ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.11481−11500


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2025年11月1日[1]
No.11481: 三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール スパニッシュオークフィニッシュ / 若鶴酒造
 さぶろうまるじょうりゅうじょのすもーきーはいぼーる すぱにっしゅおーくふぃにっしゅ / わかつるしゅぞう
三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール スパニッシュオークフィニッシュ 三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール スパニッシュオークフィニッシュ review
三郎丸蒸留所のスモーキーハイボール スパニッシュオークフィニッシュ
 当サイトで一昨年、富山県 三郎丸蒸留所 のスモーキーハイボール を取り上げているが、 最近、LAWSONで同シリーズの「スパニッシュオークフィニッシュ」が売られているので、買ってみた。
 発売日は10月21日で、ローソン限定商品である。

 グラスに注いだ液色は、やや黄色みの強い淡いゴールドで、わずかに濁りが見られる。 非常に細かな気泡が、グラスの中を立ち昇るのが見える。
 香りは、商品名のとおり、しっかりとスモーキー。 そして奥深い甘さがある。
 味は香りの印象以上にスモーキーで、ピーティー。甘味はほのかだが、ジューシー。 深みがあって、豊かなアルコール感。作り物ではない、非常にナチュラルな、 モルトウイスキーの妖艶な香味が広がる。飲み込んだ後に残る余韻も長い。
 アルコール分9%。原材料名:モルト、グレーン/炭酸。原料原産地名:イギリス製造、国内製造(モルトウイスキー)。 販売者:若鶴酒造株式会社 富山県砺波市三郎丸208。製造所:丸善食品工業株式会社 長野県千曲市大字寂蒔880。
 缶裏に、次の記述がある。
 1952年にウイスキー製造をはじめてから、スモーキーな香りにこだわってきた三郎丸蒸留所。 スパニッシュオーク樽で追熟された原酒を使用した特別な一本です。 樽由来の濃厚さと、三郎丸の特徴であるスモーキーさが一体となった味わいをお楽しみください。
 ここまで本格的なハイボール缶が、コンビニで入手できるのはうれしい。ただ、ローソンでの標準販売価格は462円。 高品質だという確信がなければ買えない価格だが、スモーキーなウイスキーが好きならば、後悔はしないだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45962LSEK#11
2025年11月1日[2]
No.11482: 75BEER 島香る IPA / オリオン
 なごびーる しまかおる あい・ぴー・えー / おりおん
オリオン 75BEER 島香るIPA オリオン 75BEER 島香るIPA review
 オリオン 75BEER(なごビール)ブランドの新作「島香るIPA」。発売日は、10月7日。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡はやや黄色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、甘く芳しいホップ香とともに、尖った柑橘香。シークヮーサーの存在が確かに感じられる。
 味は口に含んだ瞬間、シャープな酸味が少し感じられるものの、すぐにしっかりした苦味が来る。 飲み進めると、それがどんどん実感される。但し、ボリューム感はそれほどでもない。 飲み込んだ後には、ギュッと凝縮感ある苦味が残っているのがわかる。
 アルコール分6%。名護産シークヮーサー使用。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、シークヮーサー果汁。 製造者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。製造所:沖縄県名護市東江2-2-1。
 島香るというネーミングは、シークヮーサーの風味が活かされているからだが、 それほど前面に果汁感が出てくるわけでもないから、ビアカクテル風ではなく、しっかりとビールである。
種別 ビール
CODE:45962WALIUM#25
2025年11月2日[1]
No.11843: 冬物語 <冬季限定> / サッポロ
 ふゆものがたり <とうきげんてい> / さっぽろ
サッポロ 冬物語 2024 サッポロ 冬物語 2024 review
サッポロ 冬物語 2024
 毎年冬の風物詩ともいえる季節限定ビールの草分けサッポロ「冬物語」。 今年の発売日は、10月21日。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、凝縮感のあるモルトの力強さを感じる。華やかさはなく、地味である。
 味は苦味がしっかりあるが、ほろっとした甘味もかなり感じる。重たすぎず、スカッとしたクリアさもある。 キレは悪くなく、飲み込んだ後には、柔らかな旨味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))(大麦麦芽、小麦麦芽)、ホップ、米、コーン、スターチ。
 昨年の発売は11月6日だったから、今年は少し早くなった。 
 1988年に誕生して、今年でなんと38年目。残念ながら、毎年大ヒットという状況ではないが、細々とでも続けて頂きたい。
種別 ビール
CODE:45963DAKO#12
2025年11月2日[2]
No.11484: 怪獣レモンチューハイ / アシードビバレッジプラス
 かいじゅうれもんちゅーはい / あしーどびばれっじぷらす
アシード 怪獣レモンチューハイ アシード 怪獣レモンチューハイ review
アシード 怪獣レモンチューハイ
 アシードグループが製造、販売する「怪獣レモンチューハイ」。
 先日、鳥取まで行ってきた際に、駅構内のセブンイレブンで偶然発見。 セブンイレブン限定の新商品かな?と思ったが、それ以上深くは考えずに、とりあえず1本だけ購入。 帰りの電車内で飲むチューハイを探していたのだが、見たことがないものだったので、持ち帰ることにした。
 帰宅後調べてみると、中国・四国地方限定販売品だそうで、発売日は8月8日。 いずみゆめタウン系列全店舗とセブンイレブン(中国・四国)での販売だという。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。細かな気泡が多量グラスの中に見える。
 香りは、非常に酸っぱそうな、尖りのあるレモン香。苦味も強そうである。
 味は香りの印象通り酸味が強いのだが、それを制するように甘味もかなり付けられている。 苦味ももちろん強い。フレッシュな味わいが炭酸の刺激でより強調されているが、アルコール感は弱いので、 その点は飲みやすい。飲み込んだ後には、しっかり酸味の刺激と甘味が残る。
 アルコール分3%。果汁3%。 原材料名:レモン果汁(レモン(瀬戸内産))、ウオッカ、糖類(国内製造)/酸味料、炭酸、香料。 販売者:アシードビバレッジプラス株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。 製造場:アシードブリュー株式会社 広島県東広島市志和町別府2061番地3。
 怪獣レモンとは?
 味の品質は変わらない美味しいレモンなのに、見た目が原因(規格サイズ外やキズがある)で本来は捨てられたり、 安価で取引されるレモンに対して、デザインやアイディアによって新たな付加価値を与えて再生する、 「アップサイクル=創造的再利用」された瀬戸内産レモンが『怪獣レモン』です。 (株)瀬戸内百姓 山岡由明
 缶記載説明文では詳細不明だが、おそらく「怪獣レモン」の商標を保持しているのが瀬戸内百姓という会社なのだろう。 さらに調べてみると、商品化にあたり、RED REXという会社が監修をしているようで、 製造販売については、アシードグループが担ったということだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45963SEST#UK
2025年11月3日[1]
No.11485: 不二家ネクターサワー / アシードビバレッジプラス
 ふじやねくたーさわー / あしーどびばれっじぷらす
アシード 不二家ネクターサワー アシード 不二家ネクターサワー review
 昨年も当ページで紹介している、アシードビバレッジプラスが販売する「不二家 ネクターサワー」。 セブンイレブンで入手したものだ。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある黄色で、ややオレンジがかっている。
 香りは、生っぽいがあまり強くは立たない白桃香。甘味はそんなに強くなさそうだ。
 口に含むと、最初ややねっとりした感じがあるのはネクターらしい。ただ、炭酸のビリビリした感覚のために、 そんなにドロッとした感じではない。甘味もくどくなく、むしろ酸味が効いていて、適度にシャープ。 桃らしい少し生臭い風味と軽い苦味。アルコール感は弱い。 飲み込んだ後には、甘酸っぱさが口に残る。
 果汁15%。アルコール分3%。 原材料名:桃ピューレ(あかつき(福島県産))、ウォッカ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖/炭酸、酸味料。 販売者:アシードビバレッジプラス株式会社 広島県福山市箕島町5725-1。 製造場:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場 栃木県下野市下石橋561。
 この商品は株式会社不二家と国分グループ本社が共同開発した商品です。
 上記缶表記にあるように、商品企画自体は、ネクターブランドを持つ不二家と国分グループ本社のコラボによるもの。 その製造をアシードグループに委託したものである。
 昨年の製品 との違いを感じなかったので、多分変わっていないのだろう。
 ネクターサワーは、昔はサッポロビールが不二家との提携の下で製造、販売していた。 その頃に比べ、だいぶあっさり、さっぱりした印象なので、今の大方の嗜好に合わせたのかもしれないが、賛否両論ありそうだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45964SEST#UK
2025年11月3日[2]
No.11486: ザ・プレミアム・モルツ 甘美なコク / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ かんびなこく / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ 甘美なコク サントリー ザ・プレミアム・モルツ 甘美なコク review
 サントリー ザ・プレミアム・モルツ「甘美なコク」。発売日は、10月21日。 缶に限定等の文字はないが、数量限定品である。

 グラスに注いだ液色は、透過性のあるブロンズ。あるいは深いアンバー。 泡はベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、甘さをたっぷりと湛え、ロースティでやや重い。
 味は香りの印象通り甘みがあるが、それを軽い酸味が覆っている。苦味はマイルド。 香りのイメージ通り、ブラウンな風味だが、コク深く、飲み進めるとどんどん苦味を実感する。 飲み込んだ後にも、凝縮感のある苦味と丸い酸味が残っている。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造、国内製造)、ホップ。
 深みのあるコクと甘芳しい味わいのエールビールです。
 ニュースリリースにおける説明によると、 「中味は、濃色麦芽由来の深みのあるコクと甘く芳(こう)ばしい味わいが特長です。 欧州産アロマホップと上面発酵酵母由来のフルーティな香りもお楽しみいただけます。」とのこと。
 その説明の通り、甘くて芳しいのが特徴だが、苦味もしっかりあるところがプレモルらしい。 商品名にエールの文字は入っていないが、「甘美なコク」という名前からして、エールであろうと想像はつく。
種別 ビール
CODE:45964LSEK#13
2025年11月4日[1]
No.11487: 冬の味の金麦 / サントリー
 ふゆのあじのきんむぎ / さんとりー
サントリー 金麦 2025年冬 サントリー 金麦 2025年冬 review
サントリー 金麦 2025年冬
 サントリー金麦「冬の味」。
 10月から順次切り替えとのことで、だいぶ出回ってきたのではないだろうか。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。新ジャンルにしては濃い方か。 泡は純白で概ねきめ細かく、当初は力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、落ち着いたモルト香が感じられ、浮ついたところはない。華やかさもない。 但し、よく嗅ぐと芳しいホップ香があり、ほとんどビールと区別が付かない。
 味はスッキリしていて、かつ、まろやか。苦味はマイルド。甘味はほぼ感じない。 角が取れ、適度なコクがある。滑らかな飲み心地。キレがあり、軽い苦味の余韻が残る。
 アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
 豊かな金麦、冬のお料理と。
 ややコク不足である点を除き、新ジャンルの短所をほぼ克服している。金麦史上、最高品質ではないかと感じる。 妙な甘さがなく、クリアな味を実現している。無理に力強さを出そうとしていないところが、勝因ではないかと思う。
種別 新ジャンル
CODE:45965DAKO#UK
2025年11月4日[2]
No.11488: TOPVALU BESTPRICE 塩レモンサワー / イオントップバリュ(製造:合同酒精)
 とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす しおれもんさわー / いおんとっぷばりゅ
TOPVALU BESTPRICE 塩レモンサワー TOPVALU BESTPRICE 塩レモンサワー review
 もうだいぶ前にみつけて購入しておいたものだが、イオングループP.B.である TOPVALU BESTPRICE(トップバリュ・ベストプライス) の「塩レモンサワー」。発売時期は不明だが、商品特性的に、夏向けにつくられたものではないかと思われる。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。細かな気泡が、グラスの中に見える。
 香りは、キリッとシャープなレモン香。かなり酸っぱそうである。
 味は香りの印象通り酸味が強く、甘味はほとんど感じない。ただ、味わいに厚みがあり、塩の存在が実感される。 アルコール感はしっかり。飲み進めると、強めの酸味と塩気がどんどん実感される。 それらは、飲み込んだ後にも口に残る。
 アルコール分7%。レモン果汁2%。 原材料名:ウォッカ(国内製造)、スピリッツ、レモン果汁、食塩。添加物:酸味料、炭酸ガス、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1。 製造場:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
 甘味料が使われているが、甘味はほとんど目立たず、使用量は極めて少ないのだろう。 その結果、上品な味わいに仕上がっている。但し、アルコールが強いので、そのパンチはある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45965DAKO#UK
2025年11月5日[1]
No.11489: −196 無糖 河内晩柑&みかん&グレフル <限定> / サントリー
 いちきゅうろく むとう かわちばんかん あんど みかん あんど ぐれふる <げんてい> / さんとりー
サントリー 196℃ 無糖 河内晩柑&みかん&グレフル サントリー 196℃ 無糖 河内晩柑&みかん&グレフル review
 サントリー −196(イチキューロク)無糖シリーズの限定「河内晩柑&みかん&グレフル」。 発売日は、11月4日。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある薄黄色。非常に細かな気泡がグラスの中に見える。
 香りは、適度にジューシーで柔らかい柑橘香が、アルコール臭に溶けている。 果汁のコクはあまりなさそうである。
 味はキリッとシャープな口当たりで、甘くない。柑橘の苦味と酸味が強調された味わい。 甘味は弱いのに、不思議にジューシー。 キレが良く、飲み込んだ後には苦味、酸味としっかりアルコール感が残る。
 グレープフルーツ果汁1%。河内晩柑・みかん浸漬酒使用。アルコール分7%。 原材料名:グレープフルーツ、河内晩柑、みかん、ウオツカ(国内製造)、食物繊維/炭酸、酸味料、香料。
 商品名は長いが、それだけで中身がわかる親切なネーミングではある。果汁が使われているのはグレフルのみで、 河内晩柑とみかんは浸漬酒。無糖チューハイ好きには、このシャープな仕上がりは好ましいだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45966DAKO#01
2025年11月5日[2]
No.11490: TOPVALU プレミアム 生ビール / サッポロ
 とっぷう゛ぁりゅ ぷれみあむ なまびーる / さっぽろ
TOPVALU プレミアム生ビール TOPVALU プレミアム生ビール review
 イオングループP.B.である TOPVALU「プレミアム生ビール」の現行品。
 当サイトで昨年取り上げたものとはパッケージが変わっていたので購入した。 いつのまにかリニューアルしていたようである。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は概ね白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、まず甘いホップ香が目立っているが、ベースに穀物っぽいモルトの存在感がある。 この点は従来品からあまり変わっていないようだ。
 味は香りの第一印象とは異なり、ギュッと凝縮したような苦味が強く、軽い酸味も伴う。 甘味はそれほどない。ハーブっぽいグリーンな感じの香味がある。 飲み込んだ後には、強い苦味と柔らかな酸が残る。
 アルコール分5%。麦芽100%使用。 原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 販売者:イオントップバリュ株式会社 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1。 製造場:サッポロビール株式会社 東京都渋谷区恵比寿4-20-1。
【製造所固有記号】L:サッポロビール株式会社 千葉工場 千葉県船橋市高瀬町2 京葉食品コンビナート内
Y:サッポロビール株式会社 静岡工場 静岡県焼津市浜当目708-1
 購入した缶の製造所固有記号を見ると L なので、千葉工場で製造されたものであった。
 缶に「テトナンガーホップ増量」とあるから、従来品よりホップの使用量が多いのだろうが、 飲んでみて違いを感じなかった。ただ、以前から高品質であることは間違いないから、 味わいを大きくは変えていないのかもしれない。
種別 ビール
CODE:45966DAKO#UK
2025年11月6日[1]
No.11491: 氷結 無糖 和梨 <期間限定> / キリン
 ひょうけつ むとう わなし <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結 無糖 和梨 キリン 氷結 無糖 和梨 review
 キリン氷結無糖シリーズの期間限定「和梨」。 発売日は、11月4日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。非常に細かな気泡がグラスの中を立ち上っている。
 香りは、しっかりと甘そうな和梨。普通の梨味チューハイと何ら変わらない。 とても無糖とは思えない、甘い香りである。
 でも甘くはないのだろうな・・と思いながら口に運ぶと、 やはり甘味はない。香りが甘いので錯覚してしまいそうだが、味は非常に素っ気ない。 キリッとしてアルコール感がそこそこ強い。息を止めてみると、まったく味がしない。 不思議な感覚である。
 アルコール分7%。果汁0.3%。 原材料名:日本なし果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 みずみずしく爽やかな和梨の味わいと、さっぱりとした後味でまた飲みたくなるおいしさ。 甘くない、スッキリ爽快なおいしさの無糖和梨チューハイです。
 香りだけ甘くて、味はほぼない。この手の製品は、以前は宝酒造の独壇場だった。 昔なら「味がない」などと、結構ひどい言われ方もされたのだろうが、時代がやっと追いついてきた。 今は無糖チューハイ全盛の時代となり、柑橘系から始まった無糖チューハイも、このように甘い果実を素材に使うことが一般化した。
 "氷結無糖"は絶大なブランド力があるので、こういう製品を送り出すことで、世間の認知も広まる期待がある。 無糖チューハイの更なるバリエーション増を期待したい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45967DAKO#04
2025年11月6日[2]
No.11492: 一番搾り 糖質0 / キリン
 いちばんしぼり とうしつぜろ / きりん
キリン 一番搾り 糖質0 キリン 一番搾り 糖質0 review
キリン 一番搾り 糖質0
 キリン「一番搾り 糖質0」が新しくなっている。今年6月製造品からのリニューアルである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白でやや粗く、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、発泡酒のようなややミルキーな甘さがあり、コクがなさそうで、雑穀臭のようなものを感じる。 ただ、よく嗅ぐとホップの爽やかさは奥の方にある。
 味は基本的にクリアですっきり。香りに感じたような甘さはなく、透明な味。苦味は弱く、コクもない。 水のような飲み心地でキレが良く、飲み込んだ後にもほぼ味を残さない。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、糖類。
 リニューアル内容について、ニュースリリースで次のように説明されている。
 今回のリニューアルでは、製造過程における2つの製法を変更することで、ビールならではの飲みごたえを高めながら、 飲みやすく飲み飽きない味わいを実現しました。 1つ目は、今回新たに採用した「ダブルデコクション製法」です。 原料のコク味成分を引き出すことで、ビールならではのコクや飲みごたえを向上させました。 2つ目は、ホップ配合量の変更です。使用するホップの種類を新たに追加することで、華やかな香りを高め、 飲みやすく飲み飽きない味わいも強化しました。
 コクや飲みごたえが向上したとは感じなかったが、ホップの増量については、まあ、ある程度は感じられた。
 TVCMなどでは、糖質ゼロでも普通のビールと飲みごたえは変わらないような宣伝をしているが、 コクがないのは明らかで、わからないはずはない。それどころか、口をつける前の香りの段階で、明確な違いがある。
 通常の一番搾りと変わらない味わいを期待するのではなく、糖質ゼロのわりには頑張ってるよね、 という納得の仕方であれば、飲むに値すると思う。
種別 ビール
CODE:45967DAKO#RN06
2025年11月7日[1]
No.11493: 茉莉花 緑茶割り・JR缶 / サントリー
 まつりか りょくちゃわり・じぇいあーるかん / さんとりー
サントリー 茉莉花 JR缶 サントリー 茉莉花 JR缶 review
 サントリーのジャスミン焼酎「茉莉花」(まつりか)を用いたR.T.D.「茉莉花 JR缶」。 発売日は10月28日で、コンビニエンスストア限定商品である。 缶に「限定」の文字はないが、数量限定品とのこと。
 先行して販売されている 茉莉花JJ缶 の姉妹品になるが、JJがジャスミン焼酎のジャスミン茶割りを指すのに対し、 今回のJRはジャスミン焼酎(J)の緑茶(R)割りである。

 グラスに注いだ液色は、透過性のあるイエローグリーン。無炭酸なので、気泡はない。
 香りは、緑茶らしい香ばしさが強く、ジャスミンの香りはあまり目立たない。 適度に深みがあって爽やかである。
 飲むと香りでは目立たなかったジャスミンの風味がしっかり感じられる。甘味は付けられていないので、 焼酎由来の穏やかな甘味のみ。緑茶の苦味や渋味は穏やか。 アルコール4%なのに、味わいが淡麗なだけに、アルコールをしっかり感じる。 飲み込んだ後には、緑茶の渋味が口に残る。
 アルコール分4%。無糖。無炭酸。原材料名:焼酎甲類乙類混和(国内製造)、緑茶/ビタミンC。
 ジャスミン焼酎<茉莉花>を緑茶で割った新しいお茶割。すっきり、軽やかな味わいです。 グラスに注いで爽やかな香りをお楽しみください。
 缶にデカデカと「JR」と書かれているので、鉄道のJRのように見える。 実際、サントリーとJR東海とのコラボにより、「JR缶 旅する茉莉花エクスプレス」という新幹線が10月25日に東京−大阪間で運行されたという。
 既存の茉莉花JJ缶のファンならば、この製品もきっと気に入るに違いない。数量限定販売なので、なくなる前にぜひ飲み比べてほしい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45968LSHKTS#10
2025年11月7日[2]
No.11494: ザ・ベゼルズ / サントリー
 ざ・べぜるず / さんとりー
サントリー THE BEZERS サントリー THE BEZERS review
 当サイトではどうしても後回しにしてしまうノンアルである。
 9月24日にサントリーから発売されたノンアルコールビールテイスト飲料「ザ・ベゼルズ」。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濃いめの黄金色。これは着色されたものだろう。 泡はほぼ白色で意外にもきめ細かく、当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、やっぱりノンアルである。酸化したビールのような、飼料のような匂いが強く、 その奥にほんの少しだけホップの香りが感じられる。
 味は甘味がまったくなく、基本的にはクリア。ただ、香りに感じた雑穀的な風味はかなりある。 それをしっかりめの苦味が覆っている。キレは良く、飲み込んだ後には苦味や渋味が、雑穀的臭みと共に残る。
 アルコール分0.00%。炭酸飲料。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、スピリッツエキス(ノンアルコール)、 食塩/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素。
 ガツンとしたパンチはあり、それを飲みごたえと言えなくもないのだが、 やっぱり、ノンアルにビールらしいコクを求めるのは、基本的に無理だとわかる。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:45968DAKO#44
2025年11月8日
No.11495: ニッポンのシン・レモンサワー 匠の深みレモン <限定> / サッポロ
 にっぽんのしん・れもんさわー たくみのふかみれもん <げんてい> / さっぽろ
サッポロ ニッポンのシン・レモンサワー 匠の深みレモン サッポロ ニッポンのシン・レモンサワー 匠の深みレモン review
サッポロ ニッポンのシン・レモンサワー 匠の深みレモン
 サッポロ ニッポンのシン・レモンサワー の限定「匠の深みレモン」。発売日は、11月5日。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと白濁。このシリーズらしい。グラスの中に非常に細かな気泡が見える。
 香りは、商品名の通り、かなり深みのあるレモン香。弾ける感じは少なく、落ち着いている。
 味は酸味が穏やかで、しっかり甘味がある。あまり酸っぱくないレモンといったら語弊があるかもしれないが、 乳酸っぽい甘酸っぱさなので、尖りがないのだ。アルコール感は強すぎず、弱すぎず。 その点からも非常にまとまりのある味わいだ。
 果汁6%。アルコール分5%。 原材料名:レモン果汁、レモンピールエキス、レモンエキス、ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
 レモン素材を熟知した「レモンのプロ」が贈る、冬だけのコクのある味わい
 サッポロ社のレモンサワーは、やたら酸っぱかったり、濃かったり、刺激強めのものが多いが、 今回のこの製品は、冬にふさわしいキャラクターをということで、まろやかさが強調されている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45969LSEK#03
2025年11月8日[2]
No.11496: 山と流域のビール / 太極舎・暁ブルワリー
 やまとりゅういきのびーる / たいきょくしゃ・あかつきぶるわりー
暁ブルワリー 山と流域のビール 暁ブルワリー 山と流域のビール review
暁ブルワリー 山と流域のビール
 サッポロ HOPPIN' GARAGE シリーズの1本として昨年秋にリリースされた、 太極舎・暁ブルワリーによる「山と流域のビール」。ビアスタイルは、缶に「W-IPL」(Wインディア・ペール・ラガー)と書かれている。
 当サイトのご協力者・森康哲さん から寄贈されたもの。
 賞味期限を既に超過しているため、劣化前提で味を見てみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深いゴールドで、濁りがある。泡はやや粗く、これは劣化のせいかもしれないが、 勢いよく注ぐと盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは甘くフルーティなホップ香が鮮烈に香り立つ。 少しだけ黒糖のような匂いがあるが、これは鮮度が落ちているためだろう。
 味は甘さが強く濃密でジューシー。さらに苦味も強く、コクがある。 飲み進めると、甘さと苦さがどんどん感じられ、渋味も蓄積。飲み込んだ後にも、それらすべての要素が余韻として残る。
 アルコール分5.5%。原材料名:有機麦芽(ドイツ製造)、ホップ。 製造者:(株)太極舎 東京都渋谷区富ヶ谷1-42-3。 製造所:暁ブルワリー八幡平ファクトリー 岩手県八幡平市松尾寄木1-474-6。
 YAMAPと暁ブルワリーのコラボにより生まれた広大な自然と流域を感じるビール
 地熱発電と鉱泉水を使用しオーガニック原材料で醸造
 登山者と地域に寄り添う一杯をお楽しみください。
 飲みごたえバッチリ。爽やかさもある。新鮮であれば、もっとクリアな味わいだったのだろうが、 そこまで激しい劣化は感じられず、まだ十分に飲める内容であった。
種別 ビール
CODE:45969PRST#UK
2025年11月9日[1]
No.11497: 日本のホップ畑から 摘みたてホップ / サッポロ
 にほんのほっぷばたけから つみたてほっぷ / さっぽろ
サッポロ 日本のホップ畑から 摘みたてホップ サッポロ 日本のホップ畑から 摘みたてホップ review
サッポロ 日本のホップ畑から 摘みたてホップ
 セブン&アイグループ(セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、ヨーク、ヨークベニマルなど)限定商品の サッポロ「日本のホップ畑から 摘みたてホップ」。発売日は、10月28日。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは非常に華やか。フレッシュで甘いホップ香が力強く立つ。
 味はクリアでフルーティ。穏やかな苦味と甘いコク。軽い酸。 香りの印象通り非常に爽やか。キレがあり、飲み込んだ後には妙な甘味は残らず、 ホップの爽やかな香りを残す。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
 サッポロビール(株)の前身である開拓史麦酒醸造所より100年以上紡いできた国産ホップへの情熱。 今年収穫した"摘みたて"の国産ホップだけを使用し、醸し出される至福の一杯。
 商品名から想像されるそのままのキャラクター。瑞々しいホップ香が全面に押し出された、 実にサッポロビールらしい製品だ。
種別 ビール
CODE:45970SEST#12
2025年11月9日[2]
No.11498: ラガーゼロ / キリン
 らがーぜろ / きりん
キリン ラガーゼロ キリン ラガーゼロ review
キリン ラガーゼロ
 キリンから出た新しいノンアル「ラガーゼロ」。発売日は、9月30日。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡はほぼ白色で意外にもきめ細かく、当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りを嗅ぐと、やっぱりノンアル。酸化したビールみたいな匂いがある。 但し、それほど強くはなく、引き締まっている。
 味はコクがないものの、苦味は強い。基本的にクリアな飲み心地だが、香りに感じた劣化臭のようなものが広がる。 やや鉄っぽさを伴う苦味と渋味がしっかりと感じられ、あまり無理をしていないが引き締まったパンチがある。 飲み込んだ後にも、しっかり苦味とやや酸味が残る。
 アルコール分0.00%。炭酸飲料。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、スターチ、コーン、米、大麦、水あめ、ホップ/ 炭酸、香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK)。
 ラガータイプのビールからアルコールを抜く製法で、飲みやすく飲み飽きないおいしさ
 一昨日飲んだ サントリー ザ・ベゼルズ に比べると、あまり無理をしていないような印象で、 キリン製品らしく、力強さよりも引き締まった苦味がフィーチャーされている。
 ノンアルの宣伝手法として、ビールとほとんど区別がつかない、といったイメージが押し出される傾向にあるが、 どのメーカーのどんなノンアル商品だって、香りを嗅いだ瞬間に、ビールではないことがすぐに(私には)わかる。 誇大広告はやめてもらいたいと、腹立たしくなることも少なくない。
 この製品は、缶に「ビールに近い味」との文言が書かれている。非常に奥ゆかしい。 自ら「ビールに近い」と宣言することは、裏を返せば、やっぱりビールとは違うということを暗に認めているわけだ。 そういった意味でも、好感が持てる製品である。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:45970DAKO#40
2025年11月10日[1]
No.11499: 氷0スパークリング シチリア産レモン / キリン
 ひょうぜろすぱーくりんぐ しちりあさんれもん / きりん
キリン 氷0スパークリング シチリア産レモン キリン 氷0スパークリング シチリア産レモン review
キリン 氷0スパークリング シチリア産レモン
 キリンのノンアルコールチューハイテイスト飲料・氷0(ヒョウゼロ)スパークリング「シチリア産レモン」。 発売は、今年8月26日であった。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。非常に細かな気泡がグラスの中に見える。
 香りは、フレッシュで酸っぱそうなレモン香。かなり尖りがある。
 味は香りの印象通り、酸が強い。甘味は非常に抑制的。すっきりとシャープな味だが、 人工的な風味だと感じる。キレが非常に良く、飲み込んだ後には尖った酸っぱさが口に残り、甘さは残さない。
 アルコール分0.00%。果汁2%。炭酸飲料。カロリー0。糖類0。 原材料名:レモン果汁(レモン(イタリア))、食物繊維/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、苦味料。
 以前「ZERO-HI 氷零」(ぜろはい・ひょうれい)という商品があったが、基本的にキャラクターは近い。 同社のチューハイシリーズ「氷結」のイメージを利用してつくられたノンアル製品で、みずみずしい味わいは確かに氷結を彷彿とさせる。 食事にも合わせやすそうだ。
種別 ノンアルコール飲料
CODE:45971DAKO#76
2025年11月10日[2]
No.11500: natura 爽やかシークヮーサー / オリオン
 なちゅら さわやかしーくゎーさー / おりおん
オリオン natura 爽やかシークヮーサー オリオン natura 爽やかシークヮーサー review
オリオン natura 爽やかシークヮーサー
 オリオンのチューハイ natura(ナチュラ)シリーズが今年6月にリニューアルされたのだが、 当サイトでは未掲載であった。
 その通年ラインナップの一つ「爽やかシークヮーサー」を今日は飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄緑色。 細かな気泡が少量グラスの中に見える。
 香りは、基本シークヮーサーらしいグリーンな柑橘香なのだが、適度にジューシーな感じがある。
 味は香りの印象通り酸味が強いが、穏やかな甘さもあり、酸っぱすぎる感じでもない。軽い苦味もある。 キレが良く、飲み込んだ後には酸味と苦味が残る。
 アルコール分5%。果汁3.5%。香料無添加。 原材料名:シークヮーサー果汁、シークヮーサーエキス、シークヮーサーウォーター、シークヮーサーオイル、ウォッカ(国内製造)、 糖類/炭酸、酸味料、ビタミンC。
 販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
 缶裏に、次の説明文がある。
 naturaは果実本来のみずみずしさと香りが特長の高品質なストレート果汁を使用しています。 "南国果実"の贅沢で心満たされる美味しさをお楽しみください。
 リニューアル前の製品 と比べ、少し柔らかくなったのかな?と感じた。 原材料名を見る限り、何も変わっていないようでもあるが、 酸のとげとげしさが抑制され、ジューシー感が増したように私には感じられた。
 私個人的には、シークヮーサーは酸っぱくてこそと考えるのだが、ソフトな味わいに仕上げた方が、 万人受けするのかもしれない。ただ、これでもまだ十分酸っぱいのは間違いない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:45971WALIUM#RN06

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