利酒日記 kikizakenikki

2024年02月


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2024年2月21日 ROUGE
CASILLERO DEL DIABLO CABERNET SAUVIGNON / CONCHA Y TORO
カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン / コンチャ・イ・トロ
VINTAGE: 2021
Casillero del Diablo Cabernet Sauvignon 21 CHILE
チリ
地方:
 
地区:
 
DO:
 
生産者: CONCHA Y TORO 輸入者: メルシャン(株)
review
 なんと当サイト始まって以来かもしれない、まったく同じ wineを続けて掲載することとなった。
 実に1か月も間隔が空いてしまったのだが、1月20日に飲んだもの と同じチリ、 コンチャ・イ・トロがつくる カッシェロ・デル・ディアブロ のカベルネ 2021年ヴィンテージ。
 気づかず同じものを買ってしまったわけだが、ボトル差があるかもしれないので、真っさらな気持ちで臨んでみたい。

 外観はやや明るいガーネットで、エッジは少しオレンジが入っている。
 香りは重たい黒果実に土っぽさが溶け、しっかりアルコールのホットな感じがある。
 味は酸がシャープであるものの、香りに感じた土あるいはきのこのようなニュアンスがあり、 甘味は弱め。体格はスリムながら、タンニンは力強い。

 改めて前回のレビューと比べてみると、今日のものの方が少し熟成が進んでいるようだ。 色からして少しだけ枯れた感じがあったし、香りの落ち着きも然り。 重厚感までは出ていないのは、そこまでしっかり熟成していないからだと思われ、このwineのポテンシャルを考えると、 もう少し寝かせればまだ変わる余地がありそうだった。
評定: B 価格 1,298円(本体価格1,180円+消費税118円) 購入店: ダイエー(スーパー)
2024年2月29日 BLANC
成城石井ヴァラエタルセレクション SAUVIGNON BLANC / ATLANTIQUE
セイジョウイシイ ヴァラエタルセレクション ソーヴィニヨン・ブラン / アトランティーク
VINTAGE: N.V.
成城石井 Sauvignon Blanc FRANCE
フランス
地方: GRAND SUD-OUEST
広域南西地方
地区:
 
IGP: ATLANTIQUE
アトランティーク
生産者: 輸入者: 東京ヨーロッパ貿易(株)
review
 スーパー成城石井で売られている「ヴァラエタルセレクション」。
 これまで、赤の ピノ・ノワールメルローカベルネ・ソーヴィニヨン を掲載しているが、 今日は白の「ソーヴィニヨン・ブラン」を。

 外観はごく淡い麦わら色〜イエローグリーン程度。
 香りは、レモンにクリームが混じったような。つまり柑橘の尖りと、それを包む若干の甘さ。 グラスを回すと、ハーブっぽい青臭さが立つ。
 味はキリッとした苦味と、レモン的な酸味。スリムでシャープながら、 ほんのりした甘味も感じられ、夏みかんのようなジューシーさ。 香りに感じたハーブの香味は弱く、シトラス優勢。

 ボルドーなどのお高いソーヴィニヨンとは違い、妖艶さはなく、 溌剌とした果実味が主体。爽やかさを楽しむべき白。
評定: C 価格 1,639円(本体価格1,490円+消費税149円) 購入店: 成城石井阪急三番街店(大阪市北区)

本日までで・・・今月合計2本/今年合計7本/当日記累計2101本
今月のワイン投資額・・・2,937円(本日まで)



[当日記における評価基準]

 絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。 例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがC。同様に5,000円のwineなら、 ちょうど5,000円の価値あるものがCです。

 A = 特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。(とってもお買得)
 B = 非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。(お買得)
 C = 概ね価格に見合ったクオリティ。(価格相当)
 D = 凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。(少しもの足りない)
 E = 価格に比し、著しく劣るクオリティ。(買い損)

 なお、各ランクよりやや上回るものに+、やや下回るものに−を付けています。例えばC+とは、 若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはAAランクを付与しています。

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