2021年4月8日[1]
No.8621: 富士山 / アサヒ
ふじさん / あさひ
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2年ほど前からイオングループ限定で散発的に発売されているアサヒ「富士山」。
今回の発売日は、4月6日だったようである。
前回発売 が昨年(2020年)7月21日だったので、
およそ8か月ちょっとで再登場となった。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りはホップの清澄で甘い香りとともに、かなり土臭い穀物っぽい香りも感じる。
クリーンな口当たりで、クリアな味わいが広がる。ほんのりとした甘みとふくよかさ。
マイルドな苦味。適度なボリューム感と後キレの良さが両立。
前知識なく飲んだら、これがエールとはわかりにくいだろう。
国産原料100%使用。アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(大麦(国産))、ホップ、米。
華やかな香りと澄みきった味わいの日本のプレミアムエール。
パッケージデザインは、「東海道五拾三次之内 由井 薩埵嶺」(歌川広重)。
これが選ばれた理由は、昨年採用した「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」(葛飾北斎)が好評だったからとのことである。
わざわざ「日本の」と謳っているのは、原材料に米を用いているからと思われる。
華やかなだけでなく、繊細さも持ち合わせているのが特徴。
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チューハイ・カクテル等
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2021年4月8日[2]
No.8622: サッポロ黒ラベル デアリングタクト デザイン缶 / サッポロ
さっぽろくろらべる でありんぐたくと でざいんかん / さっぽろ
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サッポロ黒ラベル「デアリングタクト」デザイン缶。
黒ラベルに限らずサッポロ社の缶製品には、デザイン缶が多い。毎回売上が伸びるという成功体験に基づくものであろうか。
デザイン缶の中にも、多くの人が一目でわかるものもあれば、一部の人たちにしかわからないものもある。
今回のこの缶は、さしずめ後者であろう。
缶には、最上部に「史上初!無敗三冠牝馬」の文字があり、馬のイラストとともに DARING TACT(デアリングタクト)
の名前がある。さらに、三冠を遂げたであろう3つの賞「第80回桜花賞 2020.4.12」「第81回優駿牝馬 2020.5.24」
「第25回秋華賞 2020.10.18」が誇らしげに掲げられている。
まあ、これらを見れば、ギャンブルをまったくやらない私とはいえ、競馬であることはわかる。
サッポロ社の発売情報などを検索してみても、これがいつどのチャネルで発売されたのか、まったくわからない。
ただ、今回私が入手したのはファミリーマートであり、やはり同じようにファミマで見つけたというブログやツイッターなどが複数ある。
実際、今のところ、他のコンビニやスーパー等では見当たらない。
なお、中身は通常の黒ラベルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
このデアリングタクトだけでなく、もう1種、コントレイルという競走馬のデザイン缶も出ているようなのだが、
私は遭遇していない。
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ビール
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2021年4月9日[1]
No.8623: 樽ハイ倶楽部 梅干しサワー <期間限定> / アサヒ
たるはいくらぶ うめぼしさわー <きかんげんてい> / あさひ
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アサヒ 樽ハイ倶楽部 の期間限定「梅干しサワー」。
発売日は、4月6日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて踊っているが、
程なくして静まる。
香りは、非常に尖りのある、とても酸っぱそうな梅干し香。
梅の香りではない。梅酒の香りでもない。梅干しの香りだ。
口当たりは香りの印象どおりシャープで酸っぱい。但し、梅干しを頬張った時のような顔をしかめる酸っぱさではない。
コクのない、酸っぱさの外側だけといった味だから、飲みにくい酸っぱさではない。
軽やかで透明。強いアルコール感を実感した後、梅干しのエキス分を感じるような味。
さっぱりしているから、もう一口を誘う。
アルコール分8%。無果汁。
原材料名:ウオッカ(国内製造)、ウメエキス(南高梅)、酵母エキス、糖類/炭酸、酸味料、香料。
期間限定品ということだが、売れ行きが良ければぜひ定番化して欲しい製品だ。
大衆居酒屋では、昔から焼酎のお湯割りに梅干しを落として飲むのが、特に中高年に人気の飲み方である。
お湯割りは香り立ちが良いので、ツンと香る梅干しは相性が良いのだが、反面、すぐに酔いが回るので、たくさんは飲めない。
しかし、サワーなら回りが遅く爽やかなので、どんどん飲める。そういった魅力が、この製品にはある。
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チューハイ・カクテル等
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2021年4月9日[2]
No.8624: 本丸時間 月のかけら / 合同酒精
ほんまるじかん つきのかけら / ごうどうしゅせい
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今年(2021年)1月21日にファミリーマート限定で発売され、
瞬く間に売り切れてしまった商品。
ブラウザゲーム・刀剣乱舞 on line と ファミリーマートのコラボによる「本丸時間」だが、
2種出たうち私は1種(鶴のほまれ)しか入手できず、もう1つは完全に諦めていた。
その旨を記したところ、
当サイトのご協力者
森康哲さん が確保されていた
この「月のかけら」を贈ってくださった。ありがたく味わいたい。
グラスに注いだ液色は、透明感のある美しいマリンブルー。
カクテルやかき氷の ブルーハワイ みたいな色。
香りは、深みのない軽いレモン香がアルコール臭に溶けている。
GODO社のレモンサワーらしいとも言える。
口当たりはすっきりとしている。まず甘さがなく、味わいにあまりコクも感じない。
酸味がキュンと効いていて、とても軽やか。
もっとアルコールが強いのかと思っていたら、まったくそんなことはない。
キリッとして、キレも良い。
アルコール分3%。果汁2%。
原材料名:レモン果汁、ウォッカ(国内製造)、果糖ぶどう糖液糖/炭酸ガス、酸味料、香料、着色料(青色1号)。
この「月のかけら」は、ゲームに登場する三日月宗近をイメージした商品とのこと。
あっという間に売り切ってしまった商品だから、もうどこにも残っていないだろう。
だからこの記事も、誰の役にも立たないことだろう。ただ私のコレクターとしての欲求を満たしただけという。
こういった商品を買った人たちは、空き缶を大事に保管しているんだろうか。
缶のデザインだけで爆売れするのなら、GODOさんはこういった商売をもっとしたらいい。
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チューハイ・カクテル等
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2021年4月10日[1]
No.8625: −196℃ ストロングゼロ ガツーンとサイダーサワー / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ がつーんとさいだーさわー / さんとりー
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サントリー −196℃ ストロングゼロ「ガツーンとサイダーサワー」が新しくなっている。
4月上旬からのリニューアルとのことだから、切り替わったばかりである。
グラスに注いだ色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立て、
その後も大粒の気泡が踊っているが、程なくして静まる。
香りは甘く、まさにサイダーだが、ベースにはしっかりアルコール臭もある。
口当たりはまず炭酸のビリビリした刺激が口中全体で感じられ、同時にサイダーらしいしっかりした甘みが感じられる。
さらに、甘みと共にかなりのアルコール臭さ。
この強烈さは、これからの季節にぴったりである。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。
原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)、スピリッツ/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
ところで先日、缶を落として破裂させてしまったトラブルを報告したが、
今回もまた冷蔵庫に入れる際に手を滑らせ、缶を落としてしまった。
しかも、前回は冷蔵庫内で落としただけだったが、今回は床に落ちて転がった。
結果、缶の端がつぶれてしまったが、破裂することはなかった。
この製品も強炭酸が売りなのに、缶は無事だった。厚みが違うのだろうか。
先日の缶がなぜ破裂したのか、謎は深まるばかり。
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チューハイ・カクテル等
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2021年4月10日[2]
No.8626: サザンスター 超スッキリの青 / オリオン
さざんすたー ちょうすっきりのあお / おりおん
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オリオンの新ジャンルブランド「サザンスター」が新しくなった。
今年2月製造分からのリニューアルなのだが、昨年6月 に変わったばかりなので、
約8か月での再リニューアルである。
通年2種のうち、まず「超スッキリの青」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は白色できめ細かく、泡持ちも悪くない。
香りは、すっきりと透明。新ジャンル特有の臭みなどはほぼ感じられず、
軽快なホップ香と、その背後にしっかり麦芽の力強さを感じる。
口に含むと、まずピリッとした刺激とともに、クリアな口当たり。
苦味がしっかりとし、甘みはほぼない。香りの印象どおり透明感のある味わいで、
商品名のとおり、超スッキリ。キレも良い。
アルコール分5%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。
サザンスターブランドには元々バリエーションはなく、この青が元祖サザンスターであった。
今回のリニューアルでは、沖縄県産米を使用することで「沖縄クラフト」に進化したとされる。
私が感じた従来品との違いは、液色はやや薄くなったが泡持ちが向上し、
香り、口当たり、喉ごしのすべてに磨きがかかり、よりすっきりした印象。
以前にも増して、優秀な新ジャンルとなった。
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新ジャンル
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2021年4月11日[1]
No.8627: 樽ハイ倶楽部 プレーンサワー / アサヒ
たるはいくらぶ ぷれーんさわー / あさひ
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先日、アサヒ 樽ハイ倶楽部 の期間限定 梅干しサワー を掲載したが、
実は通年品も同日(4月6日)から新しくなっている。
通年2種のうち、今日は「プレーンサワー」を飲みたい。
グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて踊っているが、
程なくして静まる。
香りは、レモンライムのような爽やかな柑橘香。シンプルだが少し甘そうで、アルコール臭はとても強い。
味は香りの印象どおり少し甘いが、炭酸の刺激がビリッとくる。
柑橘系の味わいですっきりしているが、飲み込んだ後にはほんのりと甘味が残る。豊かなアルコール感。
アルコール分8%。無果汁。原材料名:ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
缶裏に「お家でアレンジしてみよう!」として、
レモンを足してレモンサワー、乳性飲料を足して乳性サワー、梅干しを足して梅干しサワーという例が書かれている。
だが、単に強いお酒感を楽しみたい人は、このまま飲むのがいいだろう。
リニューアル前は「大人のサワー」という名前だったが、わかりにくかったからか、
今回「プレーンサワー」に名前が変わった。
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チューハイ・カクテル等
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2021年4月11日[2]
No.8628: サザンスター 刺激の黒 / オリオン
さざんすたー しげきのくろ / おりおん
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オリオンの新ジャンルブランド「サザンスター」が新しくなった。2月製造分からのリニューアルである。
通年2種のうち、昨日既に 超スッキリの青 を掲載済。
こちら「刺激の黒」は、昨年6月30日に誕生したものだが、約7か月ほどで新しくなったことになる。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りはキリッと金属的。新ジャンル特有の臭みや甘さなどはなく、ひたすら透明である。
ホップはあまり強くは香らず、モルトのニュアンスが強い。
口当たりは苦味が強く、非常にシャープ。
すっきり透明な味わいだが、飲み込んだ後には、かすかに甘さが残る。
アルコール分4%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類)、
スピリッツ(大麦)。
超スッキリの青 と同様、こちらも沖縄県産米使用となり「沖縄クラフト」を名乗っている。
しかし、味わいに大きな変化は感じなかった。
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新ジャンル
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2021年4月12日[1]
No.8629: −196℃ ストロングゼロ ガツーンとレモネードサワー / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ がつーんとれもねーどさわー / さんとりー
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サントリー ストロングゼロの「ガツーンとレモネードサワー」。
4月6日にローソン限定で売り出されたようである。
グラスに注いだ液色は、透過性のある濃いめのピンク色。注いでいる時、淡いピンク色の泡が盛り上がり、
その後は多量の気泡がグラスの中で踊っている。ピンクレモネードサワーだが、本当にここまでピンク色とは驚かされる。
香りは、尖りのあるフレッシュなレモン香で、かなりしっかり深みを感じる。
味は香りの印象どおり酸味が強いものの、それ以上に甘味が強い。
甘味料の甘さにアルコールのボリューム感が呼応して、くどいくらいの飲みごたえがある。
すぐに酔いが回りそうな強さ。
飲み込んだ後には、甘味料特有のだらっとした甘さが口中全体に残る。
アルコール分9%。レモン浸漬酒使用。
原材料名:レモン、ウオッカ(国内製造)/酸味料、炭酸、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、赤色40号。
いわば酸っぱくて、甘くて、強烈なアルコール。すべての要素が強い。
缶に9%と書いてあるから、お酒に弱いと自覚のある人は手に取らないと思うが、
若者向けのような派手なパッケージに似つかわしくない硬派な中身だから、気をつけた方がいい。
ところで、昨年は ガツーンとピンクサワー という名前で出ていたようなのだが、
なんと当サイトではフォローできていなかった。今さら仕方がないが、情報収集を怠らないよう、
改めて自覚した次第である。
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チューハイ・カクテル等
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2021年4月12日[2]
No.8630: 贅沢搾り ぶどう / アサヒ
ぜいたくしぼり ぶどう / さんとりー
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アサヒ 贅沢搾り シリーズが新しくなっている。発売日は、3月9日。
通年5種のうち、
これまで レモン、
グレープフルーツ、桃、
キウイ の4種を掲載済。残る1種がこの「ぶどう」である。
グラスに注いだ液色は、やや透過性のある深い赤紫色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、ころっと甘いぶどう香。さらに酸味も渋味も強そうである。
味はそれほど甘ったるいわけではなく、酸味が効いている。もちろんぶどうらしい渋味も強いので、比較的引き締まっている。
果汁が多いだけあって、ナチュラルである。
アルコール分4%。果汁37%。
原材料名:ウオッカ、ぶどう果汁(アメリカ製造、アルゼンチン製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
果実1/2房分と書かれているが、品種はわからない。これだけ果汁が入っているのに、
味わいバランスの整え方が良く、あまりくどさはない。
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チューハイ・カクテル等
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