2020年10月4日[1]
No.8261: サザンスター 刺激の黒 沖縄のお祭りデザイン缶 / オリオン
さざんすたー しげきのくろ おきなわのおまつりでざいんかん / おりおん
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オリオンの新ジャンルサザンスターブランドに、新顔「刺激の黒」が登場。
発売日は今年6月30日。
なお、この缶は発売当初のものではなく、
8月下旬頃から展開されている「沖縄のお祭りデザイン缶」である。
缶を開けるまで、液色は黒かと思っていたが、注いでみると淡い黄金色。泡はほぼ純白でやや荒く、
当初こそ盛り上がるが、程なくして減衰。
香りは、爽やかなホップ香と甘いモルト香がうまくバランスしており、実にビールっぽい。
オリオン社の新ジャンルは、他のビール大手4社の製品と比べて香りが非常に秀逸であり、新ジャンル特有の臭みはほぼない。
味も非常にクリア。刺激の黒というだけあって、口に入れた時にピリッとシャープな刺激があり、
味わいに甘さの微塵もなく、すっきりした口当たり。飲み進めると、単に軽いだけでなく、
麦の旨みのようなものも感じる。最初のインパクトだけで決して終わらない複雑さがある。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。
本品の発売を機に、オリジナルのサザンスターが「超すっきりの青」に、
サザンスター麦の味わい が「熟コクの赤」に生まれ変わっている。まだ入手できていないが、
手に入れば順次取り上げたい。
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新ジャンル
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2020年10月4日[2]
No.8262: ほろよい グレフルソルティ / サントリー
ほろよい ぐれふるそるてぃ / さんとりー
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サントリー ほろよい シリーズの通年品。2019年8月初旬から缶デザインが新しくなったものであるが、
当サイトでは未掲載だったので、少しずつ飲み進めている。
今日は、「グレフルソルティ」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、よくあるグレフルチューハイのように、甘そうなグレフル香だが、
確かにソルティというだけあって、塩っぽさがある。まるでカクテルのソルティドッグみたいだ。
味は確かに少しだけ塩っぽく、甘さは抑えられている。グレフルらしい苦味が前面に出ているが、
酸味はそれほどでもない。アルコール感は弱い。全般的に抑制的で、大人しい味わい。
アルコール分3%。果汁1%。
原材料名:グレープフルーツ、スピリッツ、はちみつ、海藻エキス、食塩、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、
香料、クエン酸K。
さわやかなグレープフルーツに隠し味で塩を加えた、すっきり心地よい味わいです。
実は今年8月下旬から ほろよい はまた新しくなっている。まだそんなに出回ってはいないようで、
私の生活圏内では、今日レビューした2019年リニューアル版がまだ幅をきかせている。
新製品が出回るようになったら、また順次取り上げようとは思っているが、いったいいつになることやら。
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チューハイ・カクテル等
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2020年10月5日[1]
No.8263: DHC 富士クラフト / DHCビール
でぃー・えいち・しー ふじくらふと / でぃー・えいち・しー びーる
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当サイトの協力者
森康哲さん から寄贈されたもの。
DHCビールから出ている「富士クラフト」という無濾過ビールだ。
グラスに注いだ液色は、濁りのある淡いブロンド。泡はほぼ白色できめ細かく、当初は力強く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、かなり落ち着いた穀物っぽいモルト香が強い。ゆえに、地味な第一印象だ。
口当たりは非常に透明感があり、適度な酸味を伴った軽快な飲み口。苦味はあまり強くない。
少しざらつくような舌触りとともに、香りに感じた乾いた穀物っぽい味わいが広がる。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
製造者:株式会社DHCビール、静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
富士山の伏流水100%仕込みの、本格クラフトビール。
熟成を終えたビールの出来を確かめる醸造家にしか味わえなかった、特別な無濾過タイプです。
麦芽本来のリッチな旨みをお楽しみください。
基本的に押しの弱い自然体な味わいゆえ、酵母の旨みというか、
悪くいうと雑味のようなざらつき感が目立つ。
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ビール
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2020年10月5日[2]
No.8264: ほろよい グレープ / サントリー
ほろよい ぐれーぷ / さんとりー
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サントリー ほろよい シリーズの通年品。2019年8月初旬から缶デザインが新しくなったものであるが、
当サイトでは未掲載だったので、少しずつ飲み進めている。
今日は、「グレープ」を飲みたい。これが9種目である。
グラスに注いだ色は、透明感のある赤紫。気泡は少なく、炭酸は強そうではない。
香りは、ころっと甘いぶどう香。
味は香りの印象どおり甘味がしっかり強い。ただ、コクはないのでしつこさもない。
アルコール感は弱く、ゴクゴク飲める。ファンタグレープみたいである。
アルコール分3%。ぶどう果汁2%。
原材料名:ぶどう、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ぶどう果皮色素。
ぶどうの華やかな風味が口いっぱいに広がる、
フルーティーな味わいです。
ほろよいらしい軽やかな飲み口で、多くの若者に受けるであろう内容。
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チューハイ・カクテル等
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2020年10月6日[1]
No.8265: 一番搾り 糖質0 / キリン
いちばんしぼり とうしつぜろ / きりん
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キリンから、日本初となる糖質ゼロのビールが誕生。
10月6日発売の「一番搾り 糖質0」である。
グラスに注いだ液色は、極めて薄い黄金色。泡は純白でやや荒く、勢いよく注ぐと盛り上がるが、程なくして減衰。
香りは、爽やかなホップ香に、しっかりビールらしいモルトの力強い穀物香が感じられ、
糖質ゼロにしてはなかなかやるなと思う。
ところが、口当たりはやっぱり軽い。透明感があって苦味が弱く、あまりビールらしいコクは感じられない。
押しが弱いから、すいすいと飲み進められるが、飲み応えはない。後キレはとても良く、
飲み込んだ後には軽い苦味が口に残るものの、ビールらしい香味はほとんど残らない。
アルコール分4%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、糖類。
ビールと思うから物足りなく感じるまでで、例えば糖質オフ新ジャンルと比較したらどうだろう。
本品は新ジャンルのような麦芽不足による臭みはなく、ただコクがないだけである。
その意味では、糖質オフ新ジャンルを飲むよりもだいぶマシである。まさに本物のビールであるがゆえの長所だが、
一方で、このような製品に対するニーズは一体どれだけあるのか?かなり疑問である。
そもそも軽い味がよければ発泡酒か新ジャンルを飲めばいいし、
しっかりビールらしい味わいを求めるなら糖質オフ製品は避けた方がいい。
臭みや妙な甘味がなく、ただただひたすらすっきりした味。このニッチをどれだけの人が求めるのか、
爆発的ヒットは難しいのではないだろうか。
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ビール
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2020年10月6日[2]
No.8266: ほろよい はちみつレモン / サントリー
ほろよい はちみつれもん / さんとりー
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サントリー ほろよい シリーズの通年品。2019年8月初旬から缶デザインが新しくなったものであるが、
当サイトでは未掲載だったので、少しずつ飲み進めている。
今日は、「はちみつレモン」を飲みたい。これが10種目である。
グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、甘さがしっかりついていそうで、まさにはちみつレモンだ。
レモン香は穏やか。
口に含んだ瞬間、キュンとしたレモンの酸味が前面に感じられるものの、
すぐにはちみつの甘さがベースにあることが感じられる。アルコール感は非常に弱い。
飲み込んだ後にそれほど甘さが残るわけではなく、爽やかなキレがある。
アルコール分3%。果汁2%。
原材料名:レモン、スピリッツ、はちみつ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
レモンの爽やかな酸味にはちみつの心地よい甘味が加わった、やさしい味わいです。
本品も実に ほろよい らしいキャラクターで、お酒があまり得意でない若者にも勧められる。
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チューハイ・カクテル等
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2020年10月7日[1]
No.8267: 氷結ストロング 鹿児島産 辺塚だいだい <限定出荷> / キリン
ひょうけつすとろんぐ かごしまさん へつかだいだい <げんていしゅっか> / じんろ
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キリン 氷結ストロングの限定品「鹿児島産 辺塚だいだい」。発売日は、10月6日。
グラスに注いだ色は、ほぼ無色だが、かすかに黄色っぽく色づいているようにも見える。
注いでいる時、炭酸がジュワジュワと大きな音を立て、その後もしばらくの間はグラスの中で気泡が踊っている。
香りは、ライムとゆずの混合のような、青臭くシャープな柑橘香。
氷結らしく、かなりジューシーな感じだ。
口当たりは酸味が非常に強く、とてもシャープ。ただ、同時に強いアルコール感があって、
こってりとした甘さがある。飲み進めるにつれ、鋭い酸と、やや分裂気味な甘味がどんどん蓄積されてくる。
アルコール分9%。果汁0.2%。糖類0×プリン体0。
原材料名:辺塚だいだい果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
鹿児島産「辺塚だいだい」を使用した、爽やかな香り、ここちよい酸味と、
しっかりした飲みごたえ。
辺塚だいだいという品種を私は知らなかったが、イラストのイメージそのままの味であった。
缶チューハイになったのは、初めてではないだろうか。
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チューハイ・カクテル等
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2020年10月7日[2]
No.8268: FITTER チューハイ アセロラ&ハイビスカス / オリオン
ふぃったー ちゅーはい あせろら あんど はいびすかす / おりおん
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オリオンビールとライザップのコラボによる「FITTER」(フィッター)シリーズ。
「結果にコミットする」でおなじみライザップ監修の当シリーズは、
太ることを気にせず飲めるアルコール飲料として開発された。FITTER は FITNESS に由来する。
今年の4月28日に第1弾2種が発売されたが、それらのうち、今日は「FITTERチューハイ アセロラ&ハイビスカス」を飲む。
グラスに注いだ液色は、透明感のあるピンク色。かき氷のいちごシロップをかなり薄めたような色。
注いでいる時はシュワシュワ炭酸が音を立てているが、程なくして静まる。
香りを嗅ぐと、アセロラの尖った酸味を感じさせる香りが強く、ウメのようにも感じる。
味は酸味が強く、やはりウメにかなり似ているが、もっと尖っている。その点はアセロラらしい。
一方、ハイビスカスの風味がどれなのかは、よくわからない。
飲み込んだ後には、極めて鋭い酸と軽い渋みのようなものが残る。
無果汁。アルコール分3%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、りんご果汁、白インゲン豆抽出物/
炭酸、酸味料、香料、野菜色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
この製品には、炭水化物の吸収対策成分とされる白インゲン豆抽出物が配合されている。
そのようなことを意識せずとも、すっきり爽やかな口当たりが、既にして健康的な感じを醸し出している。
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チューハイ・カクテル等
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2020年10月8日[1]
No.8269: もぎたてストロング 高知産直七 <期間限定> / アサヒ
もぎたてすとろんぐ こうちさんなおしち <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ もぎたてストロング の期間限定「高知産直七(なおしち)」。
発売日は、10月6日。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと濁りのある薄黄色。
非常に青臭くシャープな柑橘香。まるで樽酒のような、杉樽っぽい匂いとも言える。
口当たりは香りの印象どおり酸がとても鋭く、青臭い。アルコールが強いことから、甘味のボリューム感もあり、
すべての要素が強烈。飲み込んだ後には、青臭さと強い酸味と強いアルコール感が残る。
アルコール分9%。果汁0.3%。人工甘味料ゼロ。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、直七(田熊すだち)果汁、ブドウ種子エキス/糖類/酸味料、炭酸、香料。
直七とは、まろやかな酸味が特徴で、生産量が少なく「幻の柑橘」といわれる高知県宿毛市特産の希少なすだちの一種です。
一昨年 と 昨年 は、
以前の「もぎたて」シリーズとして出されていたため、人工甘味料が使われていた。
ところが今春、「もぎたて」は「もぎたてストロング」へとリブランドされ、
シリーズすべて人工甘味料の使用をやめ、糖類に変更した。
それに伴い、この製品も今年から糖類使用に変更となったため、
自然な甘さに変わったようだ。但し、酸味とアルコールが極めて強いため、
甘さの変更により決定的に味が変わったわけではない。
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チューハイ・カクテル等
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2020年10月8日[2]
No.8270: FITTER ハイボール / オリオン
ふぃったー はいぼーる / おりおん
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オリオンビールとライザップのコラボによる「FITTER」(フィッター)シリーズ。
「結果にコミットする」でおなじみライザップ監修の当シリーズは、
太ることを気にせず飲めるアルコール飲料として開発された。FITTER は FITNESS に由来する。
今年の4月28日に第1弾2種のうち、昨日既に FITTERチューハイ アセロラ&ハイビスカス を掲載済みなので、
今日はもう一方の「FITTERハイボール」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。
注いでいる時はジュワジュワ炭酸が音を立てているが、程なくして静まる。
香りは、ウイスキーにミントと白コショウか山椒を混ぜたかのような、不思議なスパイシーさがある。
口に含んで、最初に感じるのは強い酸味。レモンのような尖った酸味だ。そして口中で転がしていると、
さらに柑橘っぽさと白コショウみたいな香味が広がる。
ウイスキーらしさはほぼないが、後味にほんのりウイスキーっぽいアルコール感はある。
このスパイシーさはコショウではなくトウガラシのようだが、
それほどはっきりと辛いわけではない。ほんの少しだけピリッとしびれるような感覚が、舌先に残る程度。
アルコール分6%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、ウイスキー、トウガラシ抽出液、シークヮーサーエキス
/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
トウガラシ抽出液(カプサイシン)配合で、ピリッとした後味が特徴だが、
それ以上にシークヮーサー由来と思われる酸味の存在感が強く、ウイスキー感は非常に弱いので、
ハイボールと呼ぶこと自体にちょっと違和感がある。
ライザップ監修で健康を考えたレシピとのことだが、
健康を考えるのならアルコール6%のハイボールなど飲むなと、減らず口を叩きたくなってしまう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44112WAGZ#163 |
2020年10月9日[1]
No.8271: 和製サングリア 白ワインと二十世紀梨 <限定出荷> / サッポロ
わせいさんぐりあ しろわいんとにじっせいきなし <げんていしゅっか> / さっぽろ
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イオングループ限定商品である サッポロ「和製サングリア」。発売日はわからないが、
今週大量に店頭に並び始めたので、10月6日と推察される。
2種あるうち、今日は「白ワインと二十世紀梨」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りを嗅ぐと、甘味の強そうな白ワイン。
あらかじめ梨だとわかっているから、そんな香りがするように感じるが、
言われなければ梨と当てることは難しいかも。
味は香りの印象どおり甘味が強い。ワインの甘さだけでなく、梨果汁が混ざっているかのよう。
香りでは梨だとわかりづらかったのだが、味は確かに梨だ。
飲み込んだ後に、だらっとした締まりのない甘さが残る感じ。
アルコール分3%。原材料名:濃縮還元ぶどう果汁(外国産)、日本なし(二十世紀)(鳥取県産)/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
想像していた以上に甘味が強かった。サングリアなので、基本的に食中ではなく、食前酒として楽しみたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44113DAEE#UK |
2020年10月9日[2]
No.8272: ビネガーサワー レモン / 合同酒精
びねがーさわー れもん / ごうどうしゅせい
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当サイトの協力者
森康哲さん から寄贈されたもの。
Mizkan(ミツカン)と 合同酒精 のコラボによる「ビネガーサワー」のレモン。発売日は、3月17日だったようである。
グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色で、透明感がある。
気泡は少なく、炭酸は弱そう。
注いでいるとき、フレッシュなレモン香が漂っている。ずいぶん爽やかな印象だ。
グラスに鼻を近づけると、そのレモン香とともに、しっかり酢を感じる。
しっかりといっても、食酢を直接嗅いだような刺激の強さがあるわけではない。柑橘香の上にほのかに香っているだけだが、
食酢であることがわかるという程度。
味はレモンの尖った酸味が強く、甘さはかなり抑え込まれている。
酢を飲んでいるような味がするわけではなく、柑橘風味が圧倒的に勝っている。
だからキレも良く、後味も概ね爽やかだ。但し、喉で受ける刺激は強い。
アルコール分3%。果汁1%。ミツカン黒酢使用。
原材料名:米黒酢、レモン果汁、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖(国内製造)/酸味料、
炭酸ガス、香料。製造者:合同酒精株式会社 千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
「ミツカン黒酢のヒミツ」
国産玄米だけを豊富に使用した黒酢。旨み成分を豊富に含み、
やわらかな酸味とまろやかな味わいが特長です。
1缶あたり黒酢8ml配合!
健康志向の高まりで、ビネガードリンクはかなり普及している。だが、お酒にまで応用するのはどうか?とも思う。
寄贈されたからありがたく味わったが、正直なところわざわざ買ってまで飲もうとは、私は思わない。
酢を用いた缶チューハイというと、一昨年(2018年)にサッポロからリリースされた りらくす というブランドがある。
当初はそこそこ売れていたようだが、翌年に一度リニューアルを敢行したものの結局振るわなかったようで、
同年中に製造終了した。一部に根強い支持が得られるのは確実だとしても、万人受けする分野とは言いがたいのだ。
ただ、りらくすの度数設定が8%と高く、健康なのか不健康なのか不調和な感じであったのに対し、
当シリーズは3%設定であり、その点は良いと思う。
ところでミツカンは、言うまでもなく日本を代表する食酢醸造のメーカーで、愛知県を本拠とし、
200年以上の歴史を持つ。長らく 中埜酢店(株)という社名で事業を行っていたが、
現在は持ち株会社(株)Mizkan Holdingsの下、事業会社は(株)Mizkan となっている
(中埜酢店は資産管理会社として存続しているようである)。
国際戦略上は、CIを導入した新たなブランディングは好ましいこととはいえ、
歴史ある社名を核として残してほしかったと、個人的には思う。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44113PRST#206 |
2020年10月10日[1]
No.8273: 和製サングリア 赤ワインと紅玉りんご <限定出荷> / サッポロ
わせいさんぐりあ あかわいんとこうぎょくりんご <げんていしゅっか> / さっぽろ
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イオングループ限定商品である サッポロ「和製サングリア」。発売日はわからないが、
今週大量に店頭に並び始めたので、10月6日と推察される。
2種あるうち、昨日既に 白ワインと二十世紀梨 を取り上げているので、
今日はもう一方の「赤ワインと紅玉りんご」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、透過性のある暗赤色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
赤ワインとりんごの組み合わせだと、りんごが埋没してしまうのではないか?
そう思いながら香りを嗅いでみると、そんなことはなく、しっかりとりんごの香りがしており、
ベースにある赤ワインとうまく共存している。
味はワインというよりぶどうジュースの甘さにりんごジュースの甘酸っぱさを合わせた感じで、
アルコール感は弱く、フルーティな味わい。赤ワイン特有の酸味が前に出ていないから、
りんごの個性が際立っている。
アルコール分3%。原材料名:濃縮還元果汁(ぶどう(外国産)、りんご(紅玉)(青森県産))/炭酸、酸味料、香料。
昨日飲んだ白と同様、こちら赤もしっかり甘味が強いので、
食中ではなく食前あるいは食後に飲むことをおすすめする。
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チューハイ・カクテル等
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2020年10月10日[2]
No.8274: BROOKLYN LAGER / BROOKLYN BREWERY(製造:キリン)
ぶるっくりん・らがー / きりん
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2017年から麒麟麦酒がライセンス生産しているアメリカのブルックリン・ラガー。
どういうわけか私の生活圏内では今日に至るまで一切見かけず。
いや、どこかのスーパーか酒店にひっそりと置かれていて、単に見逃していただけかもしれない
(但し、限定品の ブルックリン・サマーエール はなぜかみつかり、掲載済)。
いっこうに取り上げないので、当サイトの協力者
森康哲さん が寄贈してくださったものだ。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色で、オレンジ色あるいは琥珀色に近い。
泡もしっかりベージュ色できめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、見た目の印象どおりブラウンな感じの甘いロースト香が目立つ。
味は苦味が強く、ほのかな甘味も伴って、深みがある。
飲み込んだ後には、強い苦味と渋みが口に残っている。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
サラミやビーフジャーキーが欲しくなるような、ガツンとパンチのある味わい。
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ビール
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2020年10月11日[1]
No.8275: 東京アイピーエー / Far Yeast Brewing
とうきょう あいぴーえー / ふぁーいーすと・ぶるーいんぐ
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新興のクラフトビールメーカー Far Yeast Brewing による「東京アイピーエー」。
存在は知っていたものの見かけていたのはびん入り製品であったために、入手を躊躇していたのだが、
成城石井店頭でこの缶入り製品をみつけたので、買ってみた。
グラスに注いだ液色は、深い濁りのある明るめのオレンジ色。泡はほんのりベージュ色で非常にきめ細かく、
静かに注いでももくもくと力強く盛り上がる。泡持ちはもちろんとても良い。
香りは、オレンジやトロピカルフルーツの甘酸っぱさに、かつおだしのような深みが加わる。圧倒的凝縮感。
口に含むと、まず収斂性のある苦味のパンチが強い。外側が固いのに中は柔らかいために、
それほど押しが強くない。よって、ボリューム感はそれほどでもない。しかしそれは欠点というわけではなく、
端正なコクとして捉えられる。ホップ由来のフルーティな香味がいつまでも残り、
飲み込んだ後にも、舌の奥にガシッとした苦味が居座っている。
押しは強くないのに一本筋が通っている。線が細いのに凜とした存在感がある。
まるで TOKYO の街を颯爽と闊歩する JAPANESE BEAUTY のようなビールだ。
このビールなら、日本らしいベルジャンIPAとして、ベルギーの人たちにも認めてもらえるに違いない。
アルコール分6%。缶内二次発酵製法。原材料名:大麦麦芽(外国製造)・ホップ・糖類。
製造者:Far Yeast Brewing 株式会社
東京都渋谷区渋谷2-6-8 5F。製造所:山梨県北都留郡小菅村4341-1。
A Beer inspired by Tokyo from far (y)east
Superb Belgian IPA with crisp bitterness and harmonious aroma.
Appearance- Copper color with a creamy head
Aroma- Well balanced hops, malts and fruity aroma
Flavor- Citrusy hop flavor and bitterness with a hint of roasted malt flavor
Body- Medium body
説明の必要もないとは思うが、造り手の名前は、極東を意味する far east に、酵母 yeast を掛けている。
2011年に創立された若い会社だが、製品づくりに相当なこだわりがあるようだ。
同社サイト を覗くと、
近代のビール市場に対する深い嘆きのようなものが見て取れる。
"Democratizing Beer" ビールの多様性と豊かさをもう一度取り戻す- と題された文章を、引用させてもらう。
ビールは数千年前から愛飲され、世界各地で文化に根ざして発展してきました。
ところが前世紀に起こった工業化は、ビール飲料を世界中に普及させることには成功したものの、
その一方でビール自体に「黄色い炭酸飲料」という画一的でモノトーンな印象を与える事になってしまいました。
その結果ビールは、造り手の哲学や創意工夫によってではなく、一つの商品に投下されるプロモーション費用の大きさが重要となってくる大量生産品になり、
ワインや日本酒と比べると多様性のないお酒に成り下がってしまいました。
1970年代からじわじわと起こった「クラフトビール」というムーブメントは、モノトーン化してしまったビールをもう一度大衆の手に取り戻し、
多種多様なビールを楽しむための動きとも言えます。
当社は個性あふれるビールを世界中に届けることで、ビールに多様性を取り戻し、「民主化していく」ことをミッションとして活動しています。
これは私が当サイトで折に触れて述べている、特に日本のビール市場における絶対的ピルスナー信仰をみればわかる。
ビールとは明るい黄金色で炭酸が効き、苦味が強くキレのある冷やして飲むべき飲み物だと信じて疑わない消費者が多すぎるということ。
しかも、飲み慣れたものだけを正しいと信じ、世界にある多様なビールスタイルを認めようとすらしない人も少なくない。
曰く、「フルーツの香りや甘い香りがするビールなんて、ビールじゃない」などと。
しかし、そういった偏狭な姿勢を改め、ビール本来の多様な世界に身を投じれば、まさに世界は広がり、幸せは広がる。
私はここでずっとそれを訴えてきた。
Far Yeast社が掲げている「行動指針」にも、私は大いに共感する。
1. Far Yeast Brewingの会社自身もその商品も、国内だけでなく海外でも通用するものにしよう
2. 常に自分がやっている仕事が「カッコいい」かどうかを意識しよう
3. 常に謙虚でいよう
自分の仕事がカッコいいかどうかを常に意識しつつも、謙虚な姿勢を忘れない。
私も一人の労働者・経営者・プロフェッショナルとして、そうありたいと思う。
このビールでひとときの安らぎを得、明日への活力を養いたい。
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ビール
CODE:44115SIH3#UK |
2020年10月11日[2]
No.8276: NIPPON PREMIUM 愛媛県産いよかん / 合同酒精
にっぽんぷれみあむ えひめけんさんいよかん / ごうどうしゅせい
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GODO NIPPON PREMIUM「愛媛県産いよかんのチューハイ」。今年3月下旬からリニューアルしたものである。
いつも入手困難なGODO製品だが、偶然に発見した。
グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。
香りは、キュンと尖りのある柑橘香で、酸が強そう。
味は香りの印象どおり酸味が強いが、バランスを取るように甘味もしっかり。さらに軽い苦味も。
アルコール感は強くない。
アルコール分3%。果汁7%。原材料名:いよかん果汁(愛媛県産いよかん)、ウォッカ、スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料。
原料原産地名:国内製造(果糖ぶどう糖液糖)。
温暖な気候で育まれたいよかんの香り高い味わいをギュッと閉じ込めました。
妙に力の抜けた、当たり障りのない味で、万人受けするキャラクター。毎日飲んでも飲み飽きない味といえる。
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チューハイ・カクテル等
CODE:44115PYSO#RN03L |
2020年10月12日[1]
No.8277: TOPVALU BEST PRICE 富良野生ビール / サッポロ
とっぷう゛ぁりゅ・べすとぷらいす ふらのなまびーる / さっぽろ
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発売日は10月6日。イオングループP.B.の TOPVALU BEST PRICE「富良野生ビール」。
先週リリースされたはずなのに、私の自宅から徒歩圏内に3店あるイオン系スーパーでは、
いずれもこれまでまったく見かけず。今日、最寄駅近くにある店舗に寄ったところ、
入荷はしていたのに、すべて完売。2店目に立ち寄ってみたところ、ようやく出会うことができた。
販売価格はなんと税込165円。ちゃんとしたビールならば、破格である。
ビールの税金が下がったタイミングでの投入とはいえ、驚きである。
もしこれで中身が上質ならば、ちょっとした事件と言っていい。さて、どうなのか。早速試してみよう。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、
力強く盛り上がって、泡持ちも良い。見た目は紛うことなくビールだ。
香りを嗅ぐと、清澄なホップ香と、サッポロビールらしく凝縮感あるモルト香が下支えした良好なバランス。
香りも合格。
味は収れん性のある強すぎない苦味をまず感じ、透明で伸びやかな旨みが続く。
爽やかなホップの香味が心地よく、ドリンカビリティは上々。
飲み飽きないどころか、一口がまた次の一口を誘う。
飲み込んだ後には、舌の奥両側にギュッとした苦味と、口全体にほわっとしたほのかな甘味の余韻が残る
(この甘味だけは、もしかすると好みが分かれるかも)。ややコク不足に感じるのは、限界なのか、狙ったものなのか。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ。
どうせコストダウンの末の、二流ビールではないか。そんな邪推をしていた自分を今恥じている。
間違いなくちゃんとしたビールである。普通に毎晩飲んでもいいと思う内容だ。
それだけに、サッポロさんはいったいこれをいくらで納入しているのか、心配になる。
メーカーとして一発逆転を狙ったチャレンジなのではないだろうか。
最大手GMSの販売力を背景にした、無情な価格設定ならば、私個人的には評価したくない。
安いことを正義とするガリバー企業の論理には、私は心情的に共感できない。
良いものを適正価格で売らずに無理なディスカウントを続けていたら、経済はどんどん不健康になる。
品質は間違いない。これを165円で売れば、売れないわけはない。ヒットしないわけはない。
大爆発間違いなしである。だが、それでいいのだろうか。
コロナ禍で収入減の人も少なくないだろう。いわゆる巣ごもり消費で、
家飲み機会が増えているから、少しでも安いのはありがたい。さすがイオンさん、庶民のことがわかっている。
そう絶賛する声であふれるのだろうが、絞っても水の出ない雑巾をさらに絞り出したような価格設定ならば、
必ずどこかに歪みが生じる。その歪みの犠牲になるのは、いつだって弱い者だ。
それを忘れてはならない。
幸い、私には毎晩200円以上のプレミアムビールを飲む程度の余裕はある。
だから、こういう商品の応援をすることはやめよう。販売店だけが消費者にいい顔をしたとしても、
その陰で苦しむ人がいることに思いを致そう。価格の成り立ちに注意を向けよう。
健全な市場を育てることが、すべての人の幸福につながるのだから。
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ビール
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2020年10月12日[2]
No.8278: アシード アスター フロリダグレープフルーツチューハイ / アシードブリュー
あしーど あすたー ふろりだぐれーぷふるーつちゅーはい / あしーどぶりゅー
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チューハイ分野ではOEM供給元として幅広く展開している広島のアシードブリューが、
自社のナショナルブランドとして販売している「アシードアスター」シリーズの「フロリダグレープフルーツ」
を入手したので、飲んでみたい。
グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。
注いでいる時はジュワジュワ炭酸が音を立てているが、すぐに静まる。
香りは、苦味の強そうな奥深いグレフル香で、華やかさはなく、引き締まっている。
味は香りの印象どおり、まず強めの苦味が押してくるが、その後ほろっとした甘味が追随。
そして気づけば、わりと鋭い酸味も伴っている。グレープフルーツの皮のようなフレッシュ感がかなりあって、
それゆえ、苦味の存在感が非常に強く、飲み込んだ後にもそれは残る。アルコール感は強くない。
果汁10%。アルコール分5%。原材料名:グレープフルーツ果汁(アメリカ製造)、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖/炭酸。
酸味料、香料。
製造者:アシードブリュー株式会社、広島県福山市箕島町5725-1。製造所:アシードブリュー株式会社 宇都宮飲料工場、
栃木県下野市下石橋561。
温暖な気候と豊富な水で育てられたフロリダグレープフルーツのチューハイです。
ストレート果汁のみ使用した爽やかな味わいをお楽しみください。
グレープフルーツのフレッシュな苦味が活かされているリッチなチューハイだ。
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チューハイ・カクテル等
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2020年10月13日[1]
No.8279: 金麦 濃いめのひととき <2020限定醸造> / サントリー
きんむぎ こいめのひととき <2020げんていじょうぞう> / さんとりー
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サントリー金麦の季節限定派生商品「濃いめのひととき」。
発売日は、10月13日。今年で発売3年目である。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色で、オレンジ色に近い。
泡はやや黄色っぽくやや粗く、当初こそよく盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
香りを嗅ぐと、すぐさま新ジャンルだとわかる、こってりとした甘さが強い。
ただ、新ジャンルにしては麦芽の力強さを感じる。
味は、香りの印象ほど甘くなく、ビシッとした苦味と渋味がとても強く、
そしてそれらがまとわりつく感じ。
ビールらしいコクとは少し違うが、これでもかという押しがあり、
なおかつ甘ったるいわけではないので、結果的にくどさを感じない。
アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
季節限定品として続いているということは、一定のファンがついているということだろう。
これからの寒い季節にふさわしい、しっかり重い味わいだ。
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新ジャンル
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2020年10月13日[2]
No.8280: TOPVALU BESTPRICE 辛口 焼酎ハイボール 国産赤しそ / 合同酒精
とっぷう゛ぁりゅ べすとぷらいす からくち しょうちゅうはいぼーる こくさんあかしそ / ごうどうしゅせい
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イオングループのP.B.である TOPVALU BEST PRICE シリーズの
辛口焼酎ハイボール「国産赤しそ」。
グラスに注いだ液色は、ほんのりとしたオレンジ色。シソといっても、あまり赤くない。
細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りも見た目の印象どおり、非常に大人しい。ふわっとかすかにシソというか、梅干しみたいな匂いがする。
味はほぼ甘くない。シソらしい味があるものの薄く、すっきりとした口当たり。ベースの焼酎の酒臭さがかなり際立っている。
まったく押しが強くないから飲み飽きず、何口飲んでも口の中はさっぱりしている。
アルコール分7%。赤しそ浸漬酒使用。
原材料名:焼酎、赤しそ浸漬酒(醸造アルコール、国産赤しそ)、糖類/炭酸ガス、酸味料、香料、カラメル色素。
販売者:イオントップバリュ株式会社、千葉県千葉市美浜区中瀬1-4。
製造場:合同酒精株式会社、千葉県松戸市上本郷字仲原250番地。
このシリーズはどれも硬派で、安いながらも酒呑み向けの製品と言える。
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チューハイ・カクテル等
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