利酒日記　2025/03

利酒日記　kikizakenikki

2025年03月

2025年3月1日　ROUGE FRANKEN SILVANER TROCKEN / KABINETT フランケン　ジルヴァナー　トロッケン / カビネット				VINTAGE： 2022
	GERMANY ドイツ	地方： FRANKEN フランケン	地区：	Pradikatswein/Kabinett プラディカーツヴァイン/カビネット
	生産者： GWF		輸入者： (株)オーバーシーズ
	久々にドイツを飲む。カルディコーヒーファームで購入したもの。　フランケンのトロッケン（辛口）。地域の特徴的なボックスボイテルという、ずんぐりしたボトルに入っている。　外観はごく淡いレモンイエロー。　香りはレモンのような鋭い柑橘香に、少し石油っぽいオイリーな香りが混じる。　味は酸がキリッとシャープで、さらっとしていてコクは弱め。香りに感じた柑橘風味に、少しミネラル感。あっさりしつつも伸びやか。キレがあり、余韻は長くない。　色んな食事に合わせやすい万能型。和食にももちろん相性は良さそう。　恐ろしいことに、今年に入って当日記掲載ボトルは、これが3本目。1月も2月も1本ずつだった。実はもう少し飲んではいるのだが、過去に取り上げた同じ銘柄、同じヴィンテージで、感想もほぼ同じであったため、掲載を見送ったものがある。本来はそういったものも掲載すべきであろうが、楽をしてしまった。
評定： B	1,394円（本体価格1,268円＋消費税126円）		購入店：カルディコーヒーファーム江坂店（大阪府吹田市）
2025年3月15日　ROUGE TOPVALU GREEN EYE　O RESERVA PINOT NOIR / BIO-BIO VALLEY トップバリュ・グリーンアイ　オー・リゼルヴァ　ピノ・ノワール / ビオ・ビオヴァレー				VINTAGE： 2022
	CHILE チリ	地方： SOUTH 南部地方	地区： BIO-BIO VALLEY ビオ・ビオヴァレー	DO： BIO-BIO VALLEY ビオ・ビオヴァレー
	生産者： EMILIANA		輸入者：コルドンヴェール(株) 、販売者：イオントップバリュ(株)
	イオングループP.B.の一つである"TOPVALU グリーンアイ"ブランドのオーガニックワイン O RESERVA PINOT NOIRのハーフボトル。近所のスーパーで入手したもの。　価格は税別498円なので、期待しないで臨む。　外観は透過性のあるやや暗いルビー色で、エッジは透明に近い薄オレンジ色。　香りはラズベリーのような甘酸っぱさに、アクリルみたいな価格物質的な匂いが混じる。非常に軽く、パワーを感じない。　味はほんのり甘みのあるいちごキャンディのようで、少し苦味を伴う。香りの印象通り、やはりコクはない。タンニンも力なく、さらさらというか、あっさりし過ぎ。　このワイン、実は以前はP.B.ではなく、オリジナルブランドで売られていた。その頃に、2021年ヴィンテージを一度飲んでいるが、味の感想はあまり変わらない。わずかなボトル差程度である。　この価格なので、日常の食事に気軽に飲む程度であればいいと思う。
評定： C-	ハーフ547円（本体価格498円＋消費税49円）		購入店：ダイエー（スーパー）
2025年3月29日　ROUGE TOPVALU GREEN EYE　O RESERVA CABERNET SAUVIGNON / VALLE CENTRAL トップバリュ・グリーンアイ　オー・リゼルヴァ　カベルネ・ソーヴィニヨン / ヴァレ・セントラル				VINTAGE： 2023
	CHILE チリ	地方： CENTRAL VALLEY セントラル・バレー	地区：	DO： VALLE CENTRAL ヴァレ・セントラル
	生産者： EMILIANA		輸入者：コルドンヴェール(株) 、販売者：イオントップバリュ(株)
	イオングループP.B.の一つである"TOPVALU グリーンアイ"ブランドのオーガニックワイン O RESERVA CABERNET SAUVIGNONのハーフボトル。先日飲んだ PINOT NOIR と共に入手してあったものである。　こちらも価格は同じく税別498円なので、期待しないで臨む。　外観は濃いめの青紫。エッジはピンク～薄紫色。　香りは青臭い野菜と土、ほんのり黒果実に、インクっぽい匂いも。ほぼパワーを感じない。　味はほんのり甘みがあって、酸は丸い。タンニンが少し引っかかる程度で、力はない。さらっとあっさりした果実味。　前回飲んだのは、イオンのP.B.となる前にオリジナルブランドで売られていた2022年ヴィンテージだったが、もう少し見所があったように記憶している。　まあ、価格が価格なので、過度な期待は禁物なのだが。
評定： D	ハーフ547円（本体価格498円＋消費税49円）		購入店：ダイエー（スーパー）

本日までで・・・今月合計３本／今年合計５本／当日記累計２１３０本
今月のワイン投資額・・・2,488円（本日まで）

[当日記における評価基準]

　絶対評価ではなく、支払う価格に対して内容が見合っているかどうかの評定です。例えば1,000円のwineなら、ちょうど1,000円の価値あるものがＣ。同様に5,000円のwineなら、ちょうど5,000円の価値あるものがＣです。

　Ａ＝特質すべき個性。価格に比し、極めて優れたクオリティ。（とってもお買得）
　Ｂ＝非凡な特徴があり、価格を上回るクオリティ。（お買得）
　Ｃ＝概ね価格に見合ったクオリティ。（価格相当）
　Ｄ＝凡庸で特徴に欠ける。価格に比し、やや劣る。（少しもの足りない）
　Ｅ＝価格に比し、著しく劣るクオリティ。（買い損）

　なお、各ランクよりやや上回るものに＋、やや下回るものに－を付けています。例えばＣ＋とは、若干価格を上回るクオリティを表します。また、通常の評価枠を超えた素晴らしいものにはＡＡランクを付与しています。

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