利酒日記 kikizakenikki

2016年06月


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2016年6月5日 CIDRE
CIDRE 紅玉リンゴ <限定醸造> / NIKKA
シードル こうぎょくりんご <げんていじょうぞう> / ニッカ
VINTAGE: N.V.
NIKKA CIDRE 紅玉リンゴ JAPAN
日本
地方:
 
地区:
 
AOC:
 
生産者: ニッカウヰスキー(株) 販売者: アサヒビール(株)
review
 毎年春に出ているニッカシードル「紅玉リンゴ」。 今年の発売は4月5日であった。
 これまで出会えず、ずっと探していたのだが、今日やっと見つけ出すことができた。

 グラスに注いだ外観は、ごく淡いゴールド。 気泡は細かいが、そんなに多くなく、あまり持続もしない。
 香りは、キュンとシャープなりんご香。紅玉らしいキャラクターだ。
 味も香りの印象どおり極めてシャープ。 酸が強く、甘味は抑えめ。 まるでシャンパーニュのような旨み成分が多く、じんわりと味わい深い。
 アルコール分3%。原材料:リンゴ、酸化防止剤(亜硫酸塩)。
 2016年4月〜2016年6月までの出荷予定
 「シードル」は、2016年で発売60周年を迎えました。 「紅玉」は、初めて「シードル」が発売された時に使用されていたリンゴの品種で、 酸味と香りが特長です。
 上記説明のように、ニッカシードルは今年で60周年を迎えるとのことで、 ここまで長く続いているのは、品質の高さが正当に評価されてのことだろう。
評定: AA 価格 180ml入り267円 購入店: 酒の楽市(DS)
2016年6月20日 ROUGE
LOS VASCOS CABERNET SAUVIGNON / DOMAINES BARONS DE ROTHSCHILD
ロス・ヴァスコス カベルネ・ソーヴィニヨン / ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト
VINTAGE: 2014
Los Vascos Cabernet Sauvignon 14 CHILE
チリ
地方: RAPEL VALLEY
ラペル・ヴァレー
地区: COLCHAGUA VALLEY
コルチャグア・ヴァレー
DO: COLCHAGUA
コルチャグア
生産者: VINA LOS VASCOS 輸入者: サントリーワインインターナショナル(株)
review
 気づけば今月はwineを飲んでいない。いや、正確には飲んでいるが、アップしていない。
 私はビールや缶チューハイについては、基本的に飲みながらPCに向かって感想を書くというスタイルを 取っているのだが、wineに関しては、夕食に合わせて味わうため、その場では愛用のメモ帳(フランス製 BLOCK RHODIA #11) に走り書きをしておく。それを後でPCに書き写すスタイルなのだが、これが結構面倒に思うことがあって、 ビール等の新製品をアップするだけで精一杯という日も少なくない。 その結果、何日分も書きためたメモがたまることになる。
 今日アップするのも、実はボトルを開けたのは1週間ほど前。このまま放置しておくわけにもいかない。

 閑話休題。
 Ch.ラフィットがチリのワイナリーを買収して、ボルドースタイルのワインを生み出しているロス・ヴァスコス。 そのスタンダードラインのカベルネだ。

 外観は深い青紫で、グラスの向こう側が見えない。この点は、いかにもチリらしい。
 香りは黒豆、皮革、きのこのようなニュアンスもあり、かなりボルドー的。 コニャックのような深いアルコール感がある。 わずかに黒コショウのようなスパイシーさも。
 味わいは思いのほか酸が立ち、タンニンも強いが、そこにバニラの甘さが加わる。 適度なボリューム感。ある程度抑制的で、奔放過ぎないところが、この造り手らしい。

 やはりこの値段にしては品の良さが際立つ。極めてお買い得と言える。
評定: A+ 価格 1,320円(本体価格1,223円+消費税97円) 購入店: 酒のカクヤス(DS)
2016年6月25日 BLANC
ALPACA SAUVIGNON BLANC / VALLE CENTRAL
アルパカ ソーヴィニヨン・ブラン / ヴァレ・セントラル
VINTAGE: 2015
Alpaca Sauvignon Blanc 15 CHILE
チリ
地方: CENTRAL VALLEY
セントラル・ヴァレー
地区:
 
DO: CENTRAL VALLEY
セントラル・ヴァレー
生産者: SANTA HELENA 輸入者: アサヒビール(株)
review
 スーパーのワイン売場では安売りの目玉として、かなりの存在感を見せつけているチリのアルパカ。
 白のソーヴィニヨン・ブランは、昨年、2014年ヴィンテージを飲んでいるが、 今日は最新2015年ヴィンテージだ。

 外観はごく淡いレモンイエロー。
 香りはグレープフルーツのような柑橘香があり、酸とともに少し苦そうな印象。 やや白い花のようなふくらみもあるが。
 味は、キュンと酸っぱいレモンに、グレープフルーツの皮のような苦みが加わる。 ソーヴィニヨンらしい草原のような香りもあるにはあるが、弱い。

 まあ、このクラスであるから力強さとかコクは望むべくもないが、 さらっと爽やかに飲むのにはいい。
評定: C 価格 626円(本体価格580円+消費税46円) 購入店: ダイエー(スーパー)

本日までで・・・今月合計3本/今年合計40本/当日記累計1726本
今月のワイン投資額・・・2,213円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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