2025年6月25日[1]
No.11301: エチゴビール シトラストラタハラタウトラディション / エチゴビール
えちごびーる しとらすとらたはらたうとらでぃしょん / えちごびーる
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エチゴビール30周年記念商品第2弾「シトラストラタハラタウトラディション」。
発売は4月18日だったようで、もう2か月以上が経っている。
ちなみに第1弾は、2月に発売された オールニッポンこしひかりエール である。
グラスに注いだ液色は、やや濁りの見られる濃いめの黄金色。
泡はほぼ白色で概ねきめ細かく、当初は盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、甘くフルーティで、ハーブのニュアンスも混じるホップ香が鮮烈に立つ。
味はその爽やかな香味とともに柔らかな苦味とジューシー感がある。苦味は抑制的で、軽快な飲み心地。
飲み進めると、ジューシーな甘さが一層感じられ、穏やかな苦味が余韻として残る。
アルコール分5%。原材料名:大麦麦芽(イギリス製造、ドイツ製造、フランス製造)、ホップ。
製造者:新潟県新潟市西蒲区松山2 エチゴビール株式会社。
ビアスタイルは、缶に Dry Hopped Session IPA と書かれている。
ドライホッピングされた、度数やや低めのIPA(インディア・ペールエール)である。
用いられているホップは、シトラ(citra)、ストラタ(strata)、ハラタウトラディション(hallertau tradition)の3種で、
そのまま商品名になっている。すべてのホップ名に「トラ」が入っているため、
缶には虎のイラストが描かれている。
セッションIPAは、香り高いのに軽快な飲み口で、夏にふさわしい。
相変わらずの独創性と高品質は、さすがエチゴビールさんだと唸らされる。
昼間から炎天下で飲んだら気持ちいいだろうなと思うビールだ。
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ビール
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2025年6月25日[2]
No.11302: TOPVALU BESTPRICE レモンサワー / イオントップバリュ(製造:合同酒精)
とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす れもんさわー / いおんとっぷばりゅ
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イオングループのP.B.である TOPVALU BESTPRICE(トップバリュ・ベストプライス)の「レモンサワー」が新しくなっていたので、
購入した。発売日は不明。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が、グラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、ジューシーで少し甘いレモンキャンディのよう。そこにアルコール臭が乗る。
味はキリッと酸味が極めて強い。甘味は抑制的だが、ジューシー感もある。アルコール感はしっかり。
飲み込んだ後にも、強い酸が口に残る。
アルコール分7%。レモン果汁2%。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、スピリッツ、レモン果汁。添加物:酸味料、炭酸ガス、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。
製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
前回取り上げた時の製品から、中身は変わっていないようだ。
安売りP.B.として優秀であることは間違いなく、諸物価高騰の時代にありがたい庶民の味方である。
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チューハイ・カクテル等
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2025年6月26日[1]
No.11303: お酒になった!懐かしのチェリオグレープ / チェリオ
おさけになった!なつかしのちぇりおぐれーぷ / ちぇりお
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びん入りチェリオが全面的にフィーチャーされた「お酒になった懐かしのチェリオグレープ」。
セブンイレブンでたまたまみつけたものだが、調べてみても、商品情報は出てこない。
チェリオ社のサイトにも載っていない。謎に包まれた商品である。
グラスに注いだ液色は、透過性のある赤紫色。注いでいる時は炭酸が踊っているが、すぐに静まる。
香りは、これぞチェリオといえるチープなグレープ香。ころっと甘いが、ナチュラル感はなく、どこまでも人工的。
味は非常に甘味が強い。チェリオ特有の駄菓子感というか、無駄に甘い感じがいかにもである。
ただ、くどいほどの甘さではない点、調整が上手だと感じる。
アルコール感は弱く、飲み込んだ後にも人工的なグレープソーダ風味が残る。
アルコール分3%。無果汁。原材料名:果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、ウォッカ/炭酸、酸味料、香料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、
着色料(赤2,黄4、青1)。
販売者:株式会社チェリオジャパン 東京都千代田区丸の内2-4-1。
製造所:株式会社チェリオ中部 愛知県小牧市大字河内屋新田字下岩蔵杁510-1。
懐かしの・・と言われても、今の若い人たちには馴染みがないだろう。缶に SINCE 1965 とあるように、
私のようなオジサン世代には非常に懐かしく感じる。中高生が部活帰りに買って飲むジュースといったら、
独特の形状のびんに入ったチェリオだったからだ。
そういった、今や中高年層となった人たちをターゲットとした商品であろう。
今回みつけたのはグレープだが、もしオレンジも売っていたら、ぜひ飲んでみたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45834PRST#UK |
2025年6月26日[2]
No.11304: 爽果搾り ストロンググレープフルーツ / アシードブリュー
そうかしぼり すとろんぐぐれーぷふるーつ / あしーどぶりゅー
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スーパートライアルで扱われている アシードブリュー「爽果搾り」シリーズ。
当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたものである。
今日は「ストロング グレープフルーツ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が、少量グラスの中を立ち上っている。
香りは、アルコール臭が非常に強い。そこに柑橘香が少し加わる感じ。
甘味はあまり強そうな印象を受けない。
口に含んだ瞬間、ヒリヒリとした酸を感じるのだが、すぐ後に甘味料特有のだらっとした甘味が感じられる。
アルコール感は強烈で、柑橘のジューシー感より、酒臭い風味が勝る。
飲み進めると、甘味とアルコール感がどんどん強くなる感じがする。
アルコール分9%。果汁1%。原材料名:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール(国内製造)/炭酸、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、
香料。製造者:アシードブリュー株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
昔ながらのストロングなグレフルチューハイだが、甘味は強いものの、昔みたいなまとわりつくような甘味ではない。
かなり意図的に甘味は抑えられているが、高アルコールゆえのこってり感が強い。
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チューハイ・カクテル等
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2025年6月27日[1]
No.11305: 金麦 ビー玉色の青い空 <限定醸造> / サントリー
きんむぎ びーだまいろのあおいそら <げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー金麦の限定派生商品「ビー玉色の青い空」。発売日は、6月24日。
缶に「夏香る爽やかエールタイプ」とある。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、当初よく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、軽快で爽やかなホップ香が立つが、甘い香りも混じる。エールタイプと書かれていることから、
醸造方法によるものか、新ジャンル特有の混ぜ物の甘さなのか、この時点で判断できない。
口当たりは非常に優しい。苦味が極めて抑制的であり、ふわっと甘い香味が広がる。
やはりエールタイプというだけあって、優しい飲み心地。但し、コクがないのは新ジャンルの限界で、致し方ない。
ある程度キレが良く、飲み込んだ後にはふんわりした甘さと穏やかな苦味が残る。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、コーン、糖類)、スピリッツ(小麦)。
青い空なのに、そこに「ビー玉色」とつけるだけで、なぜか夏を連想させる。
もちろん、夏の抜けるような青空を表現したものだが、夏休みに子供たちがビー玉で遊んでいる姿や、
ラムネ瓶に入っていたビー玉を暗示しているようにも思える。いずれにしても、遠い昔の情景のようで、
金麦が主ターゲットとしているオジサマ世代にジャストミートであろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45835DAKO#03 |
2025年6月27日[2]
No.11306: サッポロクラシック 春の薫り <数量限定> / サッポロ
さっぽろくらしっく はるのかおり <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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4月8日に北海道エリア限定で発売されたサッポロクラシック「春の薫り」。
入手はあきらめていたのだが、以前から当サイトをご贔屓にしてくださっているご協力者の一人 Tさんから寄贈され、
今回飲むに至ったもの。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、よく盛り上がって泡持ちも悪くない。
香りは、爽やかで少し甘いホップ香と、その奥に穀物っぽい香りがある。
この華やかすぎないバランスの取り方が、サッポロビールらしい。
味は香りの印象ほど甘くなく、適度に引き締まっている。
フレッシュな苦味を、フレッシュな甘味が優しく包み込んでいる感じ。
最後までジューシーさが続き、少し甘酸っぱい感じの余韻が残る。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
道産ホップを使用した、春限定のクラシック。
北海道産ホップ「フラノマジカル」と熟成道産ホップを使用。北海道の春のような爽やかな香りをお楽しみください。
まさに「春の薫り」という名にふさわしい仕上がり。味わいの軽さは、ウキウキ感に繋がる。
6月下旬の梅雨時期になってしまった今、これを飲むのもオツなものである。
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ビール
CODE:45835PRST#115 |
2025年6月28日[1]
No.11307: トリスハイボール 新橋トリスバー監修パイナップル <限定> / サントリー
とりすはいぼーる しんばしとりすばーかんしゅうぱいなっぷる <げんてい> / さんとりー
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トリスハイボール缶の限定「新橋トリスバー監修 パイナップル」。発売日は、6月24日。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色で、かすかに濁りがあるように見える。
細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、パインらしくジューシーで甘酸っぱい香りが強い。ウイスキーの香りはあまりしない。
味もパインの甘酸っぱさが強調されている。但し、ベースにはウイスキーの味わいをちゃんと感じる。
アルコール感はしっかりめだが、強烈な感じはない。ジューシーな味わいが続き、適度なキレ。
飲み込んだ後には、パインの甘酸っぱさが残る。
アルコール分6%。パイナップル果汁1%。
原材料名:ウイスキー(国内製造)、パイナップル、糖類/炭酸、酸味料、香料。
昨年の製品 からの違いを感じなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45836DAKO#04/TD>
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2025年6月28日[2]
No.11308: サッポロクラシック 夏の爽快 <数量限定> / サッポロ
さっぽろくらしっく なつのそうかい <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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6月3日に北海道エリア限定で発売されたサッポロクラシック「夏の爽快」。
入手はあきらめていたのだが、以前から当サイトをご贔屓にしてくださっているご協力者の一人 Tさんから寄贈され、
今回飲むに至ったもの。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、よく盛り上がって泡持ちも悪くない。
香りは、爽やかで軽快。少し乳酸っぽい甘酸っぱさがある。
味は香りの印象通り少し甘酸っぱさがあり、夏の爽快という名前にふさわしい。
しかし、苦味もしっかりある。ボリューム感はないので、その意味では軽やかだが、
モルトの力強さは感じる。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
北海道産大麦麦芽を使用した、夏限定のクラシック。
北海道産ホップ「リトルスター」と北海道産大麦麦芽「きたのほし」を使用。晴れやかな夏を想わせる爽快な飲みごこちをお楽しみください。
昨日飲んだ 春向け商品 の発売からおよそ2か月にして、もう 夏向け商品の投入である。
北海道の春や夏が短いから急がなきゃいけないのか。
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ビール
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2025年6月29日
No.11309: 【特別編】 ほんのり小麦香る軽やかヴァイツェンスタイル / アサヒ SMILE ALE
ほんのりこむぎかおるかろやかう゛ぁいつぇんすたいる / あさひ・すまいるえーる
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昨日6月28日に、現在開催中の大阪・関西万博を訪れ、「大阪ヘルスケアパビリオン」前のキッチンカー「アサヒ SMILE ALE」にて提供されている
ビールを購入してみたので、そのレポートを掲載する。
商品ラインナップは、通期販売品として、原料にパンを用いた「ほんのり小麦香る軽やかヴァイツェンスタイル」のほか、
期間限定品もあるが、私が訪れた時には、既に限定品は売り切れ。ヴァイツェンスタイルのみの販売であった。
このプロジェクトについては、
アサヒグループジャパンの特集ページに、
「地元大阪のブルワリーと連携し、使い切れない食材や大阪産農産物規格外品を美味しくアップサイクル」との説明があり、
当万博の重要なテーマの一つであるサステナビリティ(sustainability/持続可能性)の理念に即し、
食材を無駄にせず美味しく頂くための商品展開がされている。
今回私が飲んだ「ほんのり小麦香る軽やかヴァイツェンスタイル」は、
大阪の製パンメーカーの出荷できなかったコッペパンを原料に使用したとのこと。
パンもビールも酵母で発酵させてつくる食品ゆえ、非常に親和性が高いのではないかと推測できる。
以下、商品レビュー。大屋根リングの下で飲んだ。
紙コップでの提供のため、液色をしっかり確認することは出来ず。ただ、泡が消えた後に上から見ると、ヴァイツェンらしく非常に淡い色。
泡は非常にきめ細かいが、気温の高い中、持ち運ぶうちに、早くに減衰。
香りは乳酸的な甘酸っぱさが強く、フルーティーで軽やか。「小麦香る」という名前だが、小麦かどうかはよくわからない。
ただ、粉っぽい感じはあるかな?とは思った。無理矢理の後付けではあるが。
もちろん、小麦使用ビール特有の軽快なフルーティさは十全に感じられた。
味は香りの印象通り甘酸っぱく、非常に軽快。ヴァイツェンにしてはコクが足りない気もするが、記録的に早い梅雨明け後の炎天下では、
爽やかに飲めてむしろ良い。苦味は極めて弱いが、飲み込んだ後には軽やかな苦味とキュートな甘酸っぱさが残る。
うっかり、お店の写真を撮るのを忘れてしまったが、お客さんもたくさん並んでいたため、写真掲載するならぼかし加工等が必要になることもあり、
現地写真がないことはご容赦頂きたい
(販売の様子は、
アサヒ社サイトの該当ページ を参照)。
販売価格は1杯税込1,200円。万博価格なので、躊躇なく購入したが、もし一般的なイベントで提供するなら800円くらいが適当ではないかと思った。
何より、今ここでしか飲めないというレアな体験に対しての支払いだと考えれば、納得もいく。
大阪ヘルスケアパビリオンは、目玉である「未来人間洗濯機」がニュースとして取り沙汰されることが多いのだが、
大阪府、大阪市が旗振り役となり、健康に関連する企業が共同で出展するパビリオン。パビリオン内部に私が入館したのは少し前の5月のことで、
昨日はただこのビールを買うためだけに立ち寄ったのだが、相変わらず大勢の人が入館待ちをしている人気のパビリオンである。
ちなみに私の万博への訪問は、これが11回目。
昨日6月28日は JAPAN FIREWORKS EXPO プロジェクトとして、
会場内で花火ショーが行われる日(全8回)のうちの1日。
有名な秋田県・大曲の花火 が打ち上げられる日であったため、
来場者は最多記録を更新する* 約17万7千人。
最後まで会場にいた私は、辛うじて最終電車で帰路についた。
*:翌日の正式発表によると、一般来場者数は過去最高の184,990人であったとのこと
実は会場内で他のビールも飲んだりしているが、一般的に売られているものについては、レビューは必要ないと思い、割愛。
今後また、面白いものが飲めたりした場合には、報告するかもしれない。
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ビール
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2025年6月30日
No.11310: ニッポンのシン・レモンサワー 爽やか香るレモン <限定> / サッポロ
にっぽんのしん・れもんさわー さわやかかおるれもん <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ ニッポンのシン・レモンサワー の限定「爽やか香るレモン」。発売日は、6月24日。
グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。この濁りゆえ、気泡はあまり見えない。
香りは、若干の青臭さと、乳酸っぽい丸みのある酸っぱさを彷彿とさせるレモン香。
青臭さはレモンリーフエキスが使われているゆえであり、コク深い香りはシリーズ共通といえる。
味は苦味が主体で酸味にあまり尖りはない。香りの印象通り、乳酸っぽい少し丸みのある分厚い味わい。
アルコール感は弱くはないものの、強烈でもない。
飲み進めると、当初柔らかと感じた酸の鋭さが実感され、少しヒリヒリとした酸味が舌に残る。
果汁6%。アルコール分5%。
原材料名:レモン果汁、リーフエキス、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
暑い季節にぴったりのレモンのリーフエキス使用 爽やかな味わい
当ブランドに限らず、サッポロさんのレモンサワーはどれも濃いので、個人的にはあまり好みではないが、
戦略的には大正解である。ポッカレモンを前面に出し、レモンを主役にすることにより、差別化に成功している。
サッポロさんが相対的に弱いR.T.D.の分野で生き残ってゆくためには、この路線を信じて続けることが大事である。
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チューハイ・カクテル等
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2025年7月1日[1]
No.11311: ゼロサワー コーラサワー STRONG <数量限定> / サンガリア
ぜろさわー こーらさわー すとろんぐ <すうりょうげんてい> / さんがりあ
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LAWSON限定サンガリア ゼロサワーシリーズ の「コーラサワー ストロング」。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黒色。まさにコーラ。
注いでいる時、炭酸が勢いよく踊っているが、程なくして静まる。
香りは、非常に甘味が強そうで、しっかりコクのありそうなコーラ香。
味も香りの印象通り、甘く濃い。コーラを飲んでいるそのままの味のようだが、アルコール感は強い。
飲み込んだ後にも、しっかり甘味とアルコール臭が残る。
アルコール分9%。糖類0。プリン体0。
原材料名:ウォッカ(国内製造)、エリスリトール/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
製造者:株式会社 日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。
製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
昨年まで、普通のコーラサワーだったが、今年は知らぬ間に STRONG になっていた。
パッケージがほぼ同じなので、買って帰って、飲み始めるまで気づかなかった。
アルコール9% のストロングは、健康被害を誘発するということで、一時期批判の的となり、
大手各社は相次いで製造販売の中止を打ち出すなど、対応に追われていた。
しかし、大手商品でもサントリーストロングゼロシリーズなど、ひっそり販売継続しているものもある。
ここにきて、あえて新たに9%製品を出すとは、たとえコンビニの留め型商品といえども、
サンガリアさんのこの攻めの姿勢はすごい。ストロングチューハイ狩りの理不尽さに、一石を投ずる快挙と言いたい。
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チューハイ・カクテル等
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2025年7月1日[2]
No.11312: 十勝ワイン「山幸」のワインサワー / セコマ
とかちわいん「やまさち」のわいんさわー / せこま
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北海道を中心に展開するコンビニ セイコーマート オリジナル商品「十勝ワイン「山幸」のワインサワー」。
本州在住の私は当然ながら発売を知らなかったのだが、今回、
当サイトのご協力者 T氏 からご提供を受け、飲むに至ったもの。
調べてみると、今年4月14日の発売だったよう。
グラスに注いだ液色は、透過性のあるごく淡い朱色。濃いピンクとも言えるくらい。
非常に細かな気泡が多量勢いよく立ち上っており、意外にガス圧が強いことがわかる。
香りは、甘酸っぱさの強いベリー香で、ロゼっぽい雰囲気。
味は香りの印象とはやや異なり、甘さはなく、シャープな酸が際立っている。
山葡萄のワイルドな風味が少し洗練され、非常にきれいな後味。タンニン分はあまり強く感じないが、
引き締まった酸味の後をさらに締める軽い渋味がある。
アルコール分6%。
原材料名:ワイン、スピリッツ(国内製造)、ブドウ果汁/炭酸、酸味料、香料。
原料のワインは、北海道池田町にある「十勝ワイン」で作られた山幸のワインです。
本製品のアルコール分のうち13.5%が山幸のワインです。
販売者:株式会社セコマ 札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル。
製造場:日本アスパラガス株式会社 北海道千歳市北信濃864番地6。
世にある多くのワインベースR.T.D.は、べたっと甘いものが圧倒的に多く、飲み飽きてしまうこともしばしばだが、
この製品は甘味がなく、非常にシャープなため、和洋中どんな食事にも合いそう。
私がこれまで飲んだワインサワーの中では、ダントツのクオリティだと感じる。いたずらに濃くしていないのも好印象。
セコマオリジナル商品は、高品質のものが多く、本州の人間からすると非常にうらやましい。
これがもし大手メーカーから出されたら、かなり売り上げるのではないかと思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45839PRST#78 |
2025年7月2日[1]
No.11313: セブンプレミアム ソルティパインサワー <数量限定> / アサヒ
せぶんぷれみあむ そるてぃぱいんさわー <すうりょうげんてい> / あさひ
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セブン&アイP.B.である セブンプレミアムの期間限定「ソルティパインサワー」。
発売を知らず店頭で遭遇して購入したもので、発売日はわからない。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに色づいているようにも見える。
細かな気泡が立ち上るのが見える。
香りは、甘酸っぱいパイン。シンプルで、少し苦そう。
味も香りの印象通り、パインの甘酸っぱさ満載。ソルティと言われるから、少し塩っぽい感じもするが、
言われなければ、すぐに塩とは判別できない。パインのジューシー感が弱くてコクがなく、
その代わりに旨味のようなものがあり、これが塩かと実感。一度わかると、もうしょっぱいとしか感じない。
飲み込んだ後には、少しヒリヒリ感が残る。
果汁1%。アルコール分5%。氷点凍結仕込み。
原材料名:ウォッカ、シークヮーサースピリッツ、パイナップル果汁、食塩、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
夏向きの商品と思われるが、クリアクーラーシリーズらしく、すっきりとしながらもジューシー感のある仕上がり。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45840SEST#UK |
2025年7月2日[2]
No.11314: 十勝ブランデーハイボール / セコマ
とかちぶらんでーはいぼーる / せこま
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北海道を中心に展開するコンビニ セイコーマート オリジナル商品「十勝ブランデーハイボール」。
当サイトで6年ほど前に一度取り上げているが、今回、最新の商品を当サイトのご協力者 T氏 から寄贈されたため、
改めて飲むに至ったもの。十勝ワインから造られた「十勝ブランデー」のソーダ割り商品である。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。非常に細かな気泡が少量グラスの中を立ち上るのが見える
香りは、柔らかくブランデーが香る。ウイスキーのハイボールとは趣が異なり、非常に上品。
味は非常に控えめで穏やかな甘さと、しっかりめのアルコール感が共存。
干しぶどうのような香味がほのかにあり、確かにブランデーを実感。
飲み込んだ後にも、ブランデーらしい気品ある味わいの余韻が残る。
アルコール分7%。
原材料名:ブランデー(国内製造)、食物繊維、レモン果汁/酸味料。
販売者:株式会社セコマ、札幌市中央区南9条西5丁目パーク9・5ビル。
製造場:日本アスパラガス株式会社 北海道千歳市北信濃864番地6。
十勝ワインで知られる北海道池田町では、1964年からブランデーの製造を開始。
北海道産のぶどうから作られた、長期熟成の十勝ブランデーを15%使用したハイボールです。
以前飲んだものから中身は変わっていないようであったが、
今回の缶には「池田ワイン城50周年記念」の表記がある。
数多ある国産R.T.D.の中でも、ブランデーハイボールというのは他で見たことがなく、
おそらく原価率の面で厳しいのではと推測されるが、この製品はロングセラーとなっており、
今後もぜひ頑張って続けて頂きたいものである。
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チューハイ・カクテル等
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2025年7月3日[1]
No.11315: −196 無糖 ダブルパイナップル <限定> / サントリー
いちきゅーろく むとう だぶるぱいなっぷる <げんてい> / さんとりー
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サントリー −196(イチキューロク)無糖シリーズの限定「ダブルパイナップル」。
発売日は、7月1日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無力透明。かすかに濁りがあるかな?という程度。
多量の細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
香りは、ツンと甘酸っぱいパイン香が立つ。かなり酸っぱそうである。
味は香りの印象とは大きく異なり、口に入れた瞬間、ほぼ甘味を感じない。
味がないと言ってもいいくらいに素っ気ない。一方、舌先に酸の刺すような刺激を感じる。
アルコール感はしっかり。飲み進めると、酸味の鋭さがどんどん実感される。
飲み込んだ後にも、その酸っぱさ、軽い苦味とともに、パインらしい甘い香りが残る。
アルコール分7%。原材料名:パイナップル、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
パインチューハイということで、トロピカルで甘いものを想像すると、見事に裏切られる。
最近のトレンドを反映し、すっきりキレのある味わいが、この無糖シリーズのキャラクターである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45841DAEE#02 |
2025年7月3日[2]
No.11316: サッポロ黒ラベル 「丸くなるな、星になれ。」デザイン缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる 「まるくなるな、ほしになれ。」でざいんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベル「丸くなるな、星になれ。」デザイン缶。
これまで何度か発売されており、当サイトで取り上げたのは、
2023年3月、2023年10月、
2024年6月 の3度。
もしかすると他にもあったかもしれないが、当サイトではこれが4度目の掲載ということになる。
なお、今回の発売は6月17日であった。
中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
元々黒ラベルはオジさんのビールというイメージが強く(サッポロ社自身が昔はそういう戦略をとっていた)、
お世辞にもお洒落とは言い難いブランドだったが、今はカッコいい大人が飲むビールというふうに、若者たちに受け入れられているようだ。
「丸くなるな、星になれ。」のキャッチフレーズと、一連の広告は、そんな黒ラベルの現在のブランドイメージを象徴している。
社会で丸く無難に収まるのではなく、どこか尖っていて、キラッと光るものを持った大人。
私自身もそんな人でありたいと思ってはきたが・・・。
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ビール
CODE:45841DAKO#16 |
2025年7月4日[1]
No.11317: ほろよい ひんやり梨 <限定> / サントリー
ほろよい ひんやりなし <げんてい> / さんとりー
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サントリーほろよいの限定「ひんやり梨」。発売日は、6月24日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色に近いが、かすかに白濁。
細かな気泡が少量、グラスの中を立ち昇っている。
香りは、大人しいが甘みがしっかりとありそうな和梨。
味は香りの印象通り甘味が強いものの、あまりこってり感はなく上品。
押しが弱く繊細な和梨らしさがよく表現されている。
飲み込んだ後には、穏やかな甘味と微かに苦味が残る。
果汁1%。アルコール分3%。
原材料名:梨、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
当サイトで把握している限り、前回発売は 一昨年(2023年)7月。2年開いたことになるが、理由はわからない。
中身は変わっていないようであったが。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45842DAKO#10 |
2025年7月4日[2]
No.11318: ザ・プレミアム・モルツ GRAY 30周年記念 オリジナルデザイン缶 / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ ぐれい30しゅうねんきねん おりじなるでざいんかん / さんとりー
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GRAY 30周年を記念して発売された サントリー ザ・プレミアム・モルツ「GRAY 30周年記念 オリジナルデザイン缶」。
発売日は、5月27日。
ファンの多いバンドとのコラボ企画であり、このような商品を手に入れることは簡単ではないため、
まさか入手できるとは思っていなかったが、先日、ドン.キホーテ に立ち寄った際に、バラ売りされているのに遭遇した。
中身は通常のプレモルなので、味のレビューは割愛。
アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
缶は、表も裏も同じデザインである。
普通、この手のデザイン缶は、片面にのみ特別なデザインが施され、もう一面は通常デザインであることが多いのだが、
この缶はどちら側から見ても GRAY メンバーの写真がある特別デザインとなっている。
両面に写真を載せるのだったら、どうせなら片面は4人集合、反対側は1人ずつを載せて4種作ればいいのに。
そうすれば4倍売れるんじゃないかと思う一方、購入者は各自の"推し"の缶しか買わない恐れもあり、
売れ行きに差がついたら色々問題(店頭で○○さんの缶だけ残ってる!)が生ずるのかな?とか、考えさせられる。
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ビール
CODE:45842DQES#38 |
2025年7月5日[1]
No.11319: PREMIUM ジンモヒート 杜の香 <期間限定> / キリン
ぷれみあむ じんもひーと もりのか <きかんげんてい> / きりん
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キリン 杜の香 ブランドの期間限定「ジンモヒート」。発売日は、7月1日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
香りは、ジン特有のジュニパーベリーの香りに、ライムと思われる爽やかな柑橘香が混じる。
少し土臭い印象もある。
味は甘さが弱く、ピリッとシャープ。ミントのグリーンな香味が広がる。
アルコール感は豊か。
飲み進めると、どんどん葉っぱっぽい青臭さが強くなる。
キレが良く、飲み込んだ後にも甘さは残らず、軽い酸味とグリーンな余韻が残る。
アルコール分7%。無果汁。
原材料名:ジン(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
ジュニパージンの爽やかな清涼感に、ミントとライム香る甘さひかえめな味わい。
ジンベースのモヒートスタイルで、食事にも合うプレミアムジンモヒートです。
モヒートというのは通常ラムベースだが、それをジンベースでつくったもの。
ミントの風味にライムのシャープさが加わり、ジンの持ち味を活かしている。
むしろラムベースよりもこっちのほうが良いのではないか?とすら思わせてくれる絶妙な仕上がり。
ミントもライムも本物を使わず、すべて人工的に作り上げた風味なのに、まったく違和感がない。
こんなに完成度が高いとは思わなかった。
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チューハイ・カクテル等
CODE:45843DAEE#04 |
2025年7月5日[2]
No.11320: ウィズビア ホワイトエール <限定> / サッポロ
うぃずびあ ほわいとえーる <げんてい> / さっぽろ
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6月24日にサッポロから発売された限定ビール「ウィズビア ホワイトエール」(WITH BEER WHITE ALE)。
昨年もちょうどこの時季に出ていたものであり、1年ぶりの登場である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。
泡は純白できめ細かく、柔らかく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
香りは、少し粉っぽさを伴う甘酸っぱい香り。フルーティで柔らかく、コリアンダーの香りもしっかり感じられる。
味は香りの印象通り、軽快で甘酸っぱく、苦味は非常にマイルド。
適度にキレがあり、飲み込んだ後には柔らかい苦味とフルーティさが残る。
アルコール分4.5%。
原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ、コリアンダーシード、
オレンジピール。
この重たくない味わいは、これからの暑い季節にぴったり。ホワイトエールを飲み慣れない人にも、
親しみやすいのではないかと思う。
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ビール
CODE:45843DAEE#11 |