時事ネタコラムのページ [利酒日記別室]

2007年5月


2007年5月9日
 欠陥法案

 国民投票法案が、成立しようとしている。
 最低投票率の規定すらないこんな欠陥法案を、ホントに通していいんですか?皆さん。
 もし投票率が30%だったら、国民の15%以上の賛成で、憲法改正実現となってしまう。 とにかく為政者の都合のいいように。国民には意見を言わせないように。 それが首相の言う「美しい国」の正体なんですぞ。更に、メディア規制まで盛り込んで、 反対意見を封殺する土壌をも、着々と作ろうとしているのだから。

 ホントにいいんですか。

 今こそ立ち上がるべきじゃないんですか。


2007年5月28日
 償うということ

 渦中の松岡農水大臣が、自殺した。
 なぜ死という選択をしなければならなかったのか。 たいへん痛ましく、残念である。ご冥福をお祈りする。

 こんなことになるなら、辞任を認めてあげればよかったと、安倍総理は思っているに違いない。 総理、色々な意味で、あなたの責任は重いですよ。最終的に、他に選択がないところまで追い込んだのだから。

 インタビューを受けた石原東京都知事が、 「何があったかわからないが」と前置きしながら、 「命をもって報いたのなら、彼も侍だったということ」と発言していた。
 映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」を引くまでもなく、 彼らしい思想の一端がよく現れている。

 が、そんな危険思想を、肯定するわけにはいかない。

 「死をもって償う」という発想は、一見カッコ良く見えるかもしれないが、 責任の放棄にも等しい。

 自らにやましいところがないのなら、正々堂々とそれを主張すべきだし、 もし罪を自覚しているのなら、生き恥をさらしてでも説明責任を果たし、 行動をもって償いをするべきである。死んでもお詫びになんかならないのだ。

 死者を責めるなんて、と批判があることを承知であえて書くが、 本当に責任を取るということは、事実を全て包み隠さず自分の口から説明し、 生きて罰を受けるということである。

 「死んでお詫び」とか、「命を捨てることが潔いこと」などという考え方を、 蔓延させてはならない。


 HOME  利酒日記のメニューページへ  前月の時事ネタコラム  翌月の時事ネタコラム
 このページは、K氏の葡萄酒的日常利酒日記の別室で、WEBマスターが時事問題などについて、 勝手気ままに書き綴るページです。
 抗議のメールなどは一切受け付けていませんので、あしからず。