2023年6月4日
No.10061: 三ッ星グレフルサワー 濃密エスプレッソ <限定> / サッポロ
みつぼしぐれふるさわー のうみつえすぷれっそ <げんてい> / さっぽろ
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サッポロ 三ッ星グレフルサワー の限定品「濃密エスプレッソ」。
発売日は、5月30日。
400mlのボトル缶入り商品である。
グラスに注いだ液色は、やや濁りのあるくすんだオレンジ色。気泡は少なく、炭酸は弱そう。
香りは、かなり苦味の強そうなフレッシュなグレフル香。商品名のとおり濃密。
味も香りの印象通りしっかりと深く、苦味と酸味が強い。ジューシーというよりはかなり強烈。
アルコール感は弱いので、高果汁のグレープフルーツジュースを飲んでいるよう。
飲み込んだ後にも、強い酸味と苦味がしっかり残る。
アルコール分5%。果汁3%。 原材料名:グレープフルーツ、グレープフルーツエキス、ウォッカ、糖類(国内製造)/酸味料、
炭酸、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、 野菜色素、カラメル色素、スパイス抽出物。
グレフルのジューシーさを凝縮した今だけの濃密リッチな味わい。
グレープフルーツの香りと味わいを高温・高圧で抽出・凝縮したグレフルエスプレッソエキスを使用。
濃密リッチな味わいをお楽しみください。
果汁がたった3%というのが信じられないくらい、しっかりグレフル味。
もちろん、果汁だけでなくグレープフルーツエキスも使われていることによる濃密さであろうが、
チューハイというよりは、フレッシュなカクテルという仕上がりである。
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チューハイ・カクテル等
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2023年6月5日
No.10062: 贅沢搾り マンゴー&パッション <ライフ限定> / アサヒ
ぜいたくしぼり まんごー あんど ぱっしょん <らいふげんてい> / あさひ
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以前から存在していたようだが知らなかったので、今回初めて入手した。
スーパーマーケット・ライフコーポレーション限定のアサヒ贅沢搾り「マンゴー&パッション」。
贅沢搾りのライフ限定商品は2021年に始まったようで、このマンゴー&パッションは、
昨年(2022年)にも出ていたもののようである。
グラスに注いだ液色は、ごく薄い黄色で少し濁りがある。気泡は少なく、炭酸は強くなさそう。
香りは、マンゴーの甘さが非常に強い。予め商品名を知っているからマンゴー以外の少し引き締まった香りをみつけることができ、
これがパッションフルーツであろうと想像できるが、基本的にはマンゴーの甘い香り主体である。
味も香りの印象通り甘味がたっぷりとしていてマンゴーの味わい中心なのだが、
キュンと鋭い酸味があって、しっかりパッションフルーツも感じる。さらに、意外と炭酸のピリピリした刺激もあり、
甘ったるくならずに済んでいる。
果汁11%。アルコール分4%。人工甘味料無添加。
原材料名:パッションフルーツリキュール(国内製造)、マンゴー果汁、糖類/炭酸、酸味料、香料。
パッケージデザイン自体は通常の 贅沢搾り そのままといった感じなのだが、
「ライフ限定」としっかり書かれているから、わかりやすい。
2020年に全国販売品として パッションフルーツとマンゴー
という商品が出されたことがあるが、中身は違うようである。
このような留型商品は、イオンやセブン&アイなどのGMSや、
ニチリウ、CGC、AJSなど複数のSMが加盟する流通グループでは以前から多く開発されており、
メーカーさんとしても積極的とみられるが、単一の食品スーパーでは珍しい。
最大手のライフだからこそ実現したのだろう。
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当サイトの連続無欠勤更新記録が、本日満19年となりました。皆様ご覧頂きありがとうございます。
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チューハイ・カクテル等
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2023年6月6日
No.10063: 焼酎ハイボール 岩下の新生姜割り <限定生産> / 宝酒造
しょうちゅうはいぼーる いわしたのしんしょうがわり <げんていせいさん> / たからしゅぞう
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タカラ焼酎ハイボールの限定品「岩下の新生姜割り」。
発売日は、6月6日。
岩下食品 とのコラボ商品である。
グラスに注いだ液色は、透明感のあるごく淡いピンク。
注いでいる時、ジュワジュワと大きな音を立て、その後は多量の気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、缶を開けたときから"新生姜"らしいみずみずしくも爽やかな香りが漂っている。
味はかなり辛いのではないか?と、想像される。
実際の味は、本物の生姜のような辛さはなく、焼酎ハイボールらしくすっきりとしていて、ほとんど味がない。
ただ、生姜っぽい香味はしっかりとする。そして、何も辛くないと当初は思っていたが、
実はピリッと辛みがあることに気づく。さらに、胃の中がホカホカと温かくなってくるのもわかる。
後キレは非常に良い。
アルコール分7%。無果汁。プリン体ゼロ。甘味料ゼロ。
原材料名:焼酎(国内製造)、新生姜エキス、糖類/炭酸、香料、酸味料、カラメル色素、野菜色素。
タカラ「焼酎ハイボール」は東京下町の大衆酒場で生まれた元祖酎ハイの味わいを追究したキレ味爽快な辛口チューハイです。
みずみずしく爽やかな風味を持つ生姜の酢漬け「岩下の新生姜」は大衆酒場で大人気のおつまみで辛口の「焼酎ハイボール」と相性がピッタリ!
思い切って「岩下の新生姜」をイメージした「焼酎ハイボール」を作っちゃいました!他では飲めない今だけの味わいをお楽しみください。
なんと大胆な商品かと、発売を知ったときから思っていたが、こんなにも味わいが馴染んでいるとは驚いた。
考えてみれば、昔からジンジャー味チューハイというのは存在しているから違和感はない。
ジンジャーエールから甘味をスパッと切り取った感じで、岩下の新生姜特有の酸っぱさのようなものはない。
なお、私個人は生姜というものがあまり得意ではないため、かなり身構えて挑戦したのだが、
思いのほかスッキリクリアな味わいだったので、普通に1本飲み干せた。
酸っぱ辛い味だったらどうしよう・・という懸念は、焼酎ハイボールには無用だったようである。
これは熱烈なファンを生みそうな商品だから、今年限りでは終わらないだろう。
サッパリしているから夏向きとも言えるし、ほかほかするから寒い季節にだっていい。
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当サイトの連続無欠勤更新記録が、昨日満19年に到達し、本日から20年目に突入です。
これからも宜しくお願い致します。
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チューハイ・カクテル等
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2023年6月7日
No.10064: −196℃ ストロングゼロ 梨ダブル <限定> / サントリー
まいなす196ど すとろんぐぜろ なしだぶる <げんてい> / さんとりー
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サントリー -196℃ ストロングゼロ の限定「梨ダブル」。
発売日は、6月6日。
グラスに注いだ液色は、ほぼ無色透明だが、かすかに白濁しているようにも見える。
非常に細かな気泡がグラスの中を断続的に立ち昇っている。
香りは、繊細な和梨香だが、アルコール臭もかなり強い。
味は香りの印象通りデリケートな梨味なのだが、アルコール感が強烈と言っていいくらいに強い。
梨の味が控えめだから、余計に高アルコールが目立つ。
甘味設定が決して弱いわけではないのだが、むしろ苦味が前面に出ていることと、
強烈なアルコールのために、甘ったるさを感じない。
アルコール分9%。プリン体ゼロ。糖類ゼロ。梨果汁1%。和梨浸漬酒使用。
原材料名:梨、ウオツカ(国内製造)/炭酸、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)。
※洋梨果汁を使用しています。
当サイトの記録によると、前回の発売は 2019年で、実に4年ぶりの復活となる。
偶然だろうが、2020年からのコロナ禍には出されていなかったことになる。
梨と言えば秋のイメージで、実際これまでも晩夏から秋にかけて出されることが多かったのだが、
今回はなぜか夏前の梅雨のこの時期。缶にわざわざ「涼」の文字があり、
夏向け商品であることをアピールしているが、この9%の重たい味が夏向けだろうか。少々疑問である。
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チューハイ・カクテル等
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2023年6月8日
No.10065: サントリープレミアムハイボール 白州 / サントリー
さんとりーぷれみあむはいぼーる はくしゅう / さんとりー
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近年の国内におけるウイスキー人気の高まりによって原酒不足となり、国産ウイスキーの多くの銘柄が品不足となって久しい。
ジャパニーズウイスキーの雄であるサントリーさんの商品も、「山崎」を初めとした人気銘柄は入手困難となっている。
そんな中、こちらも大人気銘柄である「白州」を使ったハイボール缶が、今回限定商品として投入された。
その名も「サントリープレミアムハイボール 白州」。発売日は、6月6日。
グラスに注いだ液色は、極めて淡いゴールド。ウイスキーというよりは、熟成焼酎のような見た目。
きめ細かな気泡が多量グラスの中を立ち昇っている。
香りは、缶を開けたときから既に広がっているのだが、
樽のバニラ、新しいタンスみたいな白い木材のイメージ、微かなスモーキーさが織りなす複雑な香りで、
上品で押しつけがましくないのに、しっかりと鼻腔に届く奥深さがある。
この香りは、まさに「白州」そのもの。しかも力強い。
口に含んだ瞬間、繊細でありながらピリッとくる炭酸の刺激とともに、
香りに感じた甘くウッディな香味が、軽いフルーティな甘酸っぱさとともに口いっぱいに広がる。
飲み込んだ後にも、その豊かな味わいがずっと口中に残り、きれいな余韻を作っている。
アルコール分9%。原材料名:モルト/炭酸。原料原産地名:国内製造(モルトウイスキー)。
サントリーウイスキーづくり100周年を記念した数量限定品。
氷を入れたグラスに注いで贅沢なひとときをお愉しみください。
缶の指示通り、氷を入れて飲んでみると、温度が下がって味わいがキリッとするかと思いきや、
ウイスキー自体のパワーのために、まろやかで奥深い味わいは変化せず。
氷で薄くなったらイヤだな、味気なくなったらイヤだなという心配は杞憂に終わる。
もちろん、氷が溶けてしまえば薄まるので、溶けないうちに飲むのがいいが、
たとえ薄まったとしても、しっかり味わいは残るだろう。
飲み干した後、空になったグラスを嗅いでみても、まだしっかりウッディでフルーティでスモーキーな香りが豊かに残っているくらいである。
コロナ禍以前、サントリーさんが経営するウイスキーダイニングを家族や知人などと時折訪れ、
白州のハイボール(ミントの葉を入れた、森香るハイボールという商品)を注文するのが、私の楽しみであった。
そのお店で飲むおいしさを、今はっきりと思い出した。
さて、この商品が今ちょっとした話題となっているので、ご存知の方も多いとは思うが、
販売価格は1缶税込660円である。こんなに高い缶入りR.T.D.が、今まであっただろうか。
購入時、私は価格を知らず、みつけた瞬間に2本手に取ったのだが、いくらだろう?と値段を確認して絶句。
値札の間違いじゃないかとすら思ったのだが、冷静になって、とりあえず1本だけ買うことにしたのである。
既に飲んだ方々の評で、「内容を考えれば、この値段は高くない」とのコメントが多いが、
相当に価格に引きずられた感想ではないか(高いからおいしくなければならないとの考え)とすら私は思っていた。
だが、実際に飲んでみて、あの白州を炭酸で割っただけという、シンプルな商品だからこそ、
原酒の持つ魅力をダイレクトに伝えてくれること。そして、サントリーさんの考える、最適なガス圧設定。
このプロの仕事に対峙するとき、わざわざR.T.D.としてリリースしてくれたことへの畏敬の念すら生まれてきた。
なくならないうちに、早速明日、もう1本買ってこようと思う。
それにしても、この価格設定は、あっぱれである。商品価格は、
メーカーさんとしては原価率がスタートラインになるのは当然のことながら、
消費者にとってみれば、得られる満足度が適正価格の判断基準となる。
内容に自信があり、購入者が満足してくれることを確信した上での強気の価格ではあるが、
この戦略は間違いではないだろう。高ければ話題になるということを熟知した戦略であるし、
高すぎて買えないほどでもない。
この値段なら、トリスハイボール缶を3缶買っておつりが来るのに・・と考える人は、
そっちを買っておけば良い。まったく別次元の商品なのだから。
たとえば、じっくり30分かけて1本を飲む。その30分という素敵で幸せな時間を、660円で買えると思えば、
決して高くはない。この私の考えに共感できる人は買うべきだし、共感できない人は買うべきではない。
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チューハイ・カクテル等
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2023年6月9日
No.10066: サッポロビール園 サマーピルス / サッポロ
さっぽろびーるえん さまーぴるす / さっぽろ
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6月6日に発売された「サッポロビール園 サマーピルス」。
昨年もこの時期に出されていたものである。
グラスに注いだ液色は、淡い黄金色。
泡は白色できめ細かく、力強く盛り上がって、泡持ちも良い。
香りは、軽やかで甘いホップ香が最初に感じられ、フルーティで爽やかだが、
サッポロらしい乾いた穀物のようなモルト香もしっかり。
味は香りの印象ほど甘くはなく、クリアですっきりとした口当たり。
適度な苦味。軽快な酸味。まろやかながら、キレが良い。
アルコール分5%。原材料名:麦芽(外国製造又は国内製造(5%未満))、ホップ、米、コーン、スターチ。
サッポロビール園監修のもと札幌の地で誕生した限定ビール。北海道の夏空のような爽快な味わいをお楽しみください。
一昨年(2021年)にサッポロビール園開園55周年記念として誕生したビールで、
昨年(2022年)も出されていた。そして今年が3年目。夏の定番として、来年以降も続けていくのだろうか。
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ビール
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