ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.4781−4800


 
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2015年7月15日[1]
No.4781: グランドキリン ギャラクシーホップ / キリン
 ぐらんどきりん ぎゃらくしーほっぷ / きりん
グランドキリン ギャラクシーホップ グランドキリン ギャラクシーホップ review
 コンビニ限定グランドキリンシリーズから期間限定「ギャラクシーホップ」 が登場。発売日は、昨日7月14日である。

 グラスに注いだ液色は、やや黄色みが強いブロンド。泡は純白でやや粗いが、力強く盛り上がる。 泡持ちはほどほど。
 注いでいる時から、マスカットのような華やかで甘い香りが漂っている。 びん裏ラベルには「パッションフルーツを思わせる」と書かれているが、 確かにそんな感じもする。とにかく甘く芳しい香りだ。
 口に含むと、そのフルーティな甘味がやさしく広がる。極めて女性的な味わいなのか?と思うと、 同時にキリッとした苦味もあって、後を引き締める。この引き締め具合がまさにキリンビールらしい キャラクターであり、よく言えば本分を忘れていない。だらけた感じはなく、テンションが高い。 飲み込んだ後にも、マスカットのようなフルーティさが長く余韻を引いているものの、苦味や渋みも残っている。
 アルコール分4.5%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ。
 パッションフルーツを思わせる希少な「ギャラクシーホップ」を使用し、 銀河系に輝く、溢れんばかりの星々のように華やかな香りを実現しました。
 今回もまたグランドキリンらしいキャラクターを備えた素晴らしい製品に仕上がっているが、 ここまでやるならもっとふくよかで圧倒的な分厚さをもったビールにすればいいのに、と思う (セッションIPAというスタイルは確かに軽妙さが特徴だが、このビールは地味すぎる印象)。
 キリンさんの製品は、たまに冒険したとしても、まるで真面目なサラリーマンが忘年会で一生懸命 宴会芸を演じているかのように、どこかに生真面目さというか、地味な本性が残されている。 もっと破天荒に、これまでのキャラクターなどぶち破れば、新しい世界が広がるのに。
 でもまあ、グランドキリンという名前なのだから、この程度でいいのかもしれない。
種別 ビール
CODE:42200LSEE#01
2015年7月15日[2]
No.4782: ハイリキ ザ・スペシャル アイスマンゴー <期間限定> / アサヒ
 はいりき ざ・すぺしゃる あいすまんごー <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ ハイリキ ザ・スペシャル アイスマンゴー アサヒ ハイリキ ザ・スペシャル アイスマンゴー review
 アサヒ ハイリキ ザ・スペシャル から期間限定「アイスマンゴー」が登場。 発売日は、昨日7月14日である。

 グラスに注いだ液色は、透明感はあるが、びっくりするくらい濃いオレンジ。 最近のチューハイで、ここまで毒々しい色をつけたものは珍しい。
 香りは、マンゴーのたっぷりと濃い甘さで満ちている。 とてもフルーティで、あまりアルコール臭は感じない。
 口に含んで、また驚く。見た目や香りの印象を上回る濃厚な味。 アルコール感もしっかりとある。すべてにおいて、濃く、強い。
 果汁0.1%。アルコール分8%。 原材料:ウォッカ、マンゴー果汁、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 着色料(黄4、黄5)。
 2015年7月〜9月までの出荷予定
 マンゴーの甘さが好きな人には打ってつけのチューハイ。低アルコール飲料に昨今なんとなくはびこる"健康志向"に、 真っ向から反旗を翻す製品。実に潔い。
 私自身の嗜好としては、甘ったるいチューハイは好みではないので、もう2度と買うことはないが、 この思い切りの良さは素晴らしく潔いもので、高く評価したい。 迷走気味のアサヒさんのチューハイ戦略の中では、こういった思い切りが時には必要なのである。
 マスメーカーさんとしては、万人受けする製品を目指しがちなのは致し方ないところではあるが、 本当に息の長いファンを育成しようと思うならば、100人に何となく無意識に飲んでもらうより、 3人の熱烈支持者のほうを向いて商品開発して頂きたいものである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42200GCES#01
2015年7月16日[1]
No.4783: タカラCANチューハイ すりおろしさくらんぼ <限定出荷> / 宝酒造
 たからかんちゅーはい すりおろしさくらんぼ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ すりおろしさくらんぼ タカラ すりおろしさくらんぼ review
 タカラCANチューハイ すりおろしシリーズから限定品「さくらんぼ」が出た。 発売日は、7月14日。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いピンクで、濁りがある。
 香りを嗅いで、これがさくらんぼ?と、一瞬思う。 アメリカンチェリーのようなパッとした強さはなく、さくらんぼ香料にありがちな 青臭い桜の花びらみたいな匂いもない。少しは生臭い感じだが、 甘いニュアンスがあって、やや桃に似ている。甘くない、若い桃みたいな。
 味はキュンとした酸が立っていて、確かにさくらんぼだ。 炭酸は弱く、アルコール感も弱い。飲み込んだ後にも、甘酸っぱさが残る。
 アルコール分3%。果汁1%。山形産佐藤錦使用。 原材料:さくらんぼ(ピューレ、果汁)、アルコール、糖類、酸味料、香料、 増粘剤(加工でんぷん、増粘多糖類)、甘味料(ネオテーム)、カロチン色素、ヘスペリジン。
 さくらんぼを"すりおろし"たような果汁感とすっきりとした味わいが特長の果実入りチューハイです。
 すりおろしシリーズの限定品は、今年になって バナナメロン と既に2種出ており、これが3種めとなる。
 こうやって限定品が出た時だけは、複数の店舗で見かけるが、 普段から定番品(現6種)がずらりと並んで売られている光景というのは、ほとんど見ない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42201GCES#02
2015年7月16日[2]
No.4784: チューハイグレープフルーツ 糖類ゼロ / サンガリア
 ちゅーはいぐれーぷふるーつ とうるいぜろ / さんがりあ
サンガリア チューハイグレープフルーツ 糖類ゼロ サンガリア チューハイグレープフルーツ 糖類ゼロ review
 ちょっと前から LAWSON店頭に並んでいる サンガリア製の缶チューハイ。
 2種あるうち、既に先日 レモン のほうは取り上げた。 今日はもう一方の「グレープフルーツ」を。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりと濁りがある。
 香りは、グレフルチューハイによくありがちな、 甘味の強そうなグレフル香。
 味は香りの印象どおり、しっかり甘い。 それも、強いアルコール感と相まって、非常にこってり感がある。 柑橘の皮のような苦味も強く、すべての要素の押しが強い。 だからかなりの飲みごたえである。
 アルコール分6%。果汁1%。 原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア、スクラロース)。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、 大阪市東住吉区中野4-2-13。
 レモンと同じく、こちらも500ml入りロング缶のみ売られていた。 量が多く、味が濃く、しっかり酔えてお得感がある。ジャンクな缶チューハイの典型例といえる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42201LSEE#UK
2015年7月17日[1]
No.4785: COCKTAILカロリ。ハワイアンサンセットビーチ <夏限定> / サントリー
 かくてるかろり。はわいあんさんせっとびーち <なつげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ハワイアンサンセットビーチ サントリー COCKTAILカロリ。ハワイアンサンセットビーチ review
 7月14日に出た、カクテルカロリ。夏限定品。
 2種あるうち、先日既に ワイキキブルーハワイ はレビュー済。 今日はもう一方の「ハワイアンサンセットビーチ」を。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるピンク色。 細かい繊維質のものというか果肉が浮いている。
 香りは、かなり甘い感じのベリー香。一瞬、いちごか?と思うがこれはクランベリー。 パインの甘さが加わっているため、全体的に甘そうになっている。
 味も香りの印象どおり甘味が強い。 酸味は穏やかで、柔らか。甘味料特有の甘さが少し 口に残るが、酸が効いているため、それをうまくマスクしている。
 果汁1.0%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:クランベリー、パイナップル、グレープフルーツ、スピリッツ、 果実繊維(グレープフルーツ)、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、紅花色素。
 ハワイのサンセットビーチの気分を楽しめるような、 クランベリーの甘酸っぱさが夏にぴったりのつぶつぶ食感カクテル。カロリー50%オフ!
 昨年 も同時期に出ていたが、中味は変わっていないようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42202GCES#03
2015年7月17日[2]
No.4786: アサヒ・オリオンドラフト / オリオン(アサヒ)
 あさひ・おりおんどらふと / おりおん(あさひ)
アサヒ・オリオンドラフト アサヒ・オリオンドラフト review
アサヒ・オリオンドラフト
アサヒ・オリオンドラフト
 オリオンビールの基幹商品である オリオンドラフト が新しくなっている。 6月中旬製造品から順次切替とのことである。
 今日紹介するのは本家オリオンブランドではなく、アサヒビールが沖縄以外の全国向けに販売している「アサヒオリオンドラフト」 であるが、つくっているのはオリオンビールだ。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白でやや粗く、泡持ちはほどほど。
 香りは乾いた穀物っぽさが強く、ホップはあまり強く香らない。 カラッとドライな印象で、キャラクター的にアサヒスーパードライに通ずるものがある。
 口当たりも軽快で、甘さはないが、従来品に比べると、かなりモルトの力強さを感じる。 苦味に一本筋が通っており、オリオンらしい爽快感を大切にしながら、 しっかりした旨みも実現している。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。 製造元:オリオンビール(株)、販売元:アサヒビール(株)。
 リニューアル内容を見極めるため、従来品も同時に開けてみたが、 リニューアル品のほうが香りや口当たりが若干重たくなり、しっかり感が増した印象。 しかし、キャラクターが大きく変わったということはなく、 オリオンらしいドリンカビリティは損なわれていない。 「さらに爽快なうまさへ」というのがキャッチコピーなので、 軽やかさが増したのか?と思っていたが、むしろビールらしい飲みごたえが向上した感じだ。
 缶色は少しゴールドっぽくなり、高級感がある。現在まさに切り替え時期なので、 販売店によっては両者並んで売られているケースもある。
種別 ビール
CODE:42202DATS#RN06M
2015年7月18日[1]
No.4787: ザ・プレミアム・モルツ サマースペシャル / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ さまーすぺしゃる / さんとりー
サントリー ザ・プレミアムモルツ サマースペシャル サントリー ザ・プレミアムモルツ サマースペシャル review
 サントリーからこの夏のギフト限定商品として出された「ザ・プレミアムモルツ サマースペシャル」。 5月中旬から出荷されている。
 基本的にバラ売りはされていないため、お中元を贈るタイミングで、 ネットで自分用に12本セットを購入した。最近では6本セットも売られているようであるが。

 グラスに注いだ液色は、やや濃いめの黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、通常のプレモルほどの甘さはなく、軽快なホップ香が印象的。 ただ、芯はしっかりしており、オレンジピールのような酸っぱ苦さを感じる。
 味はまずグッと強い苦味がくるが、その後に続く旨みのコクが オレンジ的な軽い酸を伴い、さらっと爽やかさが広がってゆく。 ただ、モルトの凝縮感はしっかりとあり、適度な重たさを感じる。 通常のプレモル と比べると、真ん中のジューシー感がやや弱く、 エールの 香るプレミアム よりは重たい。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。天然水100%仕込。
 ハラタウ産ホップの爽やかな香り
 夏らしい爽やかな余韻をお楽しみください。
 飲みごたえと軽快さの二兎を追ったビールだが、どちらかというとしっかり感が強い。
 サマースペシャルという名前からは、バドワイザーみたいなアメリカンラガー的な 味わいを想像させるが、そんなタイプではない。 強い苦味を好む人向け。
種別 ビール
CODE:42203HKDPOL#05M
2015年7月18日[2]
No.4788: カクテルパートナー はちみつレモネード / アサヒ
 かくてるぱーとなー はちみつれもねーど / あさひ
アサヒ カクテルパートナー はちみつグレープフルーツ アサヒ カクテルパートナー はちみつグレープフルーツ review
 カクテルパートナー「特濃」シリーズ「はちみつグレープフルーツ」。
 このシリーズは、今年5月に第1弾として はちみつレモネード が発売され、 今回、第2弾としてこの製品が登場した。発売日は7月7日であったが、あまり売られておらず、 ようやく見つけ出した。

 グラスに注いだ液色は、深い濁りのあるイエロー。グレープフルーツ果汁が多いことが分かる。
 香りは、ジューシーで苦そうなグレフル香に、たっぷりと甘いはちみつの香りが加わる。
 味はまさに濃厚。甘味、酸味、苦味、アルコール感がすべて強いが、 果汁が多いことによってフレッシュ感が保たれているので、 そんなにどぎつい感じはしない。
 飲み込んだ後にも、強い甘味と、キシキシする酸味が残る。
 果汁20%。アルコール分7%。 原材料:ウオッカ、グレープフルーツ果汁、はちみつ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 前作に引き続き、今回も缶の真ん中に大きく「特濃」と書き、製品特性を訴求している。 たっぷりとした果汁感を楽しみたい人にお勧め。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42203LSEE#11
2015年7月19日[1]
No.4789: 吾妻橋麦酒 エールタイプ / アサヒ
 あづまばしびーる えーるたいぷ  / あさひ
アサヒ 吾妻橋麦酒 エールタイプ アサヒ 吾妻橋麦酒 エールタイプ review
 アサヒからこの夏のギフト限定商品として出された「吾妻橋麦酒」。 6月11日から全国で販売されているようである。
 たまたまスーパーで10本入りセットが売られているのを発見し、早速購入した。 エールタイプ、デュンケルタイプの2種セットが5本ずつ。
 今日はまず「エールタイプ」のほうを飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめのアンバー(琥珀)。 泡はごく淡いカフェオレ色で、やや粗く、泡持ちはほどほど。
 香りは、ホップ香より甘いカラメル香がやや強く、落ち着いている。 この感じは、今やクラフトビール界の雄といわれるヤッホーブルーイングの よなよなエール にかなり近い。
 味はまろやかな苦味に、ほんのりロースティな香味が加わる。 ボディの厚みは今ひとつなので、適度に軽やか。 悪くいうと、こぢんまりまとまっており、甘さも苦味も突出していない。
 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
 華やかなホップの香り、上面発酵酵母による深いコクが特長の濃色エールタイプの生ビール。 隅田川ブルーイングの処方を参考に、北海道工場で醸造したギフト限定商品です。
 上記缶の説明文ほど香りに華やかさは感じなかったし、コク深さも今ひとつといった感じ。 だが、そこがアサヒらしさとも言え、破天荒なクラフトビールとは、良くも悪くも一線を画する。
 このキャラクターなら、焼き魚とか、赤身系の刺身(まぐろ、カツオなど)とか、 煮物など、ふだんの和食に合わせやすい。
種別 ビール
CODE:42204GCES#38
2015年7月19日[2]
No.4790: 鹿児島ハイボール / アシードブリュー
 かごしまはいぼーる / あしーどぶりゅー
鹿児島ハイボール 鹿児島ハイボール review
 もう2週間くらい前になるだろうか、セブンイレブン店頭で偶然みつけて購入したもの。
 「鹿児島ハイボール」という名の芋焼酎ソーダ割りで、企画・立案は鹿児島ハイボール倶楽部、 製造はアシードブリューとのこと。使われているのは、芋焼酎「宝山」特別限定酒。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。 細かい気泡がグラスの中をたくさん踊るが、程なくして収まる。
 香りは、他に間違えようのない、まさに芋焼酎。 ふんわり甘く、上品なさつまいもの香り。
 口当たりは、炭酸のぴりりとしたアタックがあり、ふくよかな芋焼酎の香味が広がる。 アクセントとして、柑橘のような酸が微かに感じられるが、特に何味ということはなく、 焼酎の持ち味を消してはいない。
 ほんのりとした甘さは焼酎由来のもので、糖類などは加えられていない。 香料や酸味料は使われているようだが、必要最小限といった感じ。
 アルコール分7%。原材料:芋焼酎、ウォッカ、香料、酸味料。 製造者:アシードブリュー(株)宇都宮飲料工場。企画・立案:鹿児島ハイボール倶楽部。 この製品は西酒造(株)の協力のもとに企画しました。
 缶裏に、次のような説明文が書かれている。
 南国鹿児島、とあるバーでの話です。「ハイボール」と出された一杯のお酒。 口に含めば優しい香りに仄かな甘み、そして喉越しはきりりと爽やか。 それは本格焼酎を使ったハイボールでした。決め手は酒。正統であるべし。数ある焼酎から 選んだのは西酒造の「宝山」特別限定酒。自家畑で育てた、<鹿児島の芋><手仕込み> にこだわるニッポンのお酒です。この吟味した本格焼酎を強めの炭酸できりりと仕上げました。 <和>のハイボール、日本のシュワシュワは芋焼酎から。新しいお酒の世界、広がります。
 説明が大げさのように見えるが、実際、かなりの感動がある。芋焼酎を使って、こんなふうに仕上げることができるのだ。 酒の個性を見事に活かし切っている。
 芋焼酎好きなら、ぜひ。とても缶入りR.T.D.とは思えないクオリティである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42204SEST#UK
2015年7月20日[1]
No.4791: −196℃ ストロングゼロ 冷凍みかん <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ れいとうみかん <げんてい> / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ 冷凍みかん -196℃ ストロングゼロ 冷凍みかん review
 -196℃ストロングゼロシリーズの期間限定「冷凍みかん」。 発売日は、7月21日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。
 香りは、あまりジューシー感のない、さっぱりしたオレンジ香。確かに、 酸味の効いた温州みかんのイメージだ。
 味も非常にさっぱりとしており、尖り気味の酸が特徴だが、 甘味料の甘さと、アルコールのまったりした感じがかなり効いている。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。みかん果汁0.5%。みかん浸漬酒使用。 原材料:みかん、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 みかん浸漬酒と果汁を使用し、みかんをまるごと凍らせたストロングな飲みごたえ!
 日向夏浸漬酒も使用。
 「冷凍みかん」という製品名が -196℃ブランドにぴったり。サントリーらしいネーミングセンスと言えよう。 浸漬酒と果汁をダブルで使っているので、シリーズのネーミング法則に従うと、みかんダブル でも いいように思うが、そこをあえて 冷凍みかん にしたところがニクらしい。
 冷凍みかんといえば、昔からよく東海道新幹線駅ホームの売店などで売られているので、沿線の人間にはおなじみ。 私がまったく信頼を置いていない Wikipedia によると、1955年から小田原駅のキヨスクで販売するようになったのが 始まりと書かれている。その説が正しければ、静岡方面のみかんが発祥ということなのだろうが、 今では愛媛や和歌山のみかんでも作られているようだ。
 この製品に話を戻すと、味わいのキャラクターと度数の高さから、 氷をたっぷり入れたグラスに注いで飲むと、爽やかさが増して良い。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42205GCKO#-01
2015年7月20日[2]
No.4792: 吾妻橋麦酒 デュンケルタイプ / アサヒ
 あづまばしびーる でゅんけるたいぷ  / あさひ
アサヒ 吾妻橋麦酒 デュンケルタイプ アサヒ 吾妻橋麦酒 デュンケルタイプ review
 アサヒからこの夏のギフト限定商品として出された「吾妻橋麦酒」。 6月11日から全国で販売されているようである。
 2種あるうち、昨日 エールタイプ を掲載したが、 今日はもう一方の「デュンケルタイプ」を飲みたい。デュンケルであるから、 下面発酵の濃色ラガーである。

 グラスに注いだ液色は、深いアンバー(琥珀)。ほぼ焦げ茶といっていい。 泡はカフェオレ色で、やや粗く、泡持ちはほどほど。
 香りは、麦茶のようなロースト香に、甘いカラメル香。
 口当たりは香りの印象よりも軽やか。甘さは適度で、ロースティな香味が軽快に広がる。 苦味は柔らか。ボディの厚みは今ひとつ。昨日飲んだ エールタイプ と同様、 軽妙な味わいであるところが実にアサヒらしい。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
 ロースト麦芽による香ばしい味わいながら、下面発酵のさっぱりとした飲み口が特長の褐色タイプの 生ビール。隅田川ブルーイングの処方を参考に、北海道工場で醸造したギフト限定商品です。
 デュンケルとしては、かなり軽やかな部類だと思うが、 だからこそ醤油を使った和食には合わせやすいキャラクターだと思う。
種別 ビール
CODE:42205GCES#39
2015年7月21日[1]
No.4793: クラフトセレクト スペシャルビター <限定醸造> / サントリー
 くらふとせれくと すぺしゃるびたー <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー クラフトセレクト スペシャルビター サントリー クラフトセレクト スペシャルビター review
 サントリー・クラフトセレクトシリーズの第2弾が登場した。
 本日7月21日発売で、2種があるが、今日は「スペシャルビター」 のほうを飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、オレンジがかった深いブロンド(黄金色)。 泡はやや黄色っぽい色。きめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、清々しいミントのようなホップ香が印象的だが、その下にギッシリとモルトの凝縮感がある。
 口当たりは、一瞬甘いと思えるほど濃密だが、強い苦味がエキス分を取り囲んでいるかのような 印象で、ググッと苦味が押してくる。 マスカットのような甘い香味が広がるのもつかの間、最後は舌の奥に収斂性のある苦味を残して、 後を締める。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ。
 キリッとキレのよい苦味と爽やかな香り。
 クラフトセレクトは世界の多彩なビアスタイルを通じ、個性的な味わいをシリーズで お届けします。
 ただ苦いのではなく、華やかな香りと甘味を湛えたコクがあり、非常に複層的な味わい。 冷やしすぎないほうが、この個性を存分に楽しめそうだ。
種別 ビール
CODE:42206GCKO#00
2015年7月21日[2]
No.4794: 金麦 花火デザイン缶 / サントリー
 きんむぎ はなびでざいんかん / さんとりー
サントリー 金麦 花火デザイン缶 サントリー 金麦 花火デザイン缶 review
 もうこの時期の風物詩となっている、花火のイラストがデザインされた金麦。 当サイトで把握している限り、2011年から毎年この時期に出ている。
 今年ももう既にコンビニやスーパーなど、各所でこの缶が出回っているようだ。

 中身は通常の金麦なので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 2011年2012年2013年2014年 と、毎年微妙にイラストは異なっている。

 例年のように、 今年もまた「全国の人気花火大会 金麦特等席プレゼント」 キャンペーンが行われており、それを告知するためのデザイン缶である。
種別 新ジャンル
CODE:42206LSEE#UK
2015年7月22日[1]
No.4795: アサヒ クラフトマンシップ ドライセゾン <限定醸造> / アサヒ
 あさひくらふとまんしっぷ どらいせぞん <げんていじょうぞう> / あさひ
アサヒクラフトマンシップ ドライセゾン アサヒクラフトマンシップ ドライセゾン review
アサヒクラフトマンシップ ドライセゾン
 コンビニエンスストア限定商品であるアサヒ「クラフトマンシップ」から 新作「ドライセゾン」が登場。発売日は、7月22日。
 第1弾 ドライポーター 、 第2弾 ドライペールエール に続く第3弾である。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。 泡は純白できめ細かく、泡持ちはほどほど。
 香りは、甘く清々しいホップ香が印象的。 セゾンらしいフルーティさだが、モルトの穀物的ニュアンスも強い。
 口当たりは軽快で、マスカットのようなフルーティな甘さが広がる。 ただ、その甘さは抑制的で、強い苦味が脇を締めている。
 飲み込んだ後にも、舌の奥に強い苦味と渋みが残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。
 アサヒ クラフトマンシップ
1.醸造学マスターによる処方監修
2.フルーティーな香りが特長のシトラホップを一部使用
3.軽快な苦味の決め手となる厳選ホップを一部手で投入
4.上面酵母を使用し、やわらかな味わいを実現
5.麦芽を100%使用し、独自の醸造技術でほどよい酸味を実現
6.通常より1.3倍熟成させた長期熟成製法
 醸造責任者:阿部 理
 甘さや酸が適度に抑制的なところが、確かに"ドライ"であり、 多くの人に受け入れられやすい味わいに仕上がっている。
 これまでの2種を飲み、いくらアサヒだからといって、何でもかんでも"ドライ" にすればいいものではない!と、少しうがった見方をしていたが、 今回は、この抑えめの感じが良い方向に出ており、セゾンの新境地を拓いたと感じる。
 セゾンというと、LAWSONとヤッホーブルーイングのコラボで生まれた 僕ビール、君ビール。 の 大ヒットが記憶に新しいが、あの圧倒的な芳しさ、フルーティさに比べると、 こちらはかなり大人しい。
 なお、発売日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっており、 レギュラー缶1本を、110pomtaポイントでもらってきた。
種別 ビール
CODE:42207LSEE#00
2015年7月22日[2]
No.4796: 辛口焼酎ハイボール 赤ウメ <期間限定> / アサヒ
 からくちしょうちゅうはいぼーる あかうめ <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ 辛口焼酎ハイボール 赤ウメ アサヒ 辛口焼酎ハイボール 赤ウメ review
 アサヒ・辛口焼酎ハイボールの期間限定「赤ウメ」。発売日は、7月22日。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。
 香りは、梅干し。それもかなり塩気が強い感じの。
 味は非常にさっぱりとした口当たりで、甘さは極めて弱い。 酸味もそんなに強いわけではなく、意外と穏やかな飲み心地。
 あっさりした味わいなので、暑い季節にはぴったり。しかし、 アルコール感はしっかり。
 アルコール分8%。炭酸強め。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。 原材料:焼酎、酸味料、香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK)。
 2015年7月〜9月までの出荷予定
 1ヶ月前に 青ゆず が出たと思ったら、 間髪を入れずに今度は 赤ウメ である。
 高アルコール、強炭酸で、甘さを抑えたシャープな味を極めようと思うと、 どんどんタカラ焼酎ハイボールに近づいてゆく。 すると、どんどん劣勢になってゆくという、蟻地獄に陥っているようにも見える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42207GCKO#00
2015年7月23日[1]
No.4797: クラフトセレクト メルツェン <限定醸造> / サントリー
 くらふとせれくと めるつぇん <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー クラフトセレクト メルツェン サントリー クラフトセレクト メルツェン review
 7月21日に発売された、サントリー・クラフトセレクトシリーズの第2弾。
 2種あるうち、先日既に スペシャルビター はレビュー済。 今日はもう一方の「メルツェン」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、淡いアンバー。アイスティー程度の色。 泡はベージュ色できめ細かいが、泡持ちはほどほど。
 香りは、軽く香ばしいロースト香を伴いながらも、爽やかなホップ香が立つ。
 口当たりは柔らかく、ジューシーな甘味が広がる。 苦味は弱いが、凝縮感のある味わい。 飲み込んだ後には、甘くロースティな香味と、軽い渋味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 香ばしくまろやかな麦の旨みと心地よい余韻。
 クラフトセレクトは世界の多彩なビアスタイルを通じ、個性的な味わいをシリーズで お届けします。
 第1弾の2種と、今回第2弾の2種で、これまで合計4種が登場したわけだが、 どれも明確な個性があり、それぞれのビアスタイルに馴染みのない人にもわかりやすい仕上がりに なっていて、非常に好感が持てる。
種別 ビール
CODE:42208GCKO#02
2015年7月23日[2]
No.4798: TOPVALU SELECT 山ぶどうチューハイ / 合同酒精
 とっぷう゛ぁりゅせれくと やまぶどうちゅーはい / ごうどうしゅせい
TOPVALU SELECT 山ぶどうチューハイ TOPVALU SELECT 山ぶどうチューハイ review
 イオングループの上級P.B.である TOPVALU SELECT の「山ぶどうチューハイ」。
 この製品が出たのは、半年以上前の今年1月6日。当初から探していたが全然みつからず、 諦めていたのだが、先月ようやく見つけ出すことができ、購入しておいた。 ところが今度は飲むタイミングがなかなか訪れず、今日まで来てしまったのだ。

 グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの淡い赤紫。
 香りは、ロゼワインのようなコクをたたえ、渋味の強そうな印象。
 味は落ち着いた甘味と、強い渋味。甘口のスパークリングワインを飲んでいる感覚。 アルコール感はそんなに強くはないのだが、しっかりとぶどうらしいタンニン分が あることによって、本格的な味わいになっている。
 山ぶどう果汁8%。アルコール分3%。ストレート果汁使用。 原材料名:ぶどう果汁(岩手県産山ぶどう)、醸造用アルコール、果糖ぶどう糖液糖、 希少糖含有シロップ(レアシュガースウィート)、酸味料、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK)。 製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 ぶどう味チューハイというと、一般的にはもっと甘ったるいものが多いので、 そういった味を期待して飲むと、裏切られることになる。 引き締まった渋味を楽しむべきチューハイ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42208AEND#198
2015年7月24日[1]
No.4799: ウィルキンソン ジンジャエール+ウオッカ / アサヒ
 うぃるきんそん じんじゃえーる+うおっか / あさひ
ウィルキンソン ジンジャエール+ウオッカ ウィルキンソン ジンジャエール+ウオッカ review
 7月21日にLAWSON限定で発売された「ウィルキンソン ジンジャエール+ウオッカ」。
 これは、6月に同じくLAWSONで売り出された、ウィルキンソン トニック+ウオッカ の姉妹品である。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。ジンジャエールそのものよりは、当然薄い。 注ぐ時に炭酸がジュワジュワと音を立てるが、意外にも早く静まる。
 香りは、かなり生姜感が強い。これは、ウィルキンソン・ジンジャエールの特徴でもある。 あまり酒臭い感じはない。
 口当たりは、炭酸のビリビリ感に、ジンジャーのピリピリ感が加わり、シャープだが、 かなり強い甘味が、それを和らげている。
 口に入れてすぐは、強い刺激に押されて、お酒感がまるでないのだが、 甘さをじっくり味わっていると、口中にアルコール感が広がっているのが分かる。
 アルコール分5%。 原材料名:ウオッカ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 先月出た トニック+ウオッカ のほうはウィルキンソン・タンサンでおなじみの赤い缶だったが、 こちらは正反対の色(補色)である緑。言うまでもなくウィルキンソン・ジンジャエール のカラーなのだが、2本並ぶと、お互いがお互いを目立たせる感じだ。
 なお、発売日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となっているため、 60ponta ポイントでもらってきた。
 ちなみに、"ジンジャーエール" ではなく、"ジンジャエール"なのは、 ウィルキンソンブランドでは商品名を "ジンジャエール" と表記しているためである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42209LSEE#03
2015年7月24日[2]
No.4800: カクテルパートナー 桃とマンゴーとオレンジ / アサヒ
 かくてるぱーとなー ももとまんごーとおれんじ / あさひ
アサヒ カクテルパートナー 桃とマンゴーとオレンジ アサヒ カクテルパートナー 桃とマンゴーとオレンジ review
 今年1月下旬から順次リニューアルされているアサヒカクテルパートナー。 通年販売の定番品は実に10種を数えるのだが、残念ながらあまり売られているのを見ない。 置いてあっても数種のみであり、全種を手に入れることが非常に難しくなっている。
 リニューアルから半年が過ぎたのに、当サイトでもまだ取り上げていなかった。 ということで、今日はまず「桃とマンゴーとオレンジ」を紹介したい。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。
 香りは、桃の甘さにマンゴーの甘さが加わって、濃密。 オレンジ香はあまり感じない。
 味もたっぷりと甘い。ピリッと炭酸の刺激があるものの、 すぐち桃の甘さがくる。マンゴーは一歩引いている。 オレンジはさらに引いているが、後キレというか、 最後の引き締め役に、辛うじてオレンジが活躍している感じだ。
 果汁5%。アルコール分3%。原材料:ピーチリキュール、オレンジ果汁、もも果汁、 マンゴー果汁、糖類、酸味料、香料、 カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 実は中味は 従来品 と変わっていない。 くどいくらいの甘さが特徴で、若い女性向け商品といえる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:42209GCES#RN01L

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