2009年8月3日
No.2121: 銀座カクテル 厳選トロピカル <夏限定> / サントリー
ぎんざかくてる げんせんとろぴかる <なつげんてい> / さんとりー
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明日8月4日発売、銀座カクテルの夏限定「厳選トロピカル」。
グラスに注ぐと、液体はねっとりととろみがある。これは銀座カクテルに共通の特徴だ。
色は濃い黄色というか、淡い山吹色。微細な繊維質のようなものがたくさん浮遊している。
香りはマンゴーが最も強く、他にはパインや桃も感じられる。
口当たりも見た目どおり、ねっとり。マンゴーの豊潤な甘さがベースになっている。
パインの酸味やバナナの甘さも(言われてはじめて分かる程度だが)感じられる。
贅沢な飲み応え。なお、ライチの味はみつけることができなかった。
果汁18%。アルコール分5%。
原材料名:マンゴー、パイナップル、もも、バナナ、ライチ、スピリッツ、糖類、増粘多糖類、
酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)。
1894年創業の老舗、銀座千疋屋がセレクトした夏にぴったりのトロピカルフルーツを使用。
5種類のフルーツを一度に堪能できる、ちょっと贅沢なフルーツ・カクテルです。
5種のフルーツが山盛りになったイラストが印象的で、
果物好きにはたまらない製品。そのイメージを裏切らない内容になっているので、
甘いお酒が好きで、フルーツ大好きな人なら、ぜひお試しあれ。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月4日
No.2122: −196℃ ゼロドライ ライムジンジャーエール <限定チューハイ> / サントリー
まいなす196ど ぜろどらい らいむじんじゃーえーる <げんていちゅーはい> / さんとりー
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本日8月4日発売の−196℃ゼロドライ・ライムジンジャーエール。この季節の限定商品だ。
グラスに注いだ色は、ジンジャーエールらしいシャンパンゴールド。
注いだときは大きめの気泡が踊るもののすぐに減衰。それほど炭酸が強そうではない。
かなりショウガ感の強い香り。以前、−196℃に ジンジャードライ
という製品があったが、あの時の強烈なショウガ感には及ばない。もう少しマイルドである。
口当たりもやわらか。辛みは弱く、その代わりに甘味料の甘さがかなり鼻につく。
最近のサントリーのカロリーオフ系のチューハイ(カロリ。など)は、この不自然な甘さは相当に
改善傾向にあるのだが、久々にこのわざとらしい甘さに出会った感じだ。
飲み込んだ後にも、どんよりとした甘味料の薄ら甘さが延々続き、ライムのシャープさはない。
喉の奥に、かすかにショウガの辛みが残存する。
アルコール分5%。糖類ゼロ。ライム浸漬酒使用。
原材料:ライム、スピリッツ、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素。
キリッと、ライムのジンジャーエール。スカッと爽快、糖類ゼロチューハイ!
味わいは「キリッ」ともしていないし、後味も「爽快」ではない。
糖類ゼロなのだから、ここまで不自然に甘くする必要性はない。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月5日
No.2123: ホワイトサワー 巨峰 / 合同酒精
ほわいとさわー きょほう / ごうどうしゅせい
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この製品、確か半年以上前に、
当サイトの元祖救世主である
「回転寿司は永遠に不滅です」
主宰・お寿司MAX副会長氏から寄贈されていたもの。
日頃、おびただしい新製品の洪水に対応するのが精一杯で、つい後回しになっていた。
以前に、おそらくコンビニのデイリーヤマザキで売られていたものと思われる。
グラスに注いだ色は、紫に近い濃いめのピンク。やや濁りあり。
ホワイトサワーというから、もっとぶどうカルピスみたいな色を想像していたが、
違った。
香りは、ヨーグルトにぶどう果汁を入れた感じなのだが、素直に言うと、
そのヨーグルトがちょっと腐敗臭に近い。ずっと嗅ぎ続けていれば、
ぶどう(巨峰)の甘い香りがしっかりと感じられる。
味も巨峰の強い甘味と、ヨーグルト的な酸味が混じり合って、少々化粧品っぽい。
だが、なかなかコクがあるので、ぶどうの甘味が好きな人向き。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料:巨峰果汁、乳清ミネラル、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、
乳酸、香料、クエン酸Na、アントシアニン色素。
乳清ミネラルのまろやかな味わいとフレッシュな巨峰の果実味が心地よいチューハイです。
今では売っていないようだが、なかなかくせになりそうな味わいではある。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月6日
No.2124: CALPIS BARTIME メロンの出逢い / カルピス
かるぴすばーたいむ めろんのであい / かるぴす
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今週の月曜8月3日、カルピスバータイムの新顔2種が登場。
私が日々利用しているコンビニにはなかなか入荷しないため、
ちょっと離れたファミリーマートまで探しにいってきた。
2種のうち、まずは「メロンの出逢い」を飲む。
グラスに注いだ色は、メロンカルピスのような薄黄緑だが、ややくすんだ感じの色である。
深みがあり甘そうなメロン香。アルコール臭などは感じない。
味もメロンの甘味が強く、カルピスの酸は非常に穏やか。パインも使われているようだが、
あまりわからない。
アルコール分4%。果汁1%。無炭酸。
原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、
果汁(メロン、パインアップル)、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、糖類、
酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、ベニバナ黄色素、クチナシ青色素。
「カルピス」にメロンとパイナップルを組み合わせた豊かな味わい
「メロンの出逢い」はメロンの芳醇な味わいとパイナップルの爽やかな甘味が
マッチした風味を大切な人との出逢いに例え、名付けました。
あいかわらず乙女チックなネーミングで、ここまで貫く姿勢は立派である。
たっぷりとした甘味がありながら、酸も効いていて結構爽やかな飲み心地。
まさに大人のメロンカルピス。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月7日
No.2125: CALPIS BARTIME ピーチの想い / カルピス
かるぴすばーたいむ ぴーちのおもい / かるぴす
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今週の月曜8月3日に登場した、カルピスバータイムの新顔2種。
昨日「メロンの出逢い」の方を飲んだ。今日はもう一方の「ピーチの想い」をレビューする。
グラスに注いだ色は、濃いめのピンク。白く濁っており、水ようかんか、ういろうのような色だ。
桃の甘い香りはもちろんのこと、さくらんぼのような酸っぱい感じがある。
実はさくらんぼではなく、クランベリーなのだが、いずれにせよ、酸っぱそうなベリー香が加わることにより、
ピーチだけでは出ないシャープさが生まれている。
味も強い甘味と、それに負けないだけの酸味が共存。
カルピスのマイルドさもあって、飲みやすく、後味もくどくない。
アルコール分4%。果汁1%。無炭酸。
原材料名:ウォッカ、ミルクスピリッツ、
果汁(もも、クランベリー)、乳酸菌飲料、脱脂粉乳、糖類、
酸味料、安定剤(大豆多糖類)、香料、アントシアニン黄色素、コチニール青色素。
「カルピス」にピーチとクランベリーを組み合わせた華やかな味わい
「ピーチの想い」はピーチのまろやかな味わいにクランベリーを加えた風味を
大切な人を思いやる気持ちに例え、名付けました。
今回の2種は、同時に出たことで相乗効果を生みそうな2種だ。
コンビニ等で2本並んでいるのを見て、とりあえずどちらかを買って帰って飲んだ人が、
もう一方のことも気になって、次の日に買ってしまう。
どこか似ていながら、まったく違う味わいを持った2本だからだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月8日
No.2126: スミノフ アイススパイス / キリン
すみのふ あいすすぱいす / きりん
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7月8日にリニューアル発売されたスミノフ アイススパイス。
これまで、スミノフ アイスのシリーズはサッポロが取り扱っていたのだが、
今年6月からキリンが取り扱うこととなった。
キリンがスミノフアイス、ギネス、キルケニーなどのブランドを擁するディアジオ社と
合弁会社キリン・ディアジオ(株)(=出資比率ディアジオ社51%、キリン社49%)を
設立したためである。
よって、今回の製品から、びんにも販売者キリンビールと表示されている。
色はジンジャーエールのような淡い黄金色。
香りもジンジャーエールのようだが、より一層シャープで、ショウガ感が強い。
口当たりもピリッと辛い。甘味は抑えられ、
「スパイス」の名にふさわしいシャープさである。
アルコール分5%。原材料:ウォッカ・糖類・酸味料・香料・カラメル色素。
製造者:ジャパンフーズ(株)、販売者:麒麟麦酒(株)。
本製品はディアジオ社の委託に基づき製造・販売されています。
以前の製品と味の違いは感じられなかった。
パッケージデザインもあまり違いは分からない。そもそも販売者が変わっただけで、製造者は
変わっていないのだ。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月9日
No.2127: 侍チューハイ レモン&ライム / 合同酒精
さむらいちゅーはい れもん あんど らいむ / ごうどうしゅせい
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「侍チューハイ」はジャスコやミニストップなど、イオングループで売られているもの
(明確にP.B.というわけではない。おそらく共同開発商品という位置づけであろう)だが、
そのラインナップにまたいつの間にか新顔が加わっていた。
入手したのはレモン&ライムとブラッドオレンジの2種であるが、
今日は前者をレビューする。
グラスに注いだ色は、無色透明。
香りはライムが強く、レモンは感じられない。
口に含むと、やはりライムフレーバーが広がる。甘味はかなり抑えられ、
シャープな口当たり。その分、ジューシー感には乏しいが、
スッキリ爽やかな飲み応えである。キュッとした酸味が、辛うじてレモンを感じさせる。
アルコール分5%。果汁1%。原材料:ライム果汁、レモン果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、
香料、クエン酸Na。
レモン果汁のスッキリとした酸味とライム果汁の爽やかな香りが心地よいチューハイです。
缶の色は、以前ラインナップにあった「青じそ」に酷似している。
あちらは、あまりにもマニアックな内容ゆえ、すぐに終売となったようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月10日
No.2128: グレープフルーツサワー / 合同酒精
ぐれーぷふるーつさわー / ごうどうしゅせい
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コンビニのデイリーヤマザキで売られているチューハイ。
既にレモンサワーをレビューしているが、これも一緒に売られている。
グラスに注いだ色は、無色透明。
適度な甘味を感じさせるグレフル香で、爽やかな印象。
味も香りの印象どおり、適度な甘味と酸味+若干の苦味で、バランスがよい。
後味にも軽い酸味が残り、爽やかだ。
アルコール分6%。果汁4.8%。
原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、
酸味料、香料。
すっきりとしたグレープフルーツ果汁を使用した、爽やかな味わいのチューハイです。
缶の地の色は、同じGODOのスプラッシュタイム・レモン&ライムに似ている。
デイリーヤマザキでは、このほかホワイトサワーなど、
定期的にGODOとのタイアップ商品を出しているようである。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月11日
No.2129: サッポロラガービール <数量限定> / サッポロ
さっぽろらがーびーる <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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明日8月12日、一部コンビニエンスストアで先行発売となる缶入りサッポロラガービール。
このビール、びん入り製品は昔から細々と続いているのだが、目にする機会はあまり多くない。
昨年9月にコンビニ限定で缶入りが発売されたのだが、今年もまた帰ってきたわけである。
今年は、コンビニ以外にも流通するようで、そちらのほうは9月9日発売ということになっている。
グラスに注いだ色は、淡い黄金色。泡はきめ細かく力があり、泡持ちも良い。
香りに華やかさはないが、モルトの甘いニュアンスがサッポロらしい。
口に含んだときは澄んで柔らかな印象だが、深い旨みが広がった後に、
力強い苦味がやってくる。往年のビールファンなら、どこかで味わったことのある味わいだ。
このじんわり後からやってくる苦味は、何かに似ていると思ったら、
キリンがそれこそ社運を懸け、大騒ぎしてデビューした キリン ザ・ゴールド
のキャッチフレーズ「隠し苦味」に近いではないか(注:キリンザ・ゴールドは、その後、
何もなかったかのように、ひっそりと姿を消している)。だが、こちらは年季の入り方が違う。
最近のビールに求められるフレッシュ感には乏しいけれど、
「質実剛健」ということばが似合う、媚びない味わいである。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ・米・コーン・スターチ。
昨年同様、今年も数量限定ということだが、なぜ思い切って通年販売に踏み切らないのだろうか。
必ずや新たな固定ファンが付くと思うのに。
おそらく、ヱビスと食い合うことを恐れているのではないだろうか。
そういう姿勢だからこそ、サッポロさんはシェアをどんどん減らしているのだと、
厳しいことの一つも言いたくなる。
ごく私的な意見を言わせてもらえば、もしこの製品が定番化されていつでもスーパーやコンビニで入手できるようになったら、
私はふだん買っているプレミアムモルツ、アサヒ ザ・マスター、熟撰、キリンクラシックラガーなどをやめるか数量を減らして、
その分こちらを買いたいと思っているのに。
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ビール |
2009年8月12日
No.2130: おいしいチューハイ 白桃ミックス <期間限定> / 宝酒造
おいしいちゅーはい はくとうみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
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昨日、サッポロラガービールを買いに、LAWSONに行ったときに、偶然みつけたもの。
「LAWSON限定」と書かれ売られていた。
グラスに注いだ色は、黄色っぽくどろっと濁った感じ。
香りは非常にナチュラルな白桃香。生臭い感じが良く出ている。
このシリーズに共通だが、
わざとらしい香料の使い方をしていない分、とてもおとなしい印象である。
口に入れた瞬間、え?こんなに甘味が抑えられているの?と思うほど、
そっけない味わいで、苦味すら感じる。押しつけがましいところは一切ない。
果汁50%。アルコール分4%。糖類不使用。微炭酸。原材料名:果汁(白桃、りんご、洋梨)、
白桃ピューレー、スピリッツ、香料、酸味料、ビタミンC。
果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです(白桃果汁17%使用)。
すっきりした味わいなのは、りんごも入っているからなのだろう。洋梨も使われているのは、
ちょっと意外。梨の味はわからなかった。
この「おいしいチューハイ」シリーズは、これまで何度かファミマ限定商品が出されているのだが、
LAWSON限定は初めて。いつもながら、発売の事前告知はなかったし、
現物を見ても、店舗限定であることがわからない。なぜこういう奇襲攻撃みたいなことをするのだろう。
たまたま取扱店に行った人だけが目にすることになるわけだが、
それに何か意味があるのだろうか。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月13日
No.2131: 旬果搾り 福島産 幸水なし <秋限定> / アサヒ
しゅんかしぼり ふくしまさんこうすいなし <あきげんてい> / あさひ
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8月11日発売の旬果搾り・秋限定缶。
昨年までの缶デザインが違うので、まったくの新種か?と思ってしまうが、
福島産幸水なしは昨年もあったし、もっと以前からある。
毎年それなりに好評を博しているということなのだろう。
グラスに注いだ色は、微かに白濁。
甘味をたたえたナチュラルな梨香で、無論、幸水だと言い当てることができるわけではないけれども、
いかにも和梨らしくみずみずしい香りだ。
味はほんのり甘く、上品。昨年まで、もっと甘味が強かったように記憶しているのだが、
このくらいの甘味のほうが飲み飽きしないと思う。後味もスッキリしている。
果汁1.6%。アルコール分4%。
原材料:アルコール、日本なし果汁、糖類、酸味料、香料。
昨年の記事と比べていただくとわかるが、
なんと昨年までの製品は果汁含有率が3%だったから、約半分になってしまった。
だから味わいがスッキリしたのかと、納得がいく。
旬果らしいジューシーさは一歩後退と言えるかもしれないが、
べつに味が落ちたとは思わない。でも「甘〜いの」を期待している人には、ちょっと肩透かしかも。
**都合により、今日はいつもより相当早く更新しましたよ(^_^;)
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月14日
No.2132: ラムネサワー / 合同酒精
らむねさわー / ごうどうしゅせい
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一昨年からこの時期に、LAWSONで売られているGODOのラムネサワー。
今年も何の前告知もなく、突然店頭に現れた。
缶デザインも変わっておらず、おそらく中身も変わっていない可能性が高いが、
この時期の限定品ということで、今年も取り上げることにした。
グラスに注いだ色は、無色透明で、気泡はそれほど多くない。炭酸は強くなさそうである。
香りはちょっとラムネらしさに欠ける。かなりおとなしく、柔らかい。
実際、味もマイルドで、刺激が弱い。少し冗長な感じ。
飲んだ後、口中に甘味が残って、爽快感は今ひとつ。
アルコール分5%。原材料:醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、
香料、クエン酸Na。
「爽やかなラムネの味が心地よいサワーです。」
やはり昨年の製品と変わっていないようである。
ということは、一昨年の製品からずっと変わっていないということか。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月15日
No.2133: 侍チューハイ ブラッドオレンジ / 合同酒精
さむらいちゅーはい ぶらっどおれんじ / ごうどうしゅせい
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「侍チューハイ」はジャスコやミニストップなど、イオングループで売られているもの
(明確にP.B.というわけではない。おそらく共同開発商品という位置づけであろう)だが、
そのラインナップにまたいつの間にか新顔が加わっていた。
今回入手した2種のうち、既に「レモン&ライム」をレビューしたので、
今日は残る「ブラッドオレンジ」のほうを。
グラスに注いだ色は、透明感ある淡いオレンジ、あるいはサーモンピンクと言ってもいい。
香りは、ブラッドオレンジチューハイといえばこれ!と思える、ゼリー菓子のような
チープな感じの駄菓子的オレンジ香。
味わいは実にシンプル。甘味は抑えられているので、
かなり酸が際立つ。オレンジ味にしてはめずらしく、酸っぱいと思えるほど。
甘いニュアンスを持ちながら、後味もスッキリとシャープ。
アルコール分5%。果汁1%。原材料:ブラッドオレンジ果汁、醸造アルコール、果糖ぶどう糖液糖、酸味料、
香料、クエン酸Na、カラメル色素、アントシアニン色素。
ブラッドオレンジのほんのり苦味のある甘味が心地よいチューハイです。
缶の色は、以前ラインナップにあった「すもも」に酷似している。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月16日
No.2134: カルピスサワー 沖縄フルーツミックス / カルピス
かるぴすさわー おきなわふるーつみっくす / かるぴす
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この製品、発売情報をつかんでいなかったのだが、偶然遭遇した。
検索してみると、既にブログ等にアップされている方が数名いる。
それも一番早い方は7月初旬であるから、もう1ヶ月半近く経ってしまっている。
諸情報を総合すると、サークルKサンクス限定と思われる(私が入手したのもサークルK)
のだが、本日現在、カルピス社のサイトにも、サークルKサンクスのサイトにも載っていないため、
詳細はわからない。
グラスに注いだ色は、薄黄色で濁っているから、パインジュースみたいだ。
香りを嗅いで最初に想像したのは、フルーツ牛乳。
パインが目立つが、それだけではなく、酸味も感じさせる。これは
一緒に入っている柑橘のせいだろう。
炭酸が意外に強く、ピリピリする。パイン味で甘酸っぱいが、
パイン単独だともっと甘くなるところを、シークワーサー等が引き締めている。
カルピスらしい味わいもちゃんとあり、想像以上に爽快な味。
果汁1%。アルコール分4%。「沖縄産 パインアップル タンカン シークワーサー」
原材料名:パインアップル果汁、シイクワシャー果汁、たんかん果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、
糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、カロチン色素、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)、
酸化防止剤(ビタミンC)。
パッケージデザインのかわいらしさといい、味わいのキュートさといい、
女性受け抜群と思われる。失礼ながら、中堅コンビニチェーンの独占販売とはもったいない。
来年の夏から、ぜひとも全国販売していただけるように、カルピスさんにご提案したい。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月17日
No.2135: −196℃ こだわり果樹園 秋梨 <限定チューハイ> / サントリー
まいなす196ど こだわりかじゅえん あきなし <げんていちゅーはい> / さんとりー
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明日8月18日が発売日となっている -196℃こだわり果樹園シリーズの秋限定品。
2種(秋梨と秋りんご)があるのだが、まずは「秋梨」のほうから飲む。
グラスに注いだ色は、無色透明。
缶を空けた瞬間、実に自然な感じの梨香が広がる。
この缶を空けると同時に漂う香りのアピールというものが、
この種のチューハイにとってはとても重要であるから、その意味では合格点である。
口に含むと、梨特有の甘味が広がる。ほのかな甘さである。
柑橘系などと違って基本的に尖った酸味はないから、ヘタをすると冗長な味わいになってしまいがちだが、
うまく甘味をコントロールし、フレッシュ感を演出できている。
アルコール分5%。梨浸漬酒使用。
原材料:梨、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
栃木県横山果樹園で育てられた幸水を使用。
秋の訪れを感じさせる、みずみずしく爽やかなおいしさです。
昨年も−196℃の「秋梨」は出ていたが、
まだ「こだわり果樹園」シリーズではなかった。
使用品種も、昨年は豊水と新高の交配種「にっこり」という品種だったが、
今年は、以前に使用されていた「幸水」に戻った。
その影響もあってか、味わいが少しスッキリした。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月18日
No.2136: −196℃ こだわり果樹園 秋りんご <限定チューハイ> / サントリー
まいなす196ど こだわりかじゅえん あきりんご <げんていちゅーはい> / さんとりー
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本日8月18日発売の -196℃こだわり果樹園シリーズの秋限定品。
2種のうち、昨日「秋梨」を掲載した。今日はもう一方の「秋りんご」を。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡いゴールド。
昨日の秋梨もそうだったが、缶を空けた瞬間に、フレッシュな香りが広がる。
酸の強そうな、爽やかなりんご香。
実際の味も酸味がキリッとしている。
甘味は強すぎることもなく、爽快な口当たり。
後味もスッキリ。
アルコール分5%。りんご浸漬酒使用。
原材料:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
青森県岩木山のふもとに広がるりんご園で育てられたサンつがるを使用。
秋の訪れを感じさせる、華やかで甘酸っぱい味わいです。
昨年も−196℃の「秋りんご」は出ていたが、
まだ「こだわり果樹園」シリーズではなかった。
使用品種は、昨年は "サンつがる主体" とされていたが、
今年は "サンつがるを使用" となっている。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月19日
No.2137: 神戸居留地チューハイ レモン / 富永貿易
こうべきょりゅうちちゅーはい れもん / とみながぼうえき
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神戸居留地チューハイのデザインが変わってから、かなり経つ。
おそらく、糖類ゼロが登場した頃からだと思うのだが、
このようなものはどうしても後回しになりがち。
一応全種入手済なのだが、まだ 白桃&黄桃 と、
グレープフルーツ の2種しかレビューしていない。
今日は3種めとして、レモンを掲載する。
グラスに注いだ色は、ほぼ透明に近いが、かすかに白濁している。
香りは強くなく、やや人工的なレモン香がほのかに香る。
味もサッパリと、甘味は極力抑えられている。アルコール感はそれなりに強い。
ドライな味わいで、飲み飽きしない。
果汁1.0%。アルコール分7%。
原材料:レモン果汁、醸造アルコール、
果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料。
製造者:(株)チェリオ中部、愛知県小牧市大字河内屋新田字下岩倉杁510番の1。
販売者:富永貿易(株)、
神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
そんなに多くの店でお目に掛かるわけではない神戸居留地シリーズだが、
低価格のわりに内容のしっかりした好感の持てる製品だ。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月20日
No.2138: チューハイ ゼロ レモン / サンガリア
ちゅーはいぜろ れもん / さんがりあ
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最近、サンガリアから相次いで缶チューハイが登場しているが、
これは、LAWSON STORE 100 でみつけたもの。
全国販売している「チューハイタイム」にも
糖類ゼロ製品がある(本日現在当サイト未掲載)が、それとはまた違った製品である。
グラスに注いだ色は、無色透明。
ジューシー感のあるレモン香で、柔らかな味が想像できる。
アルコールのニュアンスは弱い。
口当たりも柔らかく、ふんわり甘い。その甘さが人工的で、
やはり糖類ゼロというだけあって、甘味料の独特な甘味がある。
味わいにコクはなく、さらさらしているのだが、飲み込んだ後にどうしても
甘味料のどんよりした甘さが残ってしまう。
果汁5%。アルコール分7%。糖類ゼロ。
原材料:レモン果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
缶の右上には、「イタリア産レモン使用」の文字がある。
他店では見ないので、おそらく百均用に開発されたものではないかと推察される。
購入価格はもちろん105円だが、最近では普通のスーパーでも100円未満で売られているチューハイは珍しくなく、
低価格というだけではアピール力が弱まっていることは確かである。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月21日
No.2139: ホワイトサワー パイン / 合同酒精
ほわいとさわー ぱいん / ごうどうしゅせい
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デイリーヤマザキで売られているホワイトサワーだが、
これまでプレーンのホワイトサワー、
白桃、巨峰とレビューしてきた。
このパインは入手してから既に数ヶ月が経過しているが、
これまで掲載する機会がなかったものだ。
グラスに注いだ色は、ほんのりと黄色く濁っている。
このシリーズは皆そうだが、ホワイトサワーというほど白色ではない。
パイン香は強くなく、ヨーグルトの中に埋没している感じ。
巨峰でも感じたことだが、ちょっと腐敗臭に近いようなヨーグルト香は、
好みが分かれるかもしれない。
味はヨーグルトとパインがうまくバランスを保ち、
アルコール感も適度に。爽快感には乏しいが、乳酸菌飲料らしい味わい。
アルコール分5%。果汁1%。
原材料:パイナップル果汁、乳清ミネラル、ウォッカ、果糖ぶどう糖液糖、
乳酸、香料、クエン酸Na、カラメル色素。
乳清ミネラルのまろやかな味わいとフレッシュなパインの果実味が心地よいチューハイです。
シリーズとして味わいに統一感があり、今後また別のフレーバーが登場したとしても、
味が想像できそうである。
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チューハイ・カクテル等 |
2009年8月22日
No.2140: いいすたいる れもん / 菊水酒造
いいすたいる れもん / きくすいしゅぞう
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6月頃にコンビニ(ファミマ)で発見し、購入しておいたもの。
土佐の清酒メーカー、菊水酒造がつくる無炭酸の焼酎割りだ。
以前、E-STYLE の名で出ていた製品だが、
今回はひらがなで「いいすたいる」となっている。
3種入手したうち、「ゆず」は既にレビューしたが、
きょうは「れもん」。
グラスに注いだ色は、ほんのり淡いイエローグリーン。
少しこもったようなレモン香だが、
コンクを薄めてつくったような、少し化粧品的な、あるいは芳香剤のような香りがあって、酸が強そう。
味はやはり酸が結構強く、甘味も、アルコール感もしっかりある。
飲み応え十分。無炭酸ということもあり、爽快感には乏しい。
アルコール度数7度。主原料:れもん・醸造アルコール・糖類。
製造者:菊水酒造(株)、高知県安芸市本町4丁目6-25。
従来の製品の味は覚えていないが、
私自身のテイスティングコメントを見るかぎり、味は変わっていないようである。
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チューハイ・カクテル等 |