ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3101−3120


 
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2012年3月27日
No.3101: 直搾り くちどけ スイートピーチ / 宝酒造
 じかしぼり くちどけ すいーとぴーち / たからしゅぞう
タカラ 直搾り くちどけ スイートピーチ タカラ 直搾り くちどけ スイートピーチ review
 本日3月27日が発売日となっているタカラ直搾り「くちどけ」シリーズ。
 2種出たうち、今回入手することのできた「スイートピーチ」をレビューしたい。どういうわけか、 同時発売されたはずのスイートグレープフルーツのほうは、どこの店でもみつけることができなかったのだ。

 グラスに注いだ外観は、ほんのりと白濁。かすかに黄色っぽいか。
 香りは名前の通り、甘そうなピーチ香。非常にやさしい印象。
 しかし直搾りなので、香りと味わいにはギャップがあるのではないか?と思いながら、 口に運ぶと・・なんと結構甘い。炭酸の刺激も弱く、桃らしい甘さがやさしく広がる。 果汁が少ないわりにはナチュラルな感じで、甘すぎない。
 アルコール分3%。果汁2%。 原材料:黄金桃果汁、焼酎、デキストリン、糖類、酸味料、香料。
 果実のみずみずしいおいしさを、やさしい甘さで仕上げました。口当たりなめらかな味わいをお楽しみください。
 直搾りシリーズの一環としてこの味わいを出すことに、抵抗感はなかったのだろうか。 購入する側の直搾りファンの間では、賛否両論がありそうだ。
 タカラ社製はどれも甘くないというイメージが既に定着していると思うのだが、 その一方で、最近の低アルコール+甘くて飲みやすいチューハイへの人気を無視することもできないという判断であろう。
 直搾りをあまり知らない消費者ならば、「くちどけ」「スイートピーチ」という名前から、 純粋に甘い製品を想像するに違いないが、ヘタに直搾りを知っているファンだと、スイートといったってどうせシャープなんだろうと、 考えてしまうかもしれない。そのあたりが吉と出るか、凶と出るか。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年3月28日[1]
No.3102: 麦とホップ 黒 / サッポロ
 むぎとほっぷ くろ / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 黒 サッポロ 麦とホップ 黒 review
 一昨年に懸賞品として提供されて話題となり、昨年10月に限定品 として全国発売されて好評を博し、ついに今回めでたくレギュラー商品として発売されるに至った「麦とホップ 黒」。 発売日は、本日3月28日である。

 グラスに注ぐと、かなりクリーミーで力のあるベージュ色の泡がこんもりと盛り上がる。 液色は漆黒とも言える深い黒。コーヒーよりも濃い感じ。
 やや軽快ながら焦げ臭(ロースト香)があって、新ジャンルと思えない。
 味は酸が目立ち、やや細身。エスプレッソ的なスモーキーフレーバーが広がる。 飲み込むと、舌の奥に甘さを感じるが、強い苦味が酸や甘さを取り囲んで、後味を引き締める。
 アルコール分5%。長期熟成製法。協働契約栽培100%。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 缶コーヒー程度の値段でこれが飲めるとは、驚愕である。
 発泡酒や新ジャンルは、しょせんそれなりの品質であるとずっと思ってきたが、 各社が切磋琢磨する中で、ついにここまで到達したと言わざるを得ない。 もちろん、サッポロさんの高い技術力の賜物であることは間違いない。
 この製品を飲む時は、缶から直接ではなく、ぜひグラスに丁寧に注いで、 豊かな泡のなめらかさを楽しみながら飲んでいただきたい。 また、2本買ってもプレミアムビール1本分くらいの値段なのだから、 通常の麦とホップと、この黒を買って、ぜいたくにハーフ&ハーフにしてみるのも一興であろう。
種別 新ジャンル
2012年3月28日[2]
No.3103: スーパードライ SLIM BOTTLE / アサヒ
 すーぱーどらい すりむぼとる / あさひ
アサヒ スーパードライ SLIM BOTTLE アサヒ スーパードライ SLIM BOTTLE review
 先日、クリアアサヒSLIM BOTTLE缶をレビューしたが、 今日は同時発売(3月21日)されたスーパードライSLIM BOTTLE缶を。 こちらも同じくコンビニエンスストア限定発売ということである。
 中身は従来品と全く同じなので、レビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
 コンビニの主要客層は若者(*注)だから、このような手に取りやすい商品を開発することは意義深いことであろう。 缶がスリムなだけで、中身が少ないわけではないのだが、何だか手軽に飲めそうな雰囲気を醸し出しているから不思議だ。
*注:セブンイレブンさんあたりは、積極的にシニア層を呼び込もうとしているから、 コンビニ限定販売といえども、今後はより広い層に訴求する商品を投入する必要性も出てくるかもしれない。
 何よりスクリューキャップがついていることで、まるでペットボトル入りのミネラルウォーターのように、 ちびちびと飲み進めることができる。これからの花見シーズンにもぴったりだと思う。
種別 ビール
2012年3月29日[1]
No.3104: 直搾り くちどけ スイートグレープフルーツ / 宝酒造
 じかしぼり くちどけ すいーとぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう
タカラ 直搾り くちどけ スイートグレープフルーツ タカラ 直搾り くちどけ スイートグレープフルーツ review
 3月27日発売、タカラ直搾り「くちどけ」シリーズ。
 2種出たうち、既に一昨日、スイートピーチ はレビュー済。 今日はもう一方の「スイートグレープフルーツ」。

 グラスに注いだ外観は、ほんのりと濁りのある淡い肌色。ルビー(ピンク)グレープフルーツ果汁のイメージ。
 フレッシュ感のあるグレフル香で、酸と甘さの輪郭がはっきりとしている。
 味はキュッと酸が効いているが、適度に甘さがある。 スイートピーチのほうはかなり甘みが強かったので、こちらも同様のものを想像していたが、 やはりグレフルということで酸味が立っている。しかし苦味はマイルドであり、飲みやすい。
 アルコール分3%。果汁2%。 原材料:グレープフルーツ果汁、焼酎、デキストリン、糖類、酸味料、香料、カロチン色素。
 果実のみずみずしいおいしさを、やさしい甘さで仕上げました。口当たりなめらかな味わいをお楽しみください。
 この「くちどけ」シリーズは、これまでの TaKaRa CAN CHU-HI のイメージから離れ、 かなりスイート系に踏み込んだ一種の冒険だと思うのだが、それでもこのグレフルをみる限り、 酸のテンションを保っていて、ただ甘いだけの製品にはなっていない。この点に、最後のこだわりのようなものが 見える。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年3月29日[2]
No.3105: キリンフリー / キリン
 きりんふりー / きりん
キリンフリー キリンフリー review
 キリンフリー(ノンアルコール)が、1月中旬製造分から新しくなっている。 だいぶ遅れてしまったが、試してみたい。
 購入したのはだいぶ前なのだが、ずっと冷蔵庫に眠らせてあった。 そうこうするうち、「先着10万人プレゼントキャンペーン」というのが始まり、 とにかく申し込めばタダでキリンフリー2本セットがもらえると知り、すぐさま応募した。 そして2本を無事ゲットできた。その2本はまだ開けていないのだが。
 しかし送料まで負担して20万本をタダで配るなんて、大手ならではのプロモーションだ。 製品原価などたかが知れているだろうが、宅急便で送られてきたから、 ヤマトさんとの交渉でかなり割り引いてもらっているとしても、その送料総額はバカにならない。

 閑話休題。中身のレビューを。
 グラスに注いだ液色は、しっかり濃い黄金色。泡は当初そこそこ盛り上がるが、すぐに減衰。
 香りは、これまでどおり、日に当たり酸化したビールのようでもあり、しょうゆのようでもある。
 ところが、口に入れてちょっと驚いた。かなりクリアになっている。
 香りほど味に臭みはなく、すっきりとしている。 苦味がちゃんとあるので、飲みごたえも感じられる。 とにかく従来品で鼻についた、変な飴みたいな味は相当に改善された。
 アルコール分0.00%。炭酸飲料。カロリーオフ。人工甘味料・合成香料・酸化防止剤不使用。 原材料:麦芽、砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、グルコオリゴ糖)、ホップ、酸味料、香料、調味料(アミノ酸)。
 同社サイトによると、今回のリニューアルについて、次のように説明されている。
 今回のリニューアルにあたっては、"素材の恵みがいきたおいしさへ"というリニューアルコンセプトで、 人工甘味料・合成香料・酸化防止剤を使用せず、従来通り麦芽100%麦汁を仕込み段階で使用することで、 麦芽とホップの素材の恵みが生きた爽快なおいしさに進化しました。
 説明書きのとおり、かなり進化した。このクリアさと飲みごたえなら、 ビール代わりに飲もうという気になる。
 従来品は、品質的にオールフリーやプレミアムアルコールフリーに完全に負けていたが、 ようやく同列に並んだ感じだ。鳴り物入りでデビューしたアサヒドライゼロも交えて、 4大メーカーの熾烈な戦いになる。
種別 ノンアルコール飲料
2012年3月30日[1]
No.3106: カルピスのやさしいお酒 スイートレモン / カルピス
 かるぴすのやさしいおさけ すいーとれもん / かるぴす
カルピスのやさしいお酒 スイートレモン カルピスのやさしいお酒 スイートレモン review
 今週月曜3月26日に発売された、カルピスのやさしいお酒「スイートレモン」。
 実は2種出たのだが、もう一方は昨年のこの時期に売り出された もも の再登場である。 よって、全くの新登場はこちらスイートレモンということになる。

 グラスに注いだ色は、かなり薄い感じの白。カルピスサワーよりは明らかに薄い。
 香りは、はちみつレモンのようであり、カルピス香はひっそりと奥まっている。
 味も蜂蜜っぽい甘さが目立つ。炭酸の刺激が優しく、カルピスの甘酸っぱさも強くない。 すべてにおいてやさしい感じの仕上がり。
 アルコール分2%。果汁0.5%。糖類ゼロ。微発砲。 原材料名:レモン果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、酸味料、 安定剤(大豆多糖類)、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、 アセスルファムカリウム、スクラロース)。
 度数2%というと、お酒らしい味わいはほとんどしない。 このキャラクターは、若い女性に受けること間違いなし。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年3月30日[2]
No.3107: ブルーラベル / アサヒ
 ぶるーらべる / あさひ
アサヒ ブルーラベル アサヒ ブルーラベル review
 随分時間が経ってしまったが、1月下旬製造分から新しくなっているアサヒ「ブルーラベル」。 缶デザインは従来品 とほとんど変わっていなくて、左肩に NEW と書いてあるからわかる。 あとは、微妙に文字の配列が違うくらい。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はきめが粗く、当初は盛り上がるもののすぐに減衰。
 香りを嗅ぐと、最初はホップのような香りが感じられるものの、その後、木工用ボンドのような匂いがする。 従来品とあまり変わっていない。
 味は酸が目立ち、苦味、渋味も伴う。これは宣伝で言うような"爽快"な味わいなのだろうか。 強さがないという点では、軽快な飲み口ではあるが、爽快感は今ひとつである。
 飲み込んだ後にも接着剤みたいな臭みがややあり、甘味や酸味も残る。
 アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽エキス、ホップ、糖類、カラメル色素、食物繊維、 酵母エキス、大豆たんぱく、アミノ酸(グルタミン)、甘味料(アセスルファムK))、 スピリッツ(大麦)。
 軽快さと飲みごたえを両立しようとして、分裂気味の味わいになってしまっている気がする。 キリンのどごし生にも少し似ている。変に飲みごたえを追求しないほうが、良いように思うのだが・・。
種別 新ジャンル
2012年3月31日[1]
No.3108: カルピスのやさしいお酒 もも / カルピス
 かるぴすのやさしいおさけ もも / かるぴす
カルピスのやさしいお酒 もも カルピスのやさしいお酒 もも review
 昨日レビューした スイートレモン と一緒に、3月26日に発売された カルピスのやさしいお酒「もも」。
 実は初登場ではなく、昨年のこの時期に売り出されたもの の再登場である。

 グラスに注いだ色は、昨日のスイートレモンと同様、かなり薄い感じの白。カルピスサワーよりは明らかに薄い。
 白桃のやさしい香りが目立ち、カルピス香は穏やか。
 炭酸の軽やかな刺激はあるが、桃の甘さが際立ち、全体的には非常にやさしい味わいに仕上がっている。
 果汁0.5%。アルコール分2%。糖類ゼロ。微発砲。 原材料名:もも果汁、脱脂粉乳、乳酸菌飲料、ウォッカ、酸味料、安定剤(大豆多糖類)、 香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム、スクラロース)。
 前回発売時と中身は変わっていないのかと思いきや、リニューアルしているようである。 ニュースリリースでは、次のように説明されている。
今回のリニューアルでは「カルピス」ならではの甘ずっぱさはそのままに、 もものやわらかな風味をより一層感じていただける味わいにしました。
 変化は大きくないが、ユーザーの求める飲みやすさを更に追求したということなのだろうか。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年3月31日[2]
No.3109: スーパードライ 桜デザイン缶 / アサヒ
 すーぱーどらい さくらでざいんかん / あさひ
アサヒ スーパードライ 桜デザイン缶 アサヒ スーパードライ 桜デザイン缶 review
 ここ数日、1日2本ペースが続いている。というのも、新製品が相次いで、レビューが全然追いついていないのだ。 お陰で購入したまま未掲載の品が貯まりに貯まって、私の飲料専用冷蔵庫に入り切らないものが たくさん部屋にあふれている。
 もちろん、純粋に新製品ではないものも多数あるが、単なるデザイン缶であっても取り上げるのが当サイトの務めと思っている。

 このスーパードライは、昨年 も同時期に出ていたもので、缶に「春限定デザイン」と書かれている。 今年の発売日は3月13日であった。
 中身は通常のスーパードライなので、レビューは割愛する。
 アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
 今年はまだ寒いのだが、関西でもそろそろ桜の時期を迎える。被災地のことを思うと、浮かれ気分にもなれないのだが、 我々は積極的に消費をして景気を盛り上げ、間接的にでも復興のお手伝いをしてゆきましょう。
種別 ビール
2012年4月1日
No.3110: ソウルマッコリ 3% <限定醸造> / サントリー
 そうるまっこり 3ぱーせんと <げんていじょうぞう> / さんとりー
サントリー ソウルマッコリ 3% サントリー ソウルマッコリ 3% review
 ソウルマッコリから、度数3%の製品が数量限定で登場。発売日は、3月27日であった。

 グラスに注いだ色は、通常商品と同じく、濁りのある薄いアイボリー。いや、少しグレーに近いか。
 香りも通常商品とあまり違いは感じられない。マッコリにしては軽やかで、甘そう。
 味も香りの印象どおり甘酸っぱく軽やかで、口当たりがよい。チューハイ代わりにごくごく飲める。 反面、食事にはやや合わせづらいかも。
 アルコール分3%。原材料名:米、米こうじ、小麦こうじ、糖類、酸味料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)。
 缶の左上方に"3%"の表記はあるが、デザインは大きく違わないので、売場でパッと見ただけでは区別がつきにくい。 通常の度数6%の製品 と思って、間違えて買ってしまいそうである。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年4月2日
No.3111: スーパードライ ドライブラック / アサヒ
 すーぱーどらい どらいぶらっく / あさひ
アサヒ スーパードライ ドライブラック アサヒ スーパードライ ドライブラック review
 今週発売の新製品で、最も注目を集めるのは、このビールではないだろうか。発売日は、明日4月3日。
 アサヒスーパードライ発売25周年にして、初のエクステンション商品となる「ドライブラック」。 私も個人的に非常に楽しみにしていた。

 グラスに注ぐと、やや暗いベージュ色の泡が力強く盛り上がり、泡持ちも上々。 液色はかなりしっかりと黒い。
 非常に軽快なロースト香が、控えめに香る。液色とは少しギャップのある軽やかさ。
 口当たりもすっきりクリアで、苦味やロースティな香味は穏やか。 口中で転がすと、ブラックではない従来のスーパードライのような澄んだモルトの旨みが感じられる。 苦味よりも、酸味に特徴があり、飲み込んだ後にも軽快な酸が残り、非常に後キレがよい。 その分、余韻はあっさり。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、麦芽エキス、ホップ、米、コーン、スターチ。
 口にした瞬間に、思い浮かんだ肴が、鰹のたたき。たぶんベストマッチだろう。あるいは、うなぎの蒲焼き。 あるいは、カレイの煮付け。または酢豚、レバニラ、回鍋肉などの大衆中華にも合いそうだ。
 ビアスタイルでいうと、デュンケルということになろうが、 スーパードライのキャラクターをそのまま踏襲した、他に類をみない軽妙な濃色ラガーだ。 パッケージも、一目でスーパードライの派生商品とわかる完璧な面構え。
 これだけの"大型新人"だと、濃色ビールのシェアを大きく変えるような革命を起こすか、 あるいはこの個性が大衆には受けずに、早晩こけてしまうか、一か八かといった感じだろう。
種別 ビール
2012年4月3日
No.3112: カロリ。いちご <初夏限定> / サントリー
 かろり。いちご <しょかげんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。いちご サントリー カロリ。いちご review
 本日4月3日発売のカロリ。初夏限定品。
 2種出たうち、今日はまず「いちご」を。

 グラスに注いだ色は、ごく淡いピンク。いちごと言うより桜色。
 香りは非常に甘いいちご香。いちごミルクのよう。
 味は確かに甘いが、酸味も適度に効いている。甘味自体、実はかなり抑えられていて、 軽快な味わい。甘味料のくせは確かに感じるが、ほとんど気にはならないレベル。
 アルコール分3%。果汁0.5%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:いちご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 いちごの甘酸っぱい味わいを純水で仕上げたフルーティ&すっきりのチューハイです。
 意外なことに、カロリ。のシリーズで「いちご」は初めてである。実にカロリ。らしく仕上がっている。
 それにしても、4月に入ったばかりなのに初夏限定が出るとは早い。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年4月4日
No.3113: 金麦 糖質70%off / サントリー
 きんむぎ とうしつ70ぱーせんとおふ / さんとりー
サントリー 金麦 糖質70%off サントリー 金麦 糖質70%off review
 昨日4月3日に発売された金麦「糖質70%off」。 金麦のイメージは濃紺なので、この白地の缶は意外だが、通常品と同じ書体で、緑文字で金麦と書かれていることで、 確かに金麦の糖質オフバージョンだということがわかる(糖質オフ製品は緑色が採用されることが多いため)。

 グラスに注ぐと、当初泡は勢いがあるが、程なくして減衰。 液色は、意外としっかりした黄金色。
 香りは通常の金麦に似て、少し甘いニュアンスを含むが、臭みは弱い。
 口当たりは当然すっきりとしているが、スカスカなのではなく、 しっかりめの苦味と、適度な飲みごたえがある。後味もクリアで、苦味がキュッと締める。
 アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
 厳選した「旨味麦芽」を主に使用しています。
 ここまで味がしっかりしていると、糖質オフでもちゃんと飲んだ充実感がある。 飲むまでは「どうせスカスカなんだろう」と思っていた(失礼!)だけに、 ちょっとびっくりした。あくまでも糖質オフにしては、という話だが。
種別 新ジャンル
2012年4月5日
No.3114: カロリ。青りんご <初夏限定> / サントリー
 かろり。あおりんご <しょかげんてい> / さんとりー
サントリー カロリ。青りんご サントリー カロリ。青りんご review
 4月3日発売のカロリ。初夏限定品。
 2種出たうち、既に いちご は一昨日レビュー済。 残るもう一方は、「青りんご」。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 キュンとシャープなりんご香。まさに青りんご。甘さは弱そう。
 口当たりは確かに酸が強く、シャープ。キリッとして、苦味すら感じるが、 決して甘味も弱いわけではない。甘味料独特のどんよりした甘さが、わずかに残る。
 アルコール分3%。果汁1.2%。カロリー50%オフ。1本あたり77kcal。 原材料名:りんご、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 青りんごの爽やかな味わいを純水で仕上げたフルーティ&すっきりのチューハイです。
 軽快で爽快。もう一方のりんご同様、こちらもカロリ。のシリーズにふさわしい味わいと言える。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年4月6日
No.3115: ネクターサワー ピーチスパークリング / サッポロ
 ねくたーさわー ぴーちすぱーくりんぐ / さっぽろ
サッポロ ネクターサワー ピーチスパークリング サッポロ ネクターサワー ピーチスパークリング review
 掲載がだいぶ遅くなったが、3月21日にリニューアル発売されたネクターサワー「ピーチスパークリング」。
 従来品は、スパークリングピーチといっていたが、地味に製品名が変わった。 べつに名前が変わっただけなのではなく、中身もちゃんと変わっている。どこが変わったかといえば、 度数が従来品の4%から3%に変更になったのだ。

 グラスに注いだ外観は、深い濁りのある薄黄色。従来品と変わらず。
 生臭い感じの桃の香りも健在。甘く豊潤で、ネクターらしい。
 口当たりにねっとり感があるのも変わらず。ピリッと炭酸が効いているから 間延びはしていないが、それでも甘さが強く、飲み応えは十分。 度数が弱くなったといっても、従来から強くはなかったので、違いはあまりないようにも思う。
 果汁10%。アルコール分3%。 原材料:もも・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・ビタミンC。
 果実を裏ごししたフルーティーなおいしさを、シュワっとはじける微炭酸で仕上げました。
 ところでなぜレビューが遅れたかというと、 同時発売されたはずの新製品「ミックススパークリング」が未だにみつからないからだ。
 日々探索しているが、私の行動範囲では売られているのを見ない。どうしてだろうか。 引き続き探し歩こう。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年4月7日
No.3116: すらっと つぶつぶレモンサワー / アサヒ
 すらっと つぶつぶれもんさわー / あさひ
アサヒ すらっと つぶつぶレモンサワー アサヒ すらっと つぶつぶレモンサワー review
 さて、定番品も続々リニューアルされ、レビューが追いついていない。
 アサヒすらっとは1月製造品から全5種が新しくなっており、すべて入手しているが、 まだ1つも掲載していなかった。というわけで、リニューアル1本目として「つぶつぶレモンサワー」 を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある濃いめのレモン色。他社製品だが サントリーC.C.Lemon みたいな色。 つぶつぶの名のとおり、果粒が浮遊している。
 香りは、こちらも他社製品だが、 不二家レモンスカッシュ みたい。 ジューシーなレモン香で、甘味も強そう。
 味は香りの印象どおり甘味が強く、酸味はマイルド。一般的なレモンチューハイに比べ、 かなり甘く、アルコール感も弱く、飲みやすい。
 果汁1%。アルコール分3%。 原材料:アルコール、レモン果汁、果粒、糖類、酸味料、香料、ビタミンC、カラメル色素、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ベニバナ色素。
 レモン果汁にレモンのつぶつぶ果肉とビタミンCを加えた、甘酸っぱくてさわやかな味わいです。 果肉が沈殿しておりますので一度缶を逆さにしてから開栓頂くと、よりおいしくお飲みいただけます。 糖質70%オフ(当社フルーツチューハイ平均値比)
 前身は すっきりレモン という名前の製品だったが、 あまり違いは感じられない。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年4月8日[1]
No.3117: ネクターサワー ミックススパークリング / サッポロ
 ねくたーさわー みっくすすぱーくりんぐ / さっぽろ
サッポロ ネクターサワー ミックススパークリング サッポロ ネクターサワー ミックススパークリング review
 一昨日、みつからないと書いたネクターサワー・ミックススパークリング(3月21日発売)を、スーパーで発見した。 それも大々的に売り出されていたわけではなく、冷蔵ケースに少量ひっそりと置かれていたのみである。

 グラスに注いでいる時、いかにもどろっとして、ネクターらしい。 液色は濁りのある黄色。
 もも、バナナなどが香り、とてもジューシー。確かに ネクターミックス だ (厳密には配合しているフルーツが違うから味わいも異なるのだが、雰囲気はバッチリ再現されている)。
 口当たりはねっとりとしているが、炭酸のピリピリ感が引き締めている。 バナナとマンゴーの豊潤な甘さが特徴的。ジューシーでたっぷりした味わい。
 果汁10%。アルコール分3%。 原材料:もも・りんご・マンゴー・バナナ・ウォッカ・糖類・酸味料・香料・乳化剤・ビタミンC。
 果実を裏ごししたフルーティーなおいしさを、シュワっとはじける微炭酸で仕上げました。
 私は以前からこの「ミックス」を待ち望んでいた(例えば ここ に書いた)が、ようやく出してくれた。 中身は、まさに期待通りだったので、とってもうれしい。 お酒に弱い女性にも、お薦めしたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2012年4月8日[2]
No.3118: 麦とホップ 桜デザイン缶 / サッポロ
 むぎとほっぷ さくらでざいんかん / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ サッポロ 麦とホップ review
 桜の時期が終わってしまわないうちに、これを取り上げておこう。
 積極的にデザイン缶を投入している「麦とホップ」だが、 この桜デザインは、昨春にも出ていた。

 中身は通常商品と同じなので、味のレビューは割愛する。
 アルコール分5%。協働契約栽培100%。長期熟成製法。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 今回は事前に発売を知っていたわけではないが、 このようによく売れている商品だと、店頭で出会う確率も高い。偶然発見し、購入したのだ。
種別 新ジャンル
2012年4月9日[1]
No.3119: ヱビス・ザ・ホップ [2012 LIMITED BREWING] / サッポロ
 ゑびす・ざ・ほっぷ / さっぽろ
ヱビス・ザ・ホップ ヱビス・ザ・ホップ review
 あまり出回っていないようではあるが・・。
 4月4日に「数量限定アンコール発売」となったヱビス・ザ・ホップ。 ニュースリリースによれば、昨年の大震災の影響を受け製造を中止していたが、 再発売への熱い要望を受けて、数量限定で復活させたとのこと。
 販売計画が35万函ということもあり、そんなに出回っていないのだろうか。 とにかく、私の行動範囲ではほとんど見当たらず、1軒だけチラシに掲載していたスーパーまで行って、 やっと入手できたのだ。

 グラスに注いだ液色は、しっかり濃い黄金色。純白の泡は非常にきめ細かく、クリーミーで、 泡持ちも上々。
 香りはとても甘く、フルーティなホップ香が特徴的。他社製品で言うと、 サントリー・プレミアムモルツ(通称、プレモル)に近い。
 口当たりは非常に柔らかい。苦味が弱いわけではないが、 甘いニュアンスが苦味に勝っており、非常にシルキーなタッチとともに、やさしく口中に広がる。 前述のプレモルが、"華やかな香り+パンチのある苦味" を特徴とするのに対し、 こちらは "華やかな香り+シルキーでジューシーなタッチ" が特徴だと言える。
 飲み込んだ後にも柔らかい旨みの余韻が、しっかりと残る。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
 缶デザインも 従来品 以上に、非常に高級感があり、申し分ない。 期間限定で終わってしまうのは、非常にもったいないと思う。プレモルが大ヒットした今、 この味も多くの人に受け入れられるに違いない。ぜひ、再度の定番化をお願いしたい。
種別 ビール
2012年4月9日[2]
No.3120: すらっと シャルドネサワー&つぶつぶレモン / アサヒ
 すらっと しゃるどねさわー あんど つぶつぶれもん / あさひ
アサヒ すらっと シャルドネサワー&つぶつぶレモン アサヒ すらっと シャルドネサワー&つぶつぶレモン review
 1月製造品から全5種がリニューアルしているアサヒ「すらっと」。
 なかなかレビューが進んでいないが、先日 つぶつぶレモンサワー を掲載済。 今日は2種めとして「シャルドネサワー&つぶつぶレモン」を。

 グラスに注いだ液色はやや黄色っぽく濁っている。名前の通り、レモンの果粒が浮遊している。
 香りは白ぶどうの甘さが中心で、レモンの雰囲気は感じない。
 味もやはりぶどうの甘さというか、甘味料特有のどんよりした甘味が目立つが、 果粒が入っていることで、確かにレモンの酸味は少しアクセントになっている。 だから、後味にも比較的スッキリ感はある。
 果汁1%。アルコール分3%。 原材料:アルコール、白ワイン、ぶどう果汁、果粒、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
 シャルドネ果汁にレモンのつぶつぶ果肉を加えた、甘酸っぱくてさわやかな味わいです。 果肉が沈殿しておりますので一度缶を逆さにしてから開栓頂くと、よりおいしくお飲みいただけます。 糖質70%オフ(当社フルーツチューハイ平均値比)
 従来品は、すっきり白ぶどう という名前だったが、 今回名前にレモンを入れたことで、特徴がより明確になったように思う。
種別 チューハイ・カクテル等

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