ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.11441−11460


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2025年9月28日[1]
No.11441: 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる きょうれつりんごさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り タカラ 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り review
 タカラ焼酎ハイボールの限定「強烈りんごサイダー割り」。発売日は、9月22日。 前回発売が昨年(2024年)10月22日だったので、11か月ぶりの登場ということになる。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、このシリーズらしく炭酸が大きな音を立てて踊り、 その後も大粒の気泡が多量立ち上っている。
 香りは、なぜか少しジンジャーっぽいピリッとした感じもあるシャープなサイダー香。 りんご香は、ほのかに感じられる程度であり、ほぼわからない。甘いニュアンスも少しあるので、 焼酎のアルコール臭は控えめに感じる。
 味はまったく甘くない。息を止めて飲むと、ほぼ味がしない感じ。鼻から息を抜くと、ほんのり甘さを感じる。 りんご味は、やはりほとんどしない。ゆえに、ジューシー感はない。 アルコール感はもちろん強い。
 アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。 原材料名:焼酎(国内製造)、りんごエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
 東京下町の大衆酒場で生まれたといわれている"焼酎ハイボール(酎ハイ)"。その元祖チューハイの味わいを追求したキレ味爽快な辛口チューハイです。 タカラ「焼酎ハイボール」史上最強の炭酸と甘くない爽やかなりんごサイダーの味わいをお楽しみください。
 昨年の製品 と比べ、中身は変わっていないし、パッケージも変わっていない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45928DAKO#06
2025年9月28日[2]
No.11442: ヱビスビール 荒木飛呂彦描き下ろしデザイン缶 第2弾 / サッポロ
 ゑびすびーる あらきひろひこかきおろしでざいんかん だい2だん / さっぽろ
サッポロ ヱビス 荒木飛呂彦描き下ろしデザイン缶 第2弾 サッポロ ヱビス 荒木飛呂彦描き下ろしデザイン缶 第2弾 review
サッポロ ヱビス 荒木飛呂彦描き下ろしデザイン缶 第2弾
 今年2月に、ヱビスビール「荒木飛呂彦描き下ろしデザイン缶」の第1弾が発売されてから約7か月。 この度、その第2弾が登場した。発売日は、9月17日。
 この缶のデザインは、「ジョジョの奇妙な冒険」の作者である漫画家・荒木飛呂彦氏が新たに描き下ろした美人画で、 発売と同時に同氏描き下ろしデザイン原画複製デザイン缶(特別な印刷手法により原画の色彩を再現した缶)が当たるキャンペーンもスタートしている。 応募期間は12月31日まで。 詳しい応募条件は、特設サイト を確認頂きたい。

 なお、中身は通常のヱビスビールなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。麦芽100%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 明治時代より展開されていたヱビスビールのポスタースタイルを荒木飛呂彦が現代的にアップデート
 春の 第1弾とは描かれている絵がもちろん違うので、ファンならば全種揃えたいと思うだろう。しかし、どこの店にも売っているわけではないので、 探し歩く必要があるかもしれない。ちなみに私は今回近所のイオン系スーパーで発見した。
種別 ビール
CODE:45928DAEE#11
2025年9月29日[1]
No.11443: 寶 丸おろしスタンド ゆずサワー / 宝酒造
 たから まるおろしすたんど ゆずさわー / たからしゅぞう
寶 丸おろしスタンド ゆずサワー 寶 丸おろしスタンド ゆずサワー review
寶 丸おろしスタンド ゆずサワー
 寶 丸おろし シリーズが、この度「丸おろしスタンド」へとリブランド(re-brand)を行った。 明確な変更としては、アルコール度数がこれまでの7%から4%へと大幅に引き下げられたことである。発売日は、9月16日であった。
 通年4種あるうち、既に レモンサワーグレフルサワー を飲んでおり、今日は3種目として「ゆずサワー」を飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、深い濁りのある薄黄色で、やや緑っぽい。 この濁りゆえ、炭酸の気泡はあまり見えない。
 香りは、非常に奥深く青臭い柑橘香で、いかにも柚子。フレッシュ感があり、苦味が強そう。 アルコール臭はあまり感じない。
 味は甘味がまったくと言っていいほどなく、それゆえ、酸味が極めて鋭く感じられる。 香りに感じが苦味ももちろん強い。アルコール感は強くないが、味がドライなので、強いように錯覚する。 飲み込んだ後には、刺すような酸味と強めの苦味が口に残る。
 アルコール分4%。果汁2%。 原材料名:ゆず果汁、ゆずペースト、ゆずスピリッツ(国内製造)、焼酎、糖類 /酸味料、炭酸、香料。
 非常にストイックな味わいのゆずサワー。あえて甘くせず、柚子らしいシャープな酸味と苦味が堪能できる仕上がりとなっている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45929DAEE#13
2025年9月29日[2]
No.11444: サッポロ黒ラベル 大人つまみ CRAFT BOX キャンペーンデザイン缶 / サッポロ
 さっぽろくろらべる おとなつまみ くらふと・ぼっくす きゃんぺーんでざいんかん / さっぽろ
サッポロ黒ラベル 大人つまみ CRAFT BOX キャンペーンデザイン缶 サッポロ黒ラベル 大人つまみ CRAFT BOX キャンペーンデザイン缶 review
サッポロ黒ラベル 大人つまみ CRAFT BOX キャンペーンデザイン缶
 サッポロ黒ラベル「大人つまみ CRAFT BOX キャンペーン」デザイン缶。 発売日は、9月9日。

 中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 なお、当キャンペーンへの応募要領等については、特設サイト を参照頂きたい。
種別 ビール
CODE:45929LSEK#20
2025年9月30日[1]
No.11445: 寶 丸おろしスタンド ピーチサワー / 宝酒造
 たから まるおろしすたんど ぴーちさわー / たからしゅぞう
寶 丸おろしスタンド ピーチサワー 寶 丸おろしスタンド ピーチサワー review
寶 丸おろしスタンド ピーチサワー
 寶 丸おろし シリーズが、この度「丸おろしスタンド」へとリブランド(re-brand)を行った。 明確な変更としては、アルコール度数がこれまでの7%から4%へと大幅に引き下げられたことである。発売日は、9月16日であった。
 通年4種あるうち、既に レモンサワーグレフルサワーゆずサワー を飲んでおり、今日は最後に「ピーチサワー」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、深い濁りがあり、くすんだ感じの薄黄色。 この濁りゆえ、炭酸の気泡はあまり見えない。
 香りは、甘く優しい桃。きれいな香りに調整されており、生果汁の印象とは少し違う。 アルコール臭はあまり感じない。
 味は桃らしい甘味がある。タカラ社製品にしては珍しいと思う。やさしい甘さがアルコールと馴染んでいる。 酸味も効いているからくどさはない。飲み込んだ後にも、甘味と酸味のバランスの良い余韻が残る。
 アルコール分4%。果汁11%。 原材料名:桃果汁(国内製造、スペイン製造)、桃ペースト、桃シロップ、桃スピリッツ、焼酎、糖類 /炭酸、酸味料、香料、増粘剤(ペクチン)、酸化防止剤(ビタミンC)。
 丸おろしというネーミングが、4種の中でもっともしっくりきた。缶のイラストにあるように、 桃をミキサーに掛けてつくる様子が想像できる。果汁11%だから、それだけでフルーティ感を完全に出すのは不可能で、 それゆえ糖類、酸味料、香料などが不可欠なのだが、果汁以外に桃ペースト、桃シロップなども使用し、 全方位からフルーティに仕上げようという意図が理解できる。他の3種にも共通することではあるが。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45930DAEE#134
2025年9月30日[2]
No.11446: 軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール / ヤッホーブルーイング
 かるいざわびーる くらふとざうるす ぺーるえーる / やっほーぶるーいんぐ
軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール 軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール review
軽井沢ビール クラフトザウルス ペールエール
 ヤッホー・ブルーイングの クラフトザウルス「ペールエール」。
 以前から存在している商品ではあるが、このたび全国のセブンイレブンで9月17日に発売開始とのことで、全国で気軽に買えるようになった。
 当サイトでも既にレビュー済だが、改めて飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、柑橘と甘いトロピカルフルーツが入り交じったようなホップ香が強烈。濃い味わいが想像される。
 味も香りの印象通り、口に含んだ瞬間、深い甘味を伴う圧倒的なボリューム感に驚く。ジューシーであり、力強い。 苦味も非常に強い。 飲み込んだ後には、ジューシーな甘味、しっかり強い苦味が口に残る。ホップ香の余韻も長く続く。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))・ホップ。 製造者:株式会社ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。

 軽井沢から始まるビールの革命記。クラフトビールの異次元体験へ。
 グラスに注ぐとグレープフルーツのような、爽やかなホップの香りがパッと舞い上がる。 誰も知らなかった軽井沢の時間がはじまる。
 「クラフトザウルス・ペールエール」で天地を突き抜ける衝撃のホップ香を体験してください。
 ペールエールというビアスタイルは、今や国内でもメジャーであると言えるが、ここまでパワフルで、 鮮烈な香りと力強い苦味を持つものは稀少である。売り文句に偽りはない。
種別 ビール
CODE:45930SEST#13
2025年10月1日[1]
No.11447: ワイルドターキー バーボンハイボール / カンパリジャパン
 わいるどたーきー ばーぼんはいぼーる / かんぱりじゃぱん
ワイルドターキー バーボンハイボール ワイルドターキー バーボンハイボール review
 「ワイルドターキー バーボンハイボール缶」。 先日から、コンビニ店頭でよく見かけるものだが、発売日情報等は得られず。

 グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。細かな気泡が少量グラスの中を立ち昇っている。
 香りは非常に土臭く、まるでゴボウ。そこに、樽の甘いバニラ香が溶けている。
 味はまったく甘くない。口当たりはシャープでピリッとした導入部。そのあと、香りに感じた甘さが若干。 それ以上に強い土臭さ。軽い酸味。派手さはないが、しっかり主張する味わい。
 アルコール分8.5%。原材料名:ウイスキー(バーボン・アメリカ製造)/炭酸、酸味料。
 販売者:カンパリジャパン株式会社 東京都港区南青山1-1-1。 製造場:三幸食品工業株式会社K 広島県東広島市安芸津町三津4215番地3。
 以前に販売されていた商品と、中身は同じもののようであった。
 名前の通りまさにワイルドな風味。それでいて繊細さも持ち合わせているワイルドターキーの魅力を、 ストレートに表現している高品質なハイボール缶だと感じる。 但し、酸味料が使われていて純粋な炭酸割りではないのだが、そこは少し飲みやすく調整されている部分だと思う (レモンを搾ったような風味を意識しているのか)。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45931LSEK#UK
2025年10月1日[2]
No.11448: フォション 紅茶のお酒 ストレートティースパークリング / アサヒ
 ふぉしょん こうちゃのおさけ すとれーとてぃーすぱーくりんぐ / あさひ
アサヒ フォション ストレートティースパークリング アサヒ フォション ストレートティースパークリング review
 フランスのブランド FAUCHON(フォション)の紅茶を使った「FAUCHON 紅茶のお酒」は、 びん入りリキュール商品として、アサヒで以前から販売されているものであるが、 本品は、同リキュールを炭酸で割り、缶入りR.T.D.に仕立てたもので、 昨年(2024年)末頃から今年初めに掛けてオンライン販売されていたものである。
 入手するつもりはなかったのだが、当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈され、 飲む機会を得た。賞味期限が10月までなので、取り急ぎ飲んでみたい。
 2種あるうち、今日は「ストレートティースパークリング」を。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深いブラウン。紅茶としても、かなり濃いめに入れた感じの色である。 炭酸が弱いせいか、気泡はあまり見えない。
 香りは、しっかり深い紅茶。但し華やかさはなく、地味。アルコール臭も弱い。
 味は香りの印象から一変。ほのかな甘味と、それを凌駕する茶葉の存在感。見た目の通り、濃く入れた紅茶の味。 渋味も強い。飲み込んだ後にも、紅茶の華やかな風味が余韻として残る。
 アルコール分4%。原材料名:ウオッカ(国内製造)、紅茶エキス(紅茶、砂糖)、果糖ぶどう糖液糖/炭酸、香料、カラメル色素、酸味料。
 ここまでしっかり紅茶の味わいだとは、驚いた。紅茶風味のR.T.D.は他社からも出ているが、本格的な紅茶感がまるで違う。 さすが、FAUCHON の名を冠するだけのことはある。
 ただ、毎日飲みたいようなものではないし、強力なファンがつくとしても、かなり限定的かもしれない。 オンラインでの限定販売で様子を見るといったやり方は、正しかったと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45931PRST#UK
2025年10月2日[1]
No.11449: 華よい 爽やかライチスパークリング / キリン
 はなよい さわやからいちすぱーくりんぐ / きりん
キリン 華よい 爽やかライチスパークリング キリン 華よい 爽やかライチスパークリング review
 キリン 華よい の新ラインナップ「爽やかライチスパークリング」が登場。発売日は9月24日。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり白濁。やや黄色っぽいかな?という見た目。 細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、まさに正統派のライチ。オリエンタルで妖艶。甘味が強そう。
 味は香りの印象ほど甘味が強くなく、適度に抑制されている。軽い酸味も伴う。 さらっとした飲み口。もちろん、柑橘系などに比べれば十分甘いが、上品に仕上がっている。 飲み込んだ後にも、柔らかな甘味と軽い苦味が残る。
 アルコール分3%。果汁1.6%。原材料名:ライチ果汁、スピリッツ、ライチ浸漬酒、食塩、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、 香料、甘味料(スクラロース)。
 原材料の食塩が良い仕事をしているように感じる。甘さを引き締め、味わい深さを生んでいる。
 爽やかライチスパークリングというネーミングも良い。ライチと聞くと、甘そうな印象を抱くが、 頭に「爽やか」と付くことで、味わいがある程度想像できる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45932DAKO#08
2025年10月2日[2]
No.11450: フォション 紅茶のお酒 アップルティースパークリング / アサヒ
 ふぉしょん こうちゃのおさけ あっぷるてぃーすぱーくりんぐ / あさひ
アサヒ フォション アップルティースパークリング アサヒ フォション アップルティースパークリング review
 フランスのブランド FAUCHON(フォション)の紅茶を使った「FAUCHON 紅茶のお酒」は、 びん入りリキュール商品として、アサヒで以前から販売されているものであるが、 本品は、同リキュールを炭酸で割り、缶入りR.T.D.に仕立てたもので、 昨年(2024年)末頃から今年初めに掛けてオンライン販売されていたものである。
 入手するつもりはなかったのだが、当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈され、 飲む機会を得た。賞味期限が10月までなので、取り急ぎ飲んでみたい。
 2種あるうち、既に ストレートティースパークリング は掲載済。今日はもう一方の「アップルティースパークリング」を。

 グラスに注いだ液色は、透過性のある淡いブラウン。 炭酸が弱いせいか、気泡は見えにくいが、よく見ると非常に細かい気泡が多量グラスの中に見える。
 香りは、昨日飲んだストレートティースパークリングと同様、紅茶の香りが強いのだが、さらに柑橘のようなやや尖った香りが混じっている。 もちろん柑橘などではなく、アップルなのだが、甘味はそれほど強そうではない。アルコール臭も弱い。
 味は口に入れた瞬間、香りに感じたやや尖り気味の酸味が感じられるものの、すぐにそれを凌駕するしっかり深い紅茶の風味が広がる。 渋味もしっかり。飲み込んだ後にも、紅茶の豊かな味わいが強く残る。
 アルコール分4%。原材料名:ウオッカ、紅茶エキス(紅茶、砂糖)、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
 フォション・ティーといえば、ゴールドの缶が有名。そして、フォションといえば、アップルティーだ。 その代表商品をお酒にし、さらにR.T.D.に仕立てた本品は、手軽でありながら高級感が漂う。
 昨日のストレートティースパークリングのところでも書いたが、一部の熱烈なファンを生み出しそうな一方で、 あまり裾野の広い商品とも思えない。大手メーカーがたくさん作って儲けるのに適した商品とは言い難く、 その点において、サントリー ほろよい Liptonティーシリーズとは異なる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45932PRST#UK
2025年10月3日[1]
No.11451: −196 無糖 3種の果実ミックス <限定> / サントリー
 いちきゅうろく むとう 3しゅのかじつみっくす <げんてい> / さんとりー
サントリー 196℃ 無糖 3種の果実ミックス サントリー 196℃ 無糖 3種の果実ミックス review
サントリー 196℃ 無糖 3種の果実ミックス
 サントリー −196(イチキューロク)無糖シリーズの限定「3種の果実ミックス」。 発売日は、9月30日。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは、非常に甘い。まず目立つのがマンゴーで、言われて気づくのが少し尖りのあるりんご。言われても気づかないのがピーチ。 無糖だから実際には甘くないんだろうと想像できるが、だからこそこの甘い香りは不思議。
 実際、味はほぼ甘くない。甘い香りを嗅いだ後に飲むから、余計にそのギャップに驚く。 特にマンゴーなど、普通はこってりと甘いはずだが、その甘さ部分をスパッと切り取り、軽い酸味と苦味で仕上げている。 悪く言うならまったくコクがなく、味もないと感じる人が多いと思われるので、マズいという感想も出てくるのではないか。 そんなギャップが特徴。ただ、飲み込んだ後に、ふんわりと甘いマンゴーの香りが残る。
 果汁3%。マンゴー・もも浸漬酒使用。アルコール分7%。 原材料名:りんご、マンゴー、もも、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ、食物繊維/炭酸、酸味料、香料。
 賛否両論ありそうな無糖チューハイ。3種の果実という部分を期待する人には、なんでこんなに味気ない仕上がりなのかと疑問を呈されるだろうし、 無糖が好きな人には、マンゴーとか桃とか、そもそもこんな甘い果物を無糖チューハイに使う必要があるのか?との意見もあろう。
 もちろん、サントリーさんはそんなことは承知の上で商品開発しているだろう。 無糖スッキリ系缶チューハイ全盛の時代に、スッキリの単一路線では競合が多すぎる。 生粋の酒飲みの支持を取り付けることが難しいと自覚のあるメーカーとしては、バリエーションで勝負し、 これまで無糖の客ではなかった消費者を、どう呼び込むかを考えることで、市場を広げるしかない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45933DAEE#03
2025年10月3日[2]
No.11452: 贅沢に仕込んだ生ビール <限定醸造> / サントリー
 ぜいたくにしこんだなまびーる <げんていじょうぞう> / さんとりー
C.G.C.サントリー 贅沢に仕込んだ生ビール C.G.C.サントリー 贅沢に仕込んだ生ビール review
 CGC(シジシージャパン)グループ限定商品のサントリー「贅沢に仕込んだ生ビール」。
 同グループ店舗は私の通常生活圏内になく、入手困難だが、 当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈され、飲むに至ったものである。
 賞味期限を超過(本年7月)しているため、ある程度劣化しているであろうことを前提に飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、当初はよく盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りは、やや雑穀臭のような劣化臭を感じるものの、ごくわずか。 コクのないやや甘い香りがあり、少し発泡酒っぽい。
 味は酸味がやや前面に出て、その後じんわり甘味もくるが、軽いかと思いきや、苦味もしっかり追随。 よって、飲み応えがないわけではない。新鮮であればもっと爽やかさが広がったであろうと推測される。 ただ、最初に感じたように、濃度はそれほどでもない。おそらくビアホールの生ビールをイメージした設計なのかもと思う。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
 少しだけ後ろ向きの表現をしてしまったが、スーパーの留型商品としては、上々の出来だと言える。 ドリンカビリティにも優れ、毎日飲んでも飲み飽きないであろう。
種別 ビール
CODE:45933PRST#UK
2025年10月4日
No.11453: ジャックダニエル&カナダドライ ジンジャーハイボール / コカ・コーラ
 じゃっくだにえる あんど かなだどらい じんじゃーはいぼーる / こか・こーら
ジャックダニエル&カナダドライ ジンジャーハイボール ジャックダニエル&カナダドライ ジンジャーハイボール review
 コカ・コーラから発売された「ジャックダニエル&カナダドライ ジンジャーハイボール」。 発売日は、9月22日。

 グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じのゴールドで、若干黄色みが強い。 細かな気泡が少量グラスの中に見える。
 香りは、はっきりとジンジャーエールが主張する中に、ジャックダニエル特有の土臭さが潜む。 ある程度甘味がありそうである。
 味も香りの印象通り、ウイスキーのワイルドな風味を、ジンジャーエールの甘さがやさしくまとめている。 それでも、飲み進めると土臭い印象は強まる。甘味は甘味料特有のもので、舌の上を上滑りする感じ。 飲み込んだ後にも、その甘さと、ジャックダニエルの野性的な風味が残る。
 アルコール分5%。原材料名:ウイスキー(米国製造)、ジンジャーエキス、食物繊維(難消化性デキストリン)/炭酸、香料、酸味料、 甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、酸化防止剤(ビタミンC)、カラメル色素。
 缶は、一目でジャックダニエルとわかり、さらに CANADA DRY のロゴも目立つ。非常に商品特性がわかりやすい。 ターゲットは、第一義的にジャックダニエルのファンだと考えられるが、ハイボールをあまり飲み慣れない若者も、 このパッケージに惹かれて購入するかもしれない。これをきっかけに、 ジャックダニエル(テネシー州産)やバーボンウイスキー全般(ケンタッキー州産)に興味を持つ人が増えれば良いと思う。 ただ、それなりにクセが強いので、嫌われてしまうリスクもはらんでいる。
 生産者がニュースリリースでも言及しているが、これからの季節、ハロウィーンやクリスマスなどのパーティにぴったりの商品ではないだろうか。
 なお、私が購入したのはコンビニであり、今のところスーパー等では当商品を見かけない。 コンビニ中心に展開しているのであれば、それは正しい選択だろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45934LSEK#03
2025年10月5日
No.11454: 日の丸ウイスキー クラフトカスクハイボール エレガントシェリー / 木内酒造
 ひのまるういすきー くらふとかすくはいぼーる えれがんとしぇりー / きうちしゅぞう
木内酒造 日の丸ウイスキー クラフトカスクハイボール エレガントシェリー 木内酒造 日の丸ウイスキー クラフトカスクハイボール エレガントシェリー review
木内酒造 日の丸ウイスキー クラフトカスクハイボール エレガントシェリー
 先日コンビニで偶然遭遇して購入。木内酒造「日の丸ウイスキー クラフトカスクハイボール エレガントシェリー」。
 調べてみると、発売は「2025年7月上旬から順次」とされている。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。非常に細かな気泡が多量グラスの中を立ち上っている。
 香りは非常に奥深く、芯のある甘い樽香が漂っている。 シェリー樽原酒ブレンドということで、まさにシェリー由来の華やかで甘酸っぱいニュアンスがはっきりと感じ取れる。
 味はその原酒の甘さがダイレクトかつシンプルに広がる。飾り気がないのに奥深い。 ピート感はあまりなく、その意味でワイルドさはなく上品。アルコールの強烈さもあまり感じない。 飲み込んだ後には、香りに感じた妖艶な甘酸っぱさが余韻として長く残る。
 アルコール分7%。原材料名:モルト/炭酸。原料原産地名:国内製造(モルトウイスキー)。 製造者:株式会社木内酒造1823+KN 茨城県那珂市鴻巣1257。
 八郷蒸溜所で蒸留したバーボン樽熟成モルト原酒をベースに、アクセントにシェリー樽、 さくら樽熟成のモルト原酒をブレンドしたシングルモルトウイスキーを炭酸で割りました。 シェリー樽の華やかな香味と、3種の樽が織りなすふくよかなフレーバーをお楽しみください。
 上記缶記載説明を読むまで、さくら樽熟成のモルト原酒が用いられていることに気づかなかった。シェリー樽は商品名にあるため、 それを承知の上で飲むから、すぐに感じ取ることができるが、さくら樽の風味はわからなかった。所詮、私の味覚など、その程度である。 知った上で飲んでも、さくら樽熟成原酒の存在がみつからないので、致し方ない。
 なお、上記缶説明文に"ブレンドした"という表現があるが、モルト同士を合わせているので、厳密にはブレンド(*注)ではなく、 ヴァッティングである。"シングルモルトウイスキー"と言っていることから、 同じ蒸溜所(八郷蒸溜所)にて蒸留された同じ原酒をバーボン樽、シェリー樽、さくら樽で熟成した後に、各原酒を合わせているのだとわかる。
 *注:通常、"ブレンド"の語はモルトウイスキーとグレーンウイスキーを合わせることを意味するもので、 モルトウイスキー同士を合わせることは"ヴァッティング"という。また、同じ蒸溜所で蒸留されたものの、 異なる樽で熟成された原酒をヴァッティングしたのが、シングルモルトウイスキーである。 ちなみに、単一の樽の原酒をそのままボトリングしたものを、特にシングルカスクという。
 シングルモルトウイスキーをただ炭酸で割っただけの商品。こんなに贅沢なハイボール缶が、売価税込385円。 非常にお買い得である。 
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45935LSEK#UK
2025年10月6日
No.11455: WATTA カーブチー / オリオン
 わった かーぶちー / おりおん
オリオン WATTA カーブチー オリオン WATTA カーブチー review
 オリオン WATTA「カーブチー」。
 以前に一度限定品として販売されたが、好評だったようで、めでたく通年品に昇格。 発売日は、今年(2025年)の3月11日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色。微かに濁りがあるかな?とも思う。 細かな気泡が少量グラスの中に見える。
 香りは、青臭いものの甘味も強そうな柑橘香。適度なジューシー感がある。以前はもっとシャープだった気がする。
 味は苦味が強いが、甘みもかなりある。強烈な酸味を制するための甘味設定だと思われる。 適度に青臭い風味もあるが、甘酸っぱさが勝っている。アルコール感は穏やか。 飲み込んだ後にも、苦味、甘味、酸味が穏やかに残る。
 アルコール分5%。果汁0.1%。沖縄県産カーブチー果汁使用。 原材料名:カーブチー果汁、カーブチーエキス、ウォッカ、糖類(国内製造) /炭酸、酸味料、ビタミンC。
 販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
 以前、限定品で出たときには、果汁0.2%だったのだが、0.1%に下げられている。つまり半減である。 まあ、元々入っていないも同然の量だから、ほぼ影響はないだろう・・・と思いきや、 味わいに尖りがなくなり、丸っこく、そして糖類の甘さが目立つようになったと思う。 果汁が減ったからというより、そういう味づくりに変えたのであろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45936LSEK#209
2025年10月7日
No.11456: ジンクス ジンソーダ / ジャパンインポートシステム
 じんくす じんそーだ / じゃぱんいんぽーとしすてむ
JINX GIN & SODA JINX GIN & SODA review
 イギリスの JINX(ジンクス)OLD TOM GIN を使用したR.T.D.「ジンクス ジンソーダ」。
 全国の LAWSONで8月12日に発売されたものである。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が少量グラスの中に見える。
 香りは、甘くやさしいオレンジ香が特徴。もちろん、ジュニパーベリーの香りはあるが、脇役といった感じ。
 味も香りの印象通り、酸のまろやかなオレンジの風味が強く、甘い。 後から甘味を付けたのかと思ったが、原材料名に糖類はない。つまり、これはベースのジンが持つ甘味だ。 飲み込んだ後にも、口中にかなり甘味が残る。
 アルコール分7%。原材料名:ジン(イギリス製造)/炭酸。 販売者:株式会社ジャパンインポートシステム 東京都中央区日本橋本石町4-6-7。 製造所:株式会社チェリオ中部 愛知県小牧市大字河内屋新田字下岩蔵杁510番の1。
 缶にも大きなイラストが描かれているように、ベースとなっている JINX は、原材料の一つにオレンジが用いられている。 そのジンをただ炭酸で割っただけの商品であり、原料ジンの持ち味がそのまま活かされている。 ふだんジンを飲み慣れない人にも取っつきやすいのではないか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45937LSEK#56
2025年10月8日
No.11457: サッポロ黒ラベル エクストラシンク <限定醸造> / サッポロ
 さっぽろくろらべる えくすとらしんく <げんていじょうぞう> / さっぽろ
サッポロ黒ラベル エクストラシンク サッポロ黒ラベル エクストラシンク review
 サッポロ黒ラベルの数量限定派生商品「エクストラシンク」。発売日は、10月7日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りは、通年品黒ラベルと比べると、かなり甘くやさしい。但し、ホップの香り立ちは華やかすぎず、 モルトとのバランスが良い。
 口当たりはスッキリとスムーズ。柔らかく入ってきて、ほろっと甘いが、同時に角の取れた苦味を感じる。 穏やかに旨味が広がる。適度なキレがあり、じんわりと旨味の余韻が残る。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
 ニュースリリースでは、この製品の特徴を次のように説明している。
・当社独自開発の「旨さ長持ち麦芽」を使用。
・氷点下で熟成することで雑味を低減し、爽快な後味を実現。黒ラベルらしい「生のうまさ」はそのままに、研ぎ澄まされたうまさを追求。
 上記説明のうち、「雑味を低減」という部分は確かに実感。通年品黒ラベルのもつある意味荒削りな部分が丸くなっている。 後味に関しては、爽快というよりも穏やか。ある意味押しの弱い味わいになっている。
 今年(2025年)3月に出た限定品が EXTRA MOVE(エクストラムーブ)で、 今回がEXTRA THINK(エクストラシンク)。 前回不可解だと思ったネーミングが、今回はもっと不可解。 製品特性のよくわからないこのようなネーミングは、サッポロさんにしては珍しい。
種別 ビール
CODE:45938SEST#01
2025年10月9日
No.11458: サッポロラガービール <数量限定> / サッポロ
 さっぽろらがーびーる <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロラガービール サッポロラガービール review
サッポロラガービール
 以前から不定期で販売されている「サッポロラガービール」缶(通称:赤星)。 今回の発売は、9月24日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも概ね良い。
 香りは、乾いた穀物っぽいモルト香が主体で、重たい印象。華やかさはない。
 味は香りの印象通り、引き締まった口当たりとじんわり落ち着いた旨み。苦味が強いものの、ほろっとほどける。 キレは良く、飲み込んだ後には、じんわりとした旨味が余韻として残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 元々業務用市場を中心とした展開であり、ふだんは缶入りはなく、びん入りが販売されている。 だが、この缶入り製品も一般市場向けに毎年2回ほど発売されているため、レア感はほぼない。 こんなに出すなら、通年品にすればいいのに、とも思うが、黒ラベルなど他の製品との兼ね合いがあるから、 常時生産体制を取るのは難しいのかもしれない。
種別 ビール
CODE:45939DAKO#15
2025年10月10日
No.11459: スーパードライ ドライクリスタル / アサヒ
 すーぱーどらい どらいくりすたる / あさひ
アサヒスーパードライ ドライクリスタル アサヒスーパードライ ドライクリスタル review
アサヒスーパードライ ドライクリスタル
 アルコール3.5%のスーパードライ「ドライクリスタル」が新しくなった。発売日は、9月30日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。以前よりは少し濃くなったかな?という印象。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りを嗅いだ瞬間、従来品との違いを感じる。甘さすら感じさせるホップ香がしっかり。 従来品はドライらしく乾いた穀物のニュアンスが強かったので、かなり変化した。
 味は香りの印象とは異なり、クリアで軽やか。キレは良いが、香りに感じた甘さがほんのり感じられる。 コクが弱く甘さがあるというと、新ジャンルっぽいのか?と疑われそうだが、 味わいは間違いなくビールだ。
 アルコール分3.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 アサヒ社は今回「フルリーニューアル」だと説明しており、中身とパッケージを全部刷新したという意味であろうが、 中身自体も大きく変わっており、まさに「フルリニューアル」である。
 以前の製品は、スーパードライから味わいをスパッと切り取って水っぽくなった感じであったが、 それがだいぶ丸くなり、味わいが出たように感じた。その結果、クリスタルという名前は少し似合わなくなった。
種別 ビール
CODE:45940DAKO#11
2025年10月11日
No.11460: グッドエール / キリン
 ぐっどえーる / きりん
キリン グッドエール キリン グッドエール review
キリン グッドエール
 キリンビールから新定番「グッドエール」が登場。発売日は、10月7日。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、爽やかで清々しいホップ香が強く立つ。同社のスプリングバレーシリーズにかなり似ている。 同種のホップを使っているのだろう。
 口当たりは、非常にスムーズ。マイルドな苦味、若干の酸を伴う甘いコク。 中域に伸びがあり、まさにエールらしい。飲み込んだ後には、軽い甘さを伴う余韻が残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 ホップの持つフルーティさを存分に引き立てた、こだわりの製法です。
 既存のキリンビールのファンは、クラシックラガーに代表される苦み走った質実剛健なタイプや、 一番搾りのような軽やかで瑞々しいタイプを支持している方が多いように思われ、それらはいずれもラガー(下面発酵)である。 そうしたイメージの強い同社が、エール(上面発酵)を新たな武器として売り込んできたのは、 地ビール(クラフトビール)ブームから始まった日本の消費者の嗜好の変化を受け、 これまでとは別角度から販売拡大を狙う戦略だと言っていい。
 これにより、新たな顧客層を獲得できればいいが、既存ファンの抱くキリンのイメージとは異なるということで、 忌避されてしまう危険性もはらむ。こうした戦略は、例えばドライのイメージの強いアサヒ社が、 ビタリストという新機軸でスマッシュヒットを放ったり、プレモルで地歩を築いたサントリー社が、 新たに若者向けにサントリー生ビール(通称サン生)を当てたりといった例があるため、必ずしも危険な賭けとまでは言えない。
 さらに、キリンさんは、最近、晴れ風を大ヒットさせている実績もある。 この製品もそれに続くのか、品質は確かなだけに、注目したい。
種別 ビール
CODE:45941DAKO#04

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