利酒日記 kikizakenikki

2017年08月


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2017年8月14日 ROUGE
CHEVALIER DE LYNCH / BORDEAUX
シュヴァリエ・ド・ランシュ / ボルドー
VINTAGE: 2015
Chevalier de Lynch 15 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: 販売者:(株)成城石井、輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(株)
review
 コンビニ LAWSON が、傘下の高級スーパー 成城石井 と共同で、 コンビニとしてはやや高級と思えるボルドーワインを商品化している。 その中から、シュヴァリエ・ド・ランシュを入手したので、飲んでみたい。

 外観はやや赤っぽいが深いガーネット色。しっかりボルドーらしい見た目だ。
 香りは、黒果実、薬草、黒鉛など、どっしり感があって、とても千円ワインと思えない。
 味は残念ながら香りの印象ほど重たくはなく、柑橘のような酸がキュッと立ってフレッシュ感があるのだが、 香りに感じた黒っぽさもあり、適度な高級感をまとっている。若いからか、タンニンはやや暴れ気味。 ボディ感は今ひとつ。だが、軽いところでバランスが取られており、ジューシーで飲みやすい。 料理に広く合わせやすい懐の深さがある。

 本格的ボルドーと思って飲むとややがっかりだが、そもそも値段が値段である。
 1,080円という販売価格は確かにコンビニの店頭価格としては高く見えるものの、 成城石井の厳選したワインがこの値段と思えば、ありがたくすら思える。 十分すぎる充実度であるし、何より近所のコンビニでこんなクオリティのものが買えるということ自体、 良い時代になったものだと思う。
評定: B 価格 1,080円(本体価格1,000円+消費税80円) 購入店: LAWSON(コンビニ)
2017年8月31日 ROUGE
FLORARTE CABERNET SAUVIGNON / VALLE CENTRAL
フロラルテ カベルネ・ソーヴィニヨン / ヴァレ・セントラル
VINTAGE: 2016
Florarte Cabernet Sauvignon 16 CHILE
チリ
地方: CENTRAL VALLEY
セントラル・ヴァレー
地区:
 
DO: CENTRAL VALLEY
セントラル・ヴァレー
生産者: 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 やまや で発見した、小さな(187.5ml)ボトル入りのチリワイン。
 赤白とも何種か存在していたが、とりあえず赤のカベルネと、白のソービニヨンブランを買ってきたので、 今日は赤のカベルネを飲んでみたい。

 外観は透過性の高いガーネット色で、エッジはオレンジ色。薄めであり、パワーはなさそうな見た目。
 香りは、黒っぽい果実と墨、黒鉛、絵の具のニュアンス。想像していたよりは複雑だ。
 味は酸のアタックが鋭く、柑橘的。タンニンは非常になめらか。 黒ベリー系の香味。力はないが、カベルネらしい味わいは持っている。

 飲みきりサイズの1/4ボトルで、価格は200円台。ビール代わりに買えて、それなりに飲める。 存在意義は十分あるだろう。
評定: B 価格 187.5ml入り213円(フルボトル換算852円) 購入店: やまや小曽根店(大阪府豊中市)

本日までで・・・今月合計2本/今年合計28本/当日記累計1784本
今月のワイン投資額・・・1,293円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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