時事ネタコラムのページ [利酒日記別室]

2018年07月


2018年7月5日
 普通の日々の大切さ


 大阪北部地震から2週間以上が過ぎた。

 前回のこのコーナーのエントリーで、我が家が少なからぬ被害を受けたことを書いた。

 今回の地震は非常に局地的なものであったため、ごく一部の地域でガス供給が長らくストップしたり、 鉄道の復旧が遅れたりしていたが、その他の地域では、地震発生当日こそ鉄道ダイヤの乱れで帰宅難民が大量発生したものの、 次の日からは見かけ上、普通の日々を取り戻しているかに見えた。

 私の住む共同住宅では、数日間エレベータがストップしていたし、建物の多くの箇所に亀裂が入ったりと、 かなりの影響があった。本格的な補修などはこれからであろうと思われるし、 前回書いたとおり、我が家内部は家具という家具がことごとく倒れ、一時はがれきの山のような状態であった。

 私は自営業であるため、日中も夜間も常に仕事に追われていることが多く、なかなか部屋の片付けもままならない。 まだ複数の部屋がぐちゃぐちゃの状態である。夫婦二人で3LDKに住んでいるのにもかかわらず、 元々物が多いので、これを契機に荷物の整理をしようと思うのだが、それを進める時間も取れていない。

 今でも、外でガサガサっと音がすると、その瞬間ビクッと体が硬直する。 建物が倒壊するのではないかとすら思ったあの揺れの恐怖は、頭ではもう忘れたと思っても、 実は消えていないようだ。

 外に出れば何事もなかったような街の姿に戻っているから、気分は楽になるが、 家に帰ってくると、あの恐怖を思い出す。 防災という観点からは、ずっと記憶に留めておいたほうが良いのであろうが、 このまま平常心に戻れないままだと、精神衛生上は問題であろう。

 普通の日々というものがいかに大切か、それを痛感する。

 食事をしてお酒を飲んで、こうやって普通にサイトを更新できる毎日がこれからも続くように。 今はそれだけを願っている。

2018年7月18日
 集団催眠状態


 参議院の定数を6増やす改正公職選挙法が、18日の衆院本会議で自民・公明両党の賛成多数で可決、成立した。

 埼玉選挙区の定数を2増して8に、比例代表を4増して100にし、総数は6増の248となる。 さらに比例代表には拘束名簿式の特定枠を新設し、合区で議席を失った県の候補者を救済することができるという。

 よりによって議員定数を減らすのではなく「増やす」という、信じられない暴挙。 耳を疑うしかない。

 折しも災害でたくさんの犠牲者が出て、未だ多くの人たちが生活再建もままならず苦しむ中で、 批判には一切耳を貸さずに、国民の誰も望まないこのような法案を強行採決する与党。 こんなことが許されていいはずがない。民主主義の崩壊といっていい。

 さらにはこの後カジノ法案まで強行採決するらしい。やりたい放題とはこのことである。

 しかし、こんな政治を許しているのは国民なのである。

 個別の法案に対する賛否を問うと、今回の定数増も、カジノ法案も、 反対が賛成を大きく上回る。ならば、これほど国民のためにならないことを勝手に推し進める現与党はもっと批判されていいのに、 内閣支持率は大きく下がらない。まったくもって不思議である。

 この戦後最悪の政権が、こんなに生き長らえているのは、国民の多くが集団催眠状態に陥っているとしか言いようがない。

 政権がどんなにひどいことをしても、何も感じない。何も考えない。 他に代わりがないなどという理由にもならない理由で、数々の横暴に目をつぶっている。 まさにこの程度の国民に、この程度の政治である。



 HOME  利酒日記のメニューページへ  前月の時事ネタコラム  翌月の時事ネタコラム
 このページは、K氏の葡萄酒的日常利酒日記の別室で、WEBマスターが時事問題などについて、 勝手気ままに書き綴るページです。
 建設的なご意見、反論等はwelcomeですが(メールでどうぞ)、一方的な誹謗中傷は受け付けておりません。あしからず。