時事ネタコラムのページ [利酒日記別室] 兵庫県伊丹市と宝塚市で14日に市長選の投開票があり、現職に挑んだ 日本維新の会の候補者がいずれも惨敗した。 関西ローカルな話題だが、他地域の皆さんにも知って頂きたいので、ここに書くことにした。
当選した伊丹市長は、インタビューで、 「宝塚市とともに維新を撃退することができた」と発言した。 なぜ、維新は兵庫県下の市長ポストにまで、手を出したのか。 いまや国政政党だからべつに不思議なことではないのかもしれないが、 彼らなりの戦略がある。 上記市長選に先立って、日本維新の会所属国会議員が、次のような主旨の発言をしていた。 「(兵庫県の)尼崎、西宮、芦屋や、できれば神戸まで大阪都の特別区になればいい」 この発言に対する兵庫県民の反発は、当然ながらすさまじく、 過激な意見としては、「馬鹿は大阪だけでやってくれ」というものがあった。 この過激な意見に、私は大いに賛成する。 結局維新は、自分たちが強大な権力を牛耳り、自分たちの好きなような政治をしたいだけなのだ、ということが、 今回のことでよくわかる。 国政では、元々自民党との違いがまったくわからないのに、一生懸命対立軸をつくろうとしてみたり、 「反対だけの野党にはならない」と代表が発言してみたり、迷走している。 当コラムでずっと述べてきているように、私は維新の掲げる政策に、何一つ賛同できるところがないので、 兵庫県の懐にまで手を突っ込もうとすることには、伊丹市民、宝塚市民の皆さんと同じく、強烈な嫌悪感を覚える。 ともあれ、大阪以外では支持率が低いということは、証明された。 伊丹、宝塚両市民の皆さんの賢明な判断に、敬意を表したい。 HOME 利酒日記のメニューページへ 前月の時事ネタコラム 翌月の時事ネタコラム このページは、K氏の葡萄酒的日常 ・利酒日記の別室で、WEBマスターが時事問題などについて、 勝手気ままに書き綴るページです。 建設的な反論等はwelcomeですが、一方的な抗議のメールなどは受け付けておりません。あしからず。
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