ビール・発泡酒・チューハイの部屋

No.3961−3980


 
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2014年1月23日
No.3961: 焼酎ハイボール すだち <限定生産> / 宝酒造
 しょうちゅうはいぼーる すだち <げんていせいさん> / たからしゅぞう
タカラ 焼酎ハイボール すだち タカラ 焼酎ハイボール すだち review
タカラ 焼酎ハイボール すだち
 毎年この時期に出ている焼酎ハイボール「すだち」。 2008年から続いていて、今年で7年目となる。今年の発売日は、一昨日1月21日であった。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いイエローグリーン。炭酸がジュワジュワと音を立て、大きな気泡を作る。
 香りは、ほんのりと緑っぽい柑橘香がする。穏やかであり、あまり香らない。
 味も非常にストイック。甘さが弱いのは焼酎ハイボールだからもちろんのこと、 酸味も弱く、非常に大人しい。アルコール感はしっかりある。後味はすっきり。
 アルコール分7%。果汁0.5%。甘味料ゼロ。糖質80%オフ。 原材料:焼酎、すだち果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、 カラメル色素。
 なお、イラストと共に、次のような説明文がある。
限定生産【すだち】
 タカラ焼酎ハイボールは東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。 「すだち」は古来、果汁を食酢として利用したことから、その名の「酢橘」が付いたと言われています。 「すだち」ならではの爽やかな香りと豊かな酸味を、この時期だけの限定生産でお楽しみください。
 中身もパッケージも、昨年とは変わっていないようである。
 最近、焼酎ハイボールの新製品は出足が鈍いようで、私の家の近所では、まだどの店にも置かれていない。 そこで、昨年12月の 黄みかん の時の教訓に従い、 JR駅ナカのコンビニまで買いに行ってきた。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41662EMOS#02
2014年1月24日
No.3962: 氷結ストロング シチリア産レモン / キリン
 ひょうけつすとろんぐ しちりあさんれもん / きりん
キリン 氷結ストロング レモン キリン 氷結ストロング レモン review
 キリン氷結ストロングシリーズが、12月製造分から順次新しくなっている。 パッケージデザインもかなり変わっており、一目ですぐわかる。
 定番3種(レモン、グレープフルーツ、ドライライム)すべてが対象だが、 本日現在まだグレープフルーツは発見できていない。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ透明に近いが、ほんのりと濁りがある。
 香りは、氷結らしいフレッシュ感あるレモン香。芳香剤っぽい感じもある。
 味も氷結らしく、ややわざとらしいくらいに強調されたジューシー感が特徴。 酸味がかなり強く設定され、高アルコールの甘さとうまくバランスが取られている。 苦味も効いている。
 アルコール分9%。果汁2.7%。原材料:レモン果汁・ウォッカ・酸味料・香料・甘味料(アセスルファムK)。
 シチリア産レモンの氷結ストレート果汁を主に使用した、みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
 従来品 との違いは、アルコール度数が8%から9%に上昇したこと。 大きな変化だと思うのだが、特定の発売日を設定せず、順次切り替える方法をとっているのは、 あまり大きく変わったという印象を与えたくないのだろうか。 まあ、このような人気ブランドの場合、そういう戦略は正しいだろう。
 度数が高くなったのにもかかわらず、味わいのヘビーさ、くどさはむしろ従来品よりも軽減されている。 酸味や苦味の使い方が絶妙だからだろう。
 氷結シリーズに以前から私が抱いているイメージは、 デパートの化粧品売り場にいる美容部員だ。 完璧かつ画一的な化粧で、万人受けする美人が作り上げられている。 べつにそれが悪いわけではないし、私はむしろ化粧美人は個人的に好きだが、 ナチュラルな魅力とは対極にある。キリンさんの製品に対する思想の一端が現れている。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41663GCKO#RN12
2014年1月25日
No.3963: TOPVALU SELECT 徳島県産 木頭ゆずチューハイ / 合同酒精
 とっぷう゛ぁりゅせれくと とくしまけんさん きとうゆずちゅーはい / ごうどうしゅせい
TOPVALU SELECT 木頭ゆずチューハイ TOPVALU SELECT 木頭ゆずチューハイ review
 この製品を取り上げるのを忘れていた。
 イオングループP.B.の TOPVALU SELECT 徳島県産木頭ゆずチューハイ。 発売日は、昨年11月15日。
 しかし売られるのはこれが初めてではない。初登場は昨年2月で、 当サイトでも取り上げている。その時の製造者は富久娘酒造だったのだが、 カムバックした今回は、合同酒精の製造に変わっている。
 1年も経たぬうちの再登場ということで、取り上げていなかったわけだが、 製造者が変わっていただけでなく、缶デザイン(文字等の配列)も微妙に変わっていた。
 ちなみに TOPVALU SELECT というのは、TOPVALU の上位ブランド。 商売敵のセブン&アイのP.B.でいうと、セブンプレミアムに対するセブンゴールドと同じ位置づけである。 価格もP.B.にしてはやや高く、売価は128円である。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、わずかに黄色っぽい。
 香りは、しっかりゆずのグリーンな感じがあるが、ジューシーで甘そう。
 味は香りの印象どおり、ふんわりと甘い。いや、 ゆず味チューハイとしては、こんなに甘いのは珍しい。 よって、青臭さは後退している。
 後味には若干の苦味を残すものの、甘味料の甘さがかなり強く、 すっきり感はない。
 ゆず果汁3%。アルコール分3%。ストレート果汁使用。 原材料名:醸造用アルコール、ゆず果汁(徳島県産ゆず)、甘味料(アセスルファムK)。 製造者:合同酒精(株)、販売者:イオン(株)。
 皮ごと丸しぼりした徳島県産木頭ゆずの果汁を使って さわやかな味わいに仕上げました。
 前回出た時と比べると、果汁含有率が2%から3%に増えている。 また、原材料名から 果糖ぶどう糖液糖、酸味料、香料、クエン酸Na の文字が消えている。 つまり中身が大きく変わったということだ。
 味わいがだいぶ柔らかくなったと言えば聞こえがいいが、だらっとした甘さで、締まりのない味になってしまった 気がする。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41664AEIT#71
2014年1月26日[1]
No.3964: クローネンブルグ 1664 Kronenbourg
 くろーねんぶるぐ 1664
Kronenbourg Kronenbourg review
 フランスの有名銘柄「クローネンブルグ」。
 当サイトではかなり昔に一度びん入りを取り上げているが、缶は未掲載だったので、 たまたま売られているのを発見して、買ってきた。

 グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。 泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
 ホップ香が清々しく、クリアでやや軽めの香り。
 味わいもすっきりと清澄。じんわりとした旨みがあるが、 コクはやや乏しく、軽快な飲み心地である。
 アルコール分:5.0%。 原材料:大麦麦芽、ホップ。原産国:フランス。 輸入者及び引取先:日本ビール株式会社
 取っつきやすく、飲み飽きしないキャラクター。
 缶に大書きされている"1664"は、ブルワリーが1664年に設立されたことを示す。
種別 ビール
CODE:41665IKOS#UK
2014年1月26日[2]
No.3965: −196℃ ストロングゼロ ドライ / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ どらい / さんとりー
サントリー -196℃ ストロングゼロ ドライ サントリー -196℃ ストロングゼロ ドライ review
 −196℃ストロングゼロ「ドライ」がリニューアル。 発売日は、明後日1月28日である。

 グラスに注いだ液色は、無色透明。
 香りは、ほんのりとした柑橘香。レモンやライムなどが上品に使われている。
 味は非常に軽快。甘さがほとんどなく、口に含むと柑橘フレーバーが 大人しく広がり、クリアなウォッカの味わいがある。
 グッとくるようなアルコール感ではないが、飲み進めるうちに、 確かに度数が高いことが徐々に実感される。
 アルコール分8%。甘味料ゼロ。プリン体ゼロ。ライム浸漬酒使用。 原材料:レモン、グレープフルーツ、ライム、ウオツカ、スピリッツ、香料、酸味料。
 マイナーチェンジなのかと思ったら、かなり味は変わっていた。 従来品 はもうちょっと味があって、アルコール感ももっと強調されていたように思うが、 非常にクリアに、まったく甘くなくなった。缶裏にも書かれているが、これなら食事に合わせやすいと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41665SEESEM#-02
2014年1月27日[1]
No.3966: 直搾り 世界のフルーツ便 フロリダ産バレンシアオレンジ <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり せかいのふるーつびん ふろりださんばれんしあおれんじ <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 世界のフルーツ便 フロリダ産バレンシアオレンジ タカラ 直搾り 世界のフルーツ便 フロリダ産バレンシアオレンジ review
 明日1月28日、直搾りシリーズから限定品が2種発売される。
 そのうち、今日は「フロリダ産バレンシアオレンジ」のほうを取り上げる。

 グラスに注いだ液色は、ほんのりとしたレモン色で、濁りがある。
 香りは、甘酸っぱく、果汁感のやや弱そうなオレンジ香。
 口当たりは、酸が強く甘味は弱いが、その酸も鋭すぎず、適度なジューシー感がある。
 味気ないと思えるほどさっぱりとした飲み口。 苦味はマイルド。後味もすっきり。
 アルコール分5%。果汁3.5%。 原材料:オレンジ果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 世界各地から厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」世界のフルーツ便シリーズ。 フロリダ産バレンシアオレンジの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 昨年も出ていたと思ったのだが、前に出たのは 一昨年の4月。2年弱ぶりということになる。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41666GCKO#-01
2014年1月27日[2]
No.3967: 金麦 糖質70%オフ / サントリー
 きんむぎ とうしつ70ぱーせんとおふ / さんとりー
サントリー 金麦 糖質70%オフ サントリー 金麦 糖質70%オフ review
 金麦・糖質70%オフ が新しくなっている。 12月下旬製造分からのリニューアルである。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。但し、糖質オフ製品にしては、しっかりめ。 泡はきめが粗く、泡持ちはほどほど。
 香りはほとんどないと言えるほど。新ジャンル特有の臭みも極めて弱い。
 口当たりは非常にクリア。苦味も軽め。味がほとんどないと言えるが、 それでも飲み込んだ後に、意外にも旨みというか、モルトの香味がふんわり広がる。
 アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
 糖質オフ製品としては、旨みも確かに感じられるし、臭みも弱い。優秀である。
 従来品 との見た目の違いは、下の方の"天然水仕込"の文字が大きく黒字になった点。
種別 新ジャンル
CODE:41666KSES#RN12L
2014年1月28日[1]
No.3968: アサヒ・オリオンいちばん桜 <沖縄発季節限定生ビール> / オリオン(アサヒ)
 あさひ・おりおんいちばんざくら <おきなわはつきせつげんていなまびーる> / おりおん(あさひ)
アサヒ・オリオンいちばん桜 アサヒ・オリオンいちばん桜 review
 毎年この時期の恒例となっている季節限定ビール「いちばん桜」。
 当初はオリオンビールが通常の販売エリア(沖縄県及び奄美群島地区)のみで売っていたものだが、 2009年からアサヒビールが全国に向け販売するようになった。 今年で6シーズンめとなるが、今年の発売日は、本日1月28日である。
 ちなみに オリオン社のオリジナル のほうは11月26日の発売で、 既にレビュー済である。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡はきめ細かく力があるが、泡持ちはほどほど。
 香りを嗅ぐと、ホップ香が清々しいが、麦芽の穀物的ニュアンスもあり、華やかさはあまりない。
 口当たりはすっきり軽快。クリアで、しっかりとした苦味もある。 後味にはじんわりとした旨みも残る。
 アルコール分5%。麦芽100%。原材料:麦芽、ホップ。醸造元:オリオンビール(株)、販売元:アサヒビール(株)。
 なお、缶には、次のような説明文がある。
 沖縄では正月を過ぎると緋寒桜(ひかんざくら)の鮮やかなピンクの花々が次々と色づき始め、春の訪れを告げます。 そんな華やかな季節にふさわしい 『贅沢なコクと香り』の麦芽100%ビールが、沖縄から届きました。
 本家オリオンが出しているものと、中身は同じであるが、 こちらはアサヒブランドから出ているために、缶デザインには若干違いがある。
種別 ビール
CODE:41667KSES#00
2014年1月28日[2]
No.3969: −196℃ ストロングゼロ 桃ダブル <限定> / サントリー
 まいなす196ど すとろんぐぜろ ももだぶる <げんてい> / さんとりー
-196℃ ストロングゼロ 桃ダブル -196℃ ストロングゼロ 桃ダブル review
 本日1月28日発売、−196℃ストロングゼロの限定品「桃ダブル」。
 昨年もこの時期に出ていたもので、今年が2年目となる。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに黄色っぽく濁っている。
 香りは、非常に丸い白桃香。
 味は、香りの印象どおり甘みが強い。 強いアルコールと相まって、とてもこってりした印象だ。 ただその甘さは、いかにも甘味料という感じで、果汁感は弱いために、 だらっと口に残る。
 アルコール分8%。糖類ゼロ。桃果汁1%。桃浸漬酒使用。 原材料:桃、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 白桃浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
 飲みごたえという意味では、確かに、これでもか!というしつこさがある。 1本で満足。2本はいらない。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41667AEND#00
2014年1月29日[1]
No.3970: 果実の瞬間 梅にレモン <春限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん うめにれもん <はるげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 梅にレモン アサヒ 果実の瞬間 梅にレモン review
 アサヒ果実の瞬間から春限定2種が登場。発売日は、昨日1月28日。
 2種のうち、今日は「梅にレモン」のほうを飲む。

 グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。気泡は少なめで、炭酸は強くなさそう。
 香りは、梅が目立つ。キュンと酸っぱそうな感じがあり、 これは梅だけではなく、レモンも入っているからだろう。
 味もやはり梅の存在感が強く、そこに柑橘的な鋭い酸が加わっている。 梅だけだとやや冗長になりがちなところを、レモンがキュッと引き締めている感じだ。
 果汁0.2%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、うめ果汁、レモン果汁、糖類、酸味料、香料、カラメル色素。
 果実の瞬間は甘味料を使わず、糖類を使用している昔ながらのチューハイだ。それゆえ、 甘さに浮ついたところがなく、しっかりコクがある。その分カロリーは高いのかもしれないが、 後味の悪さもなく、自然な味わいだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41668AEND#01
2014年1月29日[2]
No.3971: のどごし生 / キリン
 のどごしなま / きりん
キリン のどごし生 キリン のどごし生 review
 のどごし生がまた新しくなった。1月下旬製造品から順次切り替えとのこと。
 当サイトで把握している限り、これが7回目のリニューアルで、8代目製品ということになる。

 グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。
 泡は新ジャンルにしては比較的良く盛り上がるが、泡持ちはそこそこ。 以前の製品に比べたら、だいぶ良くなっているようだが。
 ところが、香りの印象はまったく変わっていない。 ボンドのような臭みがまずあり、甘くない飴のような、ノンアルコールビールによくある ひねた感じの匂いが強い。
 味も香りの印象どおり、接着剤かシンナーみたいな香味と共に、妙な酸がある。 苦味が強いのが救いで、ガシッとした骨格を与えている。
 モルトの香味は弱く、飲みごたえというよりは、雑味が強いようだ。
 アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
 これが、のどごしを超えるのどごし
 特許技術・ブラウニング製法を進化させた発売10年目の「爽快なうまさ」をぜひ!
 爽快なうまさというキャッチコピーだが、お世辞にも爽快とはいえない。
 缶の見た目としては、左上方に「ググッとのどごし最高UP!」 と書かれているのが 従来品 と違う。
種別 新ジャンル
CODE:41668AEND#RN01L
2014年1月30日[1]
No.3972: −196℃ ブラッドオレンジ <2014限定> / サントリー
 まいなす196ど ぶらっどおれんじ <2014げんてい> / さんとりー
-196℃ ブラッドオレンジ -196℃ ブラッドオレンジ review
 イオングループ限定と思われる−196℃「ブラッドオレンジ」。
 どこにも情報がないため、発売日は定かではないが、入手したのは今週火曜の28日であった。

 グラスに注いだ液色は、ごく淡いサーモンピンク。
 香りはジューシー感のあまりない、やや作り物っぽいオレンジ香。
 味は酸がキュンと強く、甘さは抑えめ。香りの印象どおり果汁感は弱く、 味わいそのものにコクがないので、さらっとした飲み心地。
 アルコール分5%。オレンジ浸漬酒使用。 原材料名:オレンジ、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、果実色素、紅花色素。
 シチリア産のブラッドオレンジを使用。 爽やかな甘酸っぱさと、すっきりとした後味が特徴です。
 最近、−196℃はこのような販路限定商品が多い。メーカー側としても、まとまった量を捌いてもらえるし、 流通側としても、他との差別化が図れるからお互いにメリットが認められるのだろう。 私のように新製品すべてを飲もうと思っている人間にとっては、あらゆる店を回らなくてはならないから、 面倒なことこの上ない。せめて事前に発売情報をネット上で明らかにしてもらいたいものだ。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41669AEND#UK
2014年1月30日[2]
No.3973: スーパードライ ドライブラック / アサヒ
 すーぱーどらい どらいぶらっく / あさひ
アサヒ スーパードライ ドライブラック アサヒ スーパードライ ドライブラック review
 スーパードライ「ドライブラック」が新しくなっている。 12月下旬製造分からのリニューアル(アサヒ社では、クオリティアップ と 呼んでいる)である。

 グラスに注いだ液色は、しっかりと濃い黒。しかし、濃厚さにはやや欠け、グラスの向こうがほんの少し透けて見える。 泡は淡いカフェオレ色で、泡持ちもそこそこ良い。
 香りは、目をつぶっていたら「黒」とは思わないかもしれないくらいに、ロースト香が穏やか。 むしろ、通常のスーパードライみたいに、軽やかなホップ香と、モルトの乾いた穀物的ニュアンスが強い。
 味も軽快でスムーズ。甘味は極めて大人しく、焦げ臭なども抑制的。 すっきりと後キレも良く、繊細な和食に合わせやすい。
 アルコール分5.5%。原材料:麦芽、麦芽エキス、ホップ、米、コーン、スターチ。
 従来品 と比べ、より一層軽快になったかな?という印象だが、 そんなに大きく変わったようには感じなかった。
 缶の見た目で変わった点は、商品名 DRY BLACK の赤文字の下に、 "世界の常識を変える辛口の黒ビール"と書かれているところ。
 上面発酵のスタウト、ポーターなどと比べてドライなのは当然のことながら、 下面発酵のシュバルツに分類されるものの中でも、特にこれはロースト香や甘みが弱いと思う。 そういう意味で、特異な存在だが、他社製品でスタウトでないのに "ジャパニーズスタウト"などと 銘打っているものよりも、よほど良心的で、JAPANを感じさせるニュースタイルと言えるのではないか。
種別 ビール
CODE:41669GCKO#RN12L
2014年1月31日
No.3974: 直搾り [日本の農園から] 高知産ゆず <限定出荷> / 宝酒造
 じかしぼり [にほんののうえんから] こうちさんゆず <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
タカラ 直搾り 日本の農園から 高知産ゆず タカラ 直搾り 日本の農園から 高知産ゆず review
 今週火曜1月28日に、直搾りの限定品2種が発売された。 そのうち、[世界のフルーツ便] フロリダ産バレンシアオレンジ は既にレビュー済。
 今日はもう一方の [日本の農園から] 高知産ゆず を取り上げる。

 グラスに注いだ外観は、ほんのりと白濁。
 香りは、ゆずらしいグリーンな感じが強いが、ゆずにしてはかなりジューシーで柔らか。
 味は酸味が強く、シャープだが、適度に甘さもある。 すっきりと軽やかで、フレッシュな味わい。
 アルコール分4%。果汁1%。 原材料:ゆず果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
 日本各地の果実を厳選した「直搾り」日本の農園からシリーズ。 高知産ゆずの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
 実は直搾りの通年商品の中に、高知産ゆず が以前にはあったが、 いつの間にか無くなっていた。それがこういう形で、期間限定品として復活したということだろう。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41670GCKO#03
2014年2月1日
No.3975: 果実の瞬間 桃とさくらんぼ <春限定> / アサヒ
 かじつのしゅんかん ももとさくらんぼ <はるげんてい> / あさひ
アサヒ 果実の瞬間 桃とさくらんぼ アサヒ 果実の瞬間 桃とさくらんぼ review
 1月28日に発売された、果実の瞬間・春限定2種。
 既に、梅にレモン は取り上げているので、今日はもう一方の 「桃とさくらんぼ」。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりと白濁。
 香りは、桜の花のような少し青臭い香りと、桃の甘さが溶け合っている。 ほんのりやさしく、春らしい香りと言える。
 味もやわらか。桃が出しゃばりすぎていないので、 甘さはほどほど。さくらんぼの甘酸っぱさが前に出ていて、さっぱり感がある。
 果汁0.9%。アルコール分4%。 原材料:アルコール、もも果汁、さくらんぼ果汁、糖類、酸味料、香料。
 2011年から毎年春限定で出ているが、中身は変わっていないようである。
 缶デザインは毎年かわいらしいのだが、今年は特に女性受けが良さそうな感じである。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41671MVES#04
2014年2月2日[1]
No.3976: 麦とホップ The gold / サッポロ
 むぎとほっぷ ざ・ごーるど / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ The gold サッポロ 麦とホップ The gold review
 麦とホップが新しくなり、「麦とホップ The gold」となって登場。 発売日は、明後日2月4日である。
 まだ2日前ではあるが、スーパー店頭にはごく自然に並べられていた。

 グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡はきめ細かく、力強く盛り上がり、泡持ちも上々。
 香りは従来品と同様、華やかなホップ香に、ややミルキーなニュアンスをまとってはいるが、 甘い感じは従来品よりは抑えられ、清々しさが増した印象。
 味は、口に含んだ瞬間にガシッとした苦味が力強く感じられ、 非常に骨格のはっきりした味わいになった。 従来品では、もう少し中庸というか、苦味だけが前面に出ることはなかったが、 そのバランスをやや崩すように、はっきりとした輪郭を打ち出した感じだ。 その結果、よりビールに近い飲みごたえが生まれたように思う。
 飲み込んだ後にもしっかりした苦味と、ほろっとした甘さが残る。
 アルコール分5%。協働契約栽培100%。長期熟成製法。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 私の知るかぎり、麦とホップのリニューアルはこれが7回目。即ち、8代目製品ではないかと思う。 名前も変え、大きな意気込みが感じられる。
 昔の製品にあった、バニラのような不自然な甘さが前回のリニューアルで相当に軽減され、 より一層クリーン味わいになっていたのだが、今回はさらにくっきりとした味わいに進化した と思う。
種別 新ジャンル
CODE:41672GCES#-02
2014年2月2日[2]
No.3977: 氷結ストロング グレープフルーツ / キリン
 ひょうけつすとろんぐ ぐれーぷふるーつ / きりん
キリン 氷結ストロング グレープフルーツ キリン 氷結ストロング グレープフルーツ review
 キリン氷結ストロングシリーズが、12月製造分から順次新しくなっている。 パッケージデザインもかなり変わっており、一目ですぐわかる。
 定番3種(レモン、グレープフルーツ、ドライライム)すべてが対象だが、 先日既に レモン をレビュー済。
 今日は2種めとして、「グレープフルーツ」を飲む。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりと濁りがある。
 香りは、たっぷりとした甘さと苦さを感じさせるグレフル香。 チューハイにはよくありがちな香りだ。
 味も香りの印象どおり、甘味が強く、そして苦い。 アルコール感もしっかりとあり、すべてにおいてパワフル。 飲み込んだ後に苦味がじんわり残るため、くどさはそれほどでもない。
 アルコール分9%。果汁4.0%。原材料:グレープフルーツ果汁・ウォッカ・酸味料・香料 ・甘味料(アセスルファムK・スクラロース)。
 ホワイトと、ルビーのグレープフルーツの氷結ストレート果汁を使用した、 みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
 従来品 との違いは、アルコール度数が8%から9%に上昇したことであるが、 そんなに強さが増したようにも思わなかった。元々強かったので。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41672MVES#RN12
2014年2月3日[1]
No.3978: カロリ。シークヮーサー <限定出荷> / サントリー
 かろり。しーくゎーさー <げんていしゅっか> / さんとりー
サントリー カロリ。シークヮーサー サントリー カロリ。シークヮーサー review
 明日2月4日発売のカロリ。「シークヮーサー」。限定品だ。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに濁っているように見える。
 香りは、シークヮーサーらしい、鋭く緑っぽい柑橘香だが、ジューシーさも感じさせる。
 口当たりはキリッとして、シャープ。甘さは抑え込まれ、酸味が強い。 泡盛が使われているせいか、度数が低いわりには、アルコール感がある。 飲み込んだ後にも、口中に酸っぱさが残る。
 アルコール分4%。果汁0.1%。シークヮーサー浸漬酒使用。カロリー50%オフ。 原材料名:シークヮーサー、スピリッツ、泡盛、糖類、酸味料、香料、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
 きゅっと甘酸っぱいシークヮーサーの味わいとしっかりとした飲みごたえをお楽しみいただけます。 しかもうれしいカロリー50%オフ!
 このシリーズにありがちな、甘味料の甘さがだらだらと残るようなこともなく、 さっぱりした果汁感が持ち味。
 昨年 以前もシークヮーサーは 限定品で出ていたが、私が記録している限り、これまで泡盛が使われていたことはなかったはずで、 その点でも本格的な味わいに生まれ変わったと思う。
種別 チューハイ・カクテル等
CODE:41673GCES#-01
2014年2月3日[2]
No.3979: 麦とホップ 黒 / サッポロ
 むぎとほっぷ くろ / さっぽろ
サッポロ 麦とホップ 黒 サッポロ 麦とホップ 黒 review
 昨日、リニューアルした 麦とホップ The gold をレビューしたが、 同時に黒のほうも新しくなった。
 但し、黒はパッケージのみのリニューアルだそうで、中身は変わっていない模様。 よって、味のレビューは簡潔に。

 グラスに注いだ液色は、深い黒。ベージュ色の泡には力があって、泡持ちも上々。
 大人しめのロースト香で、あまり強く香らない。 一方、味は焦げたスモーキーな感じ。但し、苦味・甘味は軽め。重すぎない黒といった感じだ。
 アルコール分5%。長期熟成製法。協働契約栽培100%。 原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦)・スピリッツ(大麦)。
 従来品 は、ややごちゃごちゃした印象の缶だったが、 それがシンプルになり、高級感が出たように思う。
 ところでこの製品を私が入手したのは、1月20日であった。 The gold のほうは発売日が2月4日と設定されているが、黒のほうは順次切り替えのようである。
種別 新ジャンル
CODE:41673KSES#RN02
2014年2月4日[1]
No.3980: 氷結ストロング ドライライム 糖類ゼロ / キリン
 ひょうけつすとろんぐ どらいらいむ とうるいぜろ / きりん
キリン 氷結ストロング ドライライム 糖類ゼロ キリン 氷結ストロング ドライライム 糖類ゼロ review
 既に レモングレープフルーツ と掲載した 氷結ストロングシリーズ。12月製造分からのリニューアルだが、 定番3種のうち残るはこの「ドライライム」である。

 グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、ほんのりと濁りがあるように見える。
 香りは、はっきりと緑っぽいライム香。但し、氷結らしくジューシーさも感じさせる。
 口当たりは、キリッとシャープ。酸が強く、甘さは抑えめ。 ライムというのはお酒と相性がいいので、アルコール感が際立って、飲みごたえがある。
 アルコール分9%。果汁2.5%。原材料:ライム果汁・ウォッカ・酸味料・香料 ・甘味料(アセスルファムK)。
 ライムの氷結ストレート果汁を使用した、みずみずしい果汁感としっかりした飲みごたえ。
 今回のリニューアルで3種ともアルコール度数が従来の8%から9%に変更されたのだが、 最近の風潮である「弱いものはより弱く、強いものはより強く」の傾向に合致している。
 もっともこのライムは 従来品 でも既にストロングな飲みごたえがあったのだが、 実質的にアルコールが強くなることは、ヘビーユーザーにとっては大歓迎だろう。
 缶デザインも STRONG の文字が目立つように斜めに配され、9%と正面に大書きされ、 商品特性をストレートに訴える秀逸なデザインと言えよう。
 そして、本日の2本目は、次ページ へ。
種別 チューハイ・カクテル等
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