ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.1201〜1220


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2007年5月24日
No.1201: とびっきりサワー メロンクリームソーダ / 合同酒精
 とびっきりさわー めろんくりーむそーだ / ごうどうしゅせい
とびっきりサワー メロンクリームソーダ とびっきりサワー メロンクリームソーダ review
 GODOとびっきりサワーが、いつの間にか新しくなっていた。 といっても、おそらく缶のデザイン変更だけなのかもしれないが。 だいぶ前にスーパーでみつけて、とりあえず買って帰ってきたものだ。

 グラスに注いだ色は、やや白濁したきれいなグリーン。いかにもクリームソーダ。
 香りもメロンソーダにアイスクリームの溶け込んだクリームソーダそのもの。 子供が誤って飲みそうな感じ。味もまさにクリームソーダ。 甘みが強く、アルコール感は弱い。
 アルコール分4%。無果汁。原材料:醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、香料、酸味料、 クエン酸Na、着色料(黄4・青1)。「メロンの優しい香りがうれしい甘口のサワーです。」

 中身は変わっていないと思っていたが、原材料をみると、以前の製品にはなかったクエン酸Naが 添加されている。味に違いは感じられなかったが。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月25日[1]
No.1202: ハイボーイ 福島産の白桃 / 合同酒精
 はいぼーい ふくしまさんのはくとう / ごうどうしゅせい
GODO Hi-BOY 白桃 GODO Hi-BOY 白桃 review
 最近、私のよく行くダイエー系、イオン系のスーパーのほか、DSなどでも、 急にGODOハイボーイをたくさん仕入れるようになった。 以前からある商品だが、ほとんど売られているのを見なかったのだ。
 これまで当サイトでは、レモングレープフルーツのみ取り上げていたが、 今回他のフレーバーもたくさん入手したので、徐々に飲み進めてゆこうと思う。 まず今日は、白桃を。

 色は無色透明。香りは、実に軽やかで上品な白桃香。普通、桃味チューハイは、 くどいくらいに濃厚なものが少なくないのだが、これはかなりやわらかい香りである。
 味のほうは、決して甘味は弱くはないのだが、かといって重たさもない。 かなり人工的な味わいだから、ある意味取って付けたようで、くどさがない。

 白桃果汁1%。アルコール分5%。原材料:白桃果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、 酸味料、香料、クエン酸Na。 「福島産白桃の華やかな香りと上品な甘さがほんのり広がるチューハイです。」

 パッケージデザインから想像されるように、シャープな仕上がりのチューハイ。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月25日[2]
No.1203: かのか 深層地下水割り / アサヒ
 かのか しんそうちかすいわり / あさひ
かのか 深層地下水割り かのか 深層地下水割り review
 未入手の新製品を、毎日血眼になって探し回っているが、どうしてもみつからない。 イライラしつつも、こんなときは、冷蔵庫の在庫整理と行きたい。
 アサヒが販売している「麦焼酎かのか」の水割り缶。これ、買ったのいつだったんだろう というくらい、冷蔵庫の肥やしになっていたのだが、こういう機会に開けておこうと思う。

 色はもちろん無色透明。香りは実に軽やかでシャープ。くせの弱い麦焼酎の中でも、 「かのか」は特にさらりとくせがない。
 味もストレートで澄み切っている。ふんわりやわらかいアルコール感。 焼酎好きには物足りないかもしれないが、この何者も邪魔しない味わいは、 繊細な和食のお供にもぴったりだろう。

 アルコール分10%。原材料:焼酎甲類53%(糖蜜・タピオカ・麦)、焼酎乙類47%(麦・麦麹・米麹)。 「焼酎甲類に麦を使用した焼酎乙類を混和した焼酎です。」 製造者:ニッカウヰスキー(株)。販売者:アサヒビール(株)。

 かのかというのは、漢字で「佳の香」と書くらしい。知らなかった。 つまり、佳き香(よきかおり)という意味だったんだね。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月26日
No.1204: タカラCANチューハイ スッキリ果実のお酒 白桃 / 宝酒造
 たからかんちゅーはい すっきりかじつのおさけ はくとう / たからしゅぞう
タカラ スッキリ果実のお酒 白桃 タカラ スッキリ果実のお酒 白桃 review
 新製品がみつからないので、今日も冷蔵庫の在庫整理。以前「サワー スッキリ果実のお酒」 という名前だったが、今はサワーの文字が取れた、「スッキリ果実のお酒」シリーズ。 全5種のうち、既にライチレモンを飲んでいる。

 外観は透明に近いが、ほんのり白濁。桃味チューハイにしては、色が薄い。 香りも比較的軽やか。スッキリとした白桃香。
 口当たりも軽やかで、炭酸のピリピリ感が強い。 甘味は弱くはないが、甘ったるくはない。後味はスッキリ。アルコール感は弱い。

 アルコール分4%。果汁3.4%。原材料:白桃果汁、醸造用アルコール、糖類、香料、酸味料、ビタミンC。 「白桃ならではの上品な香りとやさしい甘さをすっきりと仕上げた、気軽に楽しめるチューハイです。」

 旧製品と、原材料などがまったく同じ。内容は変わっていないのかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月27日
No.1205: タカラCANチューハイ スッキリ果実のお酒 巨峰 / 宝酒造
 たからかんちゅーはい すっきりかじつのおさけ きょほう / たからしゅぞう
タカラ スッキリ果実のお酒 巨峰 タカラ スッキリ果実のお酒 巨峰 review
 昨日に引き続き、タカラCANチューハイ・スッキリ果実のお酒シリーズを飲む。 全5種のうち、これまでライチレモン白桃と飲んできて、 今日は4種めとして、巨峰を。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い紫というか、ピンク色に近い。 香りはまさにぶどうキャンディのような甘さ。深みも感じられる。
 炭酸が強いので、ピリピリ感が心地よく、シャープな飲み口。後味もサッパリしている。 ぶどうのタンニン分もしっかり感じられる。

 アルコール分4%。果汁1.5%。原材料:ぶどう果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料、野菜色素。 「厳選した国内産巨峰果実を使用。上品な甘さをすっきり仕上げた、気軽に楽しめるチューハイです。」

 旧製品と内容が変わっていないのかと思いきや、原材料をみると、旧製品にはなかった野菜色素が使われている。 そういえば、色が変わったように思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月28日
No.1206: ジョッキ淡旨 <限定醸造> / サントリー
 じょっきあわうま / さんとりー
サントリー ジョッキ淡旨 サントリー ジョッキ淡旨 review
 明日5月29日が発売日となっているサントリージョッキ生シリーズの新顔。 限定品だ。

 グラスに注ぐと色が名前の通り極めて淡く、レモン色とでもいうべき外観。 泡はきめ細かいが、持続はしない。左の写真は、思い切り泡が盛り上がったところで減衰する前に撮ったものだ。
 軽やかで清々しいホップ香。臭みはない。 口当たりも澄んでいて、ほんのり麦の旨みのようなものが感じられる。 苦味は弱く、やわらかな酸味がある。後味はスッキリ。

 アルコール分5%。原材料:発泡酒、スピリッツ(小麦)。

 発泡酒に小麦スピリッツを混ぜるやり方は、 ジョッキ黒ジョッキ芳醇と同じ。 本家ジョッキ生とはまったく違う製法だと言える。 その本家ジョッキ生のところで、「もっとスカスカな炭酸飲料に仕立てた方が、 よほど良心的」と私は書いたが、これはまさにそんな感じ。だが、スカスカというより、 軽やかでありながらちゃんと味わいがある。
 正直言って期待していなかっただけに、予想外の出来映えに驚いた。夏向きの爽やかさ。
種別 新ジャンル
2007年5月29日
No.1207: カロリ。サマーオレンジ <限定出荷> / サントリー
 かろり。さまーおれんじ <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー カロリ。サマーオレンジ サントリー カロリ。サマーオレンジ review
 うっかり発売情報を逃していて、発売日から少し経ってしまった。 5月22日にファミリーマート限定で発売されたカロリ。

 グラスに注いだ外観はほぼ無色透明だが、若干の濁りがある。 酸味の強そうなシャープな柑橘香。ほとばしるようなフレッシュ感。
 口当たりはキュンと酸っぱく、みかんの皮の苦味のようなものが感じられる。 カロリ。特有の人工的な甘さは奥に引っ込んでいるけれども、 飲み込んだ後にやや喉に引っかかる感触がある。これが甘味料だろうか。 せっかく爽やかな味わいなのに、この最後の引っかかりが少し気になる。

 アルコール分4%。果汁4%。原材料名:甘夏みかん、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。カロリー50%オフ。糖質80%オフ。

 ファミリーマートはこうしてしばしば限定品を出してくるが、 メーカーのほうにもメリットはあるのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月30日
No.1208: 白桃とコエンザイムQ10のお酒 ソーダ割り / サントリー
 はくとうとこえんざいむきゅーてんのおさけ そーだわり / さんとりー
サントリー 白桃とコエンザイムQ10のお酒 ソーダ割り サントリー 白桃とコエンザイムQ10のお酒 ソーダ割り review
 昨日5月29日にLAWSON限定で発売されたもの。
 「白桃とコエンザイムQ10のお酒」は、サントリーから既発売のリキュール。 当サイトではリキュールそのものを取り上げることは基本的にないのだが、このように"割ったもの" については、飲むことにしている。

 グラスに注ぐと色はかなり白濁。グラスの向こうが見えないくらい。 桃の甘い香り満載だが、腰が強く、トロピカルなニュアンスがあるので、 桃だけではないようだと思って原材料を見たら、マンゴーも入っている。
 味も甘味がたっぷりとし、アルコール感は弱い。炭酸がそれほど強くないので、 爽やかさにも欠ける。飲み干した後にも、口中に甘味が残る。

 アルコール分4%。果汁3.8%(白桃3%)。原材料:白桃、マンゴー、 スピリッツ、コエンザイムQ10、糖類、酸味料、香料、果実色素。 「美容と健康を意識する女性から人気のコエンザイムQ10を加えた、 フルーティで美味しい桃のお酒(ソーダ割り)です。当製品1缶あたり10mgのコエンザイムQ10 を含んでいます。」

 実はこの製品も、発売情報をうっかり逃していて、たまたま店頭で発見した。 コンビニ各社は、新製品についての告知期間が概して短いので、 見落としてしまっていることがよくある。気をつけよう。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年5月31日
No.1209: 極旨 / アサヒ
 ごくうま / あさひ
アサヒ 極旨 アサヒ 極旨 review
 アサヒ極旨が5月中旬製造分からリニューアルした。既に店頭に並び始めている。
 新ジャンルの中では元々出来の良い方なので、今回どのように変わっているかが楽しみだ。

 泡はきめ細かく、泡持ちはほどほど。液色は淡い黄金色。
 ホップの香りが清々しいが、ほのかに酢酸系の臭いがある。あまりにも気にして一生懸命嗅ぐから みつけてしまうんだろうか、そういった好ましくない臭いを。というくらいに、かすかではあるけれど。
 口当たりはシャープ。苦味が金属的で、スーパードライに似ている。 味に重みはないけれども、その典型的な苦味が七難隠しているといった感じなのだ。 飲み込んだ後鼻から息を抜くと、ビールにも似た麦っぽさがある。
 温度が上がると、酢酸系の臭みが少し出てくるのだが、 よく冷えた状態では、スーパードライから旨み成分だけを減じたようなクリアさがある。

 アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、糖類)、スピリッツ(大麦)。

 苦味のインパクトがかなりあるし、クリアさも増したし、 実にアサヒらしい方向へクオリティ・アップしたと思う。
 先日のサントリー・ジョッキ淡旨もそうだが、あまり期待できないと思っていた新ジャンルが、 確実に進化を遂げている。この努力にはホントに頭が下がる。醸造技術者自身のためになっているかどうかは、 別として。
種別 新ジャンル
2007年6月2日
No.1210: 氷結 レモン / キリン
 ひょうけつ れもん / きりん
キリン 氷結 レモン キリン 氷結 レモン review
 キリン氷結が5月製造分からリニューアルしている。 まだ全種入手したわけではないが、手に入ったものから順次飲み進めてゆきたい。 まず今日は、レモンを。

 グラスに注いだ液色は、かすかに白濁。レモン果汁を垂らしたイメージか。 フレッシュ感あふれるレモン香。少し甘そうな感じ。
 スッキリクリアな味。アルコール感も適度にあるので、決してジュースっぽいわけではない。

 アルコール分7%。果汁3.8%。原材料:レモン果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。

 既に完成度の高い氷結だから、これ以上どんな風に変わるのかと思っていたが、 やはりほとんど変わっていないようである。ただ、缶にも書かれているように、 果汁分がUPしているらしい。といっても、このレモンは3.5%から3.8%への変更だから、 ほとんど変わりないと言っていい。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月3日[1]
No.1211: 氷結 グレープフルーツ / キリン
 ひょうけつ ぐれーぷふるーつ / きりん
キリン 氷結 グレープフルーツ キリン 氷結 グレープフルーツ review
 キリン氷結が5月製造分からリニューアル。 手始めに昨日レモンを飲んだが、今日は2種目としてグレープフルーツを。

 グラスに注いだ液色は、かすかに白濁。 香りはガムのように甘そうな感じで、グレープフルーツチューハイに典型的なお菓子っぽい香り。
 その香りの甘いイメージのわりには、味はそれほど甘ったるくはない。 非常にうまい落としどころというか、薄くも濃くもない。 しかも後味はスッキリ。そのバランスの取り方がうますぎて、 何の感動も生まない。

 アルコール分6%。果汁4.8%。原材料:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。

 旧製品と比べて、果汁が4.5%から0.3%だけ増えた。 缶にも「果汁分UPでさらにみずみずしく!」と書かれているのだが、 たったこれだけの増量で果汁分UPというのは、 ただそう言いたいがための形式的な増量だと思わざるを得ない。
 べつにそれがケチ臭いなどと言うつもりはない。むしろ、大きく手を加える必要性がないくらいに、 既に完成度が高いのだと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月3日[2]
No.1212: タカラCANチューハイ レモン(PETボトル)/ 宝酒造
 たからかんちゅーはい れもん(ぺっとぼとる) / たからしゅぞう
タカラCANチューハイ レモン PETボトル タカラCANチューハイ レモン PETボトル review
 タカラCANチューハイ(レギュラー)はロングセラー商品だが、 ラインナップの中には、PETボトルもある。 中身は缶入りと変わらないが、PETボトル入りチューハイというのが面白いので、 いちおうこんなものもありますよという意味で、取り上げておこうと思う。飲んだのは500ml入りだ。 PETボトルなのに、CANチューハイというのが面白い。

 外観はほんのりレモン色。 香りはかなりシャープで人工的な感じ。芳香剤のようでもある。
 口当たりもシャープでアルコール感が強い。酸味が強く、甘味は弱い。 後味もクリア。まさに大人のレモンチューハイだ。

 アルコール分8%。果汁3.3%。原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、紅花色素。

 このPETボトル入りは、普段はほとんど売られているのを見ないのだが、 時々個人経営の小さな酒店などで見かけることがある。しかし、 この500ml入り以外に、600ml入りと1.5L入りがあるようなのだが、 それらにはまったくお目にかかったことがない。
 ところで、ペットボトルのPETって、どういう意味かご存じですか。 素材名であるポリエチレンテレフタレートの略なんですよ。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月4日[1]
No.1213: COCKTAILカロリ。ブルーハワイ <夏限定> / サントリー
 かくてるかろり。ぶるーはわい <なつげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ブルーハワイ サントリー COCKTAILカロリ。ブルーハワイ review
 明日6月5日発売のカクテルカロリ。夏限定品。 2種あるうち、今日はブルーハワイのほうを飲む。

 グラスに注いだ色は、想像よりもかなり薄く、くすんだ感じの空色。 パイナップルの華やかな香りが強く、まさにトロピカルな印象。
 味はパイナップルの甘さに、レモンの酸がアクセントになり、 ピリピリとした炭酸がさらに全体を引き締める。 飲んでいる間は、人工甘味料の薄ら甘さは後ろに隠れている。 飲み込んだ後に、口中にじんわり残る程度。

 果汁2%。アルコール分4%。原材料:パイナップル、レモン、 スピリッツ、ラム、レモン蒸留酒、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 クチナシ色素、ベニバナ黄色素。カロリー50%オフ。

 ブルーハワイといえば、先だってアサヒ・カクテルパートナーの新しい基幹商品として、 ラインナップに加わったばかりだが、やはり、あちらよりはあっさり系である。
 私は個人的には、一連の「カロリ。」シリーズの甘味料の喉に引っかかるような後味がどうしても気になるのだが、 気にならない人であれば、これは爽やか・軽やかかつトロピカルで、いいと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月4日[2]
No.1214: カルピスサワー プレミアムリッチ / カルピス
 かるぴすさわー ぷれみあむりっち / かるぴす
カルピスサワー Premium Rich カルピスサワー Premium Rich review
 5月28日発売。240ml小瓶入りの特別なカルピスサワー。
 プレミアムと謳った製品なら、ぜひとも早く飲んでみたい。そう考え、私は当然、発売前夜から あちこち探し回った。おそらく安売りスーパーでは仕入れないだろうと思い、 コンビニを中心に探したのだが、まったく見あたらない。
 常に気にかけていたのだが、今日、ようやくam/pmで発見することができた。

 グラスに注いだ色は、かなりしっかり濃い白。向こう側が透けては見えない。 どっしりと重いヨーグルトのような香りは、明らかにこれまでのカルピスサワーとは違う。しかも、 どこか柑橘のようなフルーティさがあって、華やか。
 口に含むと、まずはしっかりとしたアルコール感があって、濃厚。 ヨーグルトっぽい酸味があるが、甘味も強い。苦味というか、渋みのようなものも感じられ、 スッキリ感はない。

 アルコール分6%。原材料名:乳酸菌飲料、脱脂粉乳、ウォッカ、ミルクスピリッツ、 マルトデキストリン、オリゴ糖、砂糖、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)。 『「カルピス」から生まれた"ミルクスピリッツ"を使用した、贅沢な濃さの「カルピスサワー」です。 ミルクスピリッツは、「カルピス」を丁寧に発酵して造った乳酒を単式で蒸留した こだわりのお酒で、華やかな香りが特徴です。』

 また、『「カルピス」「カルピスサワー」「プレミアムリッチ」は、カルピス(株)の商標です。』 との表記があり、「プレミアムリッチ」まで商標登録しているとは驚いた。
 驚くことずくめのプレミアムリッチだが、明らかに通常のカルピスサワー とは指向の違う製品だということが、わかった。入手価格は税込245円。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月5日
No.1215: カクテルパートナー ロングバケーション <夏の限定缶> / アサヒ
 かくてるぱーとなー ろんぐばけーしょん <なつのげんていかん> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ロングバケーション アサヒ カクテルパートナー ロングバケーション review
アサヒ カクテルパートナー ロングバケーション  カクテルカロリ。が出れば、カクテルパートナーも出る。 同じ今日6月5日、カクパー夏の限定缶が3種登場。こうやって一気に出ると、 飲み進めるのも大変だ。まず今日は、ロングバケーション。

 色はごく淡いオレンジ。粉ジュースのような外観だ。 香りは、缶の表記を先に見たからそれとなくわかるが、 恐らくマンゴーとパパイヤであろう甘い香りが立つ。なんだか色んな香りが混じって、 色つき消しゴムみたいな匂いになっている。
 味もやはりトロピカルな甘さが中心だが、意外と酸味もきいている。 濃さもそれほどではないので、かなり爽やかだ。

 果汁0.6%。アルコール分4%。原材料:ラム、キウイフルーツ果汁、パパイヤ果汁、 マンゴー果汁、糖類、酸味料、香料、ベニバナ色素、アントシアニン色素。

 今回の製品は、缶の裏側のデザイン(右写真)が、夏を感じさせてくれて、なかなか良い。
 最近にわかに忙しくなってきて、ほとんど休みの取れない今の私には、 Long Vacationという響きは魅惑的。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月6日
No.1216: COCKTAILカロリ。シーブリーズ <夏限定> / サントリー
 かくてるかろり。しーぶりーず <なつげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。シーブリーズ サントリー COCKTAILカロリ。シーブリーズ review
 6月5日発売のカクテルカロリ。夏限定品。 2種あるうち、既にブルーハワイを飲んだが、今日はもう一つのシーブリーズ。

 グラスに注いだ色は、透明感があり、はかなげなピンク。 香りは酸が目立つ。サントリーお得意のローズヒップのような香りだが、 原材料を見るとこれはクランベリーだろう。
 味わいも酸を中心に組み立てられ、キュンと酸っぱい口当たり。 特有の人工甘味料の薄ら甘さをマスクするのには、こういった酸味系が効果的なのだが、 これはそのセオリーどおりの味わい。ただし、酸が強ければそれなりに、 後味に残るどんよりした甘さと、喉に引っかかる不自然さは際立っている。 従って、軽やかな味わいなのにもかかわらず、爽快感はない。

 果汁1.5%。アルコール分4%。原材料:グレープフルーツ、クランベリー、 ウオツカ、ライム浸浸酒、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 野菜色素。カロリー50%オフ。

 カクテルカロリ。も、健康志向などを背景に、既に独自の地位を築いたように思う。 私は個人的に、どうしてもこの甘味料の不自然でいがらっぽい感じが気になって仕方ないのだが、 これが気にならない人にとっては、味わい傾向の統一されたシリーズとして安心して飲めるだろう。 そのように消費者を選別することも、ロングセラーたる要件の一つである。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月7日
No.1217: 北海道夕張メロン ホワイトサワー <限定生産> / サントリー
 ほっかいどうゆうばりめろん ほわいとさわー <げんていせいさん> / さんとりー
北海道夕張メロン ホワイトサワー 北海道夕張メロン ホワイトサワー review
 昨年夏、コンビニLAWSON限定で人気を博した北海道夕張メロンホワイトサワーが帰ってきた。発売は6月5日。
 今度は店舗限定せず、全国発売とのことで、スーパー店頭などでも安売り商品のひとつとして並んでいる。

 グラスに注ぐと、色はややグリーンがかっており、かつ白濁している。 昨年の自分自身のコメントを見ると、オレンジ色と書いてあるのだが、 着色を少し変えたのか、それとも単に光の加減で私の目の錯覚だろうか。
 ツンとしたメロン香はいかにも人工的だが、ムスクっぽさはよく表現されている。 もちろん、乳酸菌飲料の香りもある。
 甘味が強いものの、炭酸がシャープなので、くどさはない。 爽やかに飲み進められる。

 果汁0.5%。アルコール分5%。原材料名:夕張メロン、スピリッツ、ブランデー、糖類、香料、 酸味料、ベニバナ黄色素。 「北海道産の夕張メロン果汁の芳醇な甘さと、爽やかな清涼感が楽しめるホワイトサワーです。」 「原材料供給元 夕張市農業協同組合」

 結論として、昨年の商品と味わいは変わっていないように思う。 缶デザインも、一見違いは皆無のように見える。が、よく見てみると、SUNTORYの文字と、限定生産の文字の位置が、 わずかに下がっている(昨年の写真は光の加減がまずく、ぼやけていて見にくいのだが)。
 今回も限定生産とのことだが、ぜひ定番化していただきたい。 コンビニに並んでいれば、コンスタントに売れるのではないだろうか。
 そして何より、夕張の生産者をわずかでも助けることになるし、 夕張の名を宣伝することにもつながる。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月8日
No.1218: カクテルパートナー アイランドブリーズ <夏の限定缶> / アサヒ
 かくてるぱーとなー あいらんどぶりーず <なつのげんていかん> / あさひ
アサヒ カクテルパートナー アイランドブリーズ アサヒ カクテルパートナー アイランドブリーズ review
アサヒ カクテルパートナー アイランドブリーズ  6月5日発売のカクパー夏の限定缶。 先日ロングバケーションを飲んだが、今日はアイランドブリーズ。

 色は透明感のあるピンク。缶を開けた瞬間に香るのはクランベリー。かなり酸っぱそうだ。 ところが、グラスに鼻を近づけると、スイカの香りがかなり目立つ。 カクテルとしては不思議な感じだが、妙に夏っぽい。
 味はやはり酸味中心。スイカのやや青臭い味わいもある。パインも使っているようだが、 あまりパインの味はしない。キリッと爽やかで、後味もスッキリ。

 果汁0.5%。アルコール分4%。原材料:ウオッカ、パイナップル果汁、スイカ果汁、 クランベリー果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、アントシアニン色素。

 右写真は、缶の裏側のデザイン。アイランドブリーズという名前のイメージそのまま。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月10日
No.1219: 氷結 ウメ / キリン
 ひょうけつ うめ / きりん
キリン 氷結 ウメ キリン 氷結 ウメ review
 5月製造分からリニューアルしている氷結。既にレモングレープフルーツを飲んだのだが、今日はウメを。

 色はごく淡いゴールド。梅の香りは軽やかで、甘味も酸味もまろやかであろうことが香りからわかる。 梅酒を使ったチューハイならばこうはいかないだろうと思う。
 実際、口当たりは柔らかい。甘ったるさはなく、酸味はマイルド。後味も爽やか。

 果汁1.1%。アルコール分5%。原材料:ウメ果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。

 心憎いくらいに、当たり障りのないつくり。特に何かが突出しないように、注意深く作り込まれた 大いなる凡庸といった感じ。とりたてて大きな感動も生まない。 氷結シリーズに共通したこの特徴こそが、飽きの来ないロングセラーたるゆえんであるように思う。
 「果汁upでさらにみずみずしく!」の文字があるが、グレープフルーツのところでも書いたとおり、 大々的にupというほど果汁は増えていない。このウメに関しては、旧製品が1.0%だったから、 たった0.1%の増量。これでよく正面切って「増量」などと言えたなと、あきれてしまう。まあ、 これ以上手を加える必要性が本当はなかったということだと理解したい。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年6月11日
No.1220: 氷結 パイナップルクーラー <夏限定> / キリン
 ひょうけつ ぱいなっぷるくーらー <なつげんてい> / きりん
氷結 パイナップルクーラー 氷結 パイナップルクーラー review
 明後日6月13日発売の氷結パイナップルクーラー。毎年この時期の恒例となっている。
 本当は、いくつかある明日発売の新製品のどれかを取り上げるつもりだったのだが、 全然見つからず、がっかりしていたところに、明後日発売予定のこれに偶然遭遇したのだ。

 外観はほぼ無色透明。香りは軽やかでやや浮ついた感のあるパイン香。 くどさはなく、爽やかな印象。
 味は甘味が抑えられ、酸が主体。スキッとした飲み口。 味わい深さといったものをあえてあきらめ、軽やかさを重視したところが、 実に氷結らしい。
 果汁3.0%、アルコール分5%。原材料:パインアップル果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。 「パイナップルの氷結果汁を使用したはじける香りと爽快な酸味の夏限定チューハイ」 製造者:キリンディスティラリー(株)。販売者:麒麟麦酒(株)。

 今年も人気を博しそうな、夏にぴったりのチューハイだ。。
種別 チューハイ・カクテル等

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