2019年3月14日 ROUGE
MARQUIS DE LALANDE "WOODY" / BORDEAUX
マルキ・ド・ラランド "ウッディ" / ボルドー |
VINTAGE: 2016 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区:
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AOP: BORDEAUX
ボルドー
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生産者:
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輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(有)
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成城石井で売られている安ボルドー。おそらくこれは、同店のオリジナルワインであると思われる。
外観はすみれ色で、エッジはピンク。まだ若い印象。
ところが香りを嗅ぐと、香木や干しぶどうのようなニュアンスがあり、適度に熟成しているのか?と感じる。
ヴィンテージからしてまだそれはないとは思うのだが。
飲むと、強烈なタンニンが舌に引っかかる感じがあり、やはり若いとわかる。
酸が鋭角的。WOODYという名前は、最初に香りを嗅いだ時、一番明確に感じたが、
味わってみるとまだそこまで成長していないということがわかった。
あと数年置いておいた方が本領を発揮しそうな、そんなポテンシャルを秘めた1本。
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評定: B |
1,390円(本体価格1,324円+消費税66円) |
購入店: 成城石井 阪急三番街店(大阪市北区) |
2019年3月17日 ROUGE
PAVILLON LA TOURELLE / HAUT-MÉDOC
パヴィヨン・ラ・トゥーレル / オー・メドック |
VINTAGE: 2014 |
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FRANCE
フランス
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地方: BORDEAUX
ボルドー
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地区: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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AOP: HAUT-MEDOC
オー・メドック
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生産者: PRODUCTA VIGNOBLES
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輸入者: コルドンヴェール(株)
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やまや で売られていた安ボルドー。
なんと、HAUT-MEDOC(オー・メドック)にして、1,500円しない価格。
大きな期待は出来ないであろうことを覚悟の上、面白そうなので購入してみた。
何よりエチケット(ラベル)の高級そうなデザインに惹かれて。
グラスに注いだ外観は、くすんだ感じのガーネット色。やや赤みが強い。
香りは黒果実、土、皮革。やや脂っぽい感じもある。わかりにくい表現かも知れないが。
味は酸が鋭く、強めのタンニンが舌に引っかかる。
ほのかに黒果実っぽい味わいがあるが、非常に細身でボリューム感は乏しい。
実は3年半ほど前に、2010ヴィンテージを飲んでいた。
その時も、線が細いワインといった感想であったが、まとまりは悪くないと書いている。
この値段だから、十分か。
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評定: B |
1,490円(本体価格1,380円+消費税110円) |
購入店: やまや小曽根店(大阪府豊中市) |
2019年3月24日 CIDRE
BAROKES APPLE CIDER
バロークス アップル・サイダー |
VINTAGE: N.V. |
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AUSTRALIA
オーストラリア
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地方:
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地区:
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AOC:
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生産者: BAROKES
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輸入者: 日本酒類販売(株)
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オーストラリアの缶入りワイン"BAROKES"を久々飲む。
但し、ワインといっても今回は アップル・サイダー(apple cider) 即ち シードル(cidre = 発泡性林檎酒)である。
なぜアルコール飲料なのに サイダーという名前なのか?というと、それはむしろ逆で、
炭酸飲料のサイダーの語源こそが林檎酒を意味する英語の cider(仏語ではcidre)なのだ。
グラスに注いだ外観は、かなり黄色みの強いシャンパンゴールド。
気泡はきめ細かく、グラスの中を断続的に立ちのぼる。
香りは、非常にシャープなりんご香。シンプルで、酸味がとても強そう。
口当たりはやはりシャープ。収斂性のある酸味。ストイックなほどに研ぎ澄まされ、甘さは極めて弱い。
但し、度数が低いため、アルコール感は弱く、軽やかな飲み心地。
日本ではシードルというと、ニッカシードルが有名だが、ニッカ製品はもう少し甘味があってふくよかなものが多い。
BAROKES のこの製品は極めてシャープで、仏ノルマンディ地方のシードルを彷彿とさせる。
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評定: A |
250ml入り311円 |
購入店: ダイエー(スーパー) |
2019年3月29日 ROUGE
BEAUJOLAIS NOUVEAU 2015 / LOU DUMONT
ボージョレ・ヌーヴォー 2015 / ルー・デュモン |
VINTAGE: 2015 |
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FRANCE
フランス
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地方: BOURGOGNE
ブルゴーニュ
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地区: BEAUJOLAIS
ボージョレ
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AOP: BEAUJOLAIS
ボージョレ
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生産者: LOU DUMONT
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輸入者: (有)ヌーヴェル・セレクション
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今日飲むのは、なんと2015年のヌーヴォー。
普通、新酒はなるべくフレッシュなうちに飲むべきものではあるが、
置いておいたらどのように変化するのか、試してみたくなり、3年以上保管しておいたもの。
しかも、セラー等に入れることなく、部屋に常温保管(但し、日光は当たらない場所)してあった。
さて、どうなっているか。
グラスに注いだ外観は、枯れた感じのガーネット色。エッジはオレンジ色に傾いており、
当然ではあるが、新酒の色ではない。
香りは、少し脂っぽいような赤果実香中心だが、ビニールのような匂いが混じり、
どこか不健全な感じ。
味は酸がシャープだが、当たりは丸く、タンニンも荒さが取れている。
しかし、ワインとしてのコクは乏しく、とても痩せた味。鉄っぽい、血のような味もあり、
ガメイというよりは、安く力のないピノみたいである。
もともとポテンシャルの高いワインと思われるので、辛うじて骨格のようなものを保っているが、
いかにもやせ細ってしまった感じだ。
なお、購入価格に関する記録を残しておらず、価格不明。過去の例からすると、ハーフボトルで2千円強だったと思うが、
今回はイレギュラーな飲み方をしており、評定は差し控える。
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評定: 差し控え |
価格記録なし |
購入店: - |