日本酒の小部屋

No.201−220


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2018年12月18日
No.201: 雪男 本醸造
 ゆきおとこ ほんじょうぞう
雪男 本醸造 review
 新潟県の青木酒造というところがつくる「雪男」本醸造。 300mlの小びん入り。

 外観は透明で曇りなし。
 香りはすっきりとピュア。麹香などはほとんど感じない。
 味わいは淡麗で繊細。甘味はほのか。後味はすっきりとキレがある。
 アルコール分:15度。原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール。精米歩合65%。 青木酒造株式会社、新潟県南魚沼市塩沢1214番地。
 淡麗辛口の見本のようなお酒。ただ飲みやすいだけでなく、しっかり旨みがある。
製造者:青木酒造(株)
2019年1月12日
No.202: 春鹿 純米吟醸
 はるしか じゅんまいぎんじょう
春鹿 純米吟醸 review
 ラベルに鹿のイラストがある、その名も「春鹿」の純米吟醸。300mlの小瓶入り。

 外観は透明で曇りがない。
 ふわっと甘く、柔らかな麹香が広がって、ややフルーティ。
 味は甘味がほんのりとあるが、すっきり淡麗。大人しい吟醸香。 辛口の部類ではあるが、丸みのある味わい。
 アルコール分:15度。原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)。精米歩合60%。
 春鹿は、奈良の蔵元で、当サイトでもかなり前に掲載している「超辛口」が有名。 この製品について検索したが、そのものズバリの情報がみつからなかったので、原料米や日本酒度等の詳細は不明。
製造者:(株)今西清兵衛商店
2019年2月3日
No.203: ワンカップ大関 純米 にごり酒 <季節限定>
 わんかっぷおおぜき じゅんまい にごりざけ <きせつげんてい>
ワンカップ大関 純米にごり酒 review
ワンカップ大関 純米にごり酒
 ワンカップ大関の季節限定「純米にごり酒」。てっきりもう取り上げていると思っていたら、未掲載だった。

 冷蔵庫から出した状態では、当然濁りは沈殿している。ひっくり返して混ぜると、 白色絵の具の溶き水のような色。
 香りは、穏やかで甘い。
 とろっとした口当たりと舌触りで、優しい甘さ。 当然、粉っぽい感じはあるものの、のどごしはなめらかで、飲みやすい。 アルコール感はだいぶ弱い感じだ。
 アルコール分:11度以上12度未満。原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)。精米歩合78%。
 純米ならではのふくよかな甘みとなめらかな口あたりが特長です。
 冷やしすぎないで、室温くらいで飲んだほうが、良さを一番感じられるかもしれない。
製造者:大関(株)
2019年2月10日
No.204: ワンカップ大関 大吟醸
 わんかっぷおおぜき だいぎんじょう
ワンカップ大関 大吟醸 review
 これまでにも何度か飲み、既に取り上げているとばかり思っていたが、未掲載だった。
 ワンカップ大関のプレミアムラインである「大吟醸」。

 外観は透明で曇りはない。
 香りはあまり強くは立たず、吟醸香もそんなに目立っていない。すっきりした味わいが想像される。
 ところが、口に含むと、メロンのような甘さを伴う青臭さが少しあり、 大吟醸らしさを感じる。甘さは弱く、すっきり淡麗。パンチが弱く、飲みやすい。
 アルコール分:15度以上16度未満。原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)、醸造アルコール。精米歩合50%。

 超特撰 ワンカップ大吟醸
 丹波杜氏伝承の技のもと、厳選された酒米を50%まで磨き、低温で約一ヶ月、ゆっくりと発酵させて造りました。 創業当時から脈々と受け継がれてきた、酒造りの「技」と「心」の逸品です。 フルーティーな吟醸香と、淡麗辛口の品格ある味わいをご堪能ください。
 冷酒でも、常温でもおいしくめし上がりいただけます。おすすめの温度は10度から15度くらいです。
 近所のスーパーやコンビニでわりと手軽に入手できるので、夕食にちょっといい刺身などを食べたい時には重宝する。
製造者:大関(株)
2019年9月2日
No.205: THE SHOT 華やぐドライ 大吟醸 / 月桂冠
 ざ・しょっと はなやぐどらい だいぎんじょう / げっけいかん
月桂冠 THE SHOT 華やぐドライ 大吟醸 review
 今年3月25日に発売された 月桂冠 THE SHOT シリーズ。
 2種の発売であるが、今日は「華やぐドライ 大吟醸」を飲む。

 外観は透明で、まったく曇りはない。
 香りは大吟醸らしく、きゅうりのような青臭さ(吟醸香)が強いが、それはメロンのようでもあり、果実的でとても甘やかな印象。
 味も甘さがあって、ふくよか。同時にキレもあって適度にシャープ。 このふくよかさとシャープさの同居が「華やぐドライ」と名乗るゆえんであろう。 飲み込んだ後にも、メロンのような青臭い甘さが残る。
 アルコール分:15度以上16度未満。原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。 精米歩合:50%。
 ニュースリリースには、次のような説明がある。
 「華やぐドライ 大吟醸」は、リンゴのような華やいだ香りを醸し出す酵母の活用により、 若い果実のようなフルーティさを感じながら、スッキリと切れるドライなテイストとしました。
 まさにそのとおりで、複雑な味わいの魅力がある。
製造者:月桂冠(株)
2019年10月23日
No.206: THE SHOT 艶めくリッチ 本醸造 / 月桂冠
 ざ・しょっと つやめくりっち ほんじょうぞう / げっけいかん
月桂冠 THE SHOT 艶めくリッチ 本醸造 review
 今年3月25日に発売された 月桂冠 THE SHOT シリーズ。
 2種の発売で、既に 華やぐドライ 大吟醸 を飲んでいるので、今日はもう一方の「艶めくリッチ本醸造」を。

 外観はほぼ透明で、曇りはないが、かすかに黄色が差している。
 香りはふわっと甘く、やわらかな麹香も。
 味もほんのりと甘さを感じるが、ボリューム感はそれほどでもない。 さらっとした飲み口なのに、丸いふくらみがあり、甘やかな余韻を残す。
 アルコール分:15度以上16度未満。原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。 精米歩合:70%。
 ニュースリリースには、次のような説明がある。
 「艶めくリッチ 本醸造」は、甘く艶やかでバナナのような香りと、ジューシーで果実味にあふれ、 米由来の甘味をたっぷり含むリッチなテイストです。 このリッチなテイストは、通常よりも多く仕込みを重ねるなどで甘さを引き出す特別な製法で実現しました。
 上記説明ほどたっぷりとした甘さだとは感じなかった。世にもっと濃醇な日本酒はたくさんある。 この製品は多分に万人受けというか、若者受けを狙ったキャラクターであり、 フルーティさを大事にしているのだと思う。
製造者:月桂冠(株)
2019年11月13日
No.207: 富久娘 佳撰 / 富久娘酒造
 ふくむすめ かせん / ふくむすめしゅぞう
富久娘 佳撰 review
 当サイトのご協力者 森康哲さん から頂いたもの。
 オエノングループの富久娘酒造は、カップ酒の製造を既にやめてしまったそうで、 今日飲むものは、2017年に製造されたものである。

 外観は、やや黄色が差している。
 香りはスキッとして、麹香は穏やか。淡麗な味が想像される。
 最初口に含んだ瞬間には、あっさりとした印象がありながら、口の中に甘味が広がる。 淡麗ながらやや甘口寄りといういわば複雑な味わい。
 アルコール分:15度以上16度未満。原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール。 製造者:富久娘酒造株式会社、神戸市灘区新在家南町3丁目2番28号。
 普通酒ならではの穏やかさというか、親しみやすさがある。 カップで気軽に買えなくなったのは少々残念だ。
製造者:富久娘酒造(株)
2019年11月29日
No.208: 富久娘 上撰 / 富久娘酒造
 ふくむすめ じょうせん / ふくむすめしゅぞう
富久娘 上撰 review
 先日飲んだ 富久娘 佳撰 と一緒に、当サイトのご協力者 森康哲さん から頂いたもの。
 オエノングループの富久娘酒造は、カップ酒の製造を既にやめてしまったそうで、 今日飲むものは、2017年に製造されたものである。

 外観は、はっきりと黄色が差している。
 香りは甘くふくよかだが、麹香は穏やか。
 口当たりからして甘いのだが、決して濃醇なタイプではない。適度にさらっとした口当たりでもある。 先日飲んだ 佳撰 よりはふくらみがあり、甘さも口に残る。
 アルコール分:15度以上16度未満。原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール。 製造者:富久娘酒造株式会社、神戸市灘区新在家南町3丁目2番28号。
 佳撰よりもこちら上撰のほうが、グレードとしては上だと思うが、 その分コクや飲みごたえがあり、甘さが目立った。
製造者:富久娘酒造(株)
2019年11月30日
No.209: 白鶴 THE 大吟醸 RICH / 白鶴酒造
 はくつる ざ・だいぎんじょう りっち / はくつるしゅぞう
白鶴 THE 大吟醸 RICH review
 このような製品が出ているのを知らなかったが、偶然遭遇。今年の8月30日新発売だそうだから、 もう3か月が経っている。
 白鶴 THE 大吟醸 という名で、180mlのボトル缶入り。つまり1合。
 RICH と CLEAR の2種があるが、今日飲むのは RICH のほう。

 外観は透明で曇りがない。
 香りは、メロンのような青臭く甘い吟醸香があり、すっきりとやさしいイメージ。
 口に含んでみると、思いのほかボリューム感がある。 たっぷりとした甘さを感じ、それとともに青臭い果実のような味。 最後までふくよかな甘味が続く。
 アルコール分:18%。原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。 精米歩合50%。
 メーカーのサイト情報によると、日本酒度:+3、酸度:1.6、アミノ酸度1.3。
 このような小さなボトルなら、気軽に入手できて、日常の食卓に彩りを添えることができる。 テーブルに載せてもかわいい存在感がある。
製造者:白鶴酒造(株)
2019年12月14日
No.210: 白鶴 THE 大吟醸 CLEAR / 白鶴酒造
 はくつる ざ・だいぎんじょう くりあ / はくつるしゅぞう
白鶴 THE 大吟醸 CLEAR review
 白鶴 THE 大吟醸「CLEAR」。
 先日飲んだ RICH と一緒に、8月30日に発売されたものである。

 外観はほぼ透明で曇りがない。
 香りは、メロンのような青臭い吟醸香があり、すっきりとしている。
 口当たりは、香りの印象とはやや反し、ほんのりと甘い。 しかし、基本的にはさらっと淡麗な飲み口。 繊細でありながら、まろやかな旨みがある。
 アルコール分:13%。原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。 精米歩合50%。
 メーカーのサイト情報によると、日本酒度:-3、酸度:1.1、アミノ酸度1.0。
 やはりそれほどの辛口ではないわけだが、色々な食事に合わせやすい、応用範囲の広さを持っている。
製造者:白鶴酒造(株)
2020年1月28日
No.211: ふなぐち 菊水 一番搾り スパークリング / 菊水酒造
 ふなぐち きくすい いちばんしぼり すぱーくりんぐ / きくすいしゅぞう
ふなぐち 菊水 一番搾り スパークリング review
 先月(2019年12月)コンビニで偶然みつけて買っておいた。調べてみると、発売は6月27日だったようで、 もう半年以上経っている。
 缶デザインを見て、知っている人はすぐに気づくと思うが、 新潟の菊水酒造がつくる「ふなぐち 菊水 一番搾り」である。しかし、ふたのあるボトル缶である点が、 通常商品とは違う。スパークリングだからである。

 外観はほぼ透明で曇りがない。スパークリングでない通常のふなぐちはやや黄色っぽい色味をしているから、少し違う。
 香りは、基本的に通常品と同系統で、フルーツのようにべたっと甘い香りがあるが、 かなり薄い印象で、爽やか。
 口当たりは、強めの炭酸がピリッと来て、シャープ。 軽やかな苦味を感じ、その後すぐに豊かな甘味がくる。やはり味わいは濃醇だ。
 アルコール分:19度。精米歩合70%。原材料名:米、米こうじ、醸造アルコール/炭酸ガス含有。
 オープン価格だが、店頭想定価格398円(税別)とサイトでは紹介されている。 決して安くはないが、買って損はない。
 元々甘味が強く濃い酒だから、炭酸で爽やかさがプラスされることで、非常に飲みやすく、 また食前酒としても楽しめるなど、応用範囲が広がっている。
 なお、度数が19度もあって、270ml(1.5合)も入っているから、一人で一気に飲むのは危険。 開栓後は早めに飲むようにとのサジェスチョンが缶には書かれているが、 2日に分けて飲むくらいなら問題ないだろう。
製造者:菊水酒造(株)
2020年2月3日
No.212: 八海山 / 八海醸造
 はっかいさん / はっかいじょうぞう
八海山 review
 有名な「八海山」の普通酒。
 過去に、カップ酒を掲載しているが、これは300ml入り瓶である。

 外観は曇りなく、透明。
 香りは基本的にすっきりとしているが、ほんのり甘みを湛えた丸さがある。
 口当たりは柔らかく優しい。麹のパンチなどはあまり感じず、ほわっと女性的。 但し、基本的に繊細で淡麗な味わいで、後キレがある。
 アルコール分:15.5度。原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール。 精米歩合:60%。
 どんな食事にも合わせられる懐の深さを持っている。香りが立ったり、力強いパンチがあったりしないからこそ、 飲み飽きない魅力。さらりとしたきれいな味わい。
製造者:八海醸造(株)
2020年2月8日
No.213: 松竹梅白壁蔵 澪 ロゼ スパークリング <期間限定> / 宝酒造
 しょうちくばい しらかべぐら みお ろぜ すぱーくりんぐ <きかんげんてい> / たからしゅぞう
松竹梅 澪 ROSE SPARKLING review
 宝酒造の「澪」(みお)は今や人気商品として、どこの食品スーパーの酒売場でも見ることができるが、 期間限定商品として ROSE SPARKLING が出ていたので買ってみた。11月12日の発売だったようである。

 グラスに注いだ液色は、濁りのある薄ピンク。大きな気泡が踊っている。
 香りを嗅ぐと、まさに清酒だが、甘酸っぱそうな感じである。
 味は軽妙な酸があるものの、かなり甘味設定が強い。 べたっとした味で、少々食事には合わせづらいかもしれない。 色のついた爽やかな「どぶろく」といった印象だ。
 アルコール分:5度。原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、炭酸ガス含有。 飲みごろ温度:0℃〜5℃
 0℃では「すっきりキレのある味わい」、5℃では「お米のほのかな甘み」と書かれている。 普通に冷蔵庫に入れただけではかなり温度が高く、甘さが目立ってしまうはずだ。 だから、しばらく冷凍庫に入れるなり、グラスに氷を入れるなりすれば、 もっと爽やかに飲めたかもしれない。
製造者:宝酒造(株)
2020年2月11日
No.214: 純米吟醸 上善如水
 じゅんまいぎんじょう じょうぜんみずのごとし
純米吟醸 上善如水 review
 「上善如水」(じょうぜんみずのごとし)は、コンビニでよく見る清酒の銘柄。 この純米吟醸は、当サイトでは10年ほど前に缶入り製品を掲載している。
 今日飲むのは、きれいな水色のボトルに入った製品。内容量は275ml。

 外観は無色透明で、まったく曇りはない。
 香りは非常に柔らかく、すっきり。麹香のようなパンチがなく、うっすらキュウリのような吟醸香と、 りんごのようなフルーティさを感じる。
 口に含むと、やはりりんごあるいは梨のような含み香が広がる。 ふわっとやさしい甘みがあるのに、キレがある。
 アルコール分:14度以上15度未満。原材料名:米、米こうじ。精米歩合60%。
 商品名とボトルのイメージそのままの味わい。刺身などの繊細な和食にはよく合う。
製造者:白瀧酒造(株)
2020年2月14日
No.215: 本醸造 雪 / 北鹿
 ほんじょうぞう ゆき / ほくしか
北鹿 本醸造 雪 review
 非常にきれいなボトルに入った清酒。その名も「雪」。秋田県大館の 北鹿 という造り手の製品だ。

 外観はほぼ透明だが、かすかに黄色みが差している。
 香りはほんのり甘いが穏やかで、麹香がかすかに。
 味は香りの印象以上に軽くてさらっとした口当たり。 辛みはなく、甘味は弱く、パンチのまったくない水のような飲み心地。 まさに、ボトルのイメージどおりの味わいであった。
 生貯蔵酒。アルコール分:14度以上15度未満。原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール。 精米歩合70%。
 先日飲んだ 上善如水 は、すっきり透明な味わいで有名だが、 この製品はそれを上回る。主張が弱すぎて、日本酒好きには敬遠されるかも知れないが、 ふだん飲み慣れない人には取っつきやすいキャラクターだろう。
 飲み終わった後は、一輪挿しとして使いたくなるくらいに、美しいボトルだ。
製造者:(株)北鹿

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