ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.8961−8980


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2021年10月12日[1]
No.8961: 贅沢搾り PREMIUM トマト <期間限定> / アサヒ
 ぜいたくしぼり ぷれみあむ とまと <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ 贅沢搾りPREMIM トマト アサヒ 贅沢搾りPREMIM トマト review
 アサヒ 贅沢搾り PREMIUM の期間限定「トマト」。発売日は、10月5日。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある薄赤色。トマトジュースを薄めた感じ。 注いだ当初、ピンク色の泡が立っている。
 香りは、まさにしっかりトマトジュース。トマト特有の青臭さというか、フレッシュ感がよく出ている。 アルコール臭はほぼしない。
 味もトマトジュースそのままと言いたいところが、濃厚さはなく、さらっとした口当たり。 100%ではないので当然だが、薄めた感じは否めない。 ただ、特有の甘酸っぱさはあり、さらにほんのりと塩気のようなものも感じられ(食塩は使っていないようではあるが)、 トマトジュース好きには馴染みやすい。 飲み込んだ後には、トマトの生っぽい青臭さが口に残る。
 果汁21%。アルコール分4%。人工甘味料無添加。 原材料名:ウォッカ、トマト果汁(ポルトガル製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、トマト色素。
 チューハイでトマト味というと、キワモノっぽい感じもあるが、 アサヒさんは以前からトマト味製品をいくつも手掛けており、その点では信頼できる。 今回も缶に「カゴメのトマト1個分の果汁」と書かれているとおり、 トマトのプロともいえるカゴメから果汁提供を受けている。もちろん品質は確かである。
 お酒を飲んで健康な感じがするちょっと不思議な体験だが、罪悪感がないからといって、何本も飲むことはもちろんお勧めしない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44481DAEE#07
2021年10月12日[2]
No.8962: 氷結 無糖レモン Alc.7% / キリン
 ひょうけつ むとうれもん あるこーる7ぱーせんと / きりん
キリン 氷結 無糖レモン Alc.7% キリン 氷結 無糖レモン Alc.7% review
 キリン氷結「無糖レモン」シリーズが新しくなっている。 今年(2021年)8月下旬製造品からのリニューアルである。
 2種あるうち、一昨日既に アルコール4%製品 を飲んでいる。 あちらはパッケージのみの変更だったが、 今日飲む アルコール7%製品 は、中身も変わっているとのことなので、 早速味を見てみよう。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。微かに濁っているかな?気のせいかな?という程度。 炭酸は注いでいる時だけ踊っている印象で、その後のグラスの中には気泡は少ない。
 香りは、すっきりフレッシュなレモン香。
 味はまったく甘くない。混じりけのないピュアな味だが、酸味がかなり鋭い。 従来品も極めてシャープな味だったが、酸味が一層強くなった感じだ。 だから、飲み込んだ後には、強い酸味が舌の上に残っている。アルコール感は、7%にしてはあまり強くは感じない。
 アルコール分7%。果汁3.4%。糖類・甘味料不使用。 原材料名:レモン果汁、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 しっかりとした飲みごたえ、キリッと冴えるレモンの果実味。甘くない、スッキリ爽快なおいしさの無糖レモンチューハイです。
 アルコール度数はもちろんのこと、果汁含有量も 従来品 と変わらないのに、 レモンの酸味がかなり強烈になったように感じた。その反射的効果からか、アルコールを強くは感じない。 ただ、飲み込んだ後に、ピュアなウオッカの香味は残っている。ここまで酸味を鋭くする必要があったのか?と、 少し疑問に思った。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44481DAKO#RN08L
2021年10月13日[1]
No.8963: レモンハイトリス / サントリー
 れもんはいとりす / さんとりー
サントリー レモンハイトリス サントリー レモンハイトリス review
 トリスハイボール缶のちょっと変わった新製品「レモンハイトリス」。 発売日は10月5日で、コンビニ限定商品のようである。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。 注いでいる時、大粒の気泡が踊り、その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、ほんのりとレモンの爽やかな香りがあり、ウイスキーの香りは引っ込んでいる。 とても奥ゆかしい香り。
 味もまずレモンのキュンとした酸味が感じられるが、その背後にウイスキーっぽさがほのかにある。 アルコール感はしっかり。ウイスキーの風味はあれど、何口飲んでも強さは感じず、 どちらかというとチューハイに近い。 飲み込んだ後にも、レモンの鋭い酸味が口に残る。
 アルコール分5%。レモン浸漬酒使用。果汁0.5%。 原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、レモン、糖類/炭酸、酸味料。
 普段レモンサワーばかり飲み、ウイスキーに馴染みのない人でも、これは飲みやすい。 ウイスキー好きからしたら、こんなに薄く作ってどうする!と、小言を言いたくもなる仕上がりだが、 これも時代のニーズに合わせた商品と言える。
 何より、ウイスキーを礎としてきたサントリーさんが、このような商品を送り出していること自体、 時代の流れを感じざるを得ないが、こういうプライドをかなぐり捨てたようにも見える柔軟な姿勢が、 今日のハイボールブームをつくりあげたと言ってもいい。
**********
 ところで、本品の発売については、事前にサントリー社のニュースリリースでは告知がなく、 私は直前まで知らなかったのだが、twitterなどでは告知があったようである。 SNSをしていない私の盲点であるわけだが、だからといってSNSをやろうという気にはならない。
 私よりIT関係には疎い妻からも、今時LINEもやらないなんて、ついて行けなくなるよなどと言われるのだが、 他人のどうでもいい日常行動などを報告されたり、興味もない話題を振られ、それに付き合っているような無駄な時間は、私にはない。 だから、様々な企業の懸賞応募条件などに、twitterのフォローや、LINEの友達登録を求められることが多い昨今、 私はそういった案件には一切関わらない姿勢を崩していない。SNSでしか繋がれない関係なら、そんな付き合いは不要である。
 最近、SNS疲れとか、人と真の関係を築くにはやっぱり直接会わないといけないといったことを、 今さらながら言い出している人たちがいるが、私に言わせれば、何を今頃言っているの?という感じである。
 当サイトをブログ形式にもせず、ましてやインスタなどにもしない理由は、 煩わしい似非人間関係であるSNSなどに時間を無駄に奪われたくないということに尽きる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44482FMMTS#08
2021年10月13日[2]
No.8964: 諏訪浪漫ビール しらかば / 麗人酒造
 すわろまんびーる しらかば / れいじんしゅぞう
諏訪浪漫ビール しらかば 諏訪浪漫ビール しらかば review
諏訪浪漫ビール しらかば
 長野県の麗人酒造がつくる 諏訪浪漫ビール「しらかば」。
 実は当サイトでなんと14年前の2007年に びん入りを取り上げているのだが、 今回缶入りを入手した。中身が変わっている可能性もあるので、改めて味わいたい。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるごく淡い黄金色。 泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、粉っぽいモルト香が中心で、華やかさはない。 但し、少し甘いクリームビスケットやブリオッシュのようなイースト香と、花束のような匂いも感じる。
 味は非常に軽やかでスッキリ。ボディがとてもスリムで、甘さはほぼなく、苦味も軽やか。 繊細で、後キレも良い。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽、ホップ。 製造者:麗人酒造株式会社 長野県諏訪市諏訪2-9-21。
 缶裏に、次の説明がある。
 諏訪浪漫ビールについて
 諏訪浪漫ビールは、寛政元年創業の日本酒製造の酒蔵が醸造する地ビールです。 仕込み水は、自社井戸に湧き出る霧ヶ峰高原の伏流水と信州上諏訪温泉の温泉水をブレンド。 温泉水のミネラル分が酵母の発酵を促進することで、キレ味の良いビールを醸します。 また、原料の麦芽には厳選した二条大麦を100%使用したオールモルトプレミアムビールです。

 諏訪浪漫ビール「ケルシュタイプ」
 ドイツ北部・ケルン地方で愛飲されているケルシュビール。 長野県の県木「しらかば」をイメージし、淡色麦芽を使用した地ビールです。 華やかな香りと、切れ味の良さが特徴です。後味の旨みや苦味もクセになるビールです。
 最初地味かな?と思った香りも、よく嗅ぐと花のような甘さがあり、かなり複雑な魅力がある。 ある意味垢抜けない部分も持ち合わせているのがいい。
種別 ビール
CODE:44482YBCUM#UK
2021年10月14日[1]
No.8965: レモン・ザ・リッチ 芳醇レモン <数量限定> / サッポロ
 れもん・ざ・りっち ほうじゅんれもん <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロ レモン・ザ・リッチ 芳醇レモン サッポロ レモン・ザ・リッチ 芳醇レモン review
 サッポロ レモン・ザ・リッチ の限定品「芳醇レモン」。 発売日は、10月5日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、冬に飲むレモネードのようで、レモンの尖りをはちみつみたいな甘さが包み込んでいる。 よって刺激はそんなに強くなく、ふくよかな印象だ。
 味もキュッと鋭い酸味と、それを包むような甘さが感じられ、コクがある。 甘いが、酸味のシャープさは活きており、さらに適度な苦味もあって、飲みごたえがある。 飲み込んだ後には、酸味と共に芳醇な甘さも口に残っている。
 果汁3%。ほろ苦レモンピールとアカシアはちみつ。アルコール分5%。 原材料名:レモン果汁、レモン果皮エキス、ウォッカ、はちみつ、糖類(国内製造) /酸味料、炭酸、香料、ビタミンC。
 先日から他社製品のところでも何度か書いているが、 最近、味わいにコクのあるレモンサワーが一定の人気を博しており、各社から発売されている。 しかし、その元祖とも言えるのがサッポロ社のこのブランドである。
 酸っぱいのに甘いというまさにリッチな味わいなのだが、これを毎晩飲みたいかと問われると、 ちょっと重たいと感じる人が多いのではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44483DAEE#09
2021年10月14日[2]
No.8966: 私のみかんサワー <限定出荷> / 宝酒造
 わたしのみかんさわー <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 私のみかんサワー タカラ 私のみかんサワー review
 イオングループ限定商品とみられる 私のサワー シリーズに新たに「私のみかんサワー」が登場。
 事前に発売を知らず、店頭で発見した。 調べてみても詳細はほとんどわからないのだが、9月21日の発売ではないかという情報があった。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある黄色。みかんジュースをかなり薄めたような色。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りはかなりチープなオレンジ香で、果汁分は少なそうだが、確かにみかんの香り。 ジューシー感や深みはなく、アルコールも弱そう。
 味も香りの印象のまま。みかんらしい尖りのない酸味。甘さはかなり抑え込まれており、すっきりした口当たり。 アルコール感はもちろん弱い。炭酸のピリッとした刺激がアクセントになっている。 ジュースっぽいのに甘さ控えめなために、わりとさっぱりした飲み口。
 和歌山産みかん果汁8%。アルコール分4%。 原材料名:みかん(和歌山県産)、みかんピューレ、焼酎(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料、カロチン色素。
 和歌山県産みかん果汁を使用し、贅沢な果実感が楽しめるみかんサワーです。
 このシリーズは基本的に昔ながらのチューハイのスタイルだが、甘さを抑えて今風に仕立てている。 アルコールも弱く、間口の広い製品だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44483DAKO#UK
2021年10月15日[1]
No.8967: WATTA 無糖シークヮーサー / オリオン
 わった むとうしーくゎーさー / おりおん
オリオン WATTA 無糖シークヮーサー オリオン WATTA 無糖シークヮーサー review
 オリオン WATTA「無糖シークヮーサー」。 発売日は、9月28日であった。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。 注いでいる時、大粒の気泡が踊っているが、その後は直ぐに収まる。
 香りは、シークヮーサーらしい青臭い柑橘香。混じりけなく、ピュアな香りだ。 適度にジューシー感も感じられる。
 味はまったく甘くない。無糖であるだけでなく、甘味料も使われていないからだ。 酸味は当然鋭く、苦味も強め。炭酸のピリピリした刺激も相まって、非常にシャープな口当たり。 アルコールは5%でそんなに強くないので、その点の強烈さはない。 飲み込んだ後にも、強い酸味が口に残っている。
 アルコール分5%。果汁1%。糖類・人工甘味料 無添加。沖縄県産シークヮーサー果汁使用。 原材料名:シークヮーサー果汁、シークヮーサーピールエキス、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、ビタミンC。 販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:沖縄ボトラーズ株式会社 沖縄県国頭郡本部町字伊豆味163。
 オリオンさんの沖縄県産品にこだわる姿勢から、無糖第1弾がシークヮーサーというのは納得。 いや、第2弾以降の予定はないのかもしれない。
 最近は無糖チューハイが各社から出されているが、レモンよりもシークヮーサーのほうが、 無糖には向いているのではないかと、個人的には思う。鋭い酸味だけでなく、特有の青臭さが飲みごたえを与えてくれるからだ。 そういう意味では、ゆず、すだち、ライムなども向いている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44484WALIUM#17
2021年10月15日[2]
No.8968: 贅沢づくり ぶどう / 宝酒造
 ぜいたくづくり ぶどう / たからしゅぞう
タカラ 贅沢づくり ぶどう タカラ 贅沢づくり ぶどう review
タカラ 贅沢づくり ぶどう
 発売を知らず、セブンイレブン店頭で偶然発見して入手した、 タカラ「贅沢づくり ぶどう」。
 ニュースリリース等での事前告知はなかったが、調べてみると、 どうやらセブン&アイグループ限定商品ではあるようだ。 発見時期から、発売は10月5日ではないかと推測される。 詳細は謎だが、とにかく飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり深い紫色。グラスの向こう側がほぼ見えない。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、ころっと甘いぶどう香が実に濃い。まさにぶどうジュースで、 アルコール臭はほぼしない。
 味も香りの印象どおり、たっぷりとした甘さとぶどうらしい渋味。軽い酸味。 アルコール感はほぼ感じない。 こってりした味わいで、飲み込んだ後にも甘さや渋さが口に残る。
 果汁20%。アルコール分4%。 原材料名:ぶどう(チリ、アメリカ)、焼酎、糖類/酸味料、炭酸、香料。

 「果汁」も「お酒」も贅沢に
 たっぷり&濃厚な赤ぶどう果汁に、特別ブレンドの焼酎を合わせ、 より果汁の深みを引き立たせました。 おうちでゆったりお酒を楽しみたい方へ。
 最初に見たとき、アサヒ 贅沢搾り かと思った。 タカラさんの商品では、以前、果汁贅沢なお酒 というものもあった。 そのくらい、この手の名前は飽和状態。
 贅沢という名前のわりに、果汁は20%で、果汁贅沢なお酒 の90%超はともかく、 おいしいチューハイPREMIUM の50%と比べても、かなり見劣りがする。 でも、20%にしては味わいは十分濃厚である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44484SETS#UK
2021年10月16日[1]
No.8969: 冬物語 [SAPPORO 2021 LIMITED EDITION] / サッポロ
 ふゆものがたり / さっぽろ
サッポロ 冬物語 2021 サッポロ 冬物語 2021 review
サッポロ 冬物語 2021
 季節限定ビールのパイオニアであるサッポロ「冬物語」。 今年で発売なんと34年目となるそうだが、今年の発売日は、10月12日。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、ふわっと甘くホップが香る典型的なサッポロ社の限定ビールらしいスタイルで、 華やかさと共に、麦芽の力強さも同時に感じさせる。
 味は苦味がガシッと強いものの、ボリュームで押してくる感じではなく、 外側が固く、ボディはジューシーでコク深く、適度な酸味も伴う。 よって、それほど重たさはなく、キレがある。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
 このビールほど、毎年同じ名前なのに中身のキャラクターをかなり変えてくる製品は珍しい。 それが楽しみでもあるのだが、今年の製品は 昨年に比べると、見た目から軽やかさがあり、 力強さよりも奥深さがある。
 今年の製品の特徴について、缶裏に説明がある。
 1988年に日本初の冬季限定ビールとして発売して以来、30年以上お客様にご愛顧いただいている「冬物語」が今年も登場。 本年の冬物語は、1988年発売当時の深みのあるコクとキレの良い後味を再現。冬の到来を楽しみながら、 ロングセラーブランド「サッポロ 冬物語」を是非お楽しみください。
 原点回帰ということなのだろうが、何だか今年で終わってしまいそうな感じのメッセージである。 皆さんがもっと買ってくれないと、もう続けられませんよという悲痛な叫びに聞こえてしまうのは、気のせいだろうか。
 昔は、発売日にはビール売り場のかなりを占拠してしまうくらいの存在感があったものだが、 近年は本当にひっそりと登場してくる感じ。 今年私はファミマのアプリに届いた無料クーポンでありがたく1本引き換えてきたが、それだけでは申し訳ないので、 もう1本購入した。
 このロングセラーブランドを是非これからもサッポロさんに続けていただけるように、 販売中は積極的に買って飲みたいと思う。
種別 ビール
CODE:44485FMMTS#04
2021年10月16日[2]
No.8970: ソウルマッコリ / サントリー
 そうるまっこり / さんとりー
サントリー ソウルマッコリ サントリー ソウルマッコリ review
サントリー ソウルマッコリ
 サントリーのロングセラー「ソウルマッコリ」を本当に久々に買ってみた。
 当サイトで把握している限り、この製品は2011年に登場し、 その後、パッケージのリニューアルを 2012年2月2013年2月、 そして2018年2月と、3回行っている。その最後のリニューアル製品を、なんと当サイトでは未掲載であった。
 改めて味わってみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのあるアイボリーだが、ややオレンジが入ったような色味。
 香りは、粉っぽい印象が強く、甘酸っぱい香りは控えめ。 ヨーグルト的ではあるが、生クリームのような甘いニュアンスが強い。
 味は香りの印象どおり、軽い甘味とやさしい酸味で、適度にキレがある。 飲み込んだ後には、軽い苦味も残る。
 アルコール分6%。 原材料名:米、米こうじ、小麦こうじ、糖類/炭酸、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。 原産国:大韓民国。輸入元及び引取先:ロッテ酒類ジャパン株式会社 東京都港区三田一丁目4-28。 販売者:サントリースピリッツ株式会社 東京都港区台場二丁目3-3。
 軽やかな飲み心地がこの製品の特徴で、多くの人に受ける間口の広さを持っている。
 今日は夕食にプルコギを食べるためにこれを開けたが、さすがに相性は良かった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44485IKOS#RN1802
2021年10月17日[1]
No.8971: 樽ハイ倶楽部 梅干しサワー / アサヒ
 たるはいくらぶ うめぼしさわー / あさひ
アサヒ 樽ハイ倶楽部 梅干しサワー アサヒ 樽ハイ倶楽部 梅干しサワー review
 アサヒ 樽ハイ倶楽部 が新しくなっている。10月12日リニューアル発売である。
 この「梅干しサワー」は、今年(2021年)4月に期間限定品として出されたものだが、 好評のためこのたび通年品に昇格した。
 中身は同じと思われるが、再度レビューしたい。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、かすかに黄色っぽく色づいている。 前回レビュー時、私は無色透明と書いているが、光の加減だったのか、そう見えたのだ。 炭酸は、やや大粒の気泡が当初はたくさん見えるが、次第に減衰。
 香りは、非常に尖りのある、とても酸っぱそうな梅干し香。 梅干し自体は入っていないのに、入っているかのようなリアルさ。
 口当たりは香りの印象どおりシャープで酸っぱい。 その酸っぱさが、強めのアルコールとうまく溶け合っている。 口に含んだ瞬間は、軽やかな印象を受けるものの、すぐに口の中に刺すような酸と、 強いアルコールの刺激が感じられる。 ただし、さっぱりした味わいのため、キレがある。
 アルコール分8%。無果汁。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、ウメエキス(南高梅)、酵母エキス、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 缶には「居酒屋で超人気 梅干しサワー」とデカデカと書かれ、まるでこれが商品名のようであるが、 あくまでも「樽ハイ倶楽部 梅干しサワー」が商品名である。
 酒呑みが好む、下町の立ち飲みあたりで供されそうな味わいだから、料理も煮込みとか揚げ物とか、 しっかりした味付けのものとの相性が良いだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44486DAEE#05
2021年10月17日[2]
No.8972: 横浜ラガー / 横浜ビール
 よこはまらがー / よこはまびーる
横浜ラガー 横浜ラガー review
横浜ラガー 横浜ラガー
既掲載缶(各写真の左側)と本日の缶の比較
 当サイトで 10日ほど前に、横浜ビール醸造所による「横浜ラガー」を取り上げた。
 実は別の店でちょっと違った缶を発見したので、紹介する。
 中身は同じものと思われるので、味のレビューは割愛。
 アルコール5.0%。原材料名:麦芽(外国製造)・ホップ。 販売者:株式会社横浜ビール醸造所 横浜市中区住吉町6-68-1。 製造所:株式会社ディーエイチシー 静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
 柑橘を思わせるホップ強めの苦味と香り。グイグイ飲みたくなる「旨苦さ」。 ヨコハマスタイルのラガーここにあり!

 YOKOHAMA BREWERY IS AIMING TO BE "THE BEST BEER COMPANY IN YOKOHAMA", THE PLACE WHERE BEER WAS FIRST BREWED IN JAPAN.
 SINCE ITS DEBUT IN 1999,YOKOHAMA BREWERY HAS WON MULTIPLE AWARDS IN CRAFT BEER COMPETITIONS, AND COOPERATES WITH REGIONAL PRODUCERS TO INCORPORATE LOCAL PRODUCTS IN ITS BREWS.
 今日の缶の製造日は2021,6,18。先日飲んだ缶の製造日は2021,6,14であった。 その間にリニューアルしたのかもしれないし、もしかすると別バージョンの缶なのかもしれない。
 地の紺色が少し明るい色調になり、缶上部に YOKOHAMA BEER の金文字が追加された。 一方、缶裏の英語表記などは変わらない。
 ちなみに、横浜ビールのサイト を見てみると、 どっちの缶の写真も混在して載っている。ますます不思議だ。
**********
 ところで、横浜ネタをひとつ。
 タレントのマツコデラックスさんは横浜嫌いを公言していることで有名だが、その理由として、 横浜の人は横浜出身あるいは横浜在住であることを自慢に思っていて、それを鼻に掛けていると。 そのため、出身地を聞かれると決まって一言「横浜」とだけ言い、神奈川県とは言わないというもの。
 これに対して横浜市出身のタレント ふかわりょうさんは、「神奈川出身です」と答えたら、 必ず「神奈川のどこですか?」と聞かれ、その一連のやりとりが面倒だから最初からショートカットして「横浜です」と言うのであって、 決して横浜を自慢しているわけではないのだと反論している。
 思うに、同じようなことは神戸にも名古屋にもあてはまる。私は大阪在住だが、神戸の人に神戸出身と言われて、 自慢されたとは思わないし、ましてやイヤな感じなどまったくしない。純粋に、神戸って素敵ですよねと思う。 さらに、名古屋の人には大変恐縮だが、名古屋出身と言われて、ドヤっているというふうに感じる人はほぼいない(ごめんなさい、名古屋の人)。
 つまり、横浜という語に自慢めいたニュアンスを感じてしまうとすると、それは受け手の方に嫉妬や引け目があるからではないか。 ちなみに私の出生地は横浜からだいぶ離れた同県内だが、横浜とは差がありすぎて、 嫉妬すら覚えない(そもそも私には他者に対して嫉妬という感情がほぼないのだが)。
 マツコ氏もふかわ氏も私の好きなタレントであるが、二人のこのやりとりは、特別な信頼感があってのものだと認識している。 そして、横浜が多くの人から憧れられる街であることも、疑いのない事実であろう。
 カタカナで ヨコハマ と書かれても、ローマ字で YOKOHAMA と書かれても、どちらもしっくりくるというのも、 ちょっとスカしていると思われる点かもしれない。 神戸でも KOBE という表記はよく見かけるが、カタカナで コウベ という表記はあまり見ない。 さらに、名古屋で ナゴヤ というカタカナ表記を見ると、もはやコミカルな感じすらする(ごめんなさい!名古屋の人)。
 そういう表記の醸し出すイメージって、結構大事なのかもしれない。音も表記もズッコケてるのに、 なぜかカッコいいイメージを獲得した唯一の街が、ニコタマではないだろうか(ごめんなさい、二子玉川の人)。 ちなみに私はニコタマからそう遠くない、今やオシャレイメージを獲得した武蔵小杉の近くに住んでいたこともあるが、 当時はムサコなんて呼び方はなかったし、小杉自体にオシャレなイメージなどまったくなかった。 まして、住みたい街と呼ばれることなど皆無であった(ごめんなさい、小杉の人)。 時代の変化に戸惑うばかりである。
種別 ビール
CODE:44486NLSTT#UK
2021年10月18日[1]
No.8973: ほろよい しゅわっとオレンジ <限定> / サントリー
 ほろよい しゅわっとおれんじ <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい しゅわっとオレンジ サントリー ほろよい しゅわっとオレンジ review
 サントリーほろよいの限定品「しゅわっとオレンジ」。 発売日は、10月12日。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄色で、ほんのりと濁りがある。気泡は少なく、炭酸は強そうではない。
 香りは、コクのないチープな感じのオレンジ香で、あまり香らない。
 味は香りの印象どおりコクはないが、甘味はしっかり。ただ、炭酸のピリッとした感じがアクセントにはなっていて、 商品名のとおり「しゅわっと」した飲み心地。アルコール感は、もちろん弱い。
 アルコール分3%。みかん果汁1%。 原材料名:オレンジ、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、紅花色素。
 ほろよいシリーズのオレンジ味というと、飲む前から、どうせ甘いんだろうというイメージがあるが、 商品名に「しゅわっと」の文字が入ることで、炭酸が効いてるよというメッセージにはなる。ただ、実際の味はもちろん甘い。
 サントリーさんのこういったネーミングセンスはさすがである。これによって売上もかなり左右するだろう。 他社製品を例に出して恐縮だが、ファンタオレンジにお酒が入った感じかな?という想像がすぐ出来る。 実際そんな感じだから、期待を裏切っていない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44487DAKO#06
2021年10月18日[2]
No.8974: ビアリー 香るクラフト / アサヒ
 びありー かおるくらふと / あさひ
アサヒ ビアリー 香るクラフト アサヒ ビアリー 香るクラフト review
アサヒ ビアリー 香るクラフト
 アルコール0.5%の微アルコールビールテイスト飲料・アサヒビアリーの派生商品「香るクラフト」。
 関東方面1都9県で6月29日に発売されたものであるが、9月28日からは全国発売に至った。

 グラスに勢いよく注ぐと、泡は力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。 液色は中程度の黄金色で、普通のビールと変わりはない。
 香りは、ノンアルコールビールみたいな少し紅茶の茶葉っぽい匂いがベースにあるものの、 柑橘系の爽やかな香りがそこに乗っているため、フレーバーティーのようである。 この香りは、ホップ由来のもののようでいて、香料が相当に使われているのだろう。
 味は基本的にクリアで、強めの苦味を伴う。 通常版の ビアリーと同様、少しクリームみたいな甘い香味がある。 さらに飲み込んだ後に、紅茶を低温のお湯で淹れてしまったみたいな茶葉の生臭さのような香味が残る。
 名称:炭酸飲料。アルコール分0.5%。 原材料名:麦芽(国内製造)、スターチ、麦芽エキス、ホップ、大麦、コーン、米/炭酸、香料、苦味料。
 この商品には、アルコールが含まれております。20歳未満の方、妊娠・授乳期の方、 運転される方などは飲用をおやめください。
 低アルコール特有の臭みを、爽やかな香りをつけることで何とかマスクしようという工夫と捉えられるが、 この香りがむしろ邪魔だと感じる人もいるかもしれない。そういう意味では、 通常版の ビアリー のほうが、ピュアで飲みやすいと思う。
種別 低アルコール飲料
CODE:44487DAEE#20
2021年10月19日[1]
No.8975: 樽ハイ倶楽部 プレーンサワー / アサヒ
 たるはいくらぶ ぷれーんさわー / あさひ
アサヒ 樽ハイ倶楽部 プレーンサワー アサヒ 樽ハイ倶楽部 プレーンサワー review
 アサヒ 樽ハイ倶楽部 が新しくなっている。
 ニュースリリースでは、10月12日からのリニューアルということに一応なってはいるが、 パッケージのみの差し替えのため、実際にはだいぶ前から店頭に並んでいた。
 通年3種のうち、今日は「プレーンサワー」を取り上げる。 なお、今回から通年品に昇格の 梅干しサワー は先日既にレビュー済である。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、炭酸がジュワジュワと音を立てて踊り、 その後は多量の気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、レモンライムのような爽やかな柑橘香。アルコール臭がとても強い。
 味は香りの印象どおり少し甘酸っぱく、そこに炭酸の刺激が加わる。 軽い苦味と強いアルコール感。ピュアな味わいだが、飲み込んだ後にはほんのり甘味が残る。
 アルコール分8%。無果汁。原材料名:ウオッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 缶に「お酒ツウ、御用達」の文字もあるとおり、 非常に酒臭く、まさにアルコールを飲んでいるという実感がある。 それゆえ、軽い缶チューハイが好みの方には決してお勧めしない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44488DAEE#07
2021年10月19日[2]
No.8976: 椀子麦酒 / ヘリオス酒造
 わんこびーる / へりおすしゅぞう
ヘリオス 椀子麦酒 ヘリオス 椀子麦酒 review
ヘリオス 椀子麦酒
 沖縄のヘリオス酒造が、破綻した銀河高原ビールから引き継いだ 沢内醸造所(岩手県)で造っている「椀子麦酒」という製品を入手した。 近所のLAWSONで東北フェアのようなものが行われていたときに、発見した。
 缶イラストにもあるとおり、地元岩手の椀子そばをイメージした、 何杯でも飲みたくなるというコンセプトのビールである。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡い黄金色。かすかに濁りが見られる。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは甘く、少し粉っぽい。ヨーグルト的でトロピカルなエステル香が少し感じられるが、 概ね穏やかで、力強くは香らない。
 口当たりはスリムで、酸が立っている。甘味は弱く、ボディに厚みはない。 軽やか。キリッとした酸味が続き、キレもある。飲み込んだ後には、香りに感じた若干の粉っぽさが口に残る。
 アルコール分5%。無濾過。原材料名:麦芽(外国製造(大麦麦芽・小麦麦芽))、ホップ。 製造者:ヘリオス酒造株式会社 沢内醸造所 岩手県和賀郡西和賀町沢内字貝沢3-647-1。
 ビアスタイルはドイツ・ケルン地方生まれのケルシュ。 空いたグラスを見つけるとお代わりビールが次から次へと運ばれてくる椀子麦酒スタイルで親しまれています。
 缶裏に、次のような説明文がある。
 何杯飲んでも飲み飽きない、美味しいビールをつくりたい。 そんな想いから生まれた、椀子麦酒。一杯飲んだら、また飲みたくなる。 このビールだけの華やかな香りと軽やかな飲み心地を、心ゆくまでお楽しみください。
 こういった商品が、ヘリオスブランドで出される日がくるとは、我々ビール好きにも信じられない思いであるが、 これからも東北の魅力を発信するこのような商品の開発に期待したい。
種別 ビール
CODE:44488LSEK#UK
2021年10月20日[1]
No.8977: 樽ハイ倶楽部 レモンサワー / アサヒ
 たるはいくらぶ れもんさわー / あさひ
アサヒ 樽ハイ倶楽部 レモンサワー アサヒ 樽ハイ倶楽部 レモンサワー review
 アサヒ 樽ハイ倶楽部 が新しくなっている。
 ニュースリリースでは、10月12日からのリニューアルということに一応なってはいるが、 パッケージのみの差し替えのため、実際にはだいぶ前から店頭に並んでいた。
 通年3種のうち、既に 梅干しサワープレーンサワー をレビュー済。 今日は残る1種「レモンサワー」を。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りのある薄黄色。 多量の細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。 以前の製品は濁りがなかったように記憶しているが、変わったのかな?
 香りは、スキッと透明感のあるレモン香だが、やや人工的な感じもする。
 口当たりは炭酸のピリッとした刺激とともに、レモンの鋭い酸と微かな苦味が感じられる。 それと同時に、ジューシーな甘味もある。 アルコール感は強いが、柔らかめの口当たりのために、刺激は強すぎない。 この口当たりの良さが、まさに居酒屋的。
 アルコール分8%。果汁1%。人工甘味料無添加。原材料名:ウオッカ(国内製造)、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 今回、パッケージのみのリニューアルのはずだが、 液色に少し濁りが見られた点が、従来品とは異なる。 以前の私のレビューが間違っていたのか?とも思ったが、 当時の写真を見ると、やはり液体は透明で濁りがないように見受けられる。真偽のほどは不明であるが。
 缶には、シリーズ共通の特徴として、大きく「居酒屋で超人気のレモンサワー」とあり、これが商品名であるかのように見えるが、 あくまでも商品名は「樽ハイ倶楽部 レモンサワー」である。
 また、「すっきり、うまい」と書かれているとおり、基本的にすっきりとした味わいなのだが、 アルコールは強めであるし、最近のレモンサワーの中ではしっかり甘さがつけられているほうでもあり、 決してドライな味わいではない。居酒屋で供されるように、氷を入れたグラスに注いで飲むのがいいだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44489DAKO#08
2021年10月20日[2]
No.8978: 6 HOP IPA / 麗人酒造
 6 ほっぷ あい・ぴー・えー / れいじんしゅぞう
麗人酒造 6 HOP IPA 麗人酒造 6 HOP IPA review
麗人酒造 6 HOP IPA
 先日、長野県の 麗人酒造 から出ている 諏訪浪漫ビール を掲載したが、 今日は同じ造り手による「6 HOP IPA」というちょっと変わった製品を。

 グラスに注いだ液色は、やや濃いめの黄金色。 泡はほぼ白色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは当然のごとく、甘く鮮烈で、かつ複雑なホップ香が強く香り立つ。柑橘のような爽やかさと、 トロピカルフルーツのような甘さが混じり合い、分厚く、ストロングな香り。 もちろんホップ香だけがプンプンと浮ついているわけではなく、 ベースにしっかりとしたモルトの存在も感じられる。
 口当たりは極めて甘くジューシーだが、苦味もガツンと強い。 口の中でもたつくくらいにコクがあるが、酸味も伴う。飲み込んだ後にも、強い苦味がずっと残っている。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(カナダ製造、オーストラリア製造)、ホップ。 製造者:麗人酒造株式会社 長野県諏訪市諏訪2-9-21。
 6種類のアメリカンホップを贅沢に使用した柑橘系フレーバーと魅惑的な苦味がクセになるIPA!!!
 ホップ6種は、缶に書かれている。マイルド系アロマ「クリスタル」、スパイシー&フローラル「カスケード」、 スーパーバランス「センテニアル」、華やかな香り「シトラ」、ガツン!とスパイシー「チヌーク」、 落ち着きのあるほろ苦「コロンバス」。
 風味が想像されて面白いし、華やかなビールが好きな人に対して、良いアピールになる。 実際、IPAらしいIPAで、満足度は高い。
種別 ビール
CODE:44489YBCUM#UK
2021年10月21日[1]
No.8979: 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる きょうれつりんごさいだーわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り タカラ 焼酎ハイボール 強烈りんごサイダー割り review
 タカラ焼酎ハイボールの限定品「強烈りんごサイダー割り」。
 当サイトで把握している限り、前回発売は 2019年10月。2年ぶりの登場である。 今回の発売日は、10月12日であった。

 強炭酸のため、缶を開けるときにブシュっと大きな音がする。
 グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立てて炭酸が踊り、 その後も大きな気泡がグラスの中で踊っている。
 香りは、サイダーの甘さに、りんごの甘酸っぱさが混じって、爽やか。 焼酎ハイボールシリーズの中では、わりと甘い匂いがするほうである。但し、アルコール臭はしっかり。
 味は香りの印象とは異なり、甘さをほぼ感じない。 サイダーの風味がベースで、さらにりんごの甘酸っぱいニュアンスがありながら、甘くないのが不思議。 炭酸がビリビリ感も加わって非常にシャープであるが、飲み込んだ後に、りんご風味がほのかに口に残る。
 アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。 原材料名:焼酎(国内製造)、りんごエキス、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
 強炭酸が特徴の焼酎ハイボールシリーズの中でも、本品は「強烈」の名の通り、 最高ガス圧を誇る。とてもシャープな仕上がりである。
 りんごサイダーだからといって、甘いチューハイが好きな人には決してお勧めしない。 甘くないし、アルコールが強いし、ビリビリする。ワイルドな酎ハイだからだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44490LSEK#09
2021年10月21日[2]
No.8980: HOP FRONTIER / Far Yeast Brewing
 ほっぷ・ふろんてぃあ / ふぁー・いーすと・ぶるーいんぐ
Far Yeast Brewing HOP FRONTIER Far Yeast Brewing HOP FRONTIER review
 非常に高品質なビールを送り出し、当サイトでも以前から高く評価している FAR YEAST BREWING による 「HOP FRONTIER」というIPA。
 同ブルワリーの TOKYO IPA はレビュー済。 どのように異なるのか、味わってみたい。

 グラスに注いだ液色は、濁りのあるごく淡い黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、 力強く盛り上がって、泡持ちもとても良い。
 香りは、トロピカルフルーツのようにジューシーで甘く、そこに少しキャラメルのようなニュアンスや、 ホワイトチョコのようなやさしい甘さも混じる。
 口に含むと、まず収斂性のある強い苦味がギュッと感じられる。 その力強さ、硬さが圧倒的で、ボディの厚みはそれほどでもない。 香りに感じたチョコのような甘さに、はじける香ばしさみたいな味が加わり、ナッツチョコのような香味が生まれている。 ただ、適度なキレはある。飲み込んだ後味にも、強い苦味が余韻として残る。
 アルコール分6.5%。缶内二次発酵製法。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、糖類、コリアンダー。 製造者:Far Yeast Brewing 株式会社 山梨県北都留郡小菅村4341-1。
 最新のホップ理論に基づき「香気成分」を最大限に引き出すことに挑戦した Juicy IPA。 モノテルペンアルコール・チオール・そしてホップ由来のエステルが複雑に絡み合ったアロマと、 はじけるようにジューシーでトロピカルな味わい。
 大げさに言えば、波穏やかなビールの海で漂っているかのような感覚になれるビール。 革新的なブルワリーによる、一層チャレンジングな製品と言える。
種別 ビール
CODE:44490NLSTT#UK

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