利酒日記 kikizakenikki

2023年01月


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2023年1月5日 ROUGE
29 MADE FOR MEAT CABERNET SAUVIGNON
29 メイド・フォー・ミート カベルネ・ソーヴィニヨン
VINTAGE: 2019
29 Made for Meat Cabernet Sauvignon 19 SOUTH AFRICA
南アフリカ
地方: WESTERN CAPE
ウエスタン・ケープ
地区:
 
WO: WESTERN CAPE
ウエスタン・ケープ
企画: ダイエー 輸入者: サントリーワインインターナショナル(株)
review
 スーパーのダイエーが企画し、サントリーの協力のもと南アフリカで生産したという、 肉専用赤ワイン。その名も29(=肉)である。

 外観は深い紫路で、ほぼ黒に近い色。エッジはわずかにオレンジっぽい。
 香りは黒果実を主体に、甘いバニラ香も強い。皮革のようなニュアンスも少し。
 味は甘味がたっぷり。タンニンはしっかり、パワフル。 フルーティだが、酸は穏やか。まろやかでフルーティな飲み心地。

 肉料理といっても、霜降り肉のような繊細なものではなく、もっとワイルドな赤身肉に合いそう。 単体で飲んでも、存在感抜群のしっかりした飲み応え。
 なお、セール品として売られていたので、本来の販売価格はもう少し高いようだ。
評定: A- 価格 987円(本体価格898円+消費税89円) 購入店: ダイエー(スーパー)
2023年1月15日 ROUGE
WILD PUDA RESERVA MERLOT / ESPIRITU DE CHILE
ワイルド・プーダ・レゼルヴァ メルロー / エスピリトゥ・デ・チリ
VINTAGE: 2020
Wild Puda Reserva Merlot 20 CHILE
チリ
地方: CENTRAL VALLEY
セントラル・ヴァレー
地区: CURICO VALLEY
クリコ・ヴァレー
DO: VALLE DE CURICO
ヴァレ・ド・クリコ
生産者: ESPIRITU DE CHILE 輸入者: コルドンヴェール(株)
review
 近所のスーパーで年末に安売りされていたので購入した、チリの Wild Puda Reserva メルロー。
 これまで、このPudaシリーズは色々飲んでいるが、Reservaは初めて。 普段の販売価格が高いから敬遠していたものだが、 980円になっていたために購入したのだ。

 外観は枯れたガーネット色で、エッジはややオレンジ色。 チリのメルローにしては、濃すぎない色。
 香りは赤果実や黒果実が混じり合い、フルーティな印象。そこに皮革や土のニュアンスが加わり、 かなり厚みがある。
 味は甘みが深く、タンニンもしっかりと力強い。やはりチリだ。 さらに酸も豊か。全方位的にパワフルで、甘いコクが長く余韻として続く。

 気品はあまり感じないが、このワイルドさこそが真骨頂だろう。 力強い飲み応えを堪能できる。
評定: A- 価格 1,078円(本体価格980円+消費税98円) 購入店: ダイエー(スーパー)
2023年1月16日 BLANC
LA PETITE PERRIERE SAUVIGNON BLANC / VIN DE FRANCE
ラ・プティット・ペリエール ソーヴィニヨン・ブラン / ヴァン・ド・フランス
VINTAGE: 2020
La Petite Perierre Sauvignon Blanc 20 FRANCE
フランス
地方:
 
地区:
 
VIN DE FRANCE
ヴァン・ド・フランス
生産者: SAGET LA PERRIERE 輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(株)
review
 スーパー成城石井で購入した VIN DE FRANCE のソーヴィニヨン・ブラン。

 外観は、淡いイエローグリーン。ソーヴィニヨンらしいといえる。
 香りは甘さのある柑橘香で、若干オイリーな印象もある。 少し苦そうなグレープフルーツ的柑橘香。
 味は香りのイメージよりは少し甘いふくらみがあるものの、コクは弱くさらっとした口当たり。 若干のオイリーさは確かにあるものの、それ以上にレモンのようなキレがあり、スリム。 余韻は短い。

 最下級のいわゆるテーブルワインなので、大きな期待をしていなかったが、 適度な品の良さを備えている。但し、過剰期待をせずにサクッと飲み干すべきワインだ。

本日の時事ネタコラムは、こちら
評定: C- 価格 1,419円(本体価格1,290円+消費税129円) 購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区)

本日までで・・・今月合計3本/今年合計3本/当日記累計2066本
今月のワイン投資額・・・3,484円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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