ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3721−3740


 
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2013年6月25日[1]
No.3721: セブンGOLD ザ・ゴールドクラス / サントリー
 せぶんごーるど ざ・ごーるどくらす / さんとりー
サントリー ザ・ゴールドクラス サントリー ザ・ゴールドクラス review
 セブンイレブンのPBであるセブンゴールドのラインナップとして、 サントリー社製のビールが登場した。その名も「ザ・ゴールドクラス」。 発売日は、本日6月25日。
 サントリーがセブンイレブンでビールを出すのはこれが初めてではない。 昨年末にも 深みの贅沢 という製品がセブン&アイ限定で出されたところだが、 PB製品として出すのは初めてかも知れない。しかも、 普及版PB「セブンプレミアム」ではなく、上級PB「セブンゴールド」のビールというのは、 他社も含め、これが第1号である。

 グラスに注いだ外観は、しっかりめの黄金色。 泡は力強く盛り上がり、泡持ちも良い。
 香りはスーッとクリアなホップ香が清々しく、軽快なのに奥深い。 この香りだけで、上質なビールであることが分かる。
 香りの印象からは、華やかで軽快な味わいなのかと 想像していたが、口に含むと、圧倒的な旨みの塊に驚かされる。 随分甘いなあと思えるほど、分厚いコクがある。 ストロングなのに、後味がほろっと柔らかく、口中にはしっかりと苦味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 本製品のセブンイレブンでの販売価格は350ml入り218円。この値段でこの内容は、正直言って衝撃である。 例えば地方の少量生産のクラフトビールなら、500円は取れる内容だと思う。

 ところで、セブン&アイホールディングスの名称を、一時期CMでは「セブンアイ」 と呼称し、定着させようとしていたきらいがあるが、最近はまた「セブンアンドアイ」に呼び方を戻している。
 やっぱり「セブンアイ」は不自然で、受け入れられなかったのだろうか。
種別 ビール
2013年6月25日[2]
No.3722: FamilyMart Collection レモンチューハイ 糖類ゼロ / 合同酒精
 ふぁみりーまーとこれくしょん れもんちゅーはい とうるいぜろ / ごうどうしゅせい
FamilyMart Collection レモンチューハイ 糖類ゼロ FamilyMart Collection レモンチューハイ 糖類ゼロ review
 ファミリーマートのPBであるFamilyMart Collection(通称ファミコレ)から 糖類ゼロのチューハイが登場。発売日は、本日6月25日である。
 2種出たのだが、今日これを購入した店では、レモンは350ml、 グレフルは500mlしか置いていなかったので、とりあえずレモンのほうだけ入手。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。
 香りは、キーンと鋭いレモン香。揮発成分の多そうな、ポッカレモンに似た香り。 GODO社製のレモンチューハイにありがちな香り。
 口当たりは香りの印象どおり鋭い。酸だけでなく、苦味も強い。 甘さは抑えめだが、甘味料特有の甘さがだらっと残る。 但し、全体の味のまとめ方としては、あっさりした味わいに仕上がっている。
 アルコール分6%。果汁2.7%。 原材料:レモン果汁、ウォッカ、酸味料、香料、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。
 製造者:合同酒精(株)。販売者:(株)ファミリーマート。
 度数6%というのは、最近の缶チューハイとしてはめずらしい。 売れ筋は3〜4%と、7〜9%あたりに二極分化しているからだ。
 しかし、昔は5%とか6%というのがスタンダード。 そのような一種の郷愁を誘う製品となっており、健康志向の中高年をターゲットとしていることが 窺える。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月26日[1]
No.3723: クラシックプレミアム <限定醸造> / アサヒ
 くらしっくぷれみあむ <げんていじょうぞう> / さんとりー
アサヒ クラシックプレミアム アサヒ クラシックプレミアム review
 ユニーグループとアサヒビールが初めて共同開発したビール「クラシックプレミアム」。発売日は、 昨日6月25日。
 同グループのコンビニであるサンクスで入手した。

 グラスに注いだ外観は、淡い黄金色。泡はきめ細かく、泡持ちも良い。
 香りは軽やかでクリーンな印象。引き締まった味わいを想起させる。
 口に含んだ瞬間、シンプルで強い苦味を感じるが、 すぐに柔らかでジューシーな旨みが広がる。スッキリと軽快なタッチだが、 飲み込んだ後にもう一度グッと強い苦味が置き土産のように主張する。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 厳選したドイツ産ホップ使用。ドイツの伝統的製法による、味わい深いプレミアムビール。
 今週はコンビニ各社がメーカーと共同開発した商品の発売ラッシュとなっており、 それぞれオリジナリティを競っている。
 欲を言えば、ビールはピルスナーだけでなく、もっと様々なスタイルのもので 競って頂けるとうれしいのだが。
種別 ビール
2013年6月26日[2]
No.3724: ネクターサワー ゴールデンパイン&ピーチ <限定販売> / サッポロ
 ねくたーさわー ごーるでんぱいん あんど ぴーち <げんていはんばい> / さっぽろ
サッポロ ネクターサワー ゴールデンパイン&ピーチ サッポロ ネクターサワー ゴールデンパイン&ピーチ review
 本日6月26日に発売のネクターサワー「ゴールデンパイン&ピーチ」。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある淡い黄色。
 香りは、遠くから嗅ぐとパインが非常に目立っているが、 グラスに鼻を近づけると、桃の生臭い匂いが際立つ。いずれにせよ、 非常にナチュラルな印象だ。
 味はパインの甘さが目立って、非常にジューシー。炭酸のピリピリ感と、ネクターらしいねっとり感が それぞれ控えめに主張。飲み込んだ後には桃のやさしい風味が残る。
 果汁17%。アルコール分3%。 原材料:パインアップル・もも・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・ビタミンC。
 おいしさの秘密
・さわやかな酸味と甘さが特徴のゴールデンパイン果汁使用
・白桃を裏ごししたピューレーの果実感
 黄色ベースの缶なので、通年商品の ミックス に似ている (こちらのほうが濃く、オレンジに近い色ではあるが)。ネクターらしいデザインにしようと思うと、 どうしても皆似た感じになってしまうのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月27日
No.3725: 北海道夕張メロンのお酒 <限定生産> / サントリー
 ほっかいどう ゆうばりめろんのおさけ <げんていせいさん> / さんとりー
サントリー -196℃ 北海道夕張メロンのお酒 サントリー -196℃ 北海道夕張メロンのお酒 review
 先日、ファミリーマートにP.Bのチューハイを探しに行った時、見慣れぬこれを発見したので買ってきた。
 サントリー「北海道夕張メロンのお酒」という製品で、缶には-196℃の文字もある。

 グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いオレンジ。 もっと濃厚なものを想像していたが、意外にも薄かった。
 香りは甘く濃密で、いかにも赤肉メロン。ツンとセメダインみたいに匂い立つところも メロンらしい。
 味も香りの印象どおり深い甘さがあるが、さすがに濃厚さはなく、さらっとしたのど越し。 混じりけのないメロン単一フレーバーなので、ストレートにその魅力が味わえる。
 アルコール分4%。夕張メロン浸漬酒使用。 原材料名:夕張メロン、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、紅花色素、野菜色素。
 北海道で育てられた贅沢果実「夕張メロン」をまるごと使用。 芳醇で華やかな香りと、赤肉ならではのコクのある甘みがお楽しみいただけます。
 サントリーのサイトにも、ファミマのサイトにも情報はないが、 今のところ他店で売られているのを見ないので、もしかするとファミマ限定商品なのかもしれない。
 以前、とっておき果実のお酒シリーズ「北海道産の夕張メロン酒」があったが、 あれを思い出す。もうなくなってしまったみたいだが。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月28日
No.3726: アサヒオリオン 麦の雫 / アサヒ(オリオン)
 あさひおりおん むぎのしずく / あさひ(おりおん)
オリオン 麦の雫 オリオン 麦の雫 review
 この製品、オリオンのホームグラウンドである沖縄県及び奄美群島地区では 昨年10月30日に発売されたもので、当サイトでも既にレビュー済。
 こちらは業務提携しているアサヒビールが全国に販売を始めたもの。 コンビニで偶然みつけて購入した。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 泡はきめ細かく、力があり、泡持ちもそこそこ良い。
 香りは非常にナチュラル。クセがなく、芳しいホップ香。 新ジャンル特有の甘いニュアンスは微か。
 口当たりは香りの印象どおり非常にクリア。スッキリ清々しく、 新ジャンル特有の甘さはない。じんわりとした旨みがあり、 麦らしい香味が後味に残る。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。 製造者:オリオンビール(株)。販売者:アサヒビール(株)。
 麦のうまさと心地よい香り。
 缶には"FINE TASTE"の文字があるが、本家 ではここは"PURE TASTE"となっていた。 どうでもよい違いかも知れないが。
 新ジャンルとしては極めて高いクオリティであり、本土の大手メーカーの売れ筋新ジャンルなどより、 数段品質が上だと感じる。
種別 新ジャンル
2013年6月29日
No.3727: カロリ。サイダークリア <夏限定> / サントリー
 かろり。さいだーくりあ <なつげんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。サイダークリア サントリー カロリ。サイダークリア review
 昨年も6月に出ていたカロリ。「サイダークリア」だが、 今年はどういうわけか事前告知がなく、突如発売された。缶には「コンビニ限定」 と書かれている。
 入手したのはLAWSONだが、お試し引換券対象商品だったので、ポイントでもらってきた。

 グラスに注いだ色は、無色透明。サイダーにしては気泡が多くなく、音も静か。
 香りは、確かに軽快なサイダー。爽やかで、アルコール臭はほとんどない。
 味も爽やかだが、炭酸がそんなに強くはないので、タッチが柔らかい。 甘味も軽快で、後味は概ねスッキリ。
 アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 しゅわしゅわと心地良い炭酸感がお楽しみいただける、夏にぴったりな <サイダークリア> です。
 どうやら昨年の製品と中身は変わっていないようである。 それにしても、コンビニ限定でひっそりと出したのはどうしてだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月30日
No.3728: ワインスプリッツァ・モヒート <期間限定> / キリン
 わいんすぷりっつぁ・もひーと <きかんげんてい> / きりん
キリン ワインスプリッツァ・モヒート キリン ワインスプリッツァ・モヒート review
 6月25日に発売されたキリン・ワインスプリッツァ「モヒート」。期間限定商品だ。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いシャンパンゴールド。
 このシリーズのベースとなっているのはメルシャン製のワインらしいのだが、 その特徴的な香りである火薬のようなインパクトがあり、その上に清々しいミント香が乗っている。 かなり青臭い。
 味は甘味が抑えられ、ミントの爽やかさが活かされている。 アルコール感はかなり弱く、ラムの風味は感じられない。軽快なバランスの取り方だから、 これからの暑い季節にはぴったり。
 アルコール分5%。原材料:ワイン・ウォッカ・ラム・糖類・酸味料・香料・チャ抽出物。 製造者:キリンディスティラリー(株)。販売者:麒麟麦酒(株)。
 ワインスプリッツァとは? ヨーロッパで愛される、ワインに炭酸を加えて爽やかに楽しむスタイル。
 モヒートは通常ラムベースのカクテルで、ソーダで割り、たっぷりのミントを入れて仕上げる。 ソーダの代わりにシャンパンを使うとモヒート・ロワイヤルになるが、 この製品はイメージとしてそれに近い。
 そもそもスプリッツァは白ワインのソーダ割りだから、 この製品はスプリッツァとモヒートのハイブリッドカクテルと言えるかもしれない。
 軽やかでアルコール感が弱い点は置いておくとして、100円台でこの気の利いた カクテルが買えるなんて、すばらしい。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月1日[1]
No.3729: カクテルパートナー シーサイドライム <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー しーさいどらいむ <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー シーサイドライム アサヒ カクテルパートナー シーサイドライム review
 明日7月2日が発売日となっているアサヒカクテルパートナーの夏限定品。
 2種あるうち、今日は「シーサイドライム」のほうを。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
 香りはスッキリ爽やかなライム香。混じりけのない感じ。 ベースとなっているラムの香りはほとんど感じない。
 味もシンプルなライム風味で、酸が強いが、甘味もしっかりつけられている。 カクパーにしては非常にシンプルなつくりであり、 暑い季節にはぴったり。
 果汁1%。アルコール分3%。原材料:ラム、ライム果汁、糖類、酸味料、香料、 アントシアニン色素、クチナシ色素、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 シーサイドの名のとおり、缶には夏の白い砂浜が描かれている。 パッケージも中身も、非常にわかりやすい仕上がりになっている。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月1日[2]
No.3730: 小樽麦酒 アンバーエール / 北海道麦酒醸造
 おたるばくしゅ あんばーえーる / ほっかいどうびーるじょうぞう
小樽麦酒 アンバーエール 小樽麦酒 アンバーエール review
 北海道麦酒醸造の製品は、ビールのみならずチューハイなど、 様々なものが全国に流通している。
 小樽麦酒(=おたるばくしゅ。ビールではなくあえて「ばくしゅ」と読ませる) という名のビールであるが、既レビューの ピルスナーデュンケル の姉妹品と思われる 「アンバーエール」を取り上げる。

 グラスに注いだ外観は、アンバー(琥珀)といってもかなり淡いほう。 赤味の差した深いブロンド(黄金色)か、あるいは浅いカッパー(赤銅色)といえるかもしれない。 泡はほんのりベージュ色。
 香りはザラメのような軽快なロースト香と、鉄っぽさ。甘いニュアンスは少しだけ。
 味は苦味強く、わりと引き締まっている。甘さは適度。 少々鉄っぽさを伴った旨みの余韻が長い。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市高島1-8-16。
 入手価格は315円。この価格にして、とてもしっかりした仕上がり。
種別 ビール
2013年7月2日
No.3731: 氷結ストロング サワーチェリー <期間限定> / キリン
 ひょうけつすとろんぐ さわーちぇりー <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結ストロング サワーチェリー キリン 氷結ストロング サワーチェリー review
 キリン氷結ストロングシリーズから、期間限定「サワーチェリー」が登場。 発売日は、本日7月2日である。

 グラスに注いだ液色は、薄く透明感があるものの、やや暗い赤。
 香りは、かなり甘そうなチェリー香。単品なので、香りもシンプルだ。
 口に含んだ瞬間、「甘い」と思う。もちろん名前の通り酸味も効いているのだが、 高アルコールの甘さも相乗効果となり、かなりの濃さを感じる。また、 タンニン分と思われる渋味も強い。後味も当然スッキリはせず、非常に飲みごたえがある。
 アルコール分8%。果汁1.3%。原材料:チェリー果汁・ウォッカ・酸味料・香料 ・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 サワーチェリーの氷結ストレート果汁を使用した、甘酸っぱく爽やかな果汁感としっかりした飲みごたえ。
 ストロングシリーズとはいえ、氷結でここまでこってりとした味わいのものは異端児的である。 最近の二極化傾向では、強いものは強く、弱いものは弱くという流れだから、 高アルコールでくどいというキャラクターは、十分受け入れられる素地がある。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月3日
No.3732: 常夏気分 <夏季限定> / サッポロ
 とこなつきぶん <かきげんてい> / さっぽろ
サッポロ 常夏気分 サッポロ 常夏気分 review
 本日7月3日発売のサッポロ「常夏気分」。 夏季限定の新ジャンルだ。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。 純白できめ細かい泡は意外にもしっかりと盛り上がり、泡持ちも上々。
 香りは、繊細でややミルキーかつフルーティなホップ香が強いが、 昔の発泡酒みたいな穀物臭さもある。
 口当たりは非常に軽快でクリア。コクがスパッと切り落とされたような味で、 その分臭みは弱いが、飲みごたえもない。
 新ジャンルはヘタにコクを出そうとするとロクなことはないし、 そもそもこれは夏向け製品だから、この軽やかな仕上がりで正解であろう。
 アルコール分5%。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・スピリッツ(大麦)。
 2つのフレーバーホップを使用したとのことで、 缶にホップのイラストがあり、それぞれ Apollo Hop、Cascade Hop と書かれている。 こういう技巧を凝らした新ジャンルは面白いが、大きな話題になる商品とも思えない。
 いつもこういった季節限定品が出ると思うのだが、 爆発的ヒットを生もうという意気込みもあまり感じられないし、 消費者が目新しさで購入したとすると、その分既存ブランド(サッポロ社でいうと、麦とホップなどの人気銘柄) が食われてしまう恐れもある。
 会社全体としての売上に、それほどプラスに働くとも思えないのだが、 それでもこうやって新製品を投入し続けないと、消費者が離れていってしまうという 危機感があるのだろうか。各社とも。
種別 新ジャンル
2013年7月4日
No.3733: ほろよい 冷やしあんず <夏限定> / サントリー
 ほろよい ひやしあんず <なつげんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 冷やしあんず サントリー ほろよい 冷やしあんず review
 サントリーほろよいの夏限定「冷やしあんず」。
 2010年2012年 と、過去2回出ていたものだが、 今年の発売は今週火曜の7月2日であった。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いゴールド。
 香りは甘酸っぱいあんず香。梅にもちょっと似ている。甘みは強そうである。
 味も香りの印象どおり、キュンと甘酸っぱい。 アルコール感は弱く、夏向きの爽やかさ。
 あんず果汁2%。アルコール分3%。 原材料名:あんず、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 あんずの甘酸っぱさが心地いい、夏にぴったりの味わいです。 ぜひ冷やしてお楽しみください。
 中身は昨年から変わっていないようである。
 以前にもツッコミを入れたが、「ぜひ冷やして」って、こんなもの冷やさずに飲む人はあまりいないだろう。 よく冷やしてとか、しっかり冷やしてならわかるけれど。まあ、余計なお世話か。 そもそも冷やせということ自体も余計なお世話か。最近はソフトドリンクもコンビニで常温で売ってたりするし。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月5日
No.3734: カクテルパートナー アイランドチチ <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー あいらんどちち <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー アイランドチチ アサヒ カクテルパートナー アイランドチチ review
 7月2日に発売されたアサヒカクテルパートナーの夏限定品。
 2種あるうち、既に シーサイドライム のほうはレビュー済。今日はもう一方の「アイランドチチ」。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
 漂ってくる香りを嗅いで、一瞬、あれっ?と思った。 和梨のようなやさしい甘さを感じさせる香りなのだ。 ところが、グラスに鼻を近づけてよく嗅ぐと、確かに梨などではなく、 パイナップルの甘さだと分かる。ただ、それがふんわりといった感じで、 ココナツ風味も弱いので、あまりトロピカルな印象は受けなかったというわけ。
 味はかなり甘味が強く、しっかりパインらしい甘酸っぱさがある。 飲み進めればココナツもはっきりわかり、確かにチチだ。
 適度な爽やかさを持ちながらも、後味に強い甘味が残り、飲みごたえは十分。
 果汁1%。アルコール分3%。原材料:ココナッツリキュール、パイナップル果汁、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 シーサイドライムの缶は、日中の白い砂浜のイラストだったが、 こちらは夕暮れ時の砂浜。確かに、そんなシチュエーションで飲んだら素敵だろうなと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月6日
No.3735: カクテルパートナー SUMMER SELECTION 魅惑のゴールドキウイカクテル <夏限定> / アサヒ
 かくてるぱーとなー さまーせれくしょん みわくのごーるどきういかくてる <なつげんてい> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー 魅惑のゴールドキウイカクテル アサヒ カクテルパートナー 魅惑のゴールドキウイカクテル review
 昨日ここで紹介したカクテルパートナーは今月2日に発売された夏限定缶の1つだったが、 この「魅惑のゴールドキウイカクテル」は、事前の発売告知がなかったのだが、店頭で偶然発見したもの。
 ダイエー系のスーパーで売られていたことから、もしかするとイオングループ限定の商品かもしれないと思い、 検索してみると、引っかかってくるのは確かにイオンネットスーパーなど、イオン系が多い。
 そういえば昨年もこの時期に、イオンで 魅惑のオレンジカクテル という商品が出ていた。

 グラスに注いだ液色は、透明感ある薄黄色。
 香りを嗅ぐと、マンゴーのような感じがするが、マンゴーは使われていない。 まあ、トロピカルな雰囲気という点では誤っていないが、 パインとキウイが混ざり合って、深く甘い香りになっている。 キウイはたぶんゴールドキウイだ。
 味は甘酸っぱく、比較的さっぱりとしているので、 暑い季節には合っている。 後味にもキウイらしい少し生臭い風味が残る。
 果汁1%。アルコール分3%。原材料:ラム、パイナップル果汁、キウイフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料、 カラメル色素。
 更に色々調べてみると、イオングループのコンビニ・ミニストップのとあるお店のfacebookに、 先週の新製品として紹介されていた。ということは、6月25日あたりの発売か。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月7日
No.3736: バカルディ ピニャコラーダフィズ / バカルディジャパン(サッポロ)
 ばかるでぃ ぴにゃこらーだふぃず / ばかるでぃじゃぱん(さっぽろ)
サッポロ バカルディ ピニャコラーダフィズ サッポロ バカルディ ピニャコラーダフィズ review
 7月3日に発売されたバカルディ「ピニャコラーダフィズ」ボトル。
 まだあまり出回ってはいないようだが、コンビニ(セブンイレブン)で入手した。

 グラスに注いだ液色は、かすかに白濁。
 香りは、ココナツが非常に強い。そこにラムらしきアルコール臭が少し。
 飲んでみると、香りの印象どおりココナツ風味満載。 パイナップルの甘酸っぱさもかなり主張し、味は確かにパインのほうが強い感じなのだが、 ココナツ独特の香りのせいか、少量でパインを凌駕している。
 飲み込んだ後にもココナツ風味が余韻として口中に残る。
 アルコール分6%。無果汁。原材料:ラム・糖類・酸味料・香料。
 製造者:三幸食品工業(株)、販売者:バカルディジャパン(株)。
 無果汁でこの味わいを造り上げているのだから、香料というのはすごい。 バカルディラムを用いているが、実際に造っているのは缶チューハイなどのOEM供給元として 有名な三幸食品工業である。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月8日
No.3737: オールフリー シトラススパークル <夏限定> / サントリー
 おーるふりー しとらすすぱーくる <なつげんてい> / さんとりー
サントリー オールフリー シトラススパークル サントリー オールフリー シトラススパークル review
 人気のノンアルコールビールテイスト飲料、サントリー・オールフリーから夏限定「シトラススパークル」 が登場。発売日は、7月2日であった。

 グラスに注いだ液色は、本家オールフリーと同様、しっかりめの黄金色。もちろん、カラメル色素と思われる。 泡は当初ジュワジュワと音を立て、サイダーのように踊るが、当然泡持ちは良くない。
 香りを嗅いで、小さな驚きが。まるでライムを入れたコロナビールみたいに、 爽やかなライムやレモンなど、柑橘香がする。名前がシトラスだから当然の柑橘香なのだが、 ここまでフレッシュ感があり、ノンアルコール独特の臭みをうまく消しているとは。
 口当たりもやはりビアカクテルのように爽やか。 もちろん甘くはないが、ライムっぽいジューシーさがしっかりとある。 ベースがオールフリーなので、苦味もマイルド。
 アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。 原材料名:麦芽、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK)。
 こういう手があったか!という驚きを感じる製品。ノンアルコールビールは多かれ少なかれ酸化したビールのような 臭み(しょうゆのような風味を伴う)があり、もうそれは宿命のようなものだと思っていたが、 柑橘風味でマスクするという技巧。これはあっぱれである。
 季節限定と言わず、ぜひ通年販売して頂きたい商品だ。これなら本家オールフリー と食い合いにはならず、 全体として売上増が期待できるのではないか。
 コロナ好きはぜひ一度試してほしい。ランチなどに。そしてできれば生のライムを足して。 あ、ということは、本家オールフリーにライムを搾ったら、こんな味になるんだろうか。
種別 ノンアルコール飲料
2013年7月9日
No.3738: カロリ。パイナップル <2013限定> / サントリー
 かろり。ぱいなっぷる <2013げんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。パイナップル サントリー カロリ。パイナップル review
 本日7月9日、サントリーカロリ。夏限定品が登場。缶に「夏のカロリ。」 と書いてあるが、製品名はあくまでも「カロリ。」である。
 2種発売されているうち、今日は「パイナップル」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。炭酸の気泡は少なめ。
 香りは、非常にシンプルで、酸が立ったようなパイン香。 甘ったるそうではない。
 口当たりは軽快。まるでパイン果汁の上澄みみたいに、 くどさを削ぎ落とし、酸味が強調されている。 しかし、甘味が決して弱いわけではない。飲み込んだ後にも甘味料特有の甘さが だらっと残る。
 アルコール分3%。果汁1.0%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:パイナップル、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 トロピカルな香りとフルーティな味わいが楽しめる、夏限定<パイナップル>です。
 昨年出ていた 太陽のパイナップル とどうやら中身は同じようである。
 私のように過去の記録を残していれば、毎年同じ製品が登場していることは容易に分かるが、 一般の方々にとっては、いつも新鮮に感じるのかも知れない。2013限定などと書かれていたら、なおさらだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月10日
No.3739: カリブーン ライムコーラ <期間限定> / キリン
 かりぶーん らいむこーら <きかんげんてい> / きりん
キリン カリブーン ライムコーラ キリン カリブーン ライムコーラ review
 昨日7月9日に発売されたキリンカリブーンの期間限定「ライムコーラ」。

 グラスに注いだ液色は、まさにコーラ。かなり深い黒。
 香りは、甘いコーラにかなり強いラムの香りが加わっている。ライムはほぼ感じられない。
 味は香りの印象どおりたっぷりと甘い。しかも、しっかりとラムの味わいがある。 缶入りカクテルでここまでベースのスピリッツの味わいが前面に出ているものは珍しい。
 コクのある甘味が最後まで続き、後味にもしっかりとラム風味が残る。
 アルコール分4%。果汁1.0%。 原材料:ラム・ライム果汁・糖類・カラメル色素・香料・酸味料・甘味料(アセスルファムK)。 製造者:キリンディスティラリー(株)。販売者:麒麟麦酒(株)。
 アルコール分がたった4%とは思えない味わい。最近の新製品で、 こんなにこってりした味わいのものは少数派であろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年7月11日
No.3740: カロリ。キウイフルーツ <2013限定> / サントリー
 かろり。きういふるーつ <2013げんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。キウイフルーツ サントリー カロリ。キウイフルーツ review
 昨日7月9日発売のサントリーカロリ。夏限定品2種。 既に パイナップル を取り上げているので、今日はもう一方の「キウイフルーツ」。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに黄色っぽい。
 香りは、スキッとシンプルなキウイ香。青臭い感じが良く出ている。
 口当たりは香りの印象以上に酸味が立ち、キリッと酸っぱい。甘さは抑えられている。 あまり熟していない緑色のキウイが想像される。
 アルコール分3%。果汁1.0%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:キウイフルーツ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 爽やかな香りと甘酸っぱい味わいが楽しめる、夏限定<キウイフルーツ>です。
 これまでにもあったような気がしたが、当サイトでフォローしている限り、 意外なことにカロリ。シリーズでキウイはこれが初めてである。
種別 チューハイ・カクテル等

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