ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.2801−2820


 
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2011年6月16日
No.2801: 和乃果実CAN 和の柑橘 / 北海道麦酒醸造
 わのかじつかん わのかんきつ / ほっかいどうびーるじょうぞう
和の柑橘 和の柑橘 review
 もう2ヶ月以上前になるが、スーパー成城石井店頭でみつけて入手しておいたもの。
 北海道麦酒醸造がつくる「和乃果実缶」というシリーズ。
 3種入手したのだが、今日はまず「和の柑橘」を。

 グラスに注いだ色は、鮮やかな山吹色。少し濁りがある。
 香りは自然なオレンジ香。揮発性が高く、酸味が強そうなのだが、 それはみかん、ゆず、レモン、ぽんかんの混合だから。
 味は極めてジューシー。酸が強いが、みかんとぽんかんの甘味もたっぷり。 弱めの炭酸のピリピリ感がアクセントになっている。
 アルコール分5%。原材料:みかん、ゆず、レモン、ぽんかん、スピリッツ、 糖類、香料。製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市張碓町427番1。
 国産果実にこだわった fruit-ful なスパークリングカクテルです。 酸味料を使わず果実の持つ自然な爽やかさを活かしました。
 温州みかん/和歌山産 ゆず/鹿児島産 レモン/広島産 ぽんかん/高知産
 和の柑橘をバランスよくブレンドしました。ちょっとユニークなシトラスカクテルです。
 250ml缶で入手価格は299円。かなり立派な値段だが、中身は想像以上。 非常に上質である。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年6月17日
No.2802: COCKTAIL FLAVOR ソルティードッグテイスト / ドウシシャ
 かくてるふれーう゛ぁー そるてぃーどっぐていすと / どうししゃ
COCKTAIL FLAVOR ソルティードッグテイスト COCKTAIL FLAVOR ソルティードッグテイスト review
 コンビニのデイリーヤマザキで ちょうど1ヶ月前の5月17日に発売となった、カクテル風ノンアルコールドリンク。
 出たことは前から知っていたが、近所にデイリーヤマザキがないためなかなか買いに行けなかったのだ。
 2種あるうち、今日は「ソルティードッグテイスト」のほうを。

 グラスに注いだ色は、ほんのり白濁。
 香りはまさにグレープフルーツジュースのようで、苦そうで、甘そう。
 口当たりはギュッと苦く、それと同時にどんよりした甘味がある。 飲み込んだ後にも、甘味料特有のどんよりした甘味が残る。炭酸は強くない。
 アルコール分0.00%。カロリーゼロ。原材料:グレープフルーツ果汁、水溶性食物繊維、 香料、酸味料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 ソルティードッグというよりは、やや甘さを抑えたグレープフルーツソーダ。 アルコール飲料の代用品という感じではない。
種別 ノンアルコール飲料
2011年6月18日
No.2803: JAよいち認定 りんごのほっぺチューハイ / 北海道麦酒醸造
 JAよいちにんてい りんごのほっぺちゅーはい / ほっかいどうびーるじょうぞう
りんごのほっぺチューハイ りんごのほっぺチューハイ review
 コンビニのサークルKサンクス限定で、 6月14日(北海道内は6月7日)に発売された「りんごのほっぺチューハイ」。
 JAよいち(余市町農業協同組合)から出ている人気の ストレート果汁「りんごのほっぺ」を使ったチューハイで、製造は北海道麦酒醸造。
 実は発売日にとあるサンクスに行ったら入荷しておらず、今日別のサンクスまで行って買ってきた。

 グラスに注いだ色は、淡い黄色。やや濁りあり。
 香りを嗅ぐと、まさにりんごジュース。混濁タイプのりんごジュース特有の少し鉄分を含んだような生々しい香りで、 甘味も強そうである。
 飲んでみると香りの印象以上に甘味が強い。コクもあるので、はちみつでも入っているのか?と思ったが、 原材料に糖類はあっても、はちみつ表記はない。
 アルコール感は弱く、というか、ほとんどお酒という感じがしないので、女性受けが良さそうである。
 アルコール分3%。果汁15%。原材料:りんご果汁、スピリッツ、糖類、香料、酸味料。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市高島1−8−16。
 太陽の恵みと、清らかな水と空気、肥沃な大地に育まれた余市のりんご。 自然の恵みを一杯にうけたそのジューシーなおいしさをそのままチューハイにしました。 北のフルーツ王国・余市からお届けいたします。
 果汁含有率はなんと15%。最近のチューハイでは、破格の多さだ。価格は158円とリーズナブル。 数量限定なので、興味のある方はお近くのサークルKかサンクスへ。
 なお、商品名は缶表記をみると「チューハイ りんごのほっぺ」にも見えるが、 サークルKサンクスのサイトでは「りんごのほっぺチューハイ」と紹介されているので、それに従った。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年6月19日
No.2804: hite d / THE HITE (輸入:眞露ジャパン)
 はいと でぃー / ざ・はいと(ゆにゅう:じんろじゃぱん)
hite d hite d review
 5月18日から日本国内向けに出荷が開始された、韓国のNo.1ビールメーカー HITE社の新製品"d"。 韓国国内では、昨年8月の発売開始後、44日間で1,000万本を売り上げたという、大人気商品だそうである。
 輸入者は、日本でもおなじみの焼酎メーカー眞露(ジンロ)の日本法人である眞露ジャパンだ。
 発売直後からずっと探していたがみつからず、昨日やっとコンビニ(サンクス) で発見することができた。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。
 泡はそこそこ力があり、ほどほどに持続する。
 香りは非常にシンプルでピュア。アサヒスーパードライにとても似ている。
 口当たりもすっきり。苦味はそれほど強くなく、非常にドライな味わいだが、 飲み込んだ後に、どういうわけか新ジャンルみたいな甘味が少しだけ残る。もちろんこれは 新ジャンルなどではなく、立派なビールなのだが。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、コーンスターチ。原産国:韓国。 輸入者及び引取先:眞露ジャパン(株)、東京都港区六本木4-4-8。
 缶デザインといい、味わいといい、お手本は明らかにスーパードライだろう。
 日本国内でこれが売れるためには、スーパードライよりも販売価格を低く設定することが必要かと思われるが、 今回の入手価格は215円と安くない。物珍しさで手に取ってくれる人が多くいてくれるといいが、リピートしてくれるかというと、 なかなか難しいのではないか。私はまた買ってもいいと思うけど。
種別 ビール
2011年6月20日
No.2805: 和乃果実CAN ブルーベリー with ハスカップ / 北海道麦酒醸造
 わのかじつかん ぶるーべりー うぃず はすかっぷ / ほっかいどうびーるじょうぞう
和乃果実CAN ブルーベリーwithハスカップ 和乃果実CAN ブルーベリーwithハスカップ review
 北海道麦酒醸造がつくる「和乃果実缶」シリーズ。
 3種入手したうち、先日 和の柑橘 を掲載したが、今日は2種目として「ブルーベリー with ハスカップ」。

 グラスに注いだ色は、まるでグラスが染まってしまいそうなくらいに濃い紫。
 香りはブルーベリーを強く感じるが、ハスカップと混じり合って、酸も強そうである。 どこかプルーンにも似ている。
 口当たりは甘酸っぱく、かつ濃厚である。コクのある味わいで、爽快感とはほど遠い。 ブルーベリーとハスカップは、もともと味が近いが、両者が合わさったことで、 似通った部分が強調された感じだ。
 アルコール分5%。原材料:ブルーベリー、ハスカップ、スピリッツ、 糖類、香料。製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市張碓町427番1。
 国産果実にこだわった fruit-ful なスパークリングカクテルです。 酸味料を使わず果実の持つ自然な爽やかさを活かしました。
 ブルーベリー/北海道産 ハスカップ/北海道産
 アイヌ語で「ハシ=枝、カ=上、オ=たくさん、プ=もの」に由来する。 古くから不老長寿の秘薬といわれた幻の果実です。ブルーベリーより豊富にアントシアニンを含みます。
 250ml缶で入手価格は299円。先日の和の柑橘に続き、こちらもしっかりフルーティな味わいに仕上がっている。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年6月21日
No.2806: カルピスと梅酒のソーダ割り / カルピス
 かるぴすとうめしゅのそーだわり / かるぴす
カルピスと梅酒のソーダ割り カルピスと梅酒のソーダ割り review
 昨日6月20日発売「カルピスと梅酒のソーダ割り」。 一般に、新製品は火曜か水曜に出ることが圧倒的に多いのだけれど、カルピス社に限っては、月曜日に出すのが特徴である。

 グラスに注いだ色は、カルピスホワイトに少し黄色が混じっている感じ。
 香りを嗅ぐと、梅酒が目立っており、カルピスはほとんど感じられない。
 味わってみても、やはり目立つのは梅酒のコク。 酸味が強いが、カルピス特有の甘酸っぱさというよりは、梅酒の酸。 もちろんミルキーさはあるが、杏仁豆腐みたいな味わいである。
 アルコール分3%。原材料名:ウォッカ、梅酒、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、糖類、酸味料、香料、 安定剤(大豆多糖類)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム)。
 もっとカルピス感が強いのかと思っていたが、意外なほど梅酒が主張している。
 カルピス社から出ているアルコール飲料は、カルピスサワーのフルーツフレーバー製品をはじめ、 いずれもカルピスが主役であって、カルピスの甘酸っぱさを活かすような味付けをするのが、これまでの常道であった。 ところが今回は、主役の座を降りてしまったみたいに、カルピスが後ろに回っている。 いや、ミルキーな味わいはしっかりあるけれども、梅酒の存在感が大きいということ。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年6月22日
No.2807: おいしいチューハイ フルーツミックス <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい ふるーつみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ フルーツミックス タカラ おいしいチューハイ フルーツミックス review
 昨日6月21日、コンビニのファミリーマート&ampm限定で発売された、 おいしいチューハイ「フルーツミックス」。
 また今年も出たのか、と思ったら、なんと昨年は出ていなかったから、 2年ぶりということになる。つい最近飲んだような気がしていた。 年を取ると時間が早くなるものである。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡い黄色。炭酸はわずかである。
 香りは、大阪で人気のミックスジュースのように、 いろんな果実の香りがミックスされているが、その中でも目立つのがバナナ。 ふんわりと甘そうである。その他、パインの香りも。
 味は、香りの印象ほど重たくはなく、さらっとした口当たり。 バナナの風味はあるものの、甘さは濃厚ではない。 りんごやぶどうのすっきり感が幅を利かせている。
 果汁50%。糖類不使用。アルコール分4%。原材料:果汁(りんご、ぶどう、もも、バナナ、グレープフルーツ、パイナップル)、 スピリッツ、香料、酸味料。

 前に出たのは2009年。今回、グラスに注いだ瞬間に、 前の製品と変わったと気づいたのは、繊維質が浮遊していないこと。前の製品にはあったのに。
 味わいもより軽快に、シャープになったと思ったら、オレンジの代わりにグレープフルーツが入っているのだ。 フルーツミックスならば、もっとだらっとした味わいでも良さそうに思うが、 あえてすっきり感を出すのが、タカラ流ということか。
 この製品、関西限定で定番化(通年販売)してほしいくらいだ。 おいしいチューハイシリーズを常に店頭に並べている店はそれほど多くはないけれども、 定番品のオレンジやりんごに飽きたら、たまには飲んでみたいと思う人は多いだろう。 でもやっぱり、そんな程度の位置づけでは、定番化できないか・・。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年6月23日
No.2808: 和乃果実CAN りんご with レモン / 北海道麦酒醸造
 わのかじつかん りんご うぃず れもん / ほっかいどうびーるじょうぞう
和乃果実CAN りんごwithレモン 和乃果実CAN りんごwithレモン review
 北海道麦酒醸造がつくる「和乃果実缶」シリーズ。
 3種入手したうち、既に 和の柑橘ブルーベリー with ハスカップ を掲載済。 今日は3種目として「りんご with レモン」を。

 グラスに注いだ色は、濁りがあって、かなり濃い黄色。混濁タイプのりんご果汁の色だ。
 香りも非常にナチュラルなりんご香。甘味もしっかりとありそう。
 口に含むと、りんごの甘さは当然ながら、そこにレモンの酸味がキュッと加わっている。 まるではちみつが入っているかのような甘さだが、酸味とのハーモニーが上々である。 炭酸もピリッと効いているので、後味にも爽快感がある。
 アルコール分5%。原材料:りんご、レモン、スピリッツ、 糖類、香料。製造者:北海道麦酒醸造(株)、小樽市張碓町427番1。
 国産果実にこだわった fruit-ful なスパークリングカクテルです。 酸味料を使わず果実の持つ自然な爽やかさを活かしました。
 りんご/北海道余市産 香り豊かな王林、密入りんごのレッドゴールド、甘味&酸味の程良いふじ、あかね・・  数種のりんごをバランスよくブレンドしました。
 レモン/広島産
和乃果実CAN りんごwithレモン  250ml缶で入手価格は299円。こちらも価格に見合った内容である。

 ところで、缶に書かれている製造者名の表記だが、 私は上記で「北海道麦酒醸造」 と書いているものの、実際の缶には「北海道麦醸造」と、"酒"の文字が抜けている(右写真)。 今回入手した和乃果実CANシリーズ3種すべてそうである。
 これは明らかな脱字と思われるが、自社名を誤ったまま出荷するとは、単にチェックもれなのか、 気づいたけれどもそのまま出荷したのか、いずれにせよ、大らかなものである。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年6月24日
No.2809: 青島ビール
 ちんたおびーる
青島ビール 青島ビール review
 コンビニ(ファミリーマート)でたまたまみつけ、そういえば当サイトではまだ 青島の缶入りは未掲載だった!ということで、購入。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。泡は当初良く盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りは非常にクリアで軽快。ホップ香がふんわり爽やか。その奥に土臭さが少し。
 味も軽やか。苦味が適度。似ているのはオリオンビールか。
 アルコール分4.5度。原材料:大麦麦芽・米・ホップ。 原産国:中国(青島市)。輸入者及び引取先:日本ビール(株)。
 上記で「青島ビール」と、カタカナを用いたが、缶の表記は全部漢字。 ビールは「麦酒」ではなく、写真のとおり麦の字の代わりに、口へんに卑という文字。 機種依存文字のため、避けた。
種別 ビール
2011年6月26日
No.2810: ジンジャー&ペールエール / 北海道麦酒醸造
 じんじゃー あんど ぺーるえーる / ほっかいどうびーるじょうぞう
北海道麦酒 ジンジャー&ペールエール 北海道麦酒 ジンジャー&ペールエール review
 先日3種ほど取り上げた「和乃果実CAN」と同じ北海道麦酒醸造の製品。
 実は昨年、同じ ジンジャー&ペールエール を取り上げているのだが、あちらはびん入り。 こちらは缶入りだが、中身がどう違うのか、試してみたい。

 グラスに注いだ色は、ややくすんだ感じの淡い琥珀。 泡は当初力があるが、比較的早く減衰。
 生姜の強烈な香りが強い。これは辛そうである。
 口に含んでみると、確かにピリッと辛い。しかも喉にくる。 エール(上面発酵ビール)の甘さはあるが、あくまでも後ろの方で控えめに主張する程度。
 アルコール分5%。麦芽比率25%未満。原材料:麦芽、糖類、ホップ、生姜、柑橘果汁、香辛料。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、 北海道小樽市張碓町427番1。
 香り豊かなペールエール(上面発酵ビール)に生姜を漬け込んで熟成させました。スパイシーな味わいが刺激的です。
 びん入りの「ジンジャー&ペールエール」とは、原材料表記が少々違う。だから一応違う製品ということなのだろう。
種別 発泡酒
2011年6月27日
No.2811: ブルーベリー&ウィート / 北海道麦酒醸造
 ぶるーべりー あんど うぃーと / ほっかいどうびーるじょうぞう
北海道麦酒 ブルーベリー&ウィート 北海道麦酒 ブルーベリー&ウィート review
 昨日、北海道麦酒醸造の ジンジャー&ペールエール を取り上げたが、 今日は同時に入手していた「ブルーベリー&ウィート」を。

 グラスに注いだ色は、やや明るい紫で、濁りがある。泡は薄紫色で、美しい。
 甘いブルーベリー香。ビールの香りは奥に引っ込んでいる。
 味は口当たりが甘く、まさにブルーベリー。その甘みの奥に、 ビール的な苦さがあるが、完全に甘さが勝っている。
 アルコール分5%。麦芽比率25%未満。原材料:麦芽、糖類、ホップ、ブルーベリー、香辛料。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、 北海道小樽市張碓町427番1。
 フルーティーなウィート(小麦)ビールにブルーベリーを漬け込んで熟成させました。
 昨日の ジンジャー&ペールエール と並んで、これはチューハイに位置づけようか、それとも発泡酒か? と悩み、一旦はチューハイカテゴリーに入れた。 悩んだ理由は、昨年レビューした 壜入りのジンジャー&ペールエール の 原材料名に、ビール、スピリッツ・・などとあり、ビールベースのカクテル製品という位置づけが明らかだったのだが、 昨日レビューした 缶入りのジンジャー&ペールエール と本日のこの製品は、 缶に発泡酒(麦芽使用比率25%未満)との表記があるため。 結局これが決め手となり、昨日と今日の缶入り製品については、発泡酒に分類することとした。
種別 発泡酒
2011年6月28日
No.2812: 氷結 やさしい果実の3% ふわっと香る ピンクグレープフルーツ / キリン
 ひょうけつ やさしいかじつの3ぱーせんと ふわっとかおる ぴんくぐれーぷふるーつ / きりん
キリン 氷結 やさしい果実の3% ピンクグレープフルーツ キリン 氷結 やさしい果実の3% ピンクグレープフルーツ review
 当初4月20日の発売予定だったが、延期となり、6月29日発売となった「氷結 やさしい果実の3%」シリーズ。
 2種あるが、今日はまずこちら「ピンクグレープフルーツ」。

 グラスに注いだ色は、ほんのりと白濁。
 とてもジューシーなグレープフルーツ香で、甘味が強そうである。氷結らしく、揮発成分の多そうな、 非常によく作られた香りだ。
 口当たりはほんのりと甘く、グレフル的苦味は適度。ジューシー感があって、 アルコール度数は低くとも、飲みごたえあり。 飲み込んだ後に、ちょっとひりっとくる酸味と、苦味が残る。
 アルコール分3%。果汁3.7%。 原材料:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・食物繊維・糖類・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 サントリー「カロリ。」シリーズと同じ甘味料(アセスルファムK・スクラロース)が使われているが、 味の仕上がりはこちらのほうがかなり自然である。
 最近の低アルコール指向に合致した製品で、ヒットしそうである。
 缶デザインも、氷結らしさを踏襲しながら、「やさしい果実の3%」の文字は、まさにやさしい書体であり、 秀逸である。落ち度の見当たらない製品。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年6月29日
No.2813: 氷結 やさしい果実の3% ふわっと香る 赤ぶどう / キリン
 ひょうけつ やさしいかじつの3ぱーせんと ふわっとかおる あかぶどう / きりん
キリン 氷結 やさしい果実の3% 赤ぶどう キリン 氷結 やさしい果実の3% 赤ぶどう review
 当初4月20日の発売予定だったが、延期となり、本日6月29日発売となった「氷結 やさしい果実の3%」シリーズ。
 2種あるうち、昨日既に ピンクグレープフルーツ をレビュー済。今日はもう一方の「赤ぶどう」。

 グラスに注いだ色は、透明感ある薄紫。
 香りは、キャンディのように非常に甘そうなぶどう香。
 味は実際に甘味が強く、豊潤。アルコール感がほとんどないので、ジュースのようである。 むしろもう少し甘味を抑えた方が、夏にはごくごくと爽快に飲めそうなのに。
 アルコール分3%。果汁3.5%。 原材料:ブドウ果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 上記で甘味が強いと書いたが、これはこれで狙ったものだろう。この製品を選ぶ人は、ふだんあまりチューハイなど 飲まない人が多いと推察されるので、飲みやすさというのは大事である。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年6月30日
No.2814: ジャックダニエル・ハイボール / サントリー
 じゃっくだにえる・はいぼーる / さんとりー
サントリー ジャックダニエル・ハイボール サントリー ジャックダニエル・ハイボール review
 今週火曜、6月28日にコンビニエンスストアで先行発売となった「ジャックダニエル・ハイボール」。
 現在のハイボールブームの火付け役、というか、日本のウイスキー文化をずっと牽引してきたサントリーが、 満を持して送り出す新製品。しかも、これ以上はないというビッグネーム。否が応でも盛り上がる。 私もかなり期待していた。

 グラスに注いだ色は、ごく淡い黄金色。グレーンのソーダ割りだから、当然、琥珀というのにはほど遠い。 気泡は、非常に細かい。
 香りを嗅ぐと、ジャックダニエルらしい香りで、うれしくなる。 やや華やかさの抑えられた、少し土っぽい感じ。
 口当たりはふんわり甘く、樽の風味を感じる、やさしい味わい。 酸も非常に上品である。
 香料も使われているようだが、不自然さはない。
 アルコール分7%。原材料名:ウイスキー、糖類、酸味料、香料。
 米国テネシー州生まれのウイスキー ジャックダニエルを使い すっきりと仕上げたハイボールです。
 缶デザインは非常に高級感があり、一目でジャックダニエルとわかる。ファンにはたまらない1本。
 昨年11月にキリンから出た、I.W.ハーパーハイボールフォアローゼズハイボールも非常に店頭で目を引くデザインだが、 それを凌駕するくらいの存在感。
 キリンさんも頑張ってはいるが、どちらに軍配を上げるかといえば、やはりサントリーさんということになろう。
 ところで、ウイスキー好きには常識的な話だが、ジャックダニエルは、「バーボン」とは呼ばれない。 製法は近いが、この酒は、バーボンウイスキー発祥の地であるケンタッキー州バーボン郡ではなく、 テネシー州の生まれであり、誇りを持って「テネシーウイスキー」を名乗っているのである。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年7月2日
No.2815: 北海道ハイボール さくらんぼ / 北海道麦酒醸造
 ほっかいどうはいぼーる さくらんぼ / ほっかいどうびーるじょうぞう
北海道ハイボール さくらんぼ 北海道ハイボール さくらんぼ review
 これまでに、ハッカハスカップ メロンアップルと、 当サイトでは4種取り上げている「北海道ハイボール」だが、 今回「さくらんぼ」を入手した。

 グラスに注いだ色は、紫に近い、深い赤で、もはやどす黒い感じである。
 香りはさくらんぼというより、プラムに近い。華やかさがあまりない。
 味は非常に甘味が強い。酸味は少ない。おそらく、何の果物か聞かずに飲んだら、 さくらんぼとはすぐにはわからないだろう。 飲み込んだ後味も、砂糖水のよう。フルーティさもあまりない。
 アルコール分5%。原材料:糖類、スピリッツ、酸味料、ビタミンC、香料。仁木産さくらんぼ使用。 製造者:北海道麦酒醸造(株)、 北海道小樽市張碓町427番1。
 200ml入りで、入手価格は200円。昨年ハッカ、ハスカップ、メロンは180円で購入し、 アップルは別の店で198円で買った。人気が出るにつれ、値段が上がってきたのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年7月3日
No.2816: ノイヴェルト 糖質50%オフ(韓国産新ジャンル)/ 丸紅(輸入)
 のいう゛ぇると とうしつ50ぱーせんとおふ(かんこくさんしんじゃんる)/ まるべに(ゆにゅう)
ノイヴェルト 糖質50%オフ ノイヴェルト 糖質50%オフ review
 ダイエー系列のスーパーで、以前から「バーゲンブロー・ノイヴェルト」という 新ジャンルがあったが、これはその糖質50%オフタイプ。発売は、7月1日。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡には思いのほか力があり、かなり持続する。
 香りを嗅ぐと、緑っぽいホップ香がはっきりとあり、臭みなどは感じない。
 口に含むと、まずはっきりとした苦味があるのに驚く。やや酸は強い。
 もちろん、コクは足りないながら、新ジャンルでこれだけ苦味がぐっと押し、しかも妙な甘味が感じられないのは特筆もの。 糖質オフといえど、決してスカスカではない。
 アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、スターチ、大麦、食物繊維、フラクトオリゴ糖)、スピリッツ。
 原産国名:韓国。輸入者及び引取先:丸紅(株)。
 入手価格は驚きの89円。これまで、スーパーのP.B.や独自開発商品など、単に安いだけと思ってきたし、実際に 内容もその通りのものが多いのだが、これは決して侮れない内容である。数十円高い大手製品に負けていないどころか、 むしろ勝っているとすら思う。
 ダイエーはイオンの資本が入っているので、現在はイオングループのP.B.トップバリュ「バーリアル」も 扱っているが、こちらのシリーズの方が、クオリティは一枚上のように思う。
種別 新ジャンル
2011年7月4日
No.2817: ブルーラベル / アサヒ
 ぶるーらべる / あさひ
アサヒ ブルーラベル アサヒ ブルーラベル review
 アサヒから糖質ゼロの新ジャンルが登場。発売日は明日7月5日である。

 グラスに注いだ液色は、わりとしっかりした黄金色。泡はいかにもきめが粗く、 あまり盛り上がらず、そしてすぐに減衰する。
 香りを嗅ぐと、例えは悪いが、安物の白ワインみたいな匂いがする。 ちょっと変質したような酸を想起させる香りだ。いや、爽やかなホップ香もあるから、べつに臭みが強いわけではない。
 味もやはり酸味が目立つ。だが、苦味もしっかりとあり、飲み込んだ後には渋味も残る。 なんとか味わいを出そうとしている跡がうかがえるが、バランスは良くない。
 アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽エキス、ホップ、糖類、カラメル色素、食物繊維、 酵母エキス、大豆たんぱく、アミノ酸(グルタミン)、甘味料(アセスルファムK))、 スピリッツ(大麦)。
 風味の系統としては、以前あった同社のぐびなま。とか、 極旨などに近い気がする。
 だが、糖質70%オフのアサヒオフよりも飲みごたえを 感じさせるところは確かに新しい。
 健康志向の高まりに乗じ、うまく支持を広げられるか。これからの宣伝活動にかかっているだろう。 何せこのジャンルは、売り方がものすごく大事だから。
種別 新ジャンル
2011年7月5日
No.2818: 直搾り [日本の農園から] 宮崎産日向夏 <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] みやざきさんひゅうがなつ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 日向夏 タカラ 直搾り 日本の農園から 日向夏 review
 本日7月5日が発売日となっている、直搾り [日本の農園から] シリーズ。
 色々と突っ込みたいところはあるが、とりあえず先に味のレビューからいこう。
 2種出たうち、今日は「宮崎産日向夏」を。

 グラスに注いだ色は、かすかに白濁。注いでいる時、ジュワジュワと音を立て、大きな気泡が踊るので、 ガス圧は強そう。
 香りは非常にフレッシュで、グリーンな感じの柑橘香。 この揮発成分の多そうな香りは、実に直搾りらしいものである。
 口当たりは、香りの印象どおり、酸味が鋭く、ひりひりする。 ジューシー感があって、甘味は適度。まさに今果汁を搾ったばかりといった感じ。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:日向夏果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料、ナリンジン。
 日本各地から産地と品種を厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」 日本の農園からシリーズ。 宮崎産日向夏の果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 フルーティでありながら、甘味を抑えた味わいは、直搾りならでは。度数は4%と低いのに、 なぜかもっと強そうに感じる大人の味わい。なかなか見所がある。

 ところで、この製品の発売を知ったとき、まず思ったのは、 サントリー・−196℃の物まねではないか!ということ。
 産地限定果汁使用のチューハイは数々あれど、以前から農園限定で出しているのは−196℃シリーズだ (これは農園特定ではないが、「日本の農園」という語を使っている点が紛らわしい)。
 私が以前からタカラさんのチューハイを評価しているポイントは、あまり大衆迎合せず独自路線をひた走り、 しかもクオリティが高いことだが、今回のやり方には、ハッキリ言って賛成できない。残念だ。
 −196℃や氷結といった、他社のビッグブランドと戦うために、なりふり構っていられないのは事実であろうし、 何より企業の第一目的は収益を上げることだから、売るために手段を選ばないのは当たり前。それを分かった上で あえて言うが、他社の人気商品に似せたことで短期的な利益を確保できたとしても、それによって もっと大きなものを失うケースは決して少なくないのだ。

 ・・と、当初は−196℃のパクリとばかり思って上記のように書いたが、実は缶デザインをよくみると、 以前あった「農園の便り」を踏襲しているようだ。しかし、 多くの消費者からすれば、やはりサントリー製品のイメージが強く働いてしまうのではないだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年7月6日
No.2819: 直搾り [日本の農園から] 和歌山産南高梅 <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] わかやまさんなんこうばい <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 南高梅 タカラ 直搾り 日本の農園から 南高梅 review
 昨日に引き続き、直搾り [日本の農園から] シリーズ。
 2本目は、「和歌山産南高梅」。

 グラスに注いだ色は、ほんのり黄色っぽく色づいている程度。グラスの中を、ジュワジュワと気泡が踊る。
 香りにコクがあり、梅酒が入っているであろうことがわかる。
 香りの印象は豊潤だが、味は意外なほどあっさりしている。甘味よりも酸が中心。強い炭酸と相まって、 非常にシャープな印象を与える。梅酒を使っていると、もっと甘味にコクがあるものが多いのだが、 酸っぱいくらいの味わいに仕上げているのは面白い。
 アルコール分4%。果汁0.5%。 原材料:梅果汁、焼酎、梅酒、糖類、酸味料、香料。
 日本各地から産地と品種を厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」 日本の農園からシリーズ。 和歌山産南高梅の種を取り除き果肉を裏ごしして搾ったストレート混濁果汁を使用。
 昨日、サントリー製品に似ていると、批難めいたことを書いたのは、 果実のチョイスにもその理由がある。日向夏にしても、南高梅にしても、−196℃でよく見るからだ。
 でも、甘さを強くしてジューシー感を出そうとしないのが、タカラ製品の特徴。 いや、ジューシーでないわけではないのだ。あっさりしているのにジューシー感もあるのが、直搾りワールドだろう。
 ところで、南高梅を「なんこうばい」と読む場合と、「なんこううめ」と読む場合がある。 私は前者が正式名称だと思っていたが、必ずしもそうではないようだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2011年7月7日
No.2820: 焼酎ハイボール ゆず <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる ゆず <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール ゆず タカラ 焼酎ハイボール ゆず review
 七夕だからといって何か特別なものを飲むのではなく、超定番品を。
 一昨日7月5日発売、焼酎ハイボール「ゆず」。
 当サイトで把握している限り、この商品が出るのは5回目。 2007年6月2008年6月2009年6月2010年6月と出て、今年で5年目である。

 グラスに注いだ色は、微かに濁りある淡いレモン色。 グラスに注いでいると、大きな気泡がジュワジュワと踊る。
 香りは、いつも同じようなことを書いているが、 ゆずなのか、かぼすなのか、なんだかよく分からないが、とにかく緑っぽく、シャープな柑橘香。 適度にジューシー感がある。
 口に含むと、甘味は極力抑え込まれ、非常にドライ。ただ、柑橘の酸っぱさはきっちりとあり、 アルコール感もしっかり。レモン果汁が入っていることで、ジューシー感がきわだつのだろう。
 アルコール分7%。果汁0.5%。糖質80%オフ。甘味料不使用。 原材料:焼酎、ゆず果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 昨年と中身は変わっていないようだ。
 ところで、現在流れている焼酎ハイボールのCM 「イルカショー篇」が面白い。
 我が家では子供が小さい頃から水族館にはよく通ったが、イルカショーを見ていると、 時々中に人が入っているんじゃないか?というような演技を見せることがある。ジャンプしているときはイルカでも、 陸に上がって尾ビレを振ったりする姿は人間が入っているかのようだ。
 そういう現場を思い出すと、このCMのおかしさがじわじわと伝わってくる。
種別 チューハイ・カクテル等

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