ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.1481〜1500


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2008年2月12日
No.1481: TOPVALUチューハイ ウメ / メルシャン
 とっぷばりゅちゅーはい うめ / めるしゃん
TOPVALUチューハイ ウメ TOPVALUチューハイ ウメ review
 新製品が入手できなかった。明日は必ずや探してきたいと思うので、お許し頂きたい。 ということで、今日はこちら。

 イオングループのPB(プライベートブランド)である"TOPVALU"のチューハイ。 先日、新ラインナップ(合同酒精製)のウメを飲んだが、 今日は旧製品(メルシャン製)のほうを。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明。 軽やかな梅の香。梅ソーダといった感じで、爽やかだ。
 口当たりもスッキリ。酸がきき、甘味は強くない。 アルコール感も弱く、実に飲みやすい。飲み込んだ後にも、 軽やかな酸味が残る。
 アルコール分5%。果汁1%。原材料:醸造用アルコール、梅果汁、 果糖ぶとう糖液糖、酸味料、香料。製造者:メルシャン(株)。 販売者:イオン(株)。
 新製品のほうは梅酒を使っていて、しっかりした飲み応えだが、 こちらは果汁を使ったあっさり系。
 こっちがいいという人と、梅酒を使ったほうがいいという人に、二分されるかもしれない。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月13日
No.1482: ハイ夢チュー(チューハイテイストドリンク) レモン / マウント(オールジャパン)
 はいむちゅー(ちゅーはいていすとどりんく)れもん / まうんと(おーるじゃぱん)
ハイ夢チュー レモン ハイ夢チュー レモン review
 今日もまた新製品を探し出すことができなかった。明日こそは、と決意しつつ、 既存製品を。
 これは、もうかれこれ半年くらい、我が家の冷蔵庫の中で眠り続けていたもの。
 関西発で、いまや全国に店舗展開する「業務スーパー」という激安店で売られていた、 チューハイならぬローアルコールのチューハイテイストドリンク。
 2種入手してあるのだが、まずはレモンから。

 グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。なかなかチューハイっぽい。
 香りは、芳香剤か洗剤のようなレモン香。GODOのチューハイに似たような香りだ。
 味は酸が引き締まり、スッキリしている。 アルコール感こそないものの、かなりチューハイに近い。
 アルコール分0.4%。果汁1%。原材料:果糖ぶどう糖液糖、焼酎、レモン果汁、 酸味料、香料。販売者:(株)オールジャパン マウント事業部、大阪市北区芝田2-8-10。
「この商品は酒税法上お酒ではありませんがアルコール分が0.4%入っています。 未成年者や運転をされる場合、お酒に弱い方が飲まれる場合は充分注意してください。」
 アルコール分がわずかに0.4%といいながら、焼酎を使っている。 だから本格的な味わいが再現できているのだと思う。しかしこれを1本飲むと、 普通のチューハイを2口、3口飲んだのと変わらなくなるから、注意書きのとおり、 お酒に弱い人は注意が必要だろう。無論、運転する場合は飲んではいけないだろう。
 チューハイテイストドリンクといえば、3年半ほど前にコカコーラから出て、短期間で消えていった 「爽果発泡」という商品があった。あれはハッキリ言って完成度が低かったが、 こちらはかなりリアルな出来映えである。
種別 低アルコール飲料
2008年2月14日
No.1483: おいしいチューハイ 温州みかん <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい うんしゅうみかん <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ 温州みかん タカラ おいしいチューハイ 温州みかん review
 未入手の新製品が色々ある中、今日はこれを見つけ出すことができた。 今月5日発売のおいしいチューハイ期間限定・温州みかん。
 仕入れてくれそうなコンビニを中心に毎日巡っていたが、ようやく今日、 am/pm店頭で発見した。

 グラスに注いだ色は、まさにみかんジュース。明るい橙色だ。
 香りは、ずばりポンジュース。温州みかんならではの穏やかなオレンジ香。
 味は、ジュースほどの濃厚さはなく、さらっとした口当たり。 果汁含有率が50%だから、ちょうどジュースを倍に薄めた感じ。 しかし、だからといってその分アルコール感が強いわけでもないので、飲みやすい。
 果汁50%。アルコール分4%。糖類不使用。原材料:温州みかん(果汁、パルプ)、 スピリッツ、香料、酸味料。 「温州みかん果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです。」
 缶のデザインは、このシリーズ共通の白地に果実のイラストがちりばめられ、製品名が大きくタテに書かれている。 一見しただけでは、通期商品のオレンジと区別がつきにくい。2つ並んでいても、 どっちを買ったらいいか迷うか、あるいは缶デザインが変更され中身は同じオレンジか?としか認知されないのではないか。 つまり、両方買おうと思わせるルックスにはなっていない。
 期間限定品だけ地の色をゴールドにしてしまうとか、みかんならば全体を橙色にしてしまうとか、 やり方はあるだろうに、そういう工夫をしない売り方の拙さというか、やる気のなさ加減が、 実にタカラ的ではある。

 もし、宝酒造の方が当サイトをご覧くださっているのなら、 ぜひともそういう点を関連部署にお伝えいただきたいと思います。 折角、これだけのクオリティを誇る製品なのですから。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月15日
No.1484: カクテルパートナー プレミアム ソルティドッグ / アサヒ
 かくてるぱーとなー ぷれみあむ そるてぃどっぐ / あさひ
アサヒ カクテルパートナー プレミアム ソルティドッグ アサヒ カクテルパートナー プレミアム ソルティドッグ review
 13日発売のカクパー・プレミアム。昨年のこの時期にも出たソルティドッグスクリュードライバーが、 装いも新たに再登場となった。
 今回の製品は、現在までのところ、私の行動範囲ではほとんど目にすることができない。 普段なら仕入れてくれる何ヶ所かのコンビニに連日通ってみても、出会えない。
 そんな中、今夜帰りがけに、もしやと思い、職場の最寄駅のホーム上にあるコンビニを覗いたところ、 ようやく出会うことができた。電車を一本見送って、店に入った甲斐があった。

 グラスに注いだ色は、かなり濁りのある薄黄色。グレープフルーツ果汁を思わせる。
 香りも、かなりリアルでフレッシュ感の強いグレープフルーツ香だが、 甘味も強そうである。
 味わいは、穏やかな酸と苦味のバランスが良く、とてもジューシー。 アルコール感は強くなく、カクテルというよりは、フレッシュジュースにアルコールも入れてみました、 といった感じ。飲み込んだ後には、グレープフルーツのヒリヒリ感が口中に残る。
 果汁15%。アルコール分5%。原材料:ウォッカ、グレープフルーツ果汁、 パイナップル果汁、食塩、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。 「カリブの楽園といわれるベリーズ産の凍結濃縮グレープフルーツ果汁を15%使用」 「オーナーバーテンダー保志氏こだわりの隠し味"パイナップル果汁"使用」
 コクのある甘味の正体は、パイナップル果汁であった。実に絶妙な配合である。 昨年とはレシピが異なるが、より高級感が増したように思う。 果汁含有率は、30%から半減したのだが。
 大人の女性に受けそうな製品。パッケージデザインも高級感があり、 コンビニ店頭でも目を引くだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月16日
No.1485: ハイ夢チュー(チューハイテイストドリンク) グレープフルーツ / マウント(オールジャパン)
 はいむちゅー(ちゅーはいていすとどりんく) ぐれーぷふるーつ / まうんと(おーるじゃぱん)
ハイ夢チュー グレープフルーツ ハイ夢チュー グレープフルーツ review
 たくさん飲んで帰ってきて、もうお酒は飲みたくないので、今日はこれにした。

 先日レモンのほうを飲んだチューハイテイストドリンク「ハイ夢チュー」。 そのグレープフルーツ味。
 「業務スーパー」という関西発のディスカウントスーパー で売られていたものだ。

 グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。普通のグレフルチューハイに酷似。 香りも、チューハイと何ら変わるところがない。ガムのような甘そうなグレフル香。
 口に含んだ感じも、甘さが適度に抑えられ、アルコール感はほとんどないものの、 炭酸がきき、シャープなテイスト。まるでアクエリアスに炭酸を添加したような味わい。 こういう味のチューハイはよくある。
 アルコール分0.4%。果汁5%。原材料:果糖ぶどう糖液糖、グレープフルーツ果汁、 焼酎、香料、酸味料。販売者:(株)オールジャパン マウント事業部、大阪市北区芝田2-8-10。
「この商品は酒税法上お酒ではありませんがアルコール分が0.4%入っています。 未成年者や運転をされる場合、お酒に弱い方が飲まれる場合は充分注意してください。」
 こちらもレモンと同様、アルコール分がわずかに0.4%ではあっても、焼酎を使っている。 普通の炭酸飲料ほど甘くないし、お酒に弱い人だけでなく、 私のような酒飲みが日中に飲むのにいいかもしれない。
種別 低アルコール飲料
2008年2月17日
No.1486: 旬果搾り 沖縄パイン&シークァーサー / アサヒ
 しゅんかしぼり おきなわぱいん あんど しーくぁーさー / あさひ
アサヒ 旬果搾り 沖縄パイン&シークァーサー アサヒ 旬果搾り 沖縄パイン&シークァーサー review
 今月13日にリニューアル発売となった旬果搾り・沖縄シリーズ。 今回も入手に苦労した。2種あるうち、まずはこちらパイン&シークァーサーを。

 グラスに注いだ色は、無色透明。パインの甘い香りが広がる。 どこかココナツみたいな匂い(使ってはいないが)も感じられる。
 味はキュンとした酸味(これはシークァーサーだろう)と、 パインの甘味がほどよくマッチ。果汁含有率の割りには、濃厚な果汁感があると言える。 飲み応えとスッキリ感が両立した、なかなかのバランス。
 果汁4.1%。アルコール分4%。原材料:アルコール、シークァーサースピリッツ、 パイナップル果汁、シークァーサー果汁、糖類、酸味料、香料。 「沖縄県産のパイナップルとシークァーサーの果汁を使用」
 この沖縄シリーズが2006年に初登場したときは、このパイン&シークァーサーと、 タンカン&シークァーサーの2種だった。
 2006年のものと比べると、果汁含有率が3.1%から4.1%へと増加した。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月18日[1]
No.1487: カクテルパートナー プレミアム スクリュードライバー / アサヒ
 かくてるぱーとなー ぷれみあむ すくりゅーどらいばー / あさひ
アサヒ カクテルパートナー プレミアム スクリュードライバー アサヒ カクテルパートナー プレミアム スクリュードライバー review
 13日発売のカクパー・プレミアム。昨年のこの時期にも出たソルティドッグスクリュードライバーの2種が帰ってきた。 既に3日前にソルティドッグのほうを飲んでいるので、今日はスクリュードライバーを。

 グラスに注いだ色は、濁りのある黄色。ファンタオレンジといった感じ。
 香りは、軽やかなオレンジ香で、少し苦味を感じさせる。
 味は酸が効いていて、爽やかな口当たり。 すっきりしているのに、ジューシー感もある。アルコール感は弱い。 バニラを使っているとのことだが、あまりわからない。よく味わってみれば、 後味にかすかにバニラっぽい甘味はある。
 果汁15%。アルコール分5%。原材料:ウォッカ、オレンジスピリッツ、オレンジ果汁、 糖類、酸味料、香料、ベニバナ色素。 「カリブの楽園といわれるベリーズ産の凍結濃縮オレンジ果汁を15%使用」 「オーナーバーテンダー保志氏こだわりの隠し味"バニラ香料"使用」
 昨年の製品は、 果汁含有率が30%だったが、今年は半減。ただ、パッケージデザインは高級感が増した。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月18日[2]
No.1488: 麒麟ZERO / キリン
 きりんぜろ / きりん
キリン ゼロ キリン ゼロ review
 明後日20日が発売日となっている麒麟ZERO。糖質ゼロの発泡酒だ。
 このような大型新製品は、いつも発売2日前に入手することにしているのだが、 今回もまったく苦労せずにゲットした。立ち寄ったスーパーでは、 既に当然のようにたくさん陳列され、宣伝のDVDまで流されていた。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。 泡はあまり盛り上がらず、泡持ちもよくない。
 香りは、爽やかなホップ香が印象的。発泡酒的臭みは弱く、かなりビールに近い (ただ、時間がたち温度が上がってくると、少し臭みが出てくる)。
 香りの第一印象で、かなり芳醇さを感じたのだが、 味のほうは至ってシンプル。悪く言えば炭酸水のよう。
 味わいと呼べるようなものはなく、ひたすらスッキリ。 とても潔い身の削り方だと私は思うのだが、たぶん「不味い」の一言で切って捨てる論評が たくさん出てくるに違いない(これから個人のブログ等の感想を見るのが楽しみである)。
 アルコール分3%。麦芽使用率25%未満。原材料:麦芽・ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
※「カロリーオフ」は100ml当たり20キロカロリー以下のもの、 「糖質ゼロ」は100ml当たり糖質0.5mg未満のものに表示可能です。(栄養表示基準による)
 内容的にはアサヒスタイルフリーを上回るほどの出来映えだと思うのだが、 どこまで受けるかは未知数。 スタイルフリーの女性や若者を意識したおしゃれな売り方に比べると、 こちらはメタボが気になる中高年向けと思われ、棲み分けはできるだろうが、 ビールをイメージさせるパッケージデザインが、もしかすると裏目に出るかもしれない。
種別 発泡酒
2008年2月19日
No.1489: 旬果搾り 沖縄パッション&シークァーサー / アサヒ
 しゅんかしぼり おきなわぱっしょん あんど しーくぁーさー / あさひ
アサヒ 旬果搾り 沖縄パッション&シークァーサー アサヒ 旬果搾り 沖縄パッション&シークァーサー review
 今月13日にリニューアル発売となった旬果搾り・沖縄シリーズ。 発売当初はほとんど目にすることがなかったのだが、徐々に仕入れる店が出てきた。
 2種あるうち、既にパイン&シークァーサーを飲んだので、 今日はもう一つのパッション&シークァーサーを。

 グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。 やさしいパッションフルーツの香りに、シークァーサーの酸っぱい香りが加わる。
 味も酸味が効き、キュンとした口当たり。 甘味は弱い。パッションフルーツ特有のトロピカルなフレーバーが、 シークァーサーの酸味によって更に活かされている感じ。
 果汁0.3%(パッションフルーツ0.2%+シークァーサー0.1%)。 アルコール分4%。原材料:アルコール、シークァーサースピリッツ、 パッションフルーツ果汁、シークァーサー果汁、糖類、酸味料、香料。 「沖縄県産のパッションフルーツとシークァーサーの果汁を使用」
 この沖縄シリーズは2006年に初登場。翌年には新フレーバーとして、 パッションフルーツ&シークァーサーが投入された。 今回はそのリニューアル版といえるのだが、パッションフルーツの果汁使用量が、 わずかに0.1%だけ増えた。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月20日
No.1490: ジョッキ生 / サントリー
 じょっきなま / さんとりー
サントリー ジョッキ生 サントリー ジョッキ生 review
 今月12日にリニューアル発売となったジョッキ生。 既にCMも頻繁に放映されているが、新採用の「ビッグ飲み口」というのが目立つ特徴である。 つまり、缶の注ぎ口が、一般のものよりも大きくなっているのだ。

 グラスに注いだ色は、淡い黄金色。もちろんこれは、カラメル色素だ。 泡は一時的にシュワッと盛り上がるが、すぐに減衰。
 香りは、いちおうホップ香があり、第一印象は悪くない。ただ、時間が経つと、 接着剤のような匂いが目立ってくる。
 口に含んだ瞬間、ぼんやりとした甘さが感じられる。 それ以外に味わいらしきものがないので、その薄ら甘さが余計に目立ってしまう。 ただ、従来品にはあった妙な酸の後味が、幾分か和らいだように思う。
 アルコール分5%。原材料:ホップ、コーン、糖類、醸造アルコール、食物繊維、コーンたんぱく分解物、 酵母エキス、酸味料、香料、カラメル色素、クエン酸K、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、苦味料。
 2006年2月発売の初代、 同年8月発売の2代目、 2007年3月発売の3代目に続き、 これが4代目となる。
 私はこれまで、ずっとこの製品を酷評し続けてきたが、 今回のリニューアルで、少しはマシになったと感じた。 私の味覚が慣らされてしまったのであろうか? いや、ほんのわずかだが、 雑味が削ぎ落とされたように感じる。
 でもやはり、クオリティ的には、金麦のほうが上かな。 製法(*)が違うから、比較するのもおかしいのだけれど。

*本品は、麦芽不使用で酒税法上の分類は「その他の醸造酒(発泡性)(1)」のいわゆる第3のビール。
 金麦は発泡酒(当然、麦芽を使用している)にスピリッツを混ぜたもので、酒税法上の分類は「リキュール類(発泡性)(1)」で、 第4のビールとも称されるジャンルである。
種別 新ジャンル
2008年2月21日
No.1491: CALPIS BARTIME 陽春のバレンシア / カルピス
 かるぴすばーたいむ ようしゅんのばれんしあ / かるぴす
CALPIS BARTIME 陽春のバレンシア CALPIS BARTIME 陽春のバレンシア review
 今月12日発売の新しいカルピスバータイム。
 ここなら仕入れてくれるだろうと当たりを付けていた駅前のam/pmとLAWSONを 日々集中的に覗いていたが出会えなかったので、今日、ファミマに寄ってみたら、そちらに入荷していた。

 グラスに注いだ色は、まさにカルピスが入っていますと言わんばかりのパステルオレンジ。 香りは、フルーツポンチかフルーツ牛乳のような感じ。とてもフルーティで、かつミルキー。 オレンジの背後に、あんずの甘い匂いが寄り添っている。
 香りのまろやかな印象に比べて、味はオレンジの酸が効いていて、シャープ。 キュンとした口当たりが爽やかだ。苦味も適度に感じる。 飲み込んだ後、口中にカルピスっぽさが残る。
 アルコール分4%。果汁3%。原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、アプリコットリキュール、 オレンジ果汁(バレンシアオレンジ50%)、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、糖類、酸味料、香料、 安定剤(大豆多糖類)、パプリカ色素、カロチン色素、酸化防止剤(ビタミンC)。
 名前も内容も、これからの季節にぴったりな製品。カルピスの魅力も存分に活かされている。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月22日
No.1492: カクテルパートナー ソルティードッグ / アサヒ
 かくてるぱーとなー そるてぃーどっぐ / あさひ
アサヒ カクテルパートナー ソルティドッグ アサヒ カクテルパートナー ソルティドッグ review
 今月19日に一斉にリニューアルしたカクテルパートナー。実は新顔もあるのだが、 未だみつけることができないので、その代わりに、 既存フレーバーのリニューアル品を先に飲もう。ということで、まずはソルティードッグ。

 グラスに注いだ色は、ほんのり濁った白。 香りは、グレープフルーツ味のチューハイにそっくり。あまりひねりはない。
 口に含むと、グレープフルーツ味が前面に。 甘味は強すぎない。その分、酸味と苦味がきいている。 アルコール感は強くない。最後まで、爽やかな味わい。
 果汁5%。アルコール分4%。原材料名:ウォッカ、グレープフルーツスピリッツ、 グレープフルーツ果汁、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 従来品と比べ、果汁量10%アップ、糖質10%カットという。糖質をカットするため、 これまで使われていなかった甘味料(アセスルファムK、スクラロース)が新たに添加された。 これは、サントリーカロリ。のシリーズにも使われているものだが、 あちらに比べると、人工的な薄ら甘さを感じさせない、巧妙なつくりになっている。
 果汁が1割増とのことだが、従来品(2007年2月リニューアル品)も表記上は果汁5%。 それ以前の製品が4.8%との表記だったから、もし、それに比べて1割増ということなら、 4.8%×1.1=5.28%だから四捨五入で5%なのか。真相はわからない。
 なお、缶の裏側には「おかげさまでカクテルパートナーは発売10周年」として、 次のような説明文がある(左の缶写真の下方)。
「ソルティードッグは、イギリス生まれ。当初はジンがベースでしたが、 その後アメリカに渡り、ウオッカがベースのカジュアルなものになったと言われています」
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月23日
No.1493: 円熟 / キリン
 えんじゅく / きりん
円熟 円熟 review
 1月下旬製造分から新しくなっている円熟。 旧製品のはけがあまり良くないと見えて、まだ切り替わっていない店が実に多い。 だから入手が遅くなってしまった。

 グラスに注いだ色は、しっかりめの黄金色。 泡に勢いがあり、何より密度がなかなかのもので、外観はビールと区別がつかない (通常、発泡酒は液色の薄いものが多く、なおかつ泡が妙にきめ細かく、スカスカな印象で、 ジュワジュワと音を立てて勢いよく盛り上がった後、急速に減衰するものが多いのだ)。
 爽やかかつ重厚感のあるホップ香。実にビールに近いが、発泡酒特有のミルキーな感じの臭みもある。
 味わいは、まず重たい苦味があり、なおかつ味わいのきめ細やかさもなかなか。 発泡酒にありがちな薄ら甘さはほどほどに抑え込まれている。この点は、 旧製品に比べて改善されているように思う。
 アルコール分6%。原材料:麦芽(大麦麦芽・小麦麦芽)・ホップ・大麦・小麦・米・コーン・スターチ・糖類。
 既存製品のイメージがあるだけに、あまり期待はしていなかったのだが、 予想に反してなかなかの改善具合であった。今、発泡酒にできることを最大限追求したという、 努力の跡が見られる。ここまで深いコクを、雑味を極力抑えながら実現できたことは、 大きく評価すべきである。
 なおパッケージデザインは、中央にあるENJUKUの文字の所にオレンジ色の帯が配された点が、 従来品との違いである。
種別 発泡酒
2008年2月24日
No.1494: [特別企画] 銀河高原ビールでハーフ&ハーフ
 [とくべつきかく] ぎんがこうげんびーるで はーふ あんど はーふ
銀河高原 ヴァイツェン&ビターブラック 銀河高原 ヴァイツェン&ビターブラック review
銀河高原 ヴァイツェン&ビターブラック  今日は久しぶりに特別企画。
 先日ネットで購入した銀河高原ビターブラック(スタウト)と、 ヴァイツェンを使って、ハーフ&ハーフをつくってみた。 これは、銀河高原ビールのサイトでも推奨されていた飲み方。上面発酵同士の淡色と濃色との出会いだ。

 まず、ヴァイツェンを、グラスの半分まで、ある程度泡を立てつつ注ぐ(右写真)。 泡が落ち着くのを待って、上から静かにブラックを注いで、グラスを満たす(左写真)。
 ヴァイツェンの淡い色の液体と真っ白な泡の上からブラックを注ぐと、 少しずつ液色が黒に近づく。注いだブラックは、純白の泡の下に静かに潜ってゆくが、 白い泡の上に少し黒い模様が残る。まるでカフェラテのようで美しい。
 香りは、ヴァイツェン特有のバナナやパパイヤのようなトロピカルで甘いニュアンスに満ちている。 口当たりはふんわり甘いが、スタウトの苦味もしっかり主張。 2つの味わいが、実に親和性の高いことが、改めてわかる。絶妙な解け合い具合。 酸、甘味、苦味のバランスが実によい。

 当サイトでは、極力、私の個人的な嗜好を排除し、客観評価を心がけているので、 おいしいとかおいしくない等の表現はしないという自主ルールを設けている。
 だが、今日はあえて言わせてもらう。 これまで飲んできたハーフ&ハーフの中で、私はこれが一番好きである。 どれだけ飲んでも飲み飽きないと感じた。
種別 ビール
2008年2月25日[1]
No.1495: 銀座カクテル チェリー / サントリー
 ぎんざかくてる ちぇりー / さんとりー
サントリー 銀座カクテル チェリー サントリー 銀座カクテル チェリー review
 明日2月26日発売の銀座カクテル・チェリー。 スーパー店頭には、もう当然という顔をしてたくさん並んでいた。

 グラスに注いだ色は、赤に近い朱色、あるいは、ややオレンジがかった深いピンクとも言える。 ほぼ予想通り。
 香りは、このシリーズに共通だが、スクリューキャップを開けた瞬間から、派手に広がる。 いかにもという感じの深いチェリー香。安物のアイス・デコレーションケーキの上にのっている 丸く赤いゼリーのかたまりみたいな感じだ。
 味も香りの印象通りで、甘酸っぱく、さくらんぼの雰囲気は良く出ている。 後味は意外にサッパリとして、くどさは残らない。
 さくらんぼ果汁6%。アルコール分6%。 原材料名:さくらんぼ、スピリッツ、食物繊維、糖類、酸味料、香料、増粘多糖類。 「1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトした濃厚な甘味のスイートチェリーと 甘酸っぱく華やかな佐藤錦を使用した、ちょっと贅沢なフルーツ・カクテルです。」
 銀カクシリーズに共通のねっとりした口当たりは、原材料中の増粘多糖類によるものだろう。
 それにしても、決して果汁分が多くないのにもかかわらず、 見事なフルーティさを実現しているところは、さすがである。 これで銀カクは9種めだが、毎度毎度イメージを裏切らないのは、すごいとしか言いようがない。

 ところで、次に出る銀カクは何か?と考えてみるのも面白い。 オレンジ?バナナ? 夕張メロンなんてのも、アリかな。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月25日[2]
No.1496: ビアファイン / サッポロ
 びあふぁいん / さっぽろ
サッポロ ビアファイン サッポロ ビアファイン review
 明後日2月27日、サッポロから発売される糖質50%オフのビール。 当サイトでは、このような大型新製品は発売2日前に入手するように努力しているが、 今日は複数のスーパーで、既に売られていた。

 グラスに注いだ色は、しっかりした黄金色。 泡持ちも悪くない。ここまでは、普通のビールとの違いはない。
 ところが、香りを嗅いで、一瞬手が止まる。 若干のミルキーさを伴った、米ぬかのような匂い。ビールというよりは、発泡酒のようだ。
 口に含むと、やはりコクがない。苦味は強く、モルトの味わいも比較的しっかりあるのだが、 真ん中だけスパッと抜き取られたような味。糖質オフゆえの宿命かと思う。
 コクがない分だけ、後味もスッキリ。和食には合わせやすいだろう。
 アルコール分5%。50%糖質オフ。原材料:麦芽・ホップ・糖類。
 サッポロのサイト情報によれば、新素材「ホップうまみエキス」の採用により、 糖質オフの物足りなさを解消したという。また、高発酵製法により、 50%糖質オフとアルコール5%を両立させたとのこと。
 確かに、発泡酒や新ジャンルとはひと味違う、じんわりとした味わいは感じられる。 サッポロらしいモルトの滋味もある。だが、それらがすべてうわべだけの化粧のように、 浮ついた感じが否めないのだ。これ以上のコクを求めるなら、 糖質オフなんて飲むなということなのだろうか。

 ところで、この製品のCMキャラクターは、私の大好きな古田敦也元監督である。 この製品のイメージに合っているか?と考えると、ちょっと違うのではないか、と思う。 軽いけど味があるというイメージなら、新庄剛志選手だろう。 無論、ライバル社のCM(アサヒ本生アクアブルー)に出ていたから、起用は難しいだろうけれど。
種別 ビール
2008年2月25日[3]
No.1497: COCKTAILカロリ。オレンジスプモーニ / サントリー
 かくてるかろり。おれんじすぷもーに / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。オレンジスプモーニ サントリー COCKTAILカロリ。オレンジスプモーニ review
 ここのところ新製品が多くて、フォローするのがたいへんである。 いち早くレビューするという当サイトの使命を自覚し、頑張って今日3本めを飲む。 明日2月26日発売のカクテルカロリ。2種あるうち、まずはこちら。

 グラスに注いだ色は、濁りのある淡い黄色。 香りは、薄ーいオレンジ香+皮の苦い雰囲気。
 口当たりは、炭酸の刺激と柑橘の酸味がかなりシャープ。だが、それと同時に、 カロリ。特有の甘味料の薄ら甘さがかなり強く感じられる。しかも、長く口の中に残る。
 真ん中のコクがないのに、酸、苦味、甘味がそれぞれ分裂気味に主張している感じだ。
 果汁2%。アルコール分4%。カロリー50%オフ。原材料:オレンジ、グレープフルーツ、スピリッツ、 糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、 紅花色素、野菜色素。
 最近、アサヒのカクパー等でもアセスルファムK+スクラロースを使うようになったのだが、 もっと薄ら甘さが目立たないような味づくりをしている。 このシリーズがなぜここまで人工的な味を続けているのか、わからない。 開発者は、これがいいと思ってつくっているんだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月26日[1]
No.1498: カクテルパートナー シルキーアップル / アサヒ
 かくてるぱーとなー しるきーあっぷる / あさひ
Cocktail Partner シルキーアップル Cocktail Partner シルキーアップル review
 今月19日発売の新しいカクテルパートナー。 先日、ソルティードッグのリニューアル品を飲んだのだが、同日に新製品が3種と、 既存製品のリニューアル8種が同時発売。 全部を取り上げるのには相当な時間がかかるが、徐々に飲み進めてゆきたい。

 グラスに注いだ色は、薄い白色。いかにも乳酸菌飲料のような外観。
 香りはヨーグルトと青りんごがうまくとけ合い、爽やかだが、車の芳香剤のような雰囲気でもある。
 味はりんごの酸と、ヨーグルトの甘酸っぱさに満ち、炭酸の刺激がそれらを引き締めている。 ミルキーで、かつ、爽やかだ。カルピスソーダよりももっと軽やかな感じ。
 果汁1%。アルコール分4%。原材料:ヨーグルトリキュール(ウオッカ、はっ酵乳、糖類、酸味料、 安定剤(大豆多糖類))、りんご果汁、糖類、香料、酸味料、乳化剤。
 缶裏に、次のような説明文がある(左の缶写真の下方)。
「多くのご好評をいただいた、2005年冬の限定缶ホワイトシュプール。 その声にお応えして、シルキーアップルとして新登場です。」

 確かにホワイトシュプールは、なかなか良い製品であった。 基本的に同じ内容と思われるが、原材料が微妙に違っていたりもする。
 なお、この製品は通年ラインナップ8種のリニューアル品とは違い、果汁アップでも糖質カットでもない。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月26日[2]
No.1499: ラ・カクテル フルーツスパークリング ラ・フランス&シャルドネ / 合同酒精
 ら・かくてる ふるーつすぱーくりんぐ ら・ふらんす あんど しゃるどね / ごうどうしゅせい
ラ・カクテル フルーツスパークリング ラ・フランス&シャルドネ ラ・カクテル フルーツスパークリング ラ・フランス&シャルドネ review
 このサイトを続けてきて、こんなに入手に苦労した製品が、他にあっただろうか。

 昨年11月20日に発売された、ラ・カクテルフルーツスパークリングの冬季限定品。
 当初から簡単には手に入らないだろうと思っていたので、事あるごとに様々なスーパー、 コンビニ、DS等を探索し続けてきたが、まったくみつからず。 もちろんネット上を検索もしたが、販売している店はなかった。 ついに年も変わってしまい、もう発見できないかもしれないと、半ばあきらめていた。
 だが、酒の百科事典を標榜する当サイトとしては、「みつからない」とは、敗北を意味する。 どうしても敗北するわけにはいかないと、探し続けてきた。これはもう、日常の行動範囲外の地域まで、 足をのばす必要があるだろうと考えていた。
 昨日、大阪都心部の地図上で偶然発見した大手スーパー(マックスバリュ)がどうしても気になり、 仕事帰りに、吸い寄せられるようにそこまで足を運んだ。すると・・。
 そこには最近の新製品が全部揃っていただけではなく、 レジ横に投げ売りのように、この製品2種が積み上げられ、1本95円で売られていた!  もう、両手を合わせて拝みたい気分だった。あの様子では、もうちょっと遅ければ売り切れてしまっていたかもしれない。 自分の動物的カンを信じ、初めての店まで地図を頼りに訪ねて、本当に良かった。

 さて、中身を。
 グラスに注いだ色は、白ワインのように淡いゴールド。やや濁りがある。 香りは洋梨が目立つが、その奥にワインのような香りが感じられる。
 味はまさに洋梨。キリッとした口当たりだが、甘味もかなりある。 パッケージデザインのイメージではもっと爽やかかと思ったが、意外に濃い。
 アルコール分5%。果汁1%。原材料: シャルドネ果汁、西洋なし果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、 クエン酸Na、カラメル色素。 「ぶどう品種シャルドネ果汁の豊かな味わいと、ラ・フランス果汁の爽やかさが心地よいスパークリング カクテルです。」
 私がふだん巡回しているスーパー等では、ラ・カクテルは梅酒スパークリングか、 昨年8月に出たフルーツスパークリング(マンゴー、白桃)の売れ残りが少数寂しく並んでいる程度。 おそらく売れなかったから、その後の仕入をやめたのだろう。
 売り手の事情はよくわかるのだが、このようにほとんどの店で仕入れてもらえない製品の存在を見るにつけ、 不憫に思えてならない。このラ・フランス&シャルドネが緑色基調で、 ペアのストロベリー&カベルネが赤色基調の缶デザインだから、クリスマス商戦を当て込んだ製品だったはず。 この時期まで残っていてくれたことに、むしろ感謝しなければならない。
種別 チューハイ・カクテル等
2008年2月27日
No.1500: 本生 ドラフト / アサヒ
 ほんなま どらふと / あさひ
アサヒ 本生 ドラフト アサヒ 本生 ドラフト review
 昨日26日リニューアル発売となったアサヒ本生ドラフト。既にCMも流れている。 パッケージデザインが、従来品の白基調から、赤基調に変わった。 本生発売当初のイメージに戻したということだろう。

 グラスに注いだ色は、極めて淡い黄金色。泡の見た目はビールに近く、泡持ちはほどほど。
 香りは、残念ながら典型的な発泡酒。ホップ香はちゃんとあるのだが、 雑穀臭のようなものが邪魔をする。
 口当たりは極めて軽やか。ふんわりとした甘味と、やや強めの苦味。 妙な酸も感じられるところが、発泡酒の限界か。 ただ、昔の発泡酒に比べると、薄ら甘い感じはだいぶ抑えられ、それなりの飲み応えはある。
 アルコール分5.5%。麦芽使用25%未満。原材料:麦芽、ホップ、大麦、大麦エキス、米、コーン、スターチ、糖類。
 サイト情報によれば、これまで使用していた副原料の配合比率を見直し、 「米」を新採用することでコク感を上昇させたとのこと。
 言われてみれば確かにそんな気もするが、劇的な変化とまでは言えない。 地味なリニューアルといえよう。
種別 発泡酒

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