利酒日記 kikizakenikki

2022年02月


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2022年2月2日 ROUGE
CHÂTEAU TOUTIGEAC / BORDEAUX
シャトー・トゥチジャック / ボルドー
VINTAGE: 2018
Ch. Toutigeac 18 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: VINOVALIE 輸入者: (株)ベルーナ
review
 通販のベルーナが運営している My Wine Clubというサイトから購入した ボルドー10本10,978円のセットの7本目。
 CH. TOUTIGEAC というACボルドーである。

 外観はしっかり深いルビー色で、エッジは赤紫〜オレンジの合間くらいの色。
 香りは黒果実が強く、落ち着いている。少し土っぽさと、インクまたはビニールあるいはアクリルのニュアンス。
 味は香りの印象とは異なり、ふわっと甘くフラワリーで、少し苦みも。 タンニンはしっかり。パワフルなコクがあり、酸は丸い。

 セパージュはメルロー50%、カベルネ・フラン35%、カベルネ・ソービニヨン15%。
 単体での通常価格は2,068円とのこと。それを前提とすれば、まずまず。
評定: C 価格 12本セット10,978円(1本あたり1,097.8円) 購入店: My Wine Club PayPayモール店
2022年2月5日 BLANC
30 MILE CHARDONNAY / AUSTRALIA
30マイル シャルドネ / オーストラリア
VINTAGE: 2018
30 Mile Chardonnay 20 AUSTRALIA
オーストラリア
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: QUARISA WINES 輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(株)
review
 オーストラリアの 30 MILE シャルドネ。

 外観はしっかりめの黄金色。
 香りはレモンやオレンジなどの柑橘をベースに、少しオイリーなニュアンスがある。 シャルドネらしいフリンティな香りも若干感じる。
 味はまったりとしたバニラにパイナップル、グレープフルーツなど。 トロピカルで適度なシャープさもある。但し、奥深さは感じず、さらっとしていてキレのあるフレッシュな酸が締める。

 千円wineとしては申し分なし。日々の普通の食事に気軽に飲みたい。
評定: B 価格 1,090円(本体価格991円+消費税99円) 購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区)
2022年2月14日 BLANC
JACOB'S CREEK RIESLING / AUSTRALIA
ジェイコブズ・クリーク リースリング / オーストラリア
VINTAGE: 2020
Jacob's Creek Riesling 20 AUSTRALIA
オーストラリア
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: JACOB'S CREEK 輸入者: ペルノ・リカール・ジャパン(株)
review
 これまでに何度も飲んでいるオーストラリアの JACOB'S CREEK。 今日は2020年VTのリースリング。
 飲み干す前の撮影を忘れたため、写真は空瓶。

 外観はやや濃いめのイエローグリーン。
 香りはマスカット+クリームのような甘さが強く、少しレモンのような尖りのある柑橘香が混じる。 さらにリースリングらしい石油香が若干。
 味はレモンのような酸のアタックが鋭く、少しオイリーなタッチも。 華やかさやふくらみには欠け、シャープな味わい。余韻は短い。

 価格を考えればかなり優秀。日常酒として申し分なく、応用範囲も広い。
評定: B 価格 1,089円(本体価格990円+消費税99円) 購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区)
2022年2月21日 ROUGE
LADY G BY JEAN GUYON / BORDEAUX
レィディ・ジー バイ ジャン・ギュヨン / ボルドー
VINTAGE: 2018
Lady G 18 FRANCE
フランス
地方: BORDEAUX
ボルドー
地区:
 
AOP: BORDEAUX
ボルドー
生産者: DOMAINE ROLLAN DE BY 輸入者: (株)ベルーナ
review
 通販のベルーナが運営している My Wine Clubというサイトから購入した ボルドー10本10,978円のセットの8本目。
 LADY G by Jean Guyon というACボルドーである。

 外観はやや枯れたようなガーネット色で、エッジは薄茶色。
 香りは酸と渋味の溶け合ったしょうゆのような深み、赤果実、干しぶどうなど。
 しっかりしたタンニンと酸のアタック。甘味は弱めでやや粉っぽい。見た目(色)よりもまだ若い感じ。 もう少し寝かせると、タンニンがこなれて丸みや深みが出てきそう。

 セパージュはメルロー90%、カベルネ・ソービニヨン8%、カベルネ・フラン2%。
 単体での通常価格は2,178円とのこと。それを前提とすれば、こんなものか。
評定: C 価格 12本セット10,978円(1本あたり1,097.8円) 購入店: My Wine Club PayPayモール店
2022年2月22日 ROUGE
BEAUJOLAIS-VILLAGES NOUVEAU 2021 / BRAC DE LA PERRIERE
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー 2021 / ブラック・ド・ラ・ペリエール
VINTAGE: 2021
Brac de la Perriere Beaujolais-Villages Nouveau 18 FRANCE
フランス
地方: BOUGOGNE
ブルゴーニュ
地区: BEAUJOLAIS
ボージョレ
AOP: BEAUJOLAIS-VILLAGES
ボージョレ・ヴィラージュ
生産者: BRAC DE LA PERRIERE 輸入者: 徳岡(株)
review
 昨年買った新酒のうち、まだ飲んでいないものが1本残っていた。
 BRAC DE LA PERRIERE という造り手によるヴィラージュ・ヌーヴォーだ。

 外観はやや透過性のある青紫色で、エッジはピンク色。
 香りはピノ・ノワールのような尖りある赤果実香。チェリーやラズベリーなど。 絵の具のような匂いも。あまり新酒らしくはない。
 味もチェリーのような可憐な酸味のアクセントが最初にあって、タンニンもわりとしっかり感じる。 全体的にはシャープであるが、ポテンシャルは感じる。 ラズベリー的な余韻。

 やはり昨年(2021年)のヌーヴォーは、悪く言うと痩せた味で、酸が鋭く、 華やかさはほとんどないのが特徴だったようだ。安いものからちょっと良いものまで、 私の飲んだすべてがそんな味わいだった。飲みにくいと感じた人も多かったのではないか。
評定: C 価格 3,135円(本体価格2,850円+消費税285円) 購入店: 阪神百貨店本店(大阪市北区)

本日までで・・・今月合計5本/今年合計6本/当日記累計2029本
今月のワイン投資額・・・7,509.6円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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