2016年2月20日[2]
No.5161: 男梅サワー / サッポロ
おとこうめさわー / さっぽろ
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缶裏面 |
サッポロとノーベル製菓のコラボによる「男梅サワー」
が新しくなった。1月製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、透過性はあるが、かなりくすんだ感じの紅色。
香りは、しそっぽさのかなり強い梅干しのイメージ。派手さはない。
味は梅らしい酸が立ち、塩気が効き、甘さは抑えられている。
アルコール分5%。原材料:梅・梅肉エキス・スピリッツ・糖類・酸味料・香料・果実色素・ビタミンC・カラメル色素。
今回のリニューアルで、従来品 では使われていなかった梅肉エキスが入り、その効果か
酸のコクが増し、味わいがさらに引き締まったような気がする。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42420KSES#RN01 |
2015年2月21日
No.5162: 直搾り [世界のフルーツ便] イタリア産ベルガモット <限定出荷> / 宝酒造
じかしぼり せかいのふるーつびん いたりあさんべるがもっと <げんていしゅっか> / たからしゅぞう
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2月16日に出た、タカラ直搾り期間限定品2種のうちの1つ。
先日既に 山形産ラ・フランス のほうは飲んでいるので、今日はもう一方の
「イタリア産ベルガモット」を。
グラスに注いだ液色は、ほんのりと白濁。レモン果汁のような見た目。
香りは、アールグレイティーをとてもフレッシュにした感じ。
だから、果汁なのにもかかわらず、アイスティみたいだ。
味は酸味が極めて強い。
香りに感じた、ベルガモット特有の少し香水のような香味が広がる。
アルコール感は弱く、後味はさっぱり。
アルコール分4%。果汁1%。原材料:ベルガモット果汁、焼酎、糖類、酸味料、香料。
世界各地から厳選した果実を使用した限定出荷の「直搾り」世界のフルーツ便シリーズ。
イタリア産ベルガモットの果肉をまるごと搾ったストレート混濁果汁を使用。
昨年このベルガモットが初登場した時、このフレーバーは好みが分かれそうなので、
再発売はないのではないかと思ったのだが、予定通り売れたということなのだろうか。
爽やかでお酒を飲んでいる感じがしないので、休日の昼間などにランチとともに楽しみたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42421KSES#05 |
2016年2月22日
No.5163: 香りの極ZERO <数量限定> / サッポロ
かおりのごくぜろ <すうりょうげんてい> / さっぽろ
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明日2月23日が発売日となっているサッポロ極ZEROの派生商品「香りの極ZERO」。
限定品だ。
グラスに注いだ液色は、かなり深い黄金色。不自然に濃く、オレンジに近い。
泡もほんのりベージュっぽい。泡はかなり粗く、すぐに減衰。
香りは、グラスに注いでいる時から白ワインを思わせるマスカットのような香りが強く立ち上っている。
そこに、極ZERO特有の紅茶の茶葉みたいな匂いが加わっているから、まるでフレーバーティーだ。
味もその香りの印象どおり、紅茶っぽい口当たりに、ほんのりと甘さが乗る。
香りがジューシーだからこの甘さもジューシーかというと、そうではなく、
新ジャンルにありがちな焼酎みたいなアルコールの甘味だ。
アルコール分6%。プリン体0.00。糖質0。人工甘味料0。
原材料:麦芽・ホップ・大麦・糖類・苦味料・カラメル色素・スピリッツ・水溶性食物繊維
エンドウたんぱく抽出物・香料・塩化カルシウム・酸味料・安定剤(アルギン酸エステル)。
ホップ香が不自然なくらいに強調されているので、
新ジャンルに軽快さを求める人にはこの香味が少々邪魔に感じられるかもしれない。
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発泡酒
CODE:42422KSES#-01 |
2016年2月23日[1]
No.5164: クリアアサヒ プライムリッチ / アサヒ
くりああさひ ぷらいむりっち / あさひ
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クリアアサヒ「プライムリッチ」が新しくなった。
発売日は、本日2月23日である。
グラスに注いだ液色は、しっかりと濃い黄金色。泡は純白できめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、クリアアサヒ特有のふんわりと甘いクリームのような香りと、
麦芽の穀物臭い感じが強い。以前の製品のほうが、もっと引き締まっていたように
記憶しているが、何だかヘビーになった感じがする。
味も香りの印象どおり、甘さが目立つ。もちろん苦味、渋みもかなり強いのだが、
分厚い甘味のために、やはりビールではないんだということが実感されてしまう。
アルコール分6%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
新ジャンルの枠内でできるだけ強い香り、幅のある味わいを目指したというのはわかるが、
飲みごたえを出そうというその努力が、若干裏目に出てしまっている感がある。
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新ジャンル
CODE:42423GCES#00 |
2016年2月23日[2]
No.5165: 一番搾り 春爛漫デザインパッケージ / キリン
いちばんしぼり はるらんまんでざいんぱっけーじ / きりん
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本日2月23日に発売された、一番搾り「春爛漫デザインパッケージ」。
これまでキリンラガービールでは、このようなデザイン缶が何度も出されているのだが、
一番搾りの通年品では初めてのように思われる(私が把握していないだけかもしれない)。
また、今年は各社からこのような春らしいデザイン缶がいくつか出されており、
多くの春限定商品と併せて、売場はかなり華やかになっている。
中身は通常の一番搾りなので、味のコメントについては、
以前に書いたものを以下引用する。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白で当初よく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは麦芽のじんわりと甘い、やや粉っぽいような香りが強い。ホップの華やかさは強くない。
味は中域からやや上のほうの酸味が強く、みずみずしさがあるが、
同時にしっかりとした苦味も感じられる。その酸と苦味がやや分裂気味で、
そのせいで少し暴れたような味わいになっている。
飲み込んだ後にも、ガシッとした苦味と浮ついた酸味が残る。
アルコール分5%。原材料:麦芽・ホップ。
ピンク色の桜の花びらが一部ハートマークのようにも見え、非常に可愛らしいイメージ。
写実的な桜デザイン缶が多い中、ひときわアーティスティックな缶となっている。
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ビール
CODE:42423GCES#00 |
2016年2月24日[1]
No.5166: 春の旬味 <限定醸造> / サントリー
はるのしゅんあじ <げんていじょうぞう> / さんとりー
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昨日2月23日に発売されたサントリー「春の旬味」。
この時季限定の新ジャンルだ。
グラスに注いだ液色は、新ジャンルにしてはかなり深い黄金色。
泡もほんのりと黄色っぽい。当初はよく盛り上がるが、泡持ちはほどほど。
香りは、かなり清々しくホップ香が立ち上り、新ジャンルらしからぬ清澄さ。だが、その奥に、
アルコールの甘いニュアンスが潜む。
口当たりはクリア。苦味と渋みが強く、かなり引き締まっている。
その苦味と渋みが舌の両脇奥に居座るのだが、同時に新ジャンル特有のふんわりとした焼酎のような甘味が感じられる。
ただ、苦味優勢なので、爽やかでキレもよい。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類)、スピリッツ(小麦)。
春食材のみずみずしい美味しさと調和する、アロマホップの華やかな香りと心地よい苦み。
旬の食卓を愉しめる、この時季だけの限定醸造です。
一昨年、昨年は 春咲く薫り という名前の商品が出ていたが、
それに比べると、今年は一層苦味がアクセントになり、すっきり感が増したように思う。
かなり優秀な製品なので、限定品にしておくのはもったいない。
確かにコクは足りないが、ビールに近い苦味、爽やかさを持ち合わせており、和食に合わせやすい。
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新ジャンル
CODE:42424KSES#01 |
2016年2月24日[2]
No.5167: −196℃ ストロングゼロ ダブルパイナップル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ だぶるぱいなっぷる <げんてい> / さんとりー
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-196℃ストロングゼロシリーズから期間限定「ダブルパイナップル」が出た。
発売日は、2月23日。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、ツンと甘酸っぱいパイン香が立つ。
味は、香りの印象どおりたっぷりと甘酸っぱい。
アルコール感が非常に強く、喉にグッとくる感じがある。
飲み込んだ後にも酸っぱさが口中に残る。
アルコール分8%。糖類ゼロ。プリン体ゼロ。パイナップル果汁1%。パイナップル浸漬酒使用。
原材料:パイナップル、ウオツカ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
パイナップル浸漬酒と果汁をダブルで使用したストロングな果実感とアルコール8%のストロングな飲みごたえ!
昨年 もこの時季に出ていたが、
中身は同じもののようである。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42424GCES#01 |
2016年2月25日[1]
No.5168: −196℃ ストロングゼロ 沖縄シークヮーサー / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ おきなわしーくゎーさー / さんとりー
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2月23日に発売された、-196℃ストロングゼロ「沖縄シークヮーサー」。
昨日取り上げた ダブルパイナップル との同時発売であるが、
以前は「ダブルシークヮーサー」という名前で出されていたものである。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色だが、わずかに黄色っぽく濁っている。
香りは、シークヮーサーらしい、緑っぽい柑橘香なのだが、適度にレモンのようなジューシーなニュアンスもある。
味はキュンと酸が強く、一口含んで「酸っぱい」と言ってしまいそう。
そこにほんのりとした甘さと、強いお酒感が加わる。
アルコール分9%。糖類ゼロ。シークヮーサー果汁0.2%。シークヮーサー浸漬酒使用。
原材料:シークヮーサー、ウオツカ、泡盛、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
沖縄産シークヮーサーまるごとの果実感と、隠し味に泡盛を配合した、沖縄のおいしさが詰まったストロング!
従来品 はアルコール分8%だったので、
1度強くなった。しかし、これまでも十分強かったため、味の大きな変化は感じられない。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42425KSES#02 |
2016年2月25日[2]
No.5169: ザ・プレミアム・モルツ 2016日本の春(桜と富士)デザイン缶 / サントリー
ざ・ぷれみあむもるつ 2016にっぽんのはる(さくらとふじ)でざいんかん / さんとりー
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ザ・プレミアム・モルツ「2016日本の春(桜と富士)デザイン缶」。
発売日は、2月23日。
プレモルではこれまで、このようなデザイン缶が多数登場しているが、地域限定、店舗限定など、
特定チャネル向けのリリースも少なくない。
富士山を描いたものとしては、昨夏に 夏の富士(静岡)デザイン缶 が東海道新幹線駅を中心とする
JR東海管内限定で発売され、当サイトでも取り上げているが、
今回のものはそのような限定なく、全国で販売されている。
切り絵画家の久保修氏によるデザインだとのことで、缶にもそのことが記されている。
プレミアムビールにふさわしい、まさに特別感のある1本。
中味は通常のプレモルなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。天然水100%仕込。
ダイヤモンド麦芽を加え、「華やかな香り、深いコクと旨み」が一層楽しめます。
今回の缶の特徴は、裏側にイラストがあるだけでなく、通常ロゴのある缶表面にも
ピンク色の桜の花びらが控えめにちりばめられていること。このあたりのセンスが、
とても上品で良いと思う。
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ビール
CODE:42425GCES#02 |
2016年2月26日[1]
No.5170: 金麦 糖質75%オフ / サントリー
きんむぎ とうしつ75ぱーせんとおふ / さんとりー
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金麦の"OFF"が新しくなった。
2月上旬製造分からのリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、しっかり深い黄金色。
泡は粗く、当初はよく盛り上るが、泡持ちは悪い。
香りは、昔ながらの発泡酒のような、雑穀臭があり、粗暴。
味は、香りの印象ほど荒れてはおらず、比較的クリアな口当たりと、
強めの苦味が存在感を示す。新ジャンルにありがちな妙な甘さはない。
糖質オフ製品にしては飲みごたえがあるほうで、
従来品にはあった水っぽさがだいぶ改善されているように思う。
アルコール分4%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、糖類、食物繊維)、スピリッツ(小麦)。
今回のリニューアルでは、「旨味麦芽を増量することで、よりいっそう"麦のうまみ"を感じる味わいを実現」
したとのことであるが、確かに飲みごたえは増した。
なお、従来品 との見分け方は、
缶左肩に赤地・白抜き字で「麦のうまみかがやく」と書かれている点である。
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新ジャンル
CODE:42426GCES#RN02U |
2016年2月26日[2]
No.5171: スタイルバランス ゆずサワーテイスト / アサヒ
すたいるばらんす ゆずさわーていすと / あさひ
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機能性表示食品として認められたノンアルコール飲料、
アサヒ「スタイルバランス」に新顔「ゆずサワーテイスト」が登場。
発売日は、1月26日。
取り上げるのが少々遅くなってしまったのは、当サイトではノンアルコール飲料がどうしても
後回しになってしまうということもあるのだが、そもそもこの製品はまだそんなに出回っていない
という事情もある。私が入手したのも、つい先週のことだ。
グラスに注いだ液色は、無色透明。
香りは、まるでゆず味チューハイそのもの。
苦そうなゆずの緑っぽい感じが強い。
味も苦味が強く、シャープな口当たりだが、
甘味料特有のだらっとした甘味が口に残る。
炭酸がピリピリと効いているので、くどさはないのだが。
アルコール分0.00%。無果汁、炭酸飲料。
カロリーゼロ。糖類ゼロ。食事の脂肪や糖分の吸収を抑える。
原材料名:難消化性デキストリン(食物繊維)/炭酸、酸味料、香料、
甘味料(アセスルファムK、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース)。
これまでのこのシリーズ同様、アルコールゼロなのにお酒を飲んでいる気分になれる製品。
ビールテイスト飲料がどれもビールとは決定的に違う味わいであるのに対し、
チューハイテイスト飲料はこのように違和感のないものが多い。
脂肪や糖分の吸収を抑えるという「機能」があっても、味が伴わなければ飲んでも楽しくないが、
その点はクリアされている。
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ノンアルコール飲料
CODE:42426YMOZ#31 |
2016年2月27日[1]
No.5172: ヘルシースタイル / アサヒ
へるしーすたいる / あさひ
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アサヒからトクホのビールテイスト飲料「ヘルシースタイル」が登場。
発売日は、2月16日。
グラスに注いだ液色は、しっかりめの黄金色。泡は粗く、当初こそよく盛り上がるが、
泡持ちはほどほど。
注いでいる時、とてもノンアルコールとは思えない、軽快なホップ香が漂っている。
ただ、グラスに鼻を近づけると、ノンアルコールらしい紅茶の茶葉、鉄、酸化したビールみたいな
匂いがする。
口当たりは、かなりすっきり。苦味が強めだが、透明感がある。
アサヒらしく、クリアな味わいで後キレが良い。
消費者庁許可(特定保健用食品)。アルコール分0.00%。カロリーゼロ。糖質ゼロ。
原材料名:食物繊維(難消化性デキストリン)、大豆ペプチド、
ホップ/炭酸、香料、安定剤(大豆多糖類)、酸味料、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンC)、
甘味料(アセスルファムK)。
まったく期待していなかっただけに、透明感あふれる味わいに驚いた。
トクホという最大特長をうたう以前に、ノンアルコールとして普通に品質が高い。
かなりビールに近い飲みごたえがありつつ、透き通っている。
中華料理など、脂っこい食事にはまさにぴったりだろう。
金色ベースの缶で、ドライプレミアムみたいな見た目。随分と大げさなパッケージにしたものだと思ったが、
飲んでみて納得。アサヒさんの自信の表れと解釈したい。
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ノンアルコール飲料
CODE:42427LSEK#11 |
2016年2月27日[2]
No.5173: クリアアサヒ 「北海道新幹線開業記念」ラベル / アサヒ
くりああさひ 「ほっかいどうしんかんせんかいぎょうきねん」らべる / あさひ
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クリアアサヒ「北海道新幹線開業記念」ラベル。
発売日は、2月16日。
びん入り製品のようにラベルが貼ってあるわけではないが、ニュースリリースでは、
缶入り製品のほうも区別なく「ラベル」と名乗っているので、その呼称に従った。
販売エリアは、「北海道、青森県を中心とする全国」という、非常に曖昧な
設定だが、私が入手したのは、新幹線が発着する東京駅構内にあるコンビニ(Newdays)である。
直通する東北新幹線がJR東日本管轄であることから、系列のコンビニで売られていることは納得である。
反面、同じ東京駅でもJR東海の管轄である東海道新幹線改札内などでは扱われていない
可能性が高い(実際、見あたらなかった)。
中身は通常のクリアアサヒなので、味のレビューは割愛する。
アルコール分5%。原材料:発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)。
缶には「祝 2016/3/26(土) 北海道新幹線開業記念」と書かれている。実は、スーパードライも
同じデザインのものが同日発売されているが、そちらはみつけることができなかった。
ところで、東京駅は多くの新幹線が発着しているけれど、
唯一東京駅に乗り入れていない新幹線は、何線でしょう?・・・・・答えは、
九州新幹線である。同線の乗り入れ最東端は、新大阪駅。
ということは、それ以外のすべての新幹線が東京駅に乗り入れているわけで、
東海道・山陽、北陸、上越、東北、山形、秋田、そして北海道という、
バラエティ豊かな車両がすべて東京駅で見られる。鉄道好きにはたまらないスポットなのである。
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新ジャンル
CODE:42427NDKY#11 |
2016年2月28日[1]
No.5174: 琉球ホワイト / オリオン
りゅうきゅうほわいと / おりおん
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オリオンクラフトシリーズから第2弾「琉球ホワイト」が出た。
発売日は1月26日で、販売エリアは通常商品と同じく沖縄県及び奄美群島地区である。
昨年出た第1弾 琉球ペールエール に続く2作目ということになる。
グラスに注いだ液色は、かなり淡いゴールド。
泡は純白で非常にきめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、ホワイトらしいヨーグルトのような甘酸っぱさに、コリアンダーの香り。
白コショウのようなスパイシーさも感じる。繊細だが、複雑。
口当たりは軽妙。ベルジャンスタイルということで、もう少しファットな飲みごたえを予想していたのだが、
とてもスリムでスムーズ。最後に苦味も効いている。
柑橘的な爽やかなタッチで、沖縄料理の濃いめの味付けと、良い緊張関係が生まれそうだ。
アルコール分5%。原材料:麦芽、ホップ、小麦、コリアンダーシード、オレンジピール。伊江島産小麦一部使用。
麦芽使用率50%以上
数量限定 オリオンのクラフトシリーズ
「沖縄で醸造されたクラフトビールを世界に出したい!」
を合い言葉に、"Orion Craft Brewing Project"が始動。
今回、琉球ホワイトと名づけたベルジャンホワイトテイストの醸造に初チャレンジしました。
ベルジャンスタイルということで、コリアンダー等の副原料が使われているため、酒税法上は「発泡酒」
扱いとなる。麦芽使用率は50%以上という表記で、ビールと同等の67%以上ではないのかもしれないが、
当サイトではビールに分類する。
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ビール
CODE:42428WAKB#33 |
2016年2月28日[2]
No.5175: 果汁贅沢なお酒 オレンジ / 宝酒造
かじゅうぜいたくなおさけ おれんじ / たからしゅぞう
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LAWSON限定と思われる、タカラ「果汁贅沢なお酒」。
果汁90%も使った缶チューハイシリーズ。
これまで マスカット、
マンゴーミックス、
グレープフルーツ、
パインミックス、
白桃ミックス と5種取り上げており、
この「オレンジ」で6種めとなる。
発売日は定かではないが、つい先日購入した。2月16日くらいから店頭に並んでいるようではあったが。
グラスに注いだ液色は、しっかりと深いオレンジ色。まさにジュース。
香りは、わりと大人しいオレンジ香で、背後にアルコール臭さがある。
味はやはりオレンジジュースそのもの。酸味が強いが、アルコールが混じることによって、
甘さがプラスされている印象。
ジューシーで深い飲みごたえがある。
アルコール分3%。果汁90%超。
原材料:果汁(オレンジ、みかん)、アルコール、糖類、トレハロース、香料、
酸味料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC、チャ抽出物)。
果汁をたっぷり90%以上使用した贅沢なお酒です。
商品名のとおり、とっても贅沢なお酒だ。原価が高そうに思えるが、
今は100%オレンジ果汁が1リットル入り100円強程度で売られている時代だから、
十分可能なのだろう。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42428LSEK#UK |
2016年2月29日[1]
No.5176: ザ・プレミアム・モルツ 香るエール / サントリー
ざ・ぷれみあむ・もるつ かおるえーる / さんとりー
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3月1日発売のザ・プレミアム・モルツ「香るエール」。
従来品の 香るプレミアム のリニューアル版と思われる。"思われる"と書いたのは、
サントリー社のニュースリリースでは、明確にリニューアルとは言っていないからであるが、
缶の見た目からも、従来品と並立するとは思えず、順次こちらに置き換えられてゆくのだろう。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。泡は純白できめ細かく、非常に泡持ちがよい。
香りは、エールらしく非常に柔らかく、クリームのように甘く芳しいホップ香が特徴。
ラガーである通常のプレモルも香りは柔らかいが、太い腰のようなものがあるのに対し、
こちらは真綿のようなふんわり感がある。
口に含むと、ジューシーな甘さが一気に花開く。苦味もしっかりとあるのだが、
その苦味を甘いコクが包み込んで、ほろほろっと崩れてゆく印象。
絹のような飲み心地。後味は爽やかなのに深い余韻を残す。
アルコール分6%。原材料:麦芽、ホップ。天然水100%仕込。
エールビール<上面発酵>のフルーティーで爽やかな香り。
圧倒的にラガー優勢な日本のビール市場に、新しいムーブメントを起こすかもしれない新顔だ。
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ビール
CODE:42429KSES#-01 |
2016年2月29日[2]
No.5177: トリスハイボール / サントリー
とりすはいぼーる / さんとりー
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トリスハイボール缶が新しくなっている。
1月下旬出荷分のリニューアルである。
グラスに注いだ液色は、ビールのようにごく淡い黄金色。
香りは、爽やかなレモンが強く、ウイスキー臭は弱い。
味も香りの印象と同じく軽やかだが、レモンよりはウイスキーを強く感じる。
甘さは抑えられ、すっきり爽やか。重たくないのに、
ちゃんとウイスキーを飲んだ味がする。
アルコール分7%。レモン浸漬酒使用。果汁0.1%。
原材料名:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類、香料、酸味料。
今回のリニューアルは、パッケージデザインのみの変更であり、
中身は 従来品 と変わっていない。
缶自体の変化も非常にわかりにくく、店頭で区別がつきにくいのだが、
缶真ん中に描かれているカットされたレモンのイラストが、左上向き(従来品は右上向き)
になっているのと、背景イラスト(ハイボールのグラスの中身をイメージ)の氷が
くっきりと高コントラストで描かれていることくらいだろうか。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42429SEST#RN01U |
2016年3月1日[1]
No.5178: ヱビス with ジョエル・ロブション 余韻の時間 <限定醸造> / サッポロ
ゑびす うぃず じょえる・ろぶしょん よいんのじかん <げんていじょうぞう> / さんとりー
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本日3月1日が発売日となっている「ヱビス with ジョエル・ロブション 余韻の時間」。
1月に出た 華やぎの時間 に続き、
フレンチの巨匠・ジョエル・ロブションの
名を冠した、特別なヱビスである。
グラスに注いだ液色は、中程度の黄金色。泡は純白で非常にきめ細かく、泡持ちも良い。
香りは、マスカットのような青さを感じさせるホップ香が強い。
深みもあり、鮮烈で濃醇。
味は、まず強い苦味が主張するとともに、香りに感じた青さを伴う分厚いコクが感じられる。
爽やかさと深みが共存している。苦味が全体を引っ張っているので、
甘ったるさとか冗長さを感じさせない。ぶどうやメロンのようなフルーティさを内包しつつ、
高いテンションの余韻が長く続く。
アルコール分5.5%。原材料:麦芽、ホップ。
熟した果実を思わせる薫りのホップ品種「モザイク」を使用。
口いっぱいに広がる豊熟なコクと薫りの余韻。
食事中や食後のくつろぎに、大人の時間を演出する、フレンチの巨匠も認めた、限定醸造のヱビスです。
1月に出た 華やぎの時間 とはまた違った華やかさと腰の強さを持つ。
いずれも量産品とは思えないほどのクオリティであることは間違いなく、
200円程度の出費でできる至高の体験と呼びたい。
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ビール
CODE:42430KSES#00 |
2016年3月1日[2]
No.5179: のどごし生 みんなで歌おう!デザイン缶 / キリン
のどごしなま みんなでうたおう!でざいんかん / きりん
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本日3月1日発売のキリンのどごし生「みんなで歌おう!デザイン缶」。数量限定品。
これは本日開始し、5月20日まで実施される「キリン のどごし なかよしなら♪のどならそうキャンペーン」
を告知するためのデザイン缶であり、缶に貼り付けられている応募シールを送ると抽選で
ハンディカラオケ機などの賞品が当たるというものである
(詳細は、同社
キャンペーン専用サイト
を参照)。
ふつう、このようなキャンペーン告知缶というのは、通常デザインの一部に告知文が印刷されているような
ものが多いのだが、ここまで全体的にデザインを変更し、しかも発売日を明確に設定して
出されるものは珍しいといえる。
中身は通常ののどごし生なので、味のレビューは割愛する。
通年品を取り上げた時の記事を参照してほしい。
アルコール分5%。原材料:ホップ・糖類・大豆たんぱく・酵母エキス。
本日1本目に取り上げたヱビスビールとの落差が、値段が半分とはいえ大きすぎて、
同じビール系飲料という括りに入れること自体が不当ではないのかと思ってしまう。
クオリティの差は2倍どころか、数十倍以上と感じる。
思わず「安物買いの何とやら・・」ということばが出た。
そもそも比べるのがおかしいと言われればその通りだが、新ジャンルの中でもこの製品の
クオリティは、他の人気商品よりも大きく劣っているのが事実なので。
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新ジャンル
CODE:42430DAKO#00 |
2016年3月2日
No.5180: ゼロ仕立て シークァーサー / 宝酒造
ぜろじたて しーくぁーさー / たからしゅぞう
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タカラ・ゼロ仕立てから新フレーバー「シークァーサー」が登場。発売日は、3月1日。
グラスに注いだ液色は、黄色っぽく濁っている。
香りは、非常に穏やかで大人しく香る柑橘香。
グリーンな感じで、シャープ。
味も、素っ気ないと言ってしまいたくなるくらいにシンプル。
甘味はほとんど感じないほどに抑え込まれているが、
酸も尖りがなく穏やか。反面、アルコール感が極めて強く、
飲み進めるとどんどん強さを感じてくる。
8%だから当然と言えば当然だが、まさに酒飲みのための缶チューハイ。
アルコール分8%。果汁3%。香料0、プリン体0、糖質0、甘味料0、着色料0。
原材料:シークァーサースピリッツ、レモン、シークァーサー、グレープフルーツ。
実は従来からある4種(レモン、グレープフルーツ、ゆず、すだち)
も同日リニューアルされているのだが、私の行動範囲ではまだ見かけない。
発見次第、取り上げたい。
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チューハイ・カクテル等
CODE:42431KSES#01 |