利酒日記 kikizakenikki

2019年06月


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2019年6月1日 ROUGE
CASILLERO DEL DIABLO CABERNET SAUVIGNON RESERVA ESPECIAL / CONCHA Y TORO
カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴァ・エスペシアル / コンチャ・イ・トロ
VINTAGE: 2017
Casillero del Diablo Cabernet Sauvignon Reserva Especial 17 CHILE
チリ
地方: CENTRAL VALLEY
セントラル・ヴァレー
地区: MAULE VALLEY
マウレ・ヴァレー
DO: CAUQUENES
カウケネス
生産者: CONCHA Y TORO 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 チリの大手コンチャ・イ・トロがつくるカッシェロ・デル・ディアブロシリーズの1本だが、 初めて出会ったので買ってみた。
 RESERVA ESPECIAL と書かれ、特別感のある豪華なパッケージ。 セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン。

 外観は、くすんだ感じの濃いルビー色。チリカベらしく、べたっとした感じで、深い。
 香りは、黒果実の落ち着き、赤果実の甘酸っぱさ、さらに土ぼこりのようなニュアンス、 バニラの甘さがあり、複雑。チリらしい奔放さがありながら、品格も感じさせる。
 味は適度な重たさがあり、凝縮感のある果実味が豊か。 甘酸っぱいが、落ち着きもあり、ジューシーさの中にややトースティな香味を内包。

 想像以上の充実度に驚いた。ボルドーでは同じ千円台でこんなに厚みのあるワインはないであろうから、 このパワフルさは貴重。しかも、ただ濃いだけではない質の良さを感じる。
評定: AA 価格 1,382円(本体価格1,280円+消費税102円) 購入店: やまや小曽根店(大阪府豊中市)
2019年6月3日 ROUGE
CHÂTEAU BASSAC / BORDEAUX
シャトー・バサック / ボルドー
VINTAGE: 2016
Ch.Bassac 16 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: CH. BASSAC 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 酒ディスカウント店 やまや で購入したACボルドーのハーフ。

 外観は、くすんだ感じのガーネット色で、エッジはややオレンジ色。 一見、熟成し始めているかのような色だが、熱劣化かもしれない。
 香りは、赤果実、干しぶどうに、トリュフのような土っぽさも加わって、 やはり熟成感がある。
 味は果実っぽい甘酸っぱさに、きのこやダシ汁のような旨味を感じる。 タンニンはまだしっかりと残っているため、熱による過熟ではなさそうだ。 ちょうど良い頃合に熟成し始めた感じだが、むしろこれ以上過ぎると、 パワーをなくしていくのではないかとも思える。

 実は昨年に、2014年ヴィンテージ のものを飲んでいるが、その時の評価は"D"とかなり低かった。
 その時の私自身のコメントと、今回の感想はまったく異なるのだが、 ヴィンテージ差というよりは、ボトル差ではないかと思われる。
 店頭での保管状態は良くなかったはずだが、適度に熱を受けることで、 熟成が進んだのではと考えられる。
評定: A+ 価格 ハーフ505円(本体価格468円+消費税37円) 購入店: やまや小曽根店(大阪府豊中市)
2019年6月6日 ROUGE
神戸ワイン 赤 2019神戸ミートフェア限定ラベル / 神戸みのりの公社
こうべわいん あか 2019こうべみーとふぇあげんていらべる / こうべみのりのこうしゃ
VINTAGE:N.V.
神戸ワイン 赤 2019神戸ミートフェア限定ラベル JAPAN
日本
地方: 兵庫県
兵庫県
地区: 神戸市
神戸市
AOP:
 
生産者: 神戸ワイナリー(神戸市農業公園) 販売者: (一財)神戸みのりの公社
review
 今年のゴールデンウィーク(GW)に神戸市中央区のメリケンパークで行われた 「KOBEメリケンフェスタ2019」で買ってきた1本。
 実は昨年も同じものを買っていて、2年連続である。同フェスタで行われた催しの一つ「2019神戸ミートフェア」 を記念して販売された特別ラベルの神戸ワイン。 セパージュは、Cabernet Sauvignon,Merlot(カベルネ・ソーヴィニヨン,メルロー)と書かれている。

 まず外観だが、やや枯れたようなガーネット色で、非常に透過性が高い。悪くいうと薄い。これは日本ワインらしい特長と言える。
 香りはウメのような尖りがあり、酸っぱそう。そこに土ぼこりのような、鉛筆の芯のような香りが混じる。 若そうでいて少し枯れたニュアンスを併せ持っている。
 味は香りの印象どおり酸がシャープなのだが、繊細さもある。 ただ薄いだけではない。赤いベリー系の甘酸っぱさが、しなやかなタンニンと共に広がる。

 牛がワイングラスを持っているイラストがチャーミングで、さらに「2019神戸ミートフェア」と書かれていて特別感がある。
 私は 昨年 に引き続き、このワインをお土産用として持ち帰ったが、 現地で購入してすぐ飲んでいる人たちもたくさんいた。4人でシェアすれば1人あたり250円。 缶ビール1本程度の値段である。
評定: B 価格 1,000円(本体価格926円+消費税74円) 購入店: 2019神戸ミートフェア会場
2019年6月17日 BLANC
牛久ワイナリー 葡萄の城 白 / CHATEAU KAMIYA
うしくわいなりー ぶどうのしろ しろ / シャトー・カミヤ
VINTAGE:N.V.
CHATEAU KAMIYA 牛久ワイナリー 葡萄の城 白 JAPAN
日本
地方:
 
地区:
 
AOP:
 
生産者: 合同酒精(株)  
review
 このワインは、もう閉鎖されてしまったワイナリーのもの。 オエノングループが保有していた茨城県牛久市「牛久ワイナリー」(旧名シャトー・カミヤ)の「葡萄の城」という製品。
 当サイトのご協力者 森康哲さん から寄贈して頂いたものである。

 外観は淡いイエローグリーン。
 香りは白桃、パインなど、やや甘ったるい果実香に、少し青臭いような生臭いようなニュアンスが混じる。
 口に含んでみて、少しだけ ひねた感じがあり、やや劣化していることに気づく。 だが限定的であり、飲めないほどではない。熱が当たったことにより過熟となり、 その結果アプリコットみたいな甘さが生まれている。 飲み進めると、香りに感じたパイン的な甘味があり、軽い苦味も感じる。

 裏ラベルには、次のような製品説明がある。
 淡い黄金色。さわやかな柑橘系の香り。心地よい口当りで、ソフトな酸味とほのかな甘みが絶妙なバランスを保っています。
 原料表記は、「輸入ワイン、国産ぶどう、輸入ぶどう果汁使用。酸化防止剤(亜硫酸塩)」とある。 つまり、ワイナリーで産出されたぶどうで造ったわけではなく、輸入ワインすら混ぜている。 スーパー等で売っている、他の大手酒造メーカーの廉価ワインと何ら変わるところがない。
評定: D 価格 購入店: いただきもの
2019年6月19日 BLANC
LA CHAPELLE DES CHEVALIERS / BORDEAUX
ラ・シャペル・デ・シュヴァリエ / ボルドー
VINTAGE: 2017
La Chapelle des Chevaliers Blanc 17 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: SICHEL 輸入者: (株)オーバーシーズ
review
 カルディコーヒーファームで売られていたボルドー白。ちょっと前に購入した。 Ch.パルメを所有する一族によるワインで、エチケットも非常にパルメっぽいのが特徴。
 2年ほど前に(2015年VTを)一度飲み、優れたコストパフォーマンスであることを知っているので、 今回また買ってみた。

 外観は、濃いめのイエローグリーン。しっかりした味わいが想像される。
 香りはまず青草を感じて、ソーヴィニヨンらしいと言えるが、 それを覆い隠すくらいに力強いパインや白桃、黄色い花、そして樽由来と思われるヨーグルトっぽさも感じられる。
 味もたっぷりと甘い。桃のシロップ漬けを思わせ、豊潤な果実の甘さだが、 生のパインみたいな少し刺す酸も加わり、複雑さを醸し出す。軽い苦味も伴う。

 裏ラベルに「醸造家イヴァン・マイヤー氏のコメント」が書かれている。
 美しく輝く淡い黄色。白桃やアカシアの花のブーケを想わせる香りと、トーストやオークの香りが特徴のエレガントな白ワインです。 ソーヴィニヨン・ブランのフレッシュ感とセミヨンのレングスとのバランスが非常に良く、トースト香の余韻が長く続きます。 魚のグリル、鶏肉料理、白カビ系チーズと共に。
 ほぼ書かれているコメントと同系統の感想だが、唯一、トーストだけは感じなかった。
 スパークリングワインの酵母臭に近いものをトースト香と言っているのだと思うが、 そういったパンチのようなものはなく、やや間延びしたような分厚さ、トロピカルなフルーツ香が圧倒的に勝っていた。 その点、100点満点ではないが、極めて優秀なワインであることは確か。それもなんと、今回の入手価格は999円。 恐ろしい。まとめ買いしたい。こんな値段じゃまずいでしょ? そのうちきっと値上がりするでしょう。
**********
 前回 飲んだ時の購入価格を見てみたら、1,576円。 そりゃそうでしょう。それでも安すぎる。今回はさらにお得に入手できたということで。
評定: AA 価格 999円(本体価格925円+消費税74円) 購入店: カルディコーヒーファーム江坂店(大阪府吹田市)
2019年6月23日 ROUGE
LES CAMARIES / COTEAUX DE BEZIERS
レ・カマリ / コトー・ド・ベジエ
VINTAGE: 2016
Les Camaries 16 FRANCE
フランス
地方: LANGUEDOC
ラングドック
地区:
 
IGP: COTEAUX DE BEZIERS
コトー・ド・ベジエ
生産者: VINO X TERRA 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 やまやで入手した1本。南仏 COTEAUX DE BEZIERS というI.G.P.は当日記初登場だと思う。

 外観はしっかりと深く、黒色と言えるくらい。エッジはややオレンジっぽい。
 香りは煎じ薬に黒コショウを混ぜたようなパンチがあってスパイシーな香りだが、 ブルーベリージャムみたいな深く甘酸っぱそうな感じも強い。チョコや鉛筆の黒鉛のようなニュアンスも。
 味は香りの印象どおりチョコのような甘味が強く、豊潤。但し、酸も鋭くジューシー。 タンニンはしっかりとして、ワイルドなタッチ。

 エチケットの上品さにつられて購入したが、やはり中身はパワフル。 コストパフォーマンスは概ね良好。
評定: B 価格 1,274円(本体価格1,180円+消費税94円) 購入店: やまや小曽根店(豊中市)
2019年6月29日 ROUGE
CONO SUR MALBEC "BICICLETA" LIMITED EDITION
コノ・スル マルベック "ビシクレタ" リミテッド・エディション
VINTAGE: 2017
Cono Sur Malbec Bicicleta Limited Edition 17 CHILE
チリ
地方:
地区:
 
DO:
生産者: VINA CONO SUR 輸入者: (株)スマイル
review
 コンビニのファミリーマート限定で6月11日に売り出された CONO SUR MALBEC BICICLETA LIMITED EDITION。
 コノ・スル自体は非常によく見るチリワインで、自転車マークの「ビシクレタ」も色々な店でよく見かける。 ただこの製品は、通常の「ビシクレタ」ではなく、LIMITED EDITION と書かれている。

 まず外観は、極めて濃い青紫で、エッジはピンク色。 気候の良い地域の典型的な若いマルベックといった色調である。
 香りはラズベリー、ブルーベリー、プルーンなど、赤・青・黒取り混ぜたベリー香と、 チョコレートあるいはカプチーノみたいなべったりとした甘さや、少しスパイシーなニュアンスも感じる。 古いタンスに薬がしまってあったような、薬草と材木の混じり合ったような匂いもする。
 味は香りの印象どおりべたっと甘くこってりしているのだが、酸が非常にキュートで尖りがある。 全方位的にパワフルで、ジューシー。

 牛モモのステーキに合わせたが、バッチリであった。もちろんハンバーグやローストビーフにも合うだろう。
 コンビニで手に入るこのクラスのものとしては、十分に及第点である。
評定: B 価格 864円(本体価格800円+消費税64円) 購入店: ファミリーマート(コンビニ)

本日までで・・・今月合計7本/今年合計24本/当日記累計1863本
今月のワイン投資額・・・6,024円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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