ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3701−3720


 
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2013年6月7日
No.3701: のんある気分 地中海グレープフルーツ / サントリー
 のんあるきぶん ちちゆうかいぐれーぷふるーつ / さんとりー
サントリー のんある気分 地中海グレープフルーツ サントリー のんある気分 地中海グレープフルーツ review
 サントリー・のんある気分のチューハイテイスト定番2種(レモン、グレープフルーツ)が新しくなっている。 発売は2月19日だったからもう3ヶ月以上経ってしまっている。 片割れの レモン のほうは先月末にレビュー済であるが。

 グラスに注いだ色は、かすかに白濁。見た目は普通のグレフルチューハイと一緒。
 香りはジューシーだがやや苦味が強調された、 柑橘の皮のような香り。
 口に含むと、最初結構甘いと思うのだが、 苦味の強さがそれを上回っている感じ。ギュッと苦く、そして口中には ほろっとした甘味料特有の甘さが残される。
 果汁3%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:グレープフルーツ果汁、デキストリン、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、酸化防止剤(ビタミンC)。
 地中海グレープフルーツのみずみずしい果実感が楽しめる、さわやかなおいしさ。
 優秀な出来映えであることに変わりはないが、従来品 と比べて、 やや酸が引っ込み、甘味料の甘味が前に出てしまった感じがするのが残念。
種別 ノンアルコール飲料
2013年6月8日
No.3702: カクテルパートナー メロン&バニラ / アサヒ
 かくてるぱーとなー めろん あんど ばにら / あさひ
アサヒ カクテルパートナー メロン&バニラ アサヒ カクテルパートナー メロン&バニラ review
 アサヒカクテルパートナーが新しくなっている。
 中身が変わったのは カシスオレンジソルティードッグ、スクリュードライバーの3種で、3月5日の発売。 他5種(ジントニック、モスコーミュール、バイオレットフィズ、メロン&バニラ、オーシャンブルーフィズ)は パッケージのみの変更で、1月製造分より順次切り替えということである。
 今日は「メロン&バニラ」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、くすんだ薄い緑。微かに濁りがある。 メロンソーダを相当薄めた感じ。
 香りは、まさにクリームソーダ。甘そうである。
 味は確かに甘く、人工的なメロン風味。クリームの甘い味わいが、 飲み込んだ後、口に残る。
 果汁0.1%。アルコール分4%。原材料:ウオッカ、メロン果汁、糖類、香料、酸味料、ベニバナ色素、クチナシ色素、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 この製品は 従来品 から中身が変わっていない。 甘いカクテルが好きな人におすすめ。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月9日
No.3703: おいしいチューハイ ライチミックス <期間限定> / 宝酒造
 おいしいちゅーはい らいちみっくす <きかんげんてい> / たからしゅぞう
タカラ おいしいチューハイ ライチミックス タカラ おいしいチューハイ ライチミックス review
 6月4日にファミリーマート限定で発売されたおいしいチューハイ「ライチミックス」。
 前回出たのは昨年の5月29日であり、1年ぶり2度目の登場となる。

 グラスに注いだ色は、やや濁りのある淡い黄色。
 ふくよかで甘そうなピュアなライチ香。使われているであろう他のフルーツ香は感じられない。
 味もライチの甘味がしっかりと感じられるが、りんごと思われる酸味がアクセントになっている。 そして、味の伸びやかさの中にぶどうの甘さもある。いや、あくまでもそれらが入っているという 情報があるからなんとなく感じられるだけで、知らされていなければそれが何のフルーツなのか、 当てるのは非常に難しいだろう。そのくらい、すべてがライチの陰に隠れてしまっている。 ただ、ライチ単体ならばこんなにシャープさは出ないであろうことはわかる。
 果汁50%。糖類不使用。アルコール分3%。原材料:果汁 (りんご、ぶどう、ライチ、グレープフルーツ)、スピリッツ、香料、酸味料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 果汁をたっぷり50%使用した贅沢なチューハイです(ライチ果汁7%)。
 昨年の製品 との違いは、シリーズに共通の特徴ではあるが、甘味料(アセスルファムK、スクラロース) が使われるようになったこと。味の変化は小さいから、上手な使い方だとは言えるけれど。 いや、昨年よりかなり甘くなったかな。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月10日[1]
No.3704: COCKTAILカロリ。パイナップルサンシャイン <夏限定> / サントリー
 かくてるかろり。ぱいなっぷるさんしゃいん <なつげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。パイナップルサンシャイン サントリー COCKTAILカロリ。パイナップルサンシャイン review
 カクテルカロリ。から夏限定品が2種登場。発売日は、明日6月11日である。 今日はまず「パイナップルサンシャイン」のほうを飲もう。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡い黄色で、 ピンク色というか薄いオレンジ色の果肉がたくさん浮いている。
 香りはパインの甘さに、テンションの高い酸っぱそうな柑橘香が混じる。 だが、全体としては穏やかで、あまり強くは香らない。
 味は軽快。パインの甘さも、グレフルの酸味と苦味もそれほど強くはなく、穏やか。 後味もスッキリ。
 果汁1.0%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:パイナップル、グレープフルーツ、スピリッツ、果実繊維(グレープフルーツ)、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、紅花色素。
 手搾りカクテルのような食感が楽しめる、夏にぴったりな甘酸っぱく爽やかな味わい。カロリー50%オフ!
 昨年の製品 と、中身は変わっていないようである。 発売時期は、昨年は7月24日だったのに、今年はだいぶ早まった。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月10日[2]
No.3705: 淡麗 <生> サッカー日本代表応援缶 2013 / キリン
 たんれい <なま> さっかーにっぽんだいひょうおうえんかん 2013 / きりん
キリン 淡麗 日本代表応援缶2013 キリン 淡麗 日本代表応援缶2013 review
 キリンでは、以前からサッカー日本代表の写真を載せたデザイン缶を毎年のように出している。
 今年も一番搾り、淡麗、淡麗グリーンラベル、のどごし生の4種が5月29日に 発売された。
 中身はどうせ通常製品であるし、買う気もなかったのだが、 店頭で偶然みつけてしまったので、1本くらい買うか、ということで、淡麗を購入。
 味のレビューは割愛する。
 アルコール5.5%。麦芽使用率25%未満。 原材料:麦芽・ホップ・大麦・米・コーン・スターチ・糖類。
 缶には、2012年10月16日国際親善試合2012 対ブラジル代表戦先発メンバー との説明がある。
 私はサッカーファンではないからこの手の缶を見ても、サッカー選手が描かれている という理由では買おうと思わない。でも、こんなサイトをしているばかりに、 買ってしまうわけだから、少しは景気回復に貢献しているかな。
種別 発泡酒
2013年6月11日
No.3706: すらっと ライチ香るサワー <期間限定> / アサヒ
 すらっと らいちかおるさわー <きかんげんてい> / あさひ
アサヒ すらっと ライチ香るサワー アサヒ すらっと ライチ香るサワー review
 アサヒすらっとから期間限定「ライチ香るサワー」が登場。 発売日は本日6月11日である。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。まさにライチらしい。 グレープフルーツの白い大きめな果肉が少し浮いている。
 香りは甘いライチ香だが、そんなに濃厚ではない。グレープフルーツが 混じっているから、その分爽やかさが加わっている。
 口当たりは軽快だが、結構甘味が強い。ライチ特有の 高貴な甘さは、悪くいうと電子蚊取り器の殺虫成分みたいな香味を伴う。
 グレフルの酸っぱさがアクセントとなってはいるが、 やはり後味に甘味料特有の甘さが残る。特にこの製品は、 すらっとの他の製品よりも、だらっとした甘さが強い感じだ。
 アルコール分3%。果汁0.1%。 原材料:アルコール、果粒、ライチ果汁、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
 つぶつぶグレープフルーツ入りで甘酸っぱい、さわやかなライチサワーです。 糖質70%オフ(当社フルーツチューハイ平均値比)。
 2013年6月〜8月までの出荷予定
 すらっとは低カロリーでありながら、ジューシーさを売りにしているチューハイだから、 甘いことそれ自体は悪くはないのだが、この製品は果汁が少ないことから、 どうしても甘味料の味が目立ってしまう。そこがマイナス点だ。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月12日
No.3707: ビタープレミアム / アサヒ
 びたーぷれみあむ / あさひ
アサヒ ビタープレミアム アサヒ ビタープレミアム review
 昨日6月11日にファミリーマート限定で発売されたアサヒ「ビタープレミアム」。 新ジャンルなどではなく、れっきとしたビールだ。
 これまで、セブンイレブンやイオングループ限定というのはあったが、 アサヒさんがビールをファミマ限定で出すのは、おそらく初めてではないだろうか。

 グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。泡には勢いがあって良く盛り上がり、 泡持ちも良い。
 香りは柔らかな乳酸っぽさと、乾いた穀物系。華やかさはほどほど。 洗練されていて、綺麗な香りだ。
 口に含むと、一瞬、柔らかな酸味と丸い甘味が感じられるものの、 その中心から非常に強い苦味がグッと押してくる。順番でいうと、 柔らかいタッチが先行するので、苦味が極めて強いのにもかかわらず、 荒々しさはない。
 飲み込んだ後、口中にジューシーな酸が一定期間残り、 その後ギュッと収斂性のある苦味がいつまでも居座る。
 アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。
 赤色ベースに金色を配した缶は、どちらかといえばワイルドな印象を醸し出すが、 中身は意外にも上品。言ってみれば、ジャパニーズクラシカルビアの系譜を受け継ぐ 正統派オールモルトだ。
 最初は地味だなあと感じるが、なぜかまた飲みたくなる不思議な魔力を秘めている。
種別 ビール
2013年6月13日
No.3708: 氷結 ピーチ <期間限定> / キリン
 ひょうけつ ぴーち <きかんげんてい> / きりん
氷結 ピーチ 氷結 ピーチ review
 一昨日6月11日に発売された氷結「ピーチ」。期間限定だ。
 これが出るのは、2011年2月以来の2年4ヶ月ぶり。3度目の発売となる。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、かすかに黄色っぽいか?
 香りは、非常にきれいでやさしく甘い白桃香。 氷結シリーズに共通だが、ナチュラルな香りではなく、 いかにも作られた、お化粧がやや過ぎるような香りだ。
 味は甘さと酸味のバランスが良く、くどさはない。 白桃だけしか使われていないはずなのに、どこかウメのような酸味がプラスされており、 すっきりした味わい。桃らしい生臭さはまったくない。
 果汁4.0%。アルコール分4%。原材料:白桃果汁・ウォッカ・糖類・酸味料・香料。
 白桃の氷結ストレート果汁を使用した、爽やかな香りとみずみずしいおいしさ。
 実に氷結らしい、そつのない出来上がり。どんな要求にも70点で答えるMr.及第点。 多くの人に、まあ悪くないねと言ってもらえる内容だが、熱狂的ファンも生まない。 「自然」を演出しすぎて非常に不自然なチューハイだと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月14日
No.3709: COCKTAILカロリ。ピンクグァバサンセット <夏限定> / サントリー
 かくてるかろり。ぴんくぐぁばさんせっと <なつげんてい> / さんとりー
サントリー COCKTAILカロリ。ピンクグァバサンセット サントリー COCKTAILカロリ。ピンクグァバサンセット review
 6月11日に発売されたカクテルカロリ。夏限定2種。 既に、パイナップルサンシャイン のほうは取り上げたが、 今日はもう一方の「ピンクグァバサンセット」。

 グラスに注いだ液色は、極めて薄いピンク色で、グレープフルーツの果肉がたくさん浮いている。
 軽やかなグァバの香りに、桃の甘さがプラス。柑橘の軽やかさもある。
 味は最初、グァバの華やかさに加えて、桃の甘さを感じるが、 柑橘の爽やかさも加わって、バランスが取られている。
 果汁1.0%。アルコール分3%。カロリー50%オフ。 原材料名:ピーチ、グァバ、スピリッツ、果実繊維(グレープフルーツ)、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、野菜色素、紅花色素。
 手搾りカクテルのような食感が楽しめる、ピンクグァバとピーチをミックスした フルーティなトロピカルカクテル。カロリー50%オフ!
 昨年も出ていたと思ったら、昨年は、ピンクグァバパラダイス という名の製品で、 グァバのほかにオレンジがプラスされたものであった。今年はピーチが入り、甘く優しい味わいになった。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月15日
No.3710: カクテルパートナー バイオレットフィズ / アサヒ
 かくてるぱーとなー ばいおれっとふぃず / あさひ
アサヒ カクテルパートナー バイオレットフィズ アサヒ カクテルパートナー バイオレットフィズ review
 新しくなったアサヒカクテルパートナー。
 中身が変わったのは カシスオレンジソルティードッグ、スクリュードライバーの3種で、3月5日の発売。 他5種(ジントニック、モスコーミュール、バイオレットフィズ、 メロン&バニラ、オーシャンブルーフィズ)は パッケージのみの変更で、1月製造分より順次切り替えということである。
 今日は「バイオレットフィズ」を取り上げる。

 グラスに注いだ色は、ややくすんだ淡いすみれ色。毒々しい感じがする。
 バイオレットリキュールの紫っぽい香りで、悪く言うと香水か芳香剤のようである。
 味はその化粧品っぽいリキュールの味わいに、レモンの酸がキュッと効いている。 甘さもしっかりとあり、ガムのような後味。
 果汁1%。アルコール分4%。原材料:スミレリキュール、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、 アントシアニン色素、クチナシ色素、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 爆発的に売れるようなものではないが、固定ファンが細々と支えてゆくような製品。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月16日[1]
No.3711: 神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ レモン / 富永貿易(製造者:アシードブリュー)
 こうべきょりゅうちちゅーはい とうるいぜろ れもん / とみながぼうえき
神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ レモン 神戸居留地チューハイ 糖類ゼロ レモン review
 神戸居留地チューハイ「糖類ゼロ レモン」は、 以前に一度取り上げているのだが、これはその時と製造者が違う。 おそらく相当前から変わっているものと推測されるのだが、 まだ取り上げていなかったので、改めて。

 グラスに注いだ色は、ほぼ無色透明だが、わずかに黄色っぽい。
 香りは芳香剤のようなやや人工的なレモン香だが、爽やかである。
 味は軽快。酸はそんなに強烈ではなく、甘さもほのか。 全体的に薄い感じだが、糖類ゼロだから致し方ないか。 後味も爽やかで、非常に飲みやすい。
 果汁1.0%。アルコール分7%。原材料:レモン果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK)。
 製造者:アシードブリュー(株) 宇都宮飲料工場、栃木県下野市下石橋561。 販売者:富永貿易(株)、 神戸市中央区御幸通5丁目1番21号。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月16日[2]
No.3712: カクテルテイスト カシスオレンジ / サンガリア
 かくてるていすと かしすおれんじ / さんがりあ
サンガリア COCKTAIL TASTE カシスオレンジ風 サンガリア COCKTAIL TASTE カシスオレンジ風 review
 新製品ではないが、未掲載だったため取り上げる。
 相当前に買っておいて、ずっと冷蔵庫の奥に眠っていた。サンガリアのノンアルコール・ カクテルテイストには2種あるのだが、そのうち「カシスオレンジ」のほう。

 グラスに注いだ色は、かなり淡いピンク色。少しくすんだ感じ。
 香りは、まさにカクテルのカシスオレンジそのもの。もちろんアルコール臭はないが。
 味もカシスらしい黒っぽい果実の味がし、オレンジの酸味もあって軽快。 非常に良くできている。
 アルコール分0.00%。果汁10%未満。 原材料名:果糖ぶどう糖液糖、オレンジ果汁、カシス果汁、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK)。
 以前、このカクテルテイストは完全ノンアルコールではなく、0.5%のアルコールが含まれていたのだが、 2010年末に、この製品に置き換えられたようだ。
 実は缶にはカシスオレンジの文字の下に小さく「風」という文字がある。 しかし商品名はカシスオレンジで良いようだ。
種別 ノンアルコール飲料
2013年6月17日
No.3713: 直搾り [日本の農園から] 宮崎産完熟マンゴー <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] みやざきさんかんじゅくまんごー <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 完熟マンゴー タカラ 直搾り 日本の農園から 完熟マンゴー review
 明日6月18日が発売日となっている、直搾り [日本の農園から] シリーズ 「宮崎産完熟マンゴー」。一昨年 から限定品として出ているものだ。

 グラスに注いだ色は、ほぼ透明だが、わずかに黄色っぽく濁っている。
 香りは、しっかりと甘いマンゴー香。
 口当たりは、香りの印象よりもだいぶ軽やかで、甘さはかなり抑え込まれている。 それでも、タカラ社製品のなかでは、相当に甘い部類ではあろうかと思うが。
 後味もすっきりしていて、ほのかにマンゴーの甘い風味と、微かな苦味が残る。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:果汁(マンゴー、黄金桃、白桃)、焼酎、糖類、香料、安定剤(ペクチン)、酸味料。 JA西都ハウスマンゴー部会推奨。
 宮崎マンゴー発祥の地とされる西都産のマンゴー使用。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 宮崎産完熟マンゴーの種をとり除いてから、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。 (マンゴー果汁0.36%)
 昨年 までとの大きな違いは、マンゴー以外の果汁(黄金桃、白桃)も使われるようになったこと。 コストカット手段とは思いたくないが、味が劇的に変わったわけではない。 原材料名を見るまでわからなかった。
 しかし、気をつけて匂いを嗅いでみると、桃特有の生臭さがはっきりと出ている。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月18日
No.3714: スイートリッチ / サントリー
 すいーとりっち / さんとりー
サントリー スイートリッチ サントリー スイートリッチ review
 本日6月18日に LAWSON限定で発売されたサントリーの新ジャンル「スイートリッチ」。
 「ローストシュガーのやさしい香り」とコピーがついている。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。 泡は非常に粗く、すぐに減衰。
 香りを嗅ぐと、あまりビール系飲料らしい香りがしない。 強いて言うと、三温糖みたいなブラウン系の甘い香りがひっそりとある。
 口に含んだ瞬間、ふんわりと甘さが広がる。 その甘さも、ビールというよりは砂糖を溶かしたような甘さである。 もちろん、それと同時に穀物系の香味があり、初期の頃の新ジャンルのようである。 残念ながらコクがあるわけではなく、上っ面の甘味だ。
 後味にも、砂糖っぽい甘味が残る。
 アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース))、 スピリッツ(小麦)。
 通常、ビールの味に近づけようと努力している新ジャンルではあるが、 どうしてもだらっとした甘さが鼻についてしまうものが多い。技術的な限界なのだろうが、 それを逆手に取り、あえて砂糖の甘さをアクセントとして用いることで、 新ジャンル特有の甘さをごまかしてしまおうという戦術のように思える。
 わざと甘味をつけましたよ、ということだが、不自然さは否めない。 最近のビール嫌いの若者には、もしかしたらこれが受けるのだろうか。 そういうマーケティングの成果として開発されたものであるなら、画期的な試みではある。
 でも考えてみれば、類似の商品は昔あった。 キリン ハニーブラウン というはちみつを用いた発泡酒だが、 あちらのほうが上品な仕上がりであったと記憶している。
種別 新ジャンル
2013年6月19日
No.3715: 極ZERO / サッポロ
 ごくぜろ / さっぽろ
サッポロ 極ゼロ サッポロ 極ゼロ review
 本日6月19日発売のサッポロ「極ZERO」(ゴクゼロ)。
 なんと世界初、プリン体ゼロ(0.00mg)を実現したビール系飲料だという。

 グラスに注いだ液色は、わりとしっかりめの黄金色。 これはカラメル色素によるものだろう。
 泡はかなり粗く、当初こそ少し盛り上がるものの、あっという間に減衰(写真は、その盛り上がった一瞬を捉えた)。
 香りを嗅ぐと、不思議なことに、ノンアルコールビールみたいな感じ。 即ち、長い時間空気に触れ酸化したビールのような臭み。
 味も、出来の良くないノンアルコールみたいで、麦の旨みなどはない。 コクがないので、甘味料のような甘さと、やや引っかかりのある苦味が目立つ。 薬臭いようなニュアンスもあり、これが後味にも残る。
 アルコール分4%。プリン体0.00。糖質0。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・苦味料・カラメル色素・スピリッツ・水溶性食物繊維 ・香料・酸味料・酸化防止剤(ビタミンC)・安定剤(アルギン酸エステル)・甘味料(アセスルファムK)) ・スピリッツ(大麦)。
 プリン体摂取が気になる中年男性にアピールする商品だとは思うが、 そうまでしてビールっぽいものを飲みたいだろうか。
 プリン体ゼロ、糖質ゼロだけが主眼なら、上質な乙類焼酎(本格焼酎)のソーダ割り(果汁や甘味を加えない) でも飲んでおいた方がよほど満足度が高いと思うのだが。
 蛇足だがCMキャラクターとして起用されている桐谷美玲サンはかなり大好きなので、 あまりけなしたくはないんですけどね。共演者が三村マサカズ(さまーず)という典型的なオヤジ をキャスティングしているあたり、中年男性の妄想力をかき立ててくれるし。
種別 新ジャンル
2013年6月20日
No.3716: スーパードライ ドライプレミアム <特別限定醸造> / アサヒ
 すーぱーどらい どらいぷれみあむ <とくべつげんていじょうぞう> / あさひ
アサヒ スーパードライ ドライプレミアム アサヒ スーパードライ ドライプレミアム review
アサヒ スーパードライ ドライプレミアム  最近やたらとCMが流れているアサヒスーパードライ「ドライプレミアム」。
 発売は6月11日で、ギフト専用商品であるが、発売に先立って、キャンペーン (アサヒスーパードライ ドライプレミアム 贈る前に試しちゃおう!キャンペーン) が行われていた。総計10万名ということで、比較的当たりやすい懸賞だったと 思うのだが、私の元にも首尾良く当選品(2本セット)が今日到着した。 アサヒさん、ありがとう。
 早速試してみよう。

 グラスに注いだ液色は、かなりしっかり濃い黄金色。 泡は比較的盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
 香りを嗅いだ瞬間に思うのは、基本的にスーパードライと同じ系統の香りだということ。 清々しい雰囲気も同じ。ただ、ホップ香の鮮やかさが違う。よりくっきりとした輪郭があり芳しい。
 口に含むと、かなりガシッとしっかりした苦味が感じられる。 クリーンなタッチはさすがにスーパードライそのものだが、コクがありパワフル。
 後キレも決して悪くはないのだが、本家スーパードライと比べると、深い余韻がある分だけ、 今ひとつシャープさには欠ける。本家が精巧な手術用メスだとすると、 こちらは菜切り包丁のような。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ、米、コーン、スターチ。
 選りすぐりの厳選素材を使用し、醸造工程で、ひと手間掛けた"贅沢醸造"と"スーパードライ酵母"を 採用する事により、深い味わいと爽快で澄み切ったキレ味が実現しました。
 ギフトだけの特別限定醸造。大切な人に贈っていただきたいスーパードライのプレミアムビールです。
 厳選素材 1.国産ゴールデン麦芽使用 2.希少素材 アマリロホップ一部使用 3.スーパードライ酵母(318号酵母)使用
 いやあ、アサヒさんは相当な隠し球を持っていましたね、と言いたくなる製品。
 近年、ギフト用のプレミアムビールといえば、サントリープレミアムモルツ がかなりの存在感を見せつけていたが、 多くの人が慣れ親しんだスーパードライに「金」が出たというインパクトは絶大。既に売上好調で当初予定よりも増産している というのも頷ける。
 「贈る前に試しちゃおう」というキャンペーンだったが、 実は我が家では、試す前に既にお中元として発注済。しかも、人様に贈るだけでなく、 自宅用にも12本入りを発注済。来月初旬には届く予定なので、楽しみに待ちたい。
種別 ビール
2013年6月21日
No.3717: 直搾り 世界のフルーツ便 カリブ海パイナップル <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり せかいのふるーつびん かりぶかいぱいなっぷる <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 世界のフルーツ便 カリブ海パイナップル タカラ 直搾り 世界のフルーツ便 カリブ海パイナップル review
 6月18日に発売された 直搾り 世界のフルーツ便「カリブ海パイナップル」。 先日レビューした「宮崎産完熟マンゴー」と同時発売である。また、この製品は 昨年一昨年 も出ていて、 今年が3年目である。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄色。やや濁りがある。
 華やかで甘そうなパイン香がかなり強く香る。直搾りらしいナチュラルさだが、 甘味はそんなに強そうではない。
 味はやはりスキッとしている。生っぽい雰囲気もある。 タカラ社製品としては甘いほうかもしれないが、やはり酸味が効かせてあり、 パインチューハイといって普通想像されるような、こってりと甘い味わいではまったくない。 後味には苦味すらある。
 アルコール分5%。果汁2.5%。 原材料:パイナップル果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 世界各地から厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」世界のフルーツ便シリーズ。 手摘みしたカリブ海パイナップルを半分に切って、果肉を丁寧に搾ったストレート混濁果汁を使用。
 中身はまったく変わっていないようである。もちろん完成度は高いので、 手を入れるべきところはないようだ。度数も5%を維持してくれている。 最近流行の4%とか3%なんかに今後下げることのないように、お願いしておきたい。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月22日
No.3718: のんある気分 華やかなライチ <夏限定> / サントリー
 のんあるきぶん はなやかならいち <なつげんてい> / さんとりー
サントリー のんある気分 華やかなライチ サントリー のんある気分 華やかなライチ review
 サントリー・のんある気分から春限定2種が登場。発売日は、6月18日であった。
 今日はそのうち「華やかなライチ」を飲む。

 グラスに注いだ色は、無色透明。
 香りは、一般的なライチ味チューハイと変わらず、まさに名前の通り「華やかなライチ」。 かなり甘そうである。
 味もその印象どおり、甘味がしっかりある。 まあこれは甘味料の甘さなのだろうけれど。その証拠に、飲み込んだ後に特有のだらっとした甘さが 口中に居座る。口に入れた瞬間、炭酸のピリッとした刺激があるので、 だらけた味わいにはなっていない。
 果汁1%。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖類ゼロ。 原材料名:ライチ果汁、デキストリン、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 ライチの華やかな香りとみずみずしい味わいが楽しめるカクテルテイスト。
 ノンアルコール製品も、どんどん進化してゆく。こうやって定期的に季節限定商品が 投入されるということは、アルコール入りの一般的なチューハイやカクテルと同じように、 すっかり市民権を得たのであろう。
種別 ノンアルコール飲料
2013年6月23日
No.3719: メロンクリームソーダハイ / サンガリア
 めろんくりーむそーだはい / さんがりあ
サンガリア メロンクリームソーダハイ サンガリア メロンクリームソーダハイ review
 先日、LAWSON店頭で偶然発見。
 関西だけのことなのか、LAWSONでは、時々サンガリアやチェリオ(いずれも本社は大阪)の低アルコール飲料 が置かれている。しかも、他店では見ることがなく、独自開発商品ではないかと思わせるもの。
 この商品を店頭で見たとき、既視感があったので調べてみたら、 同名商品を当サイトで既にレビューしていた。だが、パッケージは違う。
 中身はどうなのか。試してみたい。

 グラスに勢いよく注ぐと、写真のように泡が大きく盛り上がる。クリームソーダをかき混ぜたときのような感じ。 液色もまさにアイスの溶けたクリームソーダのよう。但し、あまり濃くはない。 香りもアイスクリームっぽく、とても甘そう。
 味も香りの印象どおり。炭酸が弱く、まろやかな口当たり。 甘味が強く、アルコール感はほぼない。
 アルコール分3%。果汁1%。 原材料名:メロン果汁、醸造アルコール、乳製品、糖類、酸味料、香料、安定剤(大豆多糖類)、 ベニバナ色素、クチナシ色素。
 当サイトで昨年8月にレビューしている商品は、 同社の みっくちゅじゅーじゅハイ と同じように 「はたちからの」という接頭辞がついている。今日の製品にはそれがついていないわけだが、 どうやら中身は同じもののような気がする。 味わいが非常に似ているし、何より原材料がまったく同じだ。
種別 チューハイ・カクテル等
2013年6月24日
No.3720: タカラCANチューハイ すりおろしオレンジ / 宝酒造
 たからかんちゅーはい すりおろしおれんじ / たからしゅぞう
タカラ すりおろしオレンジ タカラ すりおろしオレンジ review
 明日6月25日、タカラCANチューハイ すりおろし シリーズから新製品「オレンジ」が登場。
 これまでのラインナップは、レモンりんごグレープフルーツパイン の 4種だったので、これが5種めとなる。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いオレンジ色。100%ではないオレンジドリンクの色。 細かな繊維質が液中に浮いている。
 香りは、キュンと酸っぱそうなオレンジ香。生っぽいリアルさがある。
 口当たりは香りの印象どおりシャープ。さすがに果汁が15%も入っているだけあって、 かなりナチュラルな味わいであるが、甘ったるさはなく、かといって酸っぱすぎず、 絶妙なバランスと言える。
 アルコール分3%。果汁15%。 原材料:オレンジ果汁、オレンジパルプ、アルコール、糖類、酸味料、香料、 甘味料(スクラロース、アセスルファムK)。
 オレンジを"すりおろし"たような果汁感とすっきりとした味わいが特長の果実入りチューハイです。
 チューハイにしては果汁が多いとはいえ、同社のおいしいチューハイ(50%)などに比べれば少ない。 その分軽やかではあるが、果肉の効果もあり、生っぽい味わいがうまく再現されている。
種別 チューハイ・カクテル等

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