ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.9021−9040


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2021年11月11日[1]
No.9021: いちばん桜 PREMIUM <限定醸造> / オリオン
 いちばんざくら ぷれみあむ <げんていじょうぞう> / おりおん
オリオン いちばん桜 PREMIUM オリオン いちばん桜 PREMIUM review
オリオン いちばん桜 PREMIUM
 オリオンビールから11月2日に発売された「いちばん桜 PREMIUM」。
 以前は いちばん桜 として売られていたが、昨年リニューアルしてPREMIUM がついた。 単に名前が変わっただけでなく、中身も大きく変わった。原料に桜の花を使うようになったのだ。
 今年はその2年目ということになる。

 グラスに注いだ液色は、淡い琥珀色。泡はほんのりベージュ色できめ細かく、 当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、モルトの穀物っぽい匂いとふんわり軽いホップ香がともに感じられるが、華やかさはあまりない。 かすかにロースティな感じもある。
 口当たりはまろやかで、軽い甘味がある。穏やかな苦味と柔らかいコク。 適度なキレがある。
 アルコール分5%。沖縄県産桜の花使用。伊江島産大麦使用。 原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、乾燥桜花。
 ほんのり赤い色、華やかな香り。沖縄県産の桜の花を使用した、この時期だけの特別なビールです。
 てっきり 昨年の製品 と中身は同じかと思っていたが、かなり変わっていた。 だいぶ柔らかく、まろやかな味わいになった。原材料を見ると、 昨年使われていなかった副原料(米、コーン、スターチ)が新たに使われるようになった。 アルコール度数も昨年の6%から5%に下がった。さらに、缶に「沖縄県産桜の花使用」と明記されているように、 今年から沖縄の寒緋桜()の花を使用するようになったらしい。
*****
※:寒緋桜(かんひざくら)とは、新年の寒い時期に花を開く桜。 元々緋寒桜(ひかんざくら)と呼ばれていたが、彼岸桜と混同されやすいことから、寒緋桜と呼ばれることも多い。
種別 ビール
CODE:44511WALIUM#09
2021年11月11日[2]
No.9022: 米マッコリ バナナ / 麹醇堂
 こめまっこり ばなな / くっすんだん
麹醇堂 米マッコリ バナナ 麹醇堂 米マッコリ バナナ review
麹醇堂 米マッコリ バナナ
 韓国 麹醇堂 の 米マッコリは、ここまで モモマスカット を取り上げたが、今日は同時購入してあった「バナナ」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は白濁しているものの、ほんのりと黄色っぽい。 薄いので、とてもマッコリとは思えない。
 香りはまさにバナナであり、豊潤な甘さが想像される。
 味も香りの印象通り、極めて甘味の強いバナナだが、コクはなく、やや上澄み的な味。 かすかにヨーグルトみたいな風味がある点がマッコリを感じさせるところではあるが、 あくまでも軽快で、飲みやすい。 バナナヨーグルトを彷彿とさせる乳性チューハイといった味わいだ。
 アルコール分3%。 原材料:米、麹、酵母、果糖、砂糖、バナナピューレ、/二酸化炭素、クエン酸、バナナ香料、 甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、乳酸。 原産国:大韓民国。製造元:株式会社麹醇堂。 輸入者及び引取先:株式会社BSJ(ビーエスジェイ)東京都中央区日本橋箱崎町20-1箱崎NSOビル7F。
 ここまでくると、もうお酒感すらない。マッコリを飲んだことのない人はもちろん、 普段あまりチューハイも飲まないような人にさえ、本品は飲みやすい仕上がりだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44511DQES#UK
2021年11月12日[1]
No.9023: 99.99 クリアウォッカトニック <限定> / サッポロ
 ふぉーないん くりあうぉっかとにっく <げんてい> / さっぽろ
サッポロ 99.99 クリアウォッカトニック サッポロ 99.99 クリアウォッカトニック review
 サッポロ 99.99(フォーナイン)の限定品「クリアウォッカトニック」。 発売日は、11月9日。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。気泡は少なめで、炭酸はあまり強くなさそう。
 香りは、レモン+ライムのような爽やかさに、少し薬草っぽさが混じる。 トニックらしさを出すための香り付けだろう。アルコール臭もかなり強い。
 味はほんのりと甘いが、同時にメントールのようなスーッとした感じがある。 香りに感じた柑橘っぽさはそれほど強くなく、明確な味がないために、 余計にアルコールが強く感じる。クリアではあるが、決してドライな味わいではない。 飲み込んだ後にも、ほんのり甘味が残る。
 アルコール分9%。原材料名:ウォッカ(国内製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 缶デザインのイメージから、キリッと辛口を想像するが、トニックらしいほんのりとした甘味がある。 それをどう感じるかで、好みが分かれると思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44512DAEE#03
2021年11月12日[2]
No.9024: にっこりほっこりブラウンエール / エチゴビール
 にっこりほっこりぶらうんえーる / えちごびーる
エチゴビール にっこりほっこりブラウンエール エチゴビール にっこりほっこりブラウンエール review
エチゴビール にっこりほっこりブラウンエール
 エチゴビールから発売された「にっこりほっこりブラウンエール」。 発売日は、10月15日であった。

 グラスに注いだ液色は、やや暗い赤銅色で、透過性がある。 泡はベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは落ち着いたロースト香が特徴で、重たい印象がある。 華やかさはあまりなく、どっしりと引き締まっていて、ブラインドで試したら恐らくブラウンエールというよりも、 もっと濃い黒を想像する。
 味は香りの印象通り、ロースティだが甘くない。モルト感が強く、ホップの華やかさは弱い。 ボディの厚みはほどほどで、軽い苦味を伴った適度なコクがある。 商品名やパッケージデザインから受ける印象よりも地味で、じんわりとした旨みと、後に残る軽い苦味が特徴。
 アルコール分5%。原材料名:大麦麦芽(フランス製造・ドイツ製造)・小麦麦芽・ホップ。
 最近、エチゴビールのこのような限定品には、かわいいイラストが描かれるのが通例となっている。 この製品には、白クマがキャンプファイアーを前にビールで乾杯しているイラストがある。
 "全国第一号地ビール"を看板にしているエチゴビールも、随分と洗練された商品をリリースするようになったものだ。 失礼な言い方、すみません。
種別 ビール
CODE:44512SIUM#28
2021年11月13日
No.9025: 氷結ストロング グレープフルーツ&ブラッドオレンジ <期間限定> / キリン
 ひょうけつすとろんぐ なつのれもんみっくす <きかんげんてい> / きりん
キリン 氷結ストロング グレープフルーツ&ブラッドオレンジ キリン 氷結ストロング グレープフルーツ&ブラッドオレンジ review
キリン 氷結ストロング グレープフルーツ&ブラッドオレンジ
 キリン 氷結ストロングの期間限定「グレープフルーツ&ブラッドオレンジ」。発売日は、11月9日。

 グラスに注いだ液色は、ややオレンジ色っぽく濁りがある。多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っており、 炭酸が強そう。
 香りは甘苦そうで、よくあるグレフルチューハイの感じ。 ただ、ブラッドオレンジが混じっているせいか、甘味がかなり強そうにも感じる。
 味は香りの第一印象ほど甘くなく、わりと抑制的。苦味が強調されていて、そこに適度な酸味と甘味が加わる。 アルコール感は強烈なので、飲み込むと胃がほっこりと温かくなる感じ。
 アルコール分9%。果汁1.2%。糖類0×プリン体0。 原材料名:果汁(グレープフルーツ、ブラッドオレンジ)、ウオッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 グレープフルーツとブラッドオレンジの、スッキリ爽快なおいしさと、しっかりとした飲みごたえをお楽しみください。
 ありそうでなかったグレープフルーツとブラッドオレンジという組み合わせだが、 味わいは至って普通。2つの柑橘の相性が良いと言うべきか。今日アルコールながらすっきりした仕上がりで、飲み飽きない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44513DAEE#04
2021年11月13日[2]
No.9026: ヒュヴァ 清見サワー / 盛田金しゃちビール
 ひゅう゛ぁ きよみさわー / もりたきんしゃちびーる
盛田金しゃち hyva 清見サワー 盛田金しゃち hyva 清見サワー review
 愛知県の盛田金しゃちビールがつくる hyva(ヒュヴァ)というびん入りR.T.D。 存在を知らなかったが、当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。
 3種頂いたうち、まず「清見サワー」から飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある黄色。液中に細かな果粒のようなものが見え、 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りを嗅ぐと、オレンジ香が深い。フレッシュ感よりも、強い甘味や苦味を感じさせる。
 実際の味は香りの印象どおり甘味と苦味が強く、そこにアルコールが混じり、かなり濃厚。 炭酸はとてもやさしい。飲み込んだ後には、皮の苦味のような味が残る。アルコール感もしっかり残る。
 アルコール分5%。果汁6%。 原材料名:焼酎甲類(国内製造)、糖類、清見みかん果汁/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。 製造者:盛田金しゃちビール 愛知県犬山市大字羽黒新田字高見1-4。
 果汁含有量6%にしてはかなり濃厚な仕上がり。あえて爽やかさなどを強調しないつくりだからだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44513PRST#UK
2021年11月14日[1]
No.9027: 焼酎ハイボール 強烈ジンジャーエール割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる きょうれつじんじゃーえーるわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 強烈ジンジャーエール割り タカラ 焼酎ハイボール 強烈ジンジャーエール割り review
 タカラ焼酎ハイボールの限定品「強烈ジンジャーエール割り」。発売日は、11月9日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、 その後も大きな気泡がグラスの中で踊っている。
 香りは確かにジンジャーエールだが、抑制的。あまり強くは香らない。
 味はジンジャーエールの生姜風味が強いが、辛みはそれほどでもない。 ただひたすらすっきりとシンプルで、悪く言うと味気ない。 ジンジャーエールから甘味をほぼ取り去り、辛みをだいぶやわらげた感じ。 後キレが抜群。
 アルコール分7%。無果汁。プリン体0。糖質0。甘味料0。 原材料名:焼酎(国内製造)、ジンジャーシロップ、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
 2年前の2019年11月に、辛口ジンジャーエール割り として一度出されたものの再登場だが、 今回は「強烈」シリーズということで、もしかするとガス圧を一層高めたのかもしれない。 味自体は、前回の当サイトのコメントと見比べる限り、違いを感じなかった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44514KSES#05
2021年11月14日[2]
No.9028: ヒュヴァ 巨峰サワー / 盛田金しゃちビール
 ひゅう゛ぁ きょほうさわー / もりたきんしゃちびーる
盛田金しゃち hyva 巨峰サワー 盛田金しゃち hyva 巨峰サワー review
 愛知県の盛田金しゃちビールがつくる hyva(ヒュヴァ)というびん入りR.T.D。 存在を知らなかったが、当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。
 3種頂いたうち、昨日既に 清見サワー を飲んでおり、今日は2種目として「巨峰サワー」を飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、濃いめのゴールド。非常に細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、巨峰らしく豊潤な甘さを感じさせるぶどう香。
 味は香りの印象ほど濃厚ではない。甘味は強いが、コクはあまりなく、軽い苦味を感じる。 アルコール感はほどほど。飲み込んだ後には、豊かな甘味と苦味と、ぶどうの果皮のような渋味も少し残る。
 アルコール分5%。果汁5%。 原材料名:焼酎甲類(国内製造)、糖類、巨峰果汁/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。 製造者:盛田金しゃちビール 愛知県犬山市大字羽黒新田字高見1-4。
 巨峰らしいのは香りくらい。見た目は白ぶどうのようだし、味も柔らか。 あえてこういうあっさりした仕上げにしているのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44514PRST#UK
2021年11月15日[1]
No.9029: 贅沢搾り 洋なし <期間限定> / アサヒ
 ぜいたくしぼり ようなし <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ 贅沢搾り 洋なし アサヒ 贅沢搾り 洋なし review
 アサヒ 贅沢搾り の期間限定「洋なし」。発売日は、11月9日。 昨年もこの時期に出ていたものである。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸はあまり強くなさそう。
 香りは、ナチュラルだが甘味の強そうな洋梨香。
 味は香りの印象どおり甘味が強く、しっかりと洋梨らしい味わいが広がる。酸味は穏やか。 アルコール感は非常に弱い。
 果汁31%。アルコール分4%。人工甘味料無添加。 原材料名:ウオッカ、西洋なし果汁(オーストリア製造)、糖類/炭酸、酸味料、香料。
 昨年の製品 から、中身は変わっていないようである。
 さすがに果汁が31%も入っているだけあって、とてもフルーティで飲みごたえがある。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44515DAEE#06
2021年11月15日[2]
No.9030: ヒュヴァ りんごサワー / 盛田金しゃちビール
 ひゅう゛ぁ りんごさわー / もりたきんしゃちびーる
盛田金しゃち hyva りんごサワー 盛田金しゃち hyva りんごサワー review
 愛知県の盛田金しゃちビールがつくる hyva(ヒュヴァ)というびん入りR.T.D。 存在を知らなかったが、当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈されたものである。
 3種頂いたうち、既に 清見サワー巨峰サワー を飲んでおり、 今日は3種目として「りんごサワー」を。

 グラスに注いだ液色は、淡いゴールド。まさにりんごサワーという色。 気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りもまさにりんごサワーそのもの。優しい甘さを感じさせるりんご香。
 味は香りの印象どおり柔らかな甘味が中心で、酸は穏やか。 とりたててりんご風味が強調されているわけではないが、果汁感はしっかり。15%も使っているからだろう。 アルコール感はほどほど。
 アルコール分5%。果汁15%。 原材料名:焼酎甲類(国内製造)、糖類、りんご果汁(青森県産)/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。 製造者:盛田金しゃちビール 愛知県犬山市大字羽黒新田字高見1-4。
 飲んだ3種の中では一番果汁が多く、その意味でリアルな味わい。 りんご果汁の優しい味わいが活きていて好印象。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44515PRST#UK
2021年11月16日[1]
No.9031: −196℃ ザ・まるごとレモン / サントリー
 まいなす196ど ざ・まるごとれもん / さんとりー
サントリー -196℃ ザ・まるごとレモン サントリー -196℃ ザ・まるごとレモン review
 サントリー −196℃ ザ・まるごと シリーズが新しくなっている。 発売日は、11月9日。
 通年品のうち、まずは「ザ・まるごと レモン」を飲んでみたい。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。注いでいる時は炭酸が強そうに見えるが、 すぐに静まる。
 香りは、フレッシュ感弾けるレモン香。酸味が強そうであり、コクもありそう。
 味は、甘味が極めて抑制的。はっきり酸っぱいと感じ、さらに苦味もある。 シャープでシンプルな味わい。甘味が弱いため、あまりコクを感じない、 アルコール感は強め。キレはあるが、飲み込んだ後に苦味が残る。
 アルコール分7%。レモン果汁3%。レモン浸漬酒使用。糖類ゼロ。甘味料不使用。 原材料名:レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
 今回のリニューアルは缶デザインのみで、中身は変わっていないようである。 最近の売れ筋を意識した、すっきりシャープな味わいだから、度数高めながら飲み飽きない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44516DAEE#07
2021年11月16日[2]
No.9032: マッコリ 1000億プリバイオ / 麹醇堂
 まっこり 1000おくぷりばいお / くっすんだん
麹醇堂 マッコリ 1000億プリバイオ 麹醇堂 マッコリ 1000億プリバイオ review
麹醇堂 マッコリ 1000億プリバイオ
 韓国 麹醇堂 の「マッコリ 1000億プリバイオ」。 ドン.キホーテでみつけて購入したものである。

 グラスに注いだ液色はやや黄色っぽく、しっかりと濁りあり。但し、微かに透過性がある。
 香りは乳酸っぽいヨーグルトのような甘酸っぱさが感じられ、マッコリらしいが、 ややコクがなさそうな力のない香り。
 味も香りの印象通り、軽快な酸味が立ち、キリッとした口当たり。軽い苦味も感じられる。 口当たりのどろっと感も強くなく、適度なキレがある。飲み込んだ後には、軽快な甘酸っぱさが口に残る。
 アルコール分5%。 原材料:米、果糖、小麦粉、麹、プラクトオリゴ糖、酵母/添加物:炭酸ガス、乳酸。 原産国:大韓民国。製造元:株式会社麹醇堂。 輸入者及び引取先:株式会社BSJ(ビーエスジェイ)東京都中央区日本橋箱崎町20-1箱崎NSOビル7F。
 今月これまで、同じ造り手のフレーバーマッコリを3種試したが、 すべてを通じて感じたのは、ベースのマッコリ自体が軽快で、濃厚さがあまりないということ。 今日、この製品を飲んでみて、やはり軽やかであることがわかった。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44516DQES#UK
2021年11月17日[1]
No.9033: 本搾りチューハイ 柑橘ブレンド シークワーサー <限定> / キリン
 ほんしぼりちゅーはい かんきつぶれんど しーくわーさー <げんてい> / きりん
キリン 本搾りチューハイ 柑橘ブレンド シークワーサー キリン 本搾りチューハイ 柑橘ブレンド シークワーサー review
キリン 本搾りチューハイ 柑橘ブレンド シークワーサー
 キリン本搾りチューハイの限定品「柑橘ブレンド シークワーサー」。 発売日は、11月16日。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある黄色。気泡はあまり多くない。
 香りは青臭い柑橘香で、シークヮーサーらしい。深みがあるが、酸っぱそうな感じは強くなく、 いかにも苦味が強そう。
 味は、切り込むような鋭い酸味が香りの印象以上に強く、さらに力強い苦味。甘さはほぼない。 この荒削りな感じこそ本搾りだと思える強烈さ。 飲み込んだ後にも、しっかり苦味と酸味が口に残る。
 果汁11%。アルコール分5%。香料・酸味料・糖類 無添加。 原材料名:レモン、うんしゅうみかん、オレンジ、シークヮーサー、ウォッカ(国内製造)/炭酸。
 味わった感じでは、温州みかんとオレンジが使われていることは気づかなかった。 もちろん、シークヮーサーとレモンだけでは鋭くなりすぎるので、味わいに厚みを持たせるためのオレンジ系なのだろう。 バランスはとてもよく、本搾りファンを納得させるクオリティだと思う。
 ところで、商品名をみると「シークワーサー」という表記で、「ワ」の文字が大きい。 一方、原材料名では「シークヮーサー」というふうに、小さい「ヮ」が使われている。
 一般的に多い表記は、小さい「ヮ」を使った「シークヮーサー」か、小さい「ァ」を使った「シークァーサー」であろう。 また、原材料表記では「シイクワシャー」という書き方もよく見る。だが、本品の「シークワーサー」という表記は珍しい。
 絶対的な正解があるわけではないと思うので、べつにどうでもいいことではあるが、珍しい表記だ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44517KSES#01
2021年11月17日[2]
No.9034: DHC ゴールデンマイスター [無濾過] / DHCビール
 でぃー・えいち・しー ごーるでんまいすたー [むろか] / でぃー・えいち・しー びーる
DHC GOLDEN MEISTER DHC GOLDEN MEISTER review
DHC GOLDEN MEISTER
 DHCビールの製品は、これまで5種ほど飲んでいるが、 今日飲むのは、「ゴールデンマイスター」。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色で、微かに濁りも見られる。泡は純白できめ細かく、 力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、軽快で清々しいホップ香が特徴。澄み切っていて、少し柑橘的な尖りや、トロピカルな甘さも感じる。
 口当たりは、滑らかでクリア。苦味は穏やかで、透明感のある味。 だからといってコクがないわけではなく、しっかりとモルトの旨みを感じる。 中庸なボディ感でスムーズな飲みごたえ。キレが良いが、しっかりと旨みの余韻が残る。
 アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。 製造者:株式会社ディーエイチシー 東京都港区南麻布2-7-1。 製造所:静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
 DHCゴールデンマイスター[無濾過]は醸造家だけが味わうことのできたビール本来の麦芽と酵母の旨みが味わえるピルスナータイプの無濾過ビールです。 クラフトビールならではの特別な味わいをゆっくりとご堪能ください。
 DHCビールの商品群の特徴は、良い意味でクラフト感がないというか、洗練された味わいが魅力。 きれいな酒質でスタイリッシュ。その一つの頂点が、この製品だと思う。
種別 ビール
CODE:44517YMMS#UK
2021年11月18日[1]
No.9035: サッポロ黒ラベル エクストラモルト / サッポロ
 さっぽろくろらべる えくすとらもると / さっぽろ
サッポロ黒ラベル エクストラモルト サッポロ黒ラベル エクストラモルト review
サッポロ黒ラベル エクストラモルト
 サッポロ黒ラベルの数量限定派生商品「エクストラモルト」。発売日は、11月9日。 昨年もこの時期に出ていたものである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りは、通年品の黒ラベルと同系統で、乾いた土や穀物を思わせるモルト香中心。 落ち着いていて、華やかさはない。
 口当たりはクリアでシャープ。苦み走っていて、引き締まった味わい。ほんの少し丸みがあって、酸味を少し感じる。 キレが良く、飲み込んだ後には強い苦味が残る。
 アルコール分5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ、米、コーン、スターチ。
 元々黒ラベルは、麦芽の力強さを実感できる質実剛健なビールなので、 より一層麦芽が強調された extra malt という商品名ではあっても、そんなに劇的に麦芽の力強さが実感できるわけではない。 黒ラベルファンにとっては、おなじみの味の延長線上にあるビールである。
種別 ビール
CODE:44518LSEE#09
2021年11月18日[2]
No.9036: 麹レモンサワー / キリン
 こうじれもんさわー / きりん
キリン 麹レモンサワー キリン 麹レモンサワー review
キリン 麹レモンサワー
 キリン「麹レモンサワー」が新しくなっている。 9月製造品からのリニューアルである。

 グラスに注いだ液色は、かすかに黄色っぽく濁りがある。 多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、とてもコクのありそうなレモン香。酸よりも甘味や苦味が強そうな香りで、 落ち着いている。
 口当たりは香りの印象どおり甘く、コクがある。じんわりとした旨みの中に苦味があり、 適度なキレがある。飲み込んだ後には、甘味と苦味の余韻が残る。
 アルコール分7%。果汁0.5%。原材料名:レモン果汁、米麹抽出物、スピリッツ(国内製造)、食塩/酸味料、 炭酸、香料、甘味料(アセスルファムK)。
 うまさの秘密:麹でしっかり引き出した、爽やかなレモンのうまみ
 ニュースリリースで、リニューアルのポイントが次のように説明されている。
 皮ごと搾ったレモン感をさらにアップさせ、さらに飲みやすく飲み飽きない味わいを実現しました。 シュワシュワッと食事に合う、すっきりレモンサワーです。
 レモン感アップとのことであるが、正直なところ、従来品との違いはわからなかった。
 あっさりはしているが、甘味はしっかりあるタイプなので、どんな食事にも合うというわけにはいかない。 和食の中でも、少し甘味のある煮物のような料理には合わせやすい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44518DAEE#RN09
2021年11月19日[1]
No.9037: ほろよい 甘熟りんご <限定> / サントリー
 ほろよい かんじゅくりんご <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい 甘熟りんご サントリー ほろよい 甘熟りんご review
 サントリーほろよいの限定品「甘熟りんご」。発売日は、11月16日。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。 多量の細かな気泡が、グラスの中を立ち昇っている。
 香りは、穏やかで甘味の強そうなりんご香。 深みがあり、りんご特有の鉄っぽい匂いも感じる。
 味は香りの印象どおり、甘味がとても強い。しかし、濃くはないのでくどさもない。 すっきりとした甘さで、軽い苦味もある。 アルコール感は極めて乏しい。
 アルコール分3%。果汁1%。原材料名:りんご、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料。
 人工甘味料ではなく糖類を使っていることで、自然な甘さに仕上がっている。 炭酸の刺激も良い加減で、冬にふさわしい味わい。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44519DAEE#03
2021年11月19日[2]
No.9038: 軽井沢高原ビール 2021年限定 SESSION IPA / ヤッホー・ブルーイング
 かるいざわこうげんびーる 2021ねんげんてい せっしょん・あい・ぴー・えー / やっほー・ぶるーいんぐ
軽井沢高原ビール SESSION IPA 軽井沢高原ビール SESSION IPA review
軽井沢高原ビール SESSION IPA
 ヤッホーブルーイングによる季節限定品「軽井沢高原ビール」。 2021年版は、昨年と同じ「Session IPA」である。
 なんと2月5日の発売だったようで、約9か月経って、偶然入手することが出来た。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄金色。 泡は純白で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がって、泡持ちも悪くない。
 香りは、爽やかで華やか。まさにIPAという香り。 フルーティなホップ香がとても清々しく、鮮烈である。
 味もIPAらしく苦み走ってはいるものの、セッションIPAということでやや低アルコールのためにボリューム感は弱く、 スリムなボディ。よって、苦味のわりにスッキリと軽やかであり、スムーズな喉越し。 ただ、飲み込んだ後には、しっかりと収斂性のある苦味が残り、その存在感を主張する。
 アルコール分4.5%。原材料名:大麦麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、小麦麦芽、ホップ、小麦、オーツ麦。 軽井沢産小麦「ゆめかおり」使用。 製造者:株式会社ヤッホーブルーイング、 長野県軽井沢町長倉2148。
〜2021年のお楽しみ、爽やかな軽井沢のエール〜
 かつて多くの文豪が執筆活動をするために訪れた軽井沢。その様子は様々な文献などを通して今に伝えられています。
 本の世界に没頭するとそのストーリーや世界観に魅了され、時間が経つのも忘れてしまいます。 そんな贅沢な昼下がりにぴったりのビールをつくりました。
 色づいた果実のようなホップの香りと、高原の風のような爽やかな苦み。 お気に入りの本を片手に、ゆっくりとご堪能ください。
 缶には、リクライニングチェアで本を読むツキノワグマのかわいいイラストが描かれている。
種別 ビール
CODE:44519HKONC#UK
2021年11月20日[1]
No.9039: 寶 極上フルーツサワー 丸おろし赤ぶどう <限定> / 宝酒造
 たから ごくじょうふるーつさわー まるおろしあかぶどう <げんてい> / たからしゅぞう
寶 極上フルーツサワー 丸おろし赤ぶどう 寶 極上フルーツサワー 丸おろし赤ぶどう review
寶 極上フルーツサワー 丸おろし赤ぶどう
 寶 極上レモンサワー の派生シリーズである 極上フルーツサワー の限定「丸おろし赤ぶどう」。 発売日は、11月16日。シリーズでぶどう味は初めてである。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある深い紫色。 液体が濃いので気泡はあまり見えず、外観から炭酸の強さはわからない。
 香りは濃厚なぶどうだが、それほど強くは香らないため、甘味が強そうには感じない。 むしろ、ぶどう特有の渋さが想像される。
 味は適度な甘さがあり、渋味はそれほどでもないので、わりと滑らかな口当たり。 コクがあまりなく、さらっとした飲み口で、苦味すら感じる。この抑制的な味づくりが、 いかにもタカラ製品という感じがする。アルコール感は、6%なのに穏やかなのだが、 飲み進めるとやっぱり弱くはないなと気づく。
 果汁22%。アルコール分6%。微炭酸。 原材料名:ぶどう(チリ、アメリカ)、ぶどうエキス、ぶどうペースト、ぶどうスピリッツ、焼酎、糖類/炭酸、酸味料、香料、 ぶどう果汁色素。
 缶に「皮まで丸ごと 贅沢な果実感」とあり、タカラさんにしてはかなりフルーティに仕上げた製品。 もちろん、極上フルーツサワーのシリーズそのものが、フルーツの味わいを前面に出したものではあるが、 最後にくどさを残さないところに、タカラ製品のフィロソフィーのようなものを感じる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44520KSES#04
2021年11月20日[2]
No.9040: 横浜ウィート / 横浜ビール
 よこはまうぃーと / よこはまびーる
横浜ウィート 横浜ウィート review
横浜ウィート
 先月、横浜ビール醸造所による 横浜ラガー を飲み掲載したが、 今日は同時購入してあった「横浜ウィート」を飲みたい。 ウィート(wheat)すなわち小麦を用いたビールである。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄黄色。 泡はほぼ白色できめ細かく、力強く盛り上がって泡持ちも良い。
 香りは、ヨーグルトのような酸っぱさとオレンジのような柑橘香が混じり合う。 小麦のビールらしく非常に軽快な香り。
 口当たりは軽やかで、香りに感じたオレンジ的な酸味が感じられるが、 すぐにズシッと苦味がくる。但し、ボリューム感はないので、決して重たい味わいではないのだが、 軽やかながらも最後に残る収斂性のある苦味の存在感が強く、締まりのある味わいになっている。
 アルコール5.5%。原材料名:大麦麦芽(外国製造)・小麦麦芽・小麦・ホップ。 販売者:株式会社横浜ビール醸造所 横浜市中区住吉町6-68-1。 製造所:株式会社ディーエイチシー 静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1。
 横浜市瀬谷区「岩崎さん」が育てる小麦のやさしい味わい  酵母由来の華やかな香り これがヨコハマの白ビール!

 YOKOHAMA BREWERY IS AIMING TO BE "THE BEST BEER COMPANY IN YOKOHAMA", THE PLACE WHERE BEER WAS FIRST BREWED IN JAPAN.
 SINCE ITS DEBUT IN 1999,YOKOHAMA BREWERY HAS WON MULTIPLE AWARDS IN CRAFT BEER COMPETITIONS, AND COOPERATES WITH REGIONAL PRODUCERS TO INCORPORATE LOCAL PRODUCTS IN ITS BREWS.
 先日飲んだ横浜ラガーと同じく、製造はDHCである。製造委託なのだろうが、 「これがヨコハマの白ビール!」と自信を持って言われても、他所で作ってもらっているんでしょ?と思ってしまう。
 もちろん、それが問題だなどとは、決して言うつもりはない。品質は確かであり、 しっかりと独自性を感じる。
種別 ビール
CODE:44520NLSTT#UK

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