阪神タイガース応援板 2008



タイガースファンの私が、日々の試合結果について、一言述べるページです。



・2008年公式戦、ついに開幕。相手は横浜。結果は4vs2で鮮やかな逆転勝利。
 先発オーダーは、8赤星、4平野、3新井、7金本、5今岡、6鳥谷、9フォード、 2矢野、1安藤。ほぼ予想通りの顔ぶれ。
 チームの中心である金本、今岡が打ち、懸念された先発安藤が見事勝利投手に。 幸先良いスタートだ。 (2008,3,28)

セ・リーグ順位表 2008/3/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11001.000
ヤクルト11001.000
中 日1001.0000.5
広 島1001.0000.5
巨 人1010.0001.0
横 浜1010.0001.0

・対横浜2回戦(開幕第2戦)は、4vs3で辛くも逃げ切り、開幕2連勝となった。
 金本の1号ソロ、新井の初タイムリーと、師弟コンビが活躍。層の厚い打撃陣が、 それぞれ日替わりで良いから結果を出せるかどうかが、今期のカギとなるだろう。 (2008,3,29)

セ・リーグ順位表 2008/3/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神22001.000
ヤクルト22001.000
中 日21011.0000.5
広 島2011.0001.5
巨 人2020.0002.0
横 浜2020.0002.0

・対横浜3回戦(開幕第3戦)は、7vs0。開幕3連勝。
 打撃ではなんといっても1人で5打点の新井。 しかし、彼が活躍するのは当然といえば当然。 今日一番うれしかったのは、福原の完投完封だ。 安藤とともに先発陣の柱になってもらわなければ困る。 今阪神にエースと呼べる投手がいないのは、 福原の責任ともいえる。ぜひ今期は頑張って欲しい。 (2008,3,30)

セ・リーグ順位表 2008/3/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神33001.000
ヤクルト33001.000
中 日32011.0000.5
広 島3021.0002.5
巨 人3030.0003.0
横 浜3030.0003.0

・対広島1回戦は、5vs3。開幕4連勝。
 初先発のアッチソンが勝利投手に。ただ、内容は決して良くはなく、 色々課題が残された。
 元気が良いのは打撃陣、そして守備だ。金本の2号3ラン。今岡と鳥谷のタイムリーで5得点。 守備では平野、鳥谷、新井が華麗なプレーを見せた。
 今年のスタートダッシュは、 すべての歯車がうまく噛み合った状態といえる。赤星が、平野の加入によって元気を取り戻し、 上位の責めにスピード感が生まれた。新井の活躍に今岡が刺激を受けている。 ここぞという時に主砲金本が結果を出すから、皆ががんばらざるを得ない。ファインプレーに救われるから、 先発投手陣も踏ん張る。昨年苦手にした広島に、勝ち越すことができるか。明日は非常に重要だ。 (2008,4,1)

セ・リーグ順位表 2008/4/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神44001.000
中 日43011.0000.5
ヤクルト4310.7501.0
横 浜4130.2503.0
広 島4031.0003.5
巨 人4040.0004.0

・対広島2回戦は、4vs2。開幕5連勝。
 先発下柳は、尻上がりに良くなり7回まで投げた。 打撃の今日のヒーローは鳥谷。先制されたすぐあとの逆転2ラン。 眠っていたフォードもついに目覚め、激走3塁打。 矢野もようやく初打点。誰かがダメでも誰かが補う。 調子の良いチームの典型だ。もちろんこれが続くわけはないが、 けが人さえ出さなければ、しばらくは面白い試合ができそうだ。 (2008,4,2)

セ・リーグ順位表 2008/4/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神55001.000
中 日54011.0000.5
ヤクルト5410.8001.0
横 浜5140.2004.0
広 島5041.0004.5
巨 人5050.0005.0

・対広島3回戦は、2vs4。6連勝は成らず。
 負けるときはこんなものだろう。 打撃は出だしこそ積極的だったが、後ろに行くほどうまく広島投手陣に抑えられた。 一方、阪神先発の杉山投手は、久々の投球、しかもこれまで全試合先発が勝ち投手に なっているプレッシャーを感じていたのか、5回に自滅した。
 長いシーズン、こういう試合もある。大切なのは、明日に引きずらないこと。 (2008,4,3)

セ・リーグ順位表 2008/4/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6510.833
ヤクルト6510.833
中 日6411.8000.5
広 島6141.2003.5
巨 人6150.1674.0
横 浜6150.1674.0

・対巨人1回戦は、6vs1。
 やはりジャイアンツのチーム状態はよくない。 今日は完全にこちらのペースで野球ができた。 高橋由の先頭打者HRにも安藤は動じず、しっかりゲームをつくった。 打者では今岡とフォードの初HR、鳥谷2号ソロと、相手のお株を奪う攻撃。
 ジェフがいなくても、藤川を温存して勝てた。 この勢いで、できれば明日、カード勝ち越しを決めてしまいたい。 (2008,4,4)

セ・リーグ順位表 2008/4/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7610.857
ヤクルト7610.857
中 日7421.6671.5
横 浜7250.2864.0
広 島7151.1674.5
巨 人7160.1435.0

・対巨人2回戦は、3vs1。
 先発岩田が8回まで投げ、うれしい2勝目。相手投手は昨年まで苦手としていたグライシンガーだったが、 野口の犠飛、金本の2ランと、少ないチャンスをものにし、着実に勝ちをつかんだ。 これで3カード連続勝ち越し。まだ負けは1つ。 (2008,4,5)

セ・リーグ順位表 2008/4/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8710.875
ヤクルト8620.7501.0
中 日8521.7141.5
広 島8251.2864.5
横 浜8260.2505.0
巨 人8170.1256.0

・対巨人3回戦は、1vs9で完敗。
 今日のジャイアンツの攻撃は、やればできるじゃないか、といいたくなる連打。 あの打線で、右打者が右方向、左打者が左方向を意識した単打を重ねることができれば、 もう無敵だろう。今日のタイガースは小休止。福原は1勝1敗だが、 これを糧にして、次に臨んで欲しい。 (2008,4,6)

セ・リーグ順位表 2008/4/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9720.778
中 日9621.7500.5
ヤクルト9630.6671.0
広 島9351.3753.5
巨 人9270.2225.0
横 浜9270.2225.0

・対中日1回戦は、3vs2。
 アッチソンが2勝目。最大のライバルに対し、第1戦を僅差で勝利したことの意味は大きい。
 5回に相手に1点先制されたが、7回には代打桧山のうれしい同点タイムリーのあと、 新井のタイムリーで逆転。 金本の凡打の間に更に1点。
 チャンスの少ない中での勝利。まるで今年1年を占うような試合であった。 (2008,4,8)

セ・リーグ順位表 2008/4/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10820.800
中 日10631.6671.5
ヤクルト9630.6671.5
広 島9351.3754.0
巨 人10271.2225.5
横 浜10271.2225.5

・対中日2回戦は、2vs0。本拠地で連勝。
 先発下柳は最高の出来。文句ない投球で7回を投げきる。 もし味方がもっと点をとっていたなら、完投できたかもしれない。
 打撃は今岡のラッキーなタイムリーで流れがこちらに来た。 2点目は鳥谷の鮮やかなタイムリー。 投手陣が盤石だと、このような僅差のゲームでもこちらペースで進められる。 (2008,4,9)

セ・リーグ順位表 2008/4/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11920.818
中 日11641.6002.5
ヤクルト10640.6002.5
広 島10451.4444.0
巨 人11371.3005.5
横 浜11281.2006.5

・対横浜4回戦は、1vs2。
 先発安藤は7安打2失点で9回まで投げ抜いたが、 打つ方が一歩及ばず。しかし、今日の安藤の力投は、きっと次へとつながるだろう。 金本は2000本安打を目前に、今日も足踏み。明日こそ打ってくれるだろう。 (2008,4,11)

セ・リーグ順位表 2008/4/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12930.750
中 日12741.6361.5
ヤクルト11650.5452.5
広 島11461.4004.0
巨 人12471.3644.5
横 浜12381.2735.5

・対横浜5回戦は、6vs3。
 金本選手が通算2000本安打達成! 同時に新井選手も通算1000本安打達成!
 今日はこの話題に尽きる。阪神ファンとして、シーズン序盤にこんなにうれしい ことはない。今年はとても良い雰囲気でスタートダッシュができている。 (2008,4,12)

セ・リーグ順位表 2008/4/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神131030.769
中 日13751.5832.5
ヤクルト12750.5832.5
広 島12561.4554.0
巨 人13481.3335.5
横 浜13391.2506.5

・対横浜6回戦は、3vs1。逆転勝ち。
 6回に1点を先制されるが、8回表、赤星、桧山のお膳立てで、新井が同点タイムリー、 金本が2001安打目の逆転タイムリー。さらには鳥谷の内野ゴロの間にもう1点奪い突き放す。
 福原にはうれしい2勝目。本当に今年はすべてがうまく運んでいる感じだ。 あまりに勝ちすぎると、阪神ファンとしては少々不安になってくる。 (2008,4,13)

セ・リーグ順位表 2008/4/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神141130.786
中 日14851.6152.5
ヤクルト13760.5383.5
広 島13571.4175.0
巨 人14581.3855.5
横 浜143101.2317.5

・対広島4回戦は、5vs0。
 アッチソンとルイスの投げ合いで、終盤まで締まった試合。 阪神は初回に金本のタイムリーで1点先制したあと、なかなか追加点がとれなかった。
 だが、8回裏に先頭打者赤星の好走塁による2塁打を足がかりに、 新井がタイムリー。相手のエラーも絡んで満塁としたところで、鳥谷が走者一掃3点タイムリー2塁打を放ち、 勝負あり。
 代打の桧山が今日もヒットを放つなど、各選手が持ち味を存分に発揮して、面白いように試合を運んでいる。 この絶好調がいつまでも続くとは思わないが、今は貯金をふやすときだ。 (2008,4,15)

セ・リーグ順位表 2008/4/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神151230.800
中 日15951.6432.5
ヤクルト14860.5713.5
広 島14581.3856.0
巨 人15591.3576.5
横 浜153111.2148.5

・対広島5回戦は、5vs1。
 シーズン3度目の登板となる先発下柳は、初回、アレックスにいきなりソロHRを打たれる。 しかしその裏、金本のタイムリーであっさり追いつく。
 その後、下柳は崩れることなく、球数も少なく好投。3回裏には新井のタイムリーで勝ち越し。 6回裏には今日初スタメンの葛城のヒットに加え、同じく初スタメンの関本が2点タイムリーを放つなど、 監督の采配が的中。笑いの止まらない展開に。
 下柳は見事完投し、3勝目。文句ない勝ち方で、球団新記録となる開幕から6カード連続勝ち越しを決めた。 (2008,4,16)

セ・リーグ順位表 2008/4/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神161330.813
中 日161051.6672.5
ヤクルト15870.5334.5
広 島15591.3577.0
巨 人165101.3337.5
横 浜164111.2678.5

・広島戦は雨天中止。 (2008,4,17)

セ・リーグ順位表 2008/4/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神161330.813
中 日171061.6253.0
ヤクルト15870.5334.5
巨 人176101.3757.0
広 島15591.3577.0
横 浜164111.2678.5

・対ヤクルト1回戦は、6vs2。
 今年は本当に安心して見ていられる。先制点を取ることが多く、 もし追いつかれたり、あるいは相手に先制されたゲームでも、 すぐに点を取り返す。今日も4回裏に同点に追いつかれた直後、 鳥谷、矢野のタイムリーで3点獲得。8回表には、 赤星・平野の1・2番が連続2塁打で加点。この機動力は素晴らしい。 荒木・井端コンビに着実に近づいている。
 先発安藤は既に3勝目。良いペースだ。 (2008,4,18)

セ・リーグ順位表 2008/4/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神171430.824
中 日171061.6253.5
ヤクルト16880.5005.5
巨 人187101.4127.0
広 島165101.3338.0
横 浜164111.2679.0

・対ヤクルト2回戦は、1vs4。
 ヤクルト先発村中投手の球は、それほどすごいという印象はないのに、 どうしても攻略できなかった。特に3,4番が完全に押さえられては、 どうしようもない。完敗である。 (2008,4,19)

セ・リーグ順位表 2008/4/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神181440.778
中 日181161.6472.5
ヤクルト17980.5294.5
巨 人197111.3897.0
広 島176101.3757.0
横 浜174121.2509.0

・対ヤクルト3回戦は、4vs2。これで開幕から7カード連続勝ち越し。セ・リーグタイ記録だそうである。
 初回に2アウトから金本の2ランで先制したが、その裏、すぐさま犠飛で1点を返される。 その後、試合は膠着状態となったが、7回表には新井、金本の連続タイムリーで2点追加し、試合を決めた。
 今日の、というか、最近の一番の問題は、久保田である。今日もいきなり一発を献上した。 その後持ち直したが、3点差ある状況での登板だから結果オーライであって、決してほめられた投球内容ではない。 タイトな試合状況での登板となったら、かなり不安である。
 ところで今日は、投手起用に際して、監督の判断の差が試合を決めたように見えた。 阪神は先発杉山をあっさり5回で引っ込めたことで、彼に初勝利がついた。あのまま投げ続けていたら、 逆転されていたかもしれない。一方、ヤクルトは、調子を上げつつあった先発増淵を、 7回2アウト赤星の所で替えたことが、結果として裏目に出た。采配の重要性が再認識された試合であった。 (2008,4,20)

セ・リーグ順位表 2008/4/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神191540.789
中 日191261.6672.5
ヤクルト18990.5005.5
広 島187101.4127.0
巨 人207121.3688.0
横 浜184131.23510.0

・対中日3回戦は、0vs8。
 今日は、先発アッチソンの自滅といえるだろう。 2回のエラー(ゴロを2塁へ悪送球)が流れを決めてしまった。 強いチーム相手にミスをすれば、絶対に付け入られるに決まっている。
 中田投手の球威はすばらしく、良い当たりをしたと思っても、 差し込まれていて球が飛んでゆかない。まったくお手上げであった。 長いシーズン、これからのこともあるので、本当は負けるにしても完封をさせてはいけなかった。 これがどう出るか、少々心配である。 (2008,4,22)

セ・リーグ順位表 2008/4/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神201550.750
中 日201361.6841.5
ヤクルト191090.5264.5
巨 人218121.4007.0
広 島197111.3897.0
横 浜194141.22210.0

・対中日4回戦は、3vs2で接戦をものにした。
 先発下柳は、立ち上がりを攻められ1回裏に1点を先制されたが、 その後辛抱強い投球で、緊迫した試合展開となった。
 4回表、新井のタイムリーで同点。6回表、今岡のタイムリーで逆転。 8回表、新井の初本塁打で3点目。だが、下柳から変わった久保田が、 今日も危なっかしく、8回裏1死1・3塁からウッズに犠飛を打たれ、1点差に。 9回裏は藤川が危なげなく締めた。
 今日は6回の逆転劇を呼ぶ金本の走塁など、積極姿勢が良い形で出た勝利であった。 (2008,4,23)

セ・リーグ順位表 2008/4/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神211650.762
中 日211371.6502.5
ヤクルト191090.5265.0
巨 人229121.4297.0
広 島197111.3897.5
横 浜204151.21111.0

・対中日5回戦は、延長12回、2vs2引き分け。
 これぞ首位攻防戦。この時期にこんなに緊迫した試合が展開されるとは・・。
 初回、金本のタイムリーで先制。4回表には矢野のタイムーリーで2点目。 ところが6回裏、森野の犠飛、中村のタイムリーで同点。
 それ以降、お互い得点のチャンスを活かせず、中日は岩瀬、川上、 阪神は久保田、藤川と、最高の投手を注ぎ込んで、乗り切った。
 まさに総力戦。開幕からの連続カード勝ち越し記録は潰えたが、 8カード連続負け越しなしというだけでも、快挙である。 中日にとっても、負けなかったことは大きいはずだ。
 今年の両チームのゆくえを暗示する、記憶に残る試合であった。 (2008,4,24)

セ・リーグ順位表 2008/4/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神221651.762
中 日221372.6502.5
ヤクルト2010100.5005.5
巨 人2310121.4556.5
広 島208111.4217.0
横 浜214161.20011.5

・対巨人4回戦は、1vs3。
 先発安藤は、基本的に良く投げた。 3失点くらいならば、簡単に取り返せるはずだが、 今日は打撃陣が沈黙した。巨人の投手リレーが素晴らしかったというべきか。
 いよいよジャイアンツが目覚めだした。明日も結構厳しい試合になるだろう。 (2008,4,25)

セ・リーグ順位表 2008/4/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神231661.727
中 日231382.6192.5
ヤクルト2111100.5244.5
巨 人2411121.4785.5
広 島218121.4007.0
横 浜225161.23810.5

・対巨人5回戦は、6vs2。
 先発岩田が初完投で今季3勝目をあげた。ピンチにも大胆に攻めるその投球は、見事。 一方、巨人先発上原は、5戦目にして勝ちなし。今日も精彩を欠いていた。 打線も昨日とは打ってかわって、つながらない巨人に対して、 欲しいところで1本が出た阪神。特に5番葛城は本人もホッとしているだろう。
 昨日のイヤな負けを引きずらなかったことは大きい。 今季はまだ連敗なし。 (2008,4,26)

セ・リーグ順位表 2008/4/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神241761.739
中 日241482.6362.5
ヤクルト2211110.5005.5
巨 人2511131.4586.5
広 島229121.4297.0
横 浜235171.22711.5

・対巨人6回戦は、4vs3で9回裏逆転サヨナラ勝ち。
 5回裏に赤星のタイムリーで先制したが、 今日は攻撃に今ひとつ勢いがなく、6回表にラミレスの2点タイムリーであっさりと逆転されてしまう。 7回表には、好投していた内海を引っ込めてまで、代打谷で勝負に出た巨人が見事追加点を上げる。 8回裏のチャンスに代打今岡がタイムリーを放つもその1点止まり。2vs3で9回裏クルーンが出てきたときには、 もう負け確定という雰囲気だった。ところが、先頭鳥谷が速球をうまくレフト前に運んだことからクルーンが慌てだした。 2アウト1・3塁2ストライクから赤星が同点タイムリー。最後は満塁から新井が押し出し四球を選んでゲームセット。
 お立ち台はもちろん赤星だったが、陰のヒーローは9回裏無死1・2塁から見事に送りバントを決めた関本だろう。 あの場面でキッチリ冷静に仕事をやってのけたのは、さすがだ。
 もう負けてもいいと思った試合に勝ち、なんと開幕から9カード連続負けなし。 ますますノッて行けそうだ。 (2008,4,27)

セ・リーグ順位表 2008/4/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神251861.750
中 日251582.6522.5
ヤクルト2311120.4786.5
巨 人2611141.4407.5
広 島239131.4098.0
横 浜246171.26111.5

・対ヤクルト4回戦は、1vs4。
 今日は何一つ良いところがなかった。 先発アッチソンは初回から制球が定まらず、 特に3回表には暴投で2点を献上するなど、まさに自滅。
 打線もヤクルト先発石川の前に沈黙し、 主砲金本もまったくタイミングが合わない様子であった。
 ある意味こういう負け方は、ハッキリしていて良いと思う。 焦ることはないのだから。 (2008,4,29)

セ・リーグ順位表 2008/4/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神261871.720
中 日261682.6671.5
ヤクルト2412120.5005.5
巨 人2712141.4626.5
広 島249141.3918.0
横 浜256181.25011.5

・対ヤクルト5回戦は、9回裏、6vs5でサヨナラ勝ち。
 今日の試合展開はまさにシーソーゲームで、 とても経過を書ききれない。どちらが勝ってもおかしくないゲームを制したことは、 本当に大きい。それも、今季甲子園初のHR、しかも新井の一打が、サヨナラHRとなったのだ。
 5vs4で迎えた8回表に登板した久保田が打たれ、5vs5同点となったが、 9回表、監督はマウンドを藤川に託した。この選択はまさに正解だと、見ていて思った。 万一9回裏がダメでも、10回裏には得点できるだろう。そう信じての選択だったに違いない。

ヤ 002 200 010
神 102 002 001x
(2008,4,30)

セ・リーグ順位表 2008/4/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神271971.731
中 日271692.6402.5
ヤクルト2512130.4806.5
巨 人2812151.4447.5
広 島2510141.4178.0
横 浜267181.28011.5

・対ヤクルト6回戦は、0vs2。
 ヤクルト先発館山投手に完璧に抑えられ、リリーフ陣を打ち崩すこともできず、 1安打に抑え込まれた。これでは勝てるはずもない。
 開幕10カード目にして、初の負け越し。 無論、ずっと勝ち越しを続けられるはずはないから、 いつかこの時がくるのはわかっていたが、確かに疲れが出始める時期でもある。
 好調を続けていても独走とまではいかず、中日がすぐ後にいる。 元々チームの総合力ではむこうが上だから、ここで失速してしまえば、いとも簡単に抜き去られてしまうだろう。
 3日からの中日3連戦には、とにかく3連敗だけはしてはいけない。
(2008,5,1)

セ・リーグ順位表 2008/5/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神281981.704
中 日281792.6541.5
ヤクルト2613130.5005.5
広 島2611141.4407.0
巨 人2912161.4297.5
横 浜277191.26911.5

・対中日6回戦は、9vs1で大勝。
 ナゴヤドーム、小笠原投手といえば、限りなく負けムードが漂う。 ところが今日は、小笠原の出来が悪すぎた。一方、阪神先発安藤には安定感があった。
 負けた次の試合に新井が打って勝つ。このパターンが続いている。 平野にも驚きの初本塁打が生まれた。こんな勝ち方をすればするほど、 先が不安になるのは、阪神ファンの習性か。ともかく、3連敗だけはなくなった。 (2008,5,3)

セ・リーグ順位表 2008/5/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神292081.714
中 日2917102.6302.5
ヤクルト2713140.4816.5
広 島2712141.4627.0
巨 人3013161.4487.5
横 浜287201.25912.5

・対中日7回戦は、2vs3でサヨナラ負け。
 先発岩田が好投する中、金本のタイムリー、鳥谷のソロで、2点リードで迎えた8回裏、 久保田が打たれた。勝利の方程式と言われているものの、 投手陣の中では私が一番心配していた久保田のもろさがやはり出た。
 終盤までリードが続いていたが、今日はずっと勝てるような気がしなかった。 昨日、本拠地で大敗した中日が、あっさり負けるわけはない。今日は何が何でも勝ってくるはず。 変な言い方だが、中日ファンのためにも、今日は中日に勝って欲しいとすら思った。
 そして、10回裏、李のサヨナラHRで決着。 最後に藤川が打たれたならば、我々としてももう納得である。 明日も面白い試合になるだろう。 (2008,5,4)

セ・リーグ順位表 2008/5/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神302091.690
中 日3018102.6431.5
広 島2813141.4816.0
巨 人3114161.4676.5
ヤクルト2813150.4646.5
横 浜297211.25012.5

・対中日8回戦は、10vs4で大勝。
 タイガースキラーの異名をとる中田投手が先発で、中日サイドは大きな期待をもって臨んだに違いない。 ところが、今日の調子は悪く、先頭打者赤星が三塁線を破る2塁打を放つと、 途端に浮き足立った。阪神はそこにつけ込み、すかさず平野が続き、新井が先制タイムリー。 金本四球の後、葛城2点タイムリー、鳥谷タイムリー、矢野2点タイムリー、 関本犠飛と、気づけば初回に7得点の猛攻。
 阪神先発杉山は、和田、井端に適時打を打たれ3失点を喫するも、 6回2/3を投げ、今季2勝目。後は能見が井端の適時打1失点のみで終えた。
 敵地で勝ち越し。しかも、期待以上の大勝が2つ。今年は今のところ、 勢いで宿敵中日を上回っている。

神 702 000 100 |10
中 200 000 200 |4
(2008,5,5)

セ・リーグ順位表 2008/5/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神312191.700
中 日3118112.6212.5
巨 人3215161.4846.5
広 島2913151.4647.0
ヤクルト2913160.4487.5
横 浜308211.27612.5

・対巨人7回戦は、8vs4。
 今日も4回表に5得点のビッグイニング。相手ピッチャーの隙をつき、 連打で畳みかけた。だが、今日も先発アッチソンの出来はよくなかった。 4回裏にすぐさま3点を献上し、2点差となり、相手に反撃ムードを与えてしまう。
 6回から頼りになる中継ぎ渡辺に替わったが、今日は球がうわずり、安定感なし。 その後、打線は金本、鳥谷のタイムリーで2点追加し、投手は江草、久保田のリレーで 守りきった。
 潤沢な投手陣がいるからこそ、タイミングをみてスイッチすることができる。 その余裕があるから、打撃陣も積極的にいける。まさに投打の歯車が噛み合っている。 (2008,5,6)

セ・リーグ順位表 2008/5/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神322291.710
中 日3218113.6213.0
巨 人3315171.4697.5
広 島3013152.4647.5
ヤクルト3013170.4338.5
横 浜319211.30012.5

・対巨人8回戦は、5vs4。
 1回裏にラミレスの2ランで巨人が先制するも、2回表には鳥谷2ラン、矢野ソロであっさり逆転。
 3回表には金本がなんと頭部に死球を受け、騒然となったが、次の打席にソロHRを放ち、 信じられない鉄人ぶりを発揮。7回裏走者1、2塁でラミレスの放った打球が、 レフトスタンドの観客に当たって跳ね返ったように見え、これが2塁打と判定される。その後、ゴンザレスのライトゴロの 間に1人返り同点。しかし8回表、葛城の決勝タイムリーが出た。
 色々なことがありすぎてモヤモヤが残った試合だったが、とにかく金本選手が明日も元気に出場してくれる ことを祈りたい。 (2008,5,7)

セ・リーグ順位表 2008/5/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神332391.719
中 日3319113.6333.0
巨 人3415181.4558.5
ヤクルト3114170.4528.5
広 島3113162.4488.5
横 浜329221.29013.5

・対巨人9回戦は、5vs6。
 接戦を制したのは、今日はジャイアンツだった。 1vs2から5回表に2四球をからめて鳥谷、野口の連続タイムリーで4点取り5vs2とした時には、 今日もまた勝ちだと思った。
 ところが、6回裏にはゴンザレスの2点タイムリー、そして8回裏にはなんとラミレスの逆転2ランが飛び出した。 打たれたのは、私が日頃から懸念している久保田だ。だが、こういう負けがいくつあっても、 きっと監督は久保田を使い続けるのだろう。私もそれが正解なんだと、最近は思うようになった。 こういう負けをくり返して、もっと大事な試合の時に、ビシッと抑えてくれればいい。 (2008,5,8)

セ・リーグ順位表 2008/5/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神3423101.697
中 日3420113.6452.0
巨 人3516181.4717.5
ヤクルト3215170.4697.5
広 島3213172.4338.5
横 浜339231.28113.5

・対横浜7回戦は、2vs6。
 横浜先発三浦投手の調子は抜群で、阪神先発安藤投手の出来はかなり悪かった。 その差が出た試合だった。しかも9回表2アウトから登板した能見が代打ビグビーに一発を浴びたことで、 試合が決まってしまった。
 しかし、投手の出来以外の部分では、阪神のほうが完全に格上の試合運びをしていた。 横浜の攻めは稚拙で、基本が出来ていないところが目立った。 絶対に勝ち越さなければいけない相手であり、もし明日も落とすようなことがあれば、 チーム状態はもっと落ちこんでゆくに違いない。明日はそういう大事な試合だ。 (2008,5,9)

セ・リーグ順位表 2008/5/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神3523111.676
中 日3521113.6561.0
ヤクルト3316170.4856.5
巨 人3616191.4577.5
広 島3313182.4198.5
横 浜3410231.30312.5

セ・リーグ順位表 2008/5/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神3523111.676
中 日3621123.6361.5
ヤクルト3316170.4856.5
巨 人3717191.4727.0
広 島3313182.4198.5
横 浜3410231.30312.5

・対横浜8回戦は、3vs1。
 1回裏の先制点は、まさに阪神ならでは。赤星が内野安打で出て二盗。平野の内野ゴロの間に3塁へ。 新井の内野ゴロで赤星ホームイン。こういう点が取れれば、勝ちを重ねられるという見本のような攻撃。 今日はスタメン出場の今岡にもタイムリーが出た。
 先発岩田投手は毎回のように走者を背負いながらの苦しい投球だったが、それでも1失点に抑えた。 そして、久々のJFKそろい踏みで、最後はビシッと終わった。気持ちの良い試合だった。 (2008,5,11)

セ・リーグ順位表 2008/5/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神3624111.686
中 日3721133.6182.5
巨 人3818191.4867.0
ヤクルト3416180.4717.5
広 島3414182.4388.5
横 浜3510241.29413.5

・富山で行われた対広島6回戦は、3vs9で完敗。
 広島先発ルイスの出来が申し分なく、手も足も出ない感じだった。 一方、阪神先発アッチソンはまったくダメ。明暗がくっきり分かれた。まったく勝てる様子のない試合であった。
 今日の一番のニュースは、金本選手がついに通算400号本塁打を放ったこと。 十中八九負けの決まった9回表、激しい雨の中、普通ならば戦意の削がれている展開での一発。 まさに偉大な選手であり、我々の誇りである。 (2008,5,13)

セ・リーグ順位表 2008/5/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神3724121.667
中 日3821143.6002.5
ヤクルト3517180.4866.5
巨 人3918201.4747.0
広 島3515182.4557.5
横 浜3611241.31412.5

・金沢で行われた対広島7回戦は、4vs2。
 1点を先制されたが、6回表、今日スタメン出場の桧山が同点タイムリー。 7回表には、新井の2ランを含む3得点で鮮やかな逆転。
 負け試合の翌日、新井が打点を上げると負けないという不敗神話が継続中。 開幕からこれまで、広島バッテリーに完全に抑え込まれていた印象があるが、 今日はついに打った。
 一方投手陣は、3点差で7回に登板した久保田が今日も1点を失う。 しかし、8回ジェフ、9回球児と今日もJFKリレーで乗り切った。 (2008,5,14)

セ・リーグ順位表 2008/5/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神3825121.676
中 日3922143.6112.5
ヤクルト3617190.4727.5
巨 人4018211.4628.0
広 島3615192.4418.5
横 浜3712241.33312.5

・福井で行われた対広島8回戦は、5vs2。北陸シリーズは2勝1敗であった。
 ボーグルソンの立ち上がりは悪く、1回表に1点を先制される。 また序盤は相手側にツキがあったように見え、なかなか反撃ができなかったが、 その後ボーグルソンが尻上がりで調子を上げ2失点止まり。
 0vs2で迎えた7回表、相手のミスもありチャンスが拡大し、 無死満塁から代打桧山が2点タイムリー。さらに赤星のタイムリーで逆転。 8回鳥谷犠飛、9回には新井のタイムリーも出た。 今日の締めはWJF。渡辺がとても良い働きをした。 (2008,5,15)

セ・リーグ順位表 2008/5/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神3926121.684
中 日4022153.5953.5
ヤクルト3718190.4867.5
巨 人4119211.4758.0
広 島3715202.4299.5
横 浜3812251.32413.5

・対ヤクルト7回戦は、8vs5。
 今日はもっと楽に大差で勝てるはずの試合だったが、 先発安藤が終盤の8回表に2失点、9回表には衣川に3ランを浴び計5失点。 どうにも締まらない内容だった。
 打線は、新井が打点を上げると負けない不敗神話が継続中。 初回の先制タイムリーのほか、4回には3点タイムリー2ベースを放つ大活躍。 金本、鳥谷、赤星にも打点がつき合計15安打を記録した。 貯金は、今季最多の15となった。 (2008,5,16)

セ・リーグ順位表 2008/5/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4027121.692
中 日4123153.6053.5
ヤクルト3818200.4748.5
巨 人4219221.4639.0
広 島3816202.4449.5
横 浜3912261.31614.5

・対ヤクルト8回戦は、3vs0。カード勝ち越しを決めた。
 岩田が7回まで無失点、被安打5。8回ウイリアムス、9回藤川と完封リレー。
 打撃はすべて鳥谷の打点。左投手対策で組んでいる打線(関本、フォード、バルディリス) なのに、フォードの2安打以外は、赤星3、金本1、鳥谷2と左打者から安打が出ている。 昨日の桜井もそうだが、せっかくチャンスをもらったときに成果を上げないと、 先発オーダーに定着することは難しいだろう。特に右打者は監督の期待が大きいし、 今の一番の課題は、誰が5番に定着するかである。 (2008,5,17)

セ・リーグ順位表 2008/5/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4128121.700
中 日4223163.5904.5
ヤクルト3918210.4629.5
広 島3917202.4599.5
巨 人4319231.45210.0
横 浜4013261.33314.5

・対ヤクルト9回戦は、2vs3。連勝は4でストップ。
 先発杉山の出来が悪すぎた。それでも失点は2に食い止め、 阿部、江草と好投するうちに6回に桧山の犠飛、鳥谷のタイムリーで追いついた。 勝利を信じ、9回表に登板したウイリアムスがなんと福地に被弾。 失投を見逃さず上手にすくい上げた相手の勝ち。
 交流戦前を勝利で飾れなかったが、気持ちを切り替えていきたい。 (2008,5,18)

セ・リーグ順位表 2008/5/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4228131.683
中 日4324163.6003.5
ヤクルト4019210.4758.5
巨 人4420231.4659.0
広 島4017212.4479.5
横 浜4113271.32514.5

・交流戦開幕。対オリックス1回戦は、3vs4で逆転負け。
 下柳の投球内容は万全ではなかったが、無失点で7回2死まで切り抜けた。 ランナー2人を背負ったところで渡辺に交代。だが、渡辺が1失点。 そのあとウイリアムスが3失点で逆転を許してしまう。
 投手リレーは間違いではなかった。阪神投手陣に先入観のなかったオリックス打撃陣の勝ち。 特に、一軍初打点が逆転タイムリーとなった一輝選手は素晴らしかった。
 明日は絶対に負けられない。 (2008,5,20)

セ・リーグ順位表 2008/5/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4328141.667
中 日4424173.5853.5
巨 人4521231.4778.0
ヤクルト4019210.4758.0
広 島4117222.4369.5
横 浜4213281.31714.5

・交流戦2戦め。対オリックス2回戦は、7vs3。
 今日も途中まで重苦しい雰囲気が漂い、連敗を覚悟した。 1vs3で7回表に無死満塁となったときも、あまりムードは良くなかった。 代打今岡が倒れ、期待された赤星も倒れて2死となり、 もしあのまま点が入らなければ、おそらく負けていただろう。 だが、平野が走者一掃タイムリー3ベースを放って逆転。 ムードは一気にこちらに傾き、新井の2ランで勝負が決まった。
 絶対に負けられない試合でしっかり勝てるところが、 今年のタイガースなのだ。 (2008,5,21)

セ・リーグ順位表 2008/5/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4429141.674
中 日4525173.5953.5
巨 人4622231.4898.0
ヤクルト4120210.4888.0
広 島4217232.42510.5
横 浜4313291.31015.5

セ・リーグ順位表 2008/5/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4429141.674
中 日4525173.5953.5
巨 人4622231.4898.0
ヤクルト4220220.4768.5
広 島4217232.42510.5
横 浜4313291.31015.5

・交流戦3戦め。対ソフトバンク1回戦は、2vs7。
 1回表に赤星が出て、走者1・2塁から金本が2点タイムリー2塁打で先制。 ここまでは実に阪神らしかった。そのまま乗ってゆけるかと思いきや、 その後は大隣投手に完全に抑えられ、まったくチャンスがなかった。 今日はツキも完全に相手に向いていた。ゴロなどが、ことごとくホークスに有利なように 転がって、まったくこちらに流れが来ない展開。
 完敗とはこのことで、気持ちを変えて明日再スタートするしかない。 (2008,5,23)

セ・リーグ順位表 2008/5/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4529151.659
中 日4625183.5813.5
ヤクルト4321220.4887.5
巨 人4722241.4788.0
広 島4318232.4399.5
横 浜4413301.30215.5

・交流戦4戦め。対ソフトバンク2回戦は、5vs2。
 今日のホークス先発は杉内。立ち上がりから素晴らしかったし、 回が進むにつれて、どんどん敗色が濃厚になっていった。
 今日は1点を争う試合になるだろうとの予想どおり、 1vs2で迎えた9回表、ホールトン投手に替わったことから流れも変わる。 鳥谷ヒット、フォード2塁打で2・3塁。代打葛城三振、野口三振で、2アウト。 もはや万事休すか?と思ったところ、藤本が四球を選んで満塁。 そして赤星がレフトへの流し打ちで、奇跡的とも言える逆転2点タイムリー。 その勢いのまま新井も2点タイムリーで続いた。
 ファンも諦めていた試合だったが、見事な逆転で勝ちを手にした。 神懸かり的な強さだ。 (2008,5,24)

セ・リーグ順位表 2008/5/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4630151.667
中 日4725193.5684.5
ヤクルト4421230.4778.5
巨 人4822251.4689.0
広 島4419232.4529.5
横 浜4513311.29516.5

・交流戦5戦め。対西武1回戦は、5vs1。
 それまで完璧に抑え込まれていた打線が、7回裏に見事な逆転劇を演じた。 しかも2アウトから葛城の同点タイムリー、赤星の勝ち越しタイムリー、 さらに新井、金本とタイムリーが続き、 ワイルドピッチの間に新井が好走塁で本塁を陥れ、気づけば5得点の猛攻。
 交流戦3カード目にして、初めて初戦をとった。ぜひ連勝といきたい。 (2008,5,25)

セ・リーグ順位表 2008/5/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4731151.674
中 日4826193.5784.5
巨 人4923251.4799.0
ヤクルト4521240.4679.5
広 島4520232.4659.5
横 浜4613321.28917.5

・交流戦6戦め。対西武2回戦は、2vs1。11回裏サヨナラ勝ち。
 西武先発許投手が好投し、阪神打線は5回裏に平野のタイムリーで1点をもぎとるのが やっとだった。一方、阪神先発下柳投手も、長打の多いライオンズ打線を相手に 無失点で好投したが、7回表に1失点。同点のまま延長に入る。 9回・10回とチャンスがありながらあと1本が出なかったが、 11回裏、2アウト2・3塁から金本がサヨナラタイムリー。
 パ首位の西武相手に2連勝し、交流戦は4勝2敗となった。 (2008,5,26)

セ・リーグ順位表 2008/5/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4832151.681
中 日4927193.5874.5
巨 人5024251.4909.0
広 島4621232.4779.5
ヤクルト4621250.45710.5
横 浜4714321.30417.5

・交流戦7戦め。対ロッテ1回戦は、4vs5。
 序盤は、ロッテ先発18歳の唐川投手を攻略し、金本の甲子園初本塁打となる2ランも飛び出して、 4vs0とこちらペース。ところが、先発ボーグルソンが良くなかった。 4回に崩れはじめ、5回に同点とされると、後を投げた江草も失点して逆転を許す。 今日は、投手交代のタイミングを間違えたのが、最大の敗因ではないか。
 また初戦を落としてしまった。やはり交流戦は勝手が違う。 明日はまた絶対に勝たなければいけなくなった。 (2008,5,28)

セ・リーグ順位表 2008/5/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神4932161.667
中 日5027203.5744.5
巨 人5125251.5008.0
広 島4721242.4679.5
ヤクルト4721260.44710.5
横 浜4814331.29817.5

・交流戦8戦め。対ロッテ2回戦は、8vs4。
 相手がロッテだとどうも戦いにくい感じがある。 今日も初回に不運なヒットもあって、なんと2失点。
 3回裏には新井の2点タイムリーで同点に追いつく。 5回裏には、相手のエラーで出塁した矢野を1塁においてバルディリスが初球を引っかけて併殺。 次の安藤が安打で出塁しても、先を考えると正直どうなんだろう?と思っていた。ところが、 赤星四球、関本安打で満塁。新井が相手のミスを誘う安打で2点。金本敬遠のあと葛城が走者一掃 3点タイムリーで、なんとこの回5点。素晴らしい攻撃であった。6回には一軍復帰したばかりの代打林が タイムリーを放つ。
 まさに横綱相撲のような力勝ち。快進撃は続きそうだ。 (2008,5,29)

セ・リーグ順位表 2008/5/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5033161.673
中 日5127213.5635.5
巨 人5225261.4909.0
広 島4822242.4789.5
ヤクルト4821270.43811.5
横 浜4914341.29218.5

・交流戦9戦め。対日ハム1回戦は、1vs2。
 今日の先発岩田の出来は文句なし。8回を2失点で完投した。敗因は、ひとえに打線が抑えられてしまったこと。 9回表には代打桧山が無死からヒットで出塁し、赤星が送って1死2塁としたが、 関本内野ゴロ、最後の新井は三振。その新井は、今日ついに200号本塁打を放ったが、 勝利で飾ることは出来なかった。 (2008,5,31)

セ・リーグ順位表 2008/5/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5133171.660
中 日5228213.5714.5
巨 人5325271.4819.0
広 島4922252.4689.5
ヤクルト4922270.44910.5
横 浜5014351.28618.5

・交流戦10戦め。対日ハム2回戦は、延長10回、5vs4。
 中盤まではホントに阪神ペース。じわじわと3点を取った。 だが、チャンスであと1本が出ないことが連続し、苦しい展開に。 6回裏に2人目江草が2点目、3点目を許し同点、そのまま延長に。
 10回表、藤本のタイムリーなどで2点をとる。 10回裏、満を持して登場した藤川の制球が定まらず、なんと連続4四死球で1点を献上。 だが、後続をファールフライに仕留め、どうにか逃げ切った。
 このカードも初戦は落としたものの、なんとか5分に持ち込んだ。今日の勝ちは大きい。 (2008,6,1)

セ・リーグ順位表 2008/6/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5234171.667
中 日5328223.5605.5
広 島5023252.4799.5
巨 人5425281.47210.0
ヤクルト5022280.44011.5
横 浜5115351.30018.5

・交流戦11戦め。対楽天1回戦は、4vs11。
 もう少しで毎回得点を許すところだったが、辛うじて7回裏のみゼロに抑えた。 今季最大失点ゲームであり、付け入るスキを一切与えてもらえなかった。 11安打も打っているのだけれど。
 さすが、交流戦首位を走る楽天だ。今年は苦労させられそうだが、 明日は何とかせねばならない。 (2008,6,3)

セ・リーグ順位表 2008/6/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5334181.654
中 日5328223.5605.0
広 島5123262.4699.5
巨 人5525291.46310.0
ヤクルト5122290.43111.5
横 浜5215361.29418.5

・交流戦12戦め。対楽天2回戦は、5vs2。
 金本の3ランはもちろん素晴らしかったが、今日の陰の殊勲者は、 2回表、先制タイムリー2塁打の藤本だろう。 あそこで凡退するのと1本出るのとでは、チームにとってというよりも、 打者自身にとって非常に大きい。
 3回表も、2死走者なしから金本の2塁打、桧山のタイムリー3塁打で1点。 2死から点が取れる試合は、面白いように勝っている。
 昨日の雪辱を見事果たし、対楽天も1勝1敗。 (2008,6,4)

セ・リーグ順位表 2008/6/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5435181.660
中 日5428233.5496.0
広 島5224262.4809.5
巨 人5626291.47310.0
ヤクルト5223290.44211.5
横 浜5315371.28819.5

セ・リーグ順位表 2008/6/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5435181.660
中 日5529233.5585.5
広 島5224262.4809.5
巨 人5626291.47310.0
ヤクルト5223290.44211.5
横 浜5315371.28819.5

・交流戦は今日から2巡め(13戦め)。対ソフトバンク3回戦は、5vs2。
 2回表に1点、3回表に1点失ったものの、先発岩田はよく踏ん張った。 4回裏に赤星のタイムリー、5回裏に新井のソロHRで追いつく。今日のお立ち台は、 8回裏にダメ押し2点タイムリーを放った代打桧山だが、 陰のヒーローはファインプレーでチームを救ったバルディリスと関本だ。
 ライオンズ戦以来のカード初戦勝利。ぜひとも連勝といきたい。 (2008,6,6)

セ・リーグ順位表 2008/6/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5536181.667
中 日5629243.5476.5
巨 人5727291.48210.0
広 島5324272.47110.5
ヤクルト5324290.45311.5
横 浜5415381.28320.5

・交流戦14戦め。対ソフトバンク4回戦(最終戦)は、延長10回3vs2でサヨナラ勝ち。
 苦手意識のある杉内投手に今日も手こずらされた。阪神先発は久々の能見。 2点を先取され、どう見ても勝算はなかったが、後を投げた各投手がホークス打線をゼロに抑えた。 2vs2で迎えた延長10回裏、バルディリス倒れた後、代打葛城ヒット、 赤星ヒット、関本四球で1死満塁。新井が左前安打で決めた。
 今日も全員野球で勝利。交流戦2度目のカード連勝。これで単独首位の楽天に次ぎ、 日ハムと並んで2位。 (2008,6,7)

セ・リーグ順位表 2008/6/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5637181.673
中 日5730243.5566.5
巨 人5828291.49110.0
広 島5424282.46211.5
ヤクルト5424300.44412.5
横 浜5515391.27821.5

・交流戦15戦め。対オリックス3回戦は、4vs3。
 初回に金本の犠飛、4回に新井のソロと2点を先取したが、 先発アッチソンが5回に北川にソロを許し、6回にはとうとう崩れ、 ローズに逆転タイムリーを打たれる。しかし、6回裏フォードの犠飛で同点。 7回裏には赤星の勝ち越しタイムリー。この1点を守りきった。
 今日の圧巻は、7回表の渡辺投手だ。同点の2死満塁、打たれれば完全に突き放されるところ、 恐いローズを直球で三振に取った。ああいう姿勢がある限り、JFKに並ぶ大きな存在として、 渡辺の位置は不動のものだろう。 (2008,6,8)

セ・リーグ順位表 2008/6/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5738181.679
中 日5830253.5457.5
巨 人5929291.50010.0
広 島5524292.45312.5
ヤクルト5524310.43613.5
横 浜5615401.27322.5

・交流戦16戦め。対オリックス4回戦(最終戦)は、4vs1。
 今日もチャンスがそんなに多かったわけではない。しかし4回裏、 相手エラーによる関本の出塁をきっかけに、金本の2点タイムリー、 鳥谷と矢野の犠飛で4点先取。6回表には1点失ったが、下柳の後を江草、 久保田、ウイリアムス、藤川の継投で逃げ切り。
 オリックス打線をみると、カブレラ、ローズは確かに恐いけれど、 肝心なところで走者を進められなかったり、チームプレイができていない。 これが、低迷するチームと、首位を行くチームの違いである。
 2カード連続2勝で、交流戦折り返し後、負けなし。 5連勝で、今日負けた楽天と同率の首位に立った。 (2008,6,9)

セ・リーグ順位表 2008/6/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5839181.684
中 日5931253.5547.5
巨 人6029301.49211.0
広 島5625292.46312.5
ヤクルト5624320.42914.5
横 浜5716401.28622.5

・交流戦17戦め。対西武3回戦は、6vs4。
 今日も監督の采配がピタリと決まった試合だった。 1回表にはスタメン5番の高橋が先制2点タイムリー。 2回表にはスタメン7番のフォードが来日2号ソロ。1点差に追いつかれたあとの8回表には、 代打桧山がタイムリー3塁打。投手陣も好投した先発上園のあとを、 渡辺が完璧に締め、ボカチカに被弾した久保田のあとウイリアムス、 藤川が文句ない投球。
 皆が役割を期待どおりこなし、最高の形で今季初の6連勝。 両リーグ通じて40勝一番乗り。59試合目での40勝は、03年より1試合早いそう。 楽天が敗れたため、交流戦単独首位に立った。 (2008,6,11)

セ・リーグ順位表 2008/6/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神5940181.690
中 日6031263.5448.5
巨 人6130301.50011.0
広 島5725302.45513.5
ヤクルト5725320.43914.5
横 浜5816411.28123.5

・交流戦18戦め。対西武4回戦(最終戦)は、3vs6。
 今日は見ていてどこが悪いということはなかったのだが、すべて相手にツキが回っていた。 もちろん、先発岩田が踏ん張りきれなかったのが敗因だが、こういう試合もある。 JFKのよい休養になったと思えばよい。
 残り6試合のうち、2位の楽天と日ハムにはそれぞれ1勝1敗でよい。 ロッテ戦も含めてもし4勝2敗なら優勝の確率は高いだろう。 (2008,6,12)

セ・リーグ順位表 2008/6/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6040191.678
中 日6131273.5348.5
巨 人6230311.49211.0
広 島5826302.46412.5
ヤクルト5826320.44813.5
横 浜5916421.27623.5

・交流戦19戦め。対ロッテ3回戦は、6vs10。
 初回から大きく乱れた試合。2点を先制したものの、1回裏、アッチソンはベニーの2ランなどを含め6失点。 その後も投球内容はまったく良くならず、3回裏にはオーティズに一発を浴びるなど、 1死もとれずに降板。2番手阿部も被弾し2失点。しかしその後は立ち直り、 追加点は許さなかった。
 打線は2vs10から4点を返し、最終的に6得点。 破壊力を持ったチーム相手に先発が締まらないと、こんな大味なゲームになるという典型。 この負けは、明日へは引きずらないだろう。 (2008,6,14)

セ・リーグ順位表 2008/6/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6140201.667
中 日6231283.5258.5
巨 人6230311.49210.5
広 島5927302.47411.5
ヤクルト5926330.44113.5
横 浜6016431.27123.5

・交流戦20戦め。対ロッテ4回戦(最終戦)は、9vs10。
 負けはしたが、阪神打線の底力を存分に見せてくれた試合。 ロッテ先発は小林、阪神はお試し登板ともいえる公式戦初先発の鶴。 そもそもが勝てるはずのない試合だった。初回に1死も取れずに降板し、 鶴も一軍の厳しさを勉強したことだろう。
 最大7点のビハインドから、9回表には9vs9と追いついた打線は見事。 8回の大チャンスに力んで三振した新井はご愛敬。皆でつなぐという意識はしっかり感じられた。
 最後に打たれた渡辺を責めてはいけない。あれは失投ではなく、 ズレータというハチャメチャな打者ゆえのヒットだった。 今季初の3連敗だが、これだけの試合が出来れば、心配ない。 (2008,6,15)

セ・リーグ順位表 2008/6/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6240211.656
中 日6332283.5337.5
巨 人6330321.48410.5
広 島6028302.48310.5
ヤクルト6027330.45012.5
横 浜6116441.26723.5

セ・リーグ順位表 2008/6/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6240211.656
中 日6332283.5337.5
巨 人6431321.49210.0
広 島6028302.48310.5
ヤクルト6027330.45012.5
横 浜6116441.26723.5

・交流戦21戦め。対楽天3回戦は、5vs3。
 連敗したロッテ戦のダメージを払拭するためにも、今日は勝たなくてはいけなかった。
 3回裏に1点先制したが、4回表にあっさり逆転され、7回裏にやっと2vs2に追いつけば、 8回表にまた2vs3と突き放される。今日もイヤな展開だったが、8回裏に大逆転。 1死1塁でバルディリスを代打に送ったものの、相手投手が右に替わるやいなや、 監督は代打の代打桧山を送った。これが的中。1死1・2塁から代打高橋が 逆転2点タイムリー。さらにワイルドピッチでもう一人返り、合計3得点。
 今日は先発ローテを守っている下柳だったが、 投手陣に不安はあるものの、あと3試合、もちろん全部勝つつもりで 総力戦だ。 (2008,6,17)

セ・リーグ順位表 2008/6/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6341211.661
中 日6433283.5417.5
巨 人6532321.50010.0
広 島6128312.47511.5
ヤクルト6027330.45013.0
横 浜6216451.26224.5

・交流戦22戦め。対楽天4回戦(最終戦)は、8vs1。
 序盤、楽天先発片山は慣れないマウンドで制球に苦しみ、阪神打線はそこにつけ込んで 3点先取。その後は投手戦の様相を呈し、阪神先発上園は3回表に1点献上したものの、 7回まで3vs1が続いた。
 7回裏、投手交代を契機に矢野、関本、金本らのヒットで3点追加。 8回裏には相手のまずい守備もあり2点追加。気づいてみれば8得点の大勝。 ついに交流戦単独首位に返り咲いた。
 甲子園に帰ってきて、いい形での連勝。この調子であと2試合もモノにしたい。 (2008,6,18)

セ・リーグ順位表 2008/6/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6442211.667
中 日6534283.5487.5
巨 人6633321.50810.0
広 島6229312.48311.5
ヤクルト6128330.45913.0
横 浜6317451.27424.5

・ソフトバンクがヤクルト戦に勝利し、 同率首位に並んだ。状況は厳しくなった。 (2008,6,19)

セ・リーグ順位表 2008/6/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6442211.667
中 日6534283.5487.5
巨 人6633321.50810.0
広 島6229312.48311.5
ヤクルト6228340.45213.5
横 浜6317451.27424.5

・交流戦23戦め。対日ハム3回戦は、0vs4。
 今日は投打に精彩を欠き、まったく良いところなし。 先発岩田は2失点とはいえ、パッとしなかった。 久保田も2死から2失点し、負けを決定的にした。
 打線は最近の新井と鳥谷の不振が気になる。明日もあまり勝てる要素が見いだせない。
 明日もし勝っても、ソフトバンクvs巨人戦が引き分けてくれないと、交流戦優勝できない。 ほぼ望みはないといえる。しかし、当たり前だが、明日は絶対に勝つつもりで臨むべきである。 たとえ巨人かソフトバンクの優勝を後押しすることになるにせよ、である。 長いシーズンを考えれば、ここでずるずる行くことは許されない。 (2008,6,21)

セ・リーグ順位表 2008/6/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6542221.656
中 日6635283.5566.5
巨 人6734321.5159.0
広 島6229312.48311.0
ヤクルト6329340.46012.5
横 浜6418451.28623.5

・交流戦の最終戦。対日ハム4回戦は、5vs3。
 懸念された先発アッチソンが今日は何とか試合を作り、 5回で1失点。その一方で、ウイリアムスが少し落ち着きのないところを見せ、2失点。
 打撃は金本が2打席連続弾を放ち、調子を落としていた新井も2安打するなど、 明るい材料を提供した。
 交流戦は、4チームが同率首位に並んでいたため、 自力優勝の可能性を残していたのは昨年優勝の日本ハムだけだったが、 その日ハムは阪神に敗れたので、 巨人に勝ったソフトバンクが初優勝となった。
 阪神はソフトバンクと同率の15勝9敗での2位となったわけだが、 この勢いがあれば、今後も心配はないだろう。 (2008,6,22)

セ・リーグ順位表 2008/6/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6643221.662
中 日6736283.5636.5
巨 人6834331.50710.0
広 島6329322.47512.0
ヤクルト6329340.46013.0
横 浜6418451.28624.0

セ・リーグ順位表 2008/6/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6643221.662
中 日6736283.5636.5
巨 人6834331.50710.0
広 島6430322.48411.5
ヤクルト6430340.46912.5
横 浜6519451.29723.5

セ・リーグ順位表 2008/6/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6643221.662
中 日6837283.5696.0
巨 人6934341.50010.5
広 島6531322.49211.0
ヤクルト6430340.46912.5
横 浜6619461.29224.0

・リーグ戦、再開。秋田で行われた対ヤクルト10回戦は、7vs2で快勝。
 今日はまったく危なげのない展開。何より大きかったのは、 最近打撃不振が心配された鳥谷が1HRを含む4安打2打点。 新井が3安打2打点。この2人が調子を上げてくれれば、 相乗効果でチームの得点力はアップするだろう。
 投手陣は、先発下柳が青木の1発1失点に抑える好投の後、 K・Jが7・8回を完璧に抑え、Fを温存。 W(渡辺)が青木に2発目を打たれたものの後は完璧。
 今唯一の不安材料は先発陣だが、 上園の頑張りと、岩田の復調と、 そこに安藤が復帰し、金村が加われば安心だ。 もちろん杉山の頑張りも必要であるし、絶対にチームに必要な福原の復活も 気長に待ちたい。 (2008,6,28)

セ・リーグ順位表 2008/6/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6744221.667
中 日6937293.5617.0
巨 人7034342.50011.0
広 島6631323.49211.5
ヤクルト6530350.46213.5
横 浜6720461.30324.0

・秋田で行われた対ヤクルト11回戦は、4vs9で大敗。
 先発上園が初回にいきなり3点を献上。 これはダメかと思ったら、2回表に打者9人の猛攻で一気に逆転。流れをこちらに引き戻し、 上園も本来のピッチングに戻った。 ところが今日は中継ぎ陣が踏ん張れない。江草〜渡辺〜ウイリアムス〜久保田 とつないだが、大量失点。特に最後の久保田は青木の2ランも含めて4失点を喫した。
 初戦を取ったから安心したなんてことはないだろうが、 今後6連戦で最低3つを取るペースを続けるためには、 投手陣が大きく崩れないことが重要だ。 (2008,6,29)

セ・リーグ順位表 2008/6/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6844231.657
中 日6937293.5616.5
巨 人7135342.50710.0
広 島6731333.48411.5
ヤクルト6631350.47012.5
横 浜6720461.30323.5

・甲子園の対中日9回戦は、8vs3。
 先発が大事ということを再認識させられたと同時に、 先発が崩れても勝てる力が、今のタイガースにはあるということを見せられたゲームだった。
 アッチソンは立ち上がりこそ順調だったが、 5回に崩れだした。2点のリードがたちまち消えたが、5回表無死1・2塁から登板した渡辺が無失点で切り抜ける。 すると流れがこちらに来て、金本の2ランなども飛び出し、合計8得点。 JFKも難なく中日打線を抑えた。
 中日にとってはぜひ3つ取りたかったカード。一方、3連敗さえしなければいい阪神。 初戦を取ったことで、余裕をもってあと2つ戦える。 (2008,7,1)

セ・リーグ順位表 2008/7/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神6945231.662
中 日7037303.5527.5
巨 人7235352.50011.0
広 島6832333.49211.5
ヤクルト6732350.47812.5
横 浜6820471.29924.5

・甲子園の対中日10回戦は、4vs3で9回裏サヨナラ勝ち。
 序盤から異様な雰囲気の中で行われた試合。1回裏に金本、 2回裏に関本のタイムリーヒットで2点を先取しながら、3回表に荒木の2点タイムリーで同点に追いつかれる。 その荒木が3回裏に岩田のゴロをエラーし、3vs2。先発岩田は何度もランナーを背負ったが、 気迫あふれる投球でピンチを切り抜けた。ところが、6回から登板した江草がデラロサに同点弾を許した。 JFKがゼロでつなぎ、迎えた9回裏、1死1塁から代打桧山がライトへ大飛球。決まったか?と思った打球が もうひと伸び足りなかった。次の代打葛城が、2死フルカウントから見事ライトの頭上を越すサヨナラタイムリー。
 試合後の監督のコメントは、今日も先発投手への苦言が目立った。打撃陣はもはや心配は要らない状態だから、 とにかく今のチームの課題は、先発がいかに試合を作るかにある。 (2008,7,2)

セ・リーグ順位表 2008/7/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7046231.667
中 日7137313.5448.5
巨 人7336352.50711.0
広 島6932343.48512.5
ヤクルト6832360.47113.5
横 浜6921471.30924.5

・甲子園の対中日11回戦は、4vs1。
 移籍後初登板となる金村が先発。阪神の今のアキレス腱である先発投手のコマは、 多ければ多いほど良いので、期待のかかる登板だ。 結果は、6回を投げ1失点。大きなピンチもなく、及第点である。
 打線は、チャンスにあと一本の出ない拙攻が目につき、1vs1のまま進んだが、 8回裏にラッキーな安打が続き、相手のミスもからんで3点追加。ヒーローは 勝ち越し2点タイムリーを放った矢野。
 3連敗さえしなければよかったカードを、なんと3連勝。 中日ファンの目線に立てば「あ〜あ」とため息をつきたくなるようなまずい守備 も目立ち、焦りに空回りする中日の姿はライバルながら痛々しかった。 ただ、巨人の足音も近づいてきているし、ゲーム差には関係なく、 チームの総合力を上げることに、全力を注ぎたい。 (2008,7,3)

セ・リーグ順位表 2008/7/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7147231.671
中 日7237323.5369.5
巨 人7437352.51411.0
広 島6932343.48513.0
ヤクルト6932370.46414.5
横 浜6921471.30925.0

・対横浜9回戦は、7vs0。まさに横綱相撲といえる試合だった。
 先発下柳は持ち味を遺憾なく発揮し、7回2安打無失点。 打線は4回表に矢野のソロで口火を切り、5回表に鳥谷のタイムリーで加点したが、 その後が続かず2vs0。9回表にそれまでのうっぷんを晴らす打者10人の猛攻で一挙5得点。 継投は8回渡辺、9回江草のWEコンビ。
 負ける気がしないとは、このこと。もちろん油断は禁物だが、 明日もし安藤が復帰するのであれば、焦ることなく余裕を持ってマウンドに上がってもらいたい。 (2008,7,4)

セ・リーグ順位表 2008/7/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7248231.676
中 日7338323.5439.5
巨 人7537362.50712.0
広 島7033343.49313.0
ヤクルト7032380.45715.5
横 浜7021481.30426.0

・対横浜10回戦は、9vs4。7月負けなしの5連勝。
 今日は本当は完封勝ちしなければいけない展開だった。 久々先発の安藤は危なげなく、5回を投げて無失点。 その間、打撃陣は横浜にめっぽう相性のいい矢野の2ランや、関本の3点タイムリー で5vs0とワンサイド。その後も攻撃の手を緩めず合計9得点。
 問題なのは、安藤の後を投げた阿部、そして太陽だ。 特に太陽は8回に登板していきなり四球を与え、間に新井の失策があったのは同情できるが、 9回裏にも小関に一発を打たれ、スッキリ終わることができなかった。 せっかくチャンスを与えられているのに、 こんな投球をしていては、WEや橋本の位置に上るのも難しい。一軍枠は限られている のだ。 (2008,7,5)

セ・リーグ順位表 2008/7/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7349231.681
中 日7438333.53510.5
巨 人7638362.51412.0
広 島7133344.49313.5
ヤクルト7132381.45716.0
横 浜7121491.30027.0

・対横浜11回戦は、8vs7。6連戦6連勝。
 1回裏、先発上園の立ち上がりを攻められ1点先行されるが、 2回表に野口の今季1号3ランであっさり逆転。今日も楽勝ペースかと思われた。 4vs2で迎えた6回裏マウンドに上がった2番手渡辺が 今日は乗り切れず2点を献上し同点に。必勝態勢で8回裏にジェフを送るが、 今日は球が走らず連打を浴び3失点で4vs7。もうこれで終わりか。 まあ今日は負けても大勢に影響はないと思っていたら、ドラマは9回に待っていた。 1死後、矢野がヒットで出塁。赤星倒れて2死1塁。 関本タイムリー2ベースで5vs7。新井タイムリー2ベースで6vs7。 そして金本が逆転2ランを放ち、ついに8vs7。 9回裏は藤川が3人で締め、劇的な勝利。
 いくら調子がいいとはいえ、恐ろしいほどの神がかり的勝利。金本兄貴はほんとうにすごい!
 次の相手は調子を上げてきた巨人だが、甲子園で落ち着いて戦いたい。

神 030 100 004 |8
横 100 102 030 |7
(2008,7,6)

セ・リーグ順位表 2008/7/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7450231.685
中 日7538343.52811.5
巨 人7739362.52012.0
広 島7233354.48514.5
ヤクルト7233381.46516.0
横 浜7221501.29628.0

・対巨人10回戦は、5vs3。まだ今月負けなしの7連勝。CS進出マジック55が点灯。
 先発岩田の調子は良く、今日も序盤からこちらのペース。 1回裏には2死2・3塁から林が先制2点タイムリー。その後、関本、バルディリスのタイムリーなどで、 5vs0とワンサイド。
 岩田は6回表に谷にタイムリーを許して1失点。 7回久保田、8回ウイリアムスが3人ずつでピシャリ。 さあ楽勝だと思った9回表、藤川がいきなりラミレスにHRを打たれる。 その後、自身のエラーもからんで合計2失点でなんとか逃げ切る。
 藤川といえども人間。動揺することもある。 完璧に抑えられなかったからといって、驚くことはない。 例えばクルーンだって痛打されることも多いし、岩瀬だって取り乱すことはある。 2失点くらいで、大丈夫?と心配されてしまうほど、藤川は大投手ということなのだけれど。 (2008,7,8)

セ・リーグ順位表 2008/7/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7551231.689CSM55
中 日7638353.52112.5
巨 人7839372.51313.0
広 島7334354.49314.5
ヤクルト7334381.47216.0
横 浜7321511.29229.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは巨人,ヤクルト。

・甲子園の対巨人戦は、雨天中止。 今の阪神の最大の敵は、雨だった。いや、これは恵みの雨だろうか。
 本日現在、広島以外の4チームの自力優勝が消滅している。 まだ一時的に復活するチームはあるだろうが、優勝マジックの点灯も時間の問題だ。 (2008,7,9)

セ・リーグ順位表 2008/7/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7551231.689CSM55
中 日7738363.51413.0
巨 人7839372.51313.0
広 島7435354.50014.0
ヤクルト7434391.46616.5
横 浜7422511.30128.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは巨人。

・対巨人11回戦は、3vs8。連勝は7でストップ。
 苦手としている内海にやられた。 一方、巨人が苦手としている下柳は、今日は立ち上がりを攻められ初回に3失点。 原巨人の執念を見せられた気がした。阪神は10安打を放ちながら打線がつながらず、 精彩を欠いていた。
 大型連勝は自分たちを追い込むことにもなるので、ここは1つ負けておいて ヨシとしよう。貯金がいくつあったのかすら、もう気にもならない状況なのだから、 明日から気分を変えていけばいい。 (2008,7,10)

セ・リーグ順位表 2008/7/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7651241.680CSM55
中 日7839363.52012.0
巨 人7940372.51912.0
広 島7535364.49314.0
ヤクルト7534401.45916.5
横 浜7523511.31127.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは巨人。

・対広島9回戦は、2vs1。延長11回サヨナラ勝ち。
 先発が久々のボーグルソンということで、まったく期待はしていなかった。 ところが、2回から5回まで3人ずつで片付けるなど、見事なピッチングを披露。結局6回を投げ、 栗原のタイムリー1失点のみ。
 一方、阪神打線も安打は出るものの前田にゼロに抑えられる。8回裏にようやく代打高橋が 守護神永川から犠牲フライを打ち、同点に。9回裏にはサヨナラのチャンスがありながら、 関本、新井と凡退。延長に入り、11回裏2死1・3塁から関本が今度はサヨナラタイムリー。 安打数は9で、2ケタ安打の連続記録は10試合で止まった。
 それにしても今日改めて感心したのは、わがピッチングスタッフの充実ぶりだ。 好投したボーグルソンのあと、渡辺、久保田、藤川と9回までに使ってしまっても、 まだウイリアムス、江草がいる。その間に1点でも勝ち越せばいいのだから、 相手の立場からしたら、たまらないだろう。
 明日勝てば、他の試合結果に関係なく優勝マジックが点灯する。 (2008,7,11)

セ・リーグ順位表 2008/7/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7752241.684CSM54
巨 人8041372.52612.0
中 日7939373.51313.0
広 島7635374.48615.0
ヤクルト7635401.46716.5
横 浜7623521.30728.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは巨人,中日。

・対広島10回戦は、0vs1。
 今のタイガースとカープの対戦で、2試合続けて投手戦になるなんて、 予想できなかった。7回を投げた安藤は決して責められない。むしろ、 失礼ながらあそこまで投げると思わなかった広島先発コズロースキーの出来が、 上回っていたということ。1失点も赤松のタイムリーということで、 歓迎したい。むしろスッキリした、3安打完封負け。
 巨人と中日に自力優勝が復活し、CSマジックは一時的に消灯となったが、 お楽しみはこれからだ。 (2008,7,12)

セ・リーグ順位表 2008/7/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7852251.675
巨 人8142372.53211.0
中 日8039374.51312.5
広 島7736374.49314.0
ヤクルト7735402.46716.0
横 浜7723531.30328.5

・対広島11回戦は、5vs2。
 今日も終盤まで息詰まる試合展開。金村は2失点で、先発を任せて大丈夫ということも証明された。
 8回裏の攻撃には、今のチームの強さがよく表れていた。1死から四球で出た金本が2盗。ベンチのサインだった。 するとスタメン5番に入っていた関本を1ストライク後に引っ込め代打桧山。桧山が倒れても 鳥谷敬遠の後、代打葛城が2点タイムリー3ベースで試合を決めた。
 2番ライト平野、5番セカンド関本というオーダーには、思わず膝を打った。 今年はどこからでも仕掛けられるし、金本がチャンスメイクという場面も多いから、 5番に2番のような働きが求められることもある。6番には鳥谷がいるのだから。
 各選手の特長を生かし、プライドを刺激し、競争をさせる。この岡田采配が、 今年の強さをつくっている。調子の良いカープ相手に、接戦を3つ続け、2つ勝った。 向かうところ敵無しに見える。もちろん油断は禁物だが。 (2008,7,13)

セ・リーグ順位表 2008/7/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神7953251.679CSM52
巨 人8243372.53811.0
中 日8139384.50613.5
広 島7836384.48615.0
ヤクルト7836402.47416.0
横 浜7823541.29929.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日,広島。

・対ヤクルト12回戦は、0vs6。
 先発岩田が初回に4失点、2回に2失点。普段なら序盤で大差をつけられても、 なんとかできそうな雰囲気があるのだが、今日はまったく感じられなかった。 1回表2死満塁から飯原に走者一掃3ベースを打たれた時点で、 今日はダメだと感じた。
 一昨日「向かうところ敵なし」と書いたが、ヤクルトが最大の敵であった。 これで対戦成績は6勝6敗の5分。デーゲームで巨人が中日に敗れ、 その時点では優勝マジック52が一時点灯したのだが、それも一転、ヤクルトに敗れたことによって、 CSマジックすら消灯した。まあ、何ら騒ぐこともないのだが。 (2008,7,15)

セ・リーグ順位表 2008/7/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8053261.671
巨 人8343382.53111.0
中 日8240384.51312.5
広 島7937384.49314.0
ヤクルト7937402.48115.0
横 浜7923551.29529.5

・対ヤクルト13回戦は、2vs0。昨日の零封負けのお返し。
 久しぶりに勝ちのついた先発岩田は上々の出来。 だが、攻撃の方が、負け試合と言ってもいいくらいにちぐはぐな攻め。好機を何度かつぶしたが、 4回裏に相手のミスにつけ込み、赤星の足で先制点をもぎとる。 8回裏には代打桧山がライトゴロの間にもう1点。ただ、この追加点を生んだのが、 8回先頭で出た金本の盗塁。先日と同じ相手の隙をついた戦術だが、 それを見事成功させる40歳はさすがとしか言いようがない。
 上園と共にお立ち台に上った藤川の8回表2死満塁からの見事な投球があって、 その裏の追加点が生まれた。まさに皆でもぎ取った勝利だった。 (2008,7,16)

セ・リーグ順位表 2008/7/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8154261.675CSM50
巨 人8443392.52412.0
中 日8341384.51912.5
広 島8037394.48715.0
ヤクルト8037412.47416.0
横 浜8024551.30429.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは巨人,広島。

・対ヤクルト14回戦は、0vs3。
 阪神ボーグルソン、ヤクルト石川が共に好投。ボーグルソンは7回まで、 石川は8回まで相手打線を零封。ところが、 9回表にヤクルトが恐ろしいほど足を使ってきた。 それぞれ四球で出た青木、福地が1死1・2塁からダブルスチール。 さらに四球で満塁。打者田中がスクイズ失敗の間に3塁ランナーがホームインし、 結果的にトリプルスチールを決められたことになる。 これに慌てた久保田が田中のピッチャーゴロを本塁に暴投し、さらに2失点。 なんと無安打で計3点。
 久保田の一人相撲なのだが、いかにもヤクルトらしい奇襲攻撃を しかけた高田監督の采配勝ちと言うべき。こんな野球のできるチームがあるのだという、 良い勉強になったと思う。やはりペナントレースは甘くない。 (2008,7,17)

セ・リーグ順位表 2008/7/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8254271.667CSM49
巨 人8443392.52411.5
中 日8341384.51912.0
ヤクルト8138412.481015.0
広 島8137404.480515.0
横 浜8125551.31328.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島。

・ナゴヤで行われた対中日12回戦は、2vs1で僅差をものにした。
 中日は川上、阪神は下柳の先発。予想通りの投手戦でゲームは進み、 両チームともなかなか得点できなかった。 6回裏、鳥谷のエラーで荒木が出塁し、井端ヒットで1・3塁。 森野がバットを折りながらもセンター前に落とし、1点を先取。 ところが7回表、金本がソロを放ちあっさり同点。9回表、 中日投手は川上から守護神岩瀬に変わったが、 鳥谷、高橋、関本のヒットで満塁とし、矢野が勝ち越しタイムリー。 9回裏、阪神投手は藤川に変わったが、ウッズに四球。 和田のヒットで1・2塁。中村のフライでタッチアップして1・3塁。 大きいのが出れば逆転サヨナラの場面だったが、藤川はなんとか立浪を三振に。
 藤川の調子が万全でなかったのは確かだが、今日一番責められるべきは藤本だ。 9回表1死満塁から簡単に引っかけてピッチャーゴロ併殺。あそこでもう1点でも取れていれば、 藤川の負担は格段に違った。
 中日にしてみれば、エースと守護神投入で負けるならば、もう仕方ないといったところだろうが、 両軍ともチャンスに決定打が欠けていたところに、 万全でないチーム状態が現れていた。 (2008,7,18)

セ・リーグ順位表 2008/7/18現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8355271.671CSM47
巨 人8544392.53011.5
中 日8441394.51313.0
ヤクルト8239412.48815.0
広 島8237414.47416.0
横 浜8225561.30929.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームはヤクルト,広島。

・ナゴヤで行われた対中日13回戦は、7vs2。
 今日も中日が初回に先制。安藤の立ち上がりに2つの四球の後、 和田がタイムリーで1点。一方阪神は、3回表に平野四球、関本安打で1・2塁のあと、 3番鳥谷が3ランであっさり逆転。5回裏にウッズのタイムリーで1点差に追いつかれるが、 6回表に高橋が古巣相手に2ランを放ってほぼ試合を決める。 さらに8回表には5番フォードと代打桧山がタイムリーを放ち、2点を加えて勝負あり。
 中日らしさの見えない戦いぶりに、ライバルながら心配になる。 阪神は新井がいなくても、林がいなくても、いつも通りの野球ができている。 ここ最近のタイムリー欠乏症がウソのようであった。 五輪を控え不安はあるが、この調子なら乗り切れそうだ。 (2008,7,19)

セ・リーグ順位表 2008/7/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8456271.675CSM46
巨 人8645392.53611.5
中 日8541404.50614.0
ヤクルト8340412.49415.0
広 島8337424.46817.0
横 浜8325571.30530.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームはヤクルト。

・ナゴヤで行われた対中日14回戦は、6vs7。
 先発金村の出来は悪く、2回裏に和田のソロを含む2失点。 3回裏には中村の3ラン、5回裏にはウッズと和田のソロが出て合計7失点。 一方阪神は、4回表に葛城のタイムリーで2点返したが、そのまま終盤へ。 2vs7で迎えた9回表は、フォードのヒットに始まり、 バルディリス、赤星、代打高橋、鳥谷、金本と連続ヒットで、気づけば4得点で1点差に。 押せ押せムードの中、10人目の打者フォードがゴロに倒れ、試合終了。
 あと一歩及ばなかったが、負け試合とは呼べないほどの内容。 もちろん、もっと早くからなんとかしなくてはいけなかったが、 最後に相手守護神を引きずり出しての4得点は、むしろ中日の受けたダメージのほうが大きかった と言えるのではないだろうか。 (2008,7,20)

セ・リーグ順位表 2008/7/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8556281.667CSM46
巨 人8745402.52911.5
中 日8642404.51213.0
ヤクルト8441412.50014.0
広 島8437434.46317.0
横 浜8426571.31329.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームはヤクルト。

・対巨人12回戦は、1vs3。
 先発岩田が今日も乗り切れず、3回表に小笠原のタイムリー2ベースで1失点。 4回表にはヒットで出た坂本を1塁に置いて今日スタメン捕手の鶴岡に2ランを浴び合計3失点。 だが、その後は何とかこらえた。
 打線の調子が良ければ3点くらいは重たくもないのだが、今日は本塁が遠かった。 7回裏に好調の代打高橋がタイムリーを放ち1点を返したが、そこまで。
 今日誰よりも素晴らしかったのはジャイアンツの鶴岡捕手だ。 自ら放った本塁打もさることながら、自軍のピンチのたびに、 阪神の恐い打者に対して強気のリードを貫いたその姿勢には、 名捕手に育つ素養がかいま見えた。敵ながら拍手を贈りたい。 (2008,7,21)

セ・リーグ順位表 2008/7/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8656291.659CSM45
巨 人8846402.53510.5
中 日8743404.51812.0
ヤクルト8541422.49414.0
広 島8537444.45717.0
横 浜8527571.32128.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームはヤクルト。

・対巨人13回戦は、7vs3で逆転勝利。ついに優勝マジック点灯。
 立ち上がりの不安定な先発上園は、初回にいきなりノーヒットで満塁としてしまう。 4番ラミレスのタイムリーで1点。古城のタイムリーで2点。2回表にも鈴木のタイムリーで4点目。 上園は結局2回で降板。序盤は完全な巨人ペースで試合は進んだ。
 4回裏、先頭の関本が四球で歩いたのをきっかけに、高橋のヒット+相手エラーでまず1点。 バルディリス、矢野のタイムリーで1点差に詰め寄る。 5回裏は相手エラーをきっかけに、高橋タイムリーで同点。代打桧山のゴロの間に1点。 矢野の2点タイムリーで7vs4。あとはW、K、J、Fの鉄壁リレーで守り抜いた。
 相手のミスが多かったとはいえ、今日のような勝ち方ができるのが、今の強さの証。 まだまだ先は長いが、一つ胸のつかえが取れたような感じだ。 (2008,7,22)

セ・リーグ順位表 2008/7/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8757291.663M46
巨 人8946412.52911.5
中 日8844404.52412.0
ヤクルト8642422.50014.0
広 島8637454.45118.0
横 浜8627581.31829.5
M:優勝マジック。対象チームは中日。

・対巨人14回戦は、0vs5。
 中盤までボーグルソンは好投し、巨人打線を0点に。まったく相手を寄せ付けない内容だった。 ところが、6回に突然崩れる。小笠原、ラミレスにそれぞれ2点タイムリーを許し、4失点。 8回表には江草がさらに1失点。
 結局、1点も返すことができずに完敗。こういう日もある。 (2008,7,23)

セ・リーグ順位表 2008/7/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8857301.655M45
巨 人9047412.53410.5
中 日8944414.51812.0
ヤクルト8742432.49414.0
広 島8738454.45817.0
横 浜8728581.32628.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人、中日。

・対中日15回戦は、7vs1。先発安藤の完投勝利。
 今日のもう一人のヒーローは、文句なく関本。初回に鳥谷のライト前ヒットに敵失もからんで1点先取の後、 2死3塁から関本が2点目をたたき出す。5回裏には赤星と平野のヒット、鳥谷内野ゴロのあと金本が四球で歩いて満塁。 5番関本がフルカウントから見事満塁HR。4打数3安打5打点の文句ない活躍。
 中日の守備を見ていると、とても信じられないようなミスが多く、 ちょっとした打球の処理にも、諦めたかのような緩慢さが目立った。 川上投手も、立ち上がりは悪いようには見えなかった。 なのに、すべて裏目裏目に出ているようだ。どうしてしまったのだろう。 (2008,7,25)

セ・リーグ順位表 2008/7/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神8958301.659M44
巨 人9148412.53910.5
中 日9044424.51213.0
ヤクルト8842442.48815.0
広 島8838464.45218.0
横 浜8829581.33328.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対中日16回戦は、2vs0。今季の中日戦勝ち越しが決定。
 先発下柳の出足は悪く、1回には1・3塁、2回には満塁のピンチを迎えたが、 いずれも無失点で切り抜ける。 一方、中日中田の調子は良かった。 阪神打線もなかなか攻略法がみつからなかったのだが、 4回裏2死走者なしから新井のゴロをサード森野がエラーをして出塁。 それを足がかりに金本四球のあと2死1・2塁で好調の関本が左中間を越える 2点タイムリー3ベース。
 チャンスを活かせるか活かせないかに、今の両チームの状態がはっきり現れている。 中日はもう戦意を喪失してしまったのだろうか。心配だ。 (2008,7,26)

セ・リーグ順位表 2008/7/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9059301.663M43
巨 人9249412.54410.5
中 日9144434.50614.0
ヤクルト8942452.48316.0
広 島8939464.45918.0
横 浜8929591.33029.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対中日17回戦は、4vs6。
 先発金村投手は5回を投げ、5安打無失点。1vs0で勝ち投手の権利を持って降板。 ところが、その後の渡辺が今日は誤算。関本のエラーという不運から始まったとはいえ、 5本の長短打と1四球で、一挙6失点で自滅。すべてがうまくゆかなかった。
 だが、今日の収穫は、その後の阿部の好投もさることながら、 来日初登板のリーソップが見事な投球を見せてくれたこと。6失点の後、 関本が失敗を取り返す3ランを放つなど、ただでは負けない姿勢を相手に見せつけた。 この負けは痛くない。 (2008,7,27)

セ・リーグ順位表 2008/7/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9159311.656M43
巨 人9350412.5499.5
中 日9245434.51113.0
ヤクルト9042462.47716.0
広 島9040464.46517.0
横 浜9029601.32629.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・神宮で行われた対ヤクルト17回戦は、3vs4。
 今日は私は残念ながら試合を見ていなかったのだが、先発上園がまさかの2回降板とは驚いた。 折角初回に連打で2点先制したのに、2回裏には逆転される。その後、4回表に代打浅井のタイムリーで同点 とするも、6回裏には久保田が1失点。
 あと一本が出ず、1点差に泣いた。連敗を喫し、ヤクルトには負け越してしまったが、 明日が大事な勝負になる。 (2008,7,28)

セ・リーグ順位表 2008/7/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9259321.648M42
巨 人9450422.5439.5
中 日9345444.50613.0
ヤクルト9143462.48315.0
広 島9141464.47116.0
横 浜9130601.33328.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・神宮で行われた対ヤクルト18回戦は、4vs3。7回終了後降雨コールド。
 先発ボーグルソンは、初回に2死を取ったあと青木にヒット、 畠山に2ランを浴び2点を先制された。一方、阪神打撃陣は、3回表に赤星ヒット、 平野バントヒット、関本ヒットで満塁としたあと、金本が2点タイムリーを放ち同点に。 その裏ヤクルトは、2死1・3塁から1塁走者宮本が2盗を企て、 それを刺そうと2塁に矢野が送球すると、その隙をついて3塁走者福地がホームインして2vs3。 4回表、なんとボーグルソンがソロHRを放って3vs3。 さらに5回表には高橋のソロHRが出て、ついに勝ち越し。 そして雨に助けられ、コールド試合に。
 これで対戦成績を8勝8敗の5分に戻した。 前半戦の最終試合を、良い形で終えられた。 (2008,7,29)

セ・リーグ順位表 2008/7/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9360321.652M41
巨 人9551422.5489.5
中 日9446444.51113.0
ヤクルト9243472.47816.0
広 島9241474.46617.0
横 浜9230611.33029.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・後半戦の初戦。横浜で行われた対横浜12回戦は、19vs2。21安打の猛攻で大勝。
 お立ち台に上ったのは、6打席5打数5安打1四球で6打点の主砲金本。もちろん文句のない内容だったが、 今日は他にも殊勲者が多い。初回に先制点となる走者一掃3点タイムリー2ベースを放った葛城。 7回に走者一掃3点タイムリー2ベースを放った赤星。スタメン出場し4安打の庄田。 プロ初安打がタイムリーとなった小宮山。そして、忘れてはならないのは、10勝目をあげた先発安藤。
 五輪組不在の不安を振り払うには十分の戦いぶり。大きなリードがあったとはいえ、 今日も阿部が好投し、中継ぎの大切な戦力たりうることをアピールしてくれたのもうれしい。

神 303 003 703 |19
横 100 001 000 |2
(2008,8,3)

セ・リーグ順位表 2008/8/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9461321.656M40
巨 人9652422.5539.5
中 日9546454.50514.0
ヤクルト9344472.48416.0
広 島9341484.46118.0
横 浜9330621.32630.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・横浜で行われた対横浜13回戦は、3vs6。
 金村が勝てない。これまで、金村の投げた試合は多分に打撃陣の責任で勝ちがつかない という印象だったが、今日は違う。完全に本人の問題だ。 3vs2で5回裏2死まで行っていながら、連打で4失点。勝ちを意識しすぎるのか、 メンタル面が大きいのだろう。打撃陣も精彩を欠いていたが、 1回表、関本の先制3ランのあと、横浜先発三浦が踏ん張った。彼の好投と見るべきだろう。
 この2連戦は1勝1敗。結果は十分であるが。 (2008,8,4)

セ・リーグ順位表 2008/8/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9561331.649M39
巨 人9752432.5479.5
中 日9647454.51113.0
ヤクルト9444482.47816.0
広 島9442484.46717.0
横 浜9431621.33329.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・京セラドームで行われた対広島12回戦は、1vs6。
 1回表に先制され、6回表に2点目を取られたものの、 先発岩田は試合をつくった。6回裏に金本のソロで1点差と詰め寄り、 反撃ムードが出たのも束の間、7回表に交代した2番手久保田が乱調で、一気に4失点。 久保田といえども疲れは出ているのだろう。球に勢いがないせいか、 強気に攻めきれなかった。
 一時的に優勝マジックは消滅したが、まだ焦る必要は全然ない。 ただ、明日は負けられない試合になった。 (2008,8,5)

セ・リーグ順位表 2008/8/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9661341.642CSM34
巨 人9752432.5479.0
中 日9647454.51112.5
ヤクルト9444482.47815.5
広 島9543484.47316.0
横 浜9431621.33329.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームはヤクルト。

・京セラドームで行われた対広島13回戦は、2vs5。
 先発ボーグルソンが4回表2死満塁から押し出しで1点献上。そのあと冒頭で2点目。 4回裏、2ベースの金本を置いて高橋がタイムリーで1vs2。5回裏、鳥谷のタイムリーで同点。 7回表、リーソップがシーボルにソロHRを打たれ2vs3。そして8回表には、 それまでノーヒットだった嶋に2点タイムリーを打たれ、勝負あり。
 今季2度目の3連敗。心配することはないが、もし明日も負けると、 イヤなムードを引きずる恐れがある。打線の奮起を期待したい。 (2008,8,6)

セ・リーグ順位表 2008/8/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9761351.635CSM34
巨 人9852442.5429.0
中 日9747455.51112.0
ヤクルト9544483.47815.0
広 島9644484.47815.0
横 浜9532621.34028.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームはヤクルト。

・京セラドームで行われた対広島14回戦は、3vs4。4連敗、同一カード3連敗はともに今季初。
 3回表に小窪のソロで先制されるが、その裏、鳥谷2ラン、金本ソロのアベックアーチで 3vs1。そのまま中盤まで阪神ペース。ところが、そこから踏ん張れないのが今の状態。 7回表に下柳が打たれ、2本のタイムリーと1本の犠飛で3vs4。終盤の攻めを見ていても、 以前なら余裕を持って出塁できていたものが、ボール球を打たされたり、好球を見逃したりと、 浮き足立っていた。
 五輪組がいない事実そのものではなく、いないことを過度に意識して責任感ばかりが空回り しているように見える。決して野口を責めるつもりはないが、矢野不在がチームに与える不安感 というのは、やはり相当なものと見た。これを乗り越えないと、 今月の戦いはどんどん窮地に追い込まれる。 (2008,8,7)

セ・リーグ順位表 2008/8/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9861361.629CSM33
巨 人9953442.5468.0
中 日9848455.51611.0
広 島9745484.48414.0
ヤクルト9644493.47315.0
横 浜9632631.33728.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島,ヤクルト。

・東京ドームで行われた対巨人15回戦は、0vs7。今季初の5連敗。
 今日は地上波での放送がなかったため詳細な試合経過を把握していないが、 とにかく結果を見るかぎり、7安打0得点の阪神と、8安打7得点の巨人との攻め方の良否が、 くっきりと出た試合だ。巨人はその持ち味を活かし、長打力で得点を重ねた。 一方阪神は、打線がつながらず、拙攻続き。完全にスランプに陥っている。
 冷静に見ればまだ7ゲームもあるのだから、まったく焦る必要はないのだが、 貧乏性の阪神ファンとしては、正直なところもう辛抱できない状況に追い込まれている。 とにかく一戦一戦を大事にしてゆくしかない。メンバーが欠けているなんていう言い訳は、 今はしてはいけない。 (2008,8,12)

セ・リーグ順位表 2008/8/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神9961371.622CSM33
巨 人10054442.5517.0
中 日9949455.52110.0
広 島9845494.47914.0
ヤクルト9745493.47914.0
横 浜9732641.33328.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島,ヤクルト。

・東京ドームで行われた対巨人16回戦は、延長10回4vs2。
 5連敗中のイヤなムードを引きずりながら、1vs1で延長戦へ。 10回表、クルーンが連続四球で無死1・2塁となったあと、 代わった藤田から主砲金本の一振り(3ラン)で、4vs1。その裏、 二岡のソロで1点を返されるも、ジェフがしのいだ。
 再び優勝マジックが点灯した。まあ、焦ることはないが、 ここからまた力を出してゆきたい。 (2008,8,13)

セ・リーグ順位表 2008/8/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10062371.626M36
巨 人10154452.5458.0
中 日10049465.51611.0
広 島9946494.48414.0
ヤクルト9845503.47415.0
横 浜9833641.34028.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

セ・リーグ順位表 2008/8/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10062371.626M36
巨 人10154452.5458.0
中 日10149475.51011.5
広 島10047494.49013.5
ヤクルト9946503.47914.5
横 浜9933651.33728.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・京セラドームで行われた対横浜14回戦は、4vs11。
 1vs1で迎えた6回表、10勝目を狙う先発下柳が打たれ、1vs3。 その後、中継ぎ陣も踏ん張れず、リーソップが2失点、 渡辺が5失点、阿部が1失点。7回裏の反撃も及ばず。
 打線が追加点を取れぬ間に、中継ぎが崩れて大量失点という典型的な負けパターン。 今はこれをなんとかしてゆくしかない。 (2008,8,15)

セ・リーグ順位表 2008/8/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10162381.620M35
巨 人10254462.5408.0
中 日10249485.50511.5
広 島10148494.49512.5
ヤクルト10047503.48513.5
横 浜10034651.34327.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・京セラドームで行われた対横浜15回戦は、0vs4。
 横浜先発桑原投手がプロ初完投・初完封勝利。 阪神打線は、7安打を放ちながらも、7回裏のチャンスに代打桧山が三振に倒れるなど、 決め手を欠き完敗。またもや連敗でカード負け越しが決まってしまった。 どうにも力の発揮できない試合が続く。 (2008,8,16)

セ・リーグ順位表 2008/8/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10262391.614CSM31
巨 人10355462.5457.0
中 日10349495.50011.5
広 島10248504.49012.5
ヤクルト10148503.49012.5
横 浜10135651.35026.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島。

・京セラドームで行われた対横浜16回戦は、1vs5。 連続零封負けは逃れたものの、最下位横浜に3連敗。気づけば貯金は22に。
 打線は夏バテ気味で、ほとんど良いところなし。横浜打線が調子を上げてきているのと好対照。 矢野不在の中、狩野捕手が今日はタイムリーを打った。 しかし、新井の代わりの鳥谷は、今日もまったく元気がない。 2位巨人が負けてくれたので、大勢に影響はないが、今季初めての この沈滞ムードを変えてゆくきっかけを何とかつかみたい。 (2008,8,17)

セ・リーグ順位表 2008/8/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10362401.608CSM30
巨 人10455472.5397.0
中 日10450495.50510.5
広 島10349504.49511.5
ヤクルト10248513.48512.5
横 浜10236651.35625.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島,ヤクルト。

・広島で行われた対広島15回戦は、14vs5。3連敗の後の大勝。
 四球が全部で14と、広島投手陣にもらったような勝ち。 15安打で14得点。投手安藤を含む先発全員安打。野口と安藤以外の先発7人が打点を上げた。 特に最近元気のなかった鳥谷が6打席3打数3安打3四球4打点と爆発。 2回に林がソロHR、6回に関本が満塁HR。
 これほどの大勝だと、後半戦初戦を思い出す。 明日からまた反動で沈んでしまうのではないか?というのは心配し過ぎか。 (2008,8,19)

セ・リーグ順位表 2008/8/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10463401.612CSM28
巨 人10556472.5447.0
中 日10551495.51010.5
広 島10449514.49012.5
ヤクルト10348523.48013.5
横 浜10336661.35326.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島,ヤクルト。

・広島で行われた対広島16回戦は、4vs3。
 岩田、ルイスの投げ合いで、5回までは息詰まる投手戦。 均衡を破ったのは広島。6回裏、東出のタイムリーで1点先制。 だが、これでムードが変わる。7回表、林がいきなり2塁打。 葛城、関本の連打であっさり同点。1死2・3塁で代打桧山が2点め。 赤星、平野にもタイムリーが出て、合計4点。
 このまま終わるかと思った9回裏、 押さえのジェフが攻められる。ヒットと四球をからめて1死満塁となったあと、 栗原の2点タイムリーで4vs3。だが広島の反撃はここまで。
 辛うじて逃げ切れただけでなく、先発岩田に7勝目がついたのは良かった。 (2008,8,20)

セ・リーグ順位表 2008/8/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10564401.615CSM26
巨 人10657472.5487.0
中 日10651505.50511.5
広 島10549524.48513.5
ヤクルト10448533.47514.5
横 浜10437661.35926.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島,ヤクルト。

・広島で行われた対広島17回戦は、7vs4で3連勝。下柳投手が10勝目を上げた。
 1回表鳥谷の2ラン、3回表金本の3ランで5vs0。しかし広島も3回に1点、 5回に2点、6回に1点とじわじわ追い上げ、5vs4に。 1点差での逃げ切りは厳しいと思っていたところに、9回表2死走者なしから 代打桧山が2塁打。赤星、平野が四球を選び、満塁から鳥谷が2点タイムリー。
 2死から点が取れるのが今シーズンの強さ。また以前の調子を取り戻しつつある。 (2008,8,21)

セ・リーグ順位表 2008/8/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10665401.619CSM25
巨 人10657472.5487.5
中 日10651505.50512.0
広 島10649534.48014.5
ヤクルト10448533.47515.0
横 浜10437661.35927.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームはヤクルト。

・神宮の対ヤクルト戦は、雨天中止。
 巨人が中日戦に負けたため阪神の優勝マジックが再々点灯。 (2008,8,24)

セ・リーグ順位表 2008/8/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10665401.619M30
巨 人10757482.5438.0
中 日10752505.51011.5
広 島10649534.48014.5
ヤクルト10448533.47515.0
横 浜10437661.35927.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・神宮で行われた対ヤクルト17回戦は、3vs0。久々の完封リレーで4連勝。
 中盤まで投手戦。いや半分は貧打戦と言ってもいい展開。 両軍とも再三得点圏に走者を送りながら、あと1本が出ず。 7回表阪神は関本、高橋の連打で無死1・2塁。野口が送ったところで、 安藤の代打桜井が、しぶとく左前に落とすタイムリーでやっと先制。 続く赤星の犠飛で2点目。8回には鳥谷のソロで3点目。
 相手の拙攻に助けられた面はあるが、安藤が12勝目をあげた。 明日からいよいよ甲子園に戻る。 (2008,8,25)

セ・リーグ順位表 2008/8/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10766401.623M29
巨 人10858482.5478.0
中 日10852515.50512.5
広 島10750534.48514.5
ヤクルト10548543.47116.0
横 浜10537671.35628.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対中日18回戦は、4vs0。
 先発岩田は中日打線に計5安打を許すも、ピンチになると強気の投球で切り抜け、 7回を無失点。8回は久保田、9回はジェフで締めくくった。 打線は4回裏に金本の内野安打から続く林が2ランを放つ。しばらく緊迫した試合が続いたが、 8回裏には平野四球、鳥谷安打のあと、金本が2点タイムリーを放ってダメ押し。
 まったく元気のない中日を相手に、危なげのない勝利で5連勝。 この調子で一気に叩いてゆきたい。 (2008,8,26)

セ・リーグ順位表 2008/8/26現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10867401.626M28
巨 人10959482.5518.0
中 日10952525.50013.5
広 島10851534.49014.5
ヤクルト10648553.46617.0
横 浜10637681.35229.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対中日19回戦は、1vs4。
 今日は本塁が遠かった。走者を出しても拙攻が目立ち、 併殺も多く、あと1本が出なかった。相手打線もまったく破壊力を欠いている現状で、 それでもボーグルソンの自滅と、久保田のいつもの悪いクセで、合計4点を献上。 だが中日戦はこれで13勝5敗1分だから対戦成績を考えればまったく焦る必要はない。
 今日うれしかったのは、岩瀬投手が五輪のショックを払拭する頼もしい姿を見せてくれたこと。 敵味方関係なく、プロ野球ファンとして本当にうれしかった。 (2008,8,27)

セ・リーグ順位表 2008/8/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神10967411.620CSM21
巨 人11060482.5567.0
中 日11053525.50512.5
広 島10951544.48614.5
ヤクルト10749553.47116.0
横 浜10737691.34929.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島,ヤクルト。

・対中日20回戦は、6vs5で9回裏サヨナラ勝ち。
 終わってみれば密度の濃い試合だったのだけれど、展開は実に重苦しく、 勝てるような雰囲気があまりなかった。1回裏に2死3塁から金本のラッキーなタイムリーで先制。 3回表、鳥谷のエラーから始まって1死1・2塁となり李の3ランで1vs3。 3回裏、1死1・3塁から金本の逆転3ランが飛び出し4vs3。ところが6回表、ウッズのソロで4vs4となる。 7回裏に関本のタイムリーで5vs4。阪神投手は杉山から渡辺、江草、ジェフとつなぎ、 9回は藤川。ビシッと終わることを期待したが、今日の藤川は帰国後初試合ということで、かなり力が入って空回りしていた。 中村に同点タイムリーを打たれてしまう。9回裏、平野、鳥谷、金本がお膳立てをつくって 1死1・3塁から林がサヨナラ犠飛を打つ。
 過程はどうあれ、とにかく勝てたことに大きな意味があったといえる試合。 明日からの巨人戦は、3連敗さえしなければいい。そのくらいの気持ちで行くべきだ。 (2008,8,28)

セ・リーグ順位表 2008/8/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11068411.624CSM20
巨 人11161482.5607.0
中 日11153535.50013.5
広 島11052544.49114.5
ヤクルト10849563.46717.0
横 浜10837701.34630.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島。

・対巨人17回戦は、7vs5。
 1回裏2死1・2塁から林のタイムリー、関本の2点タイムリー2ベースで3点先制。 3回裏にも林のタイムリー3ベースで4点目。4回裏赤星のタイムリー、5回裏関本のタイムリー2ベース、 6回裏バルディリスのソロで7vs0となる。ここまで一方的な展開だったが、 7回表に下柳が崩れ、3点を失う。9回表抑えのウイリアムスが今日も乱れ、 代打高橋由伸にタイムリーを打たれるなど、2失点で2点差まで詰め寄られたものの、なんとか逃げ切った。 下柳はうれしい11勝目。
 大事な初戦を取り、これでもう明日も明後日も負けてかまわない展開となった。 もちろん勝ち越せば言うことはないが。 (2008,8,29)

セ・リーグ順位表 2008/8/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11169411.627M25
巨 人11261492.5558.0
中 日11254535.50513.5
広 島11152554.48615.5
ヤクルト10949573.46218.0
横 浜10938701.35230.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対巨人18回戦は、2vs3。
 巨人先発グライシンガーは安定感抜群。一方、阪神先発金村は、初回に李に先制タイムリーを許したあとは、 なんとか5回まで持ちこたえた。後続の江草が2失点で0vs3。今日はこの3点が重かった。 6回裏に1点、9回裏に1点返したが、そこまで。
 昨日の勝ちで、今日の結果は大勢に影響のない状態だが、 巨人に引導を渡すためには、明日勝つことが重要だ。 (2008,8,30)

セ・リーグ順位表 2008/8/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11269421.622M25
巨 人11362492.5597.0
中 日11354545.50013.5
広 島11253554.49114.5
ヤクルト11050573.46717.0
横 浜11038711.34930.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対巨人19回戦は、1vs6でカード負け越し。
 今日の敗因は、ズバリ、ジェフだ。先発安藤は相変わらずの強気の投球で、 中盤まで勝ちも見えていた。6回裏の攻撃で勝ち越せなかったことで、 安藤の勝ちはなくなったわけだが、7回に代わったアッチソンが、見事な三者三振。望みをつないだ。 ところが、1vs1で迎えた8回表に登板したジェフが、押し出し四球、代打大道に走者一掃3点タイムリー を打たれて4失点。
 それでもジェフを責めるつもりはない。 疲れが出て調子を落とすのがむしろ今のタイミングで良かったのだ。 しばらくは渡辺、江草、アッチソンらがマジック減らしに貢献すべき。 この中日、巨人6連戦を3勝3敗で切り抜けることができ、まだまだ余裕があるのだから。 (2008,8,31)

セ・リーグ順位表 2008/8/31現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11369431.616M25
巨 人11463492.5636.0
中 日11455545.50512.5
広 島11353564.48614.5
ヤクルト11151573.47216.0
横 浜11138721.34530.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・横浜で行われた対横浜17回戦は、3vs5。
 先発岩田が3回1/3、3失点で早々降板。被安打は10。 その後を継いだ渡辺が、仁志にノースリーから勝ち越し2点タイムリー2ベースを打たれ、 3vs5。普通ならばまだ諦める点差では決してないが、今日はどうにも重苦しかった。 ただ、打線はあと一本が出ないだけで、苦手の吉見から8安打していた。 決して不調ではない。
 明日は先発に福原が戻ってくるようだから、正直あまり期待はできないが、 今はとにかく気持ちで頑張って欲しい。
 これで対横浜5連敗だが、対戦成績はまだ10勝7敗。今日巨人が負けたため、 マジックも1つ減った。 (2008,9,2)

セ・リーグ順位表 2008/9/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11469441.611M24
巨 人11563502.5586.0
中 日11555555.50012.5
広 島11454564.49113.5
ヤクルト11252573.47715.0
横 浜11239721.35129.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・横浜で行われた対横浜18回戦は、0vs8。
 先発に杉山を持っていったが失敗。一方、阪神キラー三浦はあいかわらず抜群。 阪神打線は苦手意識からか、なすすべなし。せめてもう一押しできていれば、 完封負けは避けられただろうに、相手を勢いづけるだけの結果に終わってしまった。
 こうなると、明日も勝てそうな気がしない。長いシーズンには必ずこういう時があり、 これは主軸が打って、文字通り打開するしかない。 (2008,9,3)

セ・リーグ順位表 2008/9/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11569451.605M24
巨 人11664502.5615.0
中 日11655565.49512.5
広 島11554574.48613.5
ヤクルト11353573.48214.0
横 浜11340721.35728.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対横浜戦は、雨天ノーゲーム。
 久々復帰の福原が先発。1回裏にいきなり3失点したが、 2回表にその福原自身のタイムリーと、赤星のタイムリー2ベースの時に 1塁走者の福原が本塁に激走して同点に。ここで雨天中断。 ところが再開直後の2回裏、吉村に3ランを打たれ3vs6。 ここでまた雨天中断となり、そのままノーゲーム。
 不謹慎かもしれないが、今日は福原が雨に救われた。 記録に残らぬ練習をさせてもらって、もう一度やり直せるのだから。 (2008,9,4)

セ・リーグ順位表 2008/9/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11569451.605M24
巨 人11765502.5654.5
中 日11755575.49113.0
ヤクルト11454573.48613.5
広 島11654584.48214.0
横 浜11340721.35728.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・広島で行われた対広島18回戦は、3vs6。5連敗。
 先発陣の中では一番安定感のあるはずの下柳が崩れれば、 もうどうしようもない。今の状況をひとことで言えば、 なすすべがない。追う巨人はおそらく「捕らえた」と思っているだろうが、 焦る必要はない。通過儀礼のようなものであり、必ず跳ね返せる。
 カード3連敗だけはしないように、全力を尽くすことだ。それでいい。 (2008,9,5)

セ・リーグ順位表 2008/9/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11669461.600CSM15
巨 人11866502.5693.5
中 日11856575.49612.0
広 島11755584.48713.0
ヤクルト11554583.48213.5
横 浜11440731.35428.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島。

・広島で行われた対広島19回戦は、延長12回5vs3。
 初回に金本のタイムリーで先制し、2回表には関本のソロで2vs0。 今日こそは有利な展開で進むかと思いきや、5回裏には逆転されてしまう。 しかし6回表に矢野のタイムリーで再び同点。 3vs3のまま延長戦に入り、両軍ともチャンスは作るが決定打が出ない状況が続き、 12回表2死2・3塁から鳥谷の2点タイムリー2ベースが出て5vs3。
 連敗を5で止め、70勝に到達。マジックも復活。どんな勝ち方であれ、 今日の勝ちはとても大きい。 (2008,9,6)

セ・リーグ順位表 2008/9/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11770461.603M22
巨 人11966512.5644.5
中 日11957575.50012.0
ヤクルト11655583.48713.5
広 島11855594.48214.0
横 浜11540741.35129.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・広島で行われた対広島20回戦は、2vs5。
 チーム状態の悪い時は、運も味方をしない。 いつも先発金村の時は、序盤は一見投手戦。打線が点を取れない間に金村が崩れ、 リードを許す。攻撃が後手に回り、焦れば焦るほど凡打の山を築く。
 今日も良い当たりはことごとく相手野手の正面に飛び、 一方相手チームの打球は、 打ち取った当たりでも野手の間にポトリと落ちる。 大事に行き過ぎてチャンスをモノに出来ず、それではダメだと思い切ったプレーをすればエラー。 弱小チームの典型のような戦い。これでは負けて当然。 こういう時は、もう勝とうとなんて思わない方がいいのかもしれない。 (2008,9,7)

セ・リーグ順位表 2008/9/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11870471.598CSM15
巨 人11966512.5644.0
中 日12058575.50411.0
ヤクルト11655583.487013.0
広 島11956594.486713.0
横 浜11640751.34829.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日、ヤクルト。

・ 対ヤクルト18回戦は、3vs2。9回裏サヨナラ勝ち。
 甲子園に帰ってきてムードを変えるべく、初回に先制。 ヒットで出塁の赤星が2盗し、相手のエラーを誘って3塁まで。 無死1・3塁から関本のサードゴロの間に1点。金本がつないで1死1・3塁から 鳥谷の犠飛で2点め。だが、2回の好機には得点できなかった。 先発岩田は4回まで凌いだが、5回表に相手投手ゴンザレスのタイムリーなどで 2失点で同点に。そのまま試合は膠着。 9回裏、先頭打者の矢野はファールファールで粘り、カウント2-3の11球目を 中堅スタンドへたたき込んだ。
 7月22日に最初に46で点灯した優勝マジックは、点いたり消えたりを繰り返し、 これが6度目。どんな形でも、とにかく目の前の試合を勝ってゆくしかない。 (2008,9,9)

セ・リーグ順位表 2008/9/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神11971471.602M20
巨 人12066522.5595.0
中 日12159575.50911.0
ヤクルト11755593.48314.0
広 島12056604.48214.0
横 浜11741751.35329.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対ヤクルト19回戦は、4vs3。2夜連続のサヨナラ勝ち。
 初回に3点を先制し、今日も有利な展開で試合は進んだ。 ところが小刻みに点を返され、7回表には久保田が打たれ、ついに同点に。 8回裏、2死満塁の絶好のチャンスに林がファウルフライに倒れ、9回は仕切り直し。 再び2死満塁となった9回裏、最後の打者葛城が四球を選び、押し出しサヨナラ。
 今年一番苦手な相手に、ここに来て2連勝。これでだいぶ重苦しさが払拭された。 (2008,9,10)

セ・リーグ順位表 2008/9/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12072471.605M18
巨 人12166532.5556.0
中 日12260575.51311.0
広 島12157604.48714.0
ヤクルト11855603.47815.0
横 浜11841761.35030.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対ヤクルト20回戦は、5vs4。なんと3夜連続サヨナラ勝ち。 しかも2夜連続押し出し四球でゲームセット。
 今日は初回にヤクルトに2点先制される。その裏、久々復帰の今岡が 初打席で2ランを放ち同点に。先発リーソップも立ち直り、 2vs2で試合は進んだが、6回表、2番手渡辺が川島に犠飛を許し2vs3。 7回表には3番手能見が押し出し四球で2vs4。江草、ウイリアムスが好投したが、 点を返せないまま9回裏へ。先頭代打桧山が2ベース。葛城がタイムリー3ベースで3vs4。 矢野がタイムリー2ベースで4vs4。赤星が出て1死1・3塁となったところで平野が歩かされ満塁に。 今岡に回り、四球を選んでサヨナラ。
 最終回の猛攻はもちろんだが、今日はそれ以上に、1回裏の今岡のHRにグッときた。 本当にうれしかった。阪神ファンなら皆同じ気持ちだろう。 (2008,9,11)

セ・リーグ順位表 2008/9/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12173471.608M17
巨 人12267532.5586.0
中 日12360585.50812.0
広 島12258604.49214.0
ヤクルト11955613.47416.0
横 浜11941771.34731.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対広島21回戦は、0vs4。
 逆説的な言い方だが、今日一番良かったのは、4失点の安藤ではないか。 2点のワンチャンスに固め打ちされ、石原のタイムリーと木田の3ランで計4失点。 だがその後は立ち直り、7回まで投げて被安打6。 ふがいなかったのは打線で、先発斉藤投手にまったく合っていなかった。 5回裏、木田の2度のエラーで1死満塁という唯一のチャンスにも、金本が併殺に倒れた。
 この9連戦の最低目標は5勝。できれば6勝したいから、連敗だけは避けたい。 (2008,9,12)

セ・リーグ順位表 2008/9/12現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12273481.603M17
巨 人12368532.5625.0
中 日12460595.50412.0
広 島12359604.49613.0
ヤクルト12055623.47016.0
横 浜12042771.35330.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対広島22回戦は、1vs0。延長10回サヨナラ。
 阪神下柳、広島前田の投げ合いで、ゼロ行進が続いた。 下柳はいつも打たせて取るスタイルといえども、今日はピンチをたくさん背負った。 しかし味方の好守などもあり、0で切り抜けた。 前田の出来は素晴らしく、阪神打線もあと一本が出なかった。 10回裏、前田、シュルツの後を継いだ梅津から、まずは先頭葛城がクリーンヒット。 関本が送りバント失敗で落胆したが、1死1塁から矢野がもう少しでスタンドインという 大きなサヨナラタイムリーを放つ。
 この5試合で4つのサヨナラ勝ち。「神がかり的」などではなく、 もっと早くに試合を決することが出来なかったがための結末だ。 打線が奮起しなければ、楽な勝ち方は出来ない。 (2008,9,13)

セ・リーグ順位表 2008/9/13現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12374481.607M16
巨 人12469532.5665.0
中 日12560605.50013.0
広 島12459614.49214.0
ヤクルト12155633.46617.0
横 浜12143771.35830.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対広島23回戦は、1vs3。
 勝てないことがわかっていながら金村を先発させなければいけないところに、 阪神投手陣の台所事情の苦しさが表れている。ただ、3失点程度であれば、 取り返さなければいけない。その打撃陣は、今日も元気がない。 初回に金本の犠飛で幸先良く先制したものの、その後はつながらず。 6回裏、無死満塁の最大のチャンスにも、矢野三振、代打桧山内野ゴロ、 葛城外野フライで無得点。
 しかしこの9連戦で既に4つ勝っているのだから、 明日からの中日戦で最低1勝できれば、予定通り。勝ち越せたら上々だ。 (2008,9,14)

セ・リーグ順位表 2008/9/14現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12474491.602CSM7
巨 人12570532.5694.0
中 日12661605.50412.0
広 島12560614.49613.0
ヤクルト12255643.46217.0
横 浜12243781.35530.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは広島。

・ナゴヤドームで行われた対中日21回戦は、7vs4。
 先発岩田の出来は決して良くなかったが、今日は打線が効果的に得点を重ねることができた。 やはり今年は中日との相性はいい。いや、相手にまったく覇気がないというべきか。 初回は赤星が出たのに帰せなかったが、2回表、高橋のソロで先制。3回表、金本のタイムリー内野安打で 2vs0。その裏に1点返されて2vs1。4回表、赤星のタイムリーと今岡の2ランで5vs1。5回表、野口の 2点タイムリー2ベースで7vs1。そのまま行くかと思いきや、5回裏に代打小池の2ランを浴び7vs3。 6回裏無死1・3塁から2番手アッチソンに替わり、ウッズの併殺の間に1点献上して7vs4とされるもののピンチを切り抜ける。 結局、この1点があったことにより、3点差で9回藤川につなぐことができて、セーブもついた。
 3連戦初戦を取り、だいぶ楽になった。 (2008,9,15)

セ・リーグ順位表 2008/9/15現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12575491.605CSM6
巨 人12671532.5734.0
中 日12761615.50013.0
広 島12661614.50013.0
ヤクルト12355653.45818.0
横 浜12343791.35231.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日,広島。

・ナゴヤドームで行われた対中日22回戦は、2vs5。
 3回に森野のソロ、李の2ランで0vs3とリードされた4回表、 金本2塁打、鳥谷2ランですぐさま2vs3と迫った。更に矢野、関本と連打で無死1・2塁。 浅井が送って1死2・3塁。ここで代打林がファーストゴロに倒れるのだが、 2塁走者関本が飛び出し、併殺に終わる。その関本が悪いのか、進まなかった3塁走者矢野が悪いのか、 はたまたサインが徹底していなかったためか。原因が誰にあるかは別にして、 チームとしてああいったプレーをしてしまうというのが、今の現状であり、 ああいったミスが出れば、負けて当然。今日は勝ってはいけない試合なのだ。
 想定内の結果であり、まだ焦る必要はない。2位チームがずっと勝ち続けることなど、 絶対にできないのだから。 (2008,9,16)

セ・リーグ順位表 2008/9/16現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12675501.600CSM6
巨 人12772532.5763.0
中 日12862615.50412.0
広 島12762614.50412.0
ヤクルト12455663.45518.0
横 浜12443801.35031.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日,広島。

・ナゴヤドームで行われた対中日23回戦は、11vs6。2ケタ安打2ケタ得点。
 打線を目覚めさせたという意味で、初回の鳥谷の満塁HRは確かに殊勲である。 しかし、それ以上に大きかったのは、2回表の平野のタイムリー2ベース。初回4得点のまま 止まっていれば、その後どうなっていたかわからない。実際、先発リーソップは 大量援護をもらいながら、3回に李のタイムリー、4回には谷繁の3ランで計4失点と 仕事を果たしていない。5回裏には3番手の阿部が小池に2ランを浴び、大味な試合となってしまった。
 打線はあと一歩でサイクル安打の鳥谷が5打点。金本が2ランで2打点など、乱れ打ち状態だったために、 楽勝に見えたが、それだけに投手陣の問題が浮き彫りにされた。 (2008,9,17)

セ・リーグ順位表 2008/9/17現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12776501.603CSM4
巨 人12873532.5793.0
中 日12962625.50013.0
広 島12862624.50013.0
ヤクルト12556663.45918.0
横 浜12543811.34732.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日,広島。

・東京ドームで行われた対巨人20回戦は、4vs6。
 最初に確認しておくが、この3連戦は1つ勝てればマジック12。これで御の字である。 もし2つ勝てればマジック10で、シーズンはほぼ決まる。3連敗したときのみ、同率に並ぶ。 だから初戦を取れば、もう心配はなくなるはずだったのだが・・。
 8番坂本に、2回裏タイムリー3ベース、4回裏2点タイムリー2ベースを打たれる。 5回表に葛城の犠飛で1点返すが、その裏1番鈴木にソロを打たれ、1vs4。 6回表に関本、林の連続タイムリーで3vs4と迫るが、7回裏小笠原に2ランを打たれ、 決まってしまった。
 もうこの天王山は技術論とか監督の采配とか関係ない。とにかく気持ちだ。 とはいえ、明日か明後日か、どちらかに1つ勝てればそれでいいのだから、 ぜひとも選手には落ち着いて戦って欲しいし、同志の皆も落ち着いて応援しよう ではないか。 (2008,9,19)

セ・リーグ順位表 2008/9/19現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12876511.598CSM3
巨 人12974532.5832.0
広 島12963624.50412.0
中 日13062635.49613.0
ヤクルト12657663.46317.0
横 浜12643821.34432.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日。

・東京ドームで行われた対巨人21回戦は、1vs9。
 まさかここまで大差がつくなんて、巨人サイドも思わなかっただろう。 敗因は、ズバリ下柳。狭い球場で重量打線相手に、甘い球が高めに浮けば、 どうぞ大きいのを打ってくださいということになる。 一方、巨人内海投手も決して良い立ち上がりではなかったが、 完全に気迫で勝っていたように思う。 アゲアゲムードの巨人に対し、切羽詰まった阪神。 明日もやることなすことが裏目に出て、負ける確率はかなり高いだろう。 それでもいいではないか。きっと相手は近いうちに息切れする。 今の状態で我がチームにできることは、気持ちを切らさないこと。 もう開き直るしかない。 (2008,9,20)

セ・リーグ順位表 2008/9/20現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神12976521.598CSM2
巨 人13075532.5831.0
広 島13064624.50811.0
中 日13162645.49213.0
ヤクルト12758663.46816.0
横 浜12743831.34132.0
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日。

・東京ドームで行われた対巨人22回戦は、5vs9。
 ジャイアンツ打線の凄まじい集中力は、まるで何かに憑かれたようで、 誰が投げても止められなかっただろう。その精神力の差。 これ以上、語ることはない。誰も責められない。
 さあこれで原点に返って、スッキリ行こう。 (2008,9,21)

セ・リーグ順位表 2008/9/21現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13076531.589CSM2
巨 人13176532.5890.0
広 島13164634.50411.0
中 日13263645.49612.0
ヤクルト12758663.46815.5
横 浜12743831.34131.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日。

・対横浜19回戦は、3vs2。
 プロ初先発の石川が好投。3回まで危なげなく、球が走っていた。 4回表、吉村に特大2ランを打たれるが、その後も強気の投球を続けた。 特に5回表、勝ちの権利がかかる2死満塁、セリーグを代表する大打者村田に、 2-1からズバッとストレートを投じ見逃し三振に。本当はあれで野手が燃えなければいけなかった。 再三チャンスをつくりながら、結局、初回今岡のタイムリー、2回関本の2点タイムリーで得た3点止まり。 まだ復調とは言えない。なんと8回から藤川を投入し、辛くも逃げ切りに成功。
 色々課題の残る試合内容だが、もうここまで来たら、とにかく勝てばいい。 そのうちきっと巨人は息切れする。1つ1つ総力戦だ。 (2008,9,22)

セ・リーグ順位表 2008/9/22現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13177531.592CSM1
巨 人13277532.5920.0
中 日13364645.50012.0
広 島13264644.50012.0
ヤクルト12858673.46416.5
横 浜12843841.33932.5
CSM:クライマックスシリーズ進出マジック。対象チームは中日,広島。

・対横浜20回戦は、1vs1、延長12回引き分け。これでCS進出と2位以上が確定。
 なぜ打てない? 見ていて本当に歯がゆい試合だった。 12回まで戦って、たった3安打。そのうちの1つが、鳥谷の同点ソロ。 延長に入ってもまったく打てないから、久保田の投球にヒヤヒヤの場面が続いた。 負けなかったからいいなどと、お世辞にも言えない。 こんな調子で残り試合、本当に大丈夫なのか。意地を見せて欲しい。 (2008,9,23)

セ・リーグ順位表 2008/9/23現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13277532.592-
巨 人13377533.5920.0
広 島13364645.50012.0
中 日13464655.49612.5
ヤクルト12959673.46816.0
横 浜12943842.33932.5
阪神のクライマックスシリーズ進出決定。2位以上が決定。

・対横浜21回戦は、5vs2。
 本当に久しぶりにタイガースらしい野球を見た気がする。 初回に村田のタイムリーで先制され、その裏、チャンスをつくりながら得点できなかったときは、 少し重苦しい雰囲気だった。ところが3回裏、今岡の2ランで逆転したところから、ムードが一気に変わる。 4回裏には代打林の内野ゴロで3塁走者関本が好走塁を見せ3vs1。赤星のタイムリーで4vs1。 6回表に内川にソロを打たれて4vs2。8回裏に赤星のタイムリーで5vs2。 投手陣は先発リーソップが4回まで。チャンスに代打林が送られたためだが、その采配がバッチリ当たった。 5・6回を福原。あとはアッチソン、ウイリアムス、藤川。
 まだまだ絶対に負けられない試合が続く。 (2008,9,24)

セ・リーグ順位表 2008/9/24現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13378532.595-
巨 人13478533.5950.0
中 日13565655.50012.5
広 島13464655.49613.0
ヤクルト13059683.46517.0
横 浜13043852.33633.5
阪神のクライマックスシリーズ進出決定。2位以上が決定。

・対横浜22回戦は、5vs3。
 阪神先発は安藤、横浜先発はルーキー阿斗里。この顔合わせを見ても、今日は絶対に勝たなければいけない試合。 安藤は4回まで3安打無失点。4回裏にチャンスであわや代打を送られるところだったが、 前の打者矢野が凡退して2死となったために、そのままバッターボックスへ。すると安藤自ら 先制点となるタイムリーをたたき出す。これで打線に火がつく。赤星が続き、 平野のタイムリーで2vs0。今岡が満塁の走者一掃タイムリーを放ち5vs0。その後、3点を返されるが、 J−A−Fと無失点リレー。藤川は通算100セーブをマークした。
 見ていて胃の痛くなるような4連戦だった。最善の4連勝とはいかなかったが、 3勝1分はそれに準ずる。明後日の直接対決を前に、たとえ1ゲームでも差をつけられたのはよかった。 これで気持ち的にも優位に立てる。明後日はどんなことをしてでも、絶対に勝つ! (2008,9,25)

セ・リーグ順位表 2008/9/25現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13479532.598-
巨 人13578543.5911.0
中 日13565655.50013.0
広 島13565655.50013.0
ヤクルト13059683.46517.5
横 浜13143862.33334.5
阪神のクライマックスシリーズ進出決定。2位以上が決定。

・対巨人23回戦は、4vs6。
 気持ちで負けたということ。仕切り直し。 (2008,9,27)

セ・リーグ順位表 2008/9/27現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13579542.594-
巨 人13679543.5940.0
中 日13666655.50412.0
広 島13666655.50412.0
ヤクルト13159693.46117.5
横 浜13243872.33134.5
阪神のクライマックスシリーズ進出決定。2位以上が決定。

・試合のなかった今日、2位巨人が中日に敗れ、 単独首位に戻る。7度目のマジック8が点灯。 (2008,9,28)

セ・リーグ順位表 2008/9/28現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13579542.594M8
巨 人13779553.5900.5
中 日13767655.50811.5
広 島13767655.50811.5
ヤクルト13259703.45718.0
横 浜13243872.33134.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・対広島24回戦(最終戦)は、5vs3。
 2回裏に今岡が先制ソロ。4回裏には新井、金本のヒットで無死1・2塁から今岡の併殺で2死2塁に。 ここで終わっていれば嫌なムードになっただろうが、続く鳥谷のタイムリーで2vs0。 関本がヒットで続き、矢野のタイムリーで3vs0。先発ルーキー石川が勝ちの権利を持ったまま6回からアッチソンにスイッチ。 ところが、雨でぬかるんだマウンドのせいもあるとは思うが、アッチソンが単打と2四球で満塁としてしまい、 シーボルに2点タイムリーを打たれる。更に7回表にはウイリアムスも栗原にタイムリーを許し、 ついに3vs3。石川の勝ちを消してしまった。流れを止めるべく8回からマウンドに上がった藤川が 抑えると、その裏、金本の2ランが飛び出し5vs3。9回表も藤川が締めた。
 明日が甲子園最終戦。有終の美を飾れるように、明日も新井のいる頼もしい打線に期待したい。 (2008,9,29)

セ・リーグ順位表 2008/9/29現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13680542.597M7
巨 人13779553.5901.0
中 日13767655.50812.0
広 島13867665.50412.5
ヤクルト13259703.45718.5
横 浜13243872.33135.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・中日戦は、雨天中止。
 巨人が横浜に勝ったため、ゲーム差は0.5に縮まる。 (2008,9,30)

セ・リーグ順位表 2008/9/30現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13680542.597M7
巨 人13880553.5930.5
中 日13767655.50812.0
広 島13967675.50013.0
ヤクルト13360703.46218.0
横 浜13343882.32835.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

セ・リーグ順位表 2008/10/1現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13680542.597M7
巨 人13880553.5930.5
中 日13868655.51111.5
広 島14067685.49613.5
ヤクルト13461703.46617.5
横 浜13443892.32636.0
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

セ・リーグ順位表 2008/10/2現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13680542.597M7
巨 人13880553.5930.5
中 日13969655.51511.0
広 島14168685.50013.0
ヤクルト13561713.46218.0
横 浜13543902.32336.5
M:優勝マジック。対象チームは巨人。

・神宮で行われた対ヤクルト21回戦は、5vs7。
 4回表に鳥谷のタイムリーで先制。5回表、相手投手の暴投と今岡の2点タイムリーで4vs0。 6回表、赤星のタイムリーで5vs0。このまま楽勝かと思われたが、 7回裏に2番手久保田が打ち込まれ満塁となり、3番手ウイリアムスが4失点で5vs4。 8回裏には4番手アッチソンも打たれ、1死1・2塁から登板した藤川も制球が定まらず、 暴投とタイムリーで3失点してついに5vs7。
 おそらくこれ以下はない最悪な負け方。終盤にK-J-A-Fが皆打たれて5点を守れなかった。 仕方ないとしか言いようがない。後で振り返って、この試合がすべてだった、なんてことにならなければいいが・・。
 それでも前を向いてゆくしかない。このまま沈むわけにはいかないのだ。 (2008,10,3)

セ・リーグ順位表 2008/10/3現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13780552.593-
巨 人13880553.5930.0
中 日14070655.51910.0
広 島14168685.50012.5
ヤクルト13662713.46617.0
横 浜13643912.32136.5
阪神の2位以上は確定している。

・神宮で行われた対ヤクルト22回戦は、延長12回、2vs2引き分け。
 1回表、2死満塁から今岡の犠飛で先制。1回裏、1死2・3塁から畠山の2点タイムリーで逆転。 4回表、1死3塁から鳥谷のタイムリーで2vs2。更に矢野が2ベースで続いたが追加点ならず。 そのまま両チームとも得点なし。阪神投手陣は先発下柳が5回まで、 6・7回をアッチソン、8回からなんと藤川を投入。延長戦に入り10回をウイリアムス、 11回から渡辺と、贅沢に注ぎ込んだ。特に渡辺は中6日でありながら見事な投球で、 次も期待できる。
 重苦しい試合で、あと1点が入らなかった。今日は負けなかったというより、 勝てなかったというべき。この重苦しさは、いつ払拭されるのか。 (2008,10,4)

セ・リーグ順位表 2008/10/4現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13880553.593-
巨 人13980563.5880.5
中 日14171655.5229.5
広 島14268695.49613.0
ヤクルト13762714.46617.0
横 浜13744912.32636.0
阪神の2位以上は確定している。

・神宮で行われた対ヤクルト23回戦は、8vs3。
 先発石川は5回まで無安打ピッチング。6回に3安打で2失点するまで、良く投げた。 攻撃陣は4回表に相手のエラーに乗じて一気に5得点。一昨日のこともあるので、 追加点が欲しかったが、なかなかチャンスを掴めず。 そうこうするうち、2番手アッチソンが押し出し死球で1失点し、5vs3。 こうなると今日も8回から登板した3番手藤川にすべてを託すことになるが、 9回表にバルディリスが3ランを放ち、試合を決めた。藤川は最終回も危なげなく抑え、37セーブめ。
 なんとか踏みとどまったような勝利。今日は主力選手ではなく、 新人石川と、ひろし(バルディ)に救われた。皆が一丸となって、必死に食らいついている。 (2008,10,5)

セ・リーグ順位表 2008/10/5現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神13981553.596-
巨 人14081563.5910.5
中 日14271665.51810.5
広 島14369695.50013.0
ヤクルト13862724.46318.0
横 浜13844922.32437.0
阪神の2位以上は確定している。

・神宮で行われた対ヤクルト24回戦(最終戦)は、1vs3。
 なぜこんなに重苦しいのか。もちろん置かれた状況の違いはあるし、 相手投手の好投もあるが、チャンスにもう一本が出ない。結局得点は、 4回表の金本のソロHRのみ。
 これでまた首位が並んだ。残り4試合を3勝したほうが優勝だと私は見る (両軍とも全勝は無理だろう)が、そうすると、明日の試合は絶対に負けられない。 もちろんファンとして諦めたわけではないが、客観的にみると、 極めて厳しい状況である。「まだ並んだだけ。今日から開幕と思えばいい」 なんてなぐさめが、空疎に聞こえて仕方ない。今日の戦いぶりを見るにつけ、 これが実力、ここまでなんだ、と思わざるを得ない。 (2008,10,6)

セ・リーグ順位表 2008/10/6現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14081563.591-
巨 人14081563.5910.0
中 日14271665.51810.0
広 島14469705.49613.0
ヤクルト13963724.46717.0
横 浜13945922.32836.0
阪神の2位以上は確定している。

・対横浜戦は、 初回先頭の赤星がヒットで出塁。関本が送り、相手捕手のパスボールで1死3塁。 新井がタイムリーヒットを打ち先制。しかし1回表を終えたところで中断。 そのまま雨天ノーゲームとなる。これで、明日は81勝56敗3分(残試合4)のまったく同率首位同士で 最終決戦を迎えることに。もうどんな理屈も関係ない。予想すらつかない。とにかく戦うだけだ。


 ソフトバンク王監督が最終試合を終えた。プロ野球ファンの誰もが、淋しい気持ちでいっぱいではないだろうか。 世界の王という名前は、我々野球ファンの心の中に、永遠に生き続けます。 王監督、ほんとうに今までありがとうございました。 (2008,10,7)

セ・リーグ順位表 2008/10/7現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
阪 神14081563.591-
巨 人14081563.5910.0
中 日14371675.51410.5
広 島14469705.49613.0
ヤクルト14064724.47116.5
横 浜13945922.32836.0
阪神の2位以上は確定している。

・東京ドームで行われた対巨人最終戦は、張り詰めたムードの中、進んでいった。 初回、赤星が初球を打って出塁。2番関本の送りバントを捕手阿部がすかさず拾って2塁へ投げ、ダブルプレーに。 もうあの時点で、今日の形勢は決まっていたように思う。結局得点は押し出し死球の1点のみで、1vs3。
 負けた方が弱かったということ。ただそれだけ。安藤は良く投げた。 守備も皆よく守った。誰の責任でもない。これが今の実力だ。 (2008,10,8)

セ・リーグ順位表 2008/10/8現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14182563.594M2
阪 神14181573.5871.0
中 日14371675.51411.0
広 島14469705.49613.5
ヤクルト14165724.47416.5
横 浜14045932.32637.0
阪神の2位以上は確定している。

・本日試合はなかったが、 巨人が横浜に負けたため、ゲーム差は0.5。 (2008,10,9)

セ・リーグ順位表 2008/10/9現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14282573.590M2
阪 神14181573.5870.5
中 日14371675.51410.5
広 島14469705.49613.0
ヤクルト14165724.47416.0
横 浜14146932.33136.0
阪神の2位以上は確定している。

・横浜で行われた対横浜23回戦は、まさかの3vs4。
 3回表、2死3塁から金本が先制2ラン。5回表、関本が中押しとなるソロで3vs0。 雨の中、5回を終えて試合成立。このときまで、楽勝を確信していた。 ところが、6回裏、1死1・2塁から首位打者を狙う内川にタイムリーを打たれ3vs1。 ここで先発下柳を諦め、2番手アッチソンに。速い真っ直ぐで押す投球スタイルは、 HRバッターには特に注意しなければ、大けがをする。 しかしその心配が的中してしまう。本塁打王を狙う4番村田に、 カウント2-1から高めストレートをスタンドに運ばれてしまう。これで3vs4。 その後の阪神攻撃陣は、出塁しても決定打の出ないお決まりのパターン。 最終回も2死1・3塁まで進めながら、1点が返せなかった。
 打たれたアッチソンを責めるのではなく、打った村田を褒めるべき。 結果は結果である。この悔しさを、ナインはきっとCSにぶつけてくれるに違いない。
 読売ジャイアンツの関係者ならびにファンの皆さん、おめでとうございます。 若手を立派に育てた原監督の手腕には敬意を表します。 ただ、劇的な逆転勝利ではあっても、結果は鼻の差。我々はきっとリベンジします。 (2008,10,10)

セ・リーグ順位表 2008/10/10現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14383573.593優勝
阪 神14281583.5831.5
中 日14371675.51411.0
広 島14469705.49613.5
ヤクルト14265734.47117.0
横 浜14247932.33636.0
全チーム順位確定。

・横浜で行われた対横浜最終戦は、4vs5。逆転負けで4連敗。(2008,10,11)

セ・リーグ順位表 2008/10/11現在
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14484573.596優勝
阪 神14381593.5792.5
中 日14371675.51411.5
広 島14469705.49614.0
ヤクルト14365744.46818.0
横 浜14348932.34036.0
全チーム順位確定。

・スカイマークスタジアムで行われた対中日最終戦(今期最終試合)は、4vs1。 岩田にうれしい10勝目がついた。何より、CSで最初に当たる中日に対し、 勝って終えられたことは良かった。
 今年の成績は、82勝59敗3分。巨人とはたった勝数2つの差。 ずっと首位を独走し、M7まで行って、追いつかれて、追い越されて、終わった。 球史に残る悲劇に、改めてやりきれなさがわき上がってくる。 しかし、これだけ勝ち星を重ねられたことは、誇りに思うべきだろう。さあ、気を引き締めてCSに突入だ。 (2008,10,12)

セ・リーグ順位表 2008/10/12 全日程終了
順位チーム試合数勝数負数引分勝率ゲーム差
巨 人14484573.596優勝
阪 神14482593.5822.0
中 日14471685.51112.0
広 島14469705.49614.0
ヤクルト14466744.47117.5
横 浜14448942.33836.5

・京セラドームで行われたセ・リーグ クライマックスシリーズ 第1ステージ第1戦は、 阪神0vs2中日。
 先発安藤は立ち上がりを攻められ、ウッズに先制タイムリーを許すものの、 その後は非常に調子よく、味方の援護がない中で、キッチリ試合を作った。 5回裏の得点機に代打を送られ降板するが、その代打の桧山が凡退。 2番手アッチソンが6回表に森野に被弾し0vs2。 打撃陣は計6安打と再三チャンスを作るが結局零封負け。
 すべては打撃陣のせい。シーズン終盤の状況と何ら変わっていない。 予想していたこととはいえ、ここまで打てないとは呆れる。相手だって 決して今得点能力が高いわけではないのに・・。 もうこんな試合は見たくない。 (2008,10,18)

・セ・リーグ クライマックスシリーズ 第1ステージ第2戦(京セラドーム):阪神7vs3中日。
 今日のヒーローは鳥谷だ。初回、金本の先制タイムリーのあと、 1死1・2塁から3ラン。4vs2とされた直後の6回裏、先頭でソロHRを放ち、計2本で4打点。
 どんなに打てなくても、調子が戻らなくても、ずっと使い続けてくれた岡田監督。 その監督に恩返しできるのは、今しかない。岡田監督を胴上げするために、明日も鳥谷が活躍し、 またお立ち台に登ってくれることを、祈っている。 (2008,10,19)

・セ・リーグ クライマックスシリーズ 第1ステージ第3戦(京セラドーム):阪神0vs2中日。
 岩田と吉見の投げ合いで緊迫した0行進が続いた。 9回表、2死カウント2-3から藤川が選択したのは一番自信のあるストレート。 これをウッズが捉えた。その1球がすべて。あれ以上の選択はないし、藤川も矢野も悪くない。 見事な勝負だったと思う。
 これでタイガースの2008年が終わった。今言うべき言葉は、ありがとうだけだ。
 ドラゴンズには、ぜひ我々の代わりにジャイアンツを倒して欲しい。そして2年連続日本一をつかんでほしい。 それでこそ藤川球児が、岡田監督が、タイガースが、そして我々ファンが救われる。 (2008,10,20)


■今だけ中日ドラゴンズ応援板■

・東京ドームで行われたセ・リーグ クライマックスシリーズ 第2ステージ第1戦は、 4vs3で中日の勝利。
 1回表、先頭打者の李(イ・ビョンギュ)がいきなりソロHR。 4番ウッズもソロを放って2vs0。1回裏、ラミレスのタイムリーで2vs1。 4回裏、谷のソロで2vs2。5回表、1死満塁から和田が押し出し死球を選んで3vs2。 しかしその裏、木村拓也のタイムリーですかさず3vs3の同点に。 8回裏、1死満塁で代打高橋というピンチを小林投手が併殺に切ってとり無失点。 9回表、2死から中村紀のタイムリーで4vs3。最後は岩瀬が締めた。
 息詰まる好ゲームだったが、ドラゴンズがまさに自分たちらしい守り勝ち。 この勢いが、明日も続くことを期待したい。 (2008,10,22)

・東京ドームで行われたセ・リーグ クライマックスシリーズ 第2ステージ第2戦は、 2vs11とドラゴンズが敗れ、対戦成績はアドバンテージを含めて中日1勝vs巨人2勝となった。
 小笠原が2ランと満塁HR。ラミレス2ラン、李(イ・スンヨプ)ソロと、 HRだけで9得点という、巨人お得意の攻撃。完全に調子づかせてしまった。 一方、中日も森野、平田にHRが出たが、 安打数は巨人17に対して中日5と圧倒的に打ち負け。何より先発朝倉が2回6失点と大誤算だった。
 昨日は中日らしい勝ち方だったから、これで勢いは五分五分。 明日は中日投手陣の奮起を期待したい。 (2008,10,23)

・東京ドームで行われたセ・リーグ クライマックスシリーズ 第2ステージ第3戦は、 延長12回5vs5引き分け。
 息詰まる好ゲーム。巨人が3回裏、鶴岡のソロで先制すれば、 中日は4回表、和田の2ランで逆転。谷繁のタイムリーで3vs1とした。 6回裏、脇谷の内野安打で3vs2。李(イ・スンヨプ)の3ランで3vs5と逆転。 8回表、ウッズのソロで4vs5。土壇場の9回表、谷繁のタイムリーで5vs5と追いつく。 延長戦に入り両者譲らず、結局引き分け。
 ドラゴンズにとって、この引き分けは負けに等しく、厳しい展開となった。 だが、可能性が残っている限り、連覇目指して全力で戦って欲しい。 (2008,10,24)

・東京ドームで行われたセ・リーグ クライマックスシリーズ 第2ステージ第4戦は、 残念ながら2vs6でドラゴンズが敗退し、ジャイアンツが日本シリーズ進出を決めた。
 今日の試合展開は、レギュラーシーズン終盤のジャイアンツの勢いがそのまま続いていることを 見せつける結果となった。2vs2の同点で迎えた8回裏、主砲ラミレスの勝ち越し2ランが、 すべてを物語っていた。
 ドラゴンズにはタイガースの代わりに勝ち進んで欲しかったが、それでもよく踏ん張ってくれた。 拍手を贈りたい。私は読売のファンでも西武のファンでもないので、申し訳ないが日本シリーズ への興味は失せてしまった。 (2008,10,25)

・阪神タイガースの次期監督として、真弓新監督が正式に発表された。 古くからのファンとしてもうれしい限りである。アキノブさんからアキノブさんへの監督交代。 大いに期待したい。
 ただ一点、気になったことがある。会見で「まずは守備力」と語っていたことだ。 確かに中日などに比べると、プロ中のプロを感じさせる野手が少ない。だが、守りへの闘志は 現状でも既に十分に感じられる。今年勝てなかったのは、ここ一番で打てないことがあまりにも多かったからではないか。 打撃陣の補強という話も聞こえてくるから新監督の言葉はカムフラージュなのかもしれない。 それならいいのだけれど、金本、新井、今岡ら主軸のやる気を削ぐような方針は避けていただきたい。 それから、若手を大きく育ててほしい。次世代の主軸を張れる桜井のほか、 庄田や坂なども鍛えて欲しい。また次の正捕手はどうするのか。浅井を戻すのか、狩野を育てるのか、 よそから取るのか。確実に勝ち星の上げられる先発投手ももっと確保したい。問題は山積である。 (2008,10,27)

・2008年岡田監督から発せられた、忘れられない最高のひと言。

 「最後に打たれたのが、お前でよかった」

(10月20日クライマックスシリーズ第3戦で、0vs0の9回表に藤川球児が投じた 渾身のストレートをタイロン・ウッズに捕らえられ、そのまま敗戦。 試合後、その藤川に対して監督が掛けたことば) (2008年11月29日)

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