ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.1421〜1440


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2007年12月5日
No.1421: 旬果搾り マンダリンオレンジ <冬限定> / アサヒ
 しゅんかしぼり まんだりんおれんじ <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ 旬果搾り マンダリンオレンジ アサヒ 旬果搾り マンダリンオレンジ review
 昨日12月4日、ファミリーマート限定で発売された旬果搾り・冬限定品。 毎度ファミマ限定品は入手に苦労するのだが、 普段よく寄る仕事場近くの店で、今回はあっさりみつけることができた。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡い黄色。 炭酸はあまり強そうには見えない。
 香りは、ファンタオレンジにとても似ている。チープなオレンジ香で、 それゆえとても懐かしい感じだ。
 味もファンタオレンジのように、コクはなく、さらっと飲みやすい。 酸味は強くなく、甘味も適度。実に引っかかりが少ない味わい。 だから、毎日飲んでも飲み飽きない感じだ。
 果汁10%。アルコール分4%。原材料:アルコール、マンダリン果汁、 糖類、酸味料、香料。イタリア・シシリー産果汁使用。
 マンダリン味のチューハイというと、今年に入って、 キリン・氷結早摘みマンダリンオレンジが2月に、 タカラ・直搾りマンダリンオレンジが11月に出ている。 両者とも旬果とは違い、すっきりテイストが特徴なのだが、 この製品は旬果の中でも軽やかですっきりした仕上がりになっている。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月6日
No.1422: COCKTAILカロリ。ホワイトピーチベリーニ <冬限定> / サントリー
 かくてるかろり。ほわいとぴーちべりーに <ふゆげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ホワイトピーチベリーニ サントリー COCKTAILカロリ。ホワイトピーチベリーニ review
 12月4日発売のカクテルカロリ。冬限定品。 2種出たうち、既に「フレンチキス」を飲んだ。今日はもう一方のホワイトピーチベリーニを。

 グラスに注いだ色は、極めて淡いピンク色。やや白濁してはいるが、グラスの向こう側が透けて見える。
 やさしい桃の香りはかなり人工的ではあるが、なかなかフルーティな感じにつくられている。 味わいもやさしく、桃の甘味が口に広がる。単純明快で嫌みがない。
 果汁1%。アルコール分4%。原材料:ホワイトピーチ、スピリッツ、白ワイン、 糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 紅花色素、野菜色素。カロリー50%オフ。
 今回の2品種を飲んで、感じたことは、 カクテルカロリ。もかなり実力を上げてきたな、ということ。 アルコール感には乏しく、本来のカクテルのイメージとは別物だが、 缶チューハイに慣れ親しんでいる世代には、受けがよいように思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月8日
No.1423: 旬果搾り 和歌山産 みかん <冬限定> / アサヒ
 しゅんかしぼり わかやまさん みかん <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ 旬果搾り みかん アサヒ 旬果搾り みかん review
 新製品は発売日の前夜に入手することを旨としている当サイトではあるが、 いつも旬果搾りには苦労させられる。
 ここならあるだろうと当たりをつけていっても、なかなか出会えない。 今回も、探し回った多くのスーパー、コンビニ、酒店等の中で、入っていたのはただ1店のみであった。
 ということで、12月4日発売の冬限定品。同日、ファミマ限定でイタリア産・ マンダリンオレンジが出ているのだが、 こちらは和歌山産・みかん。今年10月16日には、愛媛産・いよかんが出ていたから、 怒濤のオレンジ攻勢である。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのあるレモン色。 先日飲んだマンダリンオレンジよりは、若干濃いかな?という程度。
 香りは、バヤリースのような人工的、かつ甘味をたたえたオレンジ香。 やはり先日のマンダリンオレンジよりは、少し濃いめ。 ただ、駄菓子的チープさは、共通である。
 味は適度に甘味があり、ほどほどにジューシー。 全般的にマンダリンオレンジよりはしっかりした味わいであることがわかった。
 果汁7%。アルコール分4%。原材料:アルコール、うんしゅうみかん果汁、 糖類、酸味料、香料。和歌山県産みかん果汁使用。
 このように、微妙に違う製品を立て続けに出す意図は何だろう。 どれかが売れればいい、といったところだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月9日
No.1424: 旬果搾り 高知産 ゆず <冬限定> / アサヒ
 しゅんかしぼり こうちさん ゆず <ふゆげんてい> / あさひ
アサヒ 旬果搾り ゆず アサヒ 旬果搾り ゆず review
 12月4日発売、旬果搾りの冬限定品。 2種あるうち、既に昨日和歌山産みかんを飲んだ。今日はもう一方の高知産ゆず。

 グラスに注いだ色は、ほとんど透明だが、かすかに濁りがある。 果汁は0.3%と極端に少ないのだが、それでも確かに入っていることを主張しているかのようだ。
 香りは、緑っぽい柚子香だが、ほんのり甘そう。 柚子果汁そのものよりは、意図的にジューシー感が付加されたような香りだ。
 口当たりはシャープでありながら、やはりしっかり甘味がある。 タカラやメルシャンならもっと鋭い味わいに仕上げるところだろうが、 そこはやはり旬果搾りである。ジューシーな飲み応えにこだわった感じだ。
 果汁0.3%。アルコール分4%。原材料:アルコール、ゆず果汁、 糖類、酸味料、香料。高知県産ゆず果汁使用。
 旬果搾りの冬限定品は、10月と12月の2回出されることが恒例となっている。 初めから長くは売れ続けないことを前提とした戦略なのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月10日
No.1425: カクテルパートナー ストロベリーロワイヤル <冬の限定缶> / アサヒ
 かくてるぱーとなー すとろべりーろわいやる <ふゆのげんていかん> / あさひ
アサヒ COCKTAIL PARTNER ストロベリーロワイヤル アサヒ COCKTAIL PARTNER ストロベリーロワイヤル review
 明日12月11日発売、アサヒ・カクテルパートナー、冬の限定缶。 2種あるうち、今日は赤い缶のストロベリーロワイヤルを。
 いつものカクパーとは違い、明らかにクリスマスを意識したパッケージデザイン。 もう1種のメロンダイキリは、緑色の缶である。

 グラスに注いだ色は、透明感のあるごく淡いピンク。どぎつくないところがいい。 香りは、かなり自然な感じのイチゴ香。色の印象よりは、ふくらみがある。
 結構甘味があり、言うなればイチゴイチゴした味わい。 白ワインを使っているとのことだが、アルコール感には乏しい。
 果汁1%。アルコール分4%。原材料:ストロベリーリキュール、白ワイン、 いちご果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素、アントシアニン色素。
 昨年の今ごろタカラから出たW MIX ストロベリースパークリング に似ている。あちらはワインは使っておらず、いちご果汁+シャルドネ果汁だったのだが、 キャラクター的にかなり近いことは確か。しかもペアの片割れは メロンスパークリングで、缶の色も赤と緑だった。

 それにしてもこれをカクパーとして出したことには、若干違和感がある。 別ブランドで出してもよかったように思う。 ただ、アサヒは、チューハイは「旬果搾り」の名で、カクテルは「カクテルパートナー」の名で、 それぞれ実に多様な製品群を投入している。 これら2つの名前を、同社の基幹ブランドと位置づけているからであろうが、 いずれも当初からの自社開発ではなく、他社から譲り受けたブランドだというのも、おもしろい。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月11日
No.1426: カクテルパートナー メロンダイキリ <冬の限定缶> / アサヒ
 かくてるぱーとなー めろんだいきり <ふゆのげんていかん> / あさひ
アサヒ COCKTAIL PARTNER メロンダイキリ アサヒ COCKTAIL PARTNER メロンダイキリ review
 本日12月11日発売、アサヒ・カクテルパートナー、冬の限定缶。 2種あるうち、昨日既に赤い缶のストロベリーロワイヤルを飲んだ。 今日は緑の缶のメロンダイキリを。
 昨日も書いたが、言うまでもなくクリスマスを意識した 赤と緑で一対となっているのだ。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い緑。緑茶飲料をさらに薄めたような少しくすんだ若草色。
 メロンソーダのような人工的なメロン香。サクマドロップスの緑色のやつみたいな感じ。 味は意外にも甘味にコクがあって適度なアルコール感もある。ラムの味わいだろうか。 爽快感やジューシー感には乏しいが、どことなく飲み応えのある不思議な味わい。
 果汁1%。アルコール分4%。原材料:ラム、メロン果汁、レモン果汁、 糖類、香料、酸味料、ベニバナ色素、クチナシ色素。
 カクパーの新製品を発売と同時にタイムリーに仕入れている店は、残念ながら多くはないようだ。 コンビニに入荷するとしてもだいぶ遅れていたり、 酒販店ではそもそも取り扱いがまったくない店が多い。
 今回の2種も、発売前夜にスーパー等を何店か回った結果、 最後に立ち寄った自宅に一番近いスーパーにのみ入荷があって、入手できたものだ。
 そのうち取り扱いも増えてくるとは思うが、若者の多いコンビニに置いたら、 結構受けそうな製品だとは思うのだけれど。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月13日
No.1427: BROOKLYN LAGER
 ぶるっくりん らがー
BROOKLYN LAGER BROOKLYN LAGER review
 普段、国産ビールや発泡酒、缶チューハイの新製品に追われているので、 海外のビールなどを飲む機会がどうしても少なくなってしまうが、 ビール好きの私としては、合間を見て飲みたいと思う。
 ということで、今日はアメリカのビール。

 色はごく淡いアンバー。泡にはとても勢いがあり、泡持ちもとても良い。
 エールのようなやや甘いフルーツ香があって、軽い焙煎香がある。
 味もロースト感が軽くあり、苦味が強い。甘味はあまり感じない。 ずっしりとした重み。
 アルコール分5.2%。原材料:大麦麦芽、ホップ。 原産国:アメリカ。輸入者:日本ビール(株)。
 なかなかしっかりとした飲みごたえを堪能することができた。
種別 ビール
2007年12月14日
No.1428: 南高梅 梅酒ソーダ / 宝酒造
 なんこうばい うめしゅそーだ / たからしゅぞう
タカラ 南高梅 梅酒ソーダ タカラ 南高梅 梅酒ソーダ review
 タカラの梅酒ソーダが予告もなく変わっていた。
 以前は、「黒酢入り梅酒ソーダ」という製品だったのだが、 既にタカラのサイトからは消え、こちらに変わっている。
 変わったのだということを知ってから、色々と探し回ってはみたが、 1ヶ月ほどみつけることができなかった。ところが先日、 駅のコンビニに置いてあるのを偶然発見。その場で入手した。

 グラスに注ぐと、ほとんど無色に近いが、かすかに黄色っぽく色づいている。 香りは柔らかだが、しっかりした梅酒のニュアンスがある。
 口に含むと、意外にも口当たりは甘くやさしい。はちみつが使われているからである。 もちろん、梅酒らしい酸もあって、適度にコクもある。
 梅酒使用。アルコール分4%。原材料:梅酒、醸造用アルコール、 はちみつ、糖類、酸味料、香料。
 実は旧製品「黒酢入り梅酒ソーダ」は、当サイトでは未掲載だった。 まだ我が家の冷蔵庫に眠っているので、後日取り上げたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月15日
No.1429: 黒酢入り 梅酒ソーダ / 宝酒造
 くろずいり うめしゅそーだ / たからしゅぞう
タカラ 黒酢入り梅酒ソーダ タカラ 黒酢入り梅酒ソーダ review
 昨日飲んだ南高梅 梅酒ソーダのリニューアル前の製品がこれ。 リニューアルというよりも、別製品と言った方がいいのかもしれない。

 グラスに注いだ色は、しっかりめのシャンパンゴールド。 深みある梅酒の香りがきっちりと感じられる。
 口に含んだ瞬間甘く、梅酒らしいコクがある。黒酢が入っているからだろうか、 酸味が図太い感じがする。その分、爽やかさには欠けるが、 決して重たすぎるわけではないので、梅酒好きにとっては、もっと濃くても良いのかもしれない。
 アルコール分4%。原材料:梅酒、醸造用アルコール、黒酢、糖類、酸味料、香料。紀州産梅100%使用。 着色料不使用。
 新しいほうの南高梅 梅酒ソーダははちみつ入りということもあって、まろやかな飲み口だったが、 こちらは黒酢入りということで芯が太くくっきりした味わい。
 以前のようには黒酢が流行らなくなったので、差し替えたのだろうか。これはこれで 健康志向な感じがして、良かったと思うのだが。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月16日
No.1430: 冬の贈り物 <限定醸造発泡酒> (非売品)/ アサヒ
 ふゆのおくりもの <げんていじょうぞうはっぽうしゅ> / あさひ
アサヒ 冬の贈り物 アサヒ 冬の贈り物 review
アサヒ 冬の贈り物  懸賞品が当たった。
 合計10万名という比較的当たりやすい懸賞だったが、 以前にキリンの30万人という抽選に外れたこともあり、あまり期待はしていなかった。
 アサヒの発泡酒6本で1口応募可能ということだったので、贅沢日和 の6本パックを買って応募した。
 同社の本生クリアブラックが商品化される前の同様の懸賞にも外れていたので、 今回はぜひ当たってほしいと思っていたのだ。
 それでは早速、飲んでみよう。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いアンバー。泡持ちはかなり良い。 カラメル香こそ強くはないものの、柔らかいモルトの香りがして、発泡酒臭さはない。
 口に含むと、クリアな口当たりのあと、ほんのり甘さが感じられる。 苦味はそこそこ強い。コクや重みにはやや欠けるところがあるが、発泡酒としての限界だろう。 後味には心地よい苦味が残る。バランスは悪くない。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、大麦、米、コーン、スターチ、糖類。麦芽使用率25%未満。 「熟成期間の規準を3割長くしています。(当社発泡酒比)」
 これは来年には製品化されるのだろうか。一般販売されれば、かなりファンがつくのではないかと思う。 もちろん、発泡酒としての価格帯を前提としての話だが。
 琥珀ヱビスに似ていて、それをものすごくライトにして、それで値段が半分近いということなら、 十分存在意義はあるのではないだろうか。
種別 発泡酒
2007年12月17日
No.1431: ザ・ゴールデンモルト / サッポロ
 ざ・ごーるでんもると / さっぽろ
サッポロ THE GOLDEN MALT サッポロ THE GOLDEN MALT review
 本日12月17日、イオングループ限定で発売されたビール。 イオン限定で出たサッポロのビールといえば、昨年のちょうど今ごろ、 「畑から育てた麦芽100%まろやかビール」があった。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡はきめ細かく、泡持ちも上々。 アロマホップがほのかに香り、落ち着いた印象。
 ずっしりとした苦味とともに、凝縮感のある旨みが広がる。 濃厚だが、くどくはない。 噛めば噛むほど味が出るような滋味深いビール。
 アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
 チェコ産テンネモルトを使用し、これを活かすためドイツ・ハラタウ産アロマホップと、 岩手産ホップも使用したという。
 缶には「百年伝承」「芳醇濃厚<生>ビール」などの文字がある。 かなり力の入った商品だから、イオン限定なのはもったいない。 あまり量産できないという事情もあるのだろうか。
 全国発売された贅沢モルトよりも、こちらのほうが完成度が高いように思う。
種別 ビール
2007年12月19日
No.1432: 北海道カクテル りんご / 北海道麦酒醸造
 ほっかいどうかくてる りんご / ほっかいどうびーるじょうぞう
北海道カクテル りんご 北海道カクテル りんご review
 2,3日ローソンに寄らないでいたら、知らぬ間にこんなものが出ていた。
 北海道麦酒醸造がつくる、その名も北海道カクテル。2種売られていたのだが、 今日はまず、りんごのほうを飲む。

 グラスに注いだ色は、かなり濃いめの黄色。とはいえ、どぎついのではなく、 自然な感じの色だ。チューハイやカクテルでは珍しい、 混濁タイプのりんご果汁を思わせる色。
 香りも実にナチュラルなりんご香。生のりんご特有の鉄っぽい感じがよく出ていて、 まるで今ジューサーで搾った果汁のよう。アルコール臭はほとんど感じない。
 味わいもまさに、りんご。ただ、アルコールのコクのある甘味が混じっている。 実に自然な飲み応えがある。フルーティなチューハイの究極の姿だと言ってもいい。 無論それは、70%という驚きの果汁含有率のおかげなのだが。
 果汁70%。アルコール分5%。原材料:りんご果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ビタミンC。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市張碓町427番1。
「りんご栽培発祥の地北海道・余市産りんごのストレート果汁をベースに数種のりんごをブレンド。 自然な甘さと爽やかな酸味が調和したフレッシュな味わいです。」
 高果汁の製品としてすぐに思い出すのは、メルシャンのギュギュッとシリーズだが、 あちらは概してこってり系であるのに対し、こちらは爽やかさも持ち合わせていて、 スッキリ系である。
 北海道麦酒醸造といえば、10月にもローソンで、はすかっぷ酒ソーダ割り なる製品が売られていた。以前、北海道フェアのときに同社のビールを扱っていたから、 その関係が続いているということなのだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月20日
No.1433: 北海道カクテル ブルーベリー / 北海道麦酒醸造
 ほっかいどうかくてる ぶるーべりー / ほっかいどうびーるじょうぞう
北海道カクテル ブルーベリー 北海道カクテル ブルーベリー review
 LAWSONで売られていた北海道カクテル。2種入手したうち、昨日はりんごを飲んだ。 今日はもう一方のブルーベリーを。

 グラスに注いだ色は、これでもかというくらいに深い紫。 ウェルチのぶどう100%ジュースみたいだ。グラスを通して向こう側が見えない濃さ。
 香りも、こんなに濃いブルーベリー香など、これまで嗅いだことがない、というくらいの凝縮感。
 もちろん味わいも濃い。ジャムをつくるために煮詰めている最中のよう。 甘味が強く、深い味わいだが、炭酸が効いているので、不思議とくどさはない。
 果汁20%。アルコール分5%。原材料:ブルーベリー、ブルーベリー果汁、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ビタミンC。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市張碓町427番1。
「北海道の豊な自然がはぐくんだブルーベリーを丁寧に漬け込み、天然果汁をブレンド。 果実タップリのフレッシュな味わいと爽やかなのどごしが魅力です。」
 りんごの70%に比べると、こちらの果汁含有率は20%だから、驚くほどではない。 だが、浸漬酒と果汁をダブルで使っていることもあり、かなりの果実感。 染め物ができそうなくらいにどぎつい色は好みが分かれそうだが、 いかにも北海道らしいチョイスである点はよい。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月21日
No.1434: フルーツシェーカー ファジーネーブル / 安曇野食品工房
 ふるーつしぇーかー ふぁじーねーぶる / あずみのしょくひんこうぼう
FRUITS SHAKER ファジーネーブル FRUITS SHAKER ファジーネーブル review
 先日、北海道カクテルをみつけたのと同じ店(LAWSON)で発見。 長野県の安曇野食品工房という会社がつくるフルーツシェーカーという商品。 175mlカップ入りチルド商品で、230円。100円を切るような缶チューハイが珍しくない中、 これはかなりの高額商品だと言えるだろう。
 本来、ストローで飲むべきものらしいが、色と香りを確かめるため、グラスに移した。 グラスで飲むことは想定されていないようで、ストローを刺すフィルムの部分が しっかりと容器に接着されている。仕方がないので、ストローの先端を刺して穴を開けた後、 手で切り開いた。

 色は自然な感じの濃いオレンジ色。繊維質が浮遊しており、液体はかなりとろみがある。 ドロッとというよりも、とろっとした感じ。
 香りもかなりナチュラルなオレンジ香。 口に含むと、ネクターのような感じで、飲み応えがある。甘味も強いが、酸味も効いている。 アルコール感はほとんど感じない。
 果汁51%。アルコール分2%。原材料名:果実(オレンジ、もも)、果糖ぶどう糖液糖、 ウォッカ、果粒、増粘多糖類、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。 製造者:安曇野食品工房(株)、長野県松本市大字笹賀5652。
「オレンジと白桃の濃厚な果汁感と黄桃の果肉感をお楽しみください。」
 ファジーネーブルというよりも、ウォッカ入りオレンジ&ピーチ果汁といった味わい。 注ぎきった後のカップの底には、細かく角切りになった黄桃の果肉が残っていた。 もちろん、すくって食べた。
 デザート感覚で楽しめる、面白いカクテルだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月22日
No.1435: フルーツシェーカー カシスブラッドオレンジ / 安曇野食品工房
 ふるーつしぇーかー かしすぶらっどおれんじ / あずみのしょくひんこうぼう
FRUITS SHAKER カシスブラッドオレンジ FRUITS SHAKER カシスブラッドオレンジ review
 長野県の安曇野食品工房という会社がつくるフルーツシェーカーという商品。 昨日ファジーネーブルを飲んだのだが、今日はもう一方のカシスブラッドオレンジを。
 昨日と同じく、直接ストローで飲まずに、 グラスに移してみた。色と香りを確かめるためである。

 色はかなり毒々しい感じの濃い青紫。まるで紫キャベツのエキスのような色で、 白い布を藍色に染めることができそうな感じだ。
 深みのあるカシス香だが、やや内にこもった感じ。
 味はたっぷりとした甘味に、オレンジの酸がアクセントになっている。 見た目ほどくどくはなく、フルーティで飲みやすい。
 果汁15%。アルコール分2%。原材料名:果実(ブラッドオレンジ、カシス)、 果糖ぶどう糖液糖、果粒、ウォッカ、増粘多糖類、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、 pH調整剤。製造者:安曇野食品工房(株)、長野県松本市大字笹賀5652。
「カシスとブラッドオレンジの濃厚な果汁感とネーブルオレンジの果肉感をお楽しみください。」
 こちらも昨日の製品と同じく、 果肉が入っている。ネーブルの果肉とのことだが、 完全にカシスの紫に染まってしまっている。グラスに注いで液体を見ながら飲むと、 ややグロテスクな感じは否めない。まあ、こんな飲み方は想定されていないだろうが。
 安曇野食品工房といえば、以前にカジュアルバーという製品がLAWSON限定であった。 今回も他の店では見ないから、これもLAWSONとのタイアップで生まれた商品ということなのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2007年12月24日
No.1436: REGAL CHRISTMAS 2007
 レガル クリスマス 2007
REGAL CHRISTMAS REGAL CHRISTMAS review
 クリスマスイヴの今夜は、こんなベルギービールを。
 ボック(Brasserie du Bocq)という醸造所がつくるこの時期の数量限定品。

 泡には力があり、泡持ちもたいへん良い。写真は、泡を立てすぎて、 暫く待ってもなかなか衰えない状態で撮影した。泡の色は濃いめのベージュ。
 液体は深いアンバー。使われているアニスやコリアンダー等の香草の香りが強く、ももやオレンジなどを思わせる フルーツ香や、カラメル香が加わる。イメージとしては、プリンアラモードみたいな感じ。
 味は濃厚な甘味とスパイシーさが特徴。ああ、ベルギービールだなあという、納得の味わい。 コクが強く、余韻も長い。あまり冷やしすぎずに、ゆっくりと飲みたい。
 アル8.1%。原材料:麦芽、ホップ、スターチ、カンゾウ、アニス、 コリアンダー、オレンジピール、酵母。麦芽含有率83.0%。正規輸入代理店:小西酒造(株)。
 香草が入っているため、麦芽含有率が67%を超えているのにもかかわらず、 日本の法律上は「発泡酒」扱いとなるのだが、ベルギー本国ではビールであるから、 当サイトでもビールのカテゴリーに分類する。
 スーパー成城石井にて、580円で購入。
種別 ビール
2007年12月26日
No.1437: 一番搾り 黒生ビール(小びん)/ キリン
 いちばんしぼり くろなまびーる / きりん
キリン 一番搾り 黒生 キリン 一番搾り 黒生 review
 この一番搾り黒生は、既に缶入りを取り上げている。 中身は同じだが、びん入りが売られているのを初めて見たので、思わず購入した。
 一番搾りスタウトが発売され、こちらはもうなくなるらしい。 だから、みつけたら今のうちにゲットしておかなくてはいけない。
 缶の時に既にレビューしているが、いちおう今回も。

 グラスに注いだ色は、コーラよりももっと薄い感じ。 香りは、オレンジ的な甘酸っぱいニュアンスに、ほんのり焦げ臭。
 味わいは軽やかで、酸が主体。かりんとうのような黒糖系の軽やかな甘味がある。 ボディはスリムで、苦みも強くない。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
 国産濃色ラガーの中でも、特に軽やかな部類。これはこれでファンがいそうだが、 やはりメジャーにはなれなかったということか。
 ところで、後釜の一番搾りスタウトって、スタウトといいながらエール(上面発酵)ではなく、 ラガー(下面発酵)ではないのか? と思って、実はキリンビールさんに確認してみた。 するとやはり、下面発酵です、との返事であった。ちょっと誤解を与えるなあ。
種別 ビール
2007年12月27日
No.1438: DUCHESSE DE BOURGOGNE
 ドゥシェス・ド・ブルゴーニュ
Duchesse de Bourgogne Duchesse de Bourgogne review
 ブルゴーニュという名前だが、フランス産ではなく、ベルギービール。 オーク樽で熟成しているという、「レッドビール」と称されるちょっと面白いビール。

 グラスに注いだ色は、コーラくらい。赤というよりは、 深い琥珀だ。泡はベージュ色で勢いがあり、泡持ちがよい。
 香りはフルーティであり、かつ、黒蜜のような匂いがあり、熟成感を感じさせる。
 口当たりは甘酸っぱく、干しぶどうのような味わい。 カラメル的甘さが口いっぱいに広がる。深みある余韻。最後までキュートな甘酸っぱさが残る。
 アルコール分約6.2%。原材料:麦芽、小麦、コーン、ホップ。 麦芽含有率70.0%。正規輸入代理店:小西酒造(株)。
 ワイン、あるいはウイスキーのような芳醇さが楽しめるビールで、なかなか後を引く味わい。
 スーパー成城石井で、入手価格560円。
種別 ビール
2007年12月28日
No.1439: LA MÈRE NOËL
 ラ・メール・ノエル
La Mere Noel La Mere Noel review
 今日もベルギービールを。
 デリリュウムなどをつくっているヒューグ醸造所 によるクリスマス限定ビール。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色でかすかに濁りがある。 泡は純白で、泡持ちはほどほど。
 エール特有の甘いトロピカルフルーツ香。だが、軽やかさもある。 口当たりはほどほどに濃厚で、ハーブのスパイシーさがアクセントになっている。 飲み応えがあるのにくどくはない。絶妙なバランス。
 アルコール分8.5%。原材料:麦芽、ホップ、ハーブ、酵母。 正規輸入代理店:小西酒造(株)。「ハーブが入っているため、法令上ビールと表示できません。」
 上記のとおり日本の酒税法上はビールではなく「発泡酒」の表示となるが、 ベルギー本国ではビールと認められているため、当サイトでの分類もビールに入れている。

 ところで、この製品名の mère とは母、noël とはクリスマスのこと(la は女性形定冠詞)。
 サンタクロースのことを仏語でpère noël(ペール・ノエル / 直訳すれば、クリスマスの父) というのだが、これは女性のサンタだから mère noël。 ということで、ラベルには妖艶な女サンタのイラストが書かれている。
 男性諸氏のために、クリックすると写真が大きくなるようにしておきました。
種別 ビール
2007年12月29日
No.1440: 淡麗 <生> / キリン
 たんれい <なま> / きりん
キリン 淡麗 キリン 淡麗 review
 キリン淡麗が、12月中旬製造分から新しくなっている。 缶のデザインはどこも変わっていないようなのだが、 「NEW! さらにおいしくなって新登場!」と書かれたシールが貼ってあるので、区別がついた。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。泡持ちはまあまあ。
 ホップの香りが清々しいが、発泡酒にありがちな やけにミルキーな感じの匂いもある。が、昔の発泡酒によくあった、 畳表のような臭みはほとんどなくなっている。
 口当たりはすっきり。喉ごしはスムーズ。 苦味がしっかりとある。
 大きなジョッキにきれいに泡を立てて飲んだら、 ビアホールのビールとほとんど区別がつかないくらいではないだろうか。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ。
 発泡酒の進化を確かに感じさせてくれる製品だ。
種別 発泡酒

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