2025年1月29日[1]
No.11061: −196 無糖 キウイ&グレフル <限定> / サントリー
いちきゅーろく むとう きうい あんど ぐれふる <げんてい> / さんとりー
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サントリー −196(イチキューロク)無糖シリーズの限定「キウイ&グレフル」。
発売日は、1月28日。
グラスに注いだ液色は、わずかに濁りのある薄黄色。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上るのが見える。
香りは、キウイの生っぽい感じが強く、甘味がかなりありそう。少し柑橘の尖りも感じる。
味はほぼ甘くない。口の中でキウイらしい風味が広がって、甘酸っぱい感じなのだが、味は素っ気ない。
飲み進めても、非常にあっさりとして甘くなく、キレがあって、飲み込んだ後には酸味が残る。
果汁2%。キウイフルーツ浸漬酒使用。アルコール分7%。
原材料名:グレープフルーツ、キウイフルーツ、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
確かにキウイの香りとグレフル的甘苦さもあるのに、息を止めて飲んだらほぼ味がしない。不思議な感覚である。
このような製品がサントリーチューハイのラインナップに加わるとは、時代が変わった感じがする。
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チューハイ・カクテル等
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2025年1月29日[2]
No.11062: ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ ますたーずどりーむ / さんとりー
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ザ・プレミアム・モルツブランド の通年3種(プレミアム・モルツ、香るエール、マスターズドリーム)のパッケージが新しくなっている。
12月下旬から順次投入ということである。
既に 通常のプレモル、香るエール を取り上げているが、
今日は最後に「マスターズドリーム」を。
中身は変わっていないようなので、味については 過去のレビュー をご参照。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
パッケージは非常に重厚感が増し、最高傑作らしい威厳がある。さりげなく埋め込まれた「夢」の文字も良い。
プレモルブランドについては、特にホップによる香り付けがくどいという理由で嫌う人もいるようだが、
アンチファンが存在するというのは、明確な個性が打ち出せている証拠でもあるのだ。
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ビール
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2025年1月30日[1]
No.11063: SAKE TONIC / 吉乃川(製造:合同酒精)
さけ とにっく / よしのがわ
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ファミリーマート限定商品の 吉乃川「SAKE TONIC(サケ トニック)」。
発売日は、1月21日。清酒吉乃川をベースにしたR.T.D.である。
グラスに注いだ液色は、ほとんど無色透明だが、かすかにゴールドっぽい。
非常に細かな気泡がグラスの中を多量立ち上っている。
香りを嗅いだだけでは、ほぼ清酒を感じない。オレンジのような爽やかな柑橘香と、ウォッカのようなアルコール臭。
味も香りの印象通り、和の要素をほぼ感じない。ウォッカトニックのようである。
穏やかな酸味と軽い甘味。アルコール感はしっかりとあるものの、酒臭くはない。
アルコール分5%。無果汁。原材料名:清酒(国内製造)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
製造者:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
缶に次の表記がある。
Yoshinogawa Sake Brewery's Junmai Sake is blended with tonic taste sparkling water and orange peel flavor.
純米酒がベースではあるが、トニックウォーターとオレンジピールの風味(但し、香料)が付けられており、
それが爽やかさを生んでいる。純米酒だなんて、にわかに信じがたい味わいである。
2020年7月 に一度取り上げており、約4年半ぶりであるが、
パッケージも含め、当時の商品から何も変わっていないようであった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45687FMEEK#09 |
2025年1月30日[2]
No.11064: BROOKLYN ディフェンダー IPA / BROOKLYN BREWERY(製造:キリン)
ぶるっくりん でぃふぇんだー・あい・ぴー・えー / きりん
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昨年10月29日からコンビニエンスストアにて限定発売、11月19日から全国発売となった ブルックリン「ディフェンダーIPA」。
だいぶ遅くなったが、やっとレビューできる。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのある黄金色。
泡は白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、清々しく、甘く、ハーブのようなホップ香が強い。IPAらしい甘さ、力強さ。
味はまずギュッと強い苦味がある。甘味は強くなく、シャープな味わい。ひたすら苦味が強い。
ボリューム感はあまりなく、キリッとしている。飲み込んだ後にも、極めて強い苦味が残る。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
販売者:麒麟麦酒株式会社 東京都中野区中野4-10-2。製造所:株式会社ディーエイチシー 静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
本製品は、米国ブルックリンブルワリー社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が販売しております。
以前は販売者であるキリンが製造もしていたが、これはDHCの製造。
香りは濃密だが飲めば強い苦味ゆえ引き締まっており、後味も爽快。IPAらしい魅力溢れる1本。
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ビール
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2025年1月31日[1]
No.11065: TOKYO CRAFT まろやかスタウト <限定醸造> / サントリー
とうきょうくらふと まろやかすたうと <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー TOKYO CRAFT シリーズの限定「まろやかスタウト」。
発売日は、1月14日であった。
グラスに注いだ液色は、ほぼ漆黒と言える濃い黒色。泡は濃いベージュというか、薄茶色で非常にきめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは非常にスモーキーで、チョコのような甘さを内包する。決して派手には香らないが、
落ち着いていて深い。
味は苦味と渋味がビシッと強く、甘味は抑制的。重たさはないので、その意味では軽快な飲み口だが、
だからといって薄いわけではない。しっかりとコクがある。飲み込んだ後には、穏やかな苦味が残る。
アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
まろやかスタウトという名前から、苦味や渋味が弱いのかと思いきや、そうではなかった。
苦味や渋味は強めだが、スタウトらしい重たさやボリューム感がなく、仕上がりが軽快であるところが"まろやか"たる所以だろう。
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ビール
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2025年1月31日[2]
No.11066: アシードアスター 有田みかんのチューハイ / アシード
あしーどあすたー ありだみかんのちゅーはい / あしーど
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賞味期限を大幅超過(昨年8月)しているものの、経験上、大丈夫だろうと思って飲む。
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。
昨年、アシードグループの会社再編もあったことから、今もまったく同じ商品が売られているのかどうかはわからない。
グラスに注いだ液色は、やや濁りがあり、やや透明感のあるオレンジ色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、非常にチープな感じの駄菓子的オレンジ香。
むしろこのチープさが懐かしくもある。ほんのりアルコール臭がする。
味は香りの印象よりは果汁感があり、以外とまともなのかもと、感じる。
適度なジューシー感。適度なアルコール感。キュンとした酸味がアクセントとなり、
甘味は抑制的。ゆえにさっぱりとした後味。
果汁10%。アルコール分5%。原材料名:うんしゅうみかん果汁(国内製造)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/酸味料、炭酸、香料。
販売者:アシード株式会社 東京都港区芝1丁目6番10号 芝SIAビル2F。製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
和歌山県有田の段々畑で太陽をたっぷり浴びて育ったみかん。"果肉のみ"と"皮ごと" 搾り方の違うストレート果汁を伊藤農園監修でブレンド。
優しい甘さにコクのある味わいをお楽しみください。
先入観もあるのかもしれないが、最初に香りを嗅いだ時、いかにも駄菓子チックだなと感じてしまったが、
よく味わえば、果汁10%の恩恵はわかった。香料による香り付けを控えめにしたために、ジューシー感がないのかもしれない。
でもそれは決して弱点などではなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45688PRST#UK |
2025年2月1日[1]
No.11067: 濃いめのレモンサワー 重ね檸檬 / サッポロ
こいめのれもんさわー かさねれもん / さっぽろ
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サッポロ 濃いめのレモンサワー ブランドが昨年11月にリニューアルされたことに合わせ、
この「重ね檸檬」が新たに発売となった。発売日は、1月28日。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。細かな気泡が液中に少し見える。炭酸はあまり強くなさそうである。
香りは、このシリーズに特有の深みのありそうなレモン香だが、あまりインパクトは強くない。
レモンの皮の青臭さが強調されたような香り。
口当たりは香りの印象通りすっきりとしてある程度の透明感があるが、すぐにレモンのシャープな酸が感じられる。
重ね檸檬の名の通り、分厚い味わい。だが、甘味はかなり抑制されているので、くどい感じはない。
飲み進めると、苦味と酸味がより一層実感される。アルコール感は穏やか。
アルコール分4%。果汁1%。
原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、レモン浸漬酒、柑橘抽出物/酸味料、炭酸、香料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、
酸化防止剤(ビタミンC)。
定番品 濃いめのレモンサワーはアルコール7%だが、この製品は4%。だから、濃いめの味わいといっても押しが弱く、
飲み飽きしないのが特長。
特に限定等の文字はないので、今後通年品として継続販売されるのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45689DAEE#07 |
2025年2月1日[2]
No.11068: Vマーク ストロングレモンチューハイ / 八社会
Vまーく すとろんぐ れもんちゅーはい / はっしゃかい
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Vマーク というP.B.は、当サイト初登場である。
関東を中心とする私鉄系8社(小田急商事、京王ストア、京成ストア、京急ストア、相鉄ローゼン、東急ストア、東武ストア、松電商事)
の共同出資で設立された (株)八社会
が開発したP.B.で、その後、いくつかの企業が加盟、脱退するなどして、現在の加盟社は7社
(京王ストア、京成ストア、京急ストア、相鉄ローゼン、東急ストア、東武ストア、よこまち)となっている。
そのVマークブランドの「ストロングレモンチューハイ」。
賞味期限を大幅超過(昨年7月)しているが、経験上、大丈夫だろうと思って飲む。
かなり前に、当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、微かに白濁。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
香りを嗅ぐと、レモンは大人しく、代わりに塩素系の漂白剤みたいな匂いがあって、これはアルコール臭なのだと思うが、
昔ながらのストロングチューハイといった風情だ。
味は甘味がほぼなく、レモンの酸味がキュンと強く感じられる。
非常にあっさりとシンプルで、飲み進めるとアルコールをどんどん強く感じる。
キレが良く、飲み飽きない。飲み込んだ後には、鋭い酸味と強いアルコール感が残る。
果汁3%。アルコール分9%。
原材料名:レモン果汁、レモンエキス、スピリッツ(国内製造)/炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK)、ビタミンC、香料。
販売者:富永貿易株式会社 兵庫県神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。製造場:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
発売元:株式会社八社会 東京都渋谷区恵比寿1-19-15。
この商品は私鉄系スーパーマーケットの共同開発商品です。
今や悪者扱いされているアルコール9%の缶チューハイだが、多くのP.B.でこうして定番化している。
それだけ根強いニーズがあるということだろう。
肝心の品質だが、わずかに劣化を感じたものの、十分飲める状態ではあった。
なお、発売元として八社会の名があるが、販売者は富永貿易となっており、製造はアシードブリューである。
こんなことを言ったら怒られそうだが、いかにも安売りするためのチームという感じがする。
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チューハイ・カクテル等
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2025年2月2日[1]
No.11069: 焼酎ハイボール 5% 特製ウメサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる とくせいうめさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールのアルコール5%シリーズに、限定品「特製ウメサイダー割り」が登場。
発売日は、1月28日。
グラスに注いだ液色は、非常に淡いゴールド。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
香りは、梅ジュースのような甘酸っぱさで、よく嗅ぐと、その甘さの正体はサイダーであることがわかる。
味は当然甘くない。焼酎ハイボールだから当然なのだが、梅の酸味は穏やかで、
サイダー特有の甘さも非常に抑制的。口の中で転がしていると、サイダーらしい風味が確かに感じられるものの、
舌では甘味を全くと言っていいほど感じない。当然、キレが良い。
度数5%なので、アルコール感も強烈ではない。
アルコール分5%。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、ウメ果汁、ウメエキス、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
缶裏には、次の説明がある。
チューハイは昭和20年代後半の東京下町の大衆酒場で"焼酎ハイボール(酎ハイ)"として生まれたといわれています。
この元祖酎ハイの味わいを追求した宝焼酎ベースのキレ味爽快な辛口チューハイ、それがタカラ「焼酎ハイボール」です。
焼酎の飲みごたえが楽しめる5%シリーズから、爽やかな香りとみずみずしい味わいが特長の <特製ウメサイダー割り> が期間限定で登場!
個人的には、この商品はアルコール5%ではなく、7%で出して欲しかった。アルコールが弱いとパンチが足りなくて、飲み応えがない。
サイダー割りだからお酒に弱い人向け?と思われがちだが、そもそも焼酎ハイボールは甘くないのが売りなのだから、
酒好きに向けた商品設計をすべきである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45690DAKO#05 |
2025年2月2日[2]
No.11070: くらしモア ウメサワー / 日本流通産業
くらしもあ うめさわー / にほんりゅうつうさんぎょう
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ニチリウグループ(日本流通産業)P.B.である くらしモアの「ウメサワー」。
賞味期限を大幅超過(昨年7月)しているが、経験上、大丈夫だろうと思って飲む。
だいぶ前に、当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されていたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめのゴールド。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
香りは、梅酒由来の深いコクを感じる。甘味はかなり強そうである。
味は香りの印象ほど甘くはなく、青梅のような青臭さがある。酸味も穏やか。
アルコール感もあまり強くないから、全体的に優しい味わい。
飲み込んだ後にも、しっかり梅の香味が残る。
プリン体ゼロ。甘味料ゼロ。国産梅酒使用。アルコール分5%。
原材料名:アルコール、梅酒、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
製造者:オエノンプロダクトサポート株式会社 神戸市灘区新在家南町3丁目2番28号。
この商品は、日本流通産業株式会社とオエノングループの共同開発商品です。
良く言えば飲みやすく間口の広い製品だが、当たり障りのない仕上がりだとも言える。
賞味期限超過による劣化はほぼ感じられなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45690PRST#UK |
2025年2月3日[1]
No.11071: CANADIAN WHISKY HIGHBALL ハーウッド / 国分グループ本社
かなでぃあん・ういすきー・はいぼーる はーうっど / こくぶ
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セブンイレブン限定商品とみられるカナディアンウイスキー「ハーウッド」を用いたハイボール缶
「CANADIAN WHISKY HIGHBALL HARWOOD」。発売日は、1月28日。
グラスに注いだ液色は、淡い琥珀色。ハイボール缶としては、かなり濃い部類ではないかと思われる。
細かな気泡が少量グラスの中を立ち上る。
香りは、極めて奥ゆかしい。ほとんど香り立たないと言ってもいいくらい。グラスに鼻を近づけて、やっとウイスキーだとわかる程度。
味も柔らか。アルコールは強いはずなのに、強烈さはほぼない。滑らかな舌触り。
樽っぽい感じもない。しかし、あっさりしているからといって、ゴクゴク飲むと、高アルコールがすぐ実感される。
飲み進めても、引っかかるような強さは何も感じない。スムーズな飲み心地が持続する。
アルコール分8%。原料原産地名:カナダ製造(グレーンウイスキー)。
原材料名:カナディアンウイスキー(グレーン、モルト)/炭酸。
販売者:国分グループ本社株式会社 東京都中央区日本橋1-1-1。
製造所:神奈川柑橘果工株式会社 神奈川県足柄上郡山北町岸716。
カナディアンらしい上品なグレーンウイスキーで、ウイスキー初心者にも受け入れられやすいのではないか。
ただ、度数はしっかり8%なので、ゆっくりと時間を掛けて飲むべきである。
セブンの一連のハイボール缶シリーズでは、スコッチやバーボンだけでなく、
アイリッシュや今回のカナディアンなど、世界の有名ウイスキーを果敢に取り上げており、貴重な機会を与えてくれている。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45691SEST#06 |
2025年2月3日[2]
No.11072: くらしモア グレープフルーツサワー / 日本流通産業
くらしもあ ぐれーぷふるーつさわー / にほんりゅうつうさんぎょう
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ニチリウグループ(日本流通産業)P.B.である くらしモアの「グレープフルーツサワー」。
賞味期限を大幅超過(昨年7月)しているが、経験上、大丈夫だろうと思って飲む。
だいぶ前に、当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されていたものである。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
香りは、甘苦い感じのグレフル香で、昔ながらのチューハイといった感じ。
味は香りの印象ほど甘くはなく、さらっとした口当たり。
酸味が効き、そこに苦味が乗っている。甘味はかなり控えめ。アルコール感もあまり強くない。
飲み込んだ後には、軽い苦味と酸味が残る。
プリン体ゼロ。甘味料ゼロ。果汁4.2%。アルコール分5%。
原材料名:グレープフルーツ果汁、アルコール(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
製造者:オエノンプロダクトサポート株式会社 神戸市灘区新在家南町3丁目2番28号。
この商品は、日本流通産業株式会社とオエノングループの共同開発商品です。
クラシカルなタイプのチューハイだが、甘味を抑えている点は今どきである。
これなら飲み飽きない。
なお、賞味期限超過による劣化はほとんど感じられなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45691PRST#UK |
2025年2月4日[1]
No.11073: PREMIUM ジンジンジャー 杜の香 <期間限定> / キリン
ぷれみあむ じんじんじゃー もりのか <きかんげんてい> / きりん
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キリン 杜の香 ブランドの期間限定「ジンジンジャー」。発売日は、2月4日。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
香りは、ジンのジュニパーベリーにジンジャーエールが混じったよう。生姜らしい刺激が結構ある。
味は甘さ控えめで、ピリッとジンジャーっぽい刺激がある。
それとともに、ジンの風味が広がる。レモンの香り付けがあるように書かれているが、あまり感じない。
飲み込んだ後には、ジンとジンジャー風味が残り、舌先にはピリッと辛味が残る。
アルコール分7%。無果汁。
原材料名:ジン(国内製造)、食塩、糖類/炭酸、香料、酸味料。
プレミアム・ジンジャーかと思ったら、プレミアム・ジンジンジャー。
冗談みたいな名前だが、GIN & GINGER だから、間違いはない。
原材料にショウガの表記はないから、香料によるものと思われるが、しっかり辛味のあるジンジャーエールの風味が再現されており、
好感が持てる。さらに、甘くないから食事にも合わせやすそう。個人的にはリピートしたい製品だ。
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チューハイ・カクテル等
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2025年2月4日[2]
No.11074: アサヒ・オリオン いちばん桜 <限定醸造> / オリオン
あさひ・おりおん いちばんざくら <げんていじょうぞう> / おりおん
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アサヒ・オリオン「いちばん桜」。
製造は沖縄のオリオンビールだが、沖縄以外の全国に向けてアサヒビールが販売しているものである。
本家オリオン製品は、既に昨年11月12日に発売され、当サイトでも掲載済であるが、
このアサヒ販売品については、正式な発売日がいつだったのかわからないのだが、今年に入ってから近所のスーパー店頭でみつけた。
なお、中身は本家製品と同じものなので、味についてはそちらを参照されたい。
アルコール分5%。沖縄県産桜の花使用。原材料名:麦芽(外国製造)(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ、大麦、乾燥桜花。
製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県名護市東江2-2-1。販売者:アサヒビール株式会社 東京都墨田区吾妻橋1-23-1。
日本一早く咲く沖縄の桜をじっくりと味わっていただきたくて。
ほんのり赤く、華やかな香り、コクのある贅沢さを味わう特別なビール。春の味わいをどうぞ。
私の知る限り、アサヒビールが いちばん桜を取り扱うようになったのは、2009年から。
今年でもう17年目となるわけで、本州でもこの時季の限定品としてすっかり定着している。
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ビール
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2025年2月5日[1]
No.11075: −196 春のいちごチューハイ <期間限定> / サントリー
いちきゅうろく はるのいちごちゅーはい <きかんげんてい> / さんとりー
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サントリー -196シリーズの春限定2種が出た。発売日は、2月4日。
2種のうち、今日は「春のいちごチューハイ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、透明感のあるピンク色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、非常に濃く甘酸っぱいいちご香。かなり香料で強調された感じ。
味は香りの印象通り、しっかり甘酸っぱい。果汁感というよりは、人工的につくられたいちご味。
アルコール感は強くない。飲み込んだ後にも、甘酸っぱい風味が口に残る。
アルコール分5%。いちご浸漬酒使用。原材料名:いちご、スピリッツ(国内製造)、糖類
/炭酸、酸味料、香料、野菜色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素。
心おどる春に楽しみたい甘酸っぱくて爽やかな味わい
缶下部に"-196"のロゴがあり、同シリーズであるはずだが、ニュースリリース等における商品紹介は、単に「春のいちごチューハイ」。
イチキューロクシリーズは果実の浸漬酒を使っているので、果汁は入っていないわけだが、
どれだけ果実本来の風味が活かされているのか(つまり香料とのバランス)はわからない。
この製品は非常にきれいな味に仕上がっているので、それだけに人工的な印象は否めない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45693DAEE#01 |
2025年2月5日[2]
No.11076: スーパードライ 春限定スペシャルパッケージ / アサヒ
すーぱーどらい はるげんていすぺしゃるぱっけーじ / あさひ
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アサヒスーパードライ「春限定スペシャルパッケージ」。
発売日は、1月28日。
中身は通常のアサヒスーパードライのため、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
当サイトの記録によると、この全面ピンクの「春限定スペシャルパッケージ」が初めて登場したのは
2015年であり、今年で11年目となる。
なお、この商品は3月4日にも発売を予定している。本格的な花見シーズンに向けての投入ということになるが、
その前にこうして冬に先行販売することで、消費者への意識付けを促すという巧みな戦略に見える。
なかなかしたたかである。
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ビール
CODE:45693DAKO#08 |
2025年2月6日[1]
No.11077: −196 春の白桃チューハイ <期間限定> / サントリー
いちきゅうろく はるのはくとうちゅーはい <きかんげんてい> / さんとりー
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サントリー -196シリーズの春限定2種が出た。発売日は、2月4日。
2種のうち、昨日既に 春のいちごチューハイ を掲載済。今日はもう一つの「春の白桃チューハイ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、薄く白濁。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、甘く力強い白桃香。いかにも人工的な香りである。
味も香りの印象通り、しっかり甘味が強い。酸は穏やか。単調な味わい。アルコール感も強くない。
飲み込んだ後には、軽い苦味と甘味が残る。
アルコール分5%。もも浸漬酒使用。原材料名:もも、スピリッツ(国内製造)、もも浸漬酒、糖類
/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
心はずむ春の気分にぴったりの華やかな香りと心地よい余韻
昨年も出ていたものであるが、原材料を比べると、昨年使われていたブランデーがなくなった。
逆に、昨年はなかった甘味料が今年は使われている。単純にコストカットと思ってしまうが、
味わいにそんなに変化はなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45694DAEE#02 |
2025年2月6日[2]
No.11078: サッポロクラシック 2023 富良野VINTAGE / サッポロ
さっぽろくらしっく 2023 ふらのう゛ぃんてーじ / さっぽろ
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サッポロクラシック の限定派生商品「富良野VINTAGE」。
思わず目を疑ってしまうかもしれないが、2023年発売品である。
昨年(2024年)中に、当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されていたものだが、
飲むのが極めて遅くなってしまった。賞味期限も、2024年10月に切れている。
缶チューハイならともかく、ビールの場合は劣化が進みやすいため、こんなに時間が経ってから飲むべきものではないが、
当サイトの記録の一つとして、飲んでおきたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りを嗅ぐと、少し粉っぽい匂いがまずあり、明らかに劣化している。ただ、若そうなホップ香も確かにあり、
顕著に変質はしていない。
味は苦味が強く、香りに感じた粉っぽさがある。コクはあまりない。爽やかさももちろんない。
だが、キレは良く、ほんのりホップの香味が苦味とともに残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
富良野の摘みたて生ホップをそのまま使用することで芳醇な香りと爽快な後味を両立した特別なクラシックです。
普通に飲めたことがむしろ不思議なくらいだが、ふんだんに使われたホップが急速な劣化を抑制しているのかもしれない。
賞味期限を4か月も超過しているとは思えない状態だった。
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ビール
CODE:45694PRST#UK |
2025年2月7日[1]
No.11079: ゼロサワー ホワイトサワー <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー ほわいとさわー <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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コンビニ LAWSONの限定商品 サンガリア ゼロサワー「ホワイトサワー」。
発売日はおそらく1月28日ではなかったかと思われる。
グラスに注いだ液色は、薄い白色。カルピスウォーターに似ている。
香りも、甘い乳酸飲料。アルコール臭がほのかに。
味は香りの印象どおり軽快で甘酸っぱいが、甘ったるいほどではなく、抑制的。
カルピスなどよりはかなり大人しい味わい。アルコール感は適度。
甘味料特有の薄ら甘さが若干引っかかる感じもある。
アルコール分4%。糖類0。プリン体0。
原材料名:ウォッカ(国内製造)/香料、炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
昨年の製品と比べて、少しすっきりしたような感じもしたが、
おそらく気のせいであろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45695LSEK#UK |
2025年2月7日[2]
No.11080: サクラビール <限定醸造> / サッポロ
さくらびーる <げんていじょうぞう> / さっぽろ
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1月28日に発売されたサッポロ「サクラビール」。
昨年もこの時期に出ていたものである。
グラスに注いだ液色は、深い黄金色で、オレンジ色に近い。
泡はほぼ白色であるものの軽いベージュ色に近く、概ねきめ細かい。泡持ちはほどほど。
香りは、やや粉っぽい印象があって重たい。華やかさはなく、落ち着いており、しっかりモルトの力強さを感じる。
味は香りの印象通り、苦味がビシッと強く、引き締まっている。そこにやや軽い酸味が乗る。
甘味はないが、じんわりモルトの旨みを感じる。飲み込んだ後には、強い苦味と、渋味、若干の甘い余韻が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米。
大正2年より九州初のビール工場※ で製造されていた「サクラビール」を現代風にアレンジしたビールです。
※1913年(大正2年)、現在の北九州門司地区に竣工。その後サッポロビール(株)が継承し、
2000年まで九州工場としてビールの製造を続けました。現在は"門司赤煉瓦プレイス"として、ビール文化や歴史を発信し続けています。
中身はもちろん、昨年から変わっていない。
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ビール
CODE:45695DAEE#10 |