2015年11月10日[1]
No.4981: 冬のどごし <限定醸造> / キリン
ふゆのどごし <げんていじょうぞう> / きりん
|
|
昨年この時期に出された「冬のどごし」が今年も登場。
発売日は、本日11月10日である。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濃い黄金色。
ほぼ白色の泡には力があり、当初よく盛り上がるのだが、やや粗く、泡持ちはほどほど。
香りは、モルトの甘いニュアンスと、軽いホップ香が混じり合い、
新ジャンルにしてはかなりのしっかり感がある。通常版の のどごし生 とは明らかに違う。
口当たりは、しっかりとした甘味がまずあり、同時に渋味、
ジューシーなコクが感じられる。昔の発泡酒みたいな雑穀臭もかなり強い。
なりふり構わぬ粗暴さが攻めてきて、文句を言わせない感じ。
これだけ飲み応えがあるのだから、少々の臭みには目をつぶれと。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽・ホップ・大麦・糖類)・大麦スピリッツ。
昨年、私はこの商品を「のどごしの名を冠したものとしては間違いなく最良の出来映えである」
と絶賛したが、今年の感じ方はちょっと違う。もしかすると、中身が少し変わったのではないかとも思う。
昨年 はもう少しまとまりがあったように感じたが、今年は粗暴さがエスカレートしたように思った。
単に私の錯覚か?
|
新ジャンル
CODE:42318GCES#00 |
2015年11月10日[2]
No.4982: 辛口焼酎ハイボール 冬しょうが <期間限定> / アサヒ
からくちしょうちゅうはいぼーる ふゆしょうが <きかんげんてい> / あさひ
|
|
アサヒ・辛口焼酎ハイボールから期間限定「冬しょうが」が登場。
発売日は、本日11月10日である。
グラスに注いだ液色は、ほんのり淡いゴールド。このシリーズに共通の色。
香りは、辛みの強そうなジンジャエールのよう。甘さはあまりなさそう。
味は香りの印象どおり、シャープな口当たり。
甘さは極めて弱く、あっさりしている。しかし、ショウガの辛みはそれほどでもない。
つまり、悪く言うと全体的に味が薄い感じなのだが、そのあっさり感が持ち味と言える。
ショウガの効果なのか、アルコールが強いからか、
飲み進めると胃の中がどんどん温かくなってくる。
アルコール分8%。炭酸強め。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料:焼酎、香料、酸味料、カラメル色素。
2015年11月〜2016年1月までの出荷予定
糖類のみならず、甘味料も使われていない(シリーズの他製品には甘味料は使われている)。
それがこのシャープさを生み出しているのであろう。
辛口焼酎ハイボールの期間限定品は、これまで、
6月23日に 青ゆず 、
7月22日に 赤ウメ、
8月25日に 青みかん、
10月14日に 青しそ と出ており、
これが5種めとなる。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42318GCES#00 |
2015年11月11日[1]
No.4983: ゼロ仕立て すだち / 宝酒造
ぜろじたて すだち / たからしゅぞう
|
|
タカラ・ゼロ仕立てから新フレーバー「すだち」が登場。発売日は、11月10日。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと黄色っぽく色づき、濁りがある。
香りは、非常にシャープな柑橘香。すだちなのか、ゆずなのか、よくわからない。
いや、通常のゆずチューハイほど、緑っぽい感じは強くない。
口当たりも非常にシャープ。
このシリーズに共通だが、甘味はほとんどなく、アルコール感が極めて強い。
酸が強く、キシキシする感じ。飲み込んだ後も、口の中がとても酸っぱい。
アルコール分8%。果汁3%。香料0、プリン体0、糖質0、甘味料0、着色料0。
原材料:すだちスピリッツ、レモン、すだち、グレープフルーツ。
すだちだけでは味わいの深みが出ないからだろうか、レモンとグレープフルーツも使われている。
スピリッツと果汁のみという、余計なものの入っていないピュアなチューハイ。
宝酒造だからこそできた製品だと言える。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42319KSES#01 |
2015年11月11日[2]
No.4984: しゅわわ ハーブが香る白ワインタイプ / キリン
しゅわわ はーぶがかおるしろわいんたいぷ / きりん
|
|
キリン「しゅわわ」は、今年の4月にイオングループ限定商品として
登場したワインカクテル。
すっきり爽快な白ワインタイプ と、
ほのかに甘い赤ワインタイプ の2種での発売だったが、
今回3種めとして「ハーブが香る白ワインタイプ」が登場した。
発売日は、11月10日。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いイエローグリーン。気泡は非常に細かく、炭酸は強くなさそうである。
香りは、ほんのりとハーブ香があり、白ワイン由来と思われるりんごのようなフルーツ香と混じり合っている。
味もその香りの印象どおり、ハーブっぽい香味が強い。その分、ワインらしいアルコール感は引っ込んでいる。
ピリピリとした炭酸の口当たりが爽快で、度数が5%あることを感じさせない。
アルコール分5%。原材料:ワイン・ウオッカ・糖類・酸味料・香料・チャ抽出物。
製造者:キリンディスティラリー(株)。販売者:麒麟麦酒(株)。
ベースのワインは、グループ傘下のメルシャン製であると思われる。
缶チューハイなどとは一線を画す、贅沢感の味わえる1本。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42319GCKO#01 |
2015年11月12日[1]
No.4985: オールフリー スパークリングホップ <限定発売> / サントリー
おーるふりー すぱーくりんぐほっぷ <げんていはつばい> / さんとりー
|
|
サントリー・オールフリーの限定品「スパークリングホップ」。
発売日は、11月10日。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
勢いよく注ぐと、泡は当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、基本的に普通のオールフリーと同じく、
ノンアルコール特有の酸化したビールみたいな臭みがあるが、
グラスに鼻を近づけると、爽やかなホップ香が感じられる。
味はすっきりクリア。
オールフリーらしい透明感があるが、通常品にはない華やかさ、甘さ、
フルーティな感じが強い。
ノンアルコールにありがちな紅茶の茶葉みたいなニュアンスを、
ホップ香がうまく隠している。
アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。プリン体ゼロ。
原材料名:麦芽、ホップ、香料、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、
苦味料、甘味料(アセスルファムK)。
これはぜひ通年商品として売って頂きたい、素晴らしいクオリティだ。
無論、それはノンアルコールとしての優秀さであって、ビールの味わいとは遠いが、
一昔前のノンアルコールビールと比べると、この進化はすごいと思う。
|
ノンアルコール飲料
CODE:42320GCKO#02 |
2015年11月12日[2]
No.4986: チューハイレモン 糖類ゼロ / サンガリア
ちゅーはいれもん とうるいぜろ / さんがりあ
|
|
サンガリア製で、特にブランド名のついていない糖類ゼロの「チューハイレモン」。
実は、今年の7月に、同じ製品の500ml入りロング缶を紹介している。
その時は、近所のLAWSON店頭に突如として現れたもので、
レモンとグレープフルーツの2種いずれもロング缶だけが売られていた。
当サイトでは通常、レギュラー缶を紹介しているのだが、その時は仕方なくロング缶を2種レビューした。
あれから3ヶ月ほど経った10月に、同じLAWSON店頭に今度はレギュラー缶2種が現れた。
そこで、改めて購入したのである。
中身は同じと思われるが、再度簡単に味をみておこう。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、すっきり透明感があり、ほんのり甘いレモン香。あまり強くは香らない。
味はさっぱりすっきりしているのだが、やはり甘さはしっかりとある。
酸は穏やか。アルコール感はしっかり。
アルコール分6%。果汁1%。
原材料:レモン果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア、スクラロース)、
ビタミンC。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
飲みやすく、シンプルで飽きのこないチューハイだ。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42320LSEE#UK |
2015年11月13日[1]
No.4987: ASHLAND AMBER / CALDERA
アッシュランド・アンバー / カルデラ
|
|
アメリカの CALDERA 醸造所による ASHLAND AMBER という名のアンバーエール。
グラスに注いだ液色は、淡いアンバー(琥珀色)で、やや濁りあり。
泡はベージュ色で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも非常に良い。
香りは、フルーティなホップ、軽いカラメル香がある。
口当たりはふんわりと甘く、モルトの旨み、凝縮感を感じる。
軽妙だが存在感のある苦味と共に、フラワリーなホップ香も広がる。
アルコール分5.6%。原材料:麦芽、ホップ。
原産国:アメリカ。輸入者及び引取先:えぞ麦酒(株)、札幌市中央区円山西町5丁目7番57号。
非常にバランスの取れたアンバーエール。苦味、甘味、ロースト香などが
どれも突出せず、ドリンカビリティに優れている。
|
ビール
CODE:42321SIHS#UK |
2015年11月13日[2]
No.4988: チューハイグレープフルーツ 糖類ゼロ / サンガリア
ちゅーはいぐれーぷふるーつ とうるいぜろ / さんがりあ
|
|
サンガリア製で、特にブランド名のついていない糖類ゼロの「チューハイグレープフルーツ」。
昨日紹介した レモン と一緒に売られているもの。
今年の7月に、同じ製品の500ml入りロング缶を紹介しているのだが、
その時は、近所のLAWSON店頭にロング缶のみが売られていた。
あれから3ヶ月ほど経った10月に、同じLAWSON店頭に今度はレギュラー缶2種が現れたというわけである。
中身は同じと思われるが、再度簡単に味をみておこう。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、ほんのりと濁りがある。
香りは、やや人工的な、甘味の強そうなグレフル香。
味は香りの印象どおりしっかりと甘く、こってりした印象。
アルコール感も強く、飲み応えがある。
アルコール分6%。果汁1%。
原材料:グレープフルーツ果汁、醸造アルコール、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ステビア、スクラロース)。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、
大阪市東住吉区中野4-2-13。
サンガリア社製らしい、ややチープな味わいだがしっかりと酔える缶チューハイ。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42321LSEE#UK |
2015年11月14日[1]
No.4989: PUNK IPA / BREWDOG
パンク IPA / ブリュードッグ
|
|
スコットランドの BREWDOG というブルワリーは、非常に挑戦的なビールを提供しているということで、
その看板商品が「PUNK IPA」。文字通り PUNKなIPA(インディア・ペールエール)を
目指したビールだ。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるブロンド(黄金色)。
泡は純白できめ細かく、泡持ちもなかなか良い。
香りは、マスカット、グレープフルーツやグァバなど、
あふれんばかりにフルーティなホップ香と、しっかり凝縮感のあるモルト香が分厚く押し寄せる。
口に入れた瞬間、そのフルーティな甘さが広がって、優しさを感じるのだが、
その下にはガシッとした苦味が居座っている。しかし、しつこさとかくどさはなく、
ひたすら清冽で、官能的。研ぎ澄まされた美しさに魅了される。
アルコール分5.6%。原材料:麦芽、ホップ。
原産地:スコットランド。輸入者及び引取先:(株)ウィスク・イー、
東京都千代田区神田和泉町1-8-11。
度数がそんなに高くないからその意味での強烈さはないが、
通常の30倍とも40倍とも言われる多量のホップを使って出来上がった、
圧倒的存在感を持った魔性のビールだ。
ビールは苦み走って軽く喉を潤してくれればいいという、ライトラガー教に洗脳された多くの日本人には、
荷が重いかも。
|
ビール
CODE:42322SIHS#UK |
2015年11月14日[2]
No.4990: 麦茶割り / サンガリア
むぎちゃわり / さんがりあ
|
|
LAWSON STORE 100で偶然遭遇した、サンガリアの「麦茶割り」。
他店ではまったく見ないので、みつけた瞬間に購入した。もちろん、価格は108円。
グラスに注いだ液色は、やや暗い茶色。
香りは、焦げ臭いと感じるくらいに香ばしい焙煎香が立ち、
アルコール臭はほとんどない。
味は、その香りの印象どおり麦茶の香ばしさが強いが、
焼酎の甘さがふわっと広がる。両者やや分裂気味だが、
そこがいかにも"割りました"という手作り感を醸し出している。
飲み進めると、アルコール感が結構強いことに気づく。
アルコール分6%。
原材料:焼酎、麦茶、野生植物抽出ミネラル。
製造者:(株)日本サンガリアベバレッジカンパニー、大阪市東住吉区中野4-2-13。
ジャンクな味わいだけど、しっかり飲み応えがあって、お得感がある。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42322LSEE#UK |
2015年11月15日[1]
No.4991: ザ・プレミアム・モルツ 2015 初摘みホップヌーヴォー <限定出荷> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ 2015 はつづみほっぷぬーう゛ぉー <げんていしゅっか> / さんとりー
|
|
明後日11月17日が発売日となっているサントリー ザ・プレミアム・モルツ「2015 初摘みホップヌーヴォー」。
期間限定品だ。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、通常のプレモルと比べて、ホップ香の華やかさが今ひとつ。やや青臭い感じとともに、
モルトの凝縮感ある穀物的香りが目立つ。
口あたりはフレッシュだが、非常に強い苦味が舌全体で感じられる。それはしびれるほどの収斂性を持って居座り、
粗暴な印象を与える。甘さは強くない。若くて暴れているような味わい。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽・ホップ。天然水100%仕込。
2015年に収穫された初摘みホップのみずみずしい香りをお楽しみ下さい。
※当製品は、2015年に収穫されたザーツ産ファインアロマホップを使用しています。
通年品のプレモルとは、だいぶ違う。非常に荒々しい味。昨年の初摘みホップと比べても、
相当に苦味とフレッシュ感が強くなり、初摘みの名にふさわしい味わいになった。
好き嫌いははっきりと分かれるだろうが。
ところで、缶デザインは、通常版のプレモルのデザインをベースにつくられているが、
はっきり言って急造品のような印象で、サントリーさんとしては、あまりセンスが良いとは言い難い。
|
ビール
CODE:42323KSES#-02 |
2015年11月15日[2]
No.4992: くらしモア チューハイ レモン / 宝酒造(ニチリウグループP.B.)
くらしもあ ちゅーはい れもん / たからしゅぞう(にちりうぐるーぷP.B.)
|
|
ニチリウグループのP.B.である「くらしモア チューハイ」が、いつの間にか新しくなっていた。
ふだん巡回コースに入っていないので分からなかったが、先日久々同グループの
加盟店であるスーパー平和堂に立ち寄った際に発見。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、すっきりと透明感のあるレモン香だが、甘そうな雰囲気もある。
口当たりはキリッと爽やかで、思いのほか酸味が強い。甘味は抑えられ、スッキリ感が強い。
アルコール感もちゃんとある。
アルコール分6%。果汁2.4%。原材料:レモン果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。
お食事と共に楽しめる、すっきり爽快な果汁感あるれるレモンチューハイです。
2年前にレビューした時の感想と、今回は若干違っている。それは、酸がより強くなったと感じたことなのだが、
果汁が以前の1.4%から2.4%に増えたからではないか。
このご時世に、コストアップするようなリニューアルというのは珍しい。
質を上げて、より多く売ろうということか。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42323APTS#UK |
2015年11月16日[1]
No.4993: ザ・プレミアム・モルツ 香るプレミアム 2015 初摘みホップヌーヴォー <限定出荷> / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるぷれみあむ 2015 はつづみほっぷぬーう゛ぉー <げんていしゅっか> / さんとりー
|
|
明日11月17日が発売日となっているザ・プレミアム・モルツ 香るプレミアム
「2015初摘みホップヌーヴォー」。限定品だ。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡はかすかにベージュの入った白色。力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、やや青さを伴い、甘く柔らかいホップ香が強い。
どこまでも丸く、尖りのない印象。
口当たりも非常に柔らか。ジューシーで甘く、苦味は弱い。
通年品の 香るプレミアム も柔らかいのだが、より一層甘味が立ち、
みずみずしい青さも兼ね備えている。
アルコール分6%。原材料:麦芽・ホップ。
2015年に収穫された初摘みホップのみずみずしい香りをお楽しみ下さい。
※当製品は、2015年に収穫されたザーツ産ファインアロマホップを使用しています。
今回、通常のプレモルと香るプレミアムの2種の「初摘みホップヌーヴォー」が出たわけだが、
いずれも通年品とはかなりキャラクターが違い、瑞々しさや初々しさが溢れている。
|
ビール
CODE:42324KSES#-01 |
2015年11月16日[2]
No.4994: くらしモア チューハイ グレープフルーツ / 宝酒造(ニチリウグループP.B.)
くらしもあ ちゅーはい ぐれーぷふるーつ / たからしゅぞう(にちりうぐるーぷP.B.)
|
|
昨日 レモン を飲んだ、ニチリウグループ P.B.「くらしモア」チューハイ。
今日は2種めとして「グレープフルーツ」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。
香りは、すっきり感のあるグレフル香。苦味が強そうだが、あまり強くは香らない。
味は、香りの印象どおり、苦味が強い。甘味は抑え込まれ、すっきりとした口当たり。
アルコール感は強い。飲み込んだ後にも、キリッとした苦味が残る。
アルコール分6%。果汁4.2%。原材料:グレープフルーツ果汁、醸造用アルコール、糖類、酸味料、香料。
お食事と共に楽しめる、すっきり爽快な果汁感あふれるグレープフルーツチューハイです。
2年前にレビューしたものと、ほぼ感想は一緒である。
原材料も度数も、まったく変わっていない。缶デザインだけのリニューアルか。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42324APTS#UK |
2015年11月17日[1]
No.4995: すらっと アップル&ジンジャーサワー <期間限定> / アサヒ
すらっと あっぷる あんど じんじゃーさわー <きかんげんてい> / あさひ
|
|
アサヒ すらっと から期間限定「アップル&ジンジャーサワー」が登場。
発売日は、本日11月17日である。
グラスに注いだ液色は、ごく淡いゴールド。ジンジャエールよりも薄い感じ。
柑橘果肉が少しだけ入っている。
香りはまさに、りんごとジンジャーがうまく拮抗している。
フルーティな感じであり、そんなに辛くはなさそう。
味もりんごジュースとジンジャエールが混ぜられた感じ。
甘さは抑え気味で、すっきりと飲みやすいが、甘味料特有のどんよりした甘さが口に残る。
果汁1%。アルコール分3%。糖質75%オフ。100mlあたり24kcal。
原材料:アルコール、りんご果汁、果粒、ショウガエキス、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、
甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42325KSES#00 |
2015年11月17日[2]
No.4996: タカラCANチュ
ーハイ すりおろしぶどう <限定出荷> / 宝酒造
たからかんちゅーはい すりおろしぶどう <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
|
|
タカラCANチューハイ すりおろしシリーズから限定品「ぶどう」が登場。
発売日は、本日11月17日である。
グラスに注いだ液色は、やや透過性のある紫。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、ころっと甘い、深みのあるぶどう香。
味は香りの印象どおり甘味が強い。ぶどうらしい渋味も伴って、
深みのある味わいだが、そんなにこってりはしておらず、
タカラらしいすっきり感がある。
アルコール分3%。果汁9%。
原材料:ぶどう(果汁、ピューレ)、アルコール、糖類、酸味料、香料、ぶどう種子抽出物、
甘味料(ネオテーム)、増粘多糖類。
ぶどうを"すりおろし"たような果汁感とすっきりとした味わいが特長の果実入りチューハイです。
2013年に始まった現すりおろしシリーズも、昨年からこうやって期間限定品が投入されるようになり、
今年はこれで5種限定品が出たことになる。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42325KSES#00 |
2015年11月18日
No.4997: エリストフ クランベリー / サッポロ
えりすとふ くらんべりー / さっぽろ
|
|
欧州で人気のウォッカ ERISTOFF(エリストフ)を使ったRTD。
これまで2種が出ているのだが、
今回、3種めとなる「クランベリー」が登場。
発売日は、11月17日。
グラスに注いだ液色は、ややくすんだ感じの赤。
香りは、グラスに注いでいる時から遠くまで漂っているが、
非常に尖りのある柑橘香で、かなり甘味も強そうな印象である。
しかし、実際の味はかなりストイック。
甘さは極めて弱く、クランベリーの尖った酸が特徴的。
飲み込んだ後味には、ミントのような爽やかでクールな香味が残る。
アルコール分6%。無果汁。
原材料:ウォッカ・糖類・酸味料・香料・果実色素・カラメル色素。
スムーズなウォッカに相性が良いクランベリーフレーバーと爽快なクールフレーバー
配合。味わいの持続感と飲みやすさを追求しました。
前2作と違い、ウォッカ独特の味わいが、クランベリーの酸味の陰にかくれてしまっている。
普通の缶チューハイとは一線を画す、カクテルっぽい味わいに仕上がっている。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42326GCES#01 |
2015年11月19日
No.4998: 世界の厳選果実チューハイ フランス産・ピーチ <2015限定> / サントリー
せかいのげんせんかじつちゅーはい ふらんすさん・ぴーち <2015げんてい> / さんとりー
|
|
19日のボージョレ・ヌーヴォーの解禁に合わせてイオングループで行われている
「イオンワールドフェスタ フランスフェア」に合わせて用意されたと思われる、世界の厳選果実チューハイ「フランス産・ピーチ」。
入手したのは先週土曜であったが、おそらく発売日の設定は今週火曜ではないかと思われる。
グラスに注いだ液色は、ほとんど透明に近いが、ほんのりと白濁。
香りは、甘くやさしい白桃香。やや人工的。
味も香りの印象どおりたっぷりと甘いが、こってり感はないため、意外にすっきり感がある。
後味には軽い苦味すら残る。
アルコール分5%。桃浸漬酒使用。
原材料名:桃、スピリッツ、糖類、酸味料、香料。
フランス産のピーチを使用。
華やかな香りと、柔らかい甘みが特徴です。
昨年は -196℃ フランス産・ピーチ という名で売られていたが、
中身は変わっていないようである。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42327YMOZ#02 |
2015年11月20日
No.4999: −196℃ 初摘み巨峰のお酒 <2015限定> / サントリー
まいなす196ど はつづみきょほうのおさけ <2015げんてい> / さんとりー
|
|
昨年までこの時期に 巨峰ヌーヴォー という名で出ていた
コンビニ限定商品が、今年は「初摘み巨峰のお酒」という名前になって登場した。
発売日は、11月17日と思われる。
グラスに注いだ液色は、透明感のある淡いピンク。
ぶどうから想像される色よりは、かなり薄い。
香りは、色の印象とは違って、かなり濃そうな、甘いぶどう香。
味は確かに甘いものの、濃さやくどさはなく、すっきり感がある。
強めの渋味と、軽い苦味も伴う。
アルコール分5%。巨峰浸漬酒使用。
原材料:巨峰、スピリッツ、糖類、酸味料、香料、ブドウ色素、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
巨峰の名産地山梨県の古屋農園で、今年初めて収穫された中でも、
収穫開始から7日以内の巨峰だけをまるごと使用しました。
初摘みならではのみずみずしくフルーティな旬の味わいをお楽しみください。
昨年までの製品と違うところは、原材料に甘味料が使われるようになったこと。
昨年までは糖類のみであった。
|
チューハイ・カクテル等
CODE:42328LSEE#03 |
2015年11月21日
No.5000: 常陸野ネストビール ニッポニア / 木内酒造
ひたちのねすとびーる にっぽにあ / きうちしゅぞう
|
|
当コーナー「ビール・発泡酒・チューハイの部屋」も通番5000番まで来た。
このような節目には、何か特別なものを飲みたい。いや、特別なものを掲載しないと、
皆さんに納得して頂けない。だが、今さらアッと驚くような製品というのも思い浮かばない。
国産ビールで何かすごいものはないか。その視点で探しに行き、
これを買ってきた。
クラフトブルワリーとして今や全国的に有名な、
茨城県の木内酒造がつくる「常陸野ネストビール」シリーズの「ニッポニア」という製品。
グラスに注いだ液色は、深い濁りのあるオレンジ。黄金色というには、あまりにも深すぎ、
琥珀色というほど暗くはない。
泡は深いベージュ色できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、オレンジやグレープフルーツのような柑橘香が強く、そこに白コショウ、
山椒などを振りかけたようなインパクトがある。これはホップの特徴と思われる。
味は驚くほど濃密。舌の真ん中でたっぷりジューシーな甘さが感じられたかと思うと、
すぐにしびれるような苦味が舌の両奥をぐっと押す。過剰とも思える旨みの凝縮感。
シナモンをたっぷりときかせたフルーツタルトのように、甘く、ジューシーで、スパイシーなのだが、
それを凌駕する苦味が後を引き締める。その苦味のほか、古いタンスのような、少しほこりっぽい木の香りに、
新緑のような青さの混じった風味が余韻として残る。
アルコール分8.0%。原材料:麦芽・ホップ。
日本で開発されたビール麦の原種「金子ゴールデン」。
そして同じく日本で育種されていたホップ「ソラチエース」。この二つの日本オリジナルの材料から
醸造しました。柑橘系フレーバー。黄金色の輝き、深い味わい。
NIPPONIAをお楽しみください。
製造者:木内酒造合資会社、茨城県那珂市鴻巣1257。
550ml入りで、入手価格は811円。
かなりの値段だが、もとより毎日飲むようなビールではない。特別な日に、ゆっくりと時間をかけながら愉しみたい。
キンキンに冷やさず、やや高めの温度がいいだろう。
|
ビール
CODE:42329YMOZ#UK |