時事ネタコラムのページ [利酒日記別室] 2009年10月
2009年10月5日 こんなところに書くべきことではないかもしれないけれど・・ 仕事でお世話になっていた方が亡くなったと、突然連絡をいただいた。 思わず絶句し、頭の中が真っ白になった。 冷めた言い方をすれば、クライアント企業の元担当者の方なのだが、 いつもにこやかで、常に真っ先に相手のことを気遣う心をもった、とてもやさしい人。 一緒に仕事をさせていただいて、その方からの頼みごとなら、 どんなことでもお応えしたいと思えたし、 単に仕事上のお付き合いを超え、人間としてとても尊敬できる大好きな人だった。 最後にお話ししたのは、確か半年ほど前の電話。その時のいつもと変わらぬ明るい声を、 今でも鮮明に覚えている。まだ55歳。早すぎるとか、若すぎるとか、 そういった段階にすら達していない。人はこんなに早く、いなくなってはいけない。 抹香臭いことを書かせてもらえば、なぜ、良い人から先に天に召されてしまうのだろう? なぜ、惜しまれる人から先にいなくなってしまうのだろう? 私自身は健康体で、お酒を飲みながらこんなことを書いているとても不謹慎な人間。 私みたいな人間が生き残っている意味を、一生懸命考えてゆかなければならない。