利酒日記 kikizakenikki

2009年6月


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2009年6月1日 ROUGE
ROC DE SIX / MEDOC
ロック・ド・シス / メドック
VINTAGE: 2003
Roc de Six Medoc 03 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区: MEDOC
メドック
AOC: MEDOC
メドック
生産者: 輸入者: 巴工業(株)
review
 ACメドック03VTながら、ディスカウント店で980円。 面白いので買ってみた。

 外観は暗いガーネット色で、濁りがある。
 香りは黒果実、干しぶどう、プルーン、梅。 奔放で、甘酸っぱそうな印象だ。
 酸味、甘味の両方が強く、やや粗暴。薬草のニュアンスあり。タンニンは強く、やや引っかかる。

 これ、ブラインドで飲んだら、メドックだとはまったく思わない。というか、 ボルドーだともわからないかもしれない。私自身の未熟さを披瀝するような感じだが、 逆にこれをACメドックだと当てられる人がいたら、すごいと思う。いや、 ワインを少し知っている人なら、ボルドーではなく南仏?だときっと思うに違いない。

 入手価格と品質を比べれば、まったく不満はないが、実に面白いワインではあった。
評定: C 価格 980円(本体価格934円+消費税46円) 購入店: 酒の楽市南吹田店(ディスカウント店)
2009年6月6日 BLANC
CHATEAU LES MINAUDERIES / BORDEAUX BLANC
シャトー・レ・ミノードリー / ボルドー・ブラン
VINTAGE: 2005
Ch.les Minauderies 03 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOC: BORDEAUX
ボルドー
生産者: CH. LES MINAUDERIES 輸入者: (株)成城石井
review
 最近また、お手頃価格のwineに回帰している。それというのも、 しばらくの間、高単価ものにシフトする代わりに、 本数を抑えようという戦略に出ていたのだが、 一方で懸念していたとおり、単価を上げたからといって、 総量を容易に抑えられるものでもなかった。
 当サイトの趣旨から言っても、日常気軽に飲める銘柄を多く紹介すべきで、 軌道修正を図ることにした。いや、いつまで続くかは、自分でも分からないが。

 色は若いイエローグリーン。
 香りはメロンやマスカットの甘さに、スイカやキュウリみたいな瓜系の青臭さがプラス。 青草も感じられる。
 オレンジ的なやや丸っこい酸に、はちみつの甘さ。 芝生のニュアンス。ボディは細身で、味が広がらず、 余韻は短い。
 確かにボルドーの典型的なソーヴィニヨンだが、 芯がしっかりしておらず、腰砕け。もしかすると若干の熱劣化か。
**********
 ところで当サイトの連続無欠勤更新記録が昨日で満5年を達成し、 本日から6年目に突入した。皆さんに感謝申し上げる。
評定: D 価格 1,690円(本体価格1,610円+消費税80円) 購入店: 成城石井梅田店(大阪市北区)
2009年6月10日 ROUGE
CALITERRA CABERNET SAUVIGNON RESERVA / COLCHAGUA VALLEY
カリテラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴァ / コルチャグア・ヴァレー
VINTAGE: 2007
Caliterra Cabernet Sauvignon Reserva 05 CHILE
チリ
地方: RAPEL VALLEY
ラペル・ヴァレー
地区: COLCHAGUA VALLEY
コルチャグア・ヴァレー
DO: COLCHAGUA VALLEY
コルチャグア・ヴァレー
生産者: VINA CALITERRA 輸入者: アサヒビール(株)
review
 たくさん飲んでいるような気がしていたが、 当サイトではあまり取り上げていなかったチリの大手カリテラ。 ディスカウント店でハーフを発見したので、買ってみた。

 色は深く、黒みが強く、濁りもある外観。グラスに注ぐと、 まるでとろみがあるかのような液体。
 香りは漢方薬(薬草)、黒果実、乾いた材木、黒オリーブなどが感じられる。
 タンニンが力強く、舌触りはざらざらしている。 梅のような酸。強い甘味。圧倒的に分厚いボディは、いかにも南米である。

 パワフルでストレートなキャラクターが、実に好印象なワイン。 荒削りなのは承知の上であり、荒削りな味わいであってくれて、まさに期待どおりである。 この値段にしてこの内容。何の不足があろうか。
評定: A- 価格 ハーフ680円(フルボトル換算1,360円) 購入店: カクヤス江坂店(大阪府吹田市)
2009年6月16日 ROUGE
山形メルロ 限定醸造 樽熟成 / サントネージュ
やまがためるろ げんていじょうぞう たるじゅくせい / さんとねーじゅ
VINTAGE: 2006
サントネージュ 山形メルロ 06 JAPAN
日本
地方: 山形県
山形県
地区:
 
AOC:
 
生産者: サントネージュワイン(株) 輸入者:
review
 スーパーで日常飲みのワインを物色していて、偶然発見。 「山形県産メルロ種葡萄100%使用」とハッキリ書かれているので、 購入してみた。

 ごく薄い静脈血みたいな色。薄茶色。
 メルローらしい皮革のニュアンスがあり、やや動物的な印象。また、 炭のような香り、適度な焦げ臭などがあるが、厚みを感じさせる香りではない。
 口に含むと、酸のアタックが非常に鋭い。柑橘的な収斂性ある酸。 一方、タンニンは滑らか。甘味やふくよかさはほとんどなく、線は細い。
 裏ラベルに、次の説明がある。
 山形県上山盆地は昼夜の温度差が大きな土地で、水はけ・日あたりが良く質の高いぶどうを生み出します。 このワインは主に上山地区で収穫されたメルロ種ぶどうを厳選し、醸造後、樽で熟成させました。 マイルドな樽熟成香と果実味が一体となり、豊かな風味が広がります。
 やっぱりこんなものかと思うと同時に、 手ごろな価格で飲めるワインとしては、品良く仕上げられている方だから、 十分合格点である。
評定: C+ 価格 500ml入り1,080円(フルボトル換算1,620円) 購入店: グルメシティ
2009年6月18日 BLANC
GAMAGE / ENTRE-DEUX-MERS
ガマージュ / アントゥル・ドゥー・メール
VINTAGE: 2007
GAMAGE 07 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区: ENTRE-DEUX-MERS
アントゥル・ドゥー・メール
AOC: ENTRE-DEUX-MERS
アントゥル・ドゥー・メール
生産者: 輸入者: 巴ワイン・アンド・スピリッツ(株)
review
 ディスカウント店で、手頃な白を購入。
 1,000円を切るのに、VdPではなくAOC。しかもBORDEAUXではなく、ENTRE-DEUX-MERS。 ということは、逆に内容は期待できないのだろうな(安いのに高位のAOCの場合、 内容が伴わないのは自明)と思ったが、 それでもとにかく安いので、騙されたと思って購入した。

 淡い麦わら色。
 鋭く、か細い感じのグレープフルーツ香。少しクリームのようなニュアンスがある。
 酸のアタックがキリッとしているが、オイリーなタッチと、若干のふくよかさもある。 ミネラル分も感じられ、柑橘的な余韻がほどほどに続く。

 線が細いところは、このAOCらしいといえる。複雑さには欠けるが、 この価格にしては、申し分ない。
評定: B 価格 980円(本体価格934円+消費税46円) 購入店: 酒の楽市南吹田店(大阪府吹田市)
2009年6月21日 ROUGE
CHATEAU ROBERPEROTS / BORDEAUX
シャトー・ロベールペロ / ボルドー
VINTAGE: 2005
Ch.Roberperots 05 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOC: BORDEAUX
ボルドー
生産者:CH. ROBERPEROTS 輸入者: (株)アンフィニー
review
 手頃な値段だったので、百貨店で見つけた瞬間、即購入したもの。

 色はやや黒みが強い。黒果実のほか、土や樽のバニラ香が強い。
 口に含むと、タンニンが力強く、舌や唇裏に引っかかる。
 甘みは中庸。オレンジ的な酸がアクセント。薬草の余韻は長め。 ボリューム感はあまりなくこぢんまりとまとまってはいるものの、 適度な野性味もあって、このクラスにしては飲み応え十分。

 今月は、今日まで6本開けて、1本当たりの平均出費は約1,147円。 首尾良く原点回帰できている。
評定: A 価格 1,470円(本体価格1,400円+消費税70円) 購入店: 阪神百貨店本店(大阪市北区)
2009年6月24日 SPARKLING
FREIXENET CORDON NEGRO BRUT / CAVA
フレシネ コルドン・ネグロ ブリュット / カヴァ
VINTAGE: N.V.
Freixenet Cordon Negro BrutCh.Roberperots 05 SPAIN
スペイン
地方:
 
地区:
 
DO: CAVA
カヴァ
生産者:FREIXENET 輸入者: サントリー(株)
review
 もう数え切れないくらいの回数飲んでいるのに、 当日記に掲載したのは2000年に1回のみであった。ということで、 あまりにも有名なこのカヴァを。

 色はごく淡いゴールド。 香りは、意外にもしっかりとした酵母臭があり、深みを感じさせる。
 口当たりは実にシャープ。キレの良い酸味が身上なのだが、 だからといってただすっきりしているだけではない。 アミノ酸的な旨みの余韻がそこそこ続き、飲み応えがある。

 スーパーで普通に売られているから、普通の安物と思ってしまいがちだが、 この価格にしては、非常によくできている。 もちろん、シャンパーニュの高価なもののような力強さとか、 炭酸の繊細さ、息の長さはないが、安ワイン愛好家御用達泡ものとして、 素晴らしいコストパフォーマンスを誇る。
 エチケット(ラベル)には、METHODO TRADICIONAL(メトード・トラディショナル = 伝統的製法) の文字があり、シャンパーニュと同じく瓶内二次発酵を行っていることを示す。
評定: A+ 価格 ハーフ850円(フルボトル換算1,700円) 購入店: グルメシティ
2009年6月28日 BLANC
DOMAINE DU HAUT BOURG / MUSCADET COTES DE GRANDLIEU SUR LIE
ドメーヌ・デュ・オー・ブール / ミュスカデ・コート・ド・グランリュー シュール・リー
VINTAGE: 2007
Dom.du Haut Bourg Muscadet Sur Lie 07 FRANCE
フランス
地方: VAL DE LOIRE
ロワール
地区: PAYS NANTAIS
ペイ・ナンテ
AOC: MUSCADET COTES DE GRANDLIEU
ミュスカデ・コート・ド・グランリュー
生産者:DOM. DU HAUT BOURG 輸入者: ベネフィットヒルズ(株)
review
 最近ご無沙汰していたが、気候も暑くなってきたし、 たまにはサッパリとミュスカデでもと思って、購入してみた。

 色は淡いレモンイエロー。
 レモンのような鋭い柑橘香に、若干白い花のニュアンスが加わる。 ほどほどに華やかさがあるが、全体としては引き締まった印象。
 口に含んだ瞬間は、酸のアタックが非常にシャープに感じられるが、 ミネラル感が豊かで、ふっくらとはちみつの甘さがある。
 花のように艶やかで、伸びのある味わい。 レモンかグレープフルーツにはちみつを加えたような、爽やかかつ適度に甘い余韻が続く。

 このAOCは初めて見たが、期待を大きく上回る内容であった。 シュール・リー製法のものは確かに旨み成分が豊かなものが多いが、 ここまでふくよかで、フラワリーな味わいのミュスカデは、そうそうない。 こんな値段で本当にいいのか。信じられないくらいに、安い。
評定: AA 価格 1,155円(本体価格1,100円+消費税55円) 購入店: 阪神百貨店本店(大阪市北区)

本日までで・・・今月合計8本、今年合計44本/当日記累計1175本
今月のワイン投資額・・・8,885円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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