2008年4月1日[1]
No.1541: 本搾りチューハイ レモン / キリン
ほんしぼりちゅーはい れもん / きりん
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メルシャンのソフトアルコール飲料部門を引き継いだキリンビールが、
ついにこの本搾りチューハイをキリンブランドとして出すことになった。発売日は、明日4月2日である。
レモンとグレープフルーツの2品種での展開となる。
どう変わったのか。まずレモンから飲んでみよう。
グラスに注いだ色は、やや濁りがあって、ほんのり黄色に色づいている。
果汁そのものの色だろう。
とても鋭く、フレッシュなレモン香。本搾り独特のフレッシュ感は、健在である。
味は、ヒリヒリと酸が強いが、すっきりとピュアで、贅肉の全くない味わい。
飲み進めると、強い酸が口中にどんどん蓄積されてゆく感じ。
果汁10%。アルコール分7%。原材料:レモン・ウォッカ。糖類無添加。
販売者:麒麟麦酒(株)、製造者:キリンディスティラリー(株)。
メルシャン時代にはあった「香料、着色料無添加」の文字は消えているが、
原材料名を見るかぎり、もちろん使っていないようだ。最近流行りの「糖類無添加」を
一番に強調したいがためだろう。
ところで気になるのは、果汁含有率が従来品の12%から、密かに10%に下げられていること。
酸味が弱い方が万人受けするといった判断なのだろう。安易なコストカット手段だとは、思いたくないが。
ウォッカと果汁だけでつくる他に類を見ないこのスタイルを、ぜひともなくさないでいただきたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月1日[2]
No.1542: ギュギュッと搾った プレミアムカクテル 白桃 / キリン
ぎゅぎゅっとしぼった ぷれみあむかくてる はくとう / きりん
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本搾りチューハイに引き続き、こちらもキリンがメルシャンから引き継いだ「ギュギュッと搾った」シリーズ。
発売日も同じ4月2日である。名前は、ギュギュッと搾ったpremium cocktailに変更され、
ラインナップは、白桃、パイナップル、グレープフルーツの3種に減った。
まずは白桃から飲んでみたい。
グラスに注いだ色は、かなり黄色みが強く、濁っている。グラスの向こう側は見えない。
どろっと、とろみすらある感じ。
香りは、深い甘さを湛えたピーチ香。桃缶詰のシロップよりももっと濃厚で、
まさに白桃をミキサーにかけた果汁のような感じ。
味は甘味がたっぷりとあるが、炭酸もほどほどに効いているので、
見た目の印象ほどくどくはない。桃が好きな人には、お勧めの味わいといえる。
果汁51%。アルコール分4%。原材料:白桃・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・酸化防止剤(V.C)。
販売者:麒麟麦酒(株)、製造者:メルシャン(株)。
なんとまだ製造者はメルシャンである。果汁含有率も、従来品
から変わらず51%である。
この濃密度は、他にないものなので、大切に継承して欲しい製品である。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月1日[3]
No.1543: 鎌倉極上麦酒 月夜の虹 / 鎌倉ビール醸造
かまくらごくじょうびーる つきよのにじ / かまくらびーるじょうぞう
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本日の3本目である。
なぜ一気に掲載するかといえば、私の部屋のレビュー待ち飲料(サイト未掲載品)専用冷蔵庫が、
数の多さにあふれてしまったからである。いつになったら全部レビューし終わるのか?
といった状況なのだ。
さて、昨日飲んだ鎌倉極上麦酒の2種めを飲む。
「月夜の虹」という名のダークラガーだ。
グラスに注いだ色は、しっかりした焦げ茶。泡はベージュ色で、泡持ちはほどほど。
カラメル香があり、じんわりと柔らかな香り。
味は甘味がそれほど強いわけではなく、適度な苦味と柔らかな酸がある。
伸びがあり、かつ、すっきりとした後味。
アルコール分5.5%以上。原材料:麦芽、ホップ。
裏ラベルに、次のような文章がある。
「海に抱かれ山々に囲まれた中世鎌倉。
「質実剛健」として知られる鎌倉武士の、
質素でつつましい日々の暮らしの中での
ひそやかな楽しみは、
狩りと酒宴であったという。
獲物を追って、
遠く野山を駆け回る馬上より見たものは、
思いがけず目の前に現れた七色の架け橋。
月下の宴に並ぶのは、数々の山海の幸、
あの虹彩を思い出すほどに、傾ける杯の数も多くなる。」
330ml入り小びんで、入手価格は515円。
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ビール |
2008年4月2日[1]
No.1544: ヱビス・ザ・ホップ / サッポロ
ゑびす・ざ・ほっぷ / さっぽろ
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本日4月2日リニューアル発売となった、ヱビス・ザ・ホップ。
どこが変わったのか、早速試してみよう。
グラスに注いだ液色は、しっかりした黄金色。純白の泡はこんもりと盛り上がり、
泡持ちも上々。
甘くフルーティなホップ香が、とてもふくよかな印象を与える。
従来品より華やかさが増し、まるでエールのような甘い香りが感じられる。
味は、従来品より少し酸が強くなったか? フルーティ感が幾分かアップし、
じんわりと麦の旨みのようなものが感じられる。
ジューシーで伸びやかな味わい。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
香りも味も全体的に密度が濃くなったような感じ。それでいて、決して重たくはなく、
華やかな方向に生まれ変わった印象だ。
缶デザインはほとんど変わっていないが、見分け方としては、真ん中の"YEBISU THE HOP"
の文字の下に、「爽やかなホップの香り」という文字が入ったことだ。
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ビール |
2008年4月2日[2]
No.1545: カクテルパートナー オフスタイル ソルティードッグ / アサヒ
かくてるぱーとなー おふすたいる そるてぃーどっぐ / あさひ
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アサヒのカクパーからも、ついに糖質オフが出た。
昨日4月1日発売のカクテルパートナー・オフスタイルだ。
3種あるうち、今日はソルティードッグを。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
香りは、チューハイにもよくありがちな、
甘さをたたえたガムのようなグレープフルーツ香。
一口飲んだ瞬間からかなり強い甘味が感じられ、いかにも人工的な味わい。
まるで、キシリトール入りグレープフルーツガムを噛んでいるような感じ。
酸は弱く、苦味も甘さには負けている。どうにもキレの悪い後味。
果汁1%。アルコール分4%。糖質80%オフ。原材料:ウオッカ、グレープフルーツ果汁、酸味料、
香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
まぎれもなく、サントリー「カクテルカロリ。」を意識した製品だが、
敵の弱点を超えるどころか、ハッキリ言って対抗馬にもなり得ていないと思う。
今年は各社とも健康を意識した製品が目白押しだが、
出せばいいというものではない。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月2日[3]
No.1546: カルピスサワー / カルピス
かるぴすさわー / かるぴす
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ロングセラーのカルピスサワーが新しくなった。発売は3月31日である。
これまでにも何度かマイナーチェンジをくり返している製品。
今回はどう変わったのだろう。
色は純白で、グラスの向こう側は見えない。この外観は、おそらくまったく変わっていない。
香りはカルピスのミルキーさに、ふんわりとアルコール臭が加わっている。
味は、気のせいかだいぶアルコール感が強くなった気がする。
贅肉が削ぎ落とされて、スッキリ感が増した分だけ、
アルコールが前面に出てきている感じなのだ。
アルコール分5%。原材料名:脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、オリゴ糖、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)。
同社の説明では、「爽やかさと後味のスッキリ感を強化し、
アルコールの苦味をおさえた飲みやすさを追求しました」とのことだが、
確かに味わいが若干スリムになった感じがするのと、
独特のえぐみのようなものがやわらいだ気はするが、
アルコールの苦味が抑えられたというより、むしろアルコールの甘味がしゃしゃり出てきたように、
私には感じられた。飲み応えを求める人には、いいだろうが。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月3日[1]
No.1547: 本搾りチューハイ グレープフルーツ / キリン
ほんしぼりちゅーはい ぐれーぷふるーつ / きりん
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キリンがメルシャンから引き継いだ本搾りチューハイ。2日発売である。
アイテム数がぐっと絞り込まれ、2種になった。既にレモンの方はレビュー済なので、
今日は残るグレープフルーツを。
グラスに注いだ色は、かなり黄色っぽく、濁っている。いかにもといった色。
香りもまさに搾りたてのグレープフルーツ。苦い、酸っぱい、ナチュラルな香りだ。
味も、口に含んだ瞬間グッとくる苦味と酸味。
炭酸も効いているから酸っぱすぎるという印象ではないが、この自然な感じは特筆ものである。
果汁27%。アルコール分6%。原材料:グレープフルーツ・ウォッカ。糖類無添加。
販売者:麒麟麦酒(株)、製造者:キリンディスティラリー(株)。
こちらもレモン同様、あえて「香料、着色料無添加」の表示はないが、
もちろん使ってはいない。
ところで、果汁含有率は従来品の28%から、
1%下がっている。
レモンは2%の下落だったが、味の変化がわからない程度のコストカット
だとすると、正直なところ、なんだか白けてしまう。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月3日[2]
No.1548: ギュギュッと搾った プレミアムカクテル グレープフルーツ / キリン
ぎゅぎゅっとしぼった ぷれみあむかくてる ぐれーぷふるーつ / きりん
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こちらもキリンがメルシャンから引き継いだ「ギュギュッと搾った」シリーズ。
発売日も同じ4月2日である。名前は、ギュギュッと搾ったpremium cocktailに変更され、
ラインナップは、白桃、パイナップル、グレープフルーツの3種に減った。
既に白桃を飲んだので、今日は2種めのグレープフルーツ。
グラスに注いだ色は、かなり濃い黄色で、濁りも深い。
本搾りよりも果汁分が断然多いのに、香りはこちらのほうがなぜか甘そう。
おそらく香料であろうと思われるが、どこか化粧品っぽい香りもある。
味は確かに甘味がきちんとあるが、当然のごとく酸味も強い。
全部の要素が力強い感じ。グレープフルーツをこれだけ使ったら、
相当な糖分を添加しなければ、この甘味は実現できないだろう。
飲み干した後のヒリヒリ感と、少し口に残る甘味が、良くも悪くもこの製品の個性になっている。
果汁62%。アルコール分4%。原材料:グレープフルーツ・ウォッカ・糖類・香料・酸味料・酸化防止剤(V.C)。
販売者:麒麟麦酒(株)、製造者:メルシャン(株)。
製造者はメルシャンであり、果汁含有率も、従来品
と同じ62%である。
今日は、同じグレープフルーツ味で、本搾りとギュギュッとを続けてみた。
スッキリ感を強調した本搾りと、濃密度で勝負のギュギュッとシリーズでは商品コンセプトがまるで異なるので、
できれば両方存続していただきたい。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月4日[1]
No.1549: カクテルパートナー オフスタイル スクリュードライバー / アサヒ
かくてるぱーとなー おふすたいる すくりゅーどらいばー / あさひ
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アサヒのカクパーからでた糖質オフの「オフスタイル」。4月1日発売だ。
3種あるうち、既にソルティードッグを飲んでいるので、
今日は2種めとしてスクリュードライバーを。
グラスに注いだ液色は、透過性はあるがかなり濃いめの黄色、あるいは薄いオレンジ。
香りは、昔のオレンジドリンクのような実にチープなオレンジ香。
バヤリースよりももっと薄っぺらい。だが、このチープで駄菓子っぽい香りは、
お酒が苦手な人には良い印象を与えるかもしれない。
口に含むと、軽い酸味と、微かな苦味と、そして何より、
人工甘味料のどんよりした甘さが口中に長く横たわる。その甘味はなかなか消えない。
喉では酸がスッと切れるのに、舌の両脇に甘さがまとわりついて長く残る。
果汁2%。アルコール分4%。糖質80%オフ。原材料:ウオッカ、オレンジ果汁、酸味料、
香料、カラメル色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ベニバナ色素。
もしかすると、「糖質オフでもここまで甘くできるんですよ」
という主張のための執拗な甘さなのだろうか。
それならば、チューハイのほか、ビール系飲料にも
「健康志向」を理由に味気ない製品が多い昨今、一定の消費者にはアピールするかもしれない。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月4日[2]
No.1550: ギュギュッと搾った プレミアムカクテル 完熟パイナップル / キリン
ぎゅぎゅっとしぼった ぷれみあむかくてる かんじゅくぱいなっぷる / きりん
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キリンがメルシャンから引き継いだ「ギュギュッと搾った」シリーズ。
名前は、ギュギュッと搾ったpremium cocktailに変更され、4月2日に発売。
ラインナップは、3種に絞り込まれた。
既に白桃、グレープフルーツがレビュー済なので、
今日は最後の完熟パイナップルを。
グラスに注いだ色は、まさにパイン果汁そのものの深い黄色。
どす黒くくすんだ感じすら見られ、まさに天然の色。
香りも実にナチュラルなパイン香。ほとんど100%ジュースに近い香りである。
味わいも濃厚。もちろん、100%果汁ではないからねっとり感は弱いが、
繊維質もしっかり入って、飲み応え十分。アルコール感はほとんどない。
後味は当然、すっきりしないが、甘味だけでなく酸も強いので、
くどさはさほど感じない。
果汁65%。アルコール分4%。原材料:パインアップル・ウォッカ・糖類・香料・酸味料。
販売者:麒麟麦酒(株)、製造者:メルシャン(株)。
製造者は依然としてメルシャンであり、果汁含有率も、従来品
と同じ65%である。
原材料名を見ると、従来品では醸造用アルコールだったのに、こちら新製品はウォッカとなっている。
既に飲んだ白桃、グレープフルーツも含め、すべてそうなのだが、
クオリティアップと言ってもいいのではないだろうか。
同じメルシャンからの引継品でも、キリン自身が製造することになった本搾りチューハイ2種が、
いずれも果汁含有量を減らしているのと好対照である。
やっぱり、巨大メーカーはコスト感覚がシビアなんだろうか。
当サイトのように、過去の商品もバッチリ詳細な記録を取っている消費者がいるなんて、
思いもよらないのかもしれない。いや、べつに責めるつもりはない。
出来上がりの味がすべてなのだから、うまくコストカットして味が犠牲になっていないのならば、
べつにかまわない。
この新ギュギュッとシリーズは、パッケージデザインが高級感あふれるものに一新され、
その点はさすがにキリンさんだと思う。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月5日
No.1551: カクテルパートナー オフスタイル レモネードクーラー / アサヒ
かくてるぱーとなー おふすたいる れもねーどくーらー / あさひ
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アサヒのカクパーからでた糖質オフの「オフスタイル」。4月1日発売だ。
3種あるうち、既にソルティードッグと、
スクリュードライバーをレビュー済。
今日は最後のレモネードクーラーを。
グラスに注いだ液色は、ほんのりとした黄色。やや濁りあり。
香りはキュンと尖った感じのレモン香だが、はちみつのような甘い香りを伴っている。
そのレモンの酸により、シャープな口当たり。そして、はちみつなのか人工甘味料なのか
判別がつかないようなどんよりとした甘味が口中に残る。
果汁1%。アルコール分4%。糖質80%オフ。原材料:ウオッカ、レモン果汁、はちみつ、
糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
レモネードというのは、そもそも酸の鋭さと甘味とが分裂気味に共存している飲物だと思うのだが、
その特徴がうまく再現されている。
このシリーズは、甘味料のどんよりとした甘味が気になるのだが、
3種のうちこの製品だけは、はちみつの甘味とうまくシンクロさせており、
不自然さがだいぶ軽減されている。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月6日[1]
No.1552: スプラッシュタイム レモン / 合同酒精
すぷらっしゅたいむ れもん / ごうどうしゅせい
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やっと見つけ出した。
3月18日、GODOからチューハイの新ラインナップ「スプラッシュタイム」が登場。
いや、こういった商品が出ていることすら、実はあまり知られていないのかもしれない(合同さん、ごめんなさい)。
おそらく入手は難しいだろうなと思っていたので、のんびりと探していたのだが、
昨日、月1度ほど覗いているDSにて発見。
グラスに注いだ色は、無色透明。香りは、これまでのGODOのチューハイ(Hi-BOY等)とあまり変わらない、
芳香剤のような、化粧品っぽいレモン香。
味のほうは、わりと軽やかで、爽快感がある。酸味がかなり強く、後味はサッパリ。
だが、アルコール感もしっかりと感じられる。
アルコール分7%。果汁4%。原材料:レモン果汁、醸造アルコール、
スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
「レモン果汁の爽やかな香りとスッキリとした酸味が心地よいチューハイです。」
実は、全部で6種あるはずなのだが、今回見つけ出せたのは、このレモンとグレープフルーツのみ。
当サイトをご覧の大阪近郊在住の方で、売っている店を知っているという方がいらっしゃいましたら、
ぜひ教えていただけないでしょうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月6日[2]
No.1553: 焼酎ハイボール シークァーサー <下町缶> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる しーくぁーさー <したまちかん> / たからしゅぞう
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焼酎ハイボールの下町缶は、これまでレモンと
ドライの2種のみであったが、
3月4日にシリーズ全種がリニューアルしたのと同時に、新たにこのシークァーサーと
ライムにも下町缶が登場。
本来、首都圏エリア限定販売なので、私の住む関西ではお目に掛かれないはずの代物。
ところが、新たにご協力のお申し出を頂いた救世主のおかげで、入手することができた。嬉しいかぎりである。
中身は、同日にリニューアルした全国発売のものと同じだが、いちおうレビューしよう。
色は淡いシャンパンゴールドといえるもので、ややグリーンがかっている。
香りは非常に奥ゆかしく、
ただ緑っぽい何かの柑橘、といった感じ。
口に含むと、炭酸のビリビリした感じが強く、
甘味といえば、焼酎のアルコール感くらい。
実に「大人の味わい」といえる。
アルコール分7%。果汁1%。糖質80%オフ。甘味料不使用。
原材料:焼酎、シークァーサー果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
レモン果汁を使っているのが、いわば隠し味。お酒の味わいがちゃんとあって、
なおかつ口の中に甘味が残らないものが飲みたい、
というときには、おすすめのチューハイ。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月7日[1]
No.1554: 銀座カクテル マンゴ (240ml缶入り) / サントリー
ぎんざかくてる まんご / さんとりー
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先日、別の商品を探しにファミマに寄ったときに、偶然発見したもの。
銀座カクテルの通常品はスクリューキャップのボトル缶入りだが、
これはプルタブつきの普通の缶で、240ml入り。
売場POPには「ファミリーマート限定」と書かれており、マンゴとピーチの2種類が売られていた。
中身は通常品と同じと思われるが、いちおうレビューしておく。
色は濃い黄色、あるいは山吹色。ねっとり感がある。
香りは濃密。まぎれもなくマンゴーの香りである。
味も濃厚。甘味がたっぷりとあり、口当たりもねっとり。
ゴクゴク飲むようなものではない。ゆっくりと濃厚な味わいを楽しみたい。
アルフォンソ・マンゴー果汁10%。アルコール分6%。原材料:マンゴー、スピリッツ、糖類、
安定剤(ペクチン)、香料、
酸味料。「1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトしたキング・オブ・マンゴー
"アルフォンソ・マンゴー"を使用した、ちょっと贅沢なフルーツ・カクテルです。」
入手価格は198円。
みつけたのは2種だけだったが、他のフレーバーは出ていないのかどうか、
これから出る予定はないのかどうか、不明である。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月7日[2]
No.1555: 焼酎ハイボール レモン <大阪缶> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる れもん <おおさかかん> / たからしゅぞう
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昨日、焼酎ハイボールの「下町缶」の新種(シークァーサー)を掲載したが、
同じ3月4日に「大阪缶」もデビューした。
無論、中身は通常品と同じである。缶のイラストは、通天閣近くの"新世界"だと思われる。
色は淡い黄色で、炭酸が強そうな大粒の気泡。
柔らかいレモン香。あまり香り立たない。
必要最小限の香りづけといった感じだ。
口に含むと炭酸のビリビリした刺激が強く、
味はシャープで、スッキリ。
アルコール分7%。果汁1.5%。糖質80%オフ。甘味料不使用。
原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素。
『「おいしいもんは」大阪にあり!』というタイトルで、次の文章が書かれている。
『大阪は今でも天下の台所や!安うて旨いもんがぎょうさんあるで!
その中でも庶民的代表選手と言えるのんが「お好み焼」「たこ焼き」「串かつ」
「ホルモン焼き」。ほんで、このコテコテの味に不思議と合うのが
「焼酎ハイボール」。さっぱりとしたドライな呑み口で相性抜群ですわ!』
この文章読んでたら、甘いソースを塗ったたこ焼きが食べたくなった。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月8日
No.1556: スプラッシュタイム グレープフルーツ / 合同酒精
すぷらっしゅたいむ ぐれーぷふるーつ / ごうどうしゅせい
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3月18日発売、G0DO「スプラッシュタイム」のグレープフルーツ。
既にレモンを飲んでいるが、今日は2種め。
グラスに注いだ色は、無色透明。香りは、
よくありがちな、ガムのようなグレープフルーツ香。
味はスッキリ軽やかで、甘味は適度。少し収斂性ある苦味。
嫌みはないグレープフルーツ味だが、特徴に乏しい。
まるでポカリスエットのようなスポーツドリンク的な甘味が
後に残る。
アルコール分7%。果汁5%。原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、
スピリッツ、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
「グレープフルーツ果汁のフレッシュな香りとほのかな苦味が心地よいチューハイです。」
レモンよりもこっちのほうが、凡庸な味わいであると感じた。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月9日[1]
No.1557: 銀座カクテル ピーチ (240ml缶入り)/ サントリー
ぎんざかくてる ぴーち / さんとりー
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ファミリーマート限定として売られていた、通常品とは異なる240ml缶入りの銀座カクテル。
先日マンゴを飲んだが、今日はピーチを。
グラスに注いだ色は白濁して、とろみがある。
香りは豊潤な白桃香で、桃特有の生臭い感じもよく再現されている。
口当たりも、見た目同様、ドロッとした感じで、濃密。
甘味がたっぷりとあり、爽やかさとは無縁である。
桃果汁10%。アルコール分6%。原材料名:もも、スピリッツ、糖類、安定剤(ペクチン)、
酸味料、香料、ビタミンC。
「1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトした国産白桃の裏ごし果肉を使用した、
ちょっと贅沢なフルーツカクテルです。」
ところで、昨年このピーチの通常品が出たときに、
今後銀カクに私が求めるフレーバーとして、パイナップル、
グァバ、いちごの3種をあげた。
周知の通り、パイナップルと
いちごは既に製品化されている。
そしてついにグァバも6月に限定品として発売されることになった。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月9日[2]
No.1558: 酎ハイグレープフルーツ / チェリオ
ちゅうはいぐれーぷふるーつ / ちぇりお
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ちょっと前にレモンのほうを飲んだチェリオ酎ハイ。
当サイトの"特命リサーチャー"
「回転寿司は永遠に不滅です」
主宰・お寿司MAX副会長氏から寄贈されたもの。今日はグレープフルーツのほうを。
グラスに注いだ色は、ほとんど無色だが、かすかに濁りが。
香りはちょっと酸味の強そうなグレープフルーツ香。シャープな感じ。
味も確かに、酸が強い。レモンにも近い味わい。
後味に薬臭いようなアルコール臭が残る。
アルコール分5%。果汁3%。原材料名:グレープフルーツ果汁、醸造用アルコール、
果糖ぶどう糖液糖、香料、酸味料。
「アルコール分5%、グレープフルーツ果汁3%入りのアルコール飲料(リキュール)です。」
製造者:(株)チェリオコーポレーション、大阪府高槻市辻子3-25-1。
甘いものが多いグレープフルーツチューハイの中にあって、
これはかなりスッキリしたタイプである。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月10日[1]
No.1559: 元祖 たまご酒 / 勝山企業
がんそ たまござけ / かつやまきぎょう
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デパート(阪神百貨店)の酒売場で何気なく冷蔵ケースを見ていたとき、これが目にとまった。
面白そうなので、買ってみた。
グラスに注ぐとき、どろっとしている。ゲル状とまではいかないが、
まさにたまごを溶いた感じだ。色はクリーム色。
香りは、かなりしっかり清酒の香りがする。もっとお菓子っぽいものを想像していたので、
あまりの「お酒」感に少々とまどう。
口に含むと、固まる前のプリンのようにどろっとした食感。
味はカスタードっぽい。カスタードクリームをお酒で溶いたよう。
飲み進めるほどに、お腹にずっしりたまる感じ。
エキス分2度以上20度未満。アルコール分10度以上11度未満。
原材料:清酒(純米酒)、鶏卵、上白糖。
保存料、添加物を使用しておりませんので冷蔵保存し、製造日より120日、開封後は5日以内に
お召し上がりください。
勝山企業(株)、仙台市青葉区上杉2-1-50。
次の説明文がある。
「たまご酒(特許製法)
元禄年間に創業し、安政四年に仙台藩の御用酒屋を拝命した、仙台の銘酒「勝山(かつやま)」。
その勝山に先祖代々受け継がれてきた「たまご酒」は、風邪をひいた時によく飲まれておりました。
その味を昔と変わらない作り方で、芳醇な味わいの純米酒と鶏卵、
砂糖のみをブレンドし、とろりと滑らかに仕上げました。」
昔ながらのたまご酒を壜詰めで売ろうという発想は面白いのだが、
健康なときに飲むのは、ちょっと重たい。682円という値段も、ちょっと重たい。
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チューハイ・カクテル等 |
2008年4月10日[2]
No.1560: カロリ。クリスタル シークヮーサー / サントリー
かろり。くりすたる しーくゎーさー / さんとりー
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4月8日発売、カロリ。クリスタルシリーズの新顔。
サントリーの製品は、いつも容易に入手できるはずなのだが、
今回は、私が日頃巡回しているいくつかのスーパーには、まったくお目見えしない。
仕方がないので、カロリ。をいつもよく仕入れてくれるファミマに立ち寄り、買ってきた。
グラスに注いだ色は、無色透明。香りは、シークヮーサーというよりは、
ライムに近く、アルコール臭と相まって、まるでジンライムみたいな香りになっている
(実際に使っているのはウォッカで、ジンではない)。チューハイというより、カクテルに近い香りだ。
味も柑橘のシャープさが前面に出て、余計な甘さはない。
スッキリとした飲み口で、しかもアルコールの味がしっかりあるので、
どちらかといえば、お酒に強い人向きかもしれない。実際、度数は低いのだけれど。
果汁0.1%。アルコール分4%。糖類ゼロ。カロリー50%オフ。
原材料名:シークヮーサー、ウオッカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
「沖縄産シークヮーサーを使用、混じりけの無い水(純水)で仕上げたスッキリ甘くない、
糖類ゼロ・カロリー50%オフのチューハイです。」
カロリ。にありがちな甘味料の薄ら甘さは感じず、実にシャープな味わい。
クリスタルシリーズは、これまでクリスタルドライ、
クリスタルオレンジ、
クリスタルアップルと出ている。
レモンは出さないのだろうか?と思ったら、
以前にファミリーマート限定で
シチリアレモンという、
糖類ゼロ&カロリー50%オフの商品が出ていた。
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チューハイ・カクテル等 |