ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.4121−4140


 
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2014年5月7日[1]
No.4121: ワインスプリッツァ / キリン
 わいんすぷりっつぁ / きりん
キリン ワインスプリッツァ・白 キリン ワインスプリッツァ・白 review
 キリンワインスプリッツァが新しくなった。 発売日は、本日5月7日である。
 一昨日、同時発売の くつろぎの泡(セミスウィート)をレビューしたが、 あちらは期間限定品。通年商品としては、以前あった ロゼ がなくなり、 白だけが残った。以前はロゼと区別するためか、 「ワインスプリッツァ・白」という商品名だったのだが、 今回リニューアルし、名前から"白"が取れた。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いイエローグリーン。気泡は非常に細かく、少ない。
 香りは、従来品と同じく、シャルドネ種のワインのような香り。 いわゆる火打ち石のようなフリンティなインパクトがあり、りんごのような甘さがある。
 味は甘みが抑えられ、酸が効いてキリッとしている。苦味も少し。 後味もあっさり爽やか。
 アルコール分5%。原材料:ワイン・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・チャ抽出物。 製造者:キリンディスティラリー(株)。販売者:麒麟麦酒(株)。
 従来品 との違いはよくわからなかったが、 ニュースリリースによると、「フルーティーさと飲みやすさをさらにアップ」したとのこと。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41766GCES#00
2014年5月7日[2]
No.4122: のんある気分 ソルティドッグテイスト / サントリー
 のんあるきぶん そるてぃどっぐていすと / さんとりー
サントリー のんある気分 ソルティードッグテイスト サントリー のんある気分 ソルティードッグテイスト review
 サントリーのノンアルコールチューハイテイスト飲料「のんある気分」がリニューアル。 発売は、2月25日であった。
 既に レモングレープフルーツカシスオレンジテイスト の3つを取り上げたが、 今日は4種めとして「ソルティドッグテイスト」を。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りのある淡いレモン色。いや、ほとんど白か。
 香りは、グレープフルーツ味チューハイによく似ている。フルーティでありながら、 かなり苦そう。
 味は甘みが抑えめで、香りの印象どおり苦味が強い。キリッとスキッとしているが、 甘味料特有の甘さが少し引っかかり、そして飲み込んだ後にも残る。
 果汁1%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:グレープフルーツ果汁、食塩、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース)、 酸化防止剤(ビタミンC)、苦味料。
 グレープフルーツの果実感が楽しめる、ソルティードッグテイストのみずみずしいおいしさ。
 従来品との味の違いはよくわからなかったが、 甘さが抑えられ、お酒代わりに飲めるキャラクターは変わらない。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:41766KSES#71
2014年5月8日[1]
No.4123: LEM STRONG LEMON / 日本ビール(輸入)
 れむ すとろんぐれもん / にっぽんびーる(ゆにゅう)
LEM STRONG LEMON LEM STRONG LEMON review
 コンビニ(LAWSON)で偶然出会った1本。
 LEMという名のレモン風味カクテル。原産国はドイツで、日本ビール(株)が輸入している。

 グラスに注いだ液色は、やや黄色っぽく濁っている。
 香りは、非常にフレッシュ感があり、深みのあるレモン香。 酸は非常に強そうなのだが、甘みもありそうな、コクのある香り。
 実際の味は、香りの印象どおりレモン感が強く、深い甘さがある。 濃い味だが、アルコール感はそんなに強くない。
 飲み込んだ後に、強い酸が残り、キシキシする感じ。
 アルコール分4%。原材料名:ウォッカ、糖類、 ナチュラルレモンジュース、ナチュラルレモンフレーバー、アスコルビン酸(ビタミンC)、(炭酸ガス含有)。 原産国:ドイツ。輸入者及び引取先:日本ビール(株)。
 入手価格は266円。普通の缶チューハイの倍の値段だが、 おしゃれで特別感のあるパッケージと中身であると思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41767LSEE#UK
2014年5月8日[2]
No.4124: のんある気分 梅酒サワーテイスト / サントリー
 のんあるきぶん うめしゅさわーていすと / さんとりー
サントリー のんある気分 梅酒サワーテイスト サントリー のんある気分 梅酒サワーテイスト review
 サントリーのノンアルコールチューハイテイスト飲料「のんある気分」がリニューアル。 発売は、2月25日であった。
 既に レモングレープフルーツカシスオレンジテイストソルティドッグテイスト の4種をレビュー済。 今日は5種めとして、「梅酒サワーテイスト」。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濃いゴールド。
 香りは、軽やかでありながら、梅酒っぽさ十分。 従来の製品は、もう少し重たそうな匂いがしていた印象があるので、 だいぶ軽快になったように感じる。但し、甘さは強そうではあるが。
 味はかなりジューシー感があり、まさに梅ソーダという味。 甘酸っぱいがコクはなく、爽やかだ。
 果汁1%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:うめ果汁、デキストリン、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
 従来品 よりも軽快になったような印象だ。 それでいて、梅酒に近い味わいがある。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:41767GCKO#72
2014年5月9日[1]
No.4125: COCKTAILカロリ。カシスオレンジ / サントリー
 かくてるかろり。かしすおれんじ / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。カシスオレンジ サントリー COCKTAILカロリ。カシスオレンジ review
 2月11日にリニューアルした、サントリー・カクテルカロリ。
 変わった8種のうち、既に サングリアオレンジレインボーフルーツミックスジンジャーグレープルーツ をレビュー済。
 だいぶ間が空いたが、4種めとして「カシスオレンジ」を。

 グラスに注いだ液色は、濃いめのピンク。オレンジの果肉が浮遊している。
 香りは、ふんわりカシスが香るが、甘さはそれほど強そうではない。
 口当たりは軽快で、甘酸っぱい。カシスの味わいがしっかりあるが、 柑橘の酸味が効いていて、爽やか。バランスの良い仕上がりといえる。
 果汁1.9%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:オレンジ、カシス、スピリッツ、カシスリキュール、果実繊維(グレープフルーツ)、 糖類、酸味料、香料、野菜色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素。
 手搾りカクテルのような食感が楽しめるフルーティですっきりとしたおいしさ。 カロリー50%オフ!
 リニューアルといってもパッケージのみであり、中身は変わっていない。 だからつい、レビューが遅くなってしまった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41768KSES#87
2014年5月9日[2]
No.4126: IKEZO 艶めくゼリースパークリング ミックスベリー / 大関
 いけぞー つやめくぜりーすぱーくりんぐ みっくすべりー / おおぜき
IKEZO 艶めくゼリースパークリング ミックスベリー IKEZO 艶めくゼリースパークリング ミックスベリー review
 いつ購入したのかまったく覚えていない。もしかすると、もう1年以上、 冷蔵庫の奥に眠っていたのかもしれない。幸か不幸か、 缶に賞味期限が書かれていないので、気にせず飲んでしまおうということで。
 大関から出ている、清酒ベースのゼリー状カクテル。 「IKEZO 艶めくゼリースパークリング」というのがシリーズ名。 2種あり、現在ももちろん通年商品として売られているのだが、 今日は「ミックスベリー」を。

 缶に書かれている指示通り、缶を10回ほど振ってから、グラスに注ぐ。 そんなに固形感の強くないゼリーが、シュワシュワと弱い炭酸を伴って出てくる。 見ると、キラキラとやや紫がかったピンク色に輝いており、ゼリーの中に 多くの気泡が閉じ込められている。
 香りは、ブルーベリーのような甘さと、清酒の深み。
 味も単にベリーだけでなく、確かに清酒っぽい味わいがある。 爽やかでありながら、お酒らしい不思議な味わい。 かすかに炭酸のピリピリした舌触りがある。甘味は強い。
 アルコール分5%。無果汁。原材料名:清酒、糖類、 酸味料、リン酸K、ゲル化剤(増粘多糖類)、乳酸Ca、香料、甘味料(アセスルファムK・スクラロース) 、着色料、ヒアルロン酸。
 IKEZO というブランド名だが、すぐにわかるとおり、OZEKI(大関)をひっくり返しただけである。
 缶裏に、次のような説明文がある。
 IKEZO <ストレスダイエットシリーズ>
 今日のストレスためないように。忙しい一日の終わりに、ほっと一息リラックス。 明日がんばるあなたを癒したいアルコール飲料です。

 艶(つや)めくゼリースパークリング
 清酒に含まれるα-EGとヒアルロン酸を含んだ清酒ベースのリキュールです。 すっきり甘いミックスベリー風味に仕上げました。 スパークリングゼリーの食感でお楽しみいただけます。
 α-EGは肌の保湿によいといわれています。 ヒアルロン酸は皮膚などに含まれる成分で、保湿に関与するといわれています。
 上記説明でもわかるように、このシリーズは女性向けの商品だ。 近年清酒メーカーは、いかにして女性の心をつかむかということに腐心しているわけだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41768KSES#UK
2014年5月10日[1]
No.4127: のんある気分 すっきりロゼ / サントリー
 のんあるきぶん すっきりろぜ / さんとりー
サントリー のんある気分 すっきりロゼ サントリー のんある気分 すっきりロゼ review
 サントリーのノンアルコールチューハイテイスト飲料「のんある気分」がリニューアル。 発売は、2月25日であった。
 既に レモングレープフルーツカシスオレンジテイストソルティドッグテイスト梅酒サワーテイスト の5種をレビュー済。 今日は6種めとして、「すっきりロゼ」。

 グラスに注いだ液色は、くすんだ感じの薄い赤。かなり黒っぽい。
 香りは、かなりロゼワインっぽいのだが、甘味も強そう。
 味も確かに甘味が強いが、酸味も効いている。 その甘味は、甘味料特有のだらっとしたもので、口に残る感じ。 味わいのコクは今ひとつ。
 果汁2%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:ぶどう果汁、ワインエキス(ノンアルコール)、デキストリン、 酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、カラメル色素。
 気軽に"ワイン気分"を楽しめる、華やかですっきりとした味わいのロゼワインテイスト。
 やや甘さは気になるものの、なかなか本格的な味わいで、ノンアルコールもここまで来たか と感じさせる1本。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:41769SPOZ#74
2014年5月10日[2]
No.4128: IKEZO 艶めくゼリースパークリング ピーチ / 大関
 いけぞー つやめくぜりーすぱーくりんぐ ぴーち / おおぜき
IKEZO 艶めくゼリースパークリング ピーチ IKEZO 艶めくゼリースパークリング ピーチ review
 大関から出ている、清酒ベースのゼリー状カクテル 「IKEZO 艶めくゼリースパークリング」。
 2種のうち、昨日 ミックスベリー を取り上げた。 今日はもう一方の「ピーチ」である。

 缶を10回ほど振ってから、グラスに注ぐと、 そんなに固形感の強くないゼリーが、シュワシュワと弱い炭酸を伴って出てくる。
 色は極めて淡いゴールド。細かな気泡がゼリーの中に封じ込められている。
 香りは、一瞬りんごか?と思うくらい、 軽やかでやさしい甘さだが、よく嗅ぐとピーチであることがわかる。 そして、清酒らしい香りがしっかりとある。
 味も軽快な桃の甘さのベースに、清酒のコク。昨日飲んだ ミックスベリーよりも味わいが淡泊であるために、 より一層「お酒」を感じる。
 アルコール分5%。無果汁。原材料名:清酒、糖類、 酸味料、リン酸K、ゲル化剤(増粘多糖類)、香料、乳酸Ca、セラミド含有米エキス加工液。
 缶裏に、次のような説明文がある。
 IKEZO <ストレスダイエットシリーズ>
 今日のストレスためないように。忙しい一日の終わりに、ほっと一息リラックス。 明日がんばるあなたを癒したいアルコール飲料です。

 艶(つや)めくゼリースパークリング
 清酒に含まれるα-EGとお米由来のセラミドを含んだ清酒ベースのリキュールです。 ピーチ風味ですっきり甘く仕上げました。 スパークリングゼリーの食感でデザート感覚でお楽しみいただけます。
 α-EGは肌の保湿によいといわれています。 セラミドは肌の角質層を構成する成分で、保湿に関与します。
 果実味よりもお酒感が勝っているので、軽い缶カクテルのつもりで飲むと、少々つらいかも。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41769KSES#UK
2014年5月11日[1]
No.4129: 金麦 クリアラベル / サントリー
 きんむぎ くりあらべる / さんとりー
サントリー 金麦 クリアラベル サントリー 金麦 クリアラベル review
 明後日(火曜)発売予定の新製品が、 いつもなら日曜である今日かなり手に入るはずだったのだが、 入手できたのはこれだけ。 しかも、先日試飲缶をgetしたため、そのレビューは済んでいる。
 しかし、明後日13日に正式に発売されるということで、 改めて取り上げることとした。
 味のレビューは、先日 のものをそのまま引用する。

 グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはわりとしっかりめの黄金色。 泡は当初かなりしっかり盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、通常の金麦と同系統で、最初に特有の臭み(初期の頃の発泡酒のような)があるが、そんなに強くはない。
 口当たりは、やはり新ジャンルらしく、うにゃっとした甘みがあるのだが、 そのすぐ後を強めの苦味が追いかけてくる。真ん中のコクというか、重みがないので、 それがクリアな印象を与えていると言えば、言えなくもない。
 適度な飲みごたえと後キレを追求した新ジャンルと言える。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 広告キャラクターは、女優の北川景子さんで、既にCMも流れている。 北川サンといえば、以前はライバル社(A社)の新ジャンルのCMに 出たこともあった。
種別 新ジャンル
CODE:41770GCKO#-02
2014年5月11日[2]
No.4130: のんある気分 ジンライムテイスト / サントリー
 のんあるきぶん じんらいむていすと / さんとりー
サントリー のんある気分 ジンライムテイスト サントリー のんある気分 ジンライムテイスト review
 サントリーのノンアルコールチューハイテイスト飲料「のんある気分」がリニューアル。 発売は、2月25日であった。
 既に レモングレープフルーツカシスオレンジテイストソルティドッグテイスト梅酒サワーテイストすっきりロゼ の6種をレビュー済。 今日は7種め(リニューアル分の最後)として、「ジンライムテイスト」。

 グラスに注いだ液色は、ほとんど無色透明だが、かすかに黄色っぽい。
 香りは、かなりカクテルのジンライムらしさを捉えている。 ライムのフレッシュ感が際立ち、ジン特有の薬臭いような感じがうまく出ている。
 味は酸味が強く、キリッとしている。甘さはかなり抑えられている。 やや甘味料特有の甘さが口に残るが、後味はさっぱり。
 果汁1%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:ライム果汁、食物繊維、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 酸化防止剤(ビタミンC)。
 ライムの爽やかな味わいが楽しめる、スッキリとしたおいしさのジンライムテイスト。
 従来品 よりはだいぶ甘味料の使い方が控えめになったかな?という気がする。 お酒っぽさもかなり出ている。
 なお、のんある気分はレビュー済7種のほか、2月から新定番として シャルドネスパークル を 加え、現在全8種の通年商品がある。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:41770SPOZ#75
2014年5月12日
No.4131: 辛口焼酎ハイボール / アサヒ
 からくちしょうちゅうはいぼーる / あさひ
アサヒ 辛口焼酎ハイボール アサヒ 辛口焼酎ハイボール review
 明日5月13日発売のアサヒ「辛口焼酎ハイボール」。
 焼酎ハイボールといえば、真っ先に思い浮かぶのは宝酒造であるが、 "焼酎"も"ハイボール"も一般名詞であるために、商標登録ができなかったのであろうか。 そのため、こうやって他社から紛らわしい名前の商品が時々出てくる。
 以前には、月桂冠から 焼酎ハイボール というそのままの名前の商品が出たこともあった。
 そして今回は、アサヒビールがこれを送り出してきた。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと黄色っぽい。 タカラ焼酎ハイボールドライに比べると、やや薄い感じ。
 香りも、タカラ製品に比べ、非常に大人しいのだが、 梅っぽい酸を感じさせる香りだ。無論、梅は使われていないようだが。
 味も非常に控えめ。やはり梅のようなキュンとした酸があり、 同時に焼酎と甘味料の甘さがダブルでやってくる。 アルコール感はもちろん豊かで、まさに酒好きのためのチューハイといえる。
 アルコール分8%。炭酸強め。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料:焼酎、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
 缶は、シャープなシルバーで、そこにAsahiのロゴがあるから、スーパードライを思わせる。 そもそも辛口(Karakuchi)というのも、主に海外でのスーパードライの愛称だ。
 商品名の書き方も、「辛口焼酎」で改行して「ハイボール」と2行表記にしているところなどは、 良心の呵責を感じているようにも見えるのだが、やはりもうちょっと工夫した名前に できなかったのか?と思う。
 肝心の味も、どんよりとした甘さが口中に残る点は気になる。 全体的に、今ひとつ食い足りない感じだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41771KSES#-01
2014年5月13日[1]
No.4132: ホワイトベルグ / サッポロ
 ほわいとべるぐ / さっぽろ
サッポロ ホワイトベルグ サッポロ ホワイトベルグ review
 本日5月13日が発売日となっているサッポロの新ジャンル「ホワイトベルグ」。 ベルギーのヴァイスビアなどに特徴的なコリアンダーとオレンジピールを使った製品。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いブロンド。薄黄色と言ってもいい。
 泡は純白で当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 確かにコリアンダーの香りがし、オレンジピールのキュンと引き締まった酸を想起させる。 ただ、そんなに深みはないので、やや薄っぺらい印象は否めない。
 口当たりも軽快。本家ヴァイスビアの軽快さとはやや異なり、 コクが乏しいがために軽く仕上がっているという感じ。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ・大麦・ コリアンダーシード・オレンジピール)・スピリッツ(大麦)。
 華やかな香りとは裏腹に、ボディの厚みはないので、非常にアンバランスに感じる。 そもそも「安い」という理由だけで新ジャンルを飲み続けている層に、 これを買ってもらのは難しいのではないか。
種別 新ジャンル
CODE:41772KSES#00
2014年5月13日[2]
No.4133: 辛口焼酎ハイボール レモン / アサヒ
 からくちしょうちゅうはいぼーる れもん / あさひ
アサヒ 辛口焼酎ハイボール レモン アサヒ 辛口焼酎ハイボール レモン review
 本日5月13日発売のアサヒ「辛口焼酎ハイボール」。
 2種あり、昨日既に プレーンのほう(商品名は単に「辛口焼酎ハイボール」) をレビュー済。今日はもう一方の「レモン」を。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりした黄色。 ガス圧が高めなので、気泡が大きく、注いでいる時ジュワジュワと音がする。 これは、タカラ焼酎ハイボールと同じ特徴。
 香りは、ふんわり穏やかなレモン香で、強くは香らない。 アルコール臭もしっかりあるが、昨日のプレーンほどではない。
 味は確かにレモンだが、酸味は弱い。むしろアルコールの甘さのほうが目立つ。いや、 この甘さは度数が高いからだけではなく、甘味料特有の甘さだ。 そのどんよりした甘さが残るが、レモンの酸が上手にそれを切ってくれる感じなので、 昨日のプレーンのほうよりは、味のトータルバランスは優れていると思う。
 アルコール分8%。炭酸強め。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料:焼酎、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
 近年は高アルコールのチューハイが流行りで、各社出しているのだが、 どちらかというと甘みの強いタイプが多い。辛口で高アルコールのものは、 長らくタカラ焼酎ハイボールの独壇場とも言える状態だったが、 そこにこの類似品で殴り込みを掛けてきたわけだ。
 アサヒさんのチューハイ戦略は、はっきり言っていつも後手に回っているように思う。 もちろん、オリジナリティあふれる過去からの遺産(ハイリキや、 ハイリキ旬果搾りを源流とする果実の瞬間など)もあるが、 どういうわけかそれらをあまり大事にしているようには見えない。 つまり、戦略がちぐはぐなのだ。
 莫大な広告宣伝費を投入したとして、どれだけ市場構造を塗り替えることができるのか? かなり疑問である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41772KSES#00
2014年5月14日
No.4134: ネクターサワー バラ香るピーチ <限定販売> / サッポロ
 ねくたーさわー ばらかおるぴーち <げんていはんばい> / さっぽろ
サッポロ ネクターサワー バラ香るピーチ サッポロ ネクターサワー バラ香るピーチ review
 昨日5月13日発売のネクターサワー「バラ香るピーチ」。

 グラスに注いだ液色は、かなり濁りのある濃いめのピンク。
 香りは、桃特有のフレッシュで生臭いような香りが中心にあり、 バラの花の香りがそこに寄り添っている。もっとバラが強いかとも想像していたが、 桃がかなり優勢。
 口に含んでみると、今度はバラの華やかな香りが広がる。 桃の甘さもたっぷりで、非常にこってり感がある。 でも、甘ったるさよりは華やかさが勝っている。 昔あった花のような香りがするロッテガム(確か Eve とかいう製品) を思い出す。
 果汁10%。アルコール分3%。 原材料:もも・ウォッカ・糖類・香料・酸味料・増粘剤(ペクチン)・野菜色素。
 濃いピンクというか、淡いバラ色の缶はかわいらしく、バラの花のイラストまでついている。女性の目を引くことは 明らかで、男性客などいらないと言わんばかり。ここまでコンセプトが明快なのは立派である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41773KSES#01
2014年5月15日[1]
No.4135: 焼酎ハイボール かぼす割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる かぼすわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール かぼす割り タカラ 焼酎ハイボール かぼす割り review
タカラ 焼酎ハイボール かぼす割り
 5月13日に発売された焼酎ハイボールの期間限定「かぼす割り」。
 当サイトで把握しているところでは、このかぼすは 2007年 に初登場し、 毎年発売されているので、今年が8年目ということになる。 前回発売は 昨年7月16日 で、中10か月での再登場である。 但し、商品名は昨年まで「かぼす」だったのだが、今年から「かぼす割り」 と名前を変えている。

 グラスに注いだ液色は、やや曇りのある淡いイエローグリーン。大きめの気泡がジュワジュワ音を立てる。
 香りは、焼酎ハイボールにしてはかなりジューシー感のある柑橘香だが、 それでもあまり強くは香らない。
 口当たりは、キュンとシャープ。果汁感は弱いので、酸はそれほど刺激的ではない。 甘さは抑え込まれ、すっきりした味わい。
 アルコール分7%。果汁1%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、かぼす果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 中身は 昨年 までと変わっていないようであるが、 缶裏のイラストは変わった。
 なお、下記のような説明文がある。
限定生産【かぼす割り】
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「かぼす」はビタミンCとクエン酸が豊富な柑橘で、その強い酸味と独特の香りから、古来より食酢として 広く親しまれてきました。「かぼす」のキレのある酸味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 先日、アサヒの新製品 辛口焼酎ハイボール をレビューしたが、 缶入りの焼酎ハイボールといえば、こちらのシリーズが元祖だ。
 しっかりとしたお酒感、高いガス圧によるシャープな口当たり、甘味料を使わない自然な甘さなど、 基本的な品質、完成度は、やはりタカラ製品のほうが上だ。少々シェアが食われることはあっても、 挑まれた戦いに負けることはないだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41774KSES#03
2014年5月15日[2]
No.4136: スミノフカクテル タスカンレモネード / キリン
 すみのふかくてる たすかんれもねーど / きりん
SMIRNOFF COCKTAIL タスカンレモネード SMIRNOFF COCKTAIL タスカンレモネード review
 スミノフカクテルの新顔「タスカンレモネード」。 発売日は4月15日であったが、なかなか発見できなかった。
 本来、このシリーズは氷を入れて飲むことを前提としているのだが、 まず味をしっかりみるために、ストレートで飲んでみる。

 グラスに注いだ液色は、微かににごりのある淡いレモン色。
 香りは、キュンとフレッシュなレモン香だが、ウォッカベースのため、 アルコール臭が強い。芳香剤みたいな感じもあるが、 レモン香のフレッシュ感が強いため、爽やかだ。
 ストレートで飲むと、とろっとしたアルコール感に、 レモンの強めの酸が刺すよう。明らかに濃いが、このまま飲めないこともない。
 次に、氷を入れて飲んでみると、キリッと引き締まる。 アルコール感も弱められ、一層爽やかに。
 アルコール分12%以上13%未満。原材料:酸味料、香料、着色料(カラメル、黄4)。 原産国:韓国。輸入者:麒麟麦酒(株)。
 氷を入れたグラスに注ぐだけで本格カクテルをお楽しみいただけるスミノフカクテル、 タスカンレモネードは、爽やかでほんのり甘酸っぱいレモン風味。 イタリアの伝統的なレモンリキュール、リモンチェロとプレミアムウォッカ「スミノフ」 で作った、大人のためのレモネードです。
 200ml入りで、入手価格は448円。 高いが、ロックで飲むことを前提に公称「約3杯分」とされているから、 一杯あたり150円ほど。そう考えるとチューハイレベルの安さだが、 まあ実際開けたら一気に飲んでしまうけども。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41774SPOZ#30
2014年5月16日[1]
No.4137: サッポロ黒ラベル 北海道冬のまつり缶 / サッポロ
 さっぽろくろらべる ほっかいどうふゆのまつりかん / さっぽろ
サッポロ 黒ラベル 北海道冬のまつり缶 サッポロ 黒ラベル 北海道冬のまつり缶 review
 いささか時期を過ぎてしまったきらいはあるが、 偶然入手したので掲載する。
 サッポロ黒ラベル「北海道冬のまつり缶」。今年の1月22日に、 北海道内限定で出されたデザイン缶だが、 アイヌ文化等の普及啓発を推進する『イランカラプテキャンペーン』の ロゴマークがあしらわれている。
 今回、北海道物産を扱うお店に他の商品を探しに行った折りに、偶然遭遇した。
 中身は普通の黒ラベルだが、味のレビューを簡単にしておこう。

 グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。泡は純白できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
 香りに華やかさはなく、サッポロらしい穀物的な香りがする。
 口当たりは苦み走って、抑制的。後味にじんわりと旨みが残る。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。 麦芽・ホップ協働契約栽培100%。
 イランカラプテ! ようこそ、冬の北海道へ。
 「イランカラプテ」は、アイヌの人々のあいさつ、こんにちは。 これからの北海道のおもてなしの合言葉です。
 写真のとおり、缶裏に北海道の冬のイベントが描かれたイラストがちりばめられている。
 さっぽろ雪まつり2/5-11、旭川冬まつり2/6-11、あばしりオホーツク流氷まつり2/8-11、 はこだて冬フェスティバル2/28まで、おびひろ氷まつり1/31-2/2、小樽雪あかりの路2/7-16 という6つの冬のイベントである。
種別 ビール
CODE:41775KRUM#114
2014年5月16日[2]
No.4138: すだち スパークリング / 菊正宗
 すだちすぱーくりんぐ / きくまさむね
菊正宗 すだちスパークリング 菊正宗 すだちスパークリング review
 清酒菊正宗からこんなものが出ている。
 清酒ベースではあるが、すだち果汁を使い、炭酸を添加して仕上げたカクテル。

 グラスに注いだ液色は、軽く濁りのある淡いレモン色。
 香りは、かなり引き締まっている。 柑橘の皮を思わせるグリーンな香り。甘酸っぱい感じよりも、苦そうな香りが 完全に勝っている。さらに、どこか樽酒を思わせる杉の木のような香りがほんのりベースにある。 反面、清酒臭さのようなものはあまりない。
 味は非常にあっさりとし、苦味が主体。 適度に甘みがあり、適度にジューシー。 清酒らしい味わいがほのかにあるが、 さすがに菊正宗ということで、キリッとした味わいである。
 アルコール分5%。果汁4%。 原材料:すだち果汁(国産)、糖類、炭酸ガス含有。
「和の果実」にこだわり、爽やかな香りが特長の「国産すだち」を使用しました。 微炭酸のスッキリした飲み口は、様々なお料理と合わせてもお楽しみいただけます。
 爽やかな味わいだからこれからの季節にも良いが、むしろ冬場に鍋料理に合わせても面白いのではないか と思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41775SPOZ#UK
2014年5月17日[1]
No.4139: 空模様 陽ざしのピルスナー / サッポロ
 そらもよう ひざしのぴるすなー / さっぽろ
サッポロ 空模様 陽ざしのピルスナー サッポロ 空模様 陽ざしのピルスナー review
サッポロ 空模様 陽ざしのピルスナー
 4月1日からWEB(サッポロネットショップ) 限定で発売開始されたサッポロ「空模様」。
 3種があるのだが、その3種を1本ずつ+グラス1個を送料込・税込1,080円という、 破格のセットを今回購入した。
 注文してから実に1か月半以上経って、本日ようやく届いたのだ。
 まずは1本目として、「陽ざしのピルスナー」を飲んでみたい。セットに入っていた グラスを使用してみた。

 グラスに注いだ液色は、極めて深い黄金色。ピルスナーでここまで濃いものは珍しい。 泡は純白できめ細かいが、泡持ちはそれほどでもない。
 香りはサッポロビールらしく質実剛健。 田舎の農園を連想させるような、穀物的ニュアンスが強く、重々しく、華やかさはあまりない。 しっかりとした凝縮感ある味わいを想起させる。
 口当たりはグッと強く、苦味の塊が押し寄せる。 そしてその苦味の塊は、凝縮した旨みでもある。 ほろっと甘みが広がるとともに、収斂性のある渋味が口中を支配。 有無を言わせぬパワフルさで、飲み込んだ後にも 苦味の余韻がしっかりと長く続く。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 陽ざしのピルスナーは、太陽のように鮮やかな切れ味。チェコのザーツ産ファインアロマホップ を、ふんだんに使用しています。華やかに香り、飲みごたえはしっかり。 贅沢な味わいです。
 上記商品説明で、「鮮やかな切れ味」「華やかに香り」とあるが、味わいが野太いので切れ味は鋭角的ではなく、 ある意味鈍く、力強い。香りに関しては、フラワリーではないという意味で華やかさがないと私は感じたのだが、 素材の持つポテンシャルが十二分に表現されているという意味において、強い存在感を主張している。
 サッポロ社の良心とも言える「ヱビスビール」の個性を一層磨き上げ、 マス商品が備えるべきある種の制約というか、無難という名のたがを外した奔放な個性が 開花している。
 なお、本製品は同社の那須工場つくられているということで、次のような説明文も書かれている。
 那須にあるサッポロビールの小さな工場で、職人たちが手間暇かけてつくったビールシリーズ「空模様」。 空も人も、毎日変わるものだから、きっと飲みたいビールも変わるはず。今日の心模様に合わせて選んでください。
 今回はWEB限定販売だが、7月8日から地元栃木県内限定、数量限定で発売されるとのこと。
 この芸術的ともいえる美しいパッケージは、店頭でも映えることだろう。
種別 ビール
CODE:41776SPNS#46
2014年5月17日[2]
No.4140: mint fizz / 白鶴
 みんとふぃず / はくつる
白鶴 mint fizz 白鶴 mint fizz review
 昨日、清酒菊正宗から出ているカクテル すだちスパークリング を紹介したが、 今日は白鶴から出ている製品を。いずれも近所のスーパーで入手したものだが。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに黄色っぽく色づいているよう。 気泡は細かく少ない。炭酸は弱そう。
 香りを嗅ぐと、名前の通り、最初に爽やかなミントが感じられる。 ペパーミント系であり、歯磨き粉みたいな匂いだ。 よく嗅ぐと、その奥にこれが清酒かな?という香りをみつけることができる (実は清酒ではなく酒粕からつくった焼酎なのだが)。
 香りの印象から、スッキリと軽快な味を想像しながら飲むと、 一瞬びっくりする。柑橘(ライム)の酸味がとても強く、キュンとした口当たり。 さらに、ミントのスカッとした味が広がり、その奥に酒臭さがある。
 はっきり言って味はバラバラで分裂状態。 しかしその異なる風味をあえてぶつけることで、新しい味わいが生まれている。
 アルコール分4%。ライム果汁10%。 原材料名:単式蒸留焼酎・ライム果汁・糖類・香料・炭酸ガス。
 酒粕からつくった焼酎がベースということだが、やはりどこか日本酒っぽい 風味があるから面白い。くせがあるので、好みは分かれるだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41776SPOZ#UK

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