ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.9581−9600


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2022年8月23日[1]
No.9581: ザ・カクテルクラフト ソルティドッグ <数量限定> / アサヒ
 ざ・かくてるくらふと そるてぃどっぐ <すうりょうげんてい> / あさひ
アサヒ ザ・カクテルクラフト ソルティドッグ アサヒ ザ・カクテルクラフト ソルティドッグ review
アサヒ ザ・カクテルクラフト ソルティドッグ
 アサヒのボトル缶入りR.T.D.ザ・カクテルクラフト の「ソルティドッグ」。
 発売を知らずに店頭でたまたま発見したのだが、 調べてみると、8月2日セブンイレブン先行発売商品とのこと。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。 気泡は少なめで、炭酸は強くはなさそう。
 香りは、鮮烈で弾けるようなグレープフルーツ香。 ジューシーで、酸っぱそうで苦そうな感じだ。
 味は香りの印象通り、グレフルの酸っぱいところだけを搾り、皮の苦さも際立たせたようなフレッシュ感あふれる柑橘の香味。 アルコール感は強くない。甘味も抑えめだから、かなりシャープな味わいに感じる。 ほんのりと食塩がきいているから、それが適度な甘さというかふくらみにはなっている。 飲み込んだ後には、尖りある酸味と苦味が口に残る。
 アルコール分5%。果汁4%。グレープフルーツオイル使用。 原材料名:ウオッカ(国内製造)、グレープフルーツスピリッツ、グレープフルーツ果汁、食塩、グレープフルーツエキス、 糖類/炭酸、酸味料、香料。
 3種類のグレープフルーツ果汁をブレンドし、シチリア産岩塩をアクセントに加えた、グレフル香る本格的なソルティドッグです。
 ソルティドッグというよりは、塩グレープフルーツサワー。
 バーテンダーがつくってくれる本格的なソルティドッグは、その場で果汁を搾るからフレッシュ感あふれる味に仕上がるが、 同時にアルコール感がしっかり重くなり、大人の飲物に仕上がっている印象がある。 この製品は、アルコール感が弱いから本格的なカクテルとは一線を画しており、 チューハイの一種として飲むべきものだと感じた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44796SEST#21
2022年8月23日[2]
No.9582: 横浜ビール ヴァイツェン / 横浜ビール
 よこはまびーる う゛ぁいつぇん / よこはまびーる
横浜ビール ヴァイツェン 横浜ビール ヴァイツェン review
横浜ビール ヴァイツェン
 横浜ビールのびん入り「ヴァイツェン」。
 実は当サイトで 15年ほど前 に一度取り上げているのだが、 同社が現在のC/Iを確立する以前の時代の商品であり、パッケージがまったく異なっていた。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと濁りがあり、かなりくすんだオレンジ色。 泡はほぼ白色できめ細かいが、注いでいる時にさわさわーっという音がしており、 これはあまり泡持ちが良くない感じの音。確かに、ちょっと置いたら、泡は減衰してきた。
 香りは、バナナヨーグルト。まさにヴァイツェンらしい。さらにあんずのような香りも混じり、 コクもありそうだ。
 口当たりは非常に柔らか。すぐにヨーグルトっぽい甘酸っぱさが広がる。 酸も幾分か尖りがある。香りに感じたあんずのニュアンスはそれほどでもなく、 従って、酸っぱさは強すぎない。 優しく伸びやかなコクがあり、苦味は極めて弱い。 ほろっと穏やかな余韻が残る。
 アルコール5.5%。原材料名:麦芽(外国製造)・ホップ。 製造者・製造場:株式会社横浜ビール醸造所 横浜市中区住吉町6-68-1。
−ヴァイツェンー
 酵母由来のフルーティーな香りの白ビール。南ドイツのスタイル。 
 ラベルのビアスタイル表記には、HEFE WEIZEN とある。つまり、無濾過で瓶内に酵母の入っているヴァイツェンだ。 もちろん、液色を見ればわかるのだが、もう少し時間をおけば、あんずっぽさがもっと強まり、 もっとパンチのある味わいになるのだろう。
種別 ビール
CODE:44796SIUM#UK
2022年8月24日[1]
No.9583: −196℃ ストロングゼロ 柚子ダブル <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ ゆずだぶる <げんてい> / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ 柚子ダブル -196℃ ストロングゼロ 柚子ダブル review
 サントリー -196℃ ストロングゼロ の限定「柚子ダブル」。発売日は、8月23日。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに黄色っぽく濁っている。 細かな気泡がグラスの中を断続的に昇っている。
 香りは、柚子らしい青臭い柑橘香。甘そうであり、ジューシー感がある。
 味は香りの印象どおり青臭さがあって、酸味も強い。 甘さは酸味を制する程度にはあるが、それほど強くはない。 軽い苦味も感じられる。アルコール感は、もちろんのことながら強い。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。柚子果汁0.1%。柚子浸漬酒使用。 原材料名:柚子、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 酸化防止剤(ビタミンC)。
 昨年の製品 から中身は変わっていないようである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44797LSUHCH#01
2022年8月24日[2]
No.9584: HOPPIN' GARAGE リスボンの坂道 / サッポロ
 ほっぴん・がれーじ りすぼんのさかみち / さっぽろ
サッポロ HOPPIN'GARAGE リスボンの坂道 サッポロ HOPPIN'GARAGE リスボンの坂道 review
サッポロ HOPPIN'GARAGE リスボンの坂道
 サッポロビールが2018年に立ち上げ、ネット販売を基本としている「HOPPIN'GARAGE」において販売された 「リスボンの坂道」。
 1本単位では買えないということもあり、私は基本的にいつもスルーしているのだが、 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈頂き、飲むに至った。なお、現在は既に販売を終了している。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめのアンバー(琥珀色)。いや、カッパー(銅色)と言ったほうがいいか。 泡はベージュ色で概ねきめ細かく、当初はよく盛り上がるものの、泡持ちはほどほど。
 香りは、非常に甘酸っぱいチェリー香が立っているのだが、ベースにしっかりビールの力強いモルトを感じる。 力と力をぶつけ合っている感じ。
 味は香りの印象通り、しっかり甘酸っぱく、そして苦い。さらに渋味も引っかかる。 この甘酸っぱさは梅のようでもあり、あんずのようでもある。 飲み込んだ後には、酸味と渋味がしっかり残る。
 アルコール分6%。発泡酒。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、糖類、チェリー/酸味料、香料、野菜色素。
 チェリー風味のビールと言えば、ベルギーのクリークをすぐに思い浮かべるが、 この製品は、かなり大人しく、こぢんまりまとまっている。ゆえに、間口は広いのではないだろうか。
種別 ビール
CODE:44797PRST#UK
2022年8月25日[1]
No.9585: ザ・プレミアム・モルツ アンバーエール / サントリー
 ざ・ぷれみあむ・もるつ あんばーえーる / さんとりー
サントリー ザ・プレミアム・モルツ アンバーエール サントリー ザ・プレミアム・モルツ アンバーエール review
サントリー ザ・プレミアム・モルツ アンバーエール
 ザ・プレミアム・モルツの数量限定「アンバーエール」。発売日は、8月23日。

 グラスに注いだ液色は、名前の通りアンバー(琥珀色)。 泡は淡いベージュ色できめ細かく、当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは、ブラウンなトーンの柔らかいロースト香があり、適度なふくらみを感じる。 プレモルブランドで出すなら、ある程度肉感的なんだろうなという想像を裏切らない。 加えて、ホップもしっかり主張しているから、清々しい。
 口当たりは柔らかくジューシー。香りの印象ほどロースト感は強くなく、 ふんわりした甘味と軽い酸味、苦味。中程度の肉付きで、すべてのバランスが良い。 そのバランスを保ったまま、徐々にフェードアウトしていく余韻も心地よい。
 アルコール分6%。原材料名:麦芽(外国製造)、ホップ。
 ザ・プレミアム・モルツだから辿り着いたアンバーエール、限定発売。 濃色麦芽と希少カリスタホップを一部使用した、芳醇でフルーティな味わいと、かろやかな余韻。
 上記缶の説明にあるように、まさに芳醇でフルーティ。包み込むような優しさがある。
 ビアスタイルが違うから、本来比べてはいけないのだが、 ライバル社のプレミアムビールである 琥珀ヱビス と比べると、尖りがなくまろやか。 攻撃性がなく親和的。エールらしい魅力にあふれている。
種別 ビール
CODE:44798DAKO#02
2022年8月25日[2]
No.9586: Miraifull レモン / 合同酒精
 みらいふる れもん / ごうどうしゅせい
GODO Miraifull レモン GODO Miraifull レモン review
GODO Miraifull レモン
 合同酒精の「Miraifull」(ミライフル)というチューハイシリーズ。
 昨年(2021年)9月28日に発売されたもののようであるが、例のように私の行動範囲内では、 GODO社のこういったチューハイには、ほぼお目にかかれない。
 当サイトのご協力者 森康哲さん (森康哲のブログ 運営者)から寄贈され、 飲むに至ったものである。
 2種あるうち、先日既に シークヮーサー を飲んでいるので、 今日はもう一方の「レモン」を飲みたい。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。注いでいる時、シュワシュワと炭酸が音を立て、 その後は多量の細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、GODO社の製品にありがちな、ガラスクリーナーのような、あるいは芳香剤のようなレモン香。 つまり、かなり人工的な香りということ。
 味は、先日飲んだシークヮーサー同様、まったく甘くない。 本当に甘くない。酸味が刺すように強く、苦味も強い。 抜群のキレ。飲み込んだ後には、酸っぱさと苦さの余韻。
 アルコール3%。果汁3%。無糖チューハイ専用[オリジナルスピリッツ]使用。 原材料名:レモン果汁、スピリッツ(国内製造)/炭酸ガス、酸味料、香料。
 甘くない爽やかな味わい。キレと果汁感を引き立てる[オリジナルスピリッツ]を使用。 
 缶裏に、次の記述が。
 こども食堂を支援
 本商品売上1缶につき1円を「こども食堂」の運営にお役立ていただきます。 こどもたちの未来を応援します。
 無糖チューハイの中でも、ここまで味気ないものは珍しい。 味気ないというのは、決してネガティブな意味ではない。妙な甘味などがまったく付かない、 極めてストイックなチューハイ。 低アルコールだからこそ成し遂げられた味だと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44798PRST#331
2022年8月26日[1]
No.9587: クリアアサヒ 秋の宴 <限定醸造> / アサヒ
 くりああさひ あきのうたげ <げんていじょうぞう> / あさひ
クリアアサヒ 秋の宴 クリアアサヒ 秋の宴 review
 クリアアサヒの限定品「秋の宴」。毎年この時期に出ているものであるが、 今年の発売日は、8月23日。

 グラスに注いだ液色は、透過性のある濃いアンバー(琥珀色)。 泡は淡いベージュで概ねきめ細かく、新ジャンルにしては良く盛り上がり、泡持ちも悪くない。
 香りは、ふわっと甘いロースト香が立ち、柔らかな印象。 新ジャンル特有の甘いニュアンスを、うまくロースト香が隠している。
 味は香りの印象とは若干異なり、甘さよりもビシッと苦味のインパクトが強い。 甘さはその後についてくる。渋味が引き締め、キレをつくる。 とてもバランスの良い新ジャンルである。
 アルコール分6%。原材料名:発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
 ニュースリリースに、次の説明がある。
 本商品は、焙煎された麦芽である「クリスタル麦芽」を一部使用し、コク感がありながらも「クリアアサヒ」らしいスッキリとした後味に仕上げました。 また今回、「クリアアサヒ」ブランドとして初めて「スモーク麦芽」を隠し味として採用しています。 「スモーク麦芽」は、焙燥する際に、ブナ材を焚いておこした煙を混ぜて香り付けした麦芽で、スモーキーな香気と甘味が感じられることが特長です。 これにより、サンマなど秋が旬の食材に合った、芳ばしい焙煎香と旨みを実現しました。
 昨年の製品 には用いられていなかった スモーク麦芽 を採用とあるが、 その違いをハッキリと感じることはできなかった。昨年も焙煎麦芽によるロースト感はしっかりあった。 今年はさらにスモーキーさがあるのだとあらかじめ言われて飲めば、 確かにそんな感じはするが、知らされていなければわからない程度。 私が気づかないだけか?
種別 新ジャンル
CODE:44799DAEE#03
2022年8月26日[2]
No.9588: 東海CRAFT 三重県産マイヤーレモンサワー / オエノンプロダクトサポート
 とうかいくらふと みえけんさんまいやーれもんさわー / おえのんぷろだくとさぽーと
東海CRAFT マイヤーレモンサワー 東海CRAFT マイヤーレモンサワー review
 マックスバリュ東海の限定商品「東海CRAFT 三重県産マイヤーレモンサワー」。 昨年10月23日の発売だったようである。
 販売店舗は静岡、愛知、三重、岐阜、滋賀、神奈川、山梨の各県内にしかなく、 当然私が入手できるはずもないのだが、例によって当サイトの中京地区在住ご協力者 森康哲さん (森康哲のブログ 運営者)から寄贈され、 飲むに至ったものである。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。 気泡は少なめで、炭酸はあまり強くなさそうに見える。
 香りは、深いコクのありそうな、フレッシュ感もあるレモン香。 やや内にこもり気味であるところが非常にナチュラル。
 口当たりは、酸のアタックが非常に鋭い。搾りたてのレモン果汁のイメージである。 さらに味わいにコクがあり、ただ酸っぱいだけでなく、マイヤーレモンらしい甘さというか、厚みがある。 アルコール感は適度。飲み込んだ後にも、ヒリつくような酸味が口に残る。
 アルコール分4%。果汁1.5%。 原材料名:マイヤーレモン果汁、マイヤーレモンエキス、ウォッカ(国内製造)、砂糖/酸味料、炭酸、香料。
 ※東海クラフトのロゴは果実や果汁を生産し、「食」を支えている農家様の"手"をイメージして制作したものです。
 コクのあるマイヤーレモンのチューハイは飲み応えがあり、特別感がある。 毎日飲むのには少々ヘビーだが、時々ご褒美的に飲むニーズはあると思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44799PRST#307
2022年8月27日[1]
No.9589: 焼酎ハイボール 大分産かぼす割り <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる おおいたさんかぼすわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール 大分産かぼすわり タカラ 焼酎ハイボール 大分産かぼすわり review
タカラ 焼酎ハイボール 大分産かぼすわり
 タカラ 焼酎ハイボール の限定「大分産かぼす割り」。発売日は、8月23日。

 グラスに注いだ液色は、やや濁りのある淡いイエローグリーン。 このシリーズらしく、大粒の気泡がグラスの中を多量立ち昇っている。
 香りは、グリーンな感じの柑橘香で、少し丸くジューシー感がある。
 口当たりは極めてシャープ。味はキリッと辛口であり、甘さはほぼ感じない。 ジューシー感もほぼなく、酸味と苦味が共に強い。ゆえに後キレが抜群。アルコール感は強烈。
 アルコール分7%。果汁0.5%。プリン体ゼロ。糖質ゼロ。甘味料ゼロ。 原材料名:焼酎(国内製造)、かぼす果汁、レモン果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料、カラメル色素。
 缶裏側に、次の説明文がある。
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「かぼす」は、夏から秋にかけて旬を迎える柑橘で、大分県が生産量日本一です。 かぼすのキレのある酸味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 前回発売 は、当サイトで把握している限り、2020年2月18日であったから、 およそ2年半ぶりの登場である。 ニュースリリースによると、今回酒質を糖質ゼロにリニューアルしたとのことで、 確かに前回のものは缶に「糖質80%オフ」の表記があった。
 さらに違いはそれだけではなく、果汁がこれまでの1%から0.5%へと半減している。 半減という言い方は、事実であっても少々意地悪かもしれない。わずか0.5ポイントの減少であり、 元々少なかったのだから、飲んで違いなど気づくレベルではない。 焼酎ハイボールらしいシャープさに磨きをかけたと言うべきだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44800DAEE#04
2022年8月27日[2]
No.9590: ONE / REVO BREWING
 わん / れう゛ぉ・ぶるーいんぐ
REVO BREWING IPA ONE REVO BREWING IPA ONE review
REVO BREWING IPA ONE
 このような製品の存在をまったく知らなかったのだが、 スーパー成城石井店頭で出会ってすぐさま購入した。
 横浜のブルワリーレストラン REVO BREWING による ONE という名のIPA。 缶にも"IPA FROM YOKOHAMA"と書かれている。

 グラスに注いだ液色は、ややオレンジがかった輝きのあるブロンド。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、圧倒されるほどジューシーで甘酸っぱいシトラス香に満ちている。 甘夏やスウィーティ、あるいは伊予柑みたいに、苦味と甘味のある奥深い柑橘香。 この香りだけで上質感が伝わってくる。
 味は香りに感じたジューシー感や爽やかさが満載。 噛んで味わえるほどの凝縮感。それでいてホップ由来の香味は極めて爽快。 そのジューシーさに心奪われていると、苦味を感じ取るのを忘れてしまいそうだが、 実はベースにしっかり苦味があることに気づく。ただその苦味も先鋭的なものではなく、 鈍いながらもググッと押し、それが溶けるような、こなれた苦味。 飲み込んだ後には、その苦味をまとった甘酸っぱいシトラスフレーバーが余韻として長く残る。
 アルコール分7.0%。原材料名:麦芽(イギリス製造、ドイツ製造)、ホップ。 販売者:東京都港区虎ノ門5-11-11オランダヒルズ森タワーRoP1105 株式会社トリプルアール。 販売場:神奈川県横浜市中区海岸通5-25-3アパホテル&リゾート横浜ベイタワー1階 REVO BREWING。 製造所:静岡県御殿場市保土沢炭焼沢1015-1株式会社ディーエイチシー。
 ”ONE”
 濃厚で香りの高い、横浜発、本格派IPA。クラフトビールを、より親しみやすく、より楽しく!!!!!!!  ステキなひとときを味わいつくす1本
 購入価格は税込439円。少々高いなと思って買ったが、この中身ならば、むしろ安い。 毎日というわけにはいかなくても、たまの贅沢ならば、選択肢になる。
 私もそれなりにたくさんのIPAを飲んできたが、ここまで納得感の高い製品に出会うことは、そう多くない。 日本のクラフトブルワリーの実力が、申し分なく世界レベルに到達していることを実感できる。 DHCに製造委託している(生産能力の問題だろうが)という点は、まあ、置いておくとして。
******
 当サイトでは、基本的に私の個人的嗜好は排除し、常に客観的な評価を心がけているが、 今日はあえて個人的感想を書く。このように、好きと思えるお酒を2種も飲めた日は本当に幸せである。 そうでもない品を飲む日の方が多いからこその実感である。
種別 ビール
CODE:44800DAKO#UK
2022年8月28日
No.9591: トリスハイボール缶 すだちレモン <限定> / サントリー
 とりすはいぼーるかん すだちれもん <げんてい> / さんとりー
トリスハイボール缶 すだちレモン トリスハイボール缶 すだちレモン review
 8月23日に発売されたトリスハイボール缶「すだちレモン」。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いイエロー。注いでいる時は炭酸がジュワジュワ音を立てているが、 程なくして静まる。
 香りは、ウイスキーよりも柑橘が強い。 緑っぽい柑橘香が、レモンの酸っぱそうな香りと溶け合っている。 最初からすだちだと思って嗅ぐからそう感じるが、ゆずだと言われればそんな気もする。
 味は香りの印象どおりシャープな酸が爽やかだが、ウイスキーの味わいもやはりちゃんと感じられる。 これは、レモンやすだちなどのシャープな柑橘香自体が、ウイスキーの香味との親和性が高いことによる。 飲み込んだ後にも、キュンとした酸っぱさが口に残る。アルコール感は強くない。
 アルコール分6%。レモン浸漬酒使用。果汁0.1%。 原材料名:ウイスキー(国内製造)、レモンスピリッツ、すだち、糖類/炭酸、香料、酸味料。
 トリスハイボール缶は、基本的にウイスキーの味わいが強くないので、 ふだんあまりウイスキーを飲まない人にも取っつきやすいと思うのだが、このように柑橘風味をきかせたものなら、 なお一層飲みやすい。爽やかで、チューハイ代わりに楽しめる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44801DAEE#05
2022年8月29日
No.9592: WATTA キーツマンゴー <数量限定> / オリオン
 わった きーつまんごー <すうりょうげんてい> / おりおん
オリオン WATTA キーツマンゴー オリオン WATTA キーツマンゴー review
オリオン WATTA キーツマンゴー
 オリオン WATTA の数量限定「キーツマンゴー」。 発売日は、8月23日。昨年6月に発売されたものの再登場である。

 グラスに注いだ液色は、透過性のあるごく淡いオレンジ色。 細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
 香りは、たっぷりと甘く濃いマンゴーの香りなのだが、 甘ったるい感じはそれほどない。
 味は香りの印象どおり確かに甘いが、酸味も適度にある。 さらには、軽い苦味も感じられる。 果汁含有量が少ないこともあって、こってり感はないが、 むしろそれが良い結果になっている。
 アルコール分3%。果汁0.1%。沖縄豊見城産キーツマンゴー果汁使用。 原材料名:マンゴー果汁、ウォッカ、糖類(国内製造) /炭酸、酸味料、香料、ビタミンC、カロテノイド色素、野菜色素。
 販売者:オリオンビール株式会社 沖縄県豊見城市豊崎1-411。 製造所:オエノンプロダクトサポート株式会社 兵庫県神戸市灘区新在家南町3-2-28。
 缶裏に、次の説明文がある。
 幻のマンゴー!キーツマンゴー使用
 皮が緑色のまま完熟する珍しいマンゴーで、濃厚かつ贅沢な甘みが特徴です。 フードロス削減のため、廃棄予定だった果実を活用しています。
 昨年の製品 と原材料を見比べてみると、今年はマンゴーエキスの文字が消えている。 しかし、それによる味の違いはわからなかった。少しすっきり感が増したのかもしれないが。
******
 昨日、本日と1本ずつの掲載となったが、これが私の理想型ではある。 これまでのような1日2本掲載は、ハッキリ言って健康に良くない。飲むべきものがあふれているから致し方なくそうしていたが、 今後もできれば1日1本ペースを基本としたい。掲載総数は減ってしまうことになるが、ご理解いただきたい。 とはいえ、2本飲まざるを得ない日は少なくないのだろうな・・とも思っているが。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44802WALIUM#06
2022年8月30日
No.9593: 真夏のマンゴー <限定醸造> / ヘリオス酒造
 まなつのまんごー <げんていじょうぞう> / へりおすしゅぞう
ヘリオス 真夏のマンゴー ヘリオス 真夏のマンゴー review
 沖縄のヘリオス酒造による「真夏のマンゴー」。330mlびん入り製品。
 沖縄県産品を扱う わしたショップ にて購入したものだが、発売情報を調べてみても、 正確な発売日はわからず。

 グラスに注いだ液色は、ややオレンジがかった濃いめの黄金色で、かすかに濁りがあるかな?という程度。 泡は白色で概ねきめ細かく、当初は盛り上がるが、泡持ちはあまり良くない。
 香りは、甘酸っぱいマンゴーの香りが、ビールよりも勝っている。 コクをあまり感じず、甘いながらも軽快さがある。
 味は香りに感じた甘酸っぱさとともに、しっかり苦味や渋味もある。 適度なジューシー感。 苦味が適度なキレを作るが、飲み込んだ後にはふんわりとした甘さが残る。
 アルコール分5%。麦芽使用率25%未満。やんばる産完熟マンゴー100%使用。 原材料名:麦芽(ドイツ製造(大麦麦芽・小麦麦芽))、ホップ、糖類、マンゴーピュレ/香料。
 製造者:ヘリオス酒造株式会社 沖縄県名護市字許田405 ヘリオスブルワリー
 やんばる・東村産の完熟マンゴーを100%使った、この時期だけの限定醸造。 小麦麦芽由来の爽やかな口当たりとマンゴーの甘みの絶妙なバランスをお楽しみください。
 昨年は マンゴーエール の商品名で出ていた。原料も昨年は宮古島産。 違った商品に生まれ変わったわけだが、味はあまり変わらない。 甘いが、夏に飲みやすい軽快なタイプである。
種別 発泡酒
CODE:44803WALIUM#UK
2022年8月31日
No.9594: レモン・ザ・リッチ 香る香るレモン <数量限定> / サッポロ
 れもん・ざ・りっち かおるかおるれもん <すうりょうげんてい> / さっぽろ
サッポロ レモン・ザ・リッチ 香る香るレモン サッポロ レモン・ザ・リッチ 香る香るレモン review
サッポロ レモン・ザ・リッチ 香る香るレモン
 サッポロ レモン・ザ・リッチ の限定品「香る香るレモン」。
 8月2日に発売されたものだが、ずっと発見できなかった。 ところが、8月30日からLAWSONの「お試し引換券」対象商品となったため、 無事に入手することができた。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
 香りは、このシリーズらしく、しっかりとコクのありそうな深みのあるレモン香。 派手に香らない分だけ、本物っぽい。「香る香る」という商品名ではあるが、 それほど鮮烈ではない。
 味は香りの印象通りコクがある。酸味に尖りはあまりなく、味に厚みがある。 塩分は入っていないと思うが、まるで塩レモンのような甘みのコクを感じる。 飲み込んだ後には、酸味と甘味と苦味がたっぷりと口に残る。
 果汁3%。アルコール分5%。 原材料名:レモン果汁、レモンエキス、ウォッカ、糖類(国内製造) /酸味料、炭酸、香料、ビタミンC。
 レモン・ザ・リッチらしいキャラクターで、これ1本でしっかり満足感が得られる。 それだけに、かなりヘビーである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44804LSHUCH#29
2022年9月1日
No.9595: ほろよい オレンジサワー <限定> / サントリー
 ほろよい おれんじさわー <げんてい> / さんとりー
サントリー ほろよい オレンジサワー サントリー ほろよい オレンジサワー review
 サントリーほろよいの限定品「オレンジサワー」。 発売日は、8月30日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄色、あるいはレモン色といったほうがいいかもしれない。 ほんのりと濁りがある。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、少し弾けるような酸っぱさと苦さが混じったオレンジ香なのだが、 基本的にコクのなさそうな、チープな感じである。ここはもう、ほろよいらしい特徴。
 味も香りの印象どおりコクはないが、甘酸っぱさプラス軽い苦味。 甘さ設定がやや強めであるのが気になるが、ここもやはりほろよいファンを意識してのことだろう。 但し、くどさを残すことはなく、飲み込んだ後には軽やかな甘酸っぱさと苦味が残る。 アルコール感は弱い。
 アルコール分3%。果汁1%。 原材料名:オレンジ、スピリッツ、糖類(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、紅花色素。
 昨年出た しゅわっとオレンジ という商品と、もしかすると中身は同じものかもしれない。 今となっては比べようもないが、私自身のレビューを見返すと、そんな感じだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44805LSUHCH#02
2022年9月2日
No.9596: BOURBON WHISKEY HIGHBALL / 国分(製造:神奈川柑橘果工)
 ばーぼん ういすきー はいぼーる / こくぶ
国分 BOURBON WHISKEY HIGHBALL 国分 BOURBON WHISKEY HIGHBALL review
 セブンイレブン店頭で偶然発見して入手。400mlボトル缶入りハイボール製品「BOURBON WHISKEY HIGHBALL」。

 グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。かなり黄色みが強い。 注いでいる時、大粒の気泡が踊っているが、しばらくして静まり、その後は細かな気泡が少量だけ見える。
 香りは、少しだけねっとり鼻腔にひっかかるような甘さがあるが、 これは樽熟による香りだろう。この芳醇さが、バーボンらしい華やかさと相まって、 かなりの深みを感じる。
 香りの印象に反し、口当たりはキリッとしており、舌先ではあまり甘さを感じない。 ところが、鼻から抜ける香りにバニラあるいはカスタードみたいな甘さを感じる。 この濃厚な香り+軽快な味というバランスが樽熟のバーボンならではと言える。 例えばスコッチならばもっと重たくなるはずだ。 しっかりとアルコール感があって、華やかで甘い余韻が長く続く。
 アルコール分8%。原料原産地名:アメリカ製造(グレーンウイスキー)。 原材料名:バーボンウイスキー(グレーン、モルト)/炭酸。 販売者:国分グループ本社株式会社 東京都中央区日本橋1-1-1。 製造所:神奈川柑橘果工株式会社 神奈川県足柄上郡山北町岸716。
 バーボンウイスキーの特長である新樽熟成ならではの豊かな香り。 余計なものは何も足さずに炭酸で割っただけ。 シンプルだからこそ最後の一口まで美味しいハイボール。
 当サイトで以前に掲載した SMOKY SCOTCH WHISKY HIGHBALL の姉妹品と思われるが、 それぞれ個性が際立っており、ウィスキー好きを満足させる仕上がりである。
 ところで、SCOTCH WHISKY と、今回の BOURBON WHISKEY という名を見比べて、違いに気づくだろうか。 ウイスキーの綴りが、一方は WHISKY であり、他方は WHISKEY(KとYの間にEが入る)となっている。
 一般的に言われているのは、ウイスキー発祥の地をともに主張している スコットランドとアイルランド の対立に端を発し、前者(スコッチウイスキー)を whisky と表記し、後者(アイリッシュウイスキー)を whiskey と表記するようになったという話。アメリカにはアイルランドから渡ってウイスキーづくりを始めた人が多かったため、 バーボンは whiskey と表記する造り手が多いらしい。
 日本のメーカーはスコッチをお手本としているため、eなしの whisky と表記するのが通例 (SUNTORY WHISKY、NIKKA WHISKYなど)。ちなみにニッカはカタカナで「ウヰスキー」と表記しており、 私はてっきり英語の発音に近いからワ行の「ヰ」(ウィに近い)を使っているのだろうと思っていたが、 同社サイトの説明によると、創業者竹鶴政孝氏が、ウイスキー会社は水を大切にしなければならないため、 井戸の「井」を用いた(但し、カナ漢字交じりで商業登記が当時はできなかったため、 同じ由来のカタカナである「ヰ」で代替)という理由らしい。
 こういう話を聞くと、ウイスキーをもっと慈しんで飲みたいと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44806SEES#UK
2022年9月3日
No.9597: セブンプレミアム −196℃ ピンクショット / サントリー
 せぶんぷれみあむ まいなす196ど ぴんくしょっと / さんとりー
セブンプレミアム -196℃ ピンクショット セブンプレミアム -196℃ ピンクショット review
 セブン&アイグループのP.B.であるセブンプレミアムシリーズとして出された「-196℃ ピンクショット」。
 発売を知らなかったのだが、先日、セブンイレブン店頭にて遭遇して入手。 以前にも見たことがあるような気がしたのだが、当サイトで取り上げるのは初である。 発売日は、8月30日だったようである。

 グラスに注いだ液色は、淡いピンク色で、少し濁りがある。 缶に「強炭酸」とあるように、注いでいる時、ジュワワーっと大きな音を立てて気泡が踊り、 その後は細かな気泡が多量立ち昇っている。
 香りは、非常に酸っぱそうなレモン香。アルコール臭も同時に感じられる。
 味は香りの印象通り酸味が強烈。炭酸のビリビリした舌触りと合わせ、刺激が強い。 酸だけでなく苦味もあり、グレープフルーツだろう。アルコール感ももちろん強い。 それらに負けないくらいに、甘味もしっかり付けられている。 全体的にストロングであり、飲み込んだ後にも、ヒリヒリした酸っぱさが残るとともに、 だらっとした甘さも口に残っている。
 アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。グレープフルーツ果汁0.1%。 レモン浸漬酒使用。
 原材料名:グレープフルーツ、レモン、ウオツカ(国内製造)/酸味料、炭酸、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素。
 缶上部に「セブンプレミアム」のロゴがついているが、下部にはしっかり「SUNTORY」の文字もある。
 コンビニ各社は近年、こういったP.B.(プライベートブランド)と留め型との中間みたいな商品を投入している。 基本的にはP.B.商品だが、大手が生産していることをしっかり明示することにより、 売手としては中身がちゃんとしていることをアピールできるし、メーカーさんにとってもありがたい形だろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44807SEES#04
2022年9月4日
No.9598: SOMETIMES BREWS サムタイムズ ブルース / エチゴビール
 さむたいむず ぶるーす / えちごびーる
エチゴビール サムタイムズ ブルース エチゴビール サムタイムズ ブルース review
エチゴビール サムタイムズ ブルース
 新潟のエチゴビールから発売された限定品 SOMETIMES BREWS(サムタイムズ ブルース)。
 事前情報なく購入したのだが、調べてみると、発売日は7月22日だったよう。 ビアスタイルは、アメリカン・ウィートエール。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濁りのある薄黄色。泡は純白できめ細かく、 力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 香りは、爽やかで甘い柑橘やマスカットのようなホップ香と、小麦らしく優しい甘さを湛えた香り。 穏やかで軽快な味が想像される。
 味は香りの印象通り、ふわっと優しい口当たりなのだが、意外にもしっかりとした苦味が押してくる。 厚みがないので軽快であることは間違いなく、その点は夏向きと言えるが、 飲み込んだ後に強い苦味が舌の奥に残っており、多面的な飲み応えがある。
 アルコール分4.5%。原材料名:大麦麦芽(フランス製造)・小麦麦芽・ホップ。
 今回初めて飲んだのだが、どうやら2019年に一度出された製品の再発売とのことで、 中身はブラッシュアップしているらしい。前回飲めなかったのは残念だ。
 なお、商品名の "ブルース" は "BLUES" ではなく、醸造を意味する "BREWS"。 だからほんとうは ブルーズ あるいは ブリューズ と読むべきだが、 往年の名曲 SUMMER TIME BLUES にかけてるから "ブルース"なのだという(ニュースリリースによる)。
種別 ビール
CODE:44808SIUM#44
2022年9月5日
No.9599: ゼロサワー マスカット <数量限定> / サンガリア
 ぜろさわー ますかっと <すうりょうげんてい> / さんがりあ
サンガリア ゼロサワー マスカット サンガリア ゼロサワー マスカット review
 LAWSON限定商品とみられる サンガリア ゼロサワーシリーズの「マスカット」。
 正式な発売日は不明だが、つい先日店頭で発見した。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
 香りは、いかにもマスカットサワーらしく、甘い白ぶどう香。
 味は香りの印象どおり甘味が強いのだが、適度に酸味と軽い苦味が効いている。 さらに炭酸のピリピリした刺激のため、くどさはなく、適度なキレ。 アルコール感はほどほど。
 アルコール分5%。果汁1%。糖類0。プリン体0。 原材料名:ぶどう果汁、ウォッカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー 大阪市東住吉区中野4-2-13。 製造所:三重県伊賀市依那具字柳原844-1。
 マスカット味チューハイというと、べたつく甘さを想像するが、この製品は適度にキレがあり、 それほど甘ったるさを感じないのが利点かと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44809LSEE#UK
2022年9月6日
No.9600: KAVALAN BAR COCKTAIL HARD TEA GIN SODA / 金車(輸入:日本酒類販売)
 かう゛ぁらん・ばー・かくてる はーどてぃー じんそーだ / きんしゃ(にほんしゅるいはんばい)
KAVALAN BAR COCKTAIL HARD TEA GIN SODA KAVALAN BAR COCKTAIL HARD TEA GIN SODA review
KAVALAN BAR COCKTAIL HARD TEA GIN SODA
 台湾の KING CAR(金車股份有限公司)がつくっている KAVALAN BAR COCKTAIL シリーズの「ハードティー ジンソーダ」 (HARD TEA GIN SODA)を偶然みつけたので、購入した。

 グラスに注いだ液色は、微かに濁りの見られる淡いブラウン。この見た目は、アイスティーのようである。 注いでいる時、炭酸の勢いとともに白い泡が立つが、すぐに消える。 その後は細かな気泡がグラスの中を立ち昇っている。
 香りは、レモンティーのような匂いに少し薬臭さが加わり、軽い焙煎香もあって、かなり複雑。
 口に含んだ瞬間に甘いと思うが、バランスとしては酸味のほうが強いために、さらっとした口当たり。 しっかりアルコール感があり、最初からジンだとわかって飲んでいるから、ボタニカルな香味を感じ取ることができるが、 甘酸っぱさの影に隠れて、ジンらしい味わいというものはあまりわからない。 なお、香りに感じたほのかな焙煎香は、烏龍茶によるものと思われる。 飲み込んだ後には、甘酸っぱさと微かな渋味が残る。
 アルコール分4%。原材料名:ジン、糖類、烏龍茶、紅茶/炭酸、酸味料、香料。 原産国名:台湾。輸入者及び引取先:日本酒類販売株式会社 東京都中央区新川1-25-4。
 KAVALAN BAR COCKTAIL ハードティー ジンソーダはカバランジンをベースに烏龍茶と紅茶を加えたカクテルです。 炭火で焙煎されたウーロン茶のコクと紅茶の甘みが上質で滑らかなカバランジンと絶妙に調和しています。 芳醇な香りとやわらかな味わいをお楽しみください。
 シリーズ品として、ハイボールジントニック を当サイトでは既に取り上げており、 これが3種目ということになるが、他にもあるのかどうか、現時点では不明である。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:44810DQES#UK

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