味が広がり、 その脇をズシッと重たい苦味が支えている。まるで息の合った男女が美しいダンスを踊っているかのようだ。
 ずっと艶やかな酸が真ん中に居続けているが、最後には苦味がじんわりと残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
 フランス・シャンパーニュ地方の上質麦芽と薫り高いネルソンソーヴィン種のホップを使用。 世界中で多くの星を獲得しているフレンチの巨匠ジョエル・ロブションも認めた、華やかな薫りの余韻が清々しいヱビスです。
 上記のとおり、缶には大きく Joel Robuchon(ジョエル・ロブション)と書かれている。 いったいどんな背景があるのだろう?
 ニュースリリースで確認すると、次のような説明があった。
 120年以上の歴史を誇る日本のビールブランド「ヱビス」が、世界中で数多くの星を獲得し、 世紀最高の料理人と呼ばれるフレンチの巨匠ジョエル・ロブション氏と手を組み、 共同開発することで生まれた新しい味わいのヱビスです。
 ヱビスビール本来の特長である熟成による深いコクに加え、余韻まで華やかに薫るヱビスを目指し、 試作を繰り返した結果、今までにない新しいヱビスが完成しました。 原料にフランス・シャンパーニュ地方の上質な麦芽と、 香味豊かなホップである貴重なネルソンソーヴィン種を使用して贅沢に仕込むことにより、 飲んだ瞬間口の中に華やかな薫りが広がり、心地良い余韻が楽しめる味わいを実現。 フランス料理とも一緒にお楽しみいただける味わいに仕上がっています。
 長い伝統を誇り、根強いファンを多く持つブランドによる大胆な冒険と映る。 かなり好みが分かれるかもしれない。
 しかしヱビスはこれまでにも、同様のチャレンジを数多くしてきている。 私個人的には、この素晴らしく官能的な出来映えに大きな感動を覚えたし、 何より現状に甘んじないサッポロ社の意気込みには尊敬の念を抱く。
種別 ビール
2013年2月20日
No.3543: 濃い味 デラックス / キリン
 こいあじ でらっくす / きりん
キリン 濃い味 デラックス キリン 濃い味 デラックス review
 キリン 濃い味 糖質ゼロ の姉妹品「濃い味 デラックス」が出た。 発売日は本日2月20日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめの黄金色。泡もベージュに色づいている。 泡には勢いがあり、そこそこ持続する。
 香りはかなりビールに近い。ホップ香が清々しく、なおかつしっかりした味わいの重たさを想起させる。
 味はぎっしり目の詰まったような厚みと、口中に引っかかる強い渋味や苦味がある。 酸も強い。全部の要素を意図的に強烈にしたような味わいであって、いわば力技。 内から出る本来のコクとは違うように思うが、まあそこが新ジャンルの限界なのだろう。
 アルコール分6%。チェコ産ファインアロマホップ使用。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・コーン・スターチ・糖類)・大麦スピリッツ。
 糖質ゼロのほうは、濃い味といってもそれほど濃いわけではなかったが、 こちらデラックスのほうは、本当にしっかり濃い。わざとらしいくらいに濃くつくられている。
 ただ濃いだけなら鼻につくが、アロマホップの清々しさがあるので、 かなり救われている。トータルで見れば、新ジャンルとしてはかなり優秀だと言える。
種別 新ジャンル
2013年2月21日
No.3544: 果実の瞬間 国産 桃とさくらんぼ <春限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん こくさん ももとさくらんぼ <はるげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 桃とさくらんぼ アサヒ 果実の瞬間 桃とさくらんぼ review
 2月19日に発売された、果実の瞬間春限定2種。
 既に 愛媛産いよかん を飲んでいるので、 今日はもう一方の「国産桃とさくらんぼ」を。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、かすかに濁りがある。
 やや青臭い感じのあるさくらんぼの香りが特徴的だが、 さくらんぼだけではない甘い香りがあり、それが桃なのだろうと推測される。
 口当たりは、香りの印象よりは幾分かシャープ。 酸がキュンとして、軽快な味。桃の甘さはひっそりとしていて、 後味にもさくらんぼ風味が残る。
 果汁0.9%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、もも果汁、さくらんぼ果汁、糖類、酸味料、香料。
 一昨年昨年 と同じ製品が出ていたが、 中身は今年も変わっていないようである。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年2月22日
No.3545: ジョッキ生 / サントリー
 じょっきなま / さんとりー
サントリー ジョッキ生 サントリー ジョッキ生 review
 最近、これを探してもあまりみつからない。
 サントリー「ジョッキ生」が12月下旬製造分からリニューアルされた。 これまでまったくみつけることができなかったが、先日偶然コンビニで発見。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。 泡は当初勢いよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、初期の頃の発泡酒みたいな雑穀臭というか、薬っぽい臭みがある。
 味もその香りのとおりで、雑穀的な臭みがあり、アルコールのウニャっとした甘さが鼻につく。 苦味が強めだからある程度シャープさもあるが、 それでも甘味は残る。
 アルコール分5%。原材料:ホップ、コーン、糖類、醸造アルコール、食物繊維、酵母エキス、 コーンたんぱく分解物、香料、酸味料、カラメル色素、クエン酸K、甘味料(アセスルファムK)。
 缶にはキャッチフレーズとして「のどごし爽快」と書かれているが、 残念ながら額面通り受け取るわけにはいかない。
 同社のヒット商品「金麦」と比べると、明らかにクオリティは劣っている。 これを売り続けている理由がわからない。
 そういえば、キリンのどごし生に味わいが少し似ている。こういうのを「のど越し爽快」だと 感じる人が少なからずいるということか。
種別 新ジャンル
2013年2月23日
No.3546: クリアアサヒ / アサヒ
 くりああさひ / あさひ
クリアアサヒ クリアアサヒ review
 クリアアサヒが1月中旬製造分から新しくなっている。
 目印は、缶左肩に「新!」と書かれた赤い三角と、 正面真ん中「クリアアサヒ」の商品名の下に、クリーミーな泡 クリアな後味 と書かれている 点である。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡はかなりきめ細かく、当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、この商品に特有のミルクのような甘さ+酢酸系の酸っぱさを想起させる香りだ。 基本的に繊細で、かつ爽快感もあって、新ジャンルにしては非常に優秀。
 口当たりも非常に透明感があって、名前の通りクリアな印象。 だが、かなり強い苦味を伴うので、浮ついた感じがなく、しっかり引き締まっている。
 以前の製品 よりも、少し男性的な味わいになったようだ。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
 確かに後味がすっきりとし、より一層飲み飽きない味になったと思う。
種別 新ジャンル
2013年2月24日[1]
No.3547: 本搾りチューハイ 国産りんご <2013限定出荷> / キリン
 ほんしぼりちゅーはい こくさんりんご <2013げんていしゅっか> / きりん
キリン 本搾りチューハイ 国産りんご キリン 本搾りチューハイ 国産りんご review
 なかなかみつけることができなかったが、ようやく発見した。
 2月20日にコンビニエンスストア限定で発売された本搾りの限定品「国産りんご」。 これまで毎日のように行きつけのLAWSON、セブンイレブン、ファミマ、サンクス等を覗いてきたが出会えず、 今日久しぶりにMiniStopに行ったら置いてあった。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある黄色。 混濁タイプのりんごジュースの色。
 香りは非常におとなしく、内にこもったようなりんご香。
 味は本搾りにしては相当に甘い。りんご果汁だから当然だが、 非常にやさしい口当たりで、じんわりと甘さが広がる。 アルコール感はあまりないが、飲み込んだ後に苦味が少々残る。
 果汁49%。アルコール分4%。原材料:りんご・ウォッカ。 製造者:キリンディスティラリー(株)。
 国産りんご果汁をたっぷりと使用した、華やかな香りと甘酸っぱさがひろがる本搾り。
 果汁をなんと49%も使い、とっても贅沢なチューハイだが、 本搾りファンの多くは、もう少しシャープなものを好むのではないだろうか。
 とはいえ、このような意欲的な"作品"を提供してくれるキリンさんの姿勢には、敬意を表したい。 何せ、本搾りはキリンブランド移行後、一時は安楽死させられそうな雰囲気だったのだけれど、 最近は人気芸人を起用したCMを投入するなど、やる気を見せてくれている。 嬉しい限りである。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年2月24日[2]
No.3548: のどごし生 / キリン
 のどごしなま / きりん
キリン のどごし生 キリン のどごし生 review
 のどごし生が2月上旬製造品から新しくなっている。
 これまで何度もリニューアルを繰り返してきたが、 良くも悪くも、大きくキャラクターを変えることなく、人気商品であり続けている。 今回、どう変わったのか、試してみよう。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。
 泡は一般的な新ジャンル同様、ジュワジュワと盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない (それでも従来品に比べ、少しは改善されたか?)。
 香りを嗅ぐと、初期の頃の発泡酒みたいな、ミルキーな匂いと共に、 接着剤みたいな臭みが強い。その臭みは、グラスに注いで温度が上がってくると、 どんどん強くなってくる。
 味もその香りのとおり。ボンドを口に含んでしまったかのような、 酢酸系の臭みが鼻につく。苦味がしっかりしているところが、 唯一救われる点で、それを飲み応えだと感じられる人にはいいのかもしれない。
 アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
 酵母をより元気にして発酵させる「フレッシュ酵母製法」で、さらにおいしくなりました。 "うまさ・のどごしWアップ"です。
 毎度書いていることだが、今回も書いておく。
 ここで私がこの製品に対して、いつも厳しいコメントを書いていることは、 私の個人的嗜好からではない。匂い、味わい等を客観的にみた場合、 競合品である麦とホップ、クリアアサヒ、金麦などと、とても同じ土俵で戦えるクオリティだとは思えないのだ。
 じゃあなぜ売れているのか?ということになるのだが、 新ジャンルのヘビーユーザーはそもそもビールのしっかりした重たい味わいが苦手な人が多いと考えられることや、 本当はビールを飲みたいのだけれど、奥さんが銘柄を選んで買ってきてしまうから・・といった裏事情が 相当に影響しているのではないかと、私は分析している。
種別 新ジャンル
2013年2月25日
No.3549: ティーズハイ アールグレイ&オレンジ / サッポロ
 てぃーずはい あーるぐれい あんど おれんじ  / さっぽろ
サッポロ ティーズハイ アールグレイ&オレンジ サッポロ ティーズハイ アールグレイ&オレンジ review
 サッポロ TEA'S HI(ティーズハイ)の アールグレイ&オレンジ が新しくなった。 2月下旬製造分からのリニューアルである。
 缶を見ると、「オレンジティー」が商品名のように思えるが、 ニュースリリースでは製品名を従来同様の「アールグレイ&オレンジ」としている。 缶左下のほうに小さく書いてある。
 来月19日に新製品 ピーチティー が発売される予定で、 缶デザインはそれに合わせたようである。

 グラスに注いだ色は、しっかりと深い琥珀色。従来品はもう少し黄色っぽかったようである。
 オレンジの香りがはっきりとし、その奥にベルガモットの香りがしっかりとある。 味わいのコクが想像される。
 実際、味は紅茶感がしっかり強く、オレンジのジューシーな甘酸っぱさがそこに加わっている。 だいぶ香味が強くなった印象だ。飲み込んだ後にタンニン分が口中にしっかりと残る感じ。
 アルコール分3%。果汁0.3%。 原材料:オレンジ・紅茶エキス・ウォッカ・糖類・香料・酸味料・ビタミンC。
 従来品 と比べ、よりしっかりとした味わいに生まれ変わり、非常に飲み応えが出た。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年2月26日[1]
No.3550: −196℃ 春いちご チューハイ <限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど はるいちごちゅーはい <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー -196℃ 春いちご サントリー -196℃ 春いちご review
 本日2月26日が発売日となっている−196℃春限定品。  2種あるうち、今日は「春いちご」のほうを飲む。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いピンク。透明感がある。
 香りは非常に華やかで甘〜いいちご香が強く香る。
 口当たりも甘味がたっぷり。だが、 そんなに甘ったるいわけではない。酸味も効いていて、軽快。
 アルコール分4%。いちご浸漬酒使用。 原材料名:いちご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、果実色素。
 栃木県和田農園で育てられたいちご(とちおとめ)を使用。 春の訪れを告げる、いちごの甘酸っぱいおいしさです。
 昨年 も出ていたが、中身はどうやら変わっていないようである。缶デザインはピンク基調となり、 より可愛らしくなった。女子受けする良いデザインだと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年2月26日[2]
No.3551: ザ・ロイヤル・ビター <限定醸造> / サントリー
 ざ・ろいやる・びたー <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー ザ・ロイヤル・ビター サントリー ザ・ロイヤル・ビター review
 本日2月26日にコンビニエンスストア限定で発売された、サントリー「ザ・ロイヤル・ビター」。
 この商品が始めて世に出たのは 2012年2月。 再発売されたのが5ヶ月後の 2012年7月。 今回が、3度目の発売ということになる。缶デザインも、ちょっと変わった。

 グラスに注いだ色は、しっかり深い黄金色。ややアンバーに近いとも言える。 泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも良い。写真は、ちょっと勢いよく注ぎすぎ、大きく盛り上がっている状態。
 香りはじんわりと土臭いモルトのニュアンスが強い。その脇に、清澄なアロマホップが寄り添っている。
 口に含むと、まずズシッとした苦味が感じられる。そして、ほろっと甘味がくだけ、じんわりと旨みが広がる。 絵に描いたような味の展開。ただ、後味にしつこいくらいの苦味が残るので、 そこで全体のバランスを崩しているようにも思える。いや、 だからこそロイヤル・ビターなのだろう。
 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
 軽やかな新ジャンルにばかり慣れている最近の若い人たちには、この手のビールは受け入れられないかもしれない。 だが、そんなことは承知で、あえてこの製品を投入してくるサントリーさんの心意気は素敵だ。
種別 ビール
2013年2月27日[1]
No.3552: すらっと ざくろ&オレンジサワー / アサヒ
 すらっと ざくろ あんど おれんじさわー / あさひ
アサヒ すらっと ざくろ&オレンジサワー アサヒ すらっと ざくろ&オレンジサワー review
 アサヒ すらっと から新フレーバー「ざくろ&オレンジサワー」が誕生した。 発売日は昨日2月26日。
 限定品かと思ったが、定番品のラインナップとして、通年販売されるようである。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いピンクで、果粒が少し浮いている。
 香りを嗅ぐと、カシスっぽい。ただ、カシスよりは深み、重みがなく、 そこにオレンジ香が乗っかっている。
 口当たりは結構甘味が強い。柑橘の酸は適度。 ざくろの味わいは、カシスから黒っぽさを取り除き、チェリーのような可憐な酸を加えた感じ。
 果汁1%。アルコール分3%。 原材料:アルコール、オレンジ果汁、果粒、ざくろ果汁、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)、野菜色素。
 つぶつぶオレンジ入りで甘酸っぱい、さわやかなざくろ&オレンジサワーです。 糖質70%オフ(当社フルーツチューハイ平均値比)
 果実由来の成分によって果肉が着色することがありますが、品質には問題ありません。
 調べてみると、定番ラインの中に以前にはあった ブラッドオレンジ が、 今はなくなっている。その代わりにこの製品なのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年2月27日[2]
No.3553: 淡麗 <生> 花見缶 / キリン
 たんれい <なま> はなみかん / きりん
キリン 淡麗 花見缶 キリン 淡麗 花見缶 review
 昨年も出ていたキリン淡麗「花見缶」が今年も発売された。 2月中旬製造品から順次全量切替えということなので、今じわじわと広がってきている。
 中身は通常の淡麗だが、簡単にレビューしておこう。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡持ちはほどほど。
 香りは発泡酒特有の雑穀臭が少し感じられるが、臭みは弱いほう。
 味はクリアで、苦味は強め。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ・糖類。
 缶デザインも 昨年の製品 とほとんど同じであるが、 よく見ると、花びらのちりばめられ方が、わずかに違う。
種別 発泡酒
2013年2月28日[1]
No.3554: −196℃ 桜さくらんぼ チューハイ <限定出荷> / サントリー
 まいなす196ど さくらさくらんぼちゅーはい <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー -196℃ 桜さくらんぼ サントリー -196℃ 桜さくらんぼ review
 2月26日に発売された-196℃の春限定品2種。
 既に 春いちご はレビュー済なので、 今日はもう一方の「桜さくらんぼ」を。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いピンク。気泡は少なめ。
 香りは、桜餅のようにどこか緑っぽい桜香+甘酸っぱそうなさくらんぼの香り。
 味も香りの印象どおり、少し青臭く、そして軽快な酸がとてもキュート。 スキッとして、後味も概ね爽やか。
 アルコール分4%。佐藤錦浸漬酒使用。桜リキュール使用。 原材料名:佐藤錦(さくらんぼ)、桜リキュール、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、果実色素。
 山形県水晶果樹倶楽部で育てられたさくらんぼ(佐藤錦)を使用。 桜リキュールとさくらんぼの華やかで甘酸っぱいおいしさです。
 昨年の製品 と中身は変わっていないようである。 缶デザインもよく似ているが、今年の方が若干青色の部分が多くなっている。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年2月28日[2]
No.3555: キリンラガービール 花見缶 / キリン
 きりんらがーびーる はなみかん / きりん
キリンラガービール 花見缶 キリンラガービール 花見缶 review
 昨日、淡麗の花見缶 を掲載したが、今日はキリンラガービールの花見缶。 淡麗と同様、2月中旬製造品から切り替えられている。
 中身は通常のキリンラガーであるが、簡単に味のレビューをしておこう。

 泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちもそこそこ良い。
 香りはおとなしく、じんわりモルトのニュアンスがある。 味は苦味がズシッとし、華やかさはあまりない。質実剛健な味わい。
 アルコール分5%。 原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 昨年の製品 とデザインは同じようである。
 花見にビールというのは定番なので、各社積極的にこのようなデザイン缶をもっと投入すれば良いと思う。
種別 ビール
2013年3月1日[1]
No.3556: プレミアム アルコールフリー ブラック / サッポロ
 ぷれみあむ あるこーるふりー ぶらっく / さっぽろ
サッポロ プレミアムアルコールフリー ブラック サッポロ プレミアムアルコールフリー ブラック review
 サッポロから出ているノンアルコールの「プレミアムアルコールフリー」が新しくなっている。
 発売日は2月13日で、ブラックでない通常のほう は既にレビュー済である。 遅くなってしまったが、今日はその「ブラック」のほうを飲む。

 グラスに注いだ液色は、そんなに深いわけではなく、 コーラ程度。泡はベージュ色で非常に力があり、泡持ちも良い。
 香りは、普通のノンアルコールビールと同様、飴のような、酸化したビールのような 匂いが強い。ロースト香は弱い。
 味もあまりブラックとは思えない軽やかさで、酸味が強いのだが、 飲み込んだ後にほんのりとしたロースト香と、強めの苦味が残る。
 アルコール分0.00%。 原材料名:麦芽、水あめ、ホップ、酵母、カラメル色素、酸味料、香料。
 従来品 との違いはあまり感じられなかったが、クオリティの高いノンアルコールであることは変わりない。
種別 ノンアルコール飲料
2013年3月1日[2]
No.3557: ごろごろ果肉 白桃チューハイ / サンガリア
 ごろごろかにく はくとうちゅーはい / さんがりあ
サンガリア ごろごろ果肉白桃チューハイ サンガリア ごろごろ果肉白桃チューハイ review
 買ってからもう1ヶ月くらいたつだろうか。 LAWSON店頭でみつけて入手しておいたのだが、事前に発売告知等もなく、いつ出たのか正確にはわからなかったので、 なんとなく取り上げずにきた。
 サンガリアのつくる小缶シリーズだが、これまでにも ごろごろ果肉パインチューハイ とか、 ごろごろ果肉白ぶどうチューハイ とか、 つぶつぶ果肉オレンジチューハイ といった製品を取り上げてきた。

 グラスに注ぐと、液体は非常に粘着力が強いというか、どろっとしており、まるでゲル状と言ったほうがいいくらい。 そのどろっとした液体とともに、角切りの白桃果肉がごろごろ出てくる。 まさに桃缶詰を開けたかのよう。
 香りは、ややおとなしい白桃香。妙に生っぽい。
 口当たりはねっとりと甘く、粘性があり、飲むというよりも、果肉を食べる感覚。 アルコール感はほとんどない。 べたっとしていて、爽快感はまるでなく、デザートという感じである。
 アルコール分3%。果汁10%。カッティング桃果肉使用。 原材料名:もも果汁、果粒、醸造アルコール、糖類、酸味料、香料、安定剤(増粘多糖類)、 乳酸Ca、ビタミンC。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
 以前に取り上げている つぶ入り白桃チューハイ に似ているが、 あちらはアルコール分4%、こちらは3%と低い。ねっとり感はこちらのほうが強いと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年3月2日
No.3558: ソウルマッコリ / サントリー
 そうるまっこり / さんとりー
サントリー ソウルマッコリ サントリー ソウルマッコリ review
 日本における最近のマッコリブームの火付け役ともいえるサントリー「ソウルマッコリ」の パッケージが新しくなっている。2月上旬製造分からのリニューアルである。
 デザインがだいぶ変わったので、店頭で見てすぐにわかる。
 ただし、中身は変わっていないので、味のレビューは簡単に。

 グラスに注いだ色は、濁りのあるアイボリー。
 香りは、軽妙。クセは弱い。
 味もミルキーで軽やか、爽やか。非常に飲みやすい。
 アルコール分6%。原材料名:米、米こうじ、小麦こうじ、糖類、酸味料、 甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
 輸入者及び引取先:ロッテ酒類ジャパン(株)。発売元:サントリー酒類(株)。
 チューハイ代わりに、というか、チューハイよりも飲みやすい(度数は6%あるが)し、 食事にも合わせやすい。女性に受けた理由がよくわかる。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年3月3日[1]
No.3559: 鴬宿梅 ラム酒仕込み梅酒サワー / 合同酒精
 おうしゅくばい らむしゅじこみうめしゅさわー / ごうどうしゅせい
GODO 鴬宿梅 ラム酒仕込み梅酒サワー GODO 鴬宿梅 ラム酒仕込み梅酒サワー review
 2月26日に発売された、GODO「鴬宿梅 ラム酒仕込み梅酒サワー」。
 この製品は多分手に入らないだろうと思っていた。 GODOさんの製品は、見つけ出せないことが多いからだ。
 今日たまたま立ち寄った百均店 LAWSON STORE 100 で売られているのを偶然発見。 百均店なのに105円ではなく、128円の値札が付いていた。仕入れが高いから仕方ないのだろう。
 うれしいことに、昨年8月に出た同じシリーズの完熟梅酒サワーも一緒に売られていた (そちらはまた後日取り上げる)。

 グラスに注いだ色は、まさに梅酒を割った感じの黄金色。
 香りを嗅ぐと、確かに落ち着いたラム酒の香りがある。焼酎の古酒のようでもある。 梅の香りはおとなしい。
 味は甘酸っぱく、香りの印象とは打って変わって華やか。ラムと梅酒が渾然一体となり、 とろっとした口当たりを、キュンとした酸が引き締めている。 奥深い味わいである。
 アルコール分4%。梅酒入り。 原材料:青梅、醸造アルコール、ラム、果糖ぶどう糖液糖、砂糖、酸味料、クエン酸Na、カラメル色素。
 ラム酒で漬け込んだ梅酒をサワーに仕立てました。ラム酒の心地よい風味が特長のサワーです。
 非常に丁寧につくられた感じの上質な仕上がり。 昨年出た 紅茶梅酒サワー と同様、缶デザインは格調高く、店頭でも目立つ。 もっと取扱店が増えればいいと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年3月3日[2]
No.3560: 熊本フリー / 浜田醤油
 くまもとふりー / はまだしょうゆ
熊本フリー 熊本フリー review
 もう1ヶ月以上前だろうか、近所のLAWSON店頭でみつけ、入手しておいた。
 今や全国的に人気者となった くまモン のイラストがあしらわれた「熊本フリー」 という名のノンアルコールビールテイスト飲料である。発売自体は、昨年の夏頃のようであるが。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。やや濁っている感じ。 泡はジュワジュワ音を立て、ほとんど盛り上がらずにすぐ消える。
 香りは、ノンアルコールによくありがちな、酸化したビールのような感じ。
 飲むと軽妙な酸を感じる。柑橘(青みかん)の香味がつけられているからだ。 前知識なく飲むと、「妙に酸っぱいな」というふうに感じるかもしれない。
 苦味、渋味がわりとしっかり感じられ、ビールテイスト飲料としての 基本的な実力もある。そこに爽やかな酸味のアクセントが加わっているので、 非常に飲みやすく、口中にえぐみなども残さない。
 無果汁。熊本産青みかん果汁使用。 原材料名:グルコオリゴ糖シラップ、うんしゅうみかん果汁、麦芽エキスパウダー、香料、酸味料、着色料(カラメル)。
 販売者:浜田醤油(株)、熊本市西区小島6-9-1。
 本製品は青みかん果汁を0.5%配合していますが、果汁飲料等の表示に関する公正競争規約により、無果汁と表記しています。
 果汁を使っているのに無果汁と書いてある理由は上記のとおりだが、たった0.5%でもしっかり柑橘の味がするのは、 香料のおかげだろうか。
 ともあれ、人気キャラクターのついた商品は、それだけで売れるので、 お土産品として熊本の空港とか駅の売店などでよく売れているのではないだろうか( 現地のことは知らないが)。
種別 ノンアルコール飲料

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